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2006年9月26日 (火)

携帯電話に青空文庫の小説を読み込んで読書しよう。

 以前、阿修羅のIT板に投稿したいくつかの文をまとめ、一部修正し再録しておきます。(追記:クエスチョンは阿修羅での僕のHNでした。しかし、うっかり手違いでID喪失(^^;(汗))

※掲示板に投稿した中には結構力作もありました。少しづつ再録して行こうと思います。掲示板だと他の投稿に埋もれて自分の投稿が散逸してしまいます。自分の投稿をまとめるならやはりブログの方が優れてますね。強力な検索窓も設置できますし。
 まして、アラシなどの間に埋もれたのでは目も当てられません。


 携帯に青空文庫の芥川龍之介「蜘蛛の糸」などを読み込んでみた。

 と言うも、実際には携帯にテキストファイルを読み込むことは出来ません。しかし、何とかできないかGoogleで調べてみた。

 キーワードは「携帯 メモリ テキストファイル 閲覧 」でたどり着いた記事がこれ、
galugari's i-appli」reate (テキストビューア for 505i/iS, 506i, 900i)

 やってみたら簡単に出来ました。

1、先ずreate (テキストビューア for 505i/iS, 506i, 900i)を手に入れ、携帯にインストールする。

2、テキストファイルを用意し、Gif偽装ファイルとする。

3、そのGif偽装ファイルを、SDメモリ経由で携帯の本体メモリのマイピクチャにコピーする。

4、携帯でreate (テキストビューア)を起動し、前記マイピクチャにあるGif偽装ファイルを読み込む。

 これだけです。

 なお、テキストファイルは青空文庫から利用しました。かなり大量の文芸作品などを無料で利用できます。まあ、普通にパソコンに取り込んで印刷するのもよいでしょう。
 携帯にテキストファイルを「偽装画像ファイル」としてだけれど読み込めると言う実例です。仕事でも使えそうです。
 なお青空文庫のURLは下記、
http://www.aozora.gr.jp/

reate (テキストビューア)での最初の画面 reate (テキストビューア)での小説の本文画面


 本棚機能で、複数ファイルを本棚へ、そして併行読書。

 本棚機能を使って、複数ファイルを本棚へ、そして併行読書、を試してみました。現在、「走れメロス」「坊ちゃん」「風の又三郎」です。いずれもかつて読んだものですが、かなり忘れており再度読むとまた違った感じでおつです。

  「reate」テキストリーダーには、しおり機能があります。いずれも、次回起動時にはしおり機能で、前回の最終閲覧箇所で開きます。本棚は全部で14個 あります。例えば同じファイルでどうしても気になる箇所があったら、行数を確かめて閉じ、改めて本棚機能を使って同じファイルを開き行数ジャンプで飛び、 途中まで読んだら閉じる。しおり機能で何箇所かの部分へ飛んだりとかも出来ます。

 これは仕事で必要なファイルをメモリに読み込まして、読 んだりとかでも使えますね。携帯電話なので荷物にもならない。本体メモリは最大400KBくらいまでですが、SDの方に置いといて適宜本体メモリに読み込 ませるのも簡単です。SDの方に置いておいて読むようにすれば大量のファイルを携帯に入れて持ち運べますね。

※現在使っているSDは携帯購入時に添付されていた16MBです。大きさはご存知のように切手くらいの大きさ。厚さは1㎜程度。
 現在SDメモリーの方に下記のファイルを保存しました。それでもまだ12.5MB強余裕があります。全部入れたらどのくらいのファイルが入り、持ち運べるのやら、驚きです。

芥川龍之介 蜘蛛の糸(.txtファイル)

太宰治 走れメロス(以下すべて.zipファイル)

宮沢賢治 風の又三郎

夏目漱石 坊ちゃん

宮沢賢治 銀河鉄道の夜

宮沢賢治 グスコーブドリの伝記

宮沢賢治 セロ弾きのゴーシュ

宮沢賢治 農民芸術概論

宮沢賢治 農民芸術概論綱要

宮沢賢治 北守将軍と三人兄弟の医者

宮沢賢治 よく利く薬とえらい薬

宮沢賢治 よだかの星

宮沢賢治 龍と詩人

宮沢賢治 『春と修羅』

宮沢賢治 『春と修羅』補遺

宮沢賢治 文語詩稿 一百篇

宮沢賢治 文語詩稿 五十篇

※棚は1段+14段です。最初の1段は、前回最終で読んでいたファイルが常に来ます。使い手のことを考えてできていると言うか、至れり尽くせりの感じ。

※ Zipファイルは、解凍しないでそのまま偽装Gifファイルにすることができます(拡張子を「.gif」とするだけ)。ですから逆に言うと、大きなテキス トファイルだったら、圧縮Zipファイルにしてそのまま偽装Gifファイルにした方がよいでしょう。つまりかなり大きなテキストファイルでも分割せずに読 み込ませることができると言うこと。

※片手で持てて、親指でページをくれると言うのは本当に楽チンだ。軽いし、しかも読書だ。(笑)文字を 「大」表示にすると縦1行が10文字である。行変わりでも目移りしなくて楽だ。「蜘蛛の糸も」もあっという間に読んでしまった。あちこちで見る「携帯じっ と見つめ」スタイルの感覚が少し分るような気がした。(爆)

改ページとかスクロールは、
横表示の時「↑、↓」が上下への1行スクロール。「←」「→」が前頁、次頁。
縦表示の時「←、→」が左右への1行スクロール。「↑」「↓」が前頁、次頁。

 横組み/縦組みの表示切替も簡単。

reate (テキストビューア)での最初の画面 reate (テキストビューア)での小説の本文画面


「reate」テキストリーダーはもちろんフリーのソフトです。

 ご紹介した、「galugari's i-appli」reate (テキストビューア for 505i/iS, 506i, 900i)

からたどって簡単にダウンロードできます。もちろんフリーソフトです。

 携帯付属のバーコードリーダーを使って、QRコードを読込んだり、テキストリーダーでURLを読込めばそれこそあっという間にダウンロードできて楽です。

※但し、バーコードリーダーが1発なのに比べると、テキストリーダーの文字認識率はいささか良くないですね。補正が必要です。

 携帯に手入力でやる場合は、
http://galugari.hp.infoseek.co.jp/i/cgi-bin/d.cgi

からダウンロードできます。いずれにしろ、最初にご紹介した「galugari's i-appli」reate (テキストビューア for 505i/iS, 506i, 900i)のサイトで詳しく解説していますのでご参照ください。

やはり実体はテキストファイルですね。

 あくまでもGif偽装ファイルと言うだけで、画像ファイルではありません。

>「偽装画像ファイル」としてだけれど読み込めると言う実例です。

と言うのは誤解を与えそうなので訂正します。

 MENUから、「文字サイズ」を「小、中、中(太字)、大、大(太字)」と選べます。当然、字が大きくなるに応じて画面上字送りされます。ですからあくまでも画像ファイルとして偽装しているだけで実体はテキストと言うことのようです。

 それ以外にも「文字色、背景色」なども変えられますし、「縦組み、横組み」と表示方法を変えられます。「ルビ表示」を表示・非表示と切り替えられますし、「範囲コピー」「文字列検索」とかも出来るので画像ではなくテキストファイルそのものですね。

 reate (テキストビューア for 505i/iS, 506i, 900i)と言うネーミングは伊達ではなかった。(^^;

※MENUは、
テクスト一覧
行指定ジャンプ
行数表示
文字サイズ
行間
スクロール間隔
スクロール待ち
スクロール速度
改ページ重ね行
文字色
背景色
ルビ表示色
縦組み/横組み
ルビ表示
範囲コピー
文字列検索

です。本当、これは使えます。是非お勧め。

※特に小生の持っている、P505i/iSだと、Gif偽装は拡張子を「.txt→.Gif」と変えるだけでOKなので楽です。

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