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2012年3月24日 (土)

建築用語集などメモ。

 去年3・11以降に西日本に行った時、広島城はじめ熊本城、姫路城など見学し、昔の大工の技を見ました。建築関係と言うのは道具類を含め我々の日常生活では出て来ない用語が多いです。その時は気がつかなかったのですが、最近建築関係の用語に接する機会が多くあり、あらためて古くからの用語が連綿と受け継がれていることに気がつかされ、その面白さに気がつきました。以下、建築用語についてのサイトといくつかのメモです。

 

建築用語集
http://www.kenchikuyogo.com/

設計用語
http://www.takumi-homes.com/12-sekkei-yougo/0010-sekkeiyougo_top.htm

 

目荒し(めあらし)
 表面を細かいザラザラ状態にすること。多くはコンクリート面についていわれ、モルタルなどとの馴染みを良くするため、表面を細かく傷つけることを目荒らしという。
 床にするコンクリートの表面は、ふつうは打設後1~2時間くらい放置して、表面の水が引いた段階で、木鏝(きごて)や金鏝(かなごて)で仕上げる。木鏝仕上げはややザラついた状態になり、金鏝はツルツルになる。目荒らしをする場合は、箒や竹のブラシで刷毛引きする。
 すでに固まってしまったコンクリートには、ウォータージェットによる目荒らしがある。
参考:ハツリ仕上げ-③

 

刷毛引き(はけびき)
 モルタル塗りやコンクリートの表面が、完全に硬化するまえに、刷毛で筋目をたてた仕上げ。

 

ハツリ(仕上げ)(はつり:しあげ)
① 木材の表面仕上げで、チョウナなどで、たたいて薄くそぎ取ること。
② 電動ブレイーやタガネを用いて、コンクリートを削り取ること。きわめて大きな騒音やホコリが出るので、飛散防止の養生が必要である。
③ 打ち上がったコンクリートを、鑿でたたいて毟った仕上げ

 

はつ・る[2]【斫▼る・削▽る】
(動ラ五[四])
(1)金属・材木などの表面を薄く削りとる。「木を―・る」
(2)皮をはぐ。「兎を取りて皮を―・りて/霊異記(上訓注・三昧院本)」
(3)少しだけ削り取る。「師匠の咄聞き―・つた儀もあり/浄・鑓の権三(上)」
[類語]刮げる、剝がす…

 

釿(ちょうな)
014chona  蛤状の刃をもった大工道具で、刃が手前にくるように振り下ろして使う。柄は槐(えんじゅ)の木を曲げて使い、長さは使う職人の腕の長さにしつらえるのを定法とする。
 釿は、小屋組の梁の加工など、主として荒仕事に使われていた。また、釿の波状の削り肌を、名栗(なぐり)とよび、仕上げ仕事にも使われる。
参考:鉞(マサカリ)
より詳しくは、釿(チョウナ)を参照してください。

 

手斧(チョウナ)

 今では、鉞、手斧というと、まるっきりと言って良いほど使っている大工の姿を、見るることができなくなってきました。

 用材の変化と同時に、工法も変わってきたことが原因でしょう。
わずかに、数寄屋建築の化粧や、機械にかからない程大きな材料などは、手間がかかっても鉞、手斧での仕事になっているようです。

 材木産地の吉野の方では、面皮柱を作るのに切り倒した木材を山で鉞にて荒削りをします。
五寸巾ほど手斧で仕上げ、製材をしているとのことです。
山つまり産地で加工されたものが、山はつりと言われました。
昔、製材機のなかった明治の中頃までは、こうやって鉞、手斧が、山や木材の集積地で普通に使われていたました。
そしてそれに従事する職人を(そま)屋と呼んでいました。

Image19  杣屋によって加工された材が、大工の下小屋に入ると、柱をマナグといって、心墨をもとにカネをだして、手斧で狂つているところをハツったのです。
また量的に多くなるような場合には鉞を使って、その上で手斧を用いたようです。
このようにして出来たものが、墨掛け、穴掘り、柄付けといった仕事にまわされていきました。

 室町以前の話、縦挽きノコギリがなかった持代の製材は、伐り倒した材を割り裂いて平らな面を作っていました。
もちろん、割り裂いただけではきれいな平面とはなりませんので、
そこに手斧の仕事を加え、ヤリガンナで仕上げるという工程になっていました。
当然手斧はその時代になくてはならない道具だった訳です。

 手斧は怖ろしい道具であると、使ったことのある人の多くがそう言います。
自分で振った刃が、自分の方へ向かってくるというかっこうになります。
でから、一つ聞違えれば自分の足をハツってしまうことになりかねません。
かなりの熟練を必要とする道具であることもうなずけます。
長い材、広い材を同じ調子でハツり上けるには、決まった姿勢とリズムが必要です。

 振り上げた手斧を材に当ててハツるということのくり返し、これには意外と体力が要ります。
もし、ハツりを製材という側面から見るだけならは、電動の製材機との勝負は始めからついているようなものです。
しかし、製材機には味のあるハツり目は望めません。
このあたりに手斧という道具の本質を見るヒントがあるかも知れません。

 鉞、手斧は、かつて土台、柱、野物と数多くの材に使われました。
それだけに、地方、時代によって型の変化を見ることができ、地方、時代の建築文化をうかがわせてくれます。
東北地方では、鉞の目方の重いものが好まれ、普通大工の使うものは300匁が多いのですが、ここでは500~600匁ほどのものが多いようです。
 
 手斧は丈は短く、刃巾は三寸二分と普通のものですが、非常に目方の軽いものです。
関西から西の方では、反対に手斧が非常に重くなるように感じられます。
これを見ますと、東北地方では鉞使いを得意といたしまして、補足的に手斧を使う様に思われます。
そして、関西方面では鉞も使いますが、手斧を得意とするせいでこしょう。
目方の重い両刃の手斧が多いのです。
 
   
Image201 くさびをつかってチョウナを仕込む

 

 柄の用材には繊維質の強い槐(えんじゅ)の木を使います。
槐の木は皮付きのままにしておけは、長時間使っても手の平に豆が出来にくいため、無理に皮をむくなと言われます。
東大寺再建、日光東照宮建立など、儀式用の手斧の柄には、槐の木の皮の文様を強く表現した金属板が巻かれています。

 手斧の柄が槐木に落ち着いたのも、進歩、変化の結果と考えてよいかも知れません。
かつて手斧の柄がまっすぐであったことを考え合わせても、手斧の柄の独特の曲がり方には大きな工夫があります。
槐の木が立木の時から、道具作りは始まります。

 立ち木のまま藤つるでしばり、くせをつけ、切りとった後は充分に乾燥させます。
曲がりが落ち着いたところで図のように刃に仕込みます。
使う者が自分の体に合ったように仕込むことは言うまでもありません。
腕の長さはもとより、山の高さ、こごみの量など、各人好みがあり、手斧の呼び方では「七寸山の四分こごみ」などと言っています。

 鉞は、通常の刃物が刃巾で表わされるのに対して、重さで称されています。
1匁が3.75グラムですから300匁といえは1250グラム、500~600匁で1.9キロから2.3キロほどというところです。
これは野球のバットがだいたい1キロ程度と考えると、かなり重いものです。
実際に扱ってみると、鉞の重さがその作業性に大きくおっていることが分ります。
手や腕のカを入れるというよりは、鉞由体の重さの勢いで材にくい込んでいく感があるからです。

 現在の手斧は、大きすぎる材や化粧に使われるといったところです。
もっとも基本的な材料の加工に使われていた手斧が、その最後の段階である化粧に使われている訳ですから、これは考えてみれは皮肉なことです。
割り裂き製材の頃に使われていた手斧は、それなりの合理性がありました。

 現在の手斧は、大きすぎる材や化粧に使われるといったところです。
もっとも基本的な材料の加工に使われていた手斧が、その最後の段階である化粧に使われている訳ですから、これは考えてみれは皮肉なことです。
割り裂き製材の頃に使われていた手斧は、それなりの合理性がありました。

 

参考:打診棒(パルハンマー pal hammer)で探した動画。
横浜マンションの外壁タイル補修で剥離防止
神奈川・横浜の外壁塗装業者・塗装職人
http://youtu.be/nPYJ3BDqmH0

2014/01/24 に公開

 同じく「神奈川・横浜の外壁塗装業者・塗装職人」のシリーズ。

神奈川横浜でのマンション修繕・改修 ①足場と高圧洗浄
http://youtu.be/45GZ78BHejE

神奈川横浜でのマンション修繕・改修 ②タイルの張替え
http://youtu.be/9_9uP1lxMRs

神奈川横浜でのマンション修繕・改修 ③クラック補修
http://youtu.be/TuHBQbf8Qo0

神奈川横浜でのマンション修繕・改修 ④肉厚シーリング工事
http://youtu.be/VZZ7uIqDx9U

神奈川横浜でのマンション修繕・改修 ⑤鉄部塗装工事
http://youtu.be/9YP7WMa79lM

神奈川横浜でのマンション修繕・改修 ⑥外壁塗装
http://youtu.be/P0UgQQHesYY

神奈川横浜でのマンション修繕・改修 ⑦ウレタン防水
http://youtu.be/WMr2o6STNPI

神奈川横浜でのマンション修繕・改修 ⑧バルコニーウレタン防水
http://youtu.be/3_qXE62CwOA

神奈川横浜でのマンション修繕・改修 ⑨屋上防水
http://youtu.be/AjIijWvYPJA

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