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2005年5月 1日 (日)

JR脱線とゴロツキ週刊誌文春に見るジャーナリズム精神の衰退。

 福知山脱線事故後に出た、イエロー週刊誌・週刊文春の広告見出し、「JR脱線事故死者70人超 暴走運転手の素顔を見て最初おどろいた。これほどまでに下劣になれるものか。

 あきれたものだ。ここには、真の原因を追究して二度と同じ悲劇を繰り返してはならない、というような姿勢は全然ない。あるのは下衆の覗き趣味におもねるイエロージャーナリズムの腐臭をはなつ相貌だけである。

 新聞の報道と週刊誌の報道を比べた場合、週刊誌の方ではどちらかと言うと速報性というよりも時間的余裕のもとニュースの背後をより深く分析したり追及したりするものと思っていた。

 下記、ふたつの新聞記事と比べると、ゴロツキ週刊誌週刊文春のジャーナリズム精神の衰退が一層際立って感じられるのである。

 恐らく、今年の裏流行語大賞は「日勤教育」だろう。下記、新聞記事はそのキーワードに関連しようとする姿勢が感じられる。それに比べて文春は、、なのである。

JR尼崎駅、1秒単位で遅れ報告 「負担過酷」指摘も【朝日】
http://www2.asahi.com/special/050425/OSK200504260105.html
↑(URLをhttp://www.asahi.com/national/update/0427/OSK200504260105.html?t1から変更しました。)記事の内容は、下記関連投稿「狂気の労務管理と無責任会社幹部が真の原因かもしれないな。」にもあります。

懲りぬJR西の体質とは ミスした運転士追い込む?再教育【東京】
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050427/mng_____tokuho__000.shtml

関連投稿
狂気の労務管理と無責任会社幹部が真の原因かもしれないな。
ココフラッシュにマスコミ批評カテゴリーがついに登場。

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