若者に増える腰痛と馬鹿なマスコミ。
「バランスボールでの気づきその2。(普段の椅子の座り方を変えました)」で座り方に気をつけるようになったら、電車などで他人の座り方も気になりだしました。ココログ公式検索で「腰痛」とやると、意外と若い人にも腰痛が多いのが分ったからでもあります。
で早速観察です。今まで意識して見ていなかったとはいえ、あらためて注意深く観察してみるとひどいものですね。ほとんどが、腰痛予備軍の座り方です。
いわゆる、腰を前にずらして浅くかけ、背中を丸めた姿勢です。これだと、大腰筋はもちろんのこと、ほかのインナーマッスルもほとんど働かないだろうと思います。結果インナーマッスルの筋力は弱くなり、いざその筋力が必要な時には腰を痛めることになります。
こうも姿勢が悪いのは何故だろうと考えました。たぶんその最大の理由は、「植民地的足長至上劣等感文化」ではないかと思いました。
TVでも良く見ますが、よくお笑いのギャグなどでもありますよね、足が長いだとか、短いだとか。血液型を異常に話題にするのも日本人の科学的知性のなさを表していると思いますが、それ以上に日本人をアホだと感じるのがこの植民地化した足長至上劣等感美意識です。
「腰の前ずらし、浅かけ背中丸め姿勢」は意識・無意識で足を長く見せたいと言う願望の表れでしょう。あの格好なら、隣の人より少しでも胴が短くて、そして足が長そうに見えるでしょうから、、。
今回観察してみて総じて感じたのは男の方が姿勢が悪いですね。女性もジーパンをはいているような人は「腰の前ずらし、浅かけ背中丸め姿勢」もいます。しかし、男ほどではないようです。まして、タイトスカートをはいているような人には当然ですがいません。格好がつかないですからね。
男でも年配になるほど、「腰の前ずらし、浅かけ背中丸め姿勢」は少なくなるようです。わざわざ腰を痛めるような格好をしてまで足を長く見せたくなるような意識がなくなるのでしょうし、それ以上に楽な姿勢をとろうとすると自然と落ち着く所に落ち着くのだと思います。しかし、意識して正しい姿勢をとっている訳ではないので、美しさはないです。
バレリーナとかダンサーとか、確かに手足が長いです。しかし、若々しい美しさの最大のポイントはスッと伸びた背骨にあると思っています。美しさに注目するなら伸びやかな背骨の美しさに注目すべきなんです。手足が長くたって、腰が曲がって、猫背だったりしたらどう見えるか想像すれば分かります。スタイルの良い人をほめるなら「姿勢が綺麗ですね」が本当の褒め言葉です。
まだ外人の観察例が少ないので、即断は出来ませんが、昨日地下鉄で見た黒人は座る姿勢が綺麗でした。「腰の前ずらし、浅かけ背中丸め姿勢」ではなかったです。もともと長いので、あえて長く見せようとする意識も働かないのでしょう。しかし同時に、日本のマスゴミに代表される「植民地的足長至上劣等感文化」のなかにどっぷりつかっていなかったということもあるのではないかと推測してます。
アレクサンダーテクニークとまでは言わないまでも、鉄は熱いうちに打てではないですが、小学生の頃にバランスボールを使って正しい姿勢を教えたり、高学年になったらインナーマッスルとの関連から腰痛のメカニズムを教えることがあっても良いような気がします。
(教えると言うのは、本来逆かもしれないですね。元々子供と言うのは体幹部が柔らかいし自然に振舞えば大人よりも脊柱の使い方や姿勢は良いです。子供の時には、本来皆良い状態だったものを、大人の悪い姿勢を真似したりして悪い学習をしていくのです。そしてやがてそれはゆがみとしてそれぞれの身体に固着していきます。教えると言うより、悪いマネをしないようにアドバイスするくらいの意味です。)
今のままだと、日本人は脳みそが「植民地的足長至上劣等感文化」の中でやられて、背骨と腰のゆがみから腰曲がり猫背の腰痛だらけになるのではないでしょうか、って。(大袈裟か)(^^;
※TVなどの、マスゴミの中で「足が長いだとか、短いだとか」のギャグがあったら、その場でつぶやこう「脳みその腐った馬鹿」と、、。
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コメント
や、あの珍妙な座り方は単にだらしないだけで、「欧米コンプレックス」みたいなものとは無関係です。昔の人はそういうのを随分持っていたらしいのは、本で読みましたが。
あの座り方もむかつきますが、年齢問わず、男で足をおっぴろげて座る連中は、どうも見ていて、脚のつけねの真ん中を靴底で踏みにじってやりたくなるので困ります。
投稿: sirokanippe | 2005年11月15日 (火) 01時10分