皆さん読んだ方がいい「海外メディアが伝えた小泉・郵政解散劇の評判」
以下、重要な記事と判断し、また現下の緊迫化した政治情勢にかんがみ、全文転載します。また、重要箇所を太字・赤字を使いました。全文読むもよし、また 太字・赤字を追っていくだけでも大意をつかめるでしょう。更に、一度読んだあとで重要箇所の前後を再読する場合にも太字・赤字箇所をご利用ください。
立花隆の「メディアソシオ・ポリティクス」
http://nikkeibp.jp/style/biz/topic/tachibana/media/050811_kaigai/index.html
第38回 海外メディアが伝えた小泉・郵政解散劇の評判
2005年8月11日
3日前から、NHKの取材のつづきで、米ロサンゼルスに来ている。小泉首相が解散総選挙の決定を下した日だ。
日本ではもちろんトップニュースになったにちがいないが、アメリカでは、ほとんど無視された。
CNN のニュースの一項目にはなったが、1分はなかった。40秒程度の扱いだった(半日くらいしたら2分30秒くらいの扱いになった)。「USA TODAY」は、完全に無視して、1行も報じなかった。ロスの現地紙「Los Angeles Times」紙は、1面ではなくて、8面でニ段組の記事で報じたが、これはロスに日本人が多く住んでおり、日本人の関心が高いからだろう。しかし、その辺の一般のアメリカ人にとっては、日本の政治など全く関心がないのである。
アメリカにおいて日本の存在感が大きかったバブル時代ですら、日本の存在感は、あくまで経済大国としての存在感(ジャパンバッシングが起きていた)で、政治大国、あるいは文化大国としての存在感ではなかった。バブル崩壊以降は、「ジャパンバッシング」(日本たたき)の時代が終わって、「ジャパンパッシング」(日本通りすぎ)の時代になってしまったとよくいわれるが、新聞の紙面ひとつとってみても、日本は本当に通りすぎてしまわれるような、存在感のうすい国になってしまったのである。
もし中国の首脳が交代したら、どんなに政治力のない人間から、別の政治力のない人間への交代だとしても、これほど存在感が無視されることは絶対にない。アメリカにとってのアジア諸国の重要性のランクは絶対的に変化してしまったのである。
小泉首相の盟友であったブッシュ大統領の人気は、アメリカでは日に日に低下している。つい先日、イラクでアメリカ海兵隊の若い兵士が大量にテロに遭って死んだ。アメリカ兵の死は、すでに1800人をこえている。
ベトナム戦争の死者と比べるとまだまだ少ないが、死者の数がいっこうに減らないので、アメリカでは、イラク戦争はブッシュの明白な失敗とみなされはじめている。調査によってちがうが、イラク戦争でブッシュの政策を支持する人は、約4割しかおらず、約6割がハッキリとブッシュ不支持に転じている。
つい先日は、ホワイトハウス前で、ブッシュに徹夜で抗議する戦死兵の母親があらわれた。高官が面会してなぐさめたらしいが、母親は納得せず、アメリカのメディアはその母親の肉声を何度も伝えた。イギリスでもロンドンのテロ以降、ブッシュと組んだブレアのイラク戦争政策を支持する人もいまや、ガクンと減っている。
人気が凋落しつつあるブッシュ、ブレアにくらべて、小泉首相の人気があまり落ちないのはなぜだろうか。要因はいくつもあろうが、私は大きな要因のひとつが、メディアの弱さだと思っている。
小泉人気を支える主たる要因は…
小泉人気を支える主たる要因ははっきりしている。小泉首相がメディアをいちばん巧みに利用している政治家だからである。日本のありとあらゆる政治家の中で、小泉首相ほどメディア露出度の高い政治家はいない。
毎日テレビにかこまれて、自分勝手な自己宣伝をすることが自由に許されるとしたら、誰だって、相当の支持を集めることができる。
小泉首相は毎日の記者会見の場に出てくるのに、各紙とも、ついこの間まで、ろくに質問らしい質問もできずに、ただマイクを突き出だすだけの、駆けだし記者ばかりだった(最近はある程度質問ができる記者もまじっている)。
アメリカのCNNでよくナマ放送で報じられる大統領記者会見の場を見たことがある人はみな知っているように、国家の長の記者会見の場は、通常、国会(議会)よりも激しい、国家の長の追及の場になるのが普通である。しかし、しばらく前までの小泉首相の毎日の会見は、ほとんど「お前はアホか?」といいたくなるような愚劣な質問しかできない記者ばかりだった。小泉首相はそれをいいことに芝居気たっぷりの自己宣伝を毎日繰り返してきた。
小泉人気が落ちないのも道理である。
米国の関心事は350兆円におよぶ郵政マネー
「Los Angeles Times」の記事にしても、あるいは、CNNの長めのニュースにしても郵政民営化の説明で強調されるのはただ一点、郵貯が世界最大の貯蓄銀行で、それが民営化されたら、350兆円におよぶ郵政マネー(簡保も含めて)を持つ世界最大の銀行が生まれるということである。アメリカの関心は(政府も民間も)郵政民営化の問題で関心があるのは、この一点だけなのである。
郵政民営化の問題で、日本のメディアで、あるいは日本の議会で展開されているようなあれこれの諸問題には誰一人関心がない。
そんなことはどうでもいいことだと思っているのだ。郵政公社が(ひいては政府が)かかえこんでいた、そのとてつもない量の資金を、早くグローバルな金融資本市場に放り出させ、一刻も早く国際金融資本家たちが互いにキバをむき出しあってその取り合いをするにまかせよということなのだ。
すでに幾つかの雑誌メディアが指摘していることだが、一般国民にはほとんど理解されていない、郵政民営化問題の最大の背景は、それが一貫してアメリカ政府が毎年、日本政府に突きつけてくる改革要求リストのトップにあるということである。
郵政民営化になぜ小泉首相があれほどこだわるのか。その原点を小泉首相の個人的な独特の政策へのこだわり(小泉首相の趣味とまでいう人がいる)に求める向きも多いが(それはある程度は当たっている)、それ以上にはるかに重要なのが、アメリカのプレッシャーである。
日本の政治を動かす“アメリカの意志”
日本の戦後政治を支配してきた権力者たちは、権力中枢に近い人ほど、アメリカの意志が日本の政治を動かす陰の最大の動因となってきたことをよく知っている。
もう30年ほど前になるが(大平内閣の頃だったと記憶する)、あるとき、日本のトップ官僚の最右翼的立場にある人と、くだけた懇談をする場に居合わせたことがある。はじめその人は、私が「角栄研究」の筆者と知って警戒心をもって私に接していたが、座がかなりくだけてきたところで、いきなり、私に向き直って、「立花さん、あなたは、日本の政治(政策)を動かしているパワーの中で最大のものは何だと思いますか?」
と正面きった質問をぶつけてきた。私は自民党の大派閥のボスたち、財界、圧力団体、イデオロギー的指導者、大マスコミなど、一般にその問いに対する答えと考えられているものをいろいろならべたが、彼はニコニコしながら、その答えのすべてに頭をふり、その後で、スパッと、
「アメリカの意志ですよ」
といった。
「いかに政治力があろうと、アメリカの意志に反することをする可能性がある政治家は、絶対に総理大臣になれません」
といって、その実例を説得力ある形であげてみせた。そして、日本の政治・経済・外交政策が一貫していかにアメリカの意志に従う形で展開されてきたかを例証してみせた。その後ずーっとたってから(20年以上たってから)、ほとんど同じような話を、外務省トップエリート出身の有力政治家から聞かされた。
アメリカの意志が、日本の政治が岐路に立ったときの最大の決定的要因だなどというのは、まるで共産党のスローガン「日本はアメリカ帝国主義の従属国家」の焼き直しみたいだったので、私があっけにとられつつ彼の所説を聞いていた。そのうち共産党の唱える抽象的で図式的な従属国家論とはまるでちがう、リアリティに富んだ日本の従属国家論を例証付きで次々に聞かされて、私はだんだん納得させられていった。
日本の国力、経済力は根こそぎ削がれることに
そういうことがあってから、日本という国家の過去を見直し、日本国の現在を取りまく諸要因の分析をしながら、日本国の未来をうかがうために何より重要な視点が、アメリカ国と日本国の国家的角逐(かくちく)が1930年代から一貫してつづいているという視点である。その視点から見るなら太平洋戦争(わずか4年間しかつづかなかった)などというものは、歴史の一つのエピソードにすぎないと考えることが重要である。
むしろそのエピソードを中にはさみつつ、両国の国家的角逐史がいまも姿を変えて激しくつづいていると考えると、世界史の構図の中での日本国の運命がより良く見えてくる。そんな話を、私は「イラク戦争 日本の運命 小泉の運命」(講談社)という本に書いた。
話が長くなるから以下、簡単に書けば…
話が長くなるから以下、簡単に書けば、日本国とアメリカの角逐70年史の前半(~1945)は、日本が自暴自棄の熱い戦争に追いこまれて完敗したの一言で総括できる。
しかし、日本は意外にも早々と戦列に復帰した。その背景に戦争中に理工系学生がすべて動員されずに温存されたことが、日本を工業国家として再生させる基盤となったということは、第36回の記事にリンクされている「文春」9月号の特設ページに詳しい。
しかし、その後にひきついだ第2ラウンドの経済戦争という戦争において、日本はアメリカに連戦連勝し(はじめは勝たせてもらった)、あわやアメリカをノックダウンしかけるところまでいった。そのアメリカが反撃し、日本はバブル経済を徹底的につぶされ、ほとんど破産しかけながら、なんとか踏みこたえているというのが現状ということにある。
その流れの中にあって小泉改革とは何か。
日本の戦後の経済的成功を支えた国家体制=国家資本主義体制(1940年体制)の根幹部分は、世界最大の銀行たる郵貯などがかき集めた郵政マネーを国家が中心となって公共事業に投資して回転させていくという行為それ自体によって日本経済の根幹を支えていくという国家中心の資本主義体制にあったわけだ。
日本の経済力をつぶそうと思ったら、この根幹部分をつぶすほかないと見抜いたアメリカのプレッシャーと願望と、たまたま郵政省と郵政族に深い恨みを持った、ちょっと頭の弱いポピュリスト政治家(小泉首相のこと)の望みが一致してはじまったのが、小泉改革の4年間とその頂点としての郵政民営化大騒動だったということではないのか。
建設者としての顔が見えない破壊者・小泉純一郎
確かに小泉改革には大いに評価すべき側面もある。
日米戦争第2ラウンドの日本の成功を支えた国家資本主義体制は、その本質的部分に多くの腐敗の芽を蔵しており、政界、官界、経済界、各地の地方エゴの代表者たち、各界利益代表圧力団体が、そろって国家システムから甘い汁を吸いつづけ、腐臭をはなつ人々が日本のエリート層の中枢にたくさんいた。
その体制の中核となっていた自民党に対して「自民党をぶっつぶす」という小泉首相の改革のスローガンには、なるほど国民の共感を呼ぶ部分が少くなかった。
しかし、小泉首相は、腐敗しながらも、この国家を基本的に繁栄させてきたこの国のシステムをぶっこわしたあと、それに代わるどのようなシステムを構築しようとしているのか、それがまるで見えてこない。
なるほど破壊者としての小泉首相はそれなりにすぐれたパフォーマンスを見せてきたが、破壊のあとに必要となる建設者としての小泉首相の姿も、ビジョンもまるで見えてこない。
破壊のあとに何をするのか…
破壊のあとに何をするのかという最も大切なビジョンとして小泉首相がとなえつづけていることは、「民間にできることは民間に」というスローガン以外、何も聞こえてこない。
しかし、民間にまかせておいたら破綻することが必然のことは山のようにある。どうしても官がやらねばならないことも山のようにある。民間にまかせることで合理化がはかられることもあるが、民間にまかせることで、あらわれてくるもっと巨大な腐敗、もっと巨大な不正もヤマのようにある。
実は公的資本を投じることによって経済の相当部分は回転しており、その投資が一定水準以下におちこむと経済は有効需要の不足からデフレ現象がひきおこされ、ついには恐慌にいたるというのは、経済の常識である。ここ数年つづいているデフレの背景にはそれが基本的にある。つまり、これは小恐慌なのである。おそらくあと何年か経つと、小泉時代の目を覆わしめる不景気は、「平成恐慌」ないし「小泉恐慌」という名で呼ばれることになるだろう。
資金量350兆円の世界最大の銀行をつぶした後に残るもの
小泉首相のやってきたことは、銀行の不良債権の処理の加速化などという外科手術だけで、手術が終わったらあとは病人も放ったらかしにして、あとは自力回復を祈るのみという無責任な医者と同じである。
郵政マネーの回転で動かしてきた日本経済の相当部分を小泉首相は郵政システムぶちこわしのあとどうしようというのか。
資金量350兆円の世界最大の銀行をつぶし、その回転力に頼っていた日本経済の一定部分から突っかえ棒を引き抜くからには、そのあとどのようなシステムに改変し、その過渡期をどのように混乱なしに切り抜けていくのか。
少なくもそのためのベーシックなアイデアが出されていなければならないはずなのに、何もない。
それなしでは、小泉首相はただ、破壊のための破壊に狂奔する日本国史上最大の国家システム破壊者といわれても仕方ないだろう。
郵政改革PRのために、国と特別契約を結んだ竹中平蔵郵政民営化担当大臣の知人が経営するPR会社が提出したPR企画書の中に、郵政改革PRは、老人、女性など、“ちょっとIQの低い人々中心に進める”という一文があったのは有名な話だ(国会でも取り上げられた)。
解散総選挙の決定が下ったあとで、小泉首相の支持率、郵政法案への支持率が上がったと聞いて、私はおどろいている。
新しく小泉首相支持に回った人々にいっておきたいことは、国民の多くは熟考の上で小泉首相の支持にまわったのかもしれないが、その支持率アップの数字を見て、高笑いしているに違いない竹中大臣とその盟友のPR会社幹部がいるということをお忘れなくということだ。
立花 隆
評論家・ジャーナリスト。1940年5月28日長崎生まれ。1964年東大仏文科卒業。同年、文藝春秋社入社。1966年文藝春秋社退社、東大哲学科入学。フリーライターとして活動開始。1995-1998年東大先端研客員教授。1996-1998年東大教養学部非常勤講師。
著書は、「文明の逆説」「脳を鍛える」「宇宙からの帰還」「東大生はバカになったか」「脳死」「シベリア鎮魂歌―香月泰男の世界」「サル学の現在」「臨死体験」「田中角栄研究」「日本共産党研究」「思索紀行」ほか多数。講談社ノンフィクション賞、菊池寛賞、司馬遼太郎賞など受賞。
参考、新聞切抜き
「佐高 信氏 国民までも道連れにした「小泉無理心中解散」だ。「官から銀へ」「官から米へ」~改革すべきは「財務省」」
関連投稿
「郵政民営化とは本当は何なのか - 公社分割と株式売却の中身(なるほど、キーワードはホリエモンだ)」
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コメント
はじめまして。
TBが連続して入ってましてビックリしました。
いろいろな人のブログにTBを入れるのも大変でしょうね~
取り急ぎ御礼まで。
投稿: hoddy | 2005/08/21 15:43
ひどすぎませんか、全文引用って。
部分引用するにしても、どこからどこまでが引用なのか明らかにすべきです。こんなブログがあると、お金を使って取材したりインタビューしたり原稿依頼してるメディアは、やってられない。
それから、トラバを送るときは、関連記事に送ってほしい。
投稿: 大豆 | 2005/08/21 17:00
TBどうもありがとうございました。
いろいろな考え方があると思いますが、ロジャーは郵政民営化に限らず構造改革を進めるべきと考えています。
しかし、そのやり方はたくさんあり答えはありません。
ロジャーが日本政府に望むことは前進することです。
さまざまな人がそれぞれ主張して、足踏みしている状況に一番問題を感じています。
投稿: ロジャー | 2005/08/22 20:53
他人の書いたものを丸ごと引用されたような記事をトラックバックしていただいても、どうコメントすればよいのか分かりません。
一番最初にトラックバックをしていただいた時にコメントを書き込ませて頂きましたが、読んでいただけたでしょうか?良くも悪くも、今の日本の国民が求めているのは強いリーダーシップなのでしょう。いくら理想論を声高に叫んでも実行する事が出来なければただの絵空事でしかありません。
尚、トラックバックは一度頂ければ十分です。
投稿: タカボンのパパ | 2005/08/22 22:32
トラックバック有り難うございます。実は数日前にこちらをココログの新着一覧で見つけ、お気に入りに登録させていただいております。私としては郵政民営化について批判的なブログとのおつきあいは大変有り難いことです。今後とも小泉政権の衆愚政治的あり方に対する批判を期待しております。
投稿: アッテンボロー | 2005/08/22 22:41
TB感謝です。
以前から小泉首相に対しては疑問だらけでした。
何か大衆操作されているなぁ?という感じで。
今回の選挙も騒がしいだけで要点が見えてきませんね。
投稿: YOSHI | 2005/08/23 02:55
TBありがとうございます。
CNN等を見てもアジアでは中国が注目されているようだ。これは海外のメディアは国民が知っていなければならない、即ち国民にとって価値のある情報を提供していることのようだ。
それに反して日本のメディアは自分達が興味のあることを、即ち単なる受けの良い情報を流しているだけのようだ。
そしてそのような情報が受けるということは、それを興味本位で受け入れている国民がいるということであろう。
投稿: matugaoka | 2005/08/23 08:11
トラックバックさせていただきました。読んで頂ければ光栄です。
郵政民営化は、立花氏の言葉を借りれば世界最大の銀行の政府からの独立であると思います。もちろんその後、つぶれる可能性はありますが、国債をほとんど買うであろう事と資金力をみる限りそう簡単にはつぶれないと思います。また立花氏がご心配されている、お金の回り方ですが、民営化では結局国債を買うので変らないと思います。また、ある程度発展してしまった社会では、公共事業の重要度がわかり難く、市場の原理に則ったお金の流れを作った方がいいと個人的には考えています。
投稿: 愚かな投票人Y | 2005/08/23 13:12
TBしていただいて、「皆さん読んだ方がいい・・・」という記事でしたので立花隆さんの記事を読みました。いわゆるアメリカ陰謀論の一つですね。全文を引用するくらいですからSOBAさんも同意見なのだと推測します。
アメリカ陰謀論を唱える方にいつも聞いているのですが、今回の郵政民営化をアメリカの政府や金融機関が望んでいるということは事実として、民営化したら350兆円の資金がアメリカ側のいいように使われるかのように言うのですが、どうしてそうなるのかよくわかりません。彼らの要求はフェアな競争のチャンスを与えてほしいということであって、350兆円の資金をよこせとは言っていないように思います。日本の企業や金融機関は競争したらすぐに負けてしまうとも思えませんし、競争の結果外資がいいサービス・商品を提供してくれるなら外資を使ったって構わないのではありませんか?
英国では金融ビッグバンの結果、ウィンブルドン現象といわれるほど外国の金融機関が入ってきましたが、国際金融におけるロンドンの地位は、それによってますます高まっていると思います。こういった点について、SOBAさんのご意見をSOBAさんの言葉で伺いたいものだと思います。
投稿: tomorin | 2005/08/23 15:22
またもや何故TBされたのかよくわからない記事なのですが...
このエントリーの内容については、私は以下のような見方を支持します。
http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2005/04/post_11f4.html
もっと冷静に考えましょうよ。
投稿: JET | 2005/08/23 20:56
えーと、正直なぜTBされたのかわからないのですが。
全文引用の記事を宣伝するのことについては別に構わないとは思いますが、今までのコメントを見る限り、かなりばら撒いているようで。不快に思う人もいるのは当然ですね。せめて本文に自分の見解くらいは入れてみてもいいのでは?
で、読んでみたら例のアメリカ陰謀論ですか。立花隆氏の持論のようですが、国際的な競争の場に立たすことがなせアメリカ総取り論に繋がるのか理解が出来ません。日経の靖国絡みのネタの時からそうだと思いましたが、氏は一定の信念のもとに記事を書くようですね。どういう意味かは理解できると思うので、あえて言いませんが。
投稿: 紫電 | 2005/08/23 21:58
全文引用って転載ってことでは?
引用は権利だと思いますが、転載って・・・。
投稿: | 2005/08/24 02:17
トラックバックさせていただきました。
小泉総理の郵政民営化によって何をしたいのか、の説明が実際になされていない状態での解散選挙となり、マスゴミは反対派は、既得権を守るためだけの反対である。という報道ばかりですが、実際に、民営化の怖さというものはM&Aによって経営が変わる恐れのあることです。
仮に、外資などに買収されるとして、預金者が払い戻しをいっせいに求めたときには、支払えるのか。
支払えない場合にはどうなるのか。全く国民への説明がなされていません。
投稿: hide | 2005/08/24 08:51
管理人さん(おじさんと称しておられる)の国を想うがゆえのご尽力には脱帽です。こういう方がいる限り、我が祖国は大丈夫。本心でそう思っております。
例のB層系の人々からのいただけないコメントもあるようですが、彼らにもその内わかる日が来るでしょう。
投稿: 村田 (海外在住) | 2005/08/24 11:18
TBありがとうございます。
転載の記事ですが、ちょっと酷い内容ですね。FTもWSJも小泉首相に好意的なコラムを載せているのですが・・・。その後に続く部分については論評の価値なしとしか言いようがありません。彼の理系のコラムは面白いんですけどね・・・。
投稿: 馬車馬 | 2005/08/24 14:23
立花さんへのコメントになっちゃうのですが、「メディアが弱い」とはいかにも彼らしい、表層をなでた発言だと思いませんか。立花さんは田中角栄研究でも本質にはついぞ迫らず見事に表だけをなでて好評を博しましたが、相変わらずですね。
メディアは弱いのではなく、規制制度と記者クラブなどを通して飼いならされているのですが、そもそもそこを超えたいという気概を彼には期待しません。御用学者の亜種ですからね。
ただ、世間の人々の一部が彼の表をなでるコメントを本気で受け入れているらしいことに驚くのです。
アメリカ陰謀論ですが、私は好きかと言われると好きです。留学帰りの外資(スイス)アナリストが刺客になったので、余計に楽しんでいます。エンターテインメントとして。
投稿: takeyan | 2005/08/25 22:38
TBありがとうございます。
こちらも関連記事のTBを返させていただきました。
それから、申し訳ないのですが
お手違いでしょうか、一部TBが
殆ど関係のない記事につけられていたので
そちらのTBのみ、はずさせていただいております。
失礼かとは存じますが、何卒ご了承ください。
投稿: chilime | 2005/08/29 16:19
TBを頂きありがとうございます。
海外紙が小泉民営化路線に好意的か否かはしばらく措くとして、民営化に関する英語諸国の報道を拝見すると、非常にしばしば「小泉首相による世界最大級の銀行の売却」という形で要約している記事に出会います。
英語というのは、よくよくそっけない言語で、それがまた魅力であったりするのですが、そこまで言われると身も蓋も無いような気がいたします。
それはまた一面において、共産党が言う「国民の財産を日米金融資本の食い物にするのか」論とも符牒が合うようにも思います。
ただ、個人的には日本人としてはもう少し慎み深い議論のしようがあるのではないかと思うのですね。私のそのような観点からいたしますと、御ブログの趣旨には全く同意できるところで、重ねてTBに感謝いたします。
投稿: sissyboy | 2005/09/07 00:24
TBありがとうございました。
こうしたブログのネットワークで、マスコミの洪水をせき止めるような状況が作れればいいのに・・・ と夢想しつつ、
今回の総選挙投票まであとわずかとなりましたね。
またよろしくお願いします。
投稿: oruto | 2005/09/09 07:50
私は民営化賛成です。がTBさせていただいてありがとうございます。選択するのは有権者なので、両方の意見から選択できていいと思います。公共投資で経済が復活できるほど日本のインフラは弱くないと思います。この借金、箱物を作ったおかげでもあるのです。(私は当時はそれもありかと思いましたが)
投稿: 竹花 | 2005/09/09 09:17
多量のTBに驚きました。
ただ、私は今政治に感心を寄せようとも、参加しようとも思いません。政治嫌いというわけでは無く、「選挙期間嫌い」です。(理由は書けませんが…)
これに対しての自分の中で、何らかの妥協点、対処法を見出すまではあらゆる政に関わる気はありません。そして今はそれらを捜す気もありません。
普段見る事の無い文章を読む機会を与えてくださった事には感謝いたします。
ありがとうございました。
投稿: MASA | 2005/09/10 15:39
スタンダードな常岡様の御投稿をご紹介しておきます。
海外メディア視線(東長崎機関)
大手英米紙の"ピリ辛"選挙戦報道 1 海外メディア視線(東長崎機関)
(報告:常岡千恵子)
『フィナンシャル・タイムズ』(英) 2005年8月29日付
-危機に瀕した外交政策を無視する、日本の矮小な選挙運動
『ロサンゼルス・タイムズ』(米) 2005年8月31日付
-彩りとヒートで走り出した日本の選挙戦;
自らの政権を賭し、エリート素人をリクルートして
郵政民営化を目指す小泉
http://www.higashi-nagasaki.com/e_pub/EE2005_06_z04_01.html
大手英米紙の"ピリ辛"選挙戦報道 2
(報告:常岡千恵子)
『ザ・タイムズ』(英) 2005年9月2日付
-テレビのペイストリー・シェフが、有権者により軽い政治を提供
『ニューヨーク・タイムズ』(米) 2005年9月7日付
-なぜ日本は一党支配に満足しているようなのか
http://www.higashi-nagasaki.com/e_pub/EE2005_06_z04_02.html
投稿: なるほど | 2005/09/11 03:31
TBありがとうございます
今回の衆院選は、小選挙区制のオール・オア・ナッシングを象徴する結果になりました。民主党も今一度足元を固める機会を与えられたとみれば、さほど悲観することもないでしょう。自民にしても、「次はわが身」ということを忘れてはいけないということでしょうか。
投稿: 毎日亭主 | 2005/09/12 14:49
トラックバックありがとうございました。
遅ればせながら、こちらからもTBさせていただきました。
読み応えのある記事ですね。
過去ログもじっくり読ませていただきます。
投稿: 月刊「記録」編集部 | 2005/11/23 20:09