イカサマ野郎、ファシスト小泉の改憲作戦。民主ネオリベの前原も協力?
小泉の改憲作戦の肝、憲法改正国民投票法案を一言で言うなら、国民の目を塞ぎ、口を塞ぎ、耳を塞いで改憲しようという腹積もりのようだ。
(1)新聞・雑誌に評論を掲載することの制限。→70条3項
(2)意見広告の禁止。→70条1項、2項
(3)予想投票の公表の禁止。→68条
(4)歪曲報道の名による萎縮効果。→69条、71条
(5)教育者の運動の禁止。→65条
(6)公務員の運動の禁止。→64条
(7)外国人の運動の全面的禁止。→66条
集会で外国籍のパネラーを招いて意見発表してもらったりするなんていうのも許されなくなるだろう。
(8)演説の野次も取り締まられる可能性が。→75条2号
「二 交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもって国民投票の自由を妨害したとき。」
しかもその罰則がすごい。→80条1項の1号2号3号、2項
第八十条 多衆集合して第七十五条又は前条の罪を犯した者は、次の区別に従って処断する。
一 首謀者は、一年以上七年以下の懲役又は禁錮に処する。
二 他人を指揮し、又は他人に率先して勢いを助けた者は、六月以上五年以下の懲役又は禁錮に処する。
三 付和随行した者は、二十万円以下の罰金又は科料に処する。
2 前項の罪を犯すため多衆集合し、権限のある公務員から解散の命令を三回以上受けたにもかかわらず、なお解散しなかったときは、首謀者は二年以下の禁錮に処し、その他の者は二十万円以下の罰金又は科料に処する。
(9)ブログなどでの評論も処罰の可能性が、、。→84条
第八十四条 演説、放送、新聞紙、雑誌、ビラ、ポスターその他いかなる方法をもってするを問わず、第七十二条、第七十五条又は第七十八条から第八十二条までの罪を犯させる目的をもって人を煽動した者は、一年以下の禁錮又は三十万円以下の罰金に処する。
(10)その他にも突っ込みどころ満載。→とにかく各条文を読んで欲しい。
警告!独裁国家並みの改憲ファシズムがやって来る!!【シバレイのBlog】
憲法改正国民投票法案に関する意見書( 日本弁護士連合会)(pdf)
憲法改正国民投票法案についての意見(第二東京弁護士会)(pdf)←リンク切れのためWayBack後のURL
国民投票法等に関する与党協議会実務者会議報告
憲法改正国民投票法案(議連案)全文その1(1条~30条)
憲法改正国民投票法案(議連案)全文その2(31条~71条)
憲法改正国民投票法案(議連案)全文その3(72条~105条&附則)
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「47.7%の得票率で、73%の議席獲得の「圧勝」自民。小選挙区制インチキ詐欺選挙。」
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» 小泉純一郎とサマーワの自衛隊 [PARDES]
「非戦闘地域か、戦闘地域か、私に聞かれても分かるわけないじゃないですか」とは、ご存知のとおり、某国の軍事オンチの変人総理のご発言であるが、そんな発言、問題にならないくらい、サマーワの自衛隊は、想像以上の危険に晒されている。来年9月まで寝ていられると悠長としている変人総理の安堵と裏腹に、任期満了以前に、自衛隊駐屯地がイラクの武装勢力に本格的攻撃を受ける可能性が高くなっていると、管理人は観測している。
先日も述べ�... [続きを読む]
受信: 2005年9月25日 (日) 09時48分
» 不穏な気配 [覚醒の時代]
「憲法改正国民投票法案」というものが、現実味を帯びてきているらしい。
これは、雑談日記(徒然なるままに、。)で知ったのであるが、そこからさまざまなリンクがあるので、知らない方は是非訪れて欲しい。
「人権擁護法案」や「共謀罪」をはじめ、ここのところ改憲の方向へ急速に進んでいるように感じるが、この国の主導者たちは何を考えているのかさっぱり理解できないのである。
本当に統制の世の中へ突入してしまうのであろう... [続きを読む]
受信: 2005年9月25日 (日) 16時44分
» [政治]反ファシズム人民戦線 [Watermark]
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20050921AT1E2100321092005.html 「国民投票法案、特別国会に提出へ・与党方針」 自民、公明両党は21日朝の幹事長・国会対策委員長会談で、憲法改正手続きを定める国民投票法案を特別国会に提出する方針を決めた。民主党に共同提案も視野に協議を呼び掛けたうえで、成立を目指す。当初は来年の通常国会への提出を予定していたが、同法案の制定に前向きな前原誠司氏が民主党代表に就いたことを踏まえ、提出を前倒しする。 ... [続きを読む]
受信: 2005年9月25日 (日) 21時38分
» 「丸激」に前原誠司民主党代表が登場 [びんごばんごBlog]
9月24日収録の第235回丸激トーク・オン・デマンド「前原民主党復活のシナリオとは」を見た。ゲストの前原誠司、レギュラーの神保哲生、宮台真司の3氏とも気合入りまくり冴えまくりでなかなか見ごたえのあるスリリングなインタビューだった。
もっとも、「前原誠司の基本姿勢」を読んで感じた不安は払拭されなかったというか、やはり的中していて今後の民主党の命運がちょっと気になる。既得権益打破とセーフティーネット整備を掲げて、政府・与党に対案を提示して戦っていくのはいい。だが、既得権益打破とセーフティーネット整備... [続きを読む]
受信: 2005年9月25日 (日) 22時54分
» いよいよ来たかな 軍靴の響き [Bra-net]
筒井康隆が小説の中で「軍靴の響きが聞こえる」と書いたのは15年前だったろうか。
おれは当時から政府の右傾化、言論弾圧非国民め拷問痛いいたいいたいいた爪はやめて~時代がやってくるのではないかと恐れていたが、なかなかやってこなかった。
その証拠に、小泉批判を展開しているこのBra-net、閉鎖に追い込まれていないし、おれは逮捕されてもいない。
いったいファシズムはいつやってくるのだ?
と常々気にしていたら、こんなニュース。
国民投票法案提出で一致 与党幹事長、特別国... [続きを読む]
受信: 2005年9月26日 (月) 17時36分
» 憲法改正に向けて [よろずもめごと論]
小泉与党が圧倒的多数の議席を占め、民主党が改憲派の前原氏を代表に選んだことにより、いよいよ憲法改正の具体化に向けた流れが出来てきた。この状況を喜んでいる人も苦々しく思っている人もいるだろう。 ... [続きを読む]
受信: 2005年9月26日 (月) 22時36分
» 「郵政民営化」は国民を釣る餌であったのか [覚醒の時代]
選挙前は、「郵政民営化」については粗方の国民は深く知らなかったと思う。
国民の意見も大方、何故今「郵政」なのかと疑問を呈する方々が多かったことからもわかる。
だって、寝耳に水状態なのであるから...。
個人的には、ネット上で法案に対する懸念の声が上がっているのは知っていたけれども、
アメリカの要望に果たして真っ向から対立できるのかはわからなかった。
実際、この国の政治を操るものはアメリカであると... [続きを読む]
受信: 2005年9月26日 (月) 23時42分
» 秘技伝授【独裁入門・57条・秘密会】 [おれ雑exclusive]
特別国会が始まりました。 結構ハイペースでことが進んでいきそうです。 先日の収録で、宮崎学さんが指摘されていた、日本国憲法57条の「秘密会」の規定についてもここにさらしておきます。 第57条1項 両... [続きを読む]
受信: 2005年9月27日 (火) 00時46分
» 憲法改正の国民投票は? [ニュースの現場で考えること]
自民党と公明党の与党が300議席以上獲得し、おまけに、改憲論者である前原誠司氏が民主党の新代表になったことで、ここ数年、政権がやりたくてもできなったことが一気に(あるいはジワリと)進む雰囲気が漂っている。たぶん、その一つが憲法改正である。こう書くと、憲法改正をやりたがっているのは国民だ、各政党の議席比率はそれを示しているじゃないか、等々と反論されそうだが、それはひとまず脇に置いておく。
で、憲法の関係でいえば、最初に議論になるのは、「憲法改正国民投票法案」の行方だろう。これまでの議論では、この... [続きを読む]
受信: 2005年9月27日 (火) 11時20分
» 国民投票法にメディア規制条項はあってはならない! [愛と妄想の日々。]
憲法改正を前提にした国民投票法にまつわる議論が賑やかになってきた。
その中でとってもとっても気になる話が。
毎日新聞の記事によれば、与党の昨年末まとめた法案では、現行の公職選挙法に準拠しながら偏った報道をなどを罰するメディア規制条項を盛り込むとか。
当該....... [続きを読む]
受信: 2005年9月27日 (火) 12時50分
» マスメディアの中の人へ [北京でライフォ(≠2nd)!]
ブログでご自分の考えを色々と発言されるような方なら、皆分かっていらっしゃったことだと思う。
「郵政」のみを掲げて政権を取った小泉自民党が、「郵政」以外も好きに進めようとするなどとということは。
憲法改正の手続きを定める国民投票法案が出てきて、驚いているはずはないと思う。
心配するのは、そういう政権だと知らずに選んだ人々が多いのかどうか、ということである。
小泉政権�... [続きを読む]
受信: 2005年9月27日 (火) 13時34分
» 憲法改正国民投票法案 [あくてぃぶ・そなあ]
憲法改正国民投票法案の全文はこちら。
この法案での問題点は日弁連のこのサイトをご覧ください。PDFなので
ちょっと重いですが。そこに記されている要旨は、
1.個別の条項ごとに賛否の意志を表示できる投票方法とすべきである。
2.表現の自由、国民投票運動の自由が最大限尊重されなければならない。
3.発議から投票までの期間は、十分な国民的論議を保障するに足りる期間と
すべきである。
4.賛成は、少なくとも総投票数の過半... [続きを読む]
受信: 2005年9月27日 (火) 18時04分
» 【緊急】 小泉ファッショ政権の暗黒立法,『国民投票法』が上程されようとしている 【シバレイのbl... [エクソダス2005《脱米救国》国民運動]
シバレイのblog 新イラク取材日記
転載: http://reishiva.exblog.jp/3509092/
警告!独裁国家並みの改憲ファシズムがやって来る!!
衆院議席の3分の2以上、つまり野党や参院を無力化し、どんな法案でも通すことが出来る力を与党が得たことについては、小泉支持層すら「勝ちすぎ」との不安を抱いたようだが(関連情報)、その不安は正に現実のものとなったようだ。
*国民投票法案提出で一致 与党幹事長、特別国会へ
この国民投票法案とは、憲法改正(改悪)のた... [続きを読む]
受信: 2005年9月28日 (水) 19時48分
» 民主党よ、国民投票法で妥協するな! [PARDES]
大体、構造改革、財政赤字、年金問題、社会保障、教育問題、外交問題、防衛問題、貿易問題、そして憲法改正と、日本国が抱える懸案は、出尽くし、同じ問題を争っているのであり、要点は、それをどのような方法で解決するかということに尽きる。自公連立政権と民主党が、一見似たようなことをやっているように見えるのは、やむを得ない。国民は、与野党の政策・対案を十分吟味する必要があるし、与党には厳しい目を向け、野党には明確な対案を求めるという態度が重要だと思われ... [続きを読む]
受信: 2005年9月28日 (水) 20時37分
» NYTは小泉首相を軍国主義者と認定,「日本の民主主義は中国・北朝鮮並で,韓国や台湾よりも遅れている」 [エクソダス2005《脱米救国》国民運動]
転載: 外務省が「不公正」と抗議したNY・タイムズの記事・全訳
★属国のビーチガール~a beach girl in occupied Japan
9月23日付け産経新聞がこんな素敵な記事を書いてくれました。
(産経新聞) - 9月23日2時53分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050923-00000004-san-pol
■自民党「支配」中朝と同一視 米紙NYタイムズ報道 外務省、不公正と“抗議”
【ワシントン=古森義久】米... [続きを読む]
受信: 2005年9月29日 (木) 11時07分
» 共謀罪とは何か=何も罪を犯していない人を立証不能な架空の罪状によって処罰することができる超法規的法令 [エクソダス2005《脱米救国》国民運動]
共謀罪とは何か?それは,未だ何の罪を犯してもいない人間を,仮想的な事前の計画ないし陰謀に基づく立証不能な架空の罪状によって処罰することができるという超法規的法令である.その「罪状」は単にその仮想的な計画を模擬(シミュレーション)することによってしか検証(トレース)することができないという意味で,ニ重にも三重にも架空のもの(フィクション)でしかない.通常の刑事裁判では最初に「罪状認否」が行われる.しかし,仮にある人がある「謀議」に加わっていたとしても,何の実行行為も伴わない罪状を認否することは本人にす... [続きを読む]
受信: 2005年10月 3日 (月) 15時17分
» 九条・メディアウオッチ委員会の提案 [ペガサス・ブログ版]
<05年9月26日改訂,バージョン2> 旧バージョンはこちら
★改憲をめぐる世論,9割はメディアが決める
選挙での自民党の勝利と,改憲推進派の前原氏が民主党代表になったことで,九条改憲の言説はメディア上でいよいよ強まるでしょう.今回のメディア選挙で明かなように,また,古くはアインシュタインの指摘(註1)を待つまでもなく,現在ほぼ半々になった世論は,このままメディア攻勢が続けばひとたまりもないでしょう.
私は「九条広告支援の会」(註2)を提唱するなどして,護憲派による「パラサイト型... [続きを読む]
受信: 2005年10月 8日 (土) 23時54分
コメント
コメントとトラックバックをありがとうございます。
sobaさんの阿修羅での呼びかけがあったからこその、今回のブログ立ち上げでした。
これからも、ちょくちょく拝見させていただきます。
投稿: bisyamon7 | 2005年9月25日 (日) 16時50分