カリスマなんて待ってたって駄目だ。草莽崛起だ。そして心を鬼にしてヤンチャ路線でいく。(^^;
確かにそう思いたい気持ちも分からなくはないが、、。しかし考えると、小田実や鶴見良行、鶴見俊輔さんなどは当時を思い出すとカリスマというよりは普通のおっさんの仲間という感じだったなぁ~。カリスマという熱狂とも無縁の人たちだった。
これだけは言える、まず間違いなく「カリスマ」なんていうと当人たちが逆にビックリするだろう。集会とか何べんも間近に見たけれどね、、。一言でいうとやんちゃなおっさんというような印象だった。たとえば日共が「暴力学生云々」とか非難しても、決して奨励はしないが平気な顔で「非難などしないヨ」というような雰囲気がそれとなく感じられる(笑)ふつうのおっさんだった。特に小田実さんは「カリスマ」なんて言われたら間違いなく嫌がる人である。小田実や鶴見良行さんとかをカリスマというようだとテサロニケ氏は実際集会に参加したこともないような気がする。いったいどこにいたのだろう。だんだん疑念が広がる。今日、テサロニケ氏の限界をはっきり感じた。(笑)
それにしても久しぶりに昔を思い出して懐かしいな。ベ平連は良識派が多かったけれど、文字通りのヤンチャの若者もいて、別にそれをことさら変とも思わず当たり前のこととしていた。そんな平気で渾然一体としている感じがおかしかったのである。
いつだったか、定例でなく国際反戦デーかなにかのデモの時、途中で道一杯にデモが広がった。かなりの人数だけれどややまばらな中に乗用車が入ってきた。その車が前方の人をよけさせるためにクラクションを鳴らした。するとあっという間にデモ参加者の若者に取り囲まれてしまった。鳴らし方が刺激的と受け取ったのだろう、中には殺気立って怒鳴るものも出始めた。車の中の運転手を見ると普通の若者である。多勢に無勢で青くなっている。たぶんそのまま放っておいたらヤバイことになっていたと思う。いわゆる当時の過激派の場合だとそのまま突っ走ってしまうこともあった。ベ平連の場合にはそうならないようにリードするものが自然発生的にいたような気がする。しかし、その時はたまたま他にいなかった。(汗)
で、いつもは目立つことが嫌いな僕ではあるが、「これはヤバイな」という限界と思った時に、「オイ、あけてやれ、あけてやれ、道を通すように!!!」と一喝した。空手とか剣道の経験があるので声だけはやたら大きい。(笑)サッと道が開いた。そのあとはクラクションを鳴らすこともなくソロソロと車は人ごみを掻き分けて行ったのだった。そんな、自由であり、統制が取れていないようでいて、大事なところではなんとなくうまくまとまる、そんなデモがベ平連のデモだった。
※今日、「 定期購読を中止・ボイコットして翼賛・御用マスコミを震撼たらしめよ。【ブログに、もしこのバナーが星火燎原で拡がるなら、、】」に下記のコメントがついた。こういうのって弱いんだよな。でも大新聞への怒りのほうが上回っている。ここは、心を鬼にしてヤンチャ路線でいく。「新聞拡販員諸君、全国紙でなく地方紙の拡販員に転職せよ。徹底的に全国紙たたいて地方紙を宣伝するから、諸君もそれに呼応して地方紙拡販の仕事に励め」(「転職せよ」とは無茶とはわかってはいる。しかし、それはともかくとして。大汗)
>定期購読、止めないで下さい。
>飯が食えなくなります。(;>_<;)ビェェン
>
>まあ、大都市圏の販売競争はちょっとアレで
>すが…
>そういった運動されても、巷の新聞屋が干上
>がるだけで、大新聞社は「押し紙」(新聞販
>売数の押しつけ)をするだけです。
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・これってすごいのかも、、。(笑)
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