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2006年1月 9日 (月)

今こそ、敢えて「孤立は恐れないが連帯を求める」でいこう。組織に属するものも今こそ、合流してほしいものだ。

 全共闘運動の中で、東大安田講堂に書かれていた言葉で有名になったものに、

連帯を求めて孤立を恐れず
  力及ばずしてたおれることを辞さないが、
  ちからを尽くさずして挫けることを拒否する」

があります。今日、右下サイドエリアでご紹介している、「独立系メディア 今日のコラム
に行ったら下記の記事がありました。


利権集団を駆逐する『孤立を求めて、連帯を恐れず』の哲学 田中康夫

掲載日2005.12.31

(途中略)

「連帯を求めて、孤立を恐れず」の愚行を再現してしまったのです。

とまれ、予算編成権を有する政権与党としての自公政権の維持に留まらず、IT、環境等の新手のハコモノ利権に集う面々を駆逐するには、本音としての「孤立を求めて、連帯を恐れず」の哲学を抱き、「怯まず・屈せず・逃げず」に立ち向かわねば。


 しかし、これは以前佐高信さんが週刊金曜日で下記書いていた「孤立は恐れないが連帯を求める」の焼き直しですね。しかも、「恐れず」と「求める」を入れ替えています。スローガンとしては劣化しています。一見同じようだが、力点が違います。田中さんのほうは、あえて「孤立を求めて」しまっているし、「連帯を恐れず」と消極的な感じがただよいます。それに対して、佐高さんの方は「孤立する」のもあえて恐れず、積極的に「連帯を求める」に主張点があります。田中康夫さんらしくもない。

 また、最初にご紹介した、東大全共闘の「連帯を求めて孤立を恐れず」とも、佐高さんの「孤立は恐れないが連帯を求める」は違っています。単に前後を入れ替えただけのように見えますが、前者は「孤立を恐れない」ことに力点があるのに対して、佐高さんのは「連帯を求める」ことに力点があります。

 孤立をわざわざ求める必要はないが、かと言って孤立を恐れるものではないということです。たとえば、平和のためとか、憲法改悪阻止のためと言う各テーマのために、組織に属するものが組織の中で孤立を恐れずに自分の思うところを主張し連帯を求め始めたらどうでしょう。

 場合によれば、民・創・共・社が連帯して小泉包囲網を形成することも夢ではないと思います。

 すでにわれわれ無党派の者は走り始めた。組織に属するものも今こそ、「(各組織の中であえて)孤立することも恐れず、(ほかの組織・団体・党との)連帯を求める」で合流してほしい。

 小異を残して大同につこう。「孤立は恐れないが連帯を求める」の精神で大きな連帯の輪を広げよう。(小異を無理に捨てることはない。)


週刊金曜日 2001/8/24 号

「孤立は恐れないが連帯を求める」 佐高信
http://www.sukotan.com/resources/friday45_06.html←リンク切れ
http://www.sukotan.com/archives/resources/friday45_06.html
魚拓

 いわゆる全共闘運動の中で使われた「連帯を求めて孤立を恐れず」というスローガンがある。しかし、私はこれにずっと違和感を持ってきた。そこにある種のヒロイズムの臭気を感ずるからである。自己陶酔的それは、必要な連帯を形成しない。
 「個に生きる、東郷健」が載っている号を手にして私は、
 「えっ、これが『週刊金曜日』に載るのか」と思った。読後も違和感が消えなかった。
 それは、このレポート全体に、自己陶酔的ヒロイズムの臭気を感じたからだと思う。
 「連帯を求めて孤立を恐れず」は、容易に「孤立を恐れず」だけの独りよがりになってしまう。
 だから、カッコはよくなくても「孤立は恐れないが連帯を求める」でなければならないのである。
 「個」が開かれたそれか、閉じられたそれかが問題になる。連帯の道を閉ざした「個」は、個でなく「孤」である。東郷氏が、閉ざされた孤だと決めつけるつもりはないが、書き方は残念ながら、連帯の方向に開かれていない。
 そこに「すこたん企画」からの批判を招く原因があったのだろう。もちろん、運動にはさまざまの方法があっていい。しかし、すくなくともそこに「他者」を受け入れる余地が残されていなければ、運動は枯死してしまうのではないだろうか。
(以下略)


※もはや、諸先輩の時代ではないのかも知れませんが、ベ平連の吉川勇一さんのHPや、小田実さんのHP、東大全共闘の最首悟さんのHPを見ました。早すぎたネット対応の故に、皮肉なことですが、どうにもこうにもネットの現状に遅れている感じがします。ブログを始めてもう一頑張りして欲しいです

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