小泉のヘボ英語に続くブッシュのこの笑い、。すべてを物語るキャンプ・デービッドでの5年前の最初の記者会見。
「竹中平蔵ってえのは、、。 」でお聞かせした録音の続きです。去年の9・11小泉クーデター郵政選挙時、小泉ヨイショだった田原総一朗の罪滅ぼし番組(?)「田原総一朗スペシャル アメリカの言いなり?郵政解散・自衛隊派遣…対日戦略文書が暴く小泉劇場の真実」より。
前回に続く部分(約8分50秒)。
※登場順に、日本総合研究所会長寺島実郎、ノーベル賞経済学者ジョセフ・スティグリッツ(著書「世界を不幸にしたグローバリズムの正体」)、東京都知事石原慎太郎、外交ジャーナリスト寺嶋龍一、国家安全保障会議元上級アジア部長マイケル・グリーン(元衆議院議員椎名素夫秘書)
それにしても録音の一番最後に近い部分(約45秒)、表題で書いた「小泉のヘボ英語に続くブッシュのこの笑い、。」の高笑いはその後の5年間、否これからの未来をも暗示する不気味な笑いに聞こえませんか。(小泉はMr. President have a everythingと言っているつもりなのだろうが、発音が悪くてMr. present have a everythingにしか聞こえない部分あり。前も後ろも滅茶苦茶な英語ではあるが、。(笑)「こんなひどい英語を記者会見で平然と喋るヤクザな男を一国の最高指導者として選び、しかもその後もずっと支持率が高いと言うのだから、日本人と言うのは相当低能の馬鹿だ」と思われたのは間違いない。米国からも世界からも、。)
↓小泉が喋った英語。「Mr. President have everything」ならまだ意味が通じるが、。(笑)
Heart to heart talk is the, Mr. present have a everything.
Much better than I expected.
※今日のお勧めブログエントリーは「反戦な家づくり」さんの「ブッシュ・安倍ラインについての二つの見通し」。ブッシュの不気味な笑い声を聞いてから、このエントリーを読んで、何も感じないような人ならあまりにも鈍い。
基本的にアメリカは軍需産業が経済に組み込まれてしまっている戦争国家です。数年に一度戦争をやって武器の在庫整理をしなければ倒れてしまう自転車操業国家。それを米国債買いで金の面から支えてきたのが今までの日本です。
映画作家大林宣彦さんの言葉を借りるなら「戦後の平和というのは、実は経済戦争によってかき集められたお金で買われていたものだと思います。」と言った時の日本の金が米国のユダヤ国際金融資本に吸い取られつくしたとき、次に"彼ら"が狙うのは日本の若者の血(傭兵としての従米)でしょう。その先駆けがイラク派遣です。
もう既に、米側の「従米日本、組み込み捨て駒作戦」イニシアティブが発動されているのかも知れませんね。
マスゴミ(その背後には電通、またその背後には米国資本広告会社)を総動員した安倍売込みキャンペーンはその象徴と考えるべきです。安倍自民がスタートすれば、日本の従米化、傭兵化がもっと本格的に始まる気がします。
関連投稿
「『鎮霊社』からみた靖国神社 ひっそり鉄柵の中【東京新聞】」
「ある仮説。若者のワーキングプア化とその固定化は意図的なものではないのか。」
「売国政策のもと、日本の若者たちは米国の傭兵として血を流すことになるのだろうか。」
「Ⅱ、ネット右翼都市伝説の終焉(笑)(サブタイトル:おら~~~ぁ、かかって来いよ、マツリにしてみろ。(笑))」
「竹中平蔵ってえのは、、。」
靖国関連の本のご紹介。
※その他、高橋 哲哉さんの著作。
教育基本法「改正」を問う―愛国心・格差社会・憲法
新私たちはどのような時代に生きているのか―1999から2003へ 辺見 庸 高橋 哲哉
私たちはどのような時代に生きているのか 辺見 庸 高橋 哲哉
とめよう!戦争への教育―教育基本法「改正」と教科書問題 高橋 哲哉、石山 久男、俵 義文、村田 智子
緊急報告 教育基本法「改正」に抗して―全国各地からの声 高橋 哲哉、三宅 晶子、大内 裕和、小森 陽一
私の「不服従」―東京都の「命令」教育に抗して 高橋 哲哉「君が代強制反対訴訟」編集委員会
平和と平等をあきらめない 高橋 哲哉 斎藤 貴男
憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本 高橋 哲哉 斎藤 貴男
教育と国家 高橋 哲哉
グローバリゼーションと戦争責任 金子 勝、山口 二郎、高橋 哲哉
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» 大人として ー言葉の重さー [らんきーブログ]
口喧嘩程度は誰でもする。私もたまにというか・・・今日もちょこっと^^; ゴメンネ♪
人と人が相対する時、それが男同士であれ異性間であれボタンの掛け違いや、勘違い、思い違い、認識の違い、あるいは伝え方・伝わり方の失敗... [続きを読む]
受信: 2006年8月22日 (火) 08時32分
» 父から聞いた戦争の話 [ねじれ川柳惑星]
喜八さんが少年軍属という記事を書いてトラックバックしてくれた。僕の父はインパール作戦の生き残りだっ [続きを読む]
受信: 2006年8月22日 (火) 10時49分
» 昨日のギモンが少しだけ氷解 [薫のハムニダ日記]
昨日のエントリーに使った記事の中に
ある軍事専門家は、「小泉首相はアメリカに全面的に協調しながらも、独断的な軍事行動の自制を求めてきた」と話したが(以下省略)
という部分があったのですが、
「小泉が何年何月何日何時何分何秒、地球が何回まわったときにアメリカに自制を求めたんじゃ~!」とツッコミを入れたところ、『読売新聞』「続小泉外交1」(2005年3月10日)にそのような記事があったとコメント欄で情報をいただきました。どうもありがとうございました。
その引用先によると、小泉首相は以... [続きを読む]
受信: 2006年8月22日 (火) 11時32分
» CIAが自民党に資金援助 [晴耕雨読]
50〜60年代にCIAが自民党に資金援助
引退した米政府の元情報担当高官や元外交官によると、米中央情報局(CIA)は1950〜1960年代に、自民党とその党幹部に数百万ドルにも上る資金援助を行った。これは日本に関する情報収集と共に、日本を共産主義に対するアジアの防波堤にし、日本の左翼陣営を妨害することが狙いだった。
歴史家やジャーナリストは、これまで長い間、CIAが日本の政界へ資金援助していると見なしてきたが、自民党はそれを事実無根であると否定し続けてきたし、その支援の規模や内容も決して公開... [続きを読む]
受信: 2006年8月22日 (火) 12時16分
» 三崎亜記の「動物園」を推す [BLOG BLUES]
この作品は芥川賞の候補にならなかったのであろうか。
SF文学というよりは不条理劇、就中、イッセー尾形の一人芝居に想を得たに
違いない天外な仕掛け、着想に反しオーソドックスで気品ある文体、今日的かつ
普遍的な主題、何れを採っても秀逸。並々ならぬ才気を感じさせるのだが。
盆休みに本でも読もうかと、町の図書館へ行った。お目当ての本は
見つからなかったが、あの「となり町戦争」で鮮烈なデビューを飾った、
面白胸キュン抵抗ファンタジーの若き旗手、三崎亜記の近刊本
「バスジャック」が書架にあった... [続きを読む]
受信: 2006年8月22日 (火) 12時47分
» 団塊の世代のために [関係性]
朝日新聞(7月29日付け朝刊)の記事「ニートに向け合宿 現場は」が掲載された。
対策として〓厚生労働省の「ニート」向け合宿「若者自立塾」と〓農林水産省の「農業体験合宿」を紹介し、その現場を訪ねている。
〓厚生労働省の「ニート」向け合宿「若者自立塾」の場合
NPO「風のすみか」が「若者自立塾」の委託で「ニート」の仕事慣れの場を提供している。その場の一つがベーカリーである。
ここに参加をしている女性(20)はパン生地作りとカスタードクリーム作りに汗を流している。この女性は故郷の高校を中退し... [続きを読む]
受信: 2006年8月22日 (火) 13時40分
» ドイツ紙、靖国参拝を「愚かな判断の頂点」と・・・ [ピリカラ納豆・甘納豆]
夕べ偶然聞いたNHKの深夜ラジオ、「ワールドネットワーク」という番組で、各国在住の民間特派員というか、普通にそこで暮らしている日本人がその国の「今」を話してくれるという番組なんですけど、夕べはドイツ在住の永井潤子さんという方の話でした。
彼女は、「小泉さんの靖国参拝に文句を言っているのは、中国、韓国だけではなく、ヨーロッパもこんな反応をしているんだということを、これだけは言っておきたい」と強調して話されまし... [続きを読む]
受信: 2006年8月22日 (火) 16時35分
» 純ちゃん殿様と飯島官邸家老との深刻な関係 [建築家の育住日記]
日に二回、午前と午後の二度あった官邸ぶら下がりが、日に一度に減された。
それはそうだろう。何を質問するか、あらかじめ、すべからく、飯島家老にご注進しなければぶら下がりの質問は受け付けない。聞かれることが事前に分かっているから、即妙よろしく歯切れの良い小泉....... [続きを読む]
受信: 2006年8月22日 (火) 17時12分
» 安倍晋三のねらうNSCの危険 [反戦な家づくり]
NIKKEI.NETより
安倍氏「NSCのような組織が必要」
安倍晋三官房長官は(略)「日本の外交、安全保障の基盤は何と言っても日米同盟。(略)外務省と米国務省間だけでなく、ホワイトハウスと首相官邸が対話を行えるようにす... [続きを読む]
受信: 2006年8月23日 (水) 10時15分
» 戦争は儲かりまっせぇ〜!(1) [BLOG版「ヘンリー・オーツの独り言」]
コメント欄でジャンクさんが紹介してくれた「八・一五の靖国神社訪問記」によると
さて、今年の八月十五日の靖国神社は、気温三十六度の炎天下にあるにもかかわらず、午前九時にはもう境内は大変な人出でした。こんなに人が溢れ... [続きを読む]
受信: 2006年8月23日 (水) 13時48分
» 百姓はすごい!――ただのオオカミ遺伝子ではありません [とむ丸の夢]
皇国史観の唱道者、平泉澄に「歴史がない」と決めつけられて豚と同列に置かれ、それ [続きを読む]
受信: 2006年8月23日 (水) 14時29分
コメント
5年後の2006年6月29日に、再び、ブッシュは笑った。
ホワイトハウスで小泉首相が“Thank you very much…American people…for…………love me tender!!”と途切れ途切れに文法の間違ったお粗末な英語の挨拶を終えた時、会場は小泉の言葉がわからず一瞬沈黙した。直後にブッシュが“LOVE ME TENDER ?!”と大声で復唱し,皆あきれて大笑いした。
この時、ブッシュは、こんな男を5年間も首相にしておくバカな日本国民を、これからも騙し続けるのは簡単だと確信したに違いない。
日本の新聞は、「アメリカの皆さん『私を愛して』くれてありがとう」と言って爆笑を誘ったなどと書いて、誤魔化していた。
外務省の人間が,for lovING me tender と教えただろうに、こんな短文も覚えられない首相って恥ずかしすぎる。
投稿: デカルト | 2006年8月23日 (水) 00時14分