ある疑念、美爾依さまへ、このコメントはあなたのですか?そして「さっそく無難な表現に変えて下さって」って何ですか。
きょう、「世に倦む日日」のエントリーで「ネット市民社会と正常な言論環境 - 一般ブロガーへの誹謗中傷」という記事が出ました。それとの関連です。
その中で、「世に倦む日日」のテサロニケが「今回はtbp主宰者が削除を受け入れ、当該ブロガーが記事の表現を書き換えて落着したようだが、表現を修正したということは、事業者側が指摘した「誹謗中傷」の事実を認めたことになる。」と書いている部分があります。「謹みて美爾依さまのご提案を受け入れお行儀良く安倍晋三大先生の話題リストに参加することをお誓い申し上げます。」(この29日のエントリーは100%冗談の文体ですが、今日のエントリーは問題が問題なのでマジです)へのコメントで、美爾依さんは下記のような書き込みをしました。
Sobaさま、
素直に言うこと聞いて下さってありがとうございます(笑)。見ないでと言われると余計に見たくなっちゃって見ちゃったのですが、「安倍晋三にNO!AbEndキャンペーンに参加しよう。」もさっそく無難な表現に変えて下さってありがとうございます。
これからも、TBの方、よろしくお願いいたします。
それにしても、昨日のアクセスは何を意味しているのでしょうか?(爆)
投稿 美爾依 | 2006/08/30 11:20:11
上記の内、「さっそく無難な表現に変えて下さってありがとうございます。」の部分はなにを意味するのでしょうか。なにか勘違いしているのだろうと思い、放っておいたのですが、今日テサロニケの文章を読み、はっきり確認しておく必要性を感じました。あなたのエントリー「ついにトラックバックピープルから記事の削除依頼が来た!」で、
、初心者にとってはかなり参考になる記事だったので、できれば、AbEndの文字の部分やその他をちょこちょこっと変えて、再度TBしていただければと思う。
私も一応、念のため、「AbEndリンクリスト」じゃなくて、「安倍ND」リンクリストにタイトルを変えた。これなら一見意味不明っぽいが、わかる人にはわかるのではないだろうか?又、NDがNOにも見えなくはない。みなさまも気がむいたら、適当に変えていただけたらと思う。別に無理に変える必要もないと思うけど・・・・。
と書かれていますが、僕自身は「安倍晋三にNO!AbEndキャンペーンに参加しよう。」のエントリー中で「AbEndの文字の部分やその他」の部分についても訂正や修正はしていません。現に「AbEnd」のままです。変わったところと言えば安倍⇒ヒットラーのシンプルバナーを追加したところでしょうか。現にご覧になっていただければ分かるでしょう。「さっそく無難な表現に変えて下さって」のところは一体なにを意味するのか、実際そうだったと言うのなら具体的にご指摘ください。
※「Abend」は、IT用語で「異常終了」です。昔らから使われていた言葉です。「AbEnd」と「E」の部分を大文字にしたのは駄洒落の類だと認識してます。故に訂正する必要を感じていません。まして相手は政治家です。この程度のことが許されないならまさに北朝鮮でしょう。
※今日、ヘンリー・オーツさんの「揺れる言論の「綱引き合戦」」で最近やめた3つのブログがあることを知りました。加藤紘一元幹事長への放火テロとか、重苦しい空気が漂い始めています。僕もいつまでこのブログを続けていけることやら、。
※仲間を疑いたくはないですが、これから情勢が厳しくなってくると、ネット右翼的な単純な連中とは別に、かなり巧妙なやり方が使われてくる予感がしています。
※このエントリーをカナダde日本語の「ついにトラックバックピープルから記事の削除依頼が来た!」へトラックバックしたのですが、今現在(2006-09-01 07:57:17)表示されていません。それにしても承認待ちの数の多いこと、。10個です。
以下、テサロニケの今日のエントリー「ネット市民社会と正常な言論環境 - 一般ブロガーへの誹謗中傷」。少し長くなりますが引用します。
(略)
ブログピープルを運営する事業者はファンコミュニケーションズだが、今回の記事削除の一件は、単に担当者が思いつきでtbp主宰者に通告したものとは考えにくい。社内法務で事前に検討した上での処置だろうし、訴訟になった場合を想定して弁護士と対応を協議した上での勧告と思われる。仮に事業者とブロガーとの間で訴訟に発展した場合だが、提訴があって世間の話題になった瞬間、間髪を置かず、安倍事務所が動いて主宰者と当該ブロガーを名誉毀損で刑事告訴する方向に進むだろう。今回はtbp主宰者が削除を受け入れ、当該ブロガーが記事の表現を書き換えて落着したようだが、表現を修正したということは、事業者側が指摘した「誹謗中傷」の事実を認めたことになる。もし仮に、次に安倍事務所が告訴して、名誉毀損の刑事裁判になった場合、検察は起訴状で訴因を補完する重要要件として、被疑者が政治家だけでなく一般ブロガーを執拗に誹謗中傷していた事実を問題視して争点にするだろう。ブログで政治家を批判して、批判者の感情が激高するあまり誹謗中傷に及んでしまったということは屡々ある。これを名誉毀損で有罪にするのは憲法の言論の自由に鑑みて問題がある。
だが、告訴された当該ブロガーが札付きの誹謗中傷常習者で、政治家以上に一般ブロガーに対して侮辱と嫌がらせを繰り返していた事実が明らかとなれば、状況は変わり、裁判官の心証や判断も違ってくる。仮に検察が問題を争点化して、「一般ブロガー」の代表者として私を証人申請し、裁判所から出廷要請を受けたなら、私は法廷で事実をありのまま証言しなければならない。証拠を添えて「誹謗中傷されました」と言うだろう。偽証はできない。法廷で虚偽の証言をすれば偽証罪に問われるからであり、十年以下の懲役に処せられるからだ。もしも「誹謗中傷はありませんでした」と偽証すれば、その場で、検察官から「それならこれは何ですか」と誹謗中傷記事のコピーの束を示されて立ち往生させられることになる。無論、匿名者である私に対するネットでの誹謗中傷は、それそのものが(現在は)直ちに犯罪になるものではない。が、不正行為としての誹謗中傷の事実は明らかであり、「隠れ小泉だ」などというデマを大量かつ長期に発信されたことで信用と名誉が著しく傷つけられた事実は否めない。
私の証言は裁判で検察を有利に導くものになる。検察を有利に導くということは、告訴した安倍晋三を有利に導くという皮肉きわまる事態になるが、裁判は政治の場ではなく、あくまで正義と真実を明らかにする場であって、証言者は裁判に参加する者として、等しく正義と真実の神の前に膝を折らねばならない。ネットで誹謗中傷をしてはならぬというシンプルな禁欲原理は、このようにして逆説的に日本人の中に教訓定着するのだろう。あのストイコビッチが絶賛した平和主義の戦後日本も、310万人の犠牲者の上に齎されたものであり、犠牲がなければ築かれることはなかった。日本人が原理原則を社会に確立するためには相応の犠牲を必要とする。そして眼前の政治の事情をリアルに眺めれば、政権は来夏の参院選で解禁するネット選挙の前に、それに対処する政治措置として判例を残しておく必要がある。誰が判例に選ばれるかは不明だが、政権側にとっては重要な選挙対策であり、日程を睨んで着々と準備を進めているだろう。一口に「ネット右翼」と簡単に言うが、その中には弁護士もいる。電通関係者もいる。
もし裁判で証人として法廷に立った場合には、裁判所の質問に答えて誹謗中傷の事実を正確に証言するのとは別に、誹謗中傷行為を助長した幇助者たちの幇助責任について論及する機会を得たい。誹謗中傷記事にトラックバックを送信して側面支援したり、ブログのコメント欄で嫌がらせを自慢する等の卑劣行為が無数にあり、目撃した誹謗中傷は当該被告人単独の犯行では決してなかった。幇助者たちが積極的に煽っていたのである。誹謗中傷幇助者たちの幇助責任こそが問われなければならない。その点を裁判官の前で被害者として強調したいと思う。無制限の自由などない。
※以下余談
↓(クリックすると拡大します)
今現在Ads by Googleの自動サーチ広告で下記の広告が出ています。投稿中に「安倍」とあれば、自動的に「自民党」の宣伝なんでしょうか。変わらない内に、画像をキャプチャしておきます。それにしてもしつこく出てますね。(笑)
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「画面キャプチャ自由自在って必要かもね。」(笑)
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コメント
ふん、お玉がどこにも所属したくない理由がまた増えちまった・・・
お玉も厳しいこといったこともあるけどさあ・・お口は悪くてもちょっとお行儀悪くても、真の一本通ってるsobaさんはそのままで、いいと思う今日この頃なのだ。。はは、法廷に立つとき弁護側の証言台に立ちたいブロガーいっぱいいるぞ、きっと。(^^)
投稿: お玉おばさん | 2006年9月 1日 (金) 09時52分
SOBAさん、多分、ミニーさんの言葉に他意はないと思います。
恐らく「対外的ポーズ」だったと思うのです。
体制側は市民が真実を知り、連帯連携団結する事を極度に恐れています。
ですからちょっとした事で足元をみたり、究極的には国策捜査国策逮捕に行き着きます。
でも、多くの一般市民が加速度的に増殖すれば、ネットの発達した昨今、新聞やテレビがその信頼性を加速度的に低下させている昨今、迂闊な事はできません。
私はテサロニケ氏の提案は素晴らしいとは思いますが、テサ氏は排他的な所があり、私は残念に思っています。
テサ氏にはもっと寛容になってもらいたいのですが…
結果としてその排他性が小泉安倍を利する事になってるのですよね。
話を元に戻しますが、多分、誤解だと思います。
反日ブログ監視所を始めとして小泉安倍に協力的な勢力は一般市民の連帯を分断しようと画策しています。
一刻も早くミニーさんとの和解をお願いします。
正直言って心配です。
投稿: るんるん | 2006年9月 1日 (金) 10時45分
テサロニケって、バカっじゃないの??
なんか?おかしいよね。
テサロニケの記事こそ脅迫では?
隠れ小泉ではなく、隠れ安倍かも。
安倍も小泉もテサロニケも、全員許せない!
しかし、批判される度に、いちいち裁判にして金をふんだくっている政治家が首相になっていいのか。核のボタンでも握ったらどうなる。
これじゃあ、国民は安心して生きて行けない。
投稿: デカルト | 2006年9月 2日 (土) 04時28分