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2006年9月 4日 (月)

アホらしくて論評するのもカッタルイのだが、、。

 前半の5枚の安倍は、反小泉を標榜している(?)某有名ブログが使っている安倍大先生色男写真を利用しました。(笑)

追記:なお、テサロニケのこのエントリーは内容は恫喝だし、内容と併せると写真も恫喝と嘲笑だと思ってます。敵の武器を奪って使うの結構好きなので使わせてもらいました。(笑)

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 当雑談日記エントリー「安倍晋三にNO!AbEndキャンペーンに参加しよう。」への、Track Back Peopleからの「削除要請」騒ぎである。それについて世に倦む日日のテサロニケは下記のように書いている。


ここまでの状況から判断して重要なポイントは、主宰者と当該ブロガーが事実として記事を誹謗中傷記事だと認めている点である。認めていなければ削除を拒絶する必要があるだろう。特に強く抵抗した形跡がなく、きわめて簡単に削除に応じていて、仮に削除応諾の主たる動機がリンクリスト保全にあったとしても、結果だけから見れば、第三者的には妙にあっさりと削除に応じている。事業者からの通告から応諾まで一日であり、事業者と主宰者の間で緊迫した交渉の往復があったようには見えない。そこまで主宰者が事業者の要求を不当だと考えたのなら、もう少し粘って有利な妥協を導く余地があっただろう。もし誹謗中傷でないという絶対的な自信があるのなら、リンクリスト削除と引き換えてでも記事削除に応じないという選択があったはずだ。

(略)

事業者側は戦わずして勝ったのであり、裁判のリスクを踏まずに、削除受諾の既成事実を手に入れた。削除受諾は(後で当事者が言い訳しても)客観的行為としてはそれを誹謗中傷だと認めたことに等しい。その点は今回の紛争に着目しての事業者側のバランスシートだが、当該ブロガーの方にフォーカスして言えば、事態はさらに深刻と言えるだろう。この既成事実は一般的なものとして機能する。すなわち、不当な誹謗中傷記事を書いて、それをプロバイダに摘発されて削除要請され、それに対して反論もせずに応諾した、そういう既成事実が残ったことになる。言わば「判例」である。踏み込んで言うなら、ある誰かが当該ブロガーの誹謗中傷記事を当該ブロガーのプロバイダに対して意見告発した場合、当該プロバイダは当該ブロガーの記事を存続させるのは論理的には容易ではない。業界の中で一度「判例」が出たからであり、業界内の一社が当該ブロガーを誹謗中傷ブロガーだと事実上認定したからである。ブラックリストに載ったことになる。その意味でも、権利の観点から言えば、簡単に妥協せず、削除に抵抗する事実を示すべきだった。


 ここには論理のすり替えがある。まるで当該記事そのものの削除を認めたかのようである。

 事実はAbEnd、つまりエントリーヘッドラインの履歴の削除であって、エントリーそのものの削除ではない。僕自身は、エントリーヘッドラインの旬はリアルタイムにヘッドライン表示されているときだけと考えている。それこそ履歴のはるかかなたに流れたものについてはほとんど意義も魅力も感じていない。

 当ココログで当該エントリーを削除した、あるいは内容を変えたのであればテサロニケ言うところの「誹謗中傷」を認めた云々となるのだろう。

 しかし、実際には「ある疑念、美爾依さまへ、このコメントはあなたのですか?そして「さっそく無難な表現に変えて下さって」って何ですか。」でも書いたように、


僕自身は「安倍晋三にNO!AbEndキャンペーンに参加しよう。」のエントリー中で「AbEndの文字の部分やその他」の部分についても訂正や修正はしていません。現に「AbEnd」のままです。変わったところと言えば安倍⇒ヒットラーのシンプルバナーを追加したところでしょうか。現にご覧になっていただければ分かるでしょう。「さっそく無難な表現に変えて下さって」のところは一体なにを意味するのか、実際そうだったと言うのなら具体的にご指摘ください。

※「Abend」は、IT用語で「異常終了」です。昔から使われていた言葉です。「AbEnd」と「E」の部分を大文字にしたのは駄洒落の類だと認識してます。故に訂正する必要を感じていません。まして相手は政治家です。この程度のことが許されないならまさに北朝鮮でしょう。


なのである。

 再度確認で申し上げるけれども、「AbEnd」はやさしい日本語で言い換えるなら「安倍をとめよう」である。「Stop Koizumi」が「小泉をとめよう」と言うのと同じ類である。「Stop Koizumi」が良くてなんで「AbEnd」が中傷なのか?「AbEnd」が"抽象"的と言うならまだ話しは分かる。「Stop Koizumi」より分かりにくいからね。(笑)

 今回、あわてて「AbEnd」を「安倍ND」とヘッドライン案内表示を書き換えた方がいますがナンセンスだ。前半部を「AbE」とするか「安倍」とするかは趣味の問題なら分かる。しかし、時代の空気に棹差し少しでも知性的であろうとするなら前半部を「AbE」の方がはるかにセンスがあるのではないか。

 ナンチャッテ(^^;、どちらでも好きな方をお使いください。大事なのはより多く仲間を増やすことです。オイラはもちろん「AbEnd」です。(笑)

※今日のお勧め記事は、カナダde日本語さんの「道州制導入と誹謗・中傷を再考する」。僕が書いたのとはまた別の角度からテサロニケの詭弁を考える上で参考になります。
 もう一つの、お勧めは季節 季節の風景をさんの「柳澤 安慶さんへのお尋ね」です。このエントリーを通じてお礼を申し上げておきます。

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コメント

AbEnd言い出しっぺのkojitakenです。
私が「カナダde日本語」にコメントをつけたところから始まったキャンペーン名なので、「AbEnd」にはとても思い入れがあります。
厳密には、私は「AbendならぬAbeend」と書いたのですが、内心では「AbEnd」という表記がベストだなあ、でもまさかキャンペーン名として取り上げてはくれないだろうなあと思っていました。
ところが、翌日「カナダde日本語」を開くと、キャンペーン名が「AbEnd」になっているではありませんか。これに狂喜乱舞したことは言うまでもありません(笑)。美爾依さんは人の心が読めるんでしょうか。
今回の件については、キャンペーン名が「AbEnd」であろうが「安倍ND」であろうが、中身は同じだし(前者の方が面白くて良いと思うけど)、ま、いいかと思っています。私のブログでは、プロフィール欄に「AbEnd」と「安倍ND」を両方併記してます。tbpの方は正式名称に書き換えてあげましたが、これを機に、ハムニダ薫さん提唱の祝電追及キャンペーン名ともども、「AbEnd」「安倍ND」を赤字ボールドで明記して、徹底的に安倍と闘う意思表示をしました。前より目立つはずです(笑)。
某有名ブログ(笑)の記事は、見に行くだけでも疲れるから、もう行くのを止めようと思っていたところだったので、内容を紹介していただいて有難いです(これで行かずに済みましたw)。

投稿: kojitaken | 2006年9月 4日 (月) 19時39分

前のコメントは舌足らずでした。「言いだしっぺ」というのは運動のネーミングに限ったことで、AbEnd運動の提唱者にして主宰者はもちろん「カナダde日本語」の美爾依さんです(大部分の方にとっては言うまでもないことだと思いますが、一応念のために)。

投稿: kojitaken | 2006年9月 4日 (月) 21時01分

プログ拝見。プロフィール拝見。ともにまさしく共感。私もワープロ10年、パソコン1年、IDの初心者で現在四苦八苦の75歳の爺です。プログでは訪ね歩きましたが、ようやくめぐり合えた感じです。これから落ち着いてじっくりと拝見いたします。今後よろしくご指導のほどを・・。

投稿: 小高英二 | 2006年9月 5日 (火) 19時07分

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