今日のTBSラジオ「日本全国8時です」月尾嘉男さんのチャベスの話しは面白かった。
いまやTVは愚民化の俗悪番組か、あるいは小泉・安倍をヨイショするワイドショーだらけで見るものもない状況ですが、ラジオはなかなか聞き応えのあるのがあります。
今日の、月尾嘉男さんのベネズエラとチャベスについての話題はそれでした。ボクシングの話しから始まって、チャベスの話題まで、なかなか聞き応えがありました。以下、箇条書きのメモです。一部、不明のところは調べて補足しました。
参考記事:「【写真の真相】チャベス NO2 クーデター事件 1992年」
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「チャベスよ、君は男だ。それにひきかえ、小泉の従米売国継承の安倍は、、。(笑)」
ベネズエラの国技はボクシング、亀田のインチキ判定で割を食った相手フアン・ランダエタ(27)はベネズエラ。ボクシングのWBA本部は昔は米国だったが、現在はベネズエラのマラカイ。
チャベスは最初、反政府グループを掃討していた、しかしその内掃討している相手が敵ではなく、本当の敵は新自由主義の米国だと気づき軍隊内で組織活動をし、クーデターを計画する。しかし、失敗してしまう。
普通ならそのまま行けば処刑だが、逮捕直後「90秒だけ国民に話させてくれ」と言い、テレビの前でインタビューに短く答えることが許される。語り草のエピソードで「同志よ、残念ながら、今は、我々が目指す目的は達せられなかった。私は国家とみなさんの前で、今回のボリバル軍事行動(クーデター)の責任を取る」(「反米大統領 チャベス」本間圭一著 高文研)とコメントする。
このチャベスのコメントは今でもベネズエラで語り草になっているという。なぜなら他の中南米の国でもそうだが、今までの政権指導者と言えば無責任を絵に描いたようなもので、もし己が間違っていても責任を取らず他のせいにするのが常だったからである。このコメントが人々の胸に強烈な印象を与え、「チャベスを救え」の声が澎湃として湧き上がり、あっという間にベネズエラ中に広がってしまう。そして、その後大統領となる。
チャベスが政権に着く前、ベネズエラは米国に忠実な国でOPECが生産協定を提唱しても守らず米国に安く石油を供給していた、しかしチャベスが政権掌握後はOPECの生産協定を守りそれによって得た外貨を国民福祉に回している。医療・教育費はタダ(ここのところ記憶はあいまい)、国民の絶大な信頼を勝ち取っている。
チャベス登場後、現在、中南米の4分の3、つまり7カ国が反米政権になってしまっている。
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