『それでもボクはやってない』が問う日本の裁判制度、周防正行氏(監督)、加瀬亮氏(主演男優)講演、【.comが無料放送中】
10分10秒あたりで、ジャーナリストの江川紹子さんが「再審制度とこれから始まる裁判員制度」について質問しています。それに答えて、周防さんが最近あった「毒ぶどう酒事件」で再審決定があり、それを同じ裁判体(周防さんの表現)の中でひっくり返してしまう不合理について話しています。
※上記答えている中で周防さんが「ほうそうさんしゃ」って言っているところは「放送三社」ではなく「法曹三者」だからね、。SOBAの余計なお節介かも知れないけれど、。(笑)
19分50秒あたりで、シンガポールの女性記者が「従軍慰安婦」裁判との関連で質問しています。興味深いです。つまり「やっていることを、それでもボクはやってないと言っていることについて」の周防さんの感想を求めている部分。それに関連して23分5秒あたりから例の真犯人が出てきて冤罪が表面化した富山の事件について。
32分40秒あたりで、(ワタナベと言う)女性のジャーナリストが日本の鉄道の「女性専用車」の存続について質問しています。周防さんがそれについて鉄道会社が免責されているおかしさについて話しています。「欧米で同じようなラッシュアワー状態があって痴漢冤罪事件があったなら最初に鉄道会社が訴えられるだろう」とも、。続けて36分45秒あたりで男性のジャーナリストが痴漢冤罪をどのように防御したらよいか「生活の知恵を教えてください」と質問しています。
プレスクラブ (2007年02月01日)
『それでもボクはやってない』が問う日本の裁判制度
周防正行氏(監督)、加瀬亮氏(主演男優)講演
東京(2月1日)ー 痴漢冤罪事件の裁判をテーマにした映画、『それでもボクはやってない』の周防正行監督と同主演の加瀬亮氏が、外国特派員協会で講演し、日本の裁判制度の問題点や冤罪事件が起きる背景について語った。
周防氏は海外でこの映画を試写した際に多くの外国人から日本の裁判が「笑われてしまった」エピソードを紹介し、有罪率が99%と非常に高い日本の裁判制度や、逮捕された時点で有罪扱いしてしまう日本社会の風潮に疑問を呈した。
出演した映画「硫黄島からの手紙」が米アカデミー賞作品賞などにノミネートされた加瀬亮氏は、ノミネートの感想を問われ、「おめでたいことだと思うが、自分にとってはイーストウッド監督の作品に参加できただけでも十分なご褒美なので、それ以上のご褒美をもらってもよく分からない」と答えた。
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参考:
誤認逮捕:服役の男性は無実 無職男を再逮捕 富山県警【毎日新聞】
富山県警は19日、県内で02年1~3月に発生した強姦(ごうかん)、同未遂の二つの事件で誤認逮捕していた、と発表した。逮捕された男性(39)は同年11月、富山地裁高岡支部で懲役3年の実刑判決を受け服役した。その後、2事件が、鳥取県警に強制わいせつ容疑で逮捕された松江市西川津町、無職、大津英一容疑者(51)の余罪と判明し、富山県警が19日、再逮捕した。
県警によると、似顔絵捜査や被害者証言を受け、男性を2日間で計約17時間、任意で聴取。当初は否認したが、3日目に容疑を認めたため逮捕したという。
男性は公判でも起訴事実を認め、約2年1カ月間服役し、05年1月に仮出所。無実判明後の今月17日、県警幹部が謝罪のため親類宅を訪ねたが、今年に入り所在が分からなくなっていることが判明したという。
国選弁護人を務めた山口敏彦弁護士は「公判では一貫して犯行を認めていたので、無実の判明に驚いている」と話した。
当時の捜査について県警は、事件現場の足跡のサイズが男性と違っていたことや、自宅電話の通話記録などからアリバイが成立したことなどを挙げ「供述の信用性の吟味に欠け、裏付け捜査が不十分だった」と認めた。しかし、捜査方法は「適正だった」とした。
記者会見で小林勉県警刑事部長は「男性に心からおわび申し上げたい。再発防止に努めたい」と語った。佐野仁志富山地検次席検事も「男性をはじめ家族、被害者などに多大な迷惑をおかけし、心からおわびします」とコメント。今後、男性の再審請求をし、無罪を論告求刑する方針。
一方、大津容疑者は強制わいせつ容疑で06年8月、鳥取県警に逮捕され公判中。03年8月に富山県内で起きた別の強姦未遂事件の容疑が浮上し、06年10月に富山県警氷見署が逮捕していた。【上野宏人、青山郁子】
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毎日新聞 2007年1月19日 21時07分 (最終更新時間 1月19日 21時22分)
誤認逮捕の男性に謝罪 富山県警が公表【東京新聞】
富山県警に強姦などで逮捕され、有罪判決を受けて約2年間服役した男性(39)の誤認逮捕が発覚した問題で、県警は23日、男性に幹部が事情を説明し、謝罪したと公表した。男性は所在不明になっていた。
県警によると、男性は知人を介して県警と連絡を取り同日、知人とともに県警を訪れた。数日前の報道で真犯人が逮捕されたことを知ったといい、県警幹部の説明と謝罪に対し、男性は「自分は確かにやっていない」という趣旨の話をしたという。
調べでは、事件は2002年1月と3月に発生。男性は4月、県警の任意の調べに2日間容疑を否認したが、3日目で認めたため逮捕され、公判でも事実を認めていた。同年11月に懲役3年の実刑判決を受けて服役後、05年1月に仮出所した。
(共同)
強姦などで服役の男性無実 別の男が容疑認め逮捕 富山【朝日】
2007年01月19日20時56分
富山県警は19日、02年に起きた強姦(ごうかん)事件などで懲役3年の実刑判決を受けて服役した富山県の男性(39)が無実だったと明らかにした。勾留(こうりゅう)、服役期間は2年9カ月にわたる。県警は同日、この事件の容疑を認めた松江市西川津町、無職大津英一容疑者(51)=別の強姦罪などで公判中=を強姦容疑などで再逮捕。富山地検高岡支部は男性の裁判のやり直しのため、富山地裁高岡支部に再審請求する。
県警は02年4月に、当時氷見市内でタクシー運転手をしていた男性を強姦未遂などの疑いで逮捕、翌月に別の強姦容疑で再逮捕した。男性は起訴され、同年11月に懲役3年の判決を受けて確定。一昨年1月に仮出所した。
県警によると、目撃証言をもとに作成した似顔絵などから、この男性が浮上。被害者に写真を見せ、遠目に男性を確認させたところ「似ている」と証言したため、任意で事情を聴いた。男性は任意の取り調べに当初は容疑を否認したが、3日目に容疑を認めたため、客観的な証拠がないまま逮捕した。男性は公判中も一貫して罪を認めていたという。
しかし、昨年11月中旬、強制わいせつ容疑などで逮捕された大津容疑者が富山県内の2事件についても「自分がやった」と供述。事件現場に残された靴跡が大津容疑者のものと一致したほか、1件は男性宅からの電話の発信時刻と犯行時刻が近く、物理的に男性の犯行は難しいことが新たに判明したという。
県警によると、2件の事件現場にあった靴跡は、男性の靴のサイズより大きかったという。
小林勉・県警刑事部長は「足跡については当時は疑問に思わなかった。男性の逮捕は客観的証拠が得られておらず、裏付け捜査が不十分だった。重く受け止め再発防止に努めたい」と話した。
佐野仁志・富山地検次席検事は「様々な証拠を総合的に判断して起訴したが、振り返ってみると、男性を犯人と特定する客観的な証拠はなかった。基本に忠実な捜査を怠り、客観的な証拠に対する問題意識が足りなかった」と話した。
県警によると、男性の現在の所在は分からず家族に謝罪したという。
3年服役男性 無実【朝日】
2007年01月20日
写真
記者会見する小林勉刑事部長=県警本部で
足跡不一致のまま
県警 別の容疑者を逮捕
懲役3年の判決を受けて服役を終えた男性は「無実」だった――。県警は19日、強姦(ごう・かん)罪などで02年11月に実刑判決を受けた県内の男性(39)とは別の容疑者を逮捕したと発表した。現場に残された足跡が男性のものと違うという認識があっただけでなく、男性宅の電話の通信記録の調査が不十分なまま逮捕に踏み切っていた。逮捕から仮出所までに拘束された期間は2年9カ月。男性の親類は「きちんと調べてくれれば」と割り切れない思いを口にした。
県警によると、02年1月中旬ごろ、県西部で女性が暴行され、同年3月中旬ごろにも県西部で、別の女性が暴行されそうになる事件が起きた。
県警はこれらの事件について、似顔絵や被害者の証言などから男性を同年4月と5月に強姦や強姦未遂などの疑いで逮捕した。男性は同罪などで起訴され同年11月に懲役3年の実刑判決を受け服役。05年1月に仮出所した。
だが、昨年8月、強制わいせつの疑いで鳥取県警に逮捕された大津英一容疑者(51)=松江市=が昨年11月中旬、富山県内の2事件について「自分がやった」と供述。県警が再捜査したところ、2事件の犯行現場にあった足跡が大津容疑者の足跡と一致したほか、男性宅の電話の通話時刻と犯行時間が近く男性の犯行は難しいことなどが分かったという。
当時の取り調べについて、小林勉刑事部長は「威迫などはしていない。取り調べ方法は適切だったが、裏付け捜査が不十分で欠陥があったと言わざるを得ない」と話した。
また、逮捕時に電話の通話記録でアリバイを検討しなかった点については「違う目的で通話記録に目を通しており、気が付かなかった」と弁明。現場の遺留物についてDNA鑑定などもしていないことを明らかにした。
富山地検も同日、記者会見を開いた。佐野仁志次席検事は「振り返ってみると、男性を犯人と特定する客観的な証拠はなかった。吟味して精査すれば分かったことだった」と振り返った。
また、男性を弁護した山口敏彦弁護士は「私も含め、もう少し事実関係を精査すべきだったと複雑な気持ちだ。当時、疑問に思うことはなかった」と話した。
一方、男性の親類の60代女性は「おとなしい子だから逮捕されたときはまさかと思った。無実と言い切れなかったんだろう」と話す。釈放後まもなく男性が会いに来たとき、服役中に亡くなった父親の墓参りに行くと言っていたという。「とてもかわいそう。無罪になったなら堂々と生きていってほしい」と話した。
子どものころから知っているという男性(84)に、逮捕前日「何もしていないのに疑いをかけられている」と言っていたという。
2007年01月21日06時07分
富山県警が強姦(ごうかん)事件などで逮捕し有罪判決を受け服役した男性(39)について「客観的証拠がない中の逮捕で無実だった」と発表した問題で、金沢市内に住む男性の兄が20日、朝日新聞の取材に、県警から逮捕当時「証拠がある」と言われていたことを明らかにした。また、県警は取り調べの時点で、アリバイ成立の可能性に気付きながらも「偽装だろう」と思い込み詳しく調べていなかったこともわかった。
兄の話では、男性は任意の調べを受けていたころ、家族に泣きながら「やっていない」と言っていた。兄は県警に「帰してくれ」と求めたが、「証拠があるから」と拒否されたという。兄は「いまになって客観的な証拠がないとはどういうことか」と批判した。
県警は19日、男性宅からの電話の発信時刻と犯行時刻が近く犯行が物理的に不可能だとわかったことなどから、男性を無実と判断したと説明した。だが、実際には取り調べ中にアリバイが成立する可能性に気付きながらも「偽装だろう」と思い込み、裏付け捜査をしなかったという。
また県警が男性宅を家宅捜索した際、現場で見つかった靴跡と同じサイズの靴を見つけられなかったのに、「捨てたに違いない」と疑問を持たなかったこともわかった。
2007年01月24日10時45分
強姦(ごうかん)罪などで02年に富山県内の男性(39)が逮捕され実刑判決を受けて服役後に無実がわかった問題で、富山県警は23日夜、この男性に謝罪した。男性は所在不明だったが、知人を介して連絡が取れ、県警本部内で面会。男性は県警への不信感を表していたという。県警幹部が「誤認逮捕との認識を持っている」と述べ、再審請求や補償の手続きなどを説明したという。
県警によると、男性は自分が無実と判断されたことを数日前に報道で知ったという。23日午後10時ごろ、県警から連絡を受けた金沢市内に住む男性の兄は「(弟が)元気だと聞いてほっとした」と話した。
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コメント
私はSOBAさんのブログを一日何回も見ていますが、「高野善通の雑記帳」という裁判員制度反対のブログも毎日、見ています。
さっき高野さんへ送ったコメントと同じものをSOBAさんにも送ります。
もし、まだ読んでいらっしゃらなかったら、『週刊現代』を見てください。
これが、そのコメントです。
↓
[週刊現代]2月24日号の、166~168頁に、魚住昭さんの緊急寄稿「『裁判員制度タウンミーティング』は最高裁と新聞メディアと電通のやらせだ」が載っていました。↓
「パブ記事とは一般記事の形をした偽装広告のことだ。・・こともあろうに最高裁が、広告代理店『電通』と結託し、巨額の広報予算をエサに世論誘導のためのパブ記を全国47の地方紙に掲載させていたことが、最高裁や電通の内部資料で明らかになった。最高裁の狙いは情報操作で、裁判員制度を積極支持する世論を形成することだ。国民をダマして国策を受け入れさせる大がかりな仕掛けが明らかになった」と、始まり、3ページに渡って最高裁と電通と新聞の癒着と悪徳と腐敗と精神の荒廃が暴かれていました。
皆さんも是非、全部読んでください。
ページ上部に「新シリーズスタート!裁判所がおかしい」とあったので、これからも続くと思います。
魚住昭さんに絶大なエールを送りましょう!
(コメントは以上デス。手抜きしてしまい、ごめんさい。でも、ヨロシク。)
投稿: デカルト | 2007/02/11 14:14