産婦人科医減少への柳沢厚労相馬鹿答弁「出生数減少で"医療ニーズ"が逓減していることの反映」。大野病院事件を知らないのか!!
枝野議員と柳沢厚労相との質疑応答(2月7日国会衆院予算委)で、枝野議員が「医師の数が減っているのは産婦人科と外科医だけだがなぜだと思うか」の質問に対する柳沢の答弁である。もはや、きっこさん言うところのこのカメムシが何を言おうが驚かないが、枝野議員が質疑の中で例に引いている福島県の大野病院事件のことを知るとこれを怒らずにおれようか、。
上記、枝野議員が質問しているところから、柳沢の答弁、枝野議員の大野病院事件について話しているところの肝の部分をポドキャスティングでアップしました。
枝野議員と柳沢厚労相との質疑応答(国会衆院予算委)(約10分)
40秒のところで柳沢の「出生数減少で"医療ニーズ"がはっきり逓減していることの反映です」。
続いて、1分50秒のところから枝野議員が大野病院事件のことを話しています。
関連エントリーは
ある産婦人科医のひとりごとの さんの「枝野議員と柳沢厚労相との質疑応答(国会衆院予算委)」
なお、「衆議院 Internet TV」では、2月7日で、枝野議員の23分38秒から33分48秒の部分です。上記ポドキャスティングファイルでは、沈黙状態のところを一箇所だけ編集で短くつめました。
関連投稿
「話題のカメムシ大臣の「ベルトコンベアーの仕事」云々発言は2月15日厚生労働委員会1時間48分12秒のところからです。」
2007年02月16日23時36分
産婦人科医が減っているのは出生数の減少で医療ニーズが低減した反映――。7日の衆院予算委員会での柳沢厚生労働相の発言が、産科医の反発を呼んでいる。訴訟リスクの高まりや24時間態勢の過酷な勤務などに触れなかった答弁が理由だ。「産む機械」発言の余波もあってか、医師らのブログには「このような認識では有効な対策がとられない」などの書き込みが続く。柳沢氏は16日、閣議後の記者会見でこの発言について「訴訟のリスクや勤務状況がきついということはよく承知している」と話した。
発言は、「産科、産婦人科、外科の医師数が減っているが、なぜか」という質問に答えたもの。柳沢氏は「産科の医師は出生数あたりでは減っているわけではない」「出生数の減少で医療ニーズがはっきり低減していることの反映」などと答弁。産科医、助産師不足の対策には「効率化、ネットワーク化して対応していく」とした。
この発言を取り上げたブログ「ある産婦人科医のひとりごと」のコメント欄には「(現場を)理解しようともしない」などの言葉が並ぶ。国会中継の録画から議事録をおこしたブログも。医療関係者らが参加する掲示板「m3」などでも批判が続いている。
確かに産婦人科医1人あたりの出生数は、90年が95人、04年が98人と横ばい傾向にある。だが、日本産科婦人科学会で医療提供体制検討委員長を務める海野信也・北里大教授は「大臣は、分娩(ぶんべん)施設数の減少が出生数の減少率より大きい事実を見落としている」と指摘。「産婦人科が扱う領域は、婦人科系のがんや不妊治療などに広がっているのに、担い手は減っている。お産を扱う医師は、数字以上の激務。実態にきちんと目を向けていただきたい」という。
檄!すべての心ある議員は野党女性議員諸君に続け、柳沢の首をとれ!
日の丸を持った妊婦イラストは「橋本勝の21世紀風刺絵日記」より
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント