いったん中止・保留にさせてください⇒有志を募って連名で民主党に、特に九条への態度を問うアンケートはどうですか?
下記の企画はいったん中止・保留させてください。そもそもこのくらいのことは新聞社がやるべきことと思えてきました。
また、憲法九条についてどう考えるかは、すべての候補者、候補予定者に聞くべきものと考えます。
たとえば仮に答えが「九条を守る」であっても、金太郎飴の共産はともかくとしても社民では議員個人個人で個性が出てくるはずです。
僕自身は短くても良いから、民主党だけでなくすべての候補者、候補予定者一人一人の理想とか哲学を聞きたいです。政治家のアンケートであって、TVがやる「YES、NO」の街頭アンケートではないからです。
そもそも民主党にだけアンケートして、自民党にやらないのはおかしいでしょう。「自民党内の加藤紘一氏とかハト派の意見が表面化すると自民党の宣伝になる?」って。馬鹿言ってんじゃない、民主党内の前原前党首のような小泉ベッタリネオコン議員もうっとおしいなら、自民党内のハト派にも「何やってんだよ、早く自民党から出たらどうなんだ」が僕などの正直な感想です。「ねじれ現象を何とかしてくれよ」です。
民主党にだけやるなら党利党略で利用される可能性が大なのでむしろ反対すべきと考えが変わりました。来る参院選だけでなく、その次にくる衆院選とガラガラポン政界再編まで視野に入れたアンケートであるべきです。
なお、下記関連投稿の「きっこさん含め雪崩現象に唖然とす。&ネットウヨが嫌うアニメ・メッセージバナー(笑)、そして巧妙化するネット工作者ウォッチング。」文中でも書きましたが、
(略)
確認しておきますが、九条について態度を問うこと自体には僕自身も賛成です(当たり前のことです。もしそうでなければ反戦な家づくりさんに最初にこのアイデアを呼びかけたりなどするはずもない。後から判断を修正しました)。
九条について態度を問い、言質をとることを、民主党にだけやることに反対しているのです。なぜ自民党の各議員に対してもやらないのか。自民党は狡猾なので選挙戦の中で社会の空気を敏感にキャッチしながらカメレオンのように態度を変えイメージ・印象操作をしていくはずです。
安倍カラー一色で自民党全体が選挙戦を通すはずもなく、すべての議員がやるはずもないと思っています。ある時にはあえて野党のお株を奪うような野党スタンスを印象操作するはずです。「安倍さんはああいっているが、僕自身は九条改正には反対です」とか、自民党候補者の中からさえ言うものが出るのではないかと思っています。そこまで行かなくてもハト派を印象付けるような言辞を演説で弄するとかです。そもそもです、小泉が言った「自民党をぶっ壊す」のセリフを皆さんはもう忘れたのですか。あの一言で野党に流れる票・空気・風を吸い取ったのですよ。
なにしろ一度当選すればあとはどうとでもできると考えている連中です。
何度でも言うが、なぜ民主党にだけ問いかけと言質取りで、自民党に対しても同じようにアンケートを突きつけ紙に記録する言質取りをやらないのか。
元々の言いだしっぺとして言い辛いのですが(汗)、敢えて言わせてもらうなら、今まで政治意識でかなり先進的と考えていたブログが、きっこの日記も含めて雪崩をうっているのを見て唖然としています。皆さん政治家のマヌーバーに対してあまりにもナイーブ過ぎる。
です。断言してもいい、民主党だけに問う今回の企画は必ず党利党略で利用され、もっぱら民主党にだけ打撃を与える結果に終わるだろう。
※あとで、「民主党は憲法問題から逃げるな、ガチンコ勝負をしろ」バナーと「マスコミは政治家の一人一人に九条について問え、平和についての哲学を聞け、アンケートをしろ」バナーを作成しようと思ってます。
自分のスキルの有効活用から考えても、今回の企画は僕自身にとってエネルギーと時間の無駄、非常に非効率に思えてきました。
関連投稿
「ビックリなのだが、自民党HPで、検索語「改憲草案」でも「憲法改正草案」でも見つからない。「選挙争点は郵政民営化だ」の時と同じで中身隠しジャン。(笑)」
「「地獄への道は善意で敷きつめられている」になるのか?護憲勢力の課題設定の拙劣さと見えてきた安倍が圧勝しなくても多分負けない悪夢の道筋。」
「「いいのですか?ジュゴンの未来は、あなた達の未来かも、」バナーです。色々なアプローチで色々な人とつながりたいですね。」
「始めから失敗を約束されたアンケート。公平性は最低限の条件、むしろ答える民主党議員がいたら間抜けすぎてその方がむしろ心配。」
「きっこさん含め雪崩現象に唖然とす。&ネットウヨが嫌うアニメ・メッセージバナー(笑)、そして巧妙化するネット工作者ウォッチング。」
「5/14の報ステで最低投票率、保岡興治が論破したように見えるのは、古館と加藤千洋(朝日新聞)が頭が悪いから、喜んで画像アップして保岡を持上げてる奴はさらに没論理の馬鹿。(笑)」
※以下、参考資料です。削除しようと思いましたが、一応残しておきます。
※最初の表題「「反戦な家づくり」さんへ、有志を募って連名で民主党に現憲法、なかでも特に九条への態度を問うアンケートはどうですか?」から文節の前後を入れ替えました。トラック・バック先のサマリー表示で大事なポイントを最初に表示させるためです。
「野党共闘の幻を追いかけるより 改憲反対の議員に投票しよう」へトラックバックをするためのエントリーです。
「反戦な家づくり」様
本日お昼前に100万アクセスを達成した雑談日記のSOBAです。
表題のアイデアはどうですか。
末尾にアンケートの素案を書いておきました。たたき台ですので、さらに直す可能性もあります。大枠の骨子は以下です。
1、現憲法、なかでも特に九条への態度を問います。
2、なるべく多くの賛同者をつのり、連名ですべての民主党の参院選候補者(公認が43名、推薦が5名)に送ります。(アンケート結果公表がロビイングの意味合いもあります。そのため、連名賛同者はブログ開設者に限ります)
3、党としての明確な姿勢を求めるために、上記民主党の参院選候補者(公認が43名、推薦が5名)とは別に、小沢一郎民主党代表、鳩山由紀夫民主党幹事長、菅直人民主党代表代行にも送付します。
4、アンケートには連名賛同者のブログ名とURLを載せ、結果を連名賛同者のブログで公表することをアンケート対象候補と小沢、鳩山、菅三氏にも告げます。もちろん、アンケート結果については賛同に名をつられなかった方のブログで転載するのは自由です。
5、アンケートの信頼性と、事務処理の集中を担保するためにブログ仲間・とくらBlogの戸倉多香子さんに仲介してもらうのはどうでしょうか。彼女自身が候補者で忙しいので、あくまでも仲介だけです。具体的な作業はすべてわれわれが最大限やることにします。
6、賛同者は「反戦な家づくり」さんの「民主党の選挙区候補に改憲の賛否を聞こう」へのコメントか、雑談日記のこのエントリーへのコメントで受付、リストアップしていきます。期限は一応今日から1週間後の5月25日(金)24時とします。 単なるトラックバックは意思の確認にならないのでリストアップしません。
7、民主党への送付は早急に作業し(27日を目途)、回答期限を6月5日(参院選公示1ヶ月前)とします。送付はメールが良いと思います。
※以下、素案です。「反戦な家づくり」さんの再トラックバックを受け、表題を一部修正し、質問もただひとつ九条にしぼりました。なお形としては最初に「反 対、賛成」で答えられる質問をおき、その選択肢に対して再度考えを述べてもらうという形にしました。(クローズド・クエスチョン⇒オープン・クエスチョン という流れです)
民主党参院選各候補者様、および小沢一郎民主党代表、鳩山由紀夫民主党幹事長、菅直人民主党代表代行の党三役様
日々国民のための政治活動にまい進されていることと心から感謝申し上げます。
さて、昨14日には安倍自公連立政権によって国民投票法が強行採決されました。それまでにも、防衛省、改悪教育基本法の同じく強行採決、さらにまた共謀罪の新設をうかがう動き等、矢継ぎ早の自公の政治攻勢に平和と公正な国のあり方を願う国民は心を痛めております。
そのような中で、参院選を迎えます。国民の関心も日増しに高まっており、民主党に対する国民の期待と関心も間違いなく高くなっているところです。
しかし反面、民主党に対する、「ほんとうに平和を守ってくれるのか?」の懸念が国民の間にあることも事実です。
そこでアンケートということでお尋ねします。
悲惨な戦争という歴史をふまえて、現憲法には国民主権、そして立憲主義と平和主義という理念が高々と掲げられていると考えます。
質問:九条を改制することに反対ですか、賛成ですか。(○で囲んでください)
もし反対の場合にはその理由、もし賛成の場合にはその理由を以下にお書きください。
(回答のスペース)
期限:6月5日までにご返答下さいますようお願い申し上げます。
※このアンケートは以下のブログ開設者によって賛同されております。アンケート結果については以下のブログにより公表されます。また連名していない多くのブログにも転載されることをご承知おきください。
以下賛同ブログ(順番はアイウエオ順)
雑談日記(徒然なるままに、。)
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/
反戦な家づくり
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/
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コメント
名文ありがとうございます。1点だけ「大丈夫か?」は「ほんとうに平和を守ってくれるのか?」のほうが良いかなと思います。
賛同募集に1週間、回答期限に2週間で、なんとか7月5日の公示より1ヶ月前に間に合わせたいですね。
投稿: 明月 | 2007年5月15日 (火) 10時37分
全野党共闘は現共産党のままでも可能という大いなる幻影
http://www2s.biglobe.ne.jp/~mike/yatokyoto.htm
投稿: 匿名希望 | 2007年5月15日 (火) 21時50分
文面訂正ありがとうございます。
この文案で、できるだけ多くのブログに呼びかけをしていこうと思います。TBした先は逐次ご連絡しますが、非公開コメントはココログには無いのでしょうか。
賛同募集の期限を、25日(金)にしようと思いますが、いかがでしょうか。27日には民主党に送付し、6月5日を回答期限にしましょう。
投稿: 明月 | 2007年5月15日 (火) 22時52分
正直に言って批判にも冷静さが必要だし相手に対する最低限の礼節は守らなければいけないと思います。また自分の都合のいい意見だけを取り上げるのもいかがかと思います。私は一貫して共産党に投票する者として申し上げたい。民主党や無党派は本当に護憲を真剣に考えているのか、と。それは何が何でも野党は護憲、与党は改憲であり、野党第一党の民主党と共闘しない共産党は自民党の補完勢力などと悪態をつくからです。そもそも自民党より自民党的とさえ言われる小沢氏を党首にしている限り民主党が改憲派なのは間違いないでしょう。先日の国民投票法案採決における態度をみれば疑いようもない事実です。はっきり改憲を唱える安倍自民党よりある意味太刀が悪いとさえいえましょう。自民党との対決姿勢を装うために護憲派を装い護憲派の票までも手に入れようとするからです。このような信義にもとる政党と共産党が共闘しないのはあたりまえであります。過激派やえせ同和、はたまたあなたの嫌いな統一教会と民主党は決して無縁ではありません。特に統一教会に関しては千葉県流山市議選を見れば明らかです。これら反社会的団体とも戦っている共産党がなぜに彼らと縁を切れない政党と組まなければならないのでしょうか。反省すべきは彼らのほうです。まさか護憲を唱えるからと言って反社会的団体とも共闘せよといいませんよね。反社会的団体との共闘は改憲派に絶好の攻撃材料を提供するのみならず道義的にも許されません。もう一度冷静に再考されるように望みます。
投稿: | 2007年5月16日 (水) 00時20分
名前とメールアドレスを送信し忘れました。すみません
投稿: 徒歩7分 | 2007年5月16日 (水) 00時26分
名月さん、賛同募集の期限、回答の期限について了解しました。それでよろしいと思います。
コメントについてはココログでは「公開を承認」に設定できますが、そうするとすべて「投稿されたコメントは、承認されるまで公開されずに保留されます。」になってしまいます。公開・非公開の選択はできないようです。
やむを得ませんので、非公開コメントに順ずるやり方としては、コメントで「メールしました」とだけ書いていただき内容についてはメールというのが良いと思います。
なお、広告も含めた諸々のメールが大量に来ていますのでメールだけだと見落とす可能性があります。
投稿: SOBA | 2007年5月16日 (水) 00時28分
徒歩7分さんこんばんは。
日共支持者は党利党略だけで政治がわかっていないとだけ申し上げておきましょう。
日共だけが護憲だなんていうのはまったくの幻想、お笑いです。
あなたたちだけでやれると思うのなら、どうぞ勝手に、かつ存分におやりなさい。(笑)
社会の高齢化を先取りしたかのような超高齢化の日共。(笑)大衆闘争をやらず、議会至上・票取り至上主義ならば必然の末路でもあります。
日共なんていうのは共産党でさえないと思ってます。抗日・国共合作の中国共産党やキューバのカストロなどの歴史を紐解くならばね、。(笑)
投稿: SOBA | 2007年5月16日 (水) 00時38分
こんにちは、
これで今度の選挙への方向がわかりやすくなりました。上記に賛同します(ってか、まだ募集前?)
投稿: suyap | 2007年5月16日 (水) 11時50分
反戦な家づくり・明月です。メール送りましたので、ご確認下さい。
投稿: 明月 | 2007年5月16日 (水) 11時54分
「中止表明」と入れ違いにメールしました。取り敢えず取り消してください。(反戦老年委員会)
投稿: ましま | 2007年5月16日 (水) 15時34分
メール送りました。ご確認下さい。
投稿: 明月 | 2007年5月17日 (木) 00時58分
皆さんの意見が大変素晴らしかったのでコメントを書きました。HPにも私の意見を載せていますので是非見てみてください。
投稿: YN | 2007年5月17日 (木) 04時06分