植草裁判最終弁論、東京地裁刑事2部429号法廷ウォッチング&権力の誤算と蹉跌⇒132日拘束の消せない事実と76ブログの出現(笑)
※追記:1、その後よくまとまったPJニュースを後ろに追加しました。2、イラストを大幅に追加です。
今までの公判日程の記録。今日は、第11回です。次回公判は10月16日10時開廷で判決です。
第1回12月6日午前10時開廷、妻が当選し僕が傍聴
第2回12月20日午前10時開廷、二人落選
第3回1月25日午前10時開廷、二人落選、僕の方は10番違い
第4回2月9日午前10時開廷、妻だけ行くも落選、1番違い前の人が当選
第5回2月28日午後1時15分開廷、妻だけ行くも落選、1番違い後ろの人が当選
第6回3月28日午前、午後
第7回5月18日午後1時15分開廷
第8回6月18日
第9回7月4日
第10回7月18日
第11回8月21日午前10時開廷、二人で行き妻が当選し傍聴
僕の方は年休の関係もあり第3回まで、妻は第5回までで(2度続けて1番違いがダメージだったようだ(苦笑))その後行っておらず、久しぶりの東京地裁でした。
今日は整理券177人で当選数が24人、妻が当選し傍聴してきました。(実は連番で1415、1416が当たっていた、一瞬係りに話しかけて列を離れたのが良くなかった。並んだ順番で整理券を受け取っていれば二人とも当選だった。)
今回は第3回の時のようなピリピリした感じはありませんでした(落選したときにも、地裁の中に入館してウロウロ観察がお決まりのコース(笑))。3回の時には明らかに私服と思われる人物が玄関ホールに何人もいて、カウンターで質問しようとしたらスーッと寄ってきたりとか、。ボディチェックのセンサーも1回2回公判時と違ってピーピー鳴りまくりで何回もゲート、思わず皮肉を込めて社会の窓のチャックを突き出し「この金属が鳴ってるのかもね」と俺、年配のガードマンが度肝を抜かれた感じで「いや、もう結構です」(笑)明らかに遠隔で鳴らしまくっていたと見てます。(笑)
今まで落選の整理券を小さなダンボール箱で回収していたが、それも今日はしていなかった。
一言で言うなら「弛緩」と言う言葉が適切かも知れない。先の参院選で自公に鉄槌が下ったことも関係があるかもしれないですね。
妻が傍聴している間(あとでイラストをアップします)、時間を有効にということで地裁ウォッチングしました。
8時55分頃、地裁に到着。まだ整理券を配っておらず14、5人の列最後尾にならんだ。
9時整理券配布。
9時12分アルバイトと思われるおばちゃんが数十人大挙してきた。大きな声で話す内容からも明らかにアルバイト。(笑)
9時20分、前記書いたように妻が当選。二人で4階に直行。
しばらく列で並ばされ、妻もボディチェックで法廷前廊下へ。
9時59分30代前半くらいの女性が少し息を切らせながらかけつける。係員に「9時55分までなんですが、」と嫌味っぽく注意されるもボディチェックで法廷前廊下へ。
10時0分、男性が同じく慌てる感じで、。「男なので断られるかも、ただし、俺が直近で前の女性を目撃しているのを見ているのを係りが見ているから大丈夫かもナ」と一瞬考えていたら、その通りに。(笑)
10時6分開廷前撮影のNHKクルーが3人出てきてエレベーターに。
10時15分廊下突き当たりの大きな窓の縁に腰掛けていたら携帯で編集部にでも電話するのだろう男性の記者、聞きたくなくても聞こえる大きな声で「被害者が犯人を取り違えた。あらためて無罪を主張した。それでお願いします。」
10時55分、同じく別の男の記者、聞こえる声で(笑)「プロジェクター使って位置を確認している」。女性記者「痴漢事件はあったのだろうが、犯人を取り違えていると、」
報道腕章を巻いている年配の記者(?)と二言三言、「プロジェクターの不備があったらしい、10分から20分遅れたかも、予定では12時終了だが、」(あとで妻に聞いたところでは実際には3分だったらしい)。
11時55分閉廷。(次回公判(判決)は10月16日10時開廷)
(クリックすると拡大します)
※イラスト転載の場合は「雑談日記より」と明示してください。
法廷内風景
※追記:イラストは、妻の@nigaoe 似顔絵。以下同じ(nigaoeは、このエントリーの後、2008年2月10日にTwitter ID取得)
※追記:マスゴミの悪意あるイラストの例
支援者の広がり、ご自身の執筆による社会への訴えかけができたことで、吹っ切れたのでしょうか。スッキリした感じを受け、その堂々とした植草さんの姿に感銘を受けたとのことでした。
植草さん
妻は最初報道席に着席してしまい、席取りを失敗したので、横顔と斜め後ろの姿しか描けなかったようです。
主任弁護士
検事、1回の時には確か4人いたが、今回は一人だけだったらしい。弁護側の弁論だったからか、?
東京地裁刑事2部裁判長裁判官 神坂尚、歴史に悪名を残すことになるか?
まともな証拠もなく、本人が否認している事件で有罪とすれば間違いなくそうなる。植草氏の言論は100年後でも生きる言論である。その植草氏にアホな冤罪判決を下せば、神坂尚は末代の子孫に恥として思い返される人物となる。
妻が傍聴を終わるまでの間、ただ待っているのも能がないので、法廷前に続く関所のガラス扉の張り紙ウォッチング。
※ここを入ったところでボディチェックをしていた、入ってすぐ左が荷物預かり所、少し行った右が429号法廷、傍聴入口ドアには上に開く小窓が取り付けてあり時々係員や報道の腕章を巻いたおじさんが中を覗いていた。
なお、同じフロアの他の関所ガラス扉も全部チェック・調べてみました。しかし、この類の張り紙は一切なかったです。いわば植草裁判のためだけに作成された張り紙。
傍聴時のメモさえ戦後長いこと許されてませんでした。確か70年安保のちょっとあとあたりでできるようになったと記憶してます。米国人留学生でしたか、裁判を起こし、その後に許可されるようになったと記憶してます。(この部分あとで調べてみます)社会がそれなりに進歩していくものであるなら、いずれ遠くない将来メモと同じようにICレコーダーによる記録さえ許可されるようになる気がします。
その時、下記の張り紙の文章はこの植草事件&裁判がいかに異様な事件&裁判であり、不公正な裁判であったのかを示す歴史的な文章となる気がします。その昔、当時はありふれていた落首(今で言うらくがき)が歴史的な資料になるなんてこともありますからネ。
132日の拘束、これはもう間違いなく不公正の象徴として長く語られることになります。(笑)「知られざる真実 勾留地にて」が広まるのとあいまって長く新自由主義・ネオリベ勢力を苦しめることになるだろう。もちろん76ブログの勇気ある諸君のリストの迫力は言うまでもない。1ブログのアクセスが少なくても200として、かける76で毎日1万5200アクセス。それらのブログで、毎日バナーが24時間365日勝手に動いて働いてくれている。これって結構迫力がありまっせ。(笑)
もし、たとえ法廷で有罪としようとも、無実の確信は深く広く流布していくことになります。裁判所自身が裁判の権威を貶めていくことになる。東京地方裁判所刑事2部、裁判長裁判官 神坂尚は歴史にその汚名を残すことになるだろう。よくよく判決は考えてやるようにお勧めする。(笑)
429号法廷
の傍聴券を所持して
いない人は、この中
に入れません。東京地方裁判所
刑事第2部(改行はそのまま、A4に大きく)
その下に2枚ある内の左(段落、句読点はそのまま)
注意
傍聴人は、法廷内において写真を撮影したり録音したりすることができません。このような行為に出たものあるいは出ようとした者に対しては、退廷を命じ、その身体を拘束するなど必要な処分を行います。
また、カメラ、録音機その他これらに類する器具を法廷内に持ち込むことも禁止します。法廷内でこれらの器具を所持しているのを発見したときには、その所持者に対しては直ちに退廷を命じ、その身体を拘束するなど必要な処分を行うとともにカメラに装てんされたフィルム、録音機内の録音テープ等についても露光、消磁その他必要な措置をとります。
平成19年8月21日
東京地方裁判所刑事2部
裁判長裁判官 神坂 尚(押印)
下に2枚ある内の右
刑事429号法廷傍聴についての注意
刃物その他の危険物、カメラ類及び録音機類を所持したまま傍聴することを禁止します。
これらを所持していると、傍聴券の交付も受けられません。
また、鞄、手提袋、ふろしき包等の手荷物(婦人のハンドバックを除く。)及び傘類を法廷内に持ち込むことはできません。傘は1階の傘立てに入れ、手荷物は係員に預けてください。
なお、所持を禁止されている物を除き、現金その他貴重品は、各自身につけておいてください。
傍聴人に対しては、入廷の際に法廷の入口において被服及び所持品の検査を行います。休廷後の再入廷についても同様です。
なお、開廷中に退廷した人の再入廷は禁止します。
平成19年8月21日
東京地方裁判所刑事第2部
裁判長裁判官 神坂 尚(押印)
関連投稿
「植草さんが保釈される4日前の1月18日に、高圧的な警官の職質体験、馬場高吉巡査部長(035266)と杉浦敦巡査長(642481)(笑)」→馬場高吉巡査部長(035266)が名乗った部分のポドキャスティングつき(笑)
「「民主的」と自称する日共系ブロガーの人権感覚。『彼の「痴漢ごっこ」の性癖もかなり広く知られているようです』の伝聞無神経。」
※その後追加:以下、PJニュースです。資料として採録。ワイドショーでミラーマンとか軽薄なことしか言えないTVマスゴミ、また糊口を糊するためとは言え同じく軽薄なオチャラケ記事しか書けない便所紙週刊紙のへたれ記者も恥よ。まともに報道もできない大手報道機関も同罪である。
「植草事件」名乗り出た目撃者の信ぴょう性を立証=弁護側が最終意見陳述
2007年08月22日05時37分
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【PJ 2007年08月22日】-電車内で女子高校生に痴漢行為をしたとして東京都迷惑防止条例違反に問われている元大学教授の植草一秀被告(46)の公判が21日、東京地裁で開かれ、弁護側が最終の意見陳述を行った。この中で弁護人は、犯行時間帯に植草被告が誰とも接触してなかったとする7月4日の第9回公判目撃証言の信ぴょう性を裏付けた。
この事件は2006年9月13日夜、京浜急行下り列車内で女子高校生の尻を触ったとされるもの。同年12月6日から公判が始まり、7月18日の第10回公判で検察側が懲役6カ月を求刑している。
この日の公判で弁護側は、被害者が犯人を植草被告と間違えたに違いないとの主張を展開。プロジェクターを使い、事件時の現場状況を人の動きも含め動画で分かりやすく説明した。その上で、電車に乗り合わせたと名乗り出た第9回公判の目撃者証言が信用できるものであるとする7つの論拠を示した。
(1)証言に至った経緯は極めて自然である。彼は事件の目撃の後、植草氏が痴漢の犯人にされていることをニュースで聞き驚いた。かかわりたくないという気持ちや、植草氏に対するマスコミの報道ぶりを見て、名乗り出る決心がなかなかつかなかった。しかし、弁護士と話す機会があり、植草氏の弁護人にコンタクトを取るよう勧められ、植草氏の事務所にFAXを入れた。
(2)証人は事件に関する予備知識がなかった。植草氏とも話しておらず、植草氏の弁護人から、検察の主張や被告証言など裁判の経緯を知らされておらず、自分の知っていることをありのまま話した。
(3)証人の証言は詳細かつ具体的で、植草氏を近接した距離で確認している。
(4)証人は被害者の声を聞いてないとしても不自然ではない。被害者は少し大きめの声で「子どもがいる前で」などと植草氏の方、つまり証人に背を向けて話しているだけ。これは青物横丁駅から大森海岸駅の間と思われ、証人がうとうとしているころに当たる。
(5)被告人の姿はよく見えたが被害者の姿は見えなかったとの証言も、周りの人の位置関係を考えれば理解できる。
(6)時間の経過に関する証言内容が、具体的な駅名を基準とするものだから信用性が高い。
(7)位置関係に関する証言も進行方向の左側ドアの2人目の座席に座っていたというものであり、極めて正確な位置や向いていた方向の指定ができており、信用性が高い。
一部報道は、この目撃者がうとうとしていて痴漢を目撃していなかったと伝えている。しかし、この目撃者は品川駅から青物横丁駅までの約3分間植草氏の様子を見ていたと証言しており、被害者の主張する犯行時間帯「品川駅出発から2分間」を含む。検察側は第10公判で犯行時間帯を明言しており、この点で争うのをすでにやめている。
次回公判は10月16午前10時に開かれ、判決が下される予定。わが国の刑事訴訟法では、被告事件について犯罪の証明がないときは、判決で無罪の言い渡しをしなければならないと規定されている。犯行を裏付ける証拠が何一つない中で、司法がどれだけ公正な判断ができるかが試される。【了】
下記、富山冤罪事件では記事中にもあるように「有力な証拠がほとんどないにもかかわらず、真実に反する供述を強要して被告人を犯人に仕立て上げた」。植草氏の場合には「有力な証拠もなく」植草氏自身が否認し「真実に反する供述」すらない。これで有罪とするなら前代未聞の判決となるだろう。
「前科が消えた」と実名を公表、富山冤罪事件で無罪求刑【読売】
富山県氷見市の冤罪(えんざい)事件を巡る再審の論告公判が22日、富山地裁高岡支部で開かれ、検察側は、婦女暴行・同未遂容疑で誤認逮捕され、服役した元タクシー運転手柳原浩さん(40)に対し無罪を求めた。
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藤田敏裁判長から意見を求められた柳原さんは、最高検が冤罪事件の再発防止策などをまとめたことに触れ、「口だけでなく実行に移してほしい」と述べた。判決は10月10日に言い渡される。
検察側は論告で、柳原さんが罪に問われた2002年の婦女暴行・同未遂の2事件について、自供している別の被告の犯行に間違いないとし、「被告人(柳原さん)の無罪は明白であり、無罪判決を下すのが相当」と述べた。弁護側は「有力な証拠がほとんどないにもかかわらず、真実に反する供述を強要して被告人を犯人に仕立て上げた」と検察などを非難した。
柳原さんは公判後、「無罪の求刑を受け、前科が消えたと思った」と話し、実名を明らかにする意向を示した。
(2007年8月22日19時53分 読売新聞)
下記バナー表示のさらなる参加者を呼びかけます。はり方は今まで何回もエントリー中で書いていますので、右上のスピード検索で「バナー はり方」で検索していただければ分かると思います。
↑知られざる真実 勾留地にて」を読もう。
左は最初に作ったスタンダードタイプ、右はマスゴミ糾弾コマと、共謀罪体制糾弾コマを追加したタイプです。
↑知られざる真実 勾留地にて」を読もう。
左が最小限4コマだけの普及版で、右は最後に作成した『「大阪大学大学院教授・本間税調会長が超1等地原宿近くの官舎に格安入居でしかも愛人 と同居だって」、片や植草氏逮捕は国策逮捕だな、3+10+10=23日越えて勾留だって?法的根拠は?言えるものなら言ってみろ(笑)バナー』です。
↓勝手連連帯CMバナー
最強の冤罪自己防衛は
1、権力への幻想を捨て、信用しないこと。
2、黙秘権を行使すること。
3、録取調書には絶対に署名をしないこと。詳しくは救援ノートを読もう
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
SOBAさん、こんにちは。
植草教授のバナー、貼らせていただきました。TBありがとうございます!
投稿: m-maki | 2007年8月24日 (金) 17時28分
m-makiさん、ありがとうございます。
m-makiさんは77、ラッキーセブン2個7並びの77人目です。
早急にバナーに反映させますので、少しお待ちください。
投稿: SOBA | 2007年8月24日 (金) 17時55分