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2007年8月26日 (日)

なかなか鋭いブログだなぁ、早速バナーに取り入れ、「お勧めサイト&ブログ」リストにも追加。それにしてもマダム回転寿司。

 「黒猫亭日乗、畸人閑居して狂言綺語す。蛙鳴蝉噪尽きる事無し。」の「新個人主義政治の不気味」です。

 肝の部分を取り入れて、マダム寿司が決して「自ら辞職」したのではなく、単に「続投辞退」宣言だったのを忘れないためのバナーです。こう言う醜悪な存在は政治生命さえたってしまう必要があると考えています。ポピュリズムの極めて危険な政治屋だ。

 上は、「私と貴女は姉妹です、私は日本のライス、マダム寿司と呼んで」、辞めてない、続投辞退だけど(笑)バナー、下は「私と貴女は姉妹です、私は日本のライス、マダム寿司と呼んで」、携帯電話で危機管理&辞めてない、続投辞退だけど(笑)バナーです。

 一部なごなぐ雑記さんの画像を使わせていただきました。

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podcast:「マダム寿司」と記者のお愛想笑い

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20070827youtube  You Tubeで「マダム寿司」で検索しても、No Videos found for "マダム寿司"で情報統制状態。ニャらばそれニャら、と言うことでポドキャスティングでアップしておきました。(笑)



 以下、「新個人主義政治の不気味」の肝の部分だけ採録。読み応えあり、長文ですが、全文はリンク先でお願いします。

(略)

何が奇怪だと言って、マダムの「続投辞退」は「イージス艦機密情報漏えい事件について誰も責任を取っていない。私は責任をとりたい」という言い分のものらしいんだが、そういう意味において、このギリギリのタイミングで責任をとるというのであれば、滑り込みの「即時辞任」辺りが相応ではないのかということである。

表向き何だとも決まっていない改造内閣における画餅の「続投」を前提とした「続投辞退」というのがもう、この暑い盛りでも湯冷めするくらいヌルい上っ面のパフォーマンスである。

そもそも自分が一ミリも関わっていない事柄に関して「責任をとる」とまで言い切る不誠実さとか、さらにそれが「改造後は留任しません」という「意志表示」に留まるというのは、どういういう料簡なのか。

本来、「責任をとる」というのは、自身の意志的決定に自由度が残された行動の範疇において意味のある言葉なのだが、改造後の人事については小池百合子に自由度など残されていない。この時点でマダムの自由意志に任されているのは大臣を辞職するか否かであって、改造後の人事がどうなるかではないはずである。

さらにそれが「首相から要請されればその限りではない」とか「横滑り人事ならOKよん」というのなら、改造人事がどうなっていても通用する自己正当 化の詭弁であることなど現時点ではっきりしている。「責任をとる」も糞も、ご大層な発表には実質的に何も賭けていないということである。

それは単に「是非にとお願いされたら続投してあげてもいいけど、ぶっちゃけ防衛大臣は美味しくないからもっと良いポストを頂戴ね」とマスコミを通じて首相におねだりしたという意味にしかならないだろう(笑)。

イージス艦の機密漏洩に関して「これまで誰も責任を取っていない」ことを批判するのであれば、それはあなたが嬉しそうな顔をして防衛大臣を拝命した 時点ですでに存在した課題ではないのですか、という話になるわけで、このロジックで言うなら、久間章夫直後の防衛大臣に政治的責任感があるなら、拝命直後 の重要な仕事として直ちに情報漏洩に対する陳謝を添えて辞任すべきであるという話になる。

それはつまり、ケジメとしての辞職を主な政治的課題とする後継大臣が自分であるという意味になるんだが、小池防衛大臣が即時辞任などせずに諸外国に想い出作りの大名旅行をしたことは国民全員がよく識っている。

また、最初から即時辞任前提の大臣が電光石火で主要な同盟国である米国やアジア諸国に精力的に赴いて、テロ特措法をはじめとする重要な国防上の課題に対して勝手放題な約束や放言を濫発したのは、それらの相手国に対する確信犯の詐欺外交なのですか?という話になる。

まあ、百歩譲って閣僚というのは国益の為に外交上の詐欺行為を働いても構わないとしても、詐欺外遊の直後に「なーんちゃって」 と言わぬばかりに「続投辞退」を公表するというのは、国益に適う行動なんですかね?という疑問が附き纏う。普通なら、ある程度のスパンで大臣職を担い続け るしか相手を騙し続けられないはずなのだが、外遊直後に「後のことなどもう識りません」と公言するのでは、その場で全部嘘っぱちだとバレてしまうことにな るはずである。

後継大臣は前任者の嘘っぱちの言質をとられて、外交上重大な足枷を課せられるはずだし、前任者の発言内容が国益に適うかどうかという以前に、相手国 の側には「インチキ閣僚に騙された」という名分があるのだから、嵩に懸かって言い取り次第に難癖を吹っ掛ける余地をつくってしまったということである。

言いっぱなしで自身が約束の履行を見届けなかった大臣の後任者は、諸外国から「あなたの前任者とはこういう話になっている」と難癖を吹っ掛けられた 場合、「そういう意味で言ったのではありません」と主張しても当人ではない以上は空しい言い訳である。まあ、ことアメリカに関しては、レイムダックはお互 い様なのでその限りではないかもしれんが(笑)。

また、実体的責任関係の如何に関わらず「責任をとる=辞職」ということなら、この大臣の言い種は、参院選大敗の責任を自ら認めた安倍総理の即時退任を暗に要求しているこ とになる。過日の選挙結果を受けて安倍総理が口にしたのは、「責任をとるということは課題をやり抜くこと」というロジックの言い訳だったわけだが、それは 実質的には自分から進んで信任を賭けた選挙の結果を、自身の約束した政策遂行へのプレッシャーと付会したこじつけの言い訳に過ぎない。

そして、今度の小池百合子の発言は、自ら「機密漏洩体質」という構造改革上の課題を指摘しておきながら、その解決を「続投辞退」という建前で後任者 に丸投げするものであったわけで、安倍総理と小池大臣の言い種は責任対象に対する対処法がまるで逆であり、要するに「てにをは」が逆になっている。

一般的に言って、自身に実質的な責任関係のない事柄に対しては課題解決を志向して働くことが「責任をとる」ということなのだし、自己の信任を賭けて 民意を問うた闘争の結果敗れた場合には潔く職を辞すべきである。その対応関係が逆になっている以上、何がどうあれ「物は言い様」「白を黒と言いくるめた」 という話でしかない。

今この時点でさえ参院選大敗に伴う安倍総理の言行不一致を追及する声が高いのに、わざわざこのタイミングで全く同様のロジックの無責任な発言を附け加え、火に油を注ぐマダムの政治的センスには脱帽せざるを得ないだろう。

そもそも「続投を辞退する」なんてのは、要するに「何もしていない」ということでしかない。何となく世間的には「続投辞退」と「辞職」をごっちゃにしている嫌いがあるけれど、別にこの人は「自分から辞めたわけでも何でもない」のであって「もし仮にアテクシが月曜日の発表で辞めさせられていたとしても、それはアテクシ自身の意志的選択なのよ、オホホのホ」と前週末に口先で予防線を張っただけである。

手柄顔に指摘するのも烏滸がましいが、ひょっとして「オレは、アタシは、マダム寿司の詭弁になんてもう騙されないよ」と眉に唾している方々の中の結 構な割合が、それでも「ちょっとだけ」騙されているのではないかと懼れるから老婆心ながら忠告するのだが、マダム寿司の詭弁が曲がりなりにも成立する為に は、週末の時点で「即時辞任」を表明していなければ辻褄が合わないのである。

月曜日以降に発表される結果に対して何の実味も伴わない妄言であるという意味では変わりないのだが、たとえば後々風向きが変わった時点で「そういえば過去に小池防相は前任者の責任を負って潔く辞任した経緯がある」という「嘘っぱち」が堂々と罷り通ってしまう懼れはあるわけである。

「続投辞退」も「辞職」も細かい経緯を無視してまるっと丸めてしまえば「改造内閣で防相を続けたくない」という意味なのだから、似たような印象を与 えるだろう。半年や一年程度の時間が経過しただけでも、これだけややこしい複雑怪奇な事件の細かい経緯は忘れ去られてしまい、人々の印象に残るのはそのよ うな大雑把な印象、つまり「小池防相は省としてのケジメを附けた」という不適切なイメージだけである。

そんな誤解を当人や御用論客は好んで利用し、ほとぼりが醒めた頃合いになって「筋合いはどうあれ、その意気やよし」「それに引き替え現職大臣は、野党幹部は」的に牽強付会して顕彰するものである。

今の時点で小池百合子というブランドに瑕が附いたとしても、ドッグイヤーの気忙しい世の中においては、来年、再来年という極々の近未来に「小池百合子再評価」的に「世間的に評判の悪い小池百合子が、実は」と持ち上げることは可能なのである。現時点でそれなりに情報収集の労を厭わないだけの余裕と誠意をお持ちの諸兄姉なら、マダムのくだらない詭弁に騙されることはないだろうが、来年のあなたが今この時点のあなたほどこの問題に関して詳しい経緯を記憶しているとは限らない。

その時制においては、たとえば現時点において「『続投辞退』も『即時辞任』も似たようなもの」「それは主要な要件ではない」というような大雑把な認識を抱いているとすれば、それが将来的に大きな違いとして顕れてくるのである。「小池百合子が省全体の腐敗のケツを持って辞めた」という前提における議論と、「自己弁護でそういう理屈を姑息に装っただけ」という前提の議論では、政治家としての姿勢面における扱いが全然違ってくるのである。

この際強調しておきますが、小池百合子は自分から辞めてなどいませんから、この先もずっとそのことを覚えておいてください。

せめてオレが望むことは、現時点において多くの人が感じたマダムの政治的人格に対する胡散臭さの印象と、「それにはたしか根拠があったはずだ」とい う確信を堅持することがまず一つ。そしてその記憶を根拠附ける為に、ウィキペディアのようなパブリックなデータベースが冷静かつ正確にこの一件の経緯を記 録し、未来の読者に向けた警鐘を意識することがもう一つ。ネットワーカーに望むならば、まあ来年の今頃には絶対そのような詭弁を弄する徒輩が出現する予定だから、今のうちにテンプレでも用意しておいたほうがいいだろうということである。

小池百合子のメンタリティ的に、人々が細かい経緯を忘れた頃に、必ずこの種の詭弁を誇らかに持ち出してくるに違いないのである。その時点では、他ならぬ本人自身がそう思い込んでいる可能性もかなり高い。

(略)


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コメント

ご丁寧なご紹介をいただきまして、ありがとうございます。政治ネタはたまにしか書かない軟派ブログですが、そんなオレでも少しは何かを言いたくなるほどひどい世の中ですね。

投稿: 黒猫亭 | 2007年8月27日 (月) 01時08分

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