総裁選馬鹿騒ぎの自民党全体がKY。それを支えるTVマスゴミ。キーワードは「お坊ちゃまと生活ほったらかし」、自Endで鉄槌だ!!
KYなのは安倍だけじゃなくて、自民党全体がKY(国民の空気が読めない)だ。総裁選馬鹿騒ぎの政治空白を見ているとつくづくそう思います。
※そこで、今日のお勧めエントリーは黒猫亭日乗、畸人閑居して狂言綺語す。蛙鳴蝉噪尽きる事無し。の「2007年9月14日 (金曜日) この素晴らしき世界」です。
このエントリーを読んでさきの参院選で安倍自民党が惨敗したキーワードが「お坊ちゃまと生活ほったらかし、従米ケツなめ」であることを実感しました。雑談日記のバナーはほとんど僕自身の政治的な直観(直感でなく直観ネ)で作成していますが、それほど的が外れてはいなかったなと今思っています。
これからは、福田がなろうが、麻生がなろうが、「お坊ちゃまと生活ほったらかし」をキーワードに政治戦を戦っていくつもりです。
安倍首相が政権を放り出し、臨時国会が開店休業状態というのに、自民党後継総裁選びの全国行脚で笑顔を振りまく福田、麻生両候補に釈然としない国民は多い▼参院選で政権交代を求める民意が下ったのに、居座りを続けた末、内閣総辞職と内輪の交代劇で目先をかわし、衆院解散先延ばしの魂胆見え見えだからだ。財源難で課題山積の臨時国会が空転しただけで三十七億円が失われると、本紙特報面は報じる▼朝のNHKニュースでは、大阪の民間病院が救急車で搬入された困窮患者の治療費未収で、経営を圧迫される深刻な実態を特集、前夜のTBSニュース23も、産婦人科医の劣悪な勤務実態に焦点を当て、医療が崩壊の危機にあると報じていた▼これらは内閣改造直後に奈良県で起きた切迫流産の妊婦が病院たらい回しにあった事件がきっかけのキャンペーンだ。その後の記者会見でも、目玉だった舛添要一厚労相が早急に手を打つと約束し、産科医療見直しの機運が盛り上がったところで、突然の総理辞任表明が審議に水を差した▼矢面に立たされた県立医大病院は、その日手いっぱいだった当直医の勤務状況をネットで公表したが、せっかくの周産期医療情報システムの問題点も浮かび上がった ▼昭和大医学部産婦人科学主任教授、岡井崇さんの著作『ノーフォールト』(早川書房)は、緊急帝王切開で患者を死なせた女性産婦人科医の苦悩と過酷な当直勤務を生々しく描いたサスペンスだ。無過失補償制度の創設を訴える現場からの緊急提言である。国会は早く審議を始めよ。
首相辞任表明→国会「開店休業」の無駄37億円なり 国民が血税、取り戻す方法は?【東京新聞 特報】
2007年9月20日
相次ぐ閣僚不祥事、参院選惨敗、安倍晋三首相のドタキャン辞任表明。世間にあきれられた自民党の恥も、総裁選候補二人の奮闘で薄まりそうな気配。でも、首相臨時代理も置かずに、国会を「開店休業」とした結果、毎日、三億円近く、計約三十七億円が無駄になる。国民が自民党から三十七億円を取り返す方法はないのか?(Webではここまで)
特集ワイド:総裁選を見に行った 気になる聴衆の反応は…まるで、花火大会みたい
聴衆にあいさつする福田康夫元官房長官(左)と麻生太郎党幹事長=高松市内町で2007年9月17日午後3時45分、内林克行撮影
ようやく秋の風を感じ始めたかなと思ったら、残暑に台風や大雨と、どことなく落ち着かない。そんな中で突然の自民党総裁選が始まった。2人の候補、福田康夫元官房長官(71)と麻生太郎党幹事長(66)の街頭での訴えを聴衆はどう受け止めるのだろう。東京と高松に足を運んだ。【本橋由紀、写真・内林克行】
◆「ちゃんとした人に早く決まってほしい」
◇東京・渋谷◇
2人の街頭演説はJR渋谷駅のハチ公前から始まる。16日午後3時、演説会まで1時間。人が集まり始めていた。
「責任政党の自民党です。よろしくお願いします」。選挙カーから絶え間なく流れるアナウンス。所信表明演説までしながら、首相の職を投げ出すように辞めたのは、どこの党の誰だったか。「責任政党」の言葉がなんだか軽すぎて、さみしい。
「まったくねえ。どうしようもない」。法被姿のお父さん(65)がつぶやいた。駅前にはこの日、金王八幡宮のみこしが出ていた。「それっ、そりゃっ」「ぴーひゃら、ぴーひゃら」
ハチ公の銅像前にいた神奈川県内の女子高生(17)は「麻生さん、見たい! えー、来るんですか? ラッキー」と満面の笑み。こちらもお祭り気分かと思ったら、黙って一緒にいた女子高生(17)が口を開いた。「なんで?って思うのはね。総理大臣を自分たちで選べないじゃないですか。福田さんに決まっちゃうんですよね」
首相が決まるこの選挙。しかし、ほとんどの国民は直接、参加できない。だから私は、しらけている。
自民党の総裁選で圧倒的な支持を受けて安倍晋三首相が政権の座に就いたのはほぼ1年前。だが、自らは総選挙を経ることなく、小泉純一郎前政権の「財産」を使って強行採決を繰り返した。参院選で大敗しても「基本路線は支持されている」と居座ったあげく、あっさり退陣。この数年、政治は一体、どれほどの民意を本気でくんだのだろうか。
午後4時前、2人が選挙カーに立った。福田さんは余裕を漂わせ、麻生さんはにこにこ笑顔を振りまいている。
最初に演説したのは福田さんだった。「すべての皆様方の……、立候補させていただきました」。上空のヘリコプターと近くのビルから流れるコマーシャルの音が重なる。「日々の生活が、それにふさわしいものか、考えていかなければ……。若い人たちが希望を持てるように、安心できるようにしっかりやっていきたい」。耳に優しい話ばかりと思っていたら、後ろの方から聞こえてきたのはこんな声。「福田さんじゃ、面白くねえな」
麻生さんの番になった。「いえーい」「たろうー」。拍手も大きい。「109はマルキューって言うんです。ここで作られるファッションがアジアを席巻している」。語尾を伸ばす独特のしゃべり方。はやりの「脳内メーカー」などを持ち出すが、なんだか聴衆に迎合する漫談を聞いているようだ。
演説を聞いていた女性(33)は「議員の人が大勢を決めちゃったけど、街中の空気とは違いますよね」と不満をのぞかせる。自民党員なんだそうだ。周囲では、テレビカメラが「スピーチ力はどっちが上?」などと、聴衆に採点してもらいに回っている。
しかし、私たちはこの数年、演説のうまさや人気先行で決まる首相の危うさも見てきたはずだ。40代の女性は「ちゃんとした人に、早く決まってほしい」と話した。国会は開会中なのに、23日まで総裁は決まらない。60代の女性にはこうまくしたてられた。「この国はもう、とっくにぶっこわれている。誰も反省しないで同じことを繰り返すだけ。マスコミだって悪いのよ」
放送作家の山田美保子さん(50)の言葉を思い出した。「本当にもったいないですよね。無駄なお金がかかっていると思うと。政治空白を作らないとか、テロに負けないとか言ってましたけど、もし今、テロがあったらどうするんでしょう」。駅前の高層ビルを見上げたら、ちょっぴり背筋が寒くなった。
◆「思い切って総選挙をしたほうがいい」
◇四国・高松◇
翌17日、参院選で自民が惨敗した四国。台風の影響を受けたのか、晴れ間ものぞくが、雨もぱらつく。三越高松店前の会場は押すな押すなの人だかり。暑い。熱中症で倒れる人が出るのではないかと心配になる。おばあちゃんやおじいちゃんは倒れかけた放置自転車と人の波に挟まれて身動きがとれず、危なっかしい。「へたな企画やなあ。中央公園でやればいいのに」
だが、参院選で安倍さんが中央公園に来た時は会場の広さばかりが目立ったらしい。だからって、少しは交通整理をするなり、通路を作ればいいのに。「狭くて暑くて苦しいけど、我慢していただきたい」と主催者のアナウンス。我慢ばかりを強いて、参院選でお灸(きゅう)を据えられたのではなかったの?
車が渋滞しているとかで、聴衆のストレスがたまる。予定を12分過ぎ、2人の候補者が到着した。
まずは福田さん「東京は大きなビルがある。この高松は裏に行けばそういうビルはない」と言い出した。すかさず「そんなことはない」という声。「けなしているんではないんです。一般的に言うと、都会が発展し、地方はよくない。でも都会は世界と闘っている、東京は発展せざるを得ない」。別の男性の声が響いた。「一極集中しとって、なんや」。東京から来た私が聞いていても、どこかピントがずれているような。しかし、福田さんは続ける。「小泉改革が悪かったのではない」。これにヤジがエスカレート。「現場を荒廃させて何を言うか!」
代わってマイクを握った麻生さんはここでも人気者だ。「さぬきと言えば?」と投げ、「うどん」と言わせる。聴衆の反応は抜群だが、残らない。雨が降り出し、演説を切り上げた。
この演説会、まるで夏の花火大会みたいだった。蒸し暑くて、人がいっぱいで、時々歓声が上がるけど、それでおしまい。
高松市で子育て支援のNPO「わははネット」を主宰する中橋恵美子さん(39)は「2人とも具体性がなさすぎた。こんな話を聞くために、こんなしんどい思いして立っとんたんと違う、って言いたかったわ。香川の話をしても2人とも深みがなかったしねえ」と断じた。会場にいた地元の民主党の関係者は「世界と闘っているのは東京だけじゃない。地方です。あの程度の認識の人が派閥の論理で選ばれてくる」と言った。
そうは言っても、2人のうちの1人が首相になる。
沖縄県宮古島市から旅行にきたという男性(50)は「トップが代わってもどうなるのか。ただ、今は弱者が切り捨てられているのは間違いない。思い切って総選挙をした方がいい。そうでなきゃ、庶民は不在だ」。
遠くのおみこしを見るだけではなく、私もみんなも、一緒にみこしがかつげる。そんなお祭りこそ求めたい。
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毎日新聞 2007年9月19日 東京夕刊
追加:下記朝日の記事も資料として採録。日付は23日です。上記の東京新聞などに比べるといかにも遅すぎる記事です。23日は2時から自民の総裁選が行われる日です。「権力の空白」を言うならもっと前に書くべき内容でしょう。ジャーナリズム宣言をした朝日ですが、ジャーナリズムが聞いてあきれます。
首相不在10日、危機管理に懸念 臨時代理を置かず【朝日】
2007年09月23日00時32分
安倍首相の入院から22日で10日。退院のメドが立たない中、内閣総辞職を決める25日の閣議に出席できるかどうかが次の焦点だ。この間、政府は病状の詳細を説明せず、職務を代行する臨時代理も置かなかった。「権力の空白」の理由が国民に十分伝わらず、危機管理上の問題もはらんでいる。
総辞職は閣議決定事項。首相が出席できなければ、持ち回り閣議で決めるしかない。「最後の務めを果たす姿を国民に示す必要がある」(閣僚の一人)との声もあり、与謝野官房長官が医師団と協議する方向だ。
内閣法9条では、首相に事故のある時や首相が欠けた時、あらかじめ指定された国務大臣が臨時に首相の職務を行うと規定している。臨時代理を置かない理由について、与謝野氏は18日、「お目にかかって話をすれば判断はしっかりしている。どうしても官邸に戻らなければならない危機が起きた場合、パトカーがつけば5分くらい。危機管理上、問題はない」と語った。
ただ、首相の容体は「機能性胃腸障害が悪化し、全身が衰弱」との主治医の13日の会見後、表だった説明はない。首相との面会は与謝野氏と首相秘書官、家族に限られているが、与謝野氏も医師から詳しい病状の説明は受けていない。
首相の権限は、日本が武力攻撃を受けた場合の防衛出動や災害緊急事態の布告など、国民の生命と財産に直結する緊急事態にも及ぶ。閣内からも「臨時代理を置くべきではないか」との指摘が出ている。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は18日の党役員会で「臨時の首相を置いてでも国会審議を進めなければいけない。国民から税金泥棒と言われる」と批判。海外メディアからは「日本は首相なしでもやっている」(20日付の英紙フィナンシャル・タイムズ)と皮肉な見方も出ている。
世襲お坊ちゃま政治はもうウンザリ、「自End」だ!自Endライブの前に次のようなアニメGIFを設置して目立たせよう!(自Endライブがあるとアクセスが増える傾向があります)
↓チカチカ動くのが好きでない人向けの"猫ちゃんの「自民を終了は、見上げてご覧希望の星をニャんだもん」(笑)コマ停止ちっちゃいバナーとスリムバナー"、ライブリンクの前後にはるようにしてください。
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