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2008年6月25日 (水)

よくもこれだけ国辱的なコーナーを毎日新聞は続けさせたものだ。しかも興味深いのは磯野彰彦デジタルメディア局次長の名前である。

 最初、「お散歩&トラックバック先」でもご紹介している、ネットゲリラ(有利な時と場所で戦闘開始の)の「毎日新聞にはカンガルーの記者がいる」で知りました。

※さらに詳しくフォローしているのは「毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる まとめ@wiki」です。
http://www9.atwiki.jp/mainichiwaiwai/pages/1.html

Birth of Blues」さんによれば、

毎日新聞英語版「WaiWai」とは、 ライアン・コネル (Ryann Connell)なる人物が、『実話ナックルズ』、『週刊実話』、『週刊大衆』等、日本のタブロイド誌から、刺激的なエロ記事ばかりを「クリエイティヴに」翻訳して紹介するという趣向のコーナー

20080625weeklymainichi と言うことなのだが、日本人への誤解を拡大再生産して巻き散らかすようなあまりのきわどいエロ記事の内容に目を疑った次第です。ぜひリンク先で確かめてください。(たとえばその記事執筆者「ライアン・コネルとは何者か」など)


 結局、「みだらな表現に抗議受け、毎日新聞が英文サイト一部閉鎖」によれば、

 毎日新聞社は24日、英文サイト「毎日デイリーニューズ」上に設けていた英文記事のコーナーについて、「内容が不適切だった」として閉鎖し、監督責任者の同社デジタルメディア局長と担当部長、コーナーを担当した嘱託記者の計数人を処分することを明らかにした。

200805302 と言うことなのだが、デジタルメディア局には次長もいて磯野彰彦と言う。このご仁だけは処分を免れているだけでなく、6月25日付で毎日新聞社デジタルメディア局長に昇格である。


 ところでこのご仁の名前どこかで読んだと考えてみたら、植草一秀氏への悪質なねつ造記事を書いたにも関わらず頬かむりしているぐっちーこと山口正洋を、アルファブログとして持ち上げたインタビュー紹介記事のお方だった

 それにしても、5年にもわたり、しかも日本版の表題と英語版の表題を変え、英語版の方で全世界に発信していたと言うのだからあきれる。毎日は経営不信もあって、系列の東日印刷が聖教新聞印刷を請負受注しているなんてのが一時話題になってました。しかし、ここまで落ちるとは、。

参考:アメとムチで骨抜きに!ここまで来た創価学会の「メディア封殺」構造 (溝口敦)
(略)
 公称550万部の聖教新聞、同80万部の公明新聞の印刷を受注すること、あるいは池田大作氏(創価学会名誉会長)の本や学会系雑誌の広告出稿を受けることで、日本の大メディアは自ら学会批判の芽を摘み、自主規制に踏み切っていった。
 聖教新聞の印刷で一番名高いのは毎日新聞系の東日印刷だが、同社は1955年から聖教新聞、62年から公明新聞の印刷を受注している。現在では北海道で毎日新聞北海道、東北で東日オフセット、関東で毎日新聞北関東コアなど同系の印刷会社も受注している。
(略)

20080625waiwai 追記:再度「Birth of Blues」さんの「謝罪と賠償をしたhentai@毎日新聞に憐憫を感じるの巻」によれば、waiwaiのメタタグに気がついた人がいて、これがそうなのだが、


日本娘とか芸者、サムライ、忍者、俳句、アニメ、変態、漫画など、外国人が好みそうな日本語をやたら並べてあります

ですね、。(笑)もう毎日は終わってると言うべきかも。

※参考:name="keyword"のメタタグ。(SEOとメタタグ ◇ SEOはロボット検索エンジン対策より)
<meta name="keyword" content="keyword1,keyword2">
これは、キーワードを記述するメタタグです。上記のとおり、現在Googleはこのメタタグに仕掛けたキーワードに対する重要性を低くしています。SEO 的にはあまり意味はないかもしれませんが、Google以外の検索エンジンではまだ効果のあるものもあるかもしれないので、キーワードを記述しておいたほうがいいでしょう。ただし、注意が必要なのは、このメタタグに大量のキーワードを記述するのは、検索エンジンスパムといわれ、検索エンジンの検索結果の順位が下がる、あるいは、最悪の場合、検索エンジンのインデクスからそのページが削除される事もあります。

200806256ddb6961←6月25日づけ毎日新聞、人事のお知らせ。


しかも処分したと言うものの、(以下「謝罪と賠償をしたhentai@毎日新聞に憐憫を感じるの巻」より)

謝罪文にある「監督責任者であるデジタルメディア局長、同コーナーの担当部長、担当編集者を厳重に処分します。」とは、当時のデジタルメディア局長兼執行役員長谷川さんが25日付で担当平取に昇進後、厳重処分が下る訳ですか?
当時のデジタルメディア局担当役員朝比奈さん=25日付けで新社長にはお咎めなし。

ま、その、デジタルメディア局は社内で昇り竜の一大派閥部署という事で宜しいか?

ともうグジャグジャの感じです。

毎日新聞英語サイト、"変態ニュース"を5年に渡り世界発信
http://www.youtube.com/watch?v=DJKoCfKP_jw

毎日新聞、日本のないことないこと捏造記事書いてオワタ\(^o^)/
http://www.youtube.com/watch?v=fREizAFAruI

※「マスコミはなぜ『マスゴミ』と呼ばれるのか」ー権力に縛られたメディアのシステムを俯瞰する (単行本)日隅 一雄 (著) 」
『若者を見殺しにする国』赤木智弘
『蟹工船・党生活者』(新潮文庫) (文庫)

関連投稿
毎日新聞英語版「WaiWai」の侮日コラム配信問題、Webの国内版と英語版も随分違うし、検索も日本語と英語で随分違えば違うものだ。


 以下関連で、二つの記事はblog植草一秀の『知られざる真実』より。要約ですのでぜひ全文をリンク先で読んでください。

メディア・コントロールの闇
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_1f0a.html

山口氏をアルファブロガーと認知し、その存在や活動を肯定的に評価して紙面に紹介するとともに、福島中央テレビのアナウンサーによって山口氏のブログ記事が盗用されたことを大きく報道した報道機関が、山口氏が極めて悪質なねつ造記事をブログに掲載した濃厚な疑いが表面化したことに対して、適正に報道する責務を負っているというのが私の主張の骨子です。

(略)

山口正洋氏が2006年9月13日夜に発生した事件翌日の9月14日にねつ造記事をブログに書き込み、翌15日朝には蒲田警察署で接見してきたとの事実無根の情報をブログに掲載した問題は、問題の悪質さもさることながら、そのタイミングや方法の特異性を考慮するときに、何らかの背景の有無を思料せざるを得ないと強く感じています。  

山口氏が掲載した9月14日記事は、2004年事件で証人として法廷に立ったとの事実無根の情報を掲載し、ブログ読者に山口氏が私と極めて近しい関係にあるとの印象を植え付けています。また、各種週刊誌は、週刊誌編集人あるいは執筆記者が法廷で証言したことが真実だとすると、警察から得た情報をもとに事実無根の虚偽の情報を氾濫させ、テレビ番組はその内容の真偽を確かめることなく虚偽の情報を放送し、番組内では権力に近いコメンテーターが著しい人権侵害の内容を含むコメントを私に対して浴びせかけました。

 

毎日新聞社磯野彰彦氏への質問
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/cat30905475/index.html

(略)

山口氏について毎日新聞は、「ブログ:アルファブロガーに聞く ~ 第7回 ぐっちーさん」のタイトルでインタビュー記事を掲載した。インタビュアーを務めたのが磯野彰彦デジタルメディア局次長である。

(略)

磯野氏は6月25日付で毎日新聞社デジタルメディア局長に昇格することをブログに記述された。磯野氏が「毎日jp.」の責任者に就任されるのであれば、なおさらこのような重要事項に対して迅速かつ適正に行動する責任を負うのではないかと考える。

 

 以下、資料として採録。

みだらな表現に抗議受け、毎日新聞が英文サイト一部閉鎖
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080624-OYT1T00418.htm

 毎日新聞社は24日、英文サイト「毎日デイリーニューズ」上に設けていた英文記事のコーナーについて、「内容が不適切だった」として閉鎖し、監督責任者の同社デジタルメディア局長と担当部長、コーナーを担当した嘱託記者の計数人を処分することを明らかにした。
Click here to find out more!

 問題となったのは、同サイトの「WaiWai」と題するコーナー。同社の説明によると、「国内の週刊誌の報道を引用し、日本の社会や風俗の一端を紹介する」という趣旨だが、少なくとも6年前から「ファストフードで女子高生が性的狂乱状態」などのみだらな表現の記事が複数掲載された。

 同社によると、23日までに読者から「低俗過ぎる」「日本が誤解される内容を広めている」といった抗議や意見が電話やメールで約300件寄せられているという。

 同社は5月下旬以降、一部の記事を削除したが、「確かな編集体制を作るため、根本的な見直しを行う必要がある」として、21日にコーナーを廃止した。

 担当記者は、1997年から特別嘱託記者として同社に勤務。WaiWaiは2001年に設けられ、この記者はごく初期からかかわっていたという。

 毎日新聞社広報担当は「社内のチェック体制が甘かった。読者に不快な思いをさせて申し訳ない」と謝罪している。
(2008年6月24日14時37分  読売新聞)

 

「低俗過ぎる」毎日新聞英語版のゴシップサイトが批判受け閉鎖
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/06/24/20041.html

 毎日新聞社の英語版サイト「Mainichi Daily News」は21日、国内の週刊誌などの報道を引用し、日本の社会や風俗を紹介するコーナー「WaiWai」を閉鎖した。記事の内容について「低俗過ぎる」などの批判を受けたことが原因だという。

 WaiWaiは2001年5月から、日本国内で発行された週刊誌の内容を引用した英文記事を配信。その中には、「中学生の息子が入学試験に合格するために、母親と性的関係を持つ」「防衛省はロリータ漫画キャラクターを使って防衛政策を説明している」など、日本の事情を詳しく知らない読者に誤解を招く記事が数多く含まれていた。

 毎日新聞社によれば、2008年5月下旬から「誤解を与える内容を世界に配信し日本をおとしめた」「このような記事を英語で世界に発信した影響をどう考えるのか」などの批判や抗議が寄せられていたという。また、2ちゃんねるや一部ニュースサイトでもこの問題を取り上げて批判していた。

 これに対して毎日新聞社は、批判を受けた記事や「それ以外に問題がありそうな過去記事」をサイト上から削除。外部の検索サイトに対しても、非表示にするよう要請した。その後、掲載記事の選択基準を変更したというが、「過去の記事の紹介の仕方に不適切なものがあったこと、今後同様の批判を受けることがないよう確かな編集体制をつくろうと考え」たことから、6月21日にWaiWaiの閉鎖を決定した。

 毎日新聞社では現在、Mainichi Daily Newsサイト上に「不適切な内容の記事とのご指摘がありました。ご批判をうけ、コーナーを廃止することにしました」とのお詫びに加え、問題の経緯を英文と日本語で掲載している。

 なお、WaiWaiを担当していたのは、総合情報サイト「毎日jp」なども手がけるデジタルメディア局。毎日新聞社では、監督責任者であるデジタルメディア局長、WaiWaiの担当部長、担当編集者を厳重に処分するとしている。「今回の読者の皆様のご意見を真摯に受け止め、今後信頼される情報の編集、掲載に努めてまいります」(毎日新聞社デジタルメディア局)。

 

WaiWai Notice and Apology
http://mdn.mainichi.jp/culture/waiwai/archive/news/2006/07/20060731p2g00m0dm010000c.html

Explanation and Apology Regarding Mainichi Daily News WaiWai

Mainichi Daily News, the Mainichi Newspapers' English language website, contained a corner called WaiWai that attracted criticism for such things as being too vulgar and debauching Japan by sending around the world information that could be misunderstood. In the wake of this criticism, we decided to end this corner. An online news site reported on these developments and inquired with the Mainichi Newspapers about them. The Digital Media Division which operates the information portal Mainichi.jp also includes the Mainichi Daily News and after receiving the criticism of the WaiWai corner, it was taken down from the Mainichi Daily News and a notice stuck in its place.

Mainichi Daily News is linked to Mainichi.jp. A detailed explanation of the developments in this case have also been provided in Japanese. The Mainichi Newspapers apologizes for the articles that attracted criticism.

Outline

For several years, WaiWai has taken parts of stories reported in mostly weekly magazines and used these to report on Japanese society and customs. In late May, the Mainichi Daily News editorial department began receiving complaints about the stories in WaiWai being too vulgar and an Internet bulletin board began criticizing the column. The online news site took up this issue and reported on it.

Many of the opinions about WaiWai asked the Mainichi about whether it had thought about what effect reporting to the world these stories in English would have, or that these articles would lead to a spread of misinformation about Japan.

Response

Following criticism of WaiWai in late May, we decided there was a problem with listing the stories on the Mainichi Daily News site, even though they were transcriptions of articles that had appeared in magazines published in Japan. Stories were withdrawn from the site and we halted access to problematic archived stories. We also asked search engines to prevent past WaiWai stories from being displayed.

We then changed WaiWai's editorial policy and drastically altered the standards used in story selection. However, there were problems with how past stories had been presented, so to avoid similar criticism from arising, we decided that we needed to come up with a sound editorial structure. This led to a fundamental re-think about WaiWai and on June 21, the decision was made to cease publishing the corner. On the Mainichi Daily News site, we listed the following notice: Some readers pointed out that various articles published in the WaiWai column were inappropriate content for the Mainichi Daily News. We respond to this criticism by halting publication of this column.

While explaining the process in both Japanese and English and apologizing, the Mainichi is poised to severely punish the head of the Digital Media Division, which is responsible for overseeing the site, the manager responsible for the corner and the editor involved with the stories.

Mainichi Daily News, and its publisher the Mainichi Newspapers Co., sincerely accepts readers criticism and will work to provide, edit and publish reliable information.

MDN readers,

Some readers pointed out that various articles published in the WaiWai column were inappropriate content for the Mainichi Daily News. We respond to this criticism by halting publication of this column. We plan to start a column with a new concept to replace WaiWai in the future.

Thank you for your understanding.

Mainichi Daily News

 

毎日デイリーニューズ「WaiWai」についてのご説明とおわび
http://mdn.mainichi.jp/culture/waiwai/etc/owabi.html

 毎日新聞社の英文サイト「毎日デイリーニューズ」(Mainichi Daily News)上のコーナー「WaiWai」にこれまで掲載した英文の記事について、「低俗過ぎる」「誤解を与える内容を世界に配信し日本をおとしめた」などの批判や抗議があり、このコーナーの廃止を決めました。この経過が一部ネットニュースに紹介され、毎日新聞社に問い合わせをいただいております。デジタルメディア局には英文毎日編集部と総合情報サイト「毎日jp」編集部があり、ご指摘を受けた記事は英文ニュースのため、Mainichi Daily News上で同コーナー中止のお断りを掲載しました。

 Mainichi Daily Newsは毎日jpとリンクしており、今回の経過説明を日本語でも詳しく行い、毎日新聞社として、批判をいただきました記事へのおわびを申し上げます。

 【概要】「WaiWai」は数年前より、国内の週刊誌などの報道を引用し、日本の社会や風俗の一端を紹介してきました。5月下旬、英文毎日編集部に対し「WaiWaiの英訳記事は低俗過ぎる」との抗議電話を受けたほか、インターネット上の掲示板での批判も始まりました。これを受け、インターネットニュースでもこの問題が取り上げられました。

 その多くは「このような記事を英語で世界に発信した影響をどう考えるのか」「日本が誤解される内容を広めているではないか」とのご意見でした。

 【対応】5月下旬に批判を受けた記事は、日本国内で発行された雑誌の一部を引用したものとはいえ、Mainichi Daily Newsサイトに掲載したことは問題があったと考え、その時点で削除し、それ以外に問題がありそうな過去記事もアクセスできないようにしました。また、外部検索サイトにも非表示にするよう要請しました。

 その後、「WaiWai」については編集方針を改め、掲載記事の選択基準も大きく変更しました。しかし、過去の記事の紹介の仕方に不適切なものがあったこと、今後同様の批判を受けることがないよう確かな編集体制をつくろうと考え、根本的な見直しを行い、6月21日、当該コーナーを廃止することを決定しました。Mainichi Daily Newsサイト上に「不適切な内容の記事とのご指摘がありました。ご批判をうけ、コーナーを廃止することにし ました」とのおわびを掲載しました。

 今回、改めて日本語と英語による経過説明とおわびを掲載するとともに、監督責任者であるデジタルメディア局長、同コーナーの担当部長、担当編集者を厳重に処分します。

 Mainichi Daily Newsならびに発行元の毎日新聞社は、今回の読者の皆さまのご意見を真摯に受け止め、今後信頼される情報の編集、掲載に努めてまいります。【毎日新聞社デジタルメディア局】

 

ブログ:アルファブロガーに聞く ~ 第7回 ぐっちーさん
http://mainichi.jp/feature/blog/archive/news/2008/20080128mog00m300023000c.html

20080128 ぐっちー 証券マンブロガー 東京都出身 モルガン・スタンレーなどを経て、現在は証券会社でM&Aや企業再生などを手がける。
 ◇動機は「ある種の正義感」

 アルファブロガーの人たちにブログについての考えや思いを語ってもらう連載企画の7回目は、前回の葉玉匡美さんと並び、昨年の「アルファブロガー・アワード2007」でアルファブロガーの仲間入りをした証券マンのぐっちーさん(48)。米証券会社「モルガン・スタンレー」で15年間勤務するなど米ウォールストリートで培った経験を元に、ブログ「債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」で日々のマーケットや社会の動きを鋭く分析。金融関係者以外の幅広い読者からも支持されている。米国の低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題が「世界同時株安」に発展し、多忙となる中でもブログの更新を続けているぐっちーさんに、都内のオフィスでデジタルメディア局の磯野彰彦局次長が話を聞いた。【米岡紘子】

磯野:大学を出た後、すぐにモルガン・スタンレーに入社されたのですか。

ぐっちー:83年に大学を卒業し、商社を経て86年からモルガンスタンレーです。00年まで勤務し、ニューヨークにも延べ4年間ほどいました。最初は債券のセールスなどをやっていましたが、その後投資銀行業務に回り、退職後は米国の投資銀行で04年まで働きました。一度独立し、現在は日本の証券会社に務めています。

20080128jpg 磯野:現在の職場ではどんな仕事を。
磯野彰彦・デジタルメディア局次長

ぐっちー:投資銀行業務、つまりM&A、企業再生、ベンチャーキャピタル--の三つです。M&Aは御存知の通り企業買収、買う方、買われる方の防衛、あるいは買う方の資金調達、買われる方のバランスシート、株主対策等々が具体的な業務ですね。企業再生というのは民事再生に至った企業や、民事再生までは至っていないけれど立ち行かなくなりつつある企業を再生すること。そして、ベンチャーの未上場会社を上場までもっていく仕事です。

磯野:ブログを拝見すると、最近全国を飛び回っているようですが。

ぐっちー:今お話した範ちゅうの仕事ばかりです。地方に再生案件があったりだとか、地方にM&Aの案件あったりだとか。

磯野:05年2月にブログを始めたきっかけは。
ぐっちーさん(手前)と磯野局次長

ぐっちー:やはりライブドアの堀江(=ライブドア元社長、堀江貴文被告)君の事件がきっかけです。ちょうどニッポン放送の買収をやっていた時、メディアは“時代の寵児”という取り上げ方をしていたので、ふざけるなと。私は堀江君と一緒に仕事をしたこともありますけど、ただインサイダーをやっているだけじゃないか、と。村上世彰さん(=村上ファンド前代表、村上世彰被告)もそうですが。それで当時、メディアの方に「そういう記事を書かないのか」と言ったら「それは書けない」という話でしたので、これはもう自分で書くしかないだろうと。ちょうどブログというツールが出回っていたので「書いてみようか」と始めました。最初はたいしたアクセスもなかったんですが、堀江君のやり口はこうだということをはっきり書きましたし、いかにいい加減な株式分割かということを書いたのも僕ぐらいでしたから、そのあたりから読者数が飛躍的に増えました。財務省や金融庁、日銀からも読者が増えていって。まさに口コミですね。

磯野:アクセスはどれくらいですか。

ぐっちー:今はだいたい1日2万~2万5000人、多いときは3万人ぐらいですね。休日はさすがに減りますが、8000~9000人は読みに来ている感じです。

磯野:財務省や日銀、金融庁関係以外に、一般の人も読んでいるんですか。

ぐっちー:どうもかなり読者層は広いみたいですね。一般の主婦とかデイトレーダーとか。本当は、いちいちCDO(債務担保証券)は何かとか解説しなくてもいいように、もっとプロ向けにハードルを高くしたいという気持ちもあるんですが、せっかくこれだけいろんな人が読んでくださっていますし。今でもかなり難しいところを書いているわけですが、それは例えば、私が一昨年の10月から警告していたサブプライム問題。テレビも新聞もよく分かっていない人たちが書き、しゃべっているので、本当のことを誰も言っていないわけです。まあ、プロの人はそれが仕事ですから、自分で勉強しろということなんですが、素人の人は、ある種だまされちゃっているわけです。ある人が米国社債ファンドと書いてある投資信託を買いました。てっきり社債が入っていると思ったら、サブプライムがぼこぼこ入っていると。実はこれは間違いではなく、売った証券会社もインチキはしてないんですが、ただ、社債の中にサブプライムが入っていることをきちんと説明してないんですよね。ですので、そういうリスクのあるところを皆さんに分かってもらえるよう、かなり難しいことも書いています。ですから、それをできるだけ分かりやすく、というのが今のところ私のミッションになってますね。

磯野:そうすると正義感のようなものが動機。

ぐっちー:まあ、ある種正義感でしょうね。今、自己責任とか言うじゃないですか。それは情報を100%みんなが共有できて初めて自由競争なのであって、それがないのに自由競争だと言われたら、情報から遠い人は負けちゃうに決まっています。むしろ強い馬に重いおもりを載せて走らせるべきなのに、今は弱い馬に「情報が足りない」という非常にヘビーなおもりを載せて走らせているような状態なわけです。「それはおかしいだろう」ということは言いたいですね。

磯野:ブログを読ませて頂くと、いつも憤ってらっしゃる感じがしますが。

ぐっちー:あんまり私も憤りたくはないんですけどね。ただ、私もこれを書き始めて3年以上経って、いろんなエコノミストの方、大学の先生、政治家の方と知り合いになれました。そのうちの発信力のある人たちが、テレビや新聞で話したり書いたりするわけですが、はっきり言って癒着しちゃってるんですよ。例えば大学の先生は非常に中立な立場で言っているかと思いきや、やっぱり何かあった時に大臣候補にしてほしいとかいう気持ちがあって、自民党寄りのことしか言わないとか。記者の方もいい取材源がほしいので、あまり取材源の人が憤ることは書かない、というのもありますね。ですから私は意図的にオーバーアクションのところがあって。このぐらい怒っちゃわないと、どうも怒る場面がないんですよね。私は独立したこともありますし、何のしがらみもないんで。役所から怒られようが何しようがあんまり関係ない、というのが持ち味ですね。

磯野:ブログを始めたことでさらに人脈広がったということですが、テレビ東京に出演されたり、週刊誌「AERA」に書かれたりもしていますね。

ぐっちー:テレ東は2年ぐらい前から出るようになったんでしょうかね。小説家の幸田真音さんの紹介なんですよ。出たら結構評判が良かったらしくて、今、月1回のペースで出てますね。AERAは今年の新年号からです。編集長がずっと僕のブログ読んでいて、それで声をかけて頂きました。

磯野:アルファブロガーに選ばれたことで何か変わりましたか。

ぐっちー:読者層が広がったというのはすごく感じますね。コメントとかメールを拝見していると、今まで来なかったような人たちが来ているのはものすごく感じます。良しあしは別ですよ。今までの方は、主婦であっても相当株の勉強をされていましたが、今は本当にまっさらな素人で。人生相談のようなメールまで来るようになって、これは困ったなと。返事のしようがないですよね(笑い)。

磯野:投資相談のようなものも。

ぐっちー:来ます、来ます。「お金を払うから投資相談に乗って下さい」と。すいませんが、私まだ証券外務員の資格でやっているのでできません、とかですね。

磯野:1000万円預けるからとか。

ぐっちー:そうなんですよ、そういうの来るんですよ。勘弁して欲しいなと思いますけど(笑い)。

磯野:これからブログをどうしたいですか。

ぐっちー:ブログはできるだけ書いていこうとは思っています。2~3万の読者ってそうそう簡単に得られるものではないので。ブログは「このぐらい言ったらどういう反応があるのかな」という時に、非常に有効なツールですよね。「世の中からどれくらいはずれているのか」ということを試したい時に、思っていることをバーンと書くと、非常にビビッドに答が返ってくるんですね。AERAも確かにクレームとか来ますが、そこまでビビッドではないです。世の中がどこにいるのかを確かめるうえでは非常に貴重なツールなので、やめたくないですね。

磯野:他の人のブログは読んだりしますか。

ぐっちー:読みます読みます。私のブログにリンクを貼っている人たちも何人かいますが、あの人たちは金融の専門家じゃない人の方が多いんじゃないんですか。

磯野:それは幅広い知識や情報を得るためですか。

ぐっちー:そうなんでしょう。実はブログの中では、良質な情報提供者って限られているわけです。書いている人が何百万といる中で、本当にちゃんと書いている人というのは限られているので、やっぱり実際に会って話をして、「この人は信用できる」っていう人のブログしか読んでないですね。

磯野:私の知り合いで、外資系の投資銀行業務に携って、お金を貯めて、数年前に仕事をやめてニュージーランドにいった人がいます。「もうそれだけ仕事したからいいんだ」と言ってますが、そういう感じはないですか。

ぐっちー:一人だったら今の資産で食べていけるとは思いますけど、ただ、この業界は終わりがないんですよ。もちろん「ここでフィニッシュ」って言えばいいんですけど、ゴルフもあんまり好きじゃないですし。やっぱり東京生まれ東京育ちで、どうも動いてないと気持ちが悪いタイプなんです。笑い話があって、モルガンの時に、たまには骨休めしようと1カ月休暇を取って、アラスカに行ったんですよね。そしたらもう、1週間ぐらいたったらなんか具合悪くなってきて「これはもうダメだ」と(笑い)。だから私の場合は、この業界にいさせてもらえる限りはずっといようと。変化してくるので、面白いですよね。
【関連リンク】

ぐっちーさんの金持ちまっしぐら
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55
アルファブロガー・アワード2007
http://alphabloggers.com/

2008年1月28日


良質なブログ・情報への入口、中継点を目指します。毎日ワンクリックで自公糾弾
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自分たちの努力を信じて、いろいろ各自工夫して、廃案にするまでガンバだ!12月21日参院自・民国対今国会見送りするも4月9日自民・民主修正協議同意ニュース

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 自Endポスターバナー作戦、第10作目と第1作目
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イージスと防衛利権

※雑談日記SOBA制作と明示して頂けるとうれしいです。

陰謀リテラシーかく乱にトンデモを混ぜるのはあるかもネ(政治に陰謀・謀略はつきもの。最近の闇雲否定論者は工作員かな?)
雑談日記作。(^^;(笑)

開票(電子投票システム)急ぐより、選挙(衆院選)を急げ!
らんきーブログさん。

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自Endライブを表示する方法(詳細な説明)

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» 木を見て森を見ず [ミクロネシアの小さな島・ヤップより]
八つぁん: ご隠居、ご隠居、てえへんだ~!!! ご隠居:  まあまあ、八つぁん、落ちつきなさい。いったい、どうしたってえんだい? 八つぁん: そこの横丁の緑豆屋のジュン公とトオルのダンナがしょっ引かれたっていうじゃねえか。 熊さん:  なにを今ごろ寝ぼけたこと言ってるんだい。もう3日も前の話じゃねえか。それにお上とつるんだ津軽の岡引どもは、また昨日になって、あのふたりを牢から出すもんかって決めやがった。 ご隠居:  熊さんや、いったいジュン公らに何が起きたのか、ハチ公にわかる... [続きを読む]

受信: 2008年6月25日 (水) 20時12分

» 再開42回目 売国奴(と英語教育についてのちょっとした考え) [ネトウヨの呟き 〜気ままにつれづれ〜]
 形は様々だが、いわゆる売国奴、そして亡国奴というのの考えは理解しにくいものがある。  それは北朝鮮や中国に詣でる国会議員だったり、いまだに左翼をやってる文化人・学者だったり、はては企業経営者や幹部・サラリーマンだったり、官僚・お役所・役人だったりする。  こいつらがどうして日本をおとしめるのか、日本から多額の持ち出しをするのか理解不能である。  そんな事をして何の利益があるのだろうか?  あるいはただただ「日本滅亡」を望んでるだけであり、それ以外は何も考えてないのかもしれない。だとしたらそれは... [続きを読む]

受信: 2008年6月25日 (水) 21時28分

» お金を使うとこ、切実にまちごーてる。こっちによこせ、弱いものにTT [憧れの風]
なんつーかもう 朝から忙しすぎて 書く暇ないときた。 これ書かんと始まらんのだがwww もう終わりそうなんだが一日www ******************* それでも言いたいことをちょっと言わんとね。 省庁「娯楽費」支出、08年度予算は凍結要求へ…自民PT (..... [続きを読む]

受信: 2008年6月26日 (木) 16時25分

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