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2009年1月31日 (土)

「かんぽの宿疑惑」いくらなんでも、2400億円の費用を投入した物件の売却価格が109億円なんてあるか、フザケルナ!

 俄然目が離せんな、この話題。(植草さんの関連記事は後ろ)

 最初に、保坂展人のどこどこ日記社民党保坂議員の関連記事

2009年03月04日郵政の闇、巨大不動産事業の収益は国民に還元されないのか

2009年03月03日西松建設事件の急展開、捜査権力が乱気流を作り出す

2009年03月02日「東京中郵取り壊しに待った」が生む逆郵政政局

2009年03月01日竹中平蔵元大臣がけっして触れない「かんぽの宿疑惑」の闇

2009年02月26日「かんぽの宿や社宅の叩き売り」と「駅前巨大開発事業」の落差

2009年02月25日マンション分譲に乗り出す「JP不動産」の行方

2009年02月24日偽装入札と説明回避を問う (2月20日予算委員会仮会議録)

2009年02月22日かんぽの宿疑惑とは何か〔その2〕

2009年02月20日かんぽの宿疑惑とは何か〔その1〕

2009年02月19日明日、予算委員会で「かんぽの宿」問題の質問へ

2009年02月18日中川財務大臣の「無残な辞任」と「世襲の限界」

2009年02月17日予算審議ストップ、中川財務大臣の問責決議案へ

2009年02月16日「戦後最大の不況とヘベレケ大臣」と「かんぽの宿会見資料」

2009年02月14日次の衆院選は逆郵政選挙になるかも (早野透さん)

2009年02月13日逆郵政政局か、小泉元総理再登場

2009年02月11日「61億円の架空入札価格」はこうしてつくられた

2009年02月10日西川社長の虚偽答弁、オリックス1社のみが金額提示[追記あり]

2009年02月09日「世田谷レク」を除外した後、「譲渡額が上昇」という不思議

2009年02月08日なぜ「かんぽの宿」売却が随意契約に転じていったのか

2009年02月07日日本郵政西川社長、「一般競争入札ではありません」と証言

2009年02月05日かんぽの宿一括リストから外れた世田谷レクセンター現地調査

2009年02月03日かんぽの宿、「競争入札」とは名ばかりの経緯が判明

2009年02月02日かんぽの宿、「競争入札」とは「企画提案コンペ」だった

2009年02月01日かんぽの宿、叩き売りを見逃した責任は誰にあるのか

2009年01月30日「かんぽの宿等譲渡リスト」から外れた世田谷レクセンター

2009年01月29日かんぽの宿、公平な競争は行われたのか

2009年01月26日かんぽの宿の譲渡先選定の経緯について(詳報)

2009年01月24日「かんぽの宿」売却容認の社説から事実報道に転じた朝日新聞

2009年01月22日鳩山総務大臣と握手、今回は一緒にやりましょう

2009年01月20日「ラフレさいたま」は「かんぽの宿」ではなかった(視察速報)

2009年01月15日「かんぽの宿」の叩き売りを見逃せない

2009年01月08日鳩山大臣、「オリックス一括譲渡に待った」は正論だ

 

 以下、blog植草一秀の『知られざる真実』植草さんの関連記事

2009年3月 4日 (水)小泉元首相政治死を隠す西松「国策捜査」謀略報道

2009年3月 3日 (火)小沢代表秘書逮捕・予想通りの政治謀略の深い闇

2009年3月 3日 (火)東京中央郵便局視察鳩山総務相を攻撃するメディアの偏向報道

2009年3月 2日 (月)竹中平蔵氏の狼狽と「かんぽの宿」売却附則の矛盾

2009年3月 1日 (日)テレ朝サンプロ十八番『かんぽの宿疑惑』偏向報道

2009年2月26日 (木)「かんぽの宿」落札SPCの実態と政府紙幣発行論議

2009年2月25日 (水)全国紙の名が泣く日経新聞かんぽの宿「検証」記事

2009年2月24日 (火)「かんぽの宿」封印を狙う小泉竹中一家に国民がNO

2009年2月23日 (月)麻生おろしの「どす黒い動機」と確認すべき三事実

2009年2月22日 (日)フジテレビ「サキヨミ」が「かんぽの宿」を適正に報道

2009年2月22日 (日)麻生首相は郵政民営化委員を刷新して解散を断行すべし

2009年2月22日 (日)「かんぽの宿疑惑」竹中平蔵氏の益々稚拙な反論

2009年2月20日 (金)竹中平蔵氏と日経新聞「かんぽの宿」の外堀が埋まりましたが

2009年2月20日 (金)「かんぽの宿」不正払下げを証明する固定資産評価

2009年2月19日 (木)小泉竹中「郵政民営化」による「日本収奪」の構造

2009年2月18日 (水)中川財務相辞任より重要な西川日本郵政社長解任

2009年2月17日 (火)「かんぽの宿」不正売却の新事実が判明

2009年2月16日 (月)「根本的に誤っている」のは竹中平蔵氏、の歪んだ「郵政民営化」

2009年2月15日 (日)TBS「ニュースキャスター」小泉万歳報道と情報操作二つの狙い

2009年2月13日 (金)KYキング小泉元首相と「報道ステーション」の誤算

2009年2月12日 (木)「かんぽの宿」疑惑解明に慌てふためく小泉元首相

2009年2月11日 (水)「かんぽの宿」詭弁を弄する竹中氏と「郵政利権化」の策謀

2009年2月 9日 (月)「かんぽの宿疑惑」を生んだ「郵政米営化」の深層

2009年2月 8日 (日)CMSA日本支部を巡る「かんぽの宿疑惑」人脈の蠢き

2009年2月 7日 (土)「かんぽの宿」&「4分社化見直し」を封殺するマスゴミ報道規制

2009年2月 6日 (金)「かんぽの宿」疑惑拡大と麻生コウモリ首相の迷走

2009年2月 5日 (木)「かんぽの宿」疑惑新事実とTBS竹中平蔵氏詭弁演説会

2009年2月 4日 (水)「かんぽの宿」売却先決定の不透明なカラクリ

2009年2月 3日 (火)日本テレビ「NEWS ZERO」の「かんぽの宿」偏向報道

2009年2月 2日 (月)「かんぽの宿疑惑」報道を封殺する巨大な闇の力

2009年2月 1日 (日)フジ「サキヨミ」-「かんぽの宿」疑惑のコメンテーター

2009年2月 1日 (日)外資の標的である日本郵政保有巨大不動産

2009年1月31日 (土)「かんぽの宿疑惑」に見る「郵政利権化」の深層

2009年1月30日 (金)「かんぽの宿疑惑」を報道しないワイドショーの偏向

2009年1月29日 (木)「かんぽの宿疑惑」竹中平蔵氏の稚拙な反論Ⅱ

2009年1月29日 (木)「かんぽの宿疑惑」渦(うず)中の日本郵政の実態

2009年1月22日 (木)「かんぽの宿疑惑」と「小泉竹中政治研究-その金脈と人脈」

2009年1月19日 (月)「かんぽの宿」疑惑-竹中平蔵氏の稚拙な反論

2009年1月10日 (土)「オリックス-かんぽの宿」疑惑の徹底検証が不可欠

 

関連
竹中平蔵のこの嘘はひど過ぎ「宮内義彦氏は郵政民営化に関わってない、委員会メンバーにもなってない」って←資料探したよ(笑)

鳥取岩井簡保、建設費約12億円を1万円で売却、同じく指宿簡保、建設費約21億円を1万円で売却って、こんなの誰が納得できるか。

かんぽの宿関連で役に立つかどうか分らんけど、郵政民営化承継財産評価委員会の第3回議事録PDFをテキストで保存。

追加(各社社説を集めました→):1万円で売払ったのが半年後に6000万で転売とか、優良物件も混ぜ一括で安売りとかバナナの叩き売りで、外資が舌舐めずり?

 

 以下、東京新聞(中日新聞)の社説。資料として採録。

かんぽの宿 譲渡の不透明さ晴らせ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2009013002000077.html

2009年1月30日

 二千四百億円を投じた施設が百九億円。日本郵政がたたき売りにさえ映る「かんぽの宿」売却の一時凍結を決めた。安すぎるという総務相の反対が発端だが売却の不透明さは晴らされるべきだ。

 日本郵政の西川善文社長は弁護士らで構成する検討委員会を二月にも発足させ「原点に立ち戻り、再検討する」と一時凍結を表明した。鳩山邦夫総務相の異議を認めた格好だ。

 保養宿泊施設・かんぽの宿は全国に七十カ所ある。簡易保険の資金運用の一環として二〇〇七年の郵政民営化前に整備されたが、毎年四十億円を超える赤字が続き、一二年九月までの廃止・譲渡が法律で定められた。

 日本郵政はその決定にしたがい、二度の入札を経て昨年暮れにオリックスの子会社と一括譲渡契約を結んだが、今年に入って鳩山氏が異議を唱えた。なぜオリックスなのか、なぜ一括譲渡なのか、なぜ不動産価格が下がるこの時期なのか-が主たる理由だった。

 オリックスの宮内義彦会長は政府の規制改革会議議長を務め郵政民営化も支持してきた。立場上応札を控え外から見守るべきではなかったか。総務相がなぜオリックスかの疑問を投げかけた理由だ。

 かんぽの宿につぎ込まれた用地取得・建設費は二千四百億円に上るが、売却額はその二十分の一足らず。国民にとってもいかにも不可解だ。日本郵政は「政府の財産評価委員会の評価額に近く問題はない」と説明するが、委員の多くを郵政関係者が占めており、果たして公正な評価だったか。

 一括譲渡の疑問については、三千人を超える従業員の雇用継続のためには不可欠としているものの、厚生労働省が年金資金を投じたグリーンピアの閉鎖では、個別売却しながらも深刻な雇用問題は起きなかった。

 日本郵政は施設ごとの資産評価額の情報開示を拒んでいるが、さいたま市の十五階建て「ラフレさいたま」の一施設だけでも百億円とされ、やはり一括には疑問がある。

 日本郵政はオリックス子会社への売却について鳩山氏の前任の増田寛也総務相から認可を得て、ホームページで一括売却を告知しており、手続き的にも瑕疵(かし)はないとしている。鳩山氏の反対論には権限乱用と疑問視する声もある。

 日本郵政の一時凍結、検討委設置を機に売却の手続き、経緯、売却額の妥当性を徹底的に調べ、国民を納得させてもらいたい。

 

「かんぽの宿」の疑惑が麻生政権の致命傷になる
http://netallica.yahoo.co.jp/news/64512
2009/2/1 10:00

 総額109億円でオリックスに一括譲渡される「かんぽの宿」が、大きな政治問題になりつつある。鳩山総務相が一括譲渡に「待った!」をかけ、その後、次から次へと怪しい話が噴出しているが、野党は「徹底追及する」と息巻いている。コトは郵政民営化の是非にも発展するので、自民党内の亀裂にもつながる。怪しい取引の全容が解明されれば、一大スキャンダルに発展する可能性もある。麻生政権、さあ、どうする?

●上田埼玉県知事も日本郵政を徹底批判
「かんぽの宿」の一括譲渡のおかしさについては、大きく2つの疑惑がある。70の宿泊施設に交じって、さいたま新都心に立つ「ラフレさいたま」などの「超優良物件」が紛れ込んでいること。どう考えても109億円は安い買い物なのに、オリックスが落札した経緯が不透明極まりないことだ。
 とくに総工費280億円という「ラフレさいたま」については、上田清司・埼玉県知事もブチ切れている。
「ラフレは結婚式場、健康ジム、宿泊場などなど、非常に幅広く活用されておりまして、重要なポジションです。勝手に売られたら困りますよ」「大体、ラフレだけで応札価格(109億円)に匹敵する以上のものがあります。値段的にもおかしい。今だって価値は100億円ぐらいありますし、実際、売る話になったら 150億円ぐらいになるかもしれません。日本郵政という会社は一体、何を考えているのか。不愉快です。とんでもない。新都心の賑わいを邪魔するのか、日本郵政は、という思いです」
 知事が怒るのも当然で、さいたま新都心は官民一体で街づくりをしてきた経緯がある。ラフレを勝手に売られたら、共同開発をしてきた民間企業にも迷惑がかかる。それなのに、かんぽの宿との一括譲渡ということで日本郵政は地元に一言の相談もしなかったのだ
 しかも、2度の入札では当初、27社が参加したのに、予備審査で5社が締め出され、16社が入札を辞退した。
「経緯を説明しなければ不透明と非難されても仕方ないでしょう」(経済ジャーナリスト・町田徹氏)
 ルポライターの横田一氏もこう言う。
「野党議員は来週から徹底追及の構えです。社民党の保坂展人衆院議員は『大きな政治問題になる』と言っていました。この問題で国会が荒れれば郵政民営化の是非まで問われる。鳩山大臣が売却話を白紙撤回しようとすれば、小泉チルドレンが反対に回り、自民党内は分裂です」
 麻生首相は頭を抱えているに違いない。

(日刊ゲンダイ2009年1月29日掲載)
2009/2/1 10:00 更新

 

 以下、「国会会議録検索システム」(公開は1週間~10日後)に出てきた国会会議録関連個所。保坂さんのはまだ出てこないですね。

171-衆-総務委員会-1号 平成21年01月13日

○寺田(学)委員 答弁になっていません。時間になりますので、この定額給付金の問題はまた次に譲ります。
 最後に一点だけ、かんぽの宿の件について。
 きょう、恐らくお会いになられたのか、これからお会いになられるのかわかりませんが、さまざまな関係者の方からヒアリングをされるというお話を聞きました。大臣が一点の曇りなくやらなきゃいかぬと発言されているとおり、何かしらの疑念を持たれているんだと思います。
 かんぽの宿がオリックスに売却されることについて大臣の認可いかん。どうするかということですが、大臣として、どのような点が晴れた場合には認可をされるんでしょうか。そのことだけ御答弁いただきたいと思います。

○鳩山国務大臣 総務大臣認可にかかってくるのは、売却という問題ではなくて、例えば日本郵政が、かんぽの宿が七十、あるいはもうちょっとふえるかもしれませんが、それを別会社にして会社分割をしていくプロセスに関して、私の認可がなければ会社分割はできない、こういうことでございます。
 私は、まず、李下に冠を正さずということはどうしても申し上げたい。例えば、いろいろな有識者の方々が政府の中に入って、いろいろな審議会とかいろいろな役回りをされる。そういう方々は大変優秀な方が多いと思うし、優秀な意見を出していかれるんだと思いますが、やはり深くかかわった事柄には御自身の関係する企業は余りお触れになっていただきたくない。それが李下に冠を正さず、瓜田にくつを入れずという考え方だろうと思っております。
 オリックスの宮内さんという方は、規制改革委員会の時代から総合規制改革会議、そしてまた規制改革会議へと、ずっと座長とか委員長の役割をしてこられた方であって、例えば郵政民営化の議論は途中から経済財政諮問会議の方に移っていきますけれども、それまでは郵政民営化の議論をしてこられた方だし、また、公的な宿泊施設というものはもう減らさなくちゃいけない、売却とか廃止とかいうような答申も出されておられる。そういう方ですから、やはり李下に冠を正さずという形で歩んでいただきたいということが一つ。
 もう一つ、なぜ今のような時期に、経済状況が悪くて安売りになってしまうのではないかというおそれを非常に感じることと、なぜ全国一括なのか。それぞれのかんぽの宿では大変人気の高いところもある。それは地元資本か地元の方々が買い取って経営するということも十分可能ではないか。
 こういうふうに私は考えておりますから、正直言って、今、会社分割という形で認可しようといっても、全く認可する気持ちはありません。疑念が晴れないからであります。

○寺田(学)委員 時間ですので、以上で終わりたいと思います。

 

評価額1万円の鳥取「かんぽの宿」、半年後に6千万で転売【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090130-OYT1T00952.htm?from=main1

 旧日本郵政公社が民営化前の2007年3月、競争入札で不動産会社7社に115億円で一括売却した178か所の土地・建物のうち、評価額1万円とされた鳥取県岩美町の「かんぽの宿・鳥取岩井」が、売却の半年後に同町内の社会福祉法人に6000万円で転売されていたことがわかった。現在は老人ホームとして使われている。
Click here to find out more!

 転売したのは、不動産会社7社のうちの1社(東京都)。

 日本郵政会社によると、同宿は1978年に4階建て、延べ4219平方メートルで建設され、土地は1万3000平方メートル。同社は「05年度に2700万円、06年度にも4200万円の赤字を計上したため、一括売却の対象とした」と説明している。

 社会福祉法人の当時の担当者は「6000万円は相場を考えてこちら側が提示した。1万円の評価だったとは知らなかった」と話している。
(2009年1月30日22時18分  読売新聞)

 

 以下は、昨年末に流れた小さな記事。

「かんぽの宿」一括譲渡  オリックスに、雇用を最優先
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008122601000362.html

 日本郵政は26日の取締役会で、全国展開する宿泊・保養施設の「かんぽの宿」70施設を同社の運営事業部門ごと、来年4月1日付でオリックスに一括譲渡することを決めた。譲渡額は明らかにしていないが数百億円規模とみられ、非正規労働者を含む従業員約3200人の雇用はすべて引き継ぐ

 かんぽの宿は、郵政民営化から5年後の2012年9月までの譲渡または廃止が決定済みで、日本郵政は譲渡先の公募、選定作業を進めていた。日本郵政側は「雇用確保を最優先に譲渡先を決めた」としている。

 結婚式場やコンサートホールを併設する東京都品川区の「ゆうぽうと」は今回の譲渡の対象外。

 かんぽの宿は郵政民営化前の簡易保険加入者を対象とした保養施設だったが、旧郵政省幹部の天下りや各地の旅館業者らの「民業圧迫」に対する反発もあり、旧日本郵政公社時代から不採算施設の廃止や売却を段階的に進めていた。
2008/12/26 13:50   【共同通信】

 

 以下、新自由主義、売国奴朝日新聞の社説。朝日は署名記事にしたらどうだ。

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2009年1月18日(日)付

かんぽの宿―筋通らぬ総務相の横やり【朝日】
http://www.asahi.com/paper/editorial20090118.html

 日本郵政が全国にもつ宿泊施設「かんぽの宿」をオリックス不動産へ譲渡する話に対し、許認可権をもつ鳩山総務相が「待った」をかけている。

 日本郵政の西川善文社長から説明を受けたが、鳩山氏は「納得できない」という。だが、理由が不明確で納得できないのは、鳩山氏の「待った」の方ではないのか。許認可という強権を使い、すでに終わった入札結果を白紙に戻そうというのなら、その根拠を明示する責任はまず鳩山氏にある。

 かんぽの宿は年間200万人ほどの利用があるものの、赤字続きだ。郵政民営化から5年以内に譲渡するか廃止することになっていた。

 日本郵政は前任の増田総務相が認可した08年度の事業計画にかんぽの宿の譲渡を盛り込み、昨年4月から入札手続きに入った。27社が応札し、2度の入札でオリックスに決まった。

 全国の宿70施設と社宅9カ所を一括して約109億円で売却する。資産の帳簿上の値打ちは141億円だが、借金を差し引いた純資産は93億円。落札価格は、これを16億円ほど上回る。

 鳩山氏が問題だと指摘するのは次の3点だ。なぜ不動産価格が下がるいま売るのか。なぜ一括売却なのか。なぜ規制改革・民間開放推進会議の議長を長く務め、郵政民営化を支持していた宮内義彦氏が率いるオリックスに売るのか。「国民が“出来レース”と見る可能性がある」として、譲渡に必要な会社分割を認可しないという。

 これに対して西川社長が説明した内容は、しごくもっともに思える。

 赤字が毎年40億~50億円あり、地価が急上昇しない限り、早く売る方が有利だ。一括売却でないと不採算施設が売れ残り、従業員の雇用が守れない。全国ネットとした方が価値も上がる。最高額で落札し、雇用を守る姿勢が最も明確だったのがオリックスだ――。

 鳩山氏は譲渡価格109億円が適切か総務省に調査させるという。だが調査する前から「納得する可能性は限りなくゼロに近い」とも発言している。

 これはとうてい納得できない。明治時代の官業払い下げならいざしらず、競争入札を経た結果に対し、さしたる根拠も示さずに許認可権を振り回すのでは、不当な政治介入だと批判されても抗弁できまい。

 宮内氏は規制緩和や民営化を推進してきた。官僚任せでは構造改革が進まないため、当時の政権が要請したものだ。過去の経歴や言動を後になってあげつらうのでは、政府に協力する民間人はいなくなってしまう。

 自民党内では、郵政民営化の見直しの動きが続いている。鳩山氏はこれとの関連の有無について言及していないが、もしも「待った」の真意が民営化策の見直しにあるのなら、正面から堂々とそちらの主張をするべきだ。

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※参考:
小池百合子首相と野田聖子官房長官のコンビで選挙

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» 【新聞】ダボス会議と世界社会フォーラムの日経記事、阿比留さん [散策]
今朝1月31日日経新聞の朝刊にダボス会議だけでなく、世界社会フォーラムの記事も載っていて驚きました。世界経済フォーラム年次総会であるダボス会議に対抗してブラジルのベレンで世界社会フォーラムが開催中ですが、ベネズエラのチャベス大統領、ボリビアのモラレス大統領、エクアドルのコレア大統領、ブラジルのルラ大統領、パラグアイのルゴ大統領らが参加と。 ダボスでは、トルコのエルドアン首相がイスラエルのペレス大統領を非難して途中退席。帰国したエルドアン首相は、空港で数千人の市民の熱烈な歓迎を受けたと。(...... [続きを読む]

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