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2009年3月20日 (金)

それでも僕はやってない⇒冤罪頻発の人質司法、司法に対する国民の不審・不安。民主は取り調べ可視化を選挙公約にしてください。

 検察は小沢氏への事情聴取を取りやめる、あるいは延期とかの情報が出ています。しかし、くれぐれも民主党は油断しないようにしてほしい。

 ここで大事なのは、「攻撃は最大の防御」と言うことです。民主党は国策捜査、検察の闇への追及の手を緩めないでほしい。

 今国民の間には、冤罪頻発、人質司法と言う、警察をも含めた司法全体への不信・不安が渦巻いています。民主党は真剣に正面からこう言った問題を取り上げて欲しい。そして取り調べ可視化と言う公約を断固としてかかげ、「小沢氏対検察」と言う構図を「国民の司法への不信・不安対検察司法当局」の構図へ是非ともバージョンアップ、枠組みの変換(パラダイムシフト)をしてください。

 

 以下、記事を採録。

検察との闘争宣言=「屈すれば同じこと続く」-民主・小沢氏【時事】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009031901105

 民主党の小沢一郎代表は19日夜、都内の日本料理屋で鳩山由紀夫幹事長と会談した。西松建設の違法献金事件で自身の公設秘書が逮捕されたことについて、小沢氏は「検察がどういう判断をしようと、これからも徹底して戦う。もし国会議員が屈したとなれば、政権を取ったとしても同じようなことが続くだけだ」と述べ、秘書と自らの「潔白」を改めて主張した。
 鳩山氏によると、小沢氏は「この身はどうなっても構わない。自分の身分に未練があるとか、そういう話ではない」と強調。その上で「ここで戦わなければ、国民のためにならない。政権交代を阻止したいというさまざまな力に対しては、徹底的に戦う」と語った。 (了)
(2009/03/19-22:39)

 

小沢氏聴取を当面見送り  「監督責任」立件困難【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009031901001085.html

 西松建設の巨額献金事件で、東京地検特捜部は19日までに、小沢一郎民主党代表の参考人としての事情聴取を当面、見送る方針を固めたもようだ。政治資金規正法違反容疑で逮捕した公設第1秘書大久保隆規容疑者(47)に対する同法上の選任・監督責任については立件困難と判断したためとみられるが、今後も同容疑者の調べを続け、最終判断する。

 大久保容疑者の拘置期限は24日。

 同容疑者の逮捕容疑は、2003-06年、会計責任者を務める小沢代表の資金管理団体「陸山会(りくざんかい)」に、西松建設から計2100万円の献金を受け取ったのに、政治資金収支報告書にはダミーとされる政治団体「新政治問題研究会」などの献金と虚偽を記載、報告するなどした疑い。

 政治資金規正法は、政治団体の代表者が会計責任者の選任と監督に相当の注意を怠れば、50万円以下の罰金を科すと規定している。国会議員が有罪となり、裁判所の判断で公民権が停止されると、刑の確定とともに失職する。

 小沢代表はこれまで「政治資金は適正に報告していた」と潔白を強調し、特捜部の任意聴取に応じる意向を示していた。

 特捜部はまた、小沢代表の元秘書で、陸山会の政治献金処理を一時担当していた民主党の石川知裕衆院議員(35)を参考人聴取。同議員は不正への関与を否定した。
2009/03/20 02:23   【共同通信】

 

小沢捜査 検察の混乱
http://netallica.yahoo.co.jp/news/70745

2009/3/20 10:00

 西松建設と小沢秘書逮捕に関する報道でなかなか「決定打」が出ない。検察リークも弾が尽きたのか、一斉聴取したゼネコン東北支店の古くからの談合システムや語りつくされた小沢ゼネコン疑惑が報じられる程度だ。地検特捜部の高揚した捜査状況は伝わってこない。「検察捜査が非常に苦しくなっている証拠」と司法関係者が言う。
「取り調べに対し、小沢の秘書は完全黙秘状態です。逮捕した以上は、西松の前社長の証言などを材料に来週、政治資金規正法違反で起訴はするんでしょうが、小沢本人をさらに大きな罪に問えるのかどうかは難しい。特捜部周辺の報道陣の間では、秘書の起訴だけで事件が終わるという見方も強まっています」
 そもそも、この西松事件は、長野県知事ルートを暴いて終わりのはずが、キーマンに自殺されてしまったために、あわてて小沢ルートを持ち出し、「また自殺されては困る」と、いきなり小沢秘書を逮捕したという経緯だった。が、本当にそれだけで終わりとなったら検察への大批判は避けられない。だから、検察内部では「どうするんだ」と現場の独走を問う声も上がり、足並みが乱れ始めているという。
 ゼネコン業界に近い財界人がこう言った。
「西松と小沢サイドの癒着は確かにあった。国交省の役人に頼みごとくらいしているでしょう。でも、そんなことは他のゼネコンだって、自民党の政治家だってやっている。それでも小沢に手をつけたのはなぜか。何かから目をそらしたかった。たぶん、それは日本郵政、かんぽの宿問題でしょう。あのまま掘り下げていけば、錚々(そうそう)たる財界人がお縄になっておかしくない闇が隠されている。西松事件をはるかにしのぐ政官財の癒着が出てくる。小泉改革の信奉者が多い官僚機構は、そこで保身に走った。メディアの関心と政局を切り替える必要があったのです
「まさか」ではあるが、このまま捜査終結となったら、検察は何を言われるかわからない。

(日刊ゲンダイ2009年3月17日掲載)
2009/3/20 10:00 更新

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攻撃されているのは小沢氏ではない権力による民衆の希望への攻撃なのです

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 以下、典型的なえん罪事件の例、富山冤罪事件について、雑談日記で採録していた記事を再アップ。

真実、闇に葬られたまま 柳原さん「うれしくない」【東京新聞】
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007101001000538.html

2007年10月10日 20時22分

 「納得のいかない判決だった」。富山の冤罪事件で柳原浩さん(40)は10日、富山地裁高岡支部の再審判決公判閉廷後、富山市内で記者会見し「無 罪判決をもらっても、真実が闇に葬られたままではうれしくない」と述べ、冤罪を生んだ捜査の解明が法廷で見送られたことに無念さをにじませた。

 柳原さんは「なぜ(捜査員が)僕のところに最初に来たのか、全然明らかになっていない」と話し「もう少しまじめに捜査していたら、新たな(女性暴行の)被害者も出なかった」と富山県警と富山地検を批判した。

 藤田敏裁判長が判決言い渡し後に「今後の人生が充実したものになるように願っている」と述べたことに対し、柳原さんは「まるでひとごとで、むかついた」と怒った。

 「いつ失った時間を取り戻せるのか、僕自身も分からない。いいかげんな裁判をやらなければ、こういうことにはならなかった」と話した。
(共同)

 

富山冤罪、柳原さんに無罪 誤認逮捕、誤判、解明なく【東京新聞】
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007101001000500.html

2007年10月10日 19時45分

 富山の冤罪事件で、無罪判決後、記者会見する柳原浩さん=10日午後4時15分、富山市長柄町
写真

 富山の冤罪事件で強姦罪などに問われ、約2年間の服役後に無実と判明した被告柳原浩さん(40)の再審判決公判が10日、富山地裁高岡支部で開かれ、藤田敏裁判長は真犯人の存在を指摘し「柳原さんの自白に信用性がなく、犯人でないことは明らか」と無罪を言い渡した。

 再審で弁護側は、柳原さんの自白が虚偽だったことを証明するため、取調官の証人尋問を2度申請したが、藤田裁判長はいずれも却下。誤認逮捕から誤判に至った実態の解明は見送られたままの決着となった。

 判決言い渡し後、藤田裁判長は柳原さんに「無実であるのに服役したことは誠にお気の毒です。(亡くなった)お父さまのことを思うと言葉がありません。これからの人生が充実していくものになるよう心から願っています」と声を掛けた。

 藤田裁判長は判決理由で「自宅で電話をかけていたことを裏付ける証拠が存在している」と述べた。
(共同)

富山連続婦女暴行冤罪事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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富山連続婦女暴行冤罪事件(とやまれんぞくふじょぼうこうえんざいじけん)とは、2002年4月15日に婦女暴行未遂容疑で逮捕された男性が、他の女性も暴行していたとして再逮捕され、裁判で懲役3年に処され刑に服した後に真犯人が見つかった事件である。
目次
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    * 1 事件の経過
          o 1.1 真犯人判明後
    * 2 その後
    * 3 関連項目
    * 4 外部リンク

事件の経過 [編集]

2002年4月15日、同年3月に当時16歳の少女に暴行を働こうとしたとして、当時タクシー運転手だった34歳の男性が婦女暴行未遂容疑で富山県警察管轄の氷見警察署に逮捕され、5月には別の少女への婦女暴行容疑により再逮捕された。逮捕のきっかけはこの男性が少女らの証言と似ていたこと、とされている。

任意捜査として行われた取調べが4月8日以降断続的に3日間朝から晩まで行われ、4月15日の3回目の任意捜査において、既に何が何だかわからなくなり疲れ切っていた男性は、「おまえの家族も『おまえがやったに違いない。どうにでもしてくれ』と言っている」などという、取り調べ警察官の真実に反する誤導により、容疑を認め、自白したものとして逮捕された。逮捕状は既に準備されていた。

この逮捕には氷見署内においても、男性の「自白」に「秘密の暴露が全くない」ことや、男性には犯行当時の明白なアリバイ(男性が犯行時刻とされた時間帯に自宅から知人に電話をかけたというNTTの通話記録など。)が存在したこと、現場証拠である足跡が28センチであるのに対し、男性の足が24.5センチと全く合わないことなどから、この男性に対する立件は無理ではないか、という声も強かったようである。

しかし、なぜか捜査は強行され、富山地検が男性を立件した。 富山地裁における裁判の席でも、男性は容疑を認め、結局男性の自白と少女らの証言が重要視され有罪判決が下り同年11月に懲役3年が確定。男性は刑を服し2005年1月に出所した。

真犯人判明後 [編集]

男性が出所した後の2006年11月、別の容疑で他県警察に逮捕された51歳の男の自供により真犯人が判明。2007年1月17日に男性の親族へ経緯を説明し富山県警察が謝罪、1月19日に記者会見で事実が判明した。また、これを受けては、男性の無罪判決を求める再審請求を富山地裁に行った。また、1月29日に富山地検の検事正が男性に直接謝罪した。

再審の論告公判は8月22日に行われ、検察側は無罪を求刑し、2007年10月10日に無罪判決が言い渡された。

なお、富山県警が男性に冤罪事件について謝罪したとされる2007年1月23日夜の翌日、24日昼に、男性は富山地方検察庁に呼び出され、「当時の取り調べ捜査官、担当検事を恨んでいません」などという内容の調書をまたしても意思に反して作成されている。

男性が知らないはずの事件の詳細についての自白書類が富山県警により捏造され、署名・指印させたことも判明している。

無実となった男性は真犯人発覚後にマスコミのインタビューに答え、尋問した刑事から「身内が間違いないと認めている」と告げられ弁明しても聞いて貰えず、罪を認めざるを得ない状況に陥ったと答えている。また、同意すること以外は意見を述べることを刑事から禁じられた上で、刑事の言うことが事実だという念書を書かされ署名させられていたとも告白している。同様の捜査手法は、同じく冤罪が確定した志布志事件でも採られている。すなわち、「お前の家族も、お前が犯人だと言っている」と告げたり、偽造まがいの手法により作られた家族の手紙を見せることで、被疑者を絶望に追い込み、自暴自棄になったところで自白を採るという手法が行われた。

長勢甚遠法務大臣も1月26日に男性に対し謝罪したものの、男性が述べた自白の強要については違法性が無いと述べた。そのため、当時の捜査員に対して処分は行わないとしている。ちなみに会見中、長勢法相が感情を抑えきれずに声を出して笑う場面があった[要出典]。

平成19年10月10日富山地方裁判所高岡支部にて無罪判決が確定(検察側が控訴する権利を放棄したため)。但し無罪判決が確定したものの、取調べをした警察官等の証人尋問及び処分が実施されていないなど冤罪事件が発生した真実が解明されておらず、今後、国家賠償訴訟を起こすことを男性側が明らかにしているため、この訴訟によって真相についての解明は待たれる見通しである。

その後 [編集]

冤罪事件の被害者たちが同じような証言をしている事から、このような方法は冤罪を生み出す手法として時代や場所を選ばずに行われている方法であるとも指摘される。6月6日には、日弁連主催で「えん罪を生み出す取調べの実態」というシンポジウムが緊急に開かれている。日弁連側は取調べを録画・録音(「可視化」)する事でこのような事態を防ぐべしと主張している。

また、当時尋問した取調官の一部はすでに民間企業などに天下っており、「天下りに有利になり、かつ警察の責任を回避させるためにこのような取調べ方法がとられている」という批判がある[要出典]。だが、警察庁、検察庁、各裁判所ならびに法務省はこれらの問題に対しては具体的なコメントは出していない。また、再発防止策に対しての言及はあったが、その具体案については、警察庁、検察庁、各裁判所及び法務省のいずれもが、言及を避けている。

今回の再審では尋問した取調官の証人尋問が却下されている。藤田敏裁判長が「ただ単に無罪判決を出す手続きにすぎない」と理由を述べたためで、この発言に対し、「本気で真相を究明し、反省する気があるのか」という疑問や非難が出た。さらに判決公判でも謝罪は裁判所側からは一切行われておらず、判決中述べた裁判官のあまりにも他人事な発言に男性は「むかついた」と裁判長に対し怒りをあらわにした。

なお、男性の父親は男性の逮捕当時入院中で、息子の逮捕は知らされず男性の服役中に亡くなっている。

関連項目 [編集]

    * 冤罪
    * 警察不祥事

外部リンク [編集]

    * 母の遺影持たせ自供強要 県警誤認逮捕の男性告白(北日本新聞2007年03月22日付)


 

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