« 【必見】福島原発事故でわれわれが知っておくべきこと。原発事故・なぜ炉心溶融は起きたか。 | トップページ | 「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】3月22日分 »

2011年3月22日 (火)

マル激、第518回日本の何が揺らいでいるのか。&京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏電話インタビュー。

マル激トーク・オン・ディマンド 第518回(2011年03月18日)
http://www.videonews.com/on-demand/511520/001763.php

日本の何が揺らいでいるのか
司会:青木理(ジャーナリスト)、宮台真司(社会学者、首都大学東京教授)
ゲスト:飯田哲也氏(NPO環境エネルギー政策研究所所長)
報告:神保哲生(ジャーナリスト)
電話出演:佐藤栄佐久氏(前福島県知事)、矢ヶ崎克馬氏(琉球大学名誉教授)

日本の何が揺らいでいるのか(Part1)1時間43分34秒
http://www.youtube.com/watch?v=W6NycbtkBC8

1時間32分52秒からの部分は重要

飯田哲也氏(NPO環境エネルギー政策研究所所長)発言の要約は——文明史的転換点、エネルギー政策の転換について、特に自然エネルギー、再生エネルギー(太陽光、風力、地熱など)の大いなる可能性について(欧州諸国、特にドイツなどを例に)——ですが、その後の宮台氏の部分も含め重要なのでテキストに起こしました

※↑長時間のYouTubeの場合、埋め込みだと時間指定が上手くいかないようです。タイトル下のリンクをクリックしてYouTubeページのこの動画を開き、時間バーをズルッとドラッグしてください。簡単に時間移動出来ます。

 

日本の何が揺らいでいるのか(Part2)1時間15分48秒
http://www.youtube.com/watch?v=WHFgacYn5Zk

 

インタビューズ (2011年03月17日)17分
http://www.videonews.com/interviews/001999/001761.php

福島原発事故
京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏電話インタビュー
 17日午前、福島第一原発2、3、4号機で白煙が確認された。自衛隊が空から放水するなど、冷却作業が続いている。
 福島原発事故の現状と今後想定される問題点について、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏に、ジャーナリストの青木理が聞いた。

福島原発事故 小出裕章氏電話インタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=-MeXPsFFLBs

プロフィール
小出 裕章こいで ひろあき
(京都大学原子炉実験所助教)
1949年東京都生まれ。72年東北大学工学部原子核工学科卒業。74年東北大学大学院工学研究科原子核工学修了。74年から現職。伊方原発訴訟住民側証人。著書に『放射能汚染の現実を超えて』、『隠される原子力 核の真実』、共著に『原子力と共存できるか』など。


 以下、テキストに起こしました。

青木:視聴者からの質問、飯田さんへの質問ですが、「火力は30%しか使っていない、それはなぜ、なのになぜ計画停電なの」、これはどう言う意味かな、ああ火力発電所は全部フル稼働していないってことね。

飯田:ここで言ってる火力は30%って言うのは、多分1年間を通してとかの発電量、もうちょっと健全であれば天然ガスと石炭を入れると50%くらいありますけれども、いずれにしても普段は原子力をベースロードでフル稼働させておいて、まあフル稼働は出来ないのですけれど、あと石炭そして天然ガスっていう形にそちらを補完的に使っているので稼働率は低いというのが現状、で今は原子力がほぼ全域ダウン、って言っても柏崎は3機動いてるんですけれども、石炭もじゃっかん今一部ダメージを受けているので、元々東京電力は4100万キロワットと言っていたのに対して、3400くらいしか用意出来ないので、ま計画停電だって言う事で、かなり引きつった状況になった訳ですが、それで慌ててみんなでボランタリーに省エネした結果、極めて限定的になっていると言うのはまあ不幸中の幸いですね。

青木:僕、最後にお二方に本当に伺いたいのですけれども、僕の考えですが、要するにこれ原子力で絶対に起きないと言っていた所でカタストロフィに近い様な状況が起きていると、これで止まればいいけれども、まだ更に行く可能性がある。ま、仮にこれで止まったとしましょう。でも恐らく原子力発電というものに頼って、これから文明社会というか、日本だけじゃないですよね、世界的にも今回、ドイツは取り敢えず凍結すると、

飯田:中国もタイもベネズエラもアメリカも、

青木:と言うことになると、エネルギー政策、世界的にもそうだし、日本もそうですよね、エネルギー政策、もっと大きく、かと言ってCO2をバンバン出す火力発電所をどんどんやるんだって訳にもいかない。化石燃料はもちろん限りもあるし、中東のあんな状況もあった訳で、そうするともしかしたらこの震災とこの原発事故って言うのはエネルギー政策、もっと言うと文明的な、社会の、あるいはライフスタイルの、転換点、エネルギー政策はもう間違いなく転換しなくちゃいけないし、ライフスタイルや社会や文明のありようみたいな所も少し変えなくちゃいけないって言う、一つの大きなきっかけ、まこれで収まればですよ、収まらなかったらもう大変なんですけれども、なる様な気がするんですけれども、まず飯田先生、。

飯田:いや、間違いなく、明治維新、太平洋戦争あとに今度は日本人が自ら変わらないといけない、まあ三度目の敗戦というか、まあ明治維新は敗戦ではないけれども、大変革のある意味きっかけになると言う事はまず間違いないです。それがあと果たして出来るかどうかって事ですね。日本人は健忘症なので、かつ巧妙に議論をねじ曲げる御用学者的な人たちって言うのは当然生き残るので、そのねじ曲がった言説の中で、このとてつもない大厄災と言うか、大災害をですね、正に人災であって構造的な責任を問い詰めながら、それを出発点に大きくエネルギー政策、そしてそのデモクラシーのあり方まで踏み込んで変えていけるのかどうかって言うのが本当にこれから問われていると。

青木:その、ご専門だと思うのですけど、エネルギーって言うのは、原子力ではないと、化石燃料でもないと、火力も当然ながら難しいと、そうするとご専門ですが再生エネルギー・自然エネルギーと言う方向で、今のぼくらの生活をそれなりに維持しながら、その代替エネルギー、自然エネルギーを含めてと言うのは可能なんですか。

飯田:ええ、まず短期的には今ある火力をフル稼働で使うしかないですね、短期的には、ただ新たに作る必要はまずないと、でそれは数年というスパンで、今自然エネルギーは小規模分散型なので、このパソコンとか携帯のように倍々ゲームで増え、増えれば増えるほど安くなるって言う効果が有って、特に高いと言われた太陽光も今や年率10%で安くなって、イタリアとか一部の地域では電気料金よりも安くなってきてるんですね。で、ドイツが過去10年間で電力6%から16%に、自然エネルギーの比率を10%、10ポイント上げたのですが、これからの10年で35%、20%上げると言っているんです。つまり増え方が加速をすることが出来ると。と言う事は日本は今10%の水力、大型水力で10%ですが、これからの10年で日本も20%にすると言う事は出来ないことではない。でさらにそこからの10年あるいは20年で、もっと加速度的に普及させていくことで原子力は静かに眠っていき、しかも化石燃料も減らしていくと、でしかもそれはこの日本経済がものすごくダメージを受けた後でですね、大送電線の大建設と、風力発電・太陽光と言った自然エネルギーを加速度的に投資をするって言うのはですね、経済復興的にも、それから今度エネルギーリスクもこれから、全世界が原子力をやめて行くとですね、みんな化石燃料にダッシュしますから、化石燃料のコストも上がって行きますね。それのコストも下げていくと、で要は経済と環境とエネルギー、この3つを正にこの加速するための唯一のソリューションだろうと言う風に思いますね。

この後の、宮台氏の部分を箇条書き。

中国も欧米も再生可能エネルギーの方へ大きく踏み出している。

経済産業省の再生可能エネルギー政策の失敗(買い取り制度を充実させなかった、補助金制度を打ち切った)。

分散型電力供給システムなら電力会社などに依存せず、全然問題無い。

欧米ではエネルギーを安全保障という観点からも考え、分散型を考えている。

電気が独占体制の会社からしか供給されないと言う日本にしかない糞みたいなシステムが問題

始めに戻る


 

雑談日記は良質な情報への中継点
と、人気blogランキングバナー に参戦中。

(↓クリックすると拡大)
自民党は自Endバナー 自民党は自Endバナー の猫ちゃんつながりブログを倭国大乱を記録するブログの数々として見つける毎に適宜追加。但し結構忘れてます(汗)

 ココログ利用で、即行で以下のTBPライブリンクをサイドエリアへはりたければ⇒一輪のバラをクリック。

 以下、登録・スタートさせたトラックバック・ピープルです。
主権者は私たち国民自民党政治民主党政治社民党や共産党にトラックバックしてます。

 

※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

|

« 【必見】福島原発事故でわれわれが知っておくべきこと。原発事故・なぜ炉心溶融は起きたか。 | トップページ | 「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】3月22日分 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マル激、第518回日本の何が揺らいでいるのか。&京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏電話インタビュー。:

« 【必見】福島原発事故でわれわれが知っておくべきこと。原発事故・なぜ炉心溶融は起きたか。 | トップページ | 「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】3月22日分 »