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2011年4月10日 (日)

「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】4月9日分

※関連:NHKは「東京電力 福島第一原発事故関連ニュース」をどう伝えたか。(4月分エントリーのまとめリンク)

 以下、東日本大震災関連リンク福島第一原発関連ニュース の採録です。

※SOBA:「ニュース画像」と言うのは画像と動画がありました。*.jpgとその下のURLは採録した画像の僕自身のメモです。「ニュース画像」中、動画については(何分何秒)と時間を書いておきました。URLをクリックすると別窓が開いて動画を見ることができます。

 (リンク等は、後で作業

4月9日のニュース

2号機の汚染水 排水作業へ(4月9日 22:25更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110409/index.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、高濃度の放射性物質に汚染された水を別の貯蔵先に移すのに必要なホースをつなぐ作業が行われ、東京電力は、準備が整いしだい、まず2号機の汚染水から排水作業を始めることにしています。
福島第一原発では、タービン建屋やトレンチと呼ばれるトンネルから高濃度の放射性物質に汚染された水が大量に見つかっていて、高い放射線量を出す原因ともなり、作業の妨げとなっています。
この汚染水の処理を急ぐため、東京電力は、貯蔵先となる「復水器」や、「廃棄物集中処理施設」を空にする作業を続けてきた結果、9日午後1時10分、2号機の復水器から水をすべて別のタンクに移し替える作業が終わりました。
東京電力によりますと、2号機のトレンチと水を移す先の復水器との間をホースでつなぐ作業を行い、準備が整いしだい、汚染水を復水器に移すということです。
また、「廃棄物集中処理施設」とタービン建屋とをつなぐホースの設置のための準備も行われたということです。
一方、2号機の「トレンチ」にたまった高濃度の汚染水の水位が、8日夜から9日朝にかけてさらに1センチ上昇し、海への流出が止まって以降、上昇した水位は10センチとなりました。
トレンチの水の水面から地上までの高さは、9日午前7時の時点で94センチあるということで、すぐにあふれるような状況ではありませんが、東京電力は水位の監視を強めています。
9日はこのほかにも、これまでに海に流れ出た高濃度の汚染水をこれ以上拡散させないよう、2号機の取水口を鉄の板で塞ぐ作業も行われました。
さらに、9日は悪天候のため中止された、赤外線カメラなどを搭載した無人の小型ヘリコプターを使っての上空からの撮影は、10日以降行うということです。

4月9日のニュース一覧
    2号機の汚染水 排水作業へ(4月9日 22:25更新)
    コウナゴから基準超の放射性セシウム(4月9日 23:28更新)
    福島の原乳 出荷制限解除後も検査(4月9日 22:45更新)
    福島第一原発 北側で放射性物質上昇傾向(4月9日 22:25更新)
    福島第一原発 津波は最大15mに(4月9日 22:05更新)
    福島 葉たばこ作付け見送りへ(4月9日 22:05更新)
    放射線 やや減少か横ばい続く(4月9日 21:10更新)
    保安院 安全対策の不備認める(4月9日 16:40更新)
    群馬 ほうれんそうの収穫再開(4月9日 16:40更新)
    北茨城市 漁業者を臨時雇用へ(4月9日 16:40更新)
    汚染水の水位上昇 監視強める(4月9日 12:00更新)
    米の80キロ避難勧告 仮定で判断(4月9日 6:10更新)
    汚染水除去 窒素注入作業続く(4月9日 4:45更新)
    原発の設置許可 無効求め提訴(4月9日 0:20更新)



コウナゴから基準超の放射性セシウム(4月9日 23:28更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110409/2338_kounago.html

福島県のいわき市沖で7日に取ったコウナゴから、国の暫定基準値を超える量の放射性セシウムが検出されました。
厚生労働省によりますと、福島県のすべての漁協が、現在、漁を行っていないため、福島県沖で取れた魚は市場には出回っていないということです。
厚生労働省によりますと、7日に、福島県の福島第一原発からおよそ35キロ離れた、いわき市沖1キロの海で、放射性物質の量を調査するために取ったコウナゴから、国の暫定基準値の1キログラム当たり500ベクレルを上回る、570ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。
このコウナゴは、水深10メートルから14メートルの海中で取ったということで、同じ場所で取ったほかの検体からも500ベクレルから480ベクレルと、暫定基準値に近い量の放射性セシウムが検出されました。
厚生労働省によりますと、福島県のすべての漁協が、現在、漁を行っていないため、福島県沖で取れた魚は市場には出回っていないということです。
厚生労働省は、「仮に食べたとしても直ちに健康に影響を及ぼす数値ではない」としていますが、引き続き調査を続けることにしています。
これについて、いわき市漁協勿来支所の船曳網組合長、今泉安雄さん(54)は、「心配していたとおりだった。コウナゴ漁は本来は最盛期で、われわれにとっては年間の水揚げの半分以上を占めるだけに、東京電力には漁業者全員が怒っている」と話しています。



福島の原乳 出荷制限解除後も検査(4月9日 22:45更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110409/2245_gennyu.html

福島県内の7つの市と町で採取された原乳は、8日に出荷制限が解除されましたが、制限の解除後も、顧客に販売される前に原乳の放射性物質の濃度を定期的に検査し、結果が分かるまでは原乳をとどめ置くよう、県がメーカーに求めていることが分かり、これでは事実上出荷できないという声が上がっています。
福島県の喜多方市や磐梯町など7つの市と町で採取された原乳については、検査の結果、放射線物質の濃度が基準を下回り、8日、出荷制限が解除されました。
ところが、制限の解除後も、入荷したメーカーが顧客に販売する前に、県が原乳の検査をおよそ1週間に1回行い、結果が分かるまでは原乳をとどめ置くよう求めていることが分かりました。
これを受けて、生産者やメーカーで作る団体が緊急の会議を開きました。
会議では、検査結果が出るまでに原乳の鮮度が失われてしまい、牛乳としては事実上出荷できないのではないかといった声や、仮に検査結果で問題が出て出荷できなくなれば、原乳の廃棄に大きなコストがかかるといった意見が出されました。
福島県酪農業協同組合の角田義勝常務理事は、「出荷制限を解除されても、現状では買い取り先のない原乳となってしまう。県には検査の方法などについて見直しを求める」と話しています。
これについて福島県は、「国と協議した結果であり、安全性を守るためには理解してほしい」と話しています。



福島第一原発 北側で放射性物質上昇傾向(4月9日 22:25更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110409/01.html

東京電力福島第一原子力発電所では、2号機のピットと呼ばれる施設から流れていた高い濃度の放射性物質に汚染された水が止まったあとも、海水の放射性物質の濃度は、汚染水が流れ込んでいた地点で依然として国の基準を大幅に上回り、発電所の北にある放水口周辺でも引き続き上昇傾向にあります。
福島第一原発2号機では、ピットと呼ばれる施設から高濃度の放射性物質に汚染された水の流出が続いていましたが、水がしみ出している地下に特殊な薬剤を注入した結果、今月6日の午前5時半すぎに流出が止まりました。
汚染水が流れ込んでいた2号機の取水口付近で、東京電力が8日午前9時に海水を採取して調べたところ、法律で定められた基準値の2万3000倍に当たる、1cc当たり930ベクレルのヨウ素131が検出されました。
この場所で採取された海水のヨウ素131の濃度は、今月2日に基準値の750万倍だったのが、今月6日には基準値の14万倍、7日には基準値の6万3000倍と、数値が下がる傾向にありますが、極めて高い濃度が続いています。
一方、福島第一原発では、今月4日の夜から、比較的低い濃度の放射性物質に汚染された水の放出が続いています。
5号機と6号機の放水口の北およそ30メートルの地点では、8日午前9時15分に採取した海水から、基準値の1300倍に当たる、1cc当たり50ベクレルのヨウ素131が検出されました。
この地点のヨウ素131の濃度は、今月6日には基準値の1000倍、7日午前には基準値の2800倍と上昇していて、今回の数値は前の日より下がりましたが、東京電力は引き続き上昇傾向にあるとみています。
また、沖合15キロの海域での調査は、8日は悪天候のためできなかったということです。
経済産業省の原子力安全・保安院は、「放射性物質が北側の海域に流れ込んでいることも考えられる。海に放出された放射性物質は、どのように流れていくか分からないことも多く、濃度の高い場所でより細かなモニタリングをするなど、監視を強化していきたい」という見方を示しています。



福島第一原発 津波は最大15mに(4月9日 22:05更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110409/2205_15m.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、先月11日の津波は、建物や設備に残された跡から、最大で15メートルの高さに達し、主要な建物があるほぼ全域で、高さ4メートルから5メートル程度、浸水していたことが分かりました。
作業員が撮影した動画からは、がけに激しくぶつかって、20メートル以上の高さまで跳ね上がる津波の様子が映し出されています。
福島第一原発は、先月11日の東日本大震災の津波で非常用発電機の海水ポンプが水につかってすべて使えなくなり、原子炉などを冷やすための冷却機能が失われ、深刻な事態が続いています。
この津波について、東京電力が建物や設備に残された水の跡などを調べた結果、原子炉建屋やタービン建屋など、主要な建物があるエリアの海側の津波の高さは、設計段階の想定の5.7メートルを大幅に超える14メートルから15メートルに達していたことが分かりました。
また、1号機から6号機までのほぼ全域で、高さ4メートルから5メートル程度、浸水していることが確認されました。
この津波を避難した高台から作業員が携帯電話で撮影した動画が公表され、がけに激しくぶつかって、20メートル以上の高さまで跳ね上がる様子が映し出されています。
また、同じ付近を撮影した航空写真には、海岸付近に植えられた樹木が根こそぎ流されている様子が写っていて、津波の激しい威力を物語っています。



福島 葉たばこ作付け見送りへ(4月9日 22:05更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110409/2205_tabaco.html

福島県の葉たばこ農家で作る組合は、東京電力の福島第一原子力発電所の事故が収束する見通しが立たないうえ、風評被害も懸念されるなどとして、県内全域でことしの作付けを見送る方針を決めました。
福島県では、生産量が最も多い田村市と、上位の飯舘村のそれぞれ一部の地区が原発から半径20キロから30キロの屋内退避の対象地域となっています。
国は、葉たばこについて出荷を制限していませんが、福島県の1000を超える葉たばこ農家で作る組合は、理事会で検討した結果、県内全域でことしの作付けを自主的に見送る方針を決め、各農家に通知しました。
組合は、原発の事故が収束する見通しが立たず、これ以上、作付けが遅れると品質に影響が出るうえ、風評被害など、たばこ業界全体に与える影響を考慮したなどとしています。
福島県の葉たばこの生産量は、昨年度1700トン余りと全国7位で、避難指示や屋内退避の対象地域には、200人以上の農家が畑を持っているということです。
組合は今後、国に補償を求めることにしています。



放射線 やや減少か横ばい続く(4月9日 21:10更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110409/2110_houshasen.html

9日午後3時までに観測された各地の屋外の放射線量は、ほとんどの地点でやや減少か、横ばいの状態が続いています。
9日午前0時から午後3時までの観測によりますと、福島県内では、福島第一原子力発電所から北西に65キロほど離れた福島市で、午前9時に1時間当たり2.03マイクロシーベルト、郡山市では、午前1時に1時間当たり2.02マイクロシーベルトでした。
また、南相馬市では午前3時などに1時間当たり0.72マイクロシーベルト、いわき市では、午前4時などに1時間当たり0.47マイクロシーベルトと、いずれも通常の値よりもやや高い放射線量を観測しました。
茨城県内では、北茨城市で午前0時10分に1時間当たり0.38マイクロシーベルト、水戸市で午前9時10分などに1時間当たり0.15マイクロシーベルト、宮城県内では、仙台市で午前10時などに1時間当たり0.08マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い数値を観測しました。
宇都宮市、前橋市、さいたま市、それに東京・新宿区、このほか、神奈川県の川崎市、横須賀市、茅ヶ崎市、千葉県市原市でも通常よりやや高い数値を観測しました。
しかし、ほとんどの地点で、放射線量は減少か横ばいの状態が続いていて、各自治体はこれらの数値の放射線を浴びたとしても健康に影響が出るレベルではないとしています。
一方、札幌市、青森市、秋田市、盛岡市、山形市、新潟県の柏崎市、甲府市、長野市、静岡市では引き続き、通常より高い放射線量は観測されませんでした。



保安院 安全対策の不備認める(4月9日 16:40更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110409/1640_hoanin.html

東日本大震災の津波や、7日に起きた大地震の影響で、原子力発電所の安全にとって極めて重要な電源を確保する手段が相次いで失われた事態を受けて、経済産業省の原子力安全・保安院は「これまでの対策は不十分だった」と不備を認め、非常用の発電機をはじめとした安全対策を見直す必要があるという認識を示しました。
先月の東日本大震災の津波では、東京電力の福島第一原子力発電所で非常用の発電機を含めたすべての電源が失われ、今も原子炉を冷却できない深刻な状態が続いています。
また、7日の夜、東北地方を襲った大地震でも、青森県にある東北電力の東通原発などで外部電源が失われたり、外部電源の復旧後に非常用の発電機がすべて動かなくなったり、電源を確保するための手段が相次いで失われました。
これについて、原子力安全・保安院の西山英彦審議官は9日の記者会見で、「対策は不十分だった」と述べて、安全対策の不備を認めました。
そのうえで「多重防護があって絶対に大丈夫だと私も信じてやってきたが、今回の経験を踏まえて、これまでの規定にとらわれず安全対策の見直しを進める必要がある」と述べました。
これに関連して、7日の大地震のあと、東通原発で非常用の発電機が一時、すべて動かなくなったことを重くみて、原子力安全・保安院はこれまで原子炉の停止中は1台でよかった稼働できる発電機の数を、運転中と同じ2台以上確保するよう電力各社に指示しました。



群馬 ほうれんそうの収穫再開(4月9日 16:40更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110409/1640_hourensou.html

基準値を超える放射性物質が検出され、出荷が制限されていた群馬県産のほうれんそうとかきなについて、8日、政府が制限を解除したことを受けて、群馬県では農家が収穫作業を再開しました。
群馬県産のほうれんそうとかきなは、国の基準値を超える放射性物質が検出されたため、先月21日から出荷制限が指示されていましたが、その後の検査で基準を下回り、安全性が確保されたとして、8日、政府は出荷制限を解除しました。
これを受けて、群馬県内のJAでは、10日からほうれんそうとかきなの出荷を再開することにしていて、農家は9日から収穫作業を再開しています。
このうち、太田市でほうれんそうを栽培している農家では、ほうれんそうを鎌で刈り取ったあと、重さを量って袋詰めしていました。
群馬県は全国3位のほうれんそうの産地で、太田市は県内でも栽培が盛んな地域ですが、この農家では、今回の出荷制限で年間の生産量のおよそ1割のほうれんそうを廃棄したということです。
農家の瀬戸隆志さんは「自分の育てたものが出荷できないというのは本当に残念でしたが、皆さんに食べてもらえるようになってほっとしています。ただ、原発事故が収まっていないので、また制限があるかも知れず、先行きは不安です」と話していました。
JA全農ぐんまでは「関係機関と連携して農家への補償を進めるとともに、風評被害もあるので群馬の野菜の消費拡大に取り組んでいきたい」と話しています。



北茨城市 漁業者を臨時雇用へ(4月9日 16:40更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110409/1640_kitaibaraki.html

福島第一原子力発電所の事故の影響で、出漁を見合わせている茨城県北茨城市で、漁業者などが集まって対策会議が開かれ、市長は一部の漁業者を臨時に雇用する方針を示しました。
北茨城市の大津漁協は、マイワシの水揚げが年間およそ1万8000トンと全国有数の漁獲量がありますが、福島第一原子力発電所の事故の影響で、出漁を見合わせる状態が続いています。
9日は漁協に所属する漁業者や北茨城市の豊田稔市長が参加して、今後の対策などを話し合いました。
この中で、漁業者は、千葉県の銚子沖で行っていた漁でも市場での売値が通常の半値以下に落ち込んで、現在は出漁を見合わせていることや、今後はイワシ漁を行う場所が福島県沖などさらに北に移動するため、全く魚を捕ることができなくなるおそれがあると不安を訴えました。
これに対し、北茨城市の豊田市長は漁ができなくなった一部の漁業者などの生活を支援するため、市が1年間、臨時に雇用することや、来週にも菅総理大臣に早急な事態の収拾を要請する方針を示しました。
会議のあとの会見で、大津漁協の鈴木将之組合長は「地震や津波は天災でしかたないが、今回は明らかな人災で、漁業者の生活は立ち行かず大きな怒りを感じる。国や東京電力は早急に事態を収拾するともに、しっかりとした補償を行ってほしい」と述べました。



汚染水の水位上昇 監視強める(4月9日 12:00更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110409/02.html

東京電力福島第一原子力発電所では、作業の妨げになっている高濃度の放射性物質に汚染された水を取り除く作業を急いでいます。
このうち、2号機では「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった高濃度の汚染水の水位が海への流出が止まって以降、これまでに10センチ上昇しており、東京電力は監視を強めています。
東京電力の福島第一原発では、7日夜の地震で設備などに異常はなく、引き続き冷却機能の回復に向けた作業が進められています。
東京電力によりますと、作業の妨げになっている汚染水の処理を巡っては、まず2号機のタービン建屋地下にたまっている高濃度の汚染水を最初に排出するということで、「復水器」の水を取り除く作業が終わりしだい「復水器」や「廃棄物集中処理施設」に移す作業を始めるということです。
また、2号機の「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった高濃度の汚染水の水位が8日夜から9日朝にかけて、さらに1センチ上昇し、海への流出が止まって以降、上昇した水位は10センチとなりました。
トレンチの水の水面から地上までの高さは、9日午前7時の時点で94センチあるということで、すぐにあふれるような状況ではありませんが、東京電力は水位の監視を強めるとともに、汚染水がどこから漏れ出ているのか漏えい経路の特定を急いでいます。
また、「廃棄物集中処理施設」から比較的濃度の低い汚染水を海に放出する作業は9日も継続して行われており、これまでに7700トン分が放出され、残る800トン分について、順調にいけば9日中に放出を終えるとしています。
一方、水素爆発の危険をあらかじめ避けるため、1号機の格納容器に窒素ガスを注入する作業では、ガスの純度をこれまでの98%から99.98%に高めて、窒素ガスを通じて水素や酸素が入るのを抑え、爆発のリスクを下げるとしています。
1号機では、地震の前の7日午後7時に223.3度だった原子炉の表面温度が、地震直後に一時、40度近く上昇しましたが、9日午前6時の時点では240.5度まで下がっています。
温度が上がった原因は、今のところよく分かっておらず、東京電力は注意深く監視しながら窒素ガスの注入を続けることにしています。
さらに10日以降、赤外線カメラなどを搭載した無人の小型ヘリコプターを使って、これまで確認できなかった設備などの状況を撮影し、今後の作業工程の検討に役立てたいとしています。



米の80キロ避難勧告 仮定で判断(4月9日 6:10更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110409/0610_bei.html

アメリカ政府が先月、福島第一原子力発電所の事故発生後、原発から半径80キロ以内に滞在するアメリカ人に対して避難勧告を出したことについて、アメリカの原子力規制委員会は、当時、得られる情報が限定的だったためとして、「2号機の燃料が完全に損傷した」という仮定に基づき判断を下していたことを明らかにしました。
これは、原子力規制委員会の安全対策チームを率いる幹部が諮問委員会に対し、7日明らかにしたものです。
それによりますと、原子力規制委員会は当時、限定的な情報しか得られておらず、原子炉の状態が正確に把握できなかったとして、「福島第一原発の2号機の核燃料が100%損傷し、放射性物質が16時間放出される」という想定に基づいて、80キロという避難範囲を設定したということです。
アメリカ政府が先月16日に出した、この避難勧告は、日本政府の、半径20キロ圏の避難指示、20から30キロ圏の屋内退避指示に比べて範囲が大幅に広かったため、日米両国の判断の違いが議論を呼んでいました。
その後、原子力規制委員会のヤツコ委員長は先月30日の議会の公聴会で、避難勧告の範囲を設定した根拠について「当時の限定的な情報から状況が一段と悪化するおそれもあると判断した。現在のデータによれば原発から20マイル(およそ32キロ)離れれば安全圏といえる」と証言していました。



汚染水除去 窒素注入作業続く(4月9日 4:45更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110409/03.html

東京電力福島第一原子力発電所では、復旧作業の妨げになっている高濃度の放射線物質に汚染された水を取り除く作業を急ぐとともに、水素爆発の危険をあらかじめ避けるための窒素の注入作業を続けています。
東京電力の福島第一原発では、7日夜の地震で設備などに異常はなく、引き続き復旧作業が進められています。
このうち2号機のタービン建屋などにたまった高濃度の放射性物質に汚染された水を取り除く作業では高濃度の汚染水を移す予定の「廃棄物集中処理施設」から比較的濃度の低い汚染水をこれまでに7400トン分、海に放出し残る1100トン分を順調にいけば10日までに放出することにしています。
一方、汚染水のもう1つの移送先となる「復水器」と呼ばれる設備にたまっている水を取り除く作業は1号機と3号機では、まだしばらくかかる見通しですが、2号機は早ければ9日中に終わる予定です。
2号機では「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった高濃度の汚染水の水位が今月6日に「ピット」と呼ばれる設備から海への流出が止まって以降、これまでに9センチ上昇しています。
このため東京電力はまず2号機の「トレンチ」の汚染水を「廃棄物集中処理施設」か「復水器」のどちらかに移すことにしており、作業の進み具合を見極めながら判断することにしています。
一方、1号機では、水素爆発の危険をあらかじめ避けるため原子炉格納容器に窒素ガスを注入する作業が行われています。
1号機では、地震の前の7日午後7時に223.3度だった原子炉の表面温度が地震直後に40度近く上昇し、8日午後1時の時点では246.6度になっています。
温度が上がった原因は今のところ、よく分かっておらず、東京電力は注意深く監視しながら窒素ガスの注入を続けることにしています。



原発の設置許可 無効求め提訴(4月9日 0:20更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110409/0020_teiso.html

放射性物質の流出が続く東京電力・福島第一原子力発電所について、国の安全審査がずさんだったとして、東京の男性が設置許可の無効を求める訴えを裁判所に起こしました。
福島第一原子力発電所は先月11日の大震災によって水素爆発が起きて施設が損傷し、放射性物質の流出が続いています。
この事故を巡って、東京・台東区に住む30歳の男性が「国は、発電所の設置にあたって大地震や大津波を想定せず、安全審査がずさんだった」として、設置許可の無効を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。
男性は、将来を担う子どもが安心して暮らすために国の責任を明らかにしたいと話していて、今後、福島県の住民にも裁判への参加を呼びかけたいとしています。
今回の原発事故を巡って訴えが起こされたのは初めてで、裁判は原発の設置を巡る国の責任を問うものとして注目されます。

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知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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