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2011/05/31

5月の菅直人の「首相動静」記事を採録しておきます。もうウンザリ早くやめて欲しい。

 菅直人は、地震被災をも己の政権延命に使おうとする政治センスゼロ、ただの馬鹿と再確認しました。依然として政局から目を離せません。参考情報として毎日追加して記 録していきます。日付は5月31日にしておきます。「首相動静」は朝日と時事がありますが、時事の方が見やすくてかつ詳しいので時事の「首相動静」を採録 します。

 なお、各動静記事末尾でリンク紹介されていた記事中や、その他Webで目に付いたものを資料として採録しておきます

※SOBA:皆さんの、いわゆるオープン・ソース・インテリジェンス(OSINT)にいくらかでも役立てばと思います。

 一番下が1日、上が最新です。

関連:
4月の菅直人の「首相動静」記事を採録しておきます。

 

首相動静(5月31日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110531-00000020-jij-pol

時事通信 5月31日(火)7時41分配信
 午前6時2分、福山哲郎官房副長官が公邸に入った。
 午前8時8分、福山氏が出た。同9分、公邸発。同11分、国会着。同12分、院内大臣室へ。同16分、閣議開始。
 午前8時35分、閣議終了。同36分から同51分まで、枝野幸男官房長官。同52分、院内大臣室を出て、同55分、衆院第1委員室へ。同9時、衆院東日本大震災復興特別委員会開会。
 午後0時5分、衆院東日本大震災復興特別委休憩。同6分、衆院第1委員室を出て、同7分、国会発。同9分、官邸着。同10分、執務室へ。
 午後1時38分から同50分まで、福山官房副長官。同51分、執務室を出て、同52分、官邸発。同53分、国会着。同55分、衆院第1委員室へ。同2時、衆院東日本大震災復興特別委再開。
 午後4時1分、衆院東日本大震災復興特別委散会。同3分、衆院第1委員室を出て、同4分、国会発。同6分、官邸着。同7分、執務室へ。
 午後4時50分、執務室を出て、同52分、官邸発。同57分、東京・平河町の都道府県会館着。同59分、全国知事会議に出席し、あいさつ。同5時25分、同所発。同29分、官邸着。同31分、執務室へ。
 午後6時11分から同7時3分まで、福山官房副長官。
 午後7時19分、執務室を出て、同20分、官邸発。「党内分裂を避ける自信はありますか」に「…」。同26分、東京・虎ノ門のホテルオークラ着。同ホテル内の中国料理店「桃花林」でルース駐日米大使と食事。福山官房副長官同席。
 午後8時56分、同所発。同9時、公邸着。同1分、民主党の鳩山由紀夫前首相が入った。(了)

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〔写真特集〕東北地方太平洋沖地震

最終更新:5月31日(火)21時22分

 

首相動静(5月30日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110531-00000000-jij-pol

時事通信 5月31日(火)0時6分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時31分、公邸発。同38分、皇居着。帰国の記帳。
 午前9時48分、皇居発。同54分、官邸着。同55分、執務室へ。
 午前10時15分、執務室を出て、同16分、官邸発。同34分、東京・代々木神園町の明治神宮会館着。
 午前11時5分から同44分まで、恩賜財団済生会創立100周年記念式典に出席し、あいさつ。
 午後0時1分、同所発。同22分、東京・三番町の千鳥ヶ淵戦没者墓苑着。拝礼式に参列、献花。同43分、同所発。同51分、官邸着。同52分、執務室へ。
 午後1時43分、岡田克也民主党幹事長が入った。
 午後2時、岡田氏が出た。
 午後2時12分、玄葉光一郎国家戦略担当相が入った。
 午後2時27分、玄葉氏が出た。
 午後2時48分、執務室を出て、同49分、官邸発。同59分、東京・神田司町の小谷歯科医院着。治療。
 午後3時11分、同所発。同25分、官邸着。同27分、執務室へ。
 午後4時14分、与謝野馨経済財政担当相、藤井裕久首相補佐官、大串博志民主党衆院議員が入った。同20分、仙谷由人官房副長官が加わった。
 午後4時50分、与謝野、仙谷両氏が出た。同59分、藤井、大串両氏が出た。
 午後5時28分、松本剛明外相、北沢俊美防衛相、梅本和義外務省北米局長、高見沢将林防衛省防衛政策局長が入った。
 午後6時12分、全員出た。同13分、鹿野道彦農林水産相、大塚耕平厚生労働副大臣、筒井信隆農水副大臣が入った。
 午後6時34分、大塚氏が出た。同40分、鹿野、筒井両氏が出た。
 午後6時41分から同7時41分まで、海江田万里経済産業相、枝野幸男、福山哲郎正副官房長官、細野豪志首相補佐官。同42分、執務室を出て大会議室へ。同43分から同8時4分まで、社会保障改革に関する集中検討会議。同室を出て、同5分、執務室へ。
 午後8時6分から同19分まで、植松信一内閣情報官。
 午後9時28分、執務室を出て、同29分、官邸発。同30分、公邸着。
 31日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月31日(火)0時27分

 

首相動静(5月29日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110530-00000000-jij-pol

時事通信 5月30日(月)0時3分配信
 午前10時45分、フランス、ベルギー訪問を終え、政府専用機で羽田空港着。同55分、同空港発。
 午前11時15分、公邸着。
 午前11時54分、枝野幸男官房長官が入った。午後0時1分、福山哲郎官房副長官が加わった。
 午後0時39分、枝野、福山両氏が出た。
 午後0時56分、公邸発。同58分、官邸着。同59分、大会議室へ。同1時、東日本大震災復興構想会議開始。
 午後1時37分、同会議を途中退席し、同39分、官邸発。同41分、公邸着。
 30日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月30日(月)0時27分

 

首相動静―5月28日
http://www.asahi.com/politics/update/0528/TKY201105280336.html
2011年5月29日0時19分

 (現地時間27日)午後、パリのシャルル・ドゴール空港着。政府専用機で同空港発。ベルギー・メルスブルク軍用空港着。コンラッド・ブリュッセルホテル泊。

 (現地時間28日)午前、同ホテルで同行記者団と懇談。バル・デュシェス城で日・EU定期首脳協議。午後、ワーキングランチ。EU理事会庁舎で共同記者会見。政府専用機で同空港発。

 

首相動静(5月27日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110527-00000014-jij-pol

時事通信 5月27日(金)5時28分配信
 主要国首脳会議(サミット)出席などのため、フランス滞在中。(了)

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最終更新:5月27日(金)5時32分

 

首相動静―5月26日
http://www.asahi.com/politics/update/0527/TKY201105260765.html
2011年5月27日2時56分

 (現地時間25日)午後、パリ市内のホテル・ムーリスでハンガリーのオルバン首相と首脳会談。同ホテル泊。

 (現地時間26日)午前、フランス・ドービル着。ホテル・ノルマンディーでカナダのハーパー首相と首脳会談。午後、主要国首脳会議(G8サミット)会場のビラ・ルセルクルでサルコジ仏大統領による出迎え。G8首脳とワーキングランチ。ドービル国際会議場でG8首脳会議。

 

首相動静(5月25日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110525-00000035-jij-pol

時事通信 5月25日(水)7時59分配信
 主要国首脳会議(サミット)出席などのため、フランス滞在中。(了)

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最終更新:5月25日(水)8時2分

 

首相動静―5月24日
http://www.asahi.com/politics/update/0524/TKY201105240586.html
2011年5月24日20時20分

 【午前】8時8分、国会。17分、閣議。40分、枝野官房長官。55分、官邸。57分、民主党の加藤公一衆院議員。9時10分、細野首相補佐官。36分、福山官房副長官、田坂広志内閣官房参与、別所、西宮両外務審議官、外務省の八木経済局長、山田農水審議官、岡田経産審議官、総務省の利根川情報通信国際戦略局長、財務省の中尾国際局長。11時14分、全員出る。31分、英紙フィナンシャル・タイムズのインタビュー。

 【午後】0時11分、民主党の岡田幹事長。45分、社民党の福島党首、服部良一衆院議員。福山副長官同席。1時22分、福山副長官、田坂参与、篠原農水副大臣、伴野外務副大臣、別所、西宮両外務審議官、外務省の梅本北米局長、小寺欧州局長、八木局長、財務省の中尾局長、山田農水審議官、岡田経産審議官、環境省の寺田地球環境審議官。36分、伴野、篠原両氏出る。2時2分、月例経済報告関係閣僚会議。9分、田坂、別所、西宮、梅本、小寺、八木、中尾、山田、岡田、寺田各氏。26分、福山、西宮両氏。54分、両氏出る。4時28分、報道各社のインタビュー。55分、羽田空港。5時22分、主要国首脳会議(G8サミット)など出席のため、政府専用機で仏へ出発。

 

首相動静(5月23日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110524-00000000-jij-pol

時事通信 5月24日(火)0時4分配信
 午前7時40分、公邸発。同41分、官邸着。同42分、執務室へ。
 午前7時49分から同8時48分まで、福山哲郎官房副長官。同49分、執務室を出て、同50分、官邸発。同51分、国会着。同53分、衆院第1委員室へ。同54分から57分まで、桜井充財務副大臣。同9時、衆院東日本大震災復興特別委員会開会。
 午後0時1分、衆院東日本大震災復興特別委休憩。同2分、衆院第1委員室を出て、同3分、国会発。同5分、官邸着。同6分、執務室へ。
 午後0時50分、執務室を出て、同51分、官邸発。同52分、国会着。同54分、衆院第1委員室へ。同56分から同57分まで、小里泰弘自民党衆院議員。同58分から同59分まで、大畠章宏国土交通相。同1時、東日本大震災復興特別委再開。
 午後5時3分、衆院東日本大震災復興特別委散会。衆院第1委員室を出て、同5分、国会発。同7分、官邸着。同8分、執務室へ。
 午後5時19分、執務室を出て特別応接室へ。同20分から同27分まで、ブラッター国際サッカー連盟(FIFA)会長、小倉純二日本サッカー協会会長。鈴木寛文部科学副大臣同席。同28分、特別応接室を出て執務室へ。
 午後5時42分から同52分まで、与謝野馨経済財政担当相。
 午後5時56分から同6時57分まで、鹿野道彦農林水産相、筒井信隆農林水産副大臣。
 午後7時4分、執務室を出て大会議室へ。同5分から同8時4分まで、社会保障改革に関する集中検討会議。同室を出て、同5分、執務室へ。
 午後8時34分、松本剛明外相、福山官房副長官、外務省の別所浩郎外務審議官、梅本和義北米局長、小寺次郎欧州局長が入った。同55分、梅本氏が出た。同9時22分、福山、別所、小寺各氏が出た。同28分、松本氏が出た。同39分、執務室を出て、同40分、官邸発。同41分、公邸着。
 24日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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疑心暗鬼で迷走する「菅降ろし」

最終更新:5月24日(火)0時26分

 

首相動静(5月22日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000001-jij-pol

時事通信 5月23日(月)0時3分配信
 午前7時17分、公邸発。同25分、東京・元赤坂の迎賓館着。
 午前8時15分、「朝日の間」で中国の温家宝首相との首脳会談開始。松本剛明外相、海江田万里経済産業相ら同席。
 午前9時30分、同会談終了。
 午前9時35分から同57分まで、「彩鸞の間」で日中韓の伝統工芸品鑑賞。同58分、「羽衣の間」で温首相、李明博韓国大統領との日中韓首脳会談開始。
 午前11時35分、同会談終了。
 午前11時46分、「花鳥の間」で共同記者会見開始。
 午後0時20分、共同記者会見終了。
 午後0時28分、迎賓館発。同36分、東京・大手町の経団連会館着。日中韓ビジネス・サミット出席者と昼食会。
 午後1時58分、同所発。同2時9分、迎賓館着。
 午後3時55分、「朝日の間」で李大統領との首脳会談開始。松本外相、海江田経産相ら同席。
 午後4時17分、同会談終了。同19分、迎賓館発。
 午後4時52分、羽田空港着、貴賓室へ。同53分から同5時26分まで、池田克彦警視総監、風岡典之宮内庁次長。同30分から同34分まで、全国植樹祭出席などのため和歌山県を訪問された天皇、皇后両陛下を出迎え。同35分、同所発。同58分、公邸着。
 午後7時36分、細野豪志首相補佐官が入った。
 午後9時21分、細野氏が出た。
 23日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

最終更新:5月23日(月)0時3分

 

首相動静(5月21日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110522-00000000-jij-pol

時事通信 5月22日(日)0時4分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前11時43分、公邸発。福山哲郎官房副長官同行。同56分、JR東京駅着。午後0時8分、やまびこ261号で同駅発。
 午後1時57分、JR福島駅着。同2時1分、同駅発。
 午後2時18分、福島市のあづま総合体育館着。同19分、同所内の控室に佐藤雄平福島県知事、瀬戸孝則福島市長が入った。松本剛明外相同席。
 午後2時58分、全員出た。同3時1分から同3分まで、あづま総合体育館前で韓国の李明博大統領を出迎え。同4分から同13分まで、同所内の控室で李大統領。佐藤知事、瀬戸市長同席。同18分から同19分まで、同所前で中国の温家宝首相を出迎え。同20分から同41分まで、温首相、李大統領と同所内の避難所を慰問。同42分、同所発。同58分、JR福島駅着。同4時5分、やまびこ260号で同駅発。
 午後5時55分、JR東京駅着。同6時、同駅発。同12分、公邸着。
 午後7時5分、公邸発。「福島訪問の感想を」に「2人(中韓)の首脳が被災の現場や避難所に来てくれて本当に温かい気持ちが伝わった」。同19分、東京・元赤坂の迎賓館着。
 午後8時17分から同18分まで、「朝日の間」で温首相、李大統領と記念撮影。同20分、「花鳥の間」で菅首相主催の夕食会開始。
 午後9時34分、夕食会終了。同35分、日中韓3カ国演奏者による合同演奏会開始。
 午後9時59分、演奏会終了。
 午後10時7分、同所発。同15分、公邸着。
 22日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月22日(日)0時26分

 

首相動静(5月20日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110521-00000001-jij-pol

時事通信 5月21日(土)0時5分配信
 午前7時21分、公邸発。同23分、国会着。同24分、院内大臣室へ。同31分、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)・経済連携協定(EPA)閣僚会合開始。
 午前7時53分、同会合終了。同8時から同14分まで、緊急災害対策本部。同20分、閣議開始。
 午前8時32分、閣議終了。同33分、院内大臣室を出て、同34分、国会発。同35分、官邸着。同36分、執務室へ。
 午前8時46分から同9時9分まで、福山哲郎官房副長官。同10分、執務室を出て南会議室へ。同11分から同21分まで、村井嘉浩宮城県知事。枝野幸男、福山正副官房長官同席。同22分、同室を出て執務室へ。
 午後0時49分、執務室を出て、同51分、官邸発。同53分、国会着。同55分、参院第1委員会室へ。同1時、参院予算委員会開会。
 午後5時9分、参院予算委散会。同10分、参院第1委員会室を出て、同11分、国会発。同13分、官邸着。同14分、執務室へ。
 午後5時19分から同40分まで、金沢一郎日本学術会議会長。浜野潤内閣府事務次官同席。
 午後5時41分から同6時1分まで、植松信一内閣情報官。同2分、外務省の伴野豊副大臣、菊田真紀子政務官、別所浩郎外務審議官、杉山晋輔アジア大洋州局長、丹羽宇一郎駐中国大使が入った。同10分、福山官房副長官が加わった。同14分、福山氏が出た。同15分、菊田氏が出た。同21分、松本剛明外相が加わった。同41分、伴野氏が出た。同7時2分、松本氏が出た。
 午後7時14分、全員出た。
 午後7時15分、執務室を出て首相会議室へ。同16分、細野豪志首相補佐官、別所外務審議官、杉山アジア大洋州局長、丹羽駐中国大使が入った。森口泰孝文部科学審議官、山田修路農林水産審議官、佐々木伸彦経済産業省通商政策局長、前田隆平国土交通省政策統括官、鈴木正規環境省地球環境局長同席。同48分、細野氏が出た。同8時11分、全員出た。同12分、同室を出て執務室へ。
 午後8時53分、執務室を出て、同55分、官邸発。「明日からの日中韓首脳会談への意気込みを」に「福島に両首脳が来てもらえるので、良かったと思います」。同56分、公邸着。
 21日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月21日(土)0時26分

 

首相動静(5月19日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110520-00000000-jij-pol

時事通信 5月20日(金)0時6分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前8時25分、公邸発。同26分、官邸着。同27分、執務室へ。
 午前8時46分から同10時34分まで、福山哲郎官房副長官。
 午前11時45分から同57分まで、全国知事会会長の山田啓二京都府知事。福山官房副長官同席。
 午後0時10分から同35分まで、寺田学民主党衆院議員。
 午後0時52分、執務室を出て、同53分、官邸発。同55分、国会着。同57分、衆院本会議場へ。同1時2分、衆院本会議開会。
 午後4時13分、衆院本会議散会。同14分、衆院本会議場を出て、同15分、国会発。同17分、官邸着。同18分、執務室へ。
 午後4時51分、執務室を出て、同52分、小ホールへ。同53分から同5時56分まで、新成長戦略実現会議。同57分、同ホールを出て、同58分、執務室へ。
 午後6時53分、執務室を出て大会議室へ。同54分から同7時45分まで、社会保障改革に関する集中検討会議。同47分、同室を出て執務室へ。
 午後7時56分から同8時14分まで、平野達男内閣府副大臣。
 午後8時48分、執務室を出て、同49分、官邸発。同50分、公邸着。
 20日午前0時現在、公邸。来客なし。
(了)

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最終更新:5月20日(金)0時26分

 

首相動静(5月18日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110519-00000002-jij-pol

時事通信 5月19日(木)0時5分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時55分、公邸発。同56分、官邸着。同57分、執務室へ。
 午前10時27分、福山哲郎官房副長官、黒岩宇洋法務政務官、山花郁夫外務政務官が入った。同31分、福山氏が出た。同39分、黒岩、山花両氏が出た。
 午前10時57分、鹿野道彦農林水産相、筒井信隆農水副大臣が入った。
 午前11時31分、鹿野、筒井両氏が出た。同32分、執務室を出て、同33分、特別応接室へ。同34分から同47分まで、福島県浪江町の吉田数博町議会議長ら。福山官房副長官、増子輝彦民主党参院議員ら同席。同48分、同室を出て南会議室へ。同49分から午後0時7分まで、福島県飯舘村の佐藤長平村議会議長ら。福山、増子両氏ら同席。同8分、同室を出て執務室へ。同26分から同46分まで、加藤公一民主党衆院議員。同1時6分から同27分まで、細野豪志首相補佐官。
 午後1時28分から同38分まで、内山晃総務政務官。
 午後2時28分から同35分まで、歌手の石川さゆりさん。福山官房副長官、辻元清美首相補佐官同席。
 午後3時16分から同26分まで、樋高剛環境政務官。
 午後3時30分から同43分まで、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長。
 午後5時58分、執務室を出て、同59分、記者会見室へ。同6時から同33分まで、記者会見。同34分、同室を出て執務室へ。同42分、平野達男内閣府副大臣が入った。
 午後6時56分、平野氏が出た。
 午後6時57分から同7時47分まで、丹羽宇一郎駐中国大使、笹森清内閣特別顧問、杉山外務省アジア大洋州局長。同48分から同55分まで、笹森氏。同56分、執務室を出て、同57分、官邸発。同58分、公邸着。
 午後8時49分、枝野幸男、仙谷由人正副官房長官、民主党の岡田克也幹事長、安住淳国対委員長、玄葉光一郎政調会長、輿石東参院議員会長が入った。
 午後9時46分、全員出た。
 19日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月19日(木)0時26分

 

首相動静(5月17日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000000-jij-pol

時事通信 5月18日(水)0時7分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前8時5分、公邸発。同7分、国会着。同9分、院内大臣室へ。同17分、閣議開始。
 午前8時46分、閣議終了。同47分から同50分まで、枝野幸男官房長官。同52分、院内大臣室を出て、同53分、国会発。同55分、官邸着。同56分、執務室へ。
 午前8時57分から同9時16分まで、植松信一内閣情報官。
 午前10時19分、環境省の南川秀樹事務次官、寺田達志地球環境審議官、鈴木正規地球環境局長が入った。
 午前11時18分、全員出た。
 午前11時26分から同43分まで、民主党の安住淳国対委員長、斎藤勁国対委員長代理。同45分、執務室を出て、同46分、南会議室へ。シュワブ世界経済フォーラム会長と昼食。福山哲郎官房副長官、田坂広志内閣官房参与同席。
 午後0時33分、同室を出て、同34分、執務室へ。
 午後0時54分、執務室を出て、同55分、官邸発。同56分、国会着。同57分、衆院本会議場へ。同1時2分、衆院本会議開会。同16分、衆院本会議散会。衆院本会議場を出て、同17分、国会発。同19分、官邸着。同20分、執務室へ。
 午後1時27分から同2時5分まで、共産党の志位和夫委員長、市田忠義書記局長、穀田恵二国対委員長。福山官房副長官同席。
 午後2時6分から同19分まで、北沢俊美防衛相。
 午後3時10分から同19分まで、福山官房副長官。
 午後4時7分、執務室を出て、同8分、首相会議室へ。福山官房副長官、外務省の西宮伸一外務審議官、松富重夫中東アフリカ局長、八木毅経済局長、中尾武彦財務省国際局長、岡田秀一経済産業審議官が入った。
 午後5時6分、全員出た。首相会議室を出て、同7分、大会議室へ。原子力災害対策本部開始。
 午後5時30分、同本部終了。同室を出て、同31分、執務室へ。
 午後5時32分から同6時7分まで、中野寛成国家公安委員長、安藤隆春警察庁長官。同8分から同14分まで、中野寛成公務員制度改革担当相、藤巻正志国家公務員制度改革推進本部事務局長。同15分、中野寛成拉致問題担当相、三谷秀史拉致問題対策本部事務局長代理が入った。同18分、東祥三内閣府副大臣が加わった。同25分、中野、三谷両氏が出た。同29分、東氏が出た。
 午後7時から同54分まで、荒井聡民主党衆院議員。
 午後8時40分、執務室を出て、同41分、官邸発。同42分、公邸着。
 18日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月18日(水)0時26分

 

首相動静(5月16日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110517-00000000-jij-pol

時事通信 5月17日(火)0時7分配信
 午前7時39分、公邸発。同40分、官邸着。同41分、執務室へ。
 午前7時46分、福山哲郎官房副長官が入った。
 午前8時27分、福山氏が出た。
 午前8時50分、執務室を出て、同52分、官邸発。同53分、国会着。同55分、衆院第1委員室へ。同59分、衆院予算委員会開会。
 午後0時1分、衆院予算委休憩。同2分、衆院第1委員室を出て、同4分、国会発。同5分、官邸着。同6分、執務室へ。
 午後0時51分、執務室を出て、同52分、官邸発。同54分、国会着。同56分、衆院第1委員室へ。同1時、衆院予算委再開。
 午後5時1分、衆院予算委散会。同2分、衆院第1委員室を出て、同3分、国会発。同5分、官邸着。同6分、執務室へ。
 午後5時49分から同59分まで、河野雅治駐イタリア大使。
 午後6時20分、武藤栄東京電力副社長が入った。同41分、海江田万里経済産業相、細野豪志首相補佐官が加わった。
 午後7時11分、武藤氏が出た。
 午後8時42分、海江田、細野両氏が出た。
 午後9時、執務室を出て、同1分、官邸発。同2分、公邸着。
 17日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月17日(火)0時26分

 

首相動静(5月15日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110516-00000001-jij-pol

時事通信 5月16日(月)0時5分配信
 午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前11時58分、安住淳民主党国対委員長が入った。
 午後0時44分、安住氏が出た。
 午後2時5分、仙谷由人官房副長官が入った。
 午後3時2分、仙谷氏が出た。同3分、細野豪志首相補佐官、寺田学民主党衆院議員が入った。
 午後4時11分、福山哲郎官房副長官が加わった。
 午後5時1分、寺田氏が出た。同18分、福山、細野両氏が出た。
 午後6時54分から同7時15分まで、クリストファー・ビーバッハー米国研究製薬工業協会会長、ジェズ・モールディング仏製薬大手サノフィ・アベンティス日本法人社長ら。福山官房副長官同席。
 午後8時45分、岡田克也民主党幹事長が入った。
 午後9時38分、岡田氏が出た。
 16日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月16日(月)0時26分

時事通信

 

首相動静(5月14日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110515-00000000-jij-pol

時事通信 5月15日(日)0時4分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前10時、公邸発。同1分、官邸着。同2分、執務室へ。
 午前10時14分、執務室を出て特別応接室へ。同15分から同35分まで、佐藤雄平福島県知事。福山哲郎官房副長官同席。同室を出て、同36分、執務室へ。
 午前10時37分から同59分まで、福山官房副長官。同11時28分、執務室を出て、同29分、官邸発。同30分、公邸着。
 午前11時32分、作家の石川好氏、宮本雄二前駐中国大使、伊東信一郎全日空社長、大塚陸毅JR東日本会長、若宮啓文朝日新聞主筆が入った。福山官房副長官、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長同席。
 午後0時31分、全員出た。
 午後3時54分、公邸発。同55分、官邸着。同57分、大会議室へ。東日本大震災復興構想会議に出席。
 午後5時47分、同会議終了。同50分、同室を出て、執務室へ。
 午後6時57分、執務室を出て、同58分、官邸発。「福島第1原発で作業員が死亡されたが」に「本当に気の毒だと思う。原因が放射能被害かどうかしっかり確かめてもらいたいと思う」。同7時、公邸着。
 午後7時1分から同8時28分まで、古賀伸明連合会長。
 午後8時34分、公邸発。同43分、東京・赤坂の日本料理店「球磨川」着。孫正義ソフトバンク社長と食事。福山官房副長官同席。
 午後11時27分、同所発。同35分、公邸着。
 15日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月15日(日)0時26分

 

首相動静(5月13日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110514-00000000-jij-pol

時事通信 5月14日(土)0時6分配信
 午前7時47分、公邸発。同49分、国会着。同50分、院内大臣室へ。
 午前7時57分から同8時14分まで、犯罪対策閣僚会議。同18分、閣議開始。
 午前8時53分、閣議終了。同54分、院内大臣室を出て、同55分、国会発。同57分、官邸着。同58分、執務室へ。
 午前9時5分から同51分まで、福山哲郎官房副長官、寺田学民主党衆院議員。
 午前10時25分から同58分まで、福山官房副長官。
 午後0時44分、執務室を出て、同45分、官邸発。同47分、国会着。同49分、参院第1委員会室へ。同55分、参院予算委員会開会。
 午後5時8分、参院予算委散会。同9分、参院第1委員会室を出て、同10分、国会発。同13分、官邸着。同14分、執務室へ。
 午後5時58分、松本剛明外相、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長が入った。
 午後6時50分、松本、杉山両氏が出た。
 午後6時56分から同7時45分まで、細野豪志首相補佐官。
 午後7時47分から同8時5分まで、福山官房副長官。
 午後8時20分、執務室を出て、同21分、官邸発。同22分、公邸着。
 14日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月14日(土)0時26分

 

首相動静(5月12日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110513-00000001-jij-pol

時事通信 5月13日(金)0時9分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時31分、公邸発。同33分、官邸着。同34分、執務室へ。
 午前9時39分、北沢俊美防衛相が入った。
 午前10時43分、北沢氏が出た。同44分、海江田万里経済産業相、松永和夫経済産業事務次官、細野哲弘資源エネルギー庁長官が入った。
 午前11時19分、全員出た。
 午前11時32分、執務室を出て、同34分、官邸発。同36分、公邸着。各府省政務官らと昼食。枝野幸男、福山哲郎正副官房長官同席。
 午後0時23分、公邸発。同25分、官邸着。同26分、執務室へ。
 午後0時52分、執務室を出て、同54分、官邸発。同56分、国会着。同57分、衆院本会議場へ。同1時3分、衆院本会議開会。同7分、衆院本会議散会。同8分、衆院本会議場を出て、同9分、国会発。同10分、官邸着。同11分、執務室へ。
 午後1時28分から同2時26分まで、仙谷由人、福山、滝野欣弥各官房副長官。同45分から同54分まで、福山氏、寺田学民主党衆院議員。同55分から同3時まで、植松信一内閣情報官。同1分、松本剛明外相、海江田経済産業相、西宮伸一外務審議官、細野資源エネルギー庁長官が入った。
 午後3時45分、全員出た。同46分から同55分まで、阿久津幸彦内閣府政務官。
 午後3時56分、鹿野道彦農林水産相が入った。
 午後4時36分、鹿野氏が出た。
 午後5時26分、執務室を出て小ホールへ。同27分から同6時14分まで、原発事故経済被害対応チーム関係閣僚会合。同15分、同ホールを出て執務室へ。
 午後7時9分、執務室を出て大会議室へ。同10分から同8時まで、社会保障改革に関する集中検討会議。同2分、同室を出て執務室へ。
 午後8時17分、執務室を出て、同18分、官邸発。同19分、公邸着。
 13日午前0時現在、公邸。来客なし。
(了)

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最終更新:5月13日(金)0時26分

 

首相動静(5月11日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110512-00000000-jij-pol

時事通信 5月12日(木)0時7分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時30分、公邸発。同32分、官邸着。同33分、執務室へ。
 午前10時44分、執務室を出て特別応接室へ。同45分から同11時5分まで、清川泰弘福島県双葉町議会議長ら。福山哲郎官房副長官、増子輝彦民主党参院議員同席。同7分、同室を出て南会議室へ。
 午前11時8分から同32分まで、松本幸英福島県楢葉町議会議長ら。福山官房副長官、金子恵美民主党参院議員同席。同33分、南会議室を出て官邸発。同34分、公邸着。各府省副大臣と昼食。枝野幸男官房長官、仙谷由人、福山両官房副長官同席。
 午後0時24分、公邸発。同25分、官邸着。執務室へ。
 午後0時41分から同1時6分まで、日本原子力産業協会の服部拓也理事長。細野豪志首相補佐官同席。
 午後1時51分から同2時48分まで、文部科学省の清水潔事務次官、森口泰孝文部科学審議官。
 午後2時49分、総務省の岡本保事務次官、小笠原倫明総務審議官、久元喜造自治行政局長、椎川忍自治財政局長、久保信保消防庁長官が入った。
 午後3時28分、全員出た。同42分から同55分まで、馬淵澄夫首相補佐官。
 午後3時58分から同4時25分まで、片山善博総務相、内山晃総務政務官。
 午後5時1分から同15分まで、川勝平太静岡県知事。細野首相補佐官同席。
 午後5時16分から同29分まで、平野達男内閣府副大臣、筒井信隆農林水産副大臣。同30分から同47分まで、玄葉光一郎国家戦略担当相、平野氏。
 午後6時3分、執務室を出て、同4分、官邸発。同18分、東京・麻布台の外務省飯倉公館着。各国の在京大使らを招いた会合に出席し、あいさつ。同31分、同所発。同39分、公邸着。同40分、渡部恒三民主党最高顧問が入った。
 午後7時44分、渡部氏が出た。
 12日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月12日(木)0時25分

 

首相動静(5月10日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110511-00000001-jij-pol

時事通信 5月11日(水)0時7分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前8時26分、公邸発。同28分、国会着。同29分、院内大臣室へ。
 午前8時42分、経済情勢に関する検討会合開始。
 午前8時57分、同会合終了。同9時4分、閣議開始。
 午前9時34分、閣議終了。同35分から同52分まで、閣僚懇談会。同53分、松本剛明外相、北沢俊美防衛相、枝野幸男官房長官が入った。
 午前10時23分、全員出た。同28分、院内大臣室を出て、同31分、国会発。
 午前10時39分、皇居着。東日本大震災の対応について天皇、皇后両陛下に説明。
 午後0時11分、皇居発。同20分、官邸着。同22分、執務室へ。同26分から同34分まで、細野豪志首相補佐官。
 午後0時45分から同1時まで、馬場有福島県浪江町長。福山哲郎官房副長官同席。同1分、執務室を出て大会議室へ。同2分、東日本大震災復興構想会議開始。
 午後2時7分、同会議を途中退席し、同8分、執務室へ。
 午後3時16分から同39分まで、細野首相補佐官。
 午後5時7分から同47分まで、寺田学民主党衆院議員。同49分、執務室を出て、同50分、記者会見室へ。同51分から同6時27分まで、記者会見。同室を出て、同28分、執務室へ。
 午後6時42分、枝野官房長官、仙谷由人官房副長官が入った。
 午後7時4分、枝野、仙谷両氏が出た。
 午後7時36分、執務室を出て、同37分、官邸発。同39分、公邸着。
 11日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

最終更新:5月11日(水)0時7分

 

首相動静(5月9日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110510-00000000-jij-pol

時事通信 5月10日(火)0時6分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時27分、公邸発。同28分、官邸着。同29分、執務室へ。
 午後1時49分から同2時52分まで、環境省の南川秀樹事務次官、谷津龍太郎官房長、白石順一総合環境政策局長、鈴木正規地球環境局長、渡辺綱男自然環境局長。同53分から同3時7分まで、直嶋正行元経済産業相、田中慶秋衆院議員。
 午後5時15分から同39分まで、植松信一内閣情報官。
 午後5時40分から同52分まで、平野達男内閣府副大臣。
 午後6時54分、執務室を出て、同55分から同57分まで、報道各社のインタビュー。「浜岡原発停止についての受け止めを」に「中部電力が浜岡原発停止の要請を受け入れてくださったことは大変良かったと思っています」。同58分、官邸発。同7時10分、東京・赤坂の日本料理店「七福神環」着。松本龍防災担当相と食事。
 午後9時32分、同所発。同37分、公邸着。
 10日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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疑心暗鬼で迷走する「菅降ろし」
震災対応で菅政権は機能しているのか?

最終更新:5月10日(火)0時25分

 

首相動静(5月8日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110509-00000000-jij-pol

時事通信 5月9日(月)0時5分配信
 午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、公邸で過ごす。
 午後1時2分、公邸発。
 午後1時12分、東京・八重洲のアンテナショップ「福島県八重洲観光交流館」着。視察、買い物。同30分から同33分まで、同所で報道各社のインタビュー。「風評被害も補償対象か」に「風評被害を含めて責任があるものはちゃんと補償すべきだ」。同34分、同所発。同43分、官邸着。同44分、執務室へ。
 午後1時59分、執務室を出て南会議室へ。同2時1分から同3時52分まで、喜多埜裕明ヤフー常務執行役員、小林正忠楽天常務執行役員、藤沢久美ソフィアバンク副代表らと懇談。辻元清美首相補佐官、田坂広志内閣官房参与同席。同53分、同室を出て執務室へ。
 午後5時2分、執務室を出て、同4分、官邸発。同5分、公邸着。同6分、斎藤勁民主党国対委員長代理が入った。
 午後5時37分、斎藤氏が出た。同38分、作家の石川好氏が入った。
 午後6時11分、石川氏が出た。
 午後8時37分、岡田克也民主党幹事長が入った。同55分、枝野幸男官房長官が加わった。同9時2分、輿石東民主党参院議員会長が加わった。
 午後10時、枝野、輿石両氏が出た。同12分、岡田氏が出た。
 9日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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疑心暗鬼で迷走する「菅降ろし」
震災対応で菅政権は機能しているのか?

最終更新:5月9日(月)0時25分

 

首相動静(5月7日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110508-00000001-jij-pol

時事通信 5月8日(日)0時4分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時59分、福山哲郎官房副長官、河相周夫官房副長官補、西宮伸一外務審議官、八木毅外務省経済局長、岡田秀一経済産業審議官が入った。
 午前11時37分、全員出た。
 午後1時、松本剛明外相、福山官房副長官、河相官房副長官補、梅本和義外務省北米局長が入った。
 午後1時57分、全員出た。
 午後2時47分、東祥三内閣府副大臣が入った。
 午後3時21分、東氏が出た。
 午後6時26分、枝野幸男官房長官、福山、滝野欣弥両官房副長官、細野豪志首相補佐官、原勝則内閣総務官が入った。
 午後7時28分、細野氏が出た。
 午後7時42分、滝野、原両氏が出た。同46分、枝野、福山両氏が出た。同47分、五十嵐敬喜内閣官房参与が入った。
 午後11時9分、五十嵐氏が出た。
 8日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月8日(日)0時25分

 

首相動静(5月6日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110507-00000001-jij-pol

時事通信 5月7日(土)0時11分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時27分、公邸発。同28分、官邸着。同29分、執務室へ。
 午前10時、執務室を出て、同1分、閣僚応接室へ。同2分、閣議室へ移り閣議開始。同9分、閣議終了。
 午前10時15分、同室を出て、大会議室へ。同16分から同11時34分まで、緊急災害対策本部と原子力災害対策本部。同35分、同室を出て、同36分、執務室へ。
 午後0時18分、執務室を出て、首相会議室へ。内閣府の東祥三、平野達男両副大臣、松下忠洋経済産業副大臣、阿久津幸彦内閣府政務官、吉田泉財務政務官、国土交通省の市村浩一郎、津川祥吾両政務官が入った。
 午後0時55分、全員出た。同58分、海江田万里経済産業相、福山哲郎官房副長官が入った。午後1時4分、細野豪志首相補佐官が加わった。
 午後1時33分、全員出た。同52分から同2時40分まで、国土交通省の竹歳誠事務次官、佐藤直良技監、宿利正史、増田優一両国土交通審議官、北村隆志総合政策局長。
 午後2時46分から同3時47分まで、農林水産省の本川一善官房長、今井敏生産局長、皆川芳嗣林野庁長官。
 午後3時49分から同4時16分まで、北沢俊美防衛相。
 午後4時32分、海江田経済産業相、福山官房副長官が入った。同36分、細野首相補佐官が加わった。
 午後4時47分、仙谷由人官房副長官が加わった。同5時46分、海江田、仙谷両氏が出た。
 午後6時15分、福山、細野両氏が出た。同20分から同30分まで、寺田学民主党衆院議員。
 午後7時9分、執務室を出て、同10分、記者会見室へ。同11分から同19分まで、記者会見。海江田経産相同席。同20分、同室を出て、同21分、執務室へ。
 午後8時9分、執務室を出て、同11分、官邸発。「久々の夜の外出ですが」に「まあ少し、いろいろな話をしようかと思ってね」。同14分、東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京着。同ホテル内の中国料理店「花梨」で仙谷官房副長官と食事。
 午後10時26分、同ホテル発。同31分、公邸着。「久しぶりの夜の外食はいかがでしたか」に「いろいろな話ができて良かったよ」。
 7日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月7日(土)0時25分

 

首相動静(5月5日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110506-00000000-jij-pol

時事通信 5月6日(金)0時5分配信
 午前9時56分、松本剛明外相が公邸に入った。
 午前10時25分、松本氏が出た。同26分、松本氏、福山哲郎官房副長官、別所浩郎外務審議官、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長が入った。
 午前11時25分、松本、別所、杉山各氏が出た。同57分、福山氏が出た。
 午後0時57分、松本外相、福山官房副長官、小寺次郎外務省欧州局長が入った。
 午後1時33分、全員出た。同34分から同2時まで、松本外相、福山官房副長官、岡田秀一経済産業審議官、外務省の小寺欧州局長、八木毅経済局長。
 午後2時1分から同41分まで、松本外相、福山官房副長官、杉山外務省アジア大洋州局長。同54分、細川律夫厚生労働相、与謝野馨経済財政担当相、峰崎直樹内閣官房参与が入った。
 午後3時59分、全員出た。
 6日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月6日(金)0時25分

 

首相動静(5月4日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110505-00000001-jij-pol

時事通信 5月5日(木)0時7分配信
 午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、公邸で過ごす。
 午後1時1分、公邸発。
 午後1時40分から同2時28分まで、随行車内で福山哲郎官房副長官。同29分、埼玉県加須市の県立旧騎西高校着。同31分から同34分まで、同所内の双葉町役場執務室で町職員を激励。
 午後2時35分から同3時10分まで福島県双葉町の井戸川克隆町長、埼玉県の上田清司知事、同県加須市の大橋良一市長と同所内で懇談。
 午後3時11分から同7時23分まで、同所内の避難所を視察。
 午後7時24分から同29分まで、同所内で報道各社のインタビュー。「5時間の視察を終え感想を」に「本当にご苦労いただいていることが身に染みて分かった」。同30分、同所発。
 午後8時49分、公邸着。
 5日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月5日(木)0時25分

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110504-00000460-yom-pol

 

首相動静(5月3日)

時事通信 5月4日(水)0時6分配信
 午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、公邸で過ごす。
 午後0時18分、公邸発。同26分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内の中国料理店「星ケ岡」で伸子夫人ら家族と食事。
 午後1時41分、同所発。「震災後初めての外食だが、どうだったか」に「おふくろとね、3人でゆっくりしました」。同49分、公邸着。
 4日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

最終更新:5月4日(水)0時6分

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首相動静(5月2日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110503-00000002-jij-pol

時事通信 5月3日(火)0時5分配信
 午前6時52分、公邸発。同53分、官邸着。同54分、執務室へ。同7時、福山哲郎官房副長官、寺田学民主党衆院議員が入った。
 午前8時7分、福山、寺田両氏が出た。同20分、執務室を出て、同21分、官邸発。同23分、国会着。同25分、参院第1委員会室へ。同30分、参院予算委員会開会。
 午前10時31分、参院予算委休憩。同11時4分、参院予算委再開。
 午前11時52分、参院予算委散会。同53分、参院第1委員会室を出て、同55分、国会発。同56分、官邸着。同57分、執務室へ。
 午後0時6分、執務室を出て、首相会議室へ。
 午後0時7分、原中勝征日本医師会会長、藤田幸久民主党参院議員が入った。同35分、藤田氏が出た。同56分、原中氏が出た。同57分、首相会議室を出て執務室へ。同1時、与謝野馨経済財政担当相が入った。
 午後1時24分、与謝野氏が出た。
 午後1時40分、福島県の内堀雅雄副知事が入った。福山官房副長官同席。
 午後1時53分、内堀、福山両氏が出た。
 午後2時7分、岡田克也民主党幹事長が入った。
 午後2時16分、仙谷由人官房副長官が加わった。同38分、岡田氏が出た。同47分、仙谷氏が出た。同48分、執務室を出て、同49分、官邸発。同51分、国会着。同54分、院内大臣室へ。同3時6分、同室を出て、同8分、参院本会議場へ。同11分、参院本会議開会。
 午後3時28分、参院本会議を途中退席し、同30分、院内大臣室へ。
 午後3時51分、院内大臣室を出て、同58分から同4時18分まで、参院の西岡武夫、尾辻秀久正副議長、鈴木政二議院運営委員長、与野党各会派にあいさつ回り。野田佳彦財務相、枝野幸男官房長官同行。同19分、国会発。同21分、官邸着。同22分、執務室へ。同32分、執務室を出て、同33分、閣僚応接室へ。同34分、閣議室に移り、閣議開始。
 午後5時7分、閣議終了。同8分、閣議室を出て執務室へ。
 午後5時9分から同26分まで、北沢俊美防衛相、枝野官房長官、防衛省の中江公人事務次官、折木良一統合幕僚長。
 午後5時35分から同6時まで、植松信一内閣情報官。
 午後7時57分、執務室を出て、同58分、官邸発。「4日の埼玉県加須市の視察では何に重点をおくか」に「避難されている皆さんの声を聴くことだ」。同59分、公邸着。
 3日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月3日(火)0時25分

 

首相動静(5月1日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110502-00000000-jij-pol

時事通信 5月2日(月)0時3分配信
 午前6時1分から同7時11分まで、福山哲郎官房副長官、寺田学民主党衆院議員。
 午前8時41分、公邸発。同43分、国会着。同45分、参院第1委員会室へ。同54分、参院予算委員会開会。
 午前11時52分、参院予算委休憩。同53分、参院第1委員会室を出て、同55分、国会発。同57分、官邸着。同58分、執務室へ。
 午後0時48分、執務室を出て、同50分、官邸発。同52分、国会着。同53分、参院第1委員会室へ。同1時、参院予算委再開。
 午後4時35分、参院予算委散会。同36分、参院第1委員会室を出て、同38分、国会発。同40分、官邸着。同41分、執務室へ。
 午後5時56分から同6時17分まで、滝野欣弥官房副長官。同39分、執務室を出て、同40分、官邸発。同42分、公邸着。
 2日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

最終更新:5月2日(月)0時3分

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 以下、資料として採録。

首相はマネジメント能力がない =危機の時のリーダーは小沢さん=
 -民主・川内博史衆院科技委員長インタビュー-
http://www.jiji.com/jc/v?p=politician-interview_kawauchi_hiroshi-01&rel=y&g=phl

10877567 川内博史 インタビューに答える民主党の川内博史衆院科学技術特別委員長(東京・永田町) 【時事通信社】

 民主党の川内博史衆院科学技術特別委員長は5月19日までに時事通信のインタビューに応じた。川内氏は菅直人首相の東日本大震災や福島第1原発事故の対応を厳しく批判。首相には「マネジメント能力がない」などとして退陣を要求した。発言要旨は次の通り。

 -首相の大震災、原発対応のどこが問題か。

 菅さんの政治は要するにパフォーマンス政治だ。格好だけ。被災者や国民に語るべきビジョンを何ら持ってない。支持率を上げようとパフォーマンスに終始している。また、財源がないという「神話」に踊らされて、大震災を理由に増税を図ろうとし、自民党には大連立を働き掛けた。その手法を姑息だと国民は見ている。
 福島県内の学校における放射線量の暫定基準値について、政府は年間被ばく量20ミリシーベルトまで大丈夫だと発表した。通常、われわれが生活しているのは年間1ミリシーベルトだ。一方、年間20ミリシーベルトに達する恐れのある地域は「計画的避難区域」とした。子どもは20ミリシーベルトまで校庭で遊んでも大丈夫だと言いながら、もう一方は20ミリシーベルトになるから避難しなさいと言う。もう、ばらばらだ。首相にはマネジメント能力がない。だから早く代わってくださいと言っている。

 -首相が大震災翌日に被災地や福島第1原発を視察した初動対応については。

 視察することで自分をアピールしようとしたのだろう。福島第1原発が重大な事態となり、早急な対応が求められていたとき、やるべきことは分かっていた。全電源が喪失し、冷却システムが動かないとき、首相がやることは現場に行くことではない。(格納容器の蒸気を外部に放出する)「ベント」を指示し、市町村にはベントでどのくらいの量の放射性物質が出るかなどをきちんと周知し、防護対策を取らせるべきだった
 3月15、16日に最も大量の放射性物質が出ている。広島型原爆でいうと20個分の放射性物質。15日には2号機が(格納容器の)高濃度の放射性物資を外部に放出する「ドライベント」を行っている。そういう時になぜきちんと関係自治体と情報を共有し、ベントの前に住民を避難させないのか、理解に苦しむ。(続く)

 

SPEEDI「自分のために使った」? =民主・川内博史衆院科技委員長(2)=
http://www.jiji.com/jc/v?p=politician-interview_kawauchi_hiroshi-02

【その2】 前ページから続く

10870881 川内博史 首相官邸に届いた緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の予測図。2011年5月19日 【時事通信社】

 -5月以降、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の未公表データが公表されるようになったが。

 政府は事故発生直後から約1週間、放射性物質が激しくふりそそいでいた一番大事な時期にデータを隠していた。これは法律違反だ。新たに分かったことは、3月11日から16日までの間、首相官邸に上がったSPEEDIの放射性物質の拡散予測図は1枚だけということだ。3月12日午前3時から6時までの間、1号機をベントした場合、放射性物質が全て海に向かうという予測図だった。文部科学省が経済産業省原子力安全・保安院に出し、保安院から首相官邸にファクスで送られたという。官邸の誰が予測図を見たかは分からない。官邸の危機管理センターにはSPEEDIの予測図を受け取る端末もなかったから、ファクスで送ったという。保安院と文科省から聞いたことだ。ちょうど首相の(被災地や原発の)視察を控えていた時だ
 結局、さまざまに細かく定められている(原発事故対応の)マニュアルが一切機能しなかった。官邸の対応はお粗末だ。官邸はSPEEDIの情報をもしかしたら知らなかったかもしれない。何を基に避難区域を判断したのか。何のデータも得ず、思い込みで判断したのではないか。風上から風下に逃げて被ばくした住民もいっぱいいる。首相はSPEEDIを自分のためには使ったが、住民のためには使わなかったのではないか。ものすごく深刻な話だ

 -浜岡原発停止の首相の決断は評価するか。

 当然の決断。エネルギー政策を根本から議論し、エネルギー計画、科学技術総合計画も見直し、エネルギーで経済をどう支えていくかという決断があれば、評価に値する。浜岡停止は極めて当たり前の話。「浜岡を停止する、格好いいだろ」という感じで言ったのではないか。(続く)

 

土壌汚染、一部チェルノブイリ並み…専門家推計
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110525-00000075-yom-sci

読売新聞 5月25日(水)0時52分配信
 東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質の土壌汚染が、福島県の一部の地域で、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と同程度とする推定結果を河田東海夫(とみお)・原子力発電環境整備機構フェローがまとめた。

 24日の国の原子力委員会で報告された。河田フェローは、文部科学省が実施している放射線量の測定結果などをもとに、同原発周辺の土壌に含まれる放射性セシウムの量を推計した。チェルノブイリ事故で強制移住の基準となった1平方メートルあたり148万ベクレル以上の高濃度の汚染地域は、飯舘村と浪江町の一部など約600平方キロ・メートルに達するとの結果が出た。

 今後の対応として、河田フェローは、「広域な汚染マップを作るとともに、住民が戻るための大規模な土壌修復計画が必要だ」と指摘している。

最終更新:5月25日(水)0時52分

読売新聞

 

危機の時のリーダーは小沢さん =民主・川内博史衆院科技委員長(3)=
http://www.jiji.com/jc/v?p=politician-interview_kawauchi_hiroshi-03

【その3】 前ページから続く

 -山岡賢次副代表らの勉強会「震災に対応できる連立政権に向けた総調和の会」は事実上「菅降ろし」の動きと見られているが、震災対応最中の政局的な活動には批判も多い。山岡氏らと今後どう動くのか。

 「総調和の会」の議員の思いは共通していると思う。危機だからこそ真のリーダーを選ばなければならない。「こんな時に何をやっているんだ」「次の首相が誰がいるんだ」という批判は、菅さんを応援するメッセージにしかならない。菅政権応援団の発言だ。
わたしは、危機の時は真のリーダーが生まれると信じている。まず、菅さんには降りていただく。なぜなら国のリーダーとしてふさわしくないからだ。真のリーダーが自然と生まれ、その人の下に結束して、復旧・復興、原発対策に当たるべきだ。私は小沢一郎さんこそが危機の時のリーダーにふさわしいと思う。こういう時こそ小沢さんに首相を任せ、私はそれを全力で支えたい。復興財源に特別会計財源を使うよう財務省に指示し、米国に(米軍普天間飛行場の移設先について)辺野古は不可能と伝え、原発によらないエネルギー計画を確立してほしい

 -小沢氏は刑事被告人という立場で、現実に首相は難しいのではないか。

 私自身は、小沢さんは刑事被告人だが、無罪になると確信している。首相になる資格を十分持っていると思う。

 

「20分訪問」反発招き…首相、5時間滞在
読売新聞 5月4日(水)21時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110504-00000460-yom-pol

2011050400000460yom0005view 拡大写真
避難所を訪問し、井戸川双葉町長(右端)らとの懇談で、あいさつを終え一礼する菅首相=代表撮影

 菅首相は4日、東京電力福島第一原子力発電所のある福島県双葉町の住民ら約1200人が集団避難している埼玉県加須市の旧埼玉県立騎西高校で井戸川克隆町長と会談し、町民の帰宅の可否や時期などを年明けに判断する考えを伝えた。

 首相は「東電の工程表が予定通りに進めば年明けには一定の安定状況になる。その時点でモニタリングの結果を含め、それぞれの地域がどういう形で戻れるか判断する」と述べた。

 その後、首相は町民と懇談し、要望を聞いた。町長との会談を含め1時間だった滞在予定は約5時間に及んだ

 首相は4月に別の避難所を訪問した際、避難住民とのやりとりを20分ほどで切り上げようとして反発を招いた経緯がある。

最終更新:5月4日(水)21時27分

 

首相が姑息な延命策 6・22閉会を画策
2011/05/03 01:02
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/505220/

 政府・民主党は2日、平成23年度第1次補正予算の成立を受け、6月22日までの通常国会の会期を延長せず、東日本大震災の本格的な復興策を盛り込む平成23年度第2次補正予算案を次期臨時国会に先送りする方向で調整に入った。狙いは衆院での内閣不信任案可決による「菅降ろし」のシナリオの封印にある。震災復興よりも自らの延命を優先させる菅直人首相の姑息(こそく)な手法に与野党の不信はますます強まる公算が大きい。(加納宏幸)

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記事本文の続き 2次補正の先送り方針は複数の民主党幹部が明らかにした。執行部の一人は「2次補正の編成が終わるのは7月になる。通常国会は延長せずお盆明けの8月中旬に臨時国会を開く」と打ち明けた。

 理由として、復興構想会議が6月末をめどに第1次提言を取りまとめる上、社会保障と税の一体改革の政府・与党案も6月中の取りまとめを目指しており、2次補正の編成作業などに時間がかかることを挙げた。

 この方針を裏付けるように、岡田克也幹事長は2日の記者会見で2次補正の提出時期について「現時点では何も決まっていない」と言葉を濁した。野田佳彦財務相も参院予算委で「復興構想会議の青写真を踏まえ、なるべく早く提出したいが確たることは言えない」と明言を避けた。

 だが、復興構想会議の提言などは言い訳にすぎない。1次補正で国債を発行せず基礎年金の国庫負担2分の1を維持するための「埋蔵金」2兆4897億円を充てたことにこそ、首相の“真意”を読み解くヒントがある。

 「あえて年金財源に穴を開けたのは税制抜本改革を推し進める踏み絵にするためなのか。政権運営を優先させる姑息な対応は震災に乗じた火事場泥棒だ!」

 2日の参院予算委で、公明党の石川博崇氏は政府の対応をこうなじった。2次補正の財源問題と一体改革を結びつけることで野党を協議に引き込もうという意図が透けてみえたからだ。

 そもそも自民、公明両党が1次補正への賛成に転じた契機は、民主党が29日に子ども手当などマニフェスト(政権公約)の見直しに着手することで3党合意に応じたからだ。

 ところが、これが罠(わな)だった。合意文には年金財源の欠損に関し「2次補正予算案編成の際、見直しも含め検討する」との文言が練り込まれていた。つまり2次補正の財源に関する与野党協議は「合意済み」とも読み取れるのだ。

 首相はもともと、今国会を大幅延長し、2次補正まで成立させる算段だった。10兆円規模の復興策をちらつかせれば自公両党は与野党協議のテーブルにつくと考えたからだ。

 ところが、東京電力福島第1原発事故対応での迷走を受け、自公両党で「2次補正編成は『菅抜き』が前提」との声が高まった。

 「このままでは連休明けにも退陣を迫られかねない」。そう考えた首相は、2次補正を先送りし、財源に関する与野党協議で時間稼ぎを画策した。その最中に国会を閉じてしまえば内閣不信任案を回避できると考えたわけだ。

 だが、この姑息さが野党の反発を強めた。

 「政府が責任を果たさないまま会期を終え、2次補正を出さないことは許されない。会期中に出すかが一つの試金石になる」

 国会閉会シナリオを知った公明党の山口那津男代表は2日、記者団を前に語気を強めた。自民党の衛藤晟一(せいいち)参院議員は参院本会議で首相にこう迫った。

 「あなたは復興にとり有害無益だ。一刻も早く退場してもらいたい。首相退陣が復興の第一歩だ!」

 

見透かされた首相の限界
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110504-00000063-san-pol
産経新聞 5月4日(水)7時56分配信
【from Editor】

 東日本大震災の復興財源に関連し、国会で「復旧・復興と財政再建までやれれば政治家として本望だ」と答弁した菅直人首相をみて、ふと半世紀前の池田勇人元首相(昭和35~39年在職)のある言葉を思い出した。池田元首相といえば、10年間で国民経済の規模を実質価値で倍増する目標の下に政策を総動員する国民所得倍増計画を掲げたことで知られる。今でいう成長戦略のようなものだ。

 池田元首相が、その看板政策につながる月給2倍論を最初に訴えた際、高名な経済学者の都留重人氏らから批判を浴びた。都留氏は月給が2倍にならなければ「挂冠(けいかん)(=官職を辞める)」するよう要求。これに対して池田元首相はこう反論した。「挂冠どころか、一生をかけている政治家をさえ辞めるくらいの決意をもっている」

 池田元首相がここまで大見えを切った背景には、ブレーンのエコノミスト、下村治氏による理論的な裏付けがあった。日本経済は終戦後の混乱期を脱して勃興期に向かうというのが下村理論の基本認識。一方の都留氏ら名だたる経済論客は高度成長自体に懐疑的だった。結局、その後の経済は所得倍増計画以上の高い成長を遂げ、日本は経済大国へと突き進んだ。

 そんな経済史の一場面と比べたとき、「政治家の本望」と語る菅首相の言葉からは池田元首相ほどの決意も自信も感じ取れない。東京電力福島第1原子力発電所事故などへの対応で後手に回り、消費をさらに冷え込ませかねない、前のめりの増税シナリオで混迷を深める政権の姿をみれば、場当たり的という印象ばかりが強まる。

 実際、震災で大きな打撃を受けた経済界の見方は厳しい。4月27日付で掲載した本紙の主要企業115社アンケートでは菅政権を評価する回答はわずか2%で、震災対応の遅さを批判する声が続出した。日本経団連の米倉弘昌会長も震災後の不安や混乱の元凶は首相らの「間違った陣頭指揮」にあると語り、その指導力を完全に否定した。経団連トップからここまで酷評される首相も珍しい。

 最近は被災地企業の復旧もある程度は進み、生産再開の動きも出ている。だが、メーカーの部品調達難は相変わらずで、震災前の生産水準とはほど遠い。大切なことは、速やかな震災復旧と、新たな成長につながる、その後の復興をいかに果たすかだ。その展望が開けないようでは萎縮した消費者心理も回復しないが、経済界は首相の限界を確実に見透かしている。(副編集長 長谷川秀行)

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疑心暗鬼で迷走する「菅降ろし」
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7101&rel=y&g=phl
10787343 Foresightコンテンツ 衆議院本会議で厳しい表情を見せる菅直人首相=2011年4月30日、東京・国会・衆院本会議場【時事通信社】

 東日本大震災への拙劣な対応によって、菅直人首相は野党だけでなく、身内の民主党内からも見放された。そんな状況下にあって、与野党の実力者の中で唯一、菅首相の援護に回っているのが、与党の一角を占める国民新党の亀井静香代表である。

 亀井氏は大震災発生以前の段階から、菅内閣の危機的状況をみかねて、与野党参加の救国内閣の樹立を提唱していた。大震災後はさらにその主張に拍車をかけ、国難を乗り切るための復興実施本部の設置を呼びかけてきた。実施本部の本部長には菅首相、本部長代行には亀井氏が就任して、与野党の首脳級が顔をそろえてオールジャパン体制をつくるのだという。

 だが、各党の態度は厳しかった。4月18日夜、亀井氏は自民党の大島理森副総裁、石原伸晃幹事長と都内のホテルで会談した。大島、石原両氏は亀井氏の提案について、一考の余地があるとして、すぐに拒否はしなかった。だが、ひとつだけ強く言い返した点がある。菅首相の資質についてである。
「首相が本気なのかどうか。それが伝わってこなければ、こちらは『はい、そうですか』とは言えない」

 そして、大島氏はこう付け加えた。
「正直言って、菅さんは信用できない」

 また、大島氏はこれまで接触を重ねてきた民主党の仙谷由人官房副長官に対しても、念を押すように自分の意向を伝えた。 「自民党は菅直人と一緒に沈没するつもりはない」

 一方、公明党では菅政権への協力についてやや柔軟な態度を示してきたのが山口那津男代表である。だが、山口氏はあまりの菅首相の不人気をみて周辺にこう漏らした。
「あの人には徳がなさ過ぎるよ」

「菅さんはダメだ」
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7102

10727145 東日本大震災復興構想会議の初会合であいさつする菅直人首相。左隣は五百旗頭真議長=2011年4月14日、東京・首相官邸【時事通信社】

 翌19日、亀井氏はみんなの党にも復興実施本部の設置をもちかけた。前日の亀井氏と自民党とのやりとりを聞き知っていたみんなの党の江田憲司幹事長は復興実施本部設置について、こんなふうに難色を示した。
「提案は党内で真摯に検討します。ただ、自民党が首相を信用できないというのも分かる。あながち嘘じゃない」

 結局、亀井氏の救国内閣構想にしろ復興実施本部設置にしろ、あるいは以前からある民主、自民両党の大連立構想にしろ、その実現の足かせになっているのは菅首相の存在なのである。

 みんなの党に噛みつかれた亀井氏は会談の最後に、こう言わざるを得なかった。
「菅さんはダメだ。それは分かる。だが、被災民には罪がない。何とか協力してもらえないか」

 亀井氏とその他の人々の考え方の違いは、菅首相に能力がないから支えなければならないと思うか、能力がないなら交代させなければならないと思うか、という点にすぎない。なんのことはない。亀井氏本人も菅首相には国家的な危機を乗り切る力がないことを認めているのである。

 いずれにしても、みんなの党の渡辺喜美代表は22日の記者会見で実施本部参加拒否を明言し、自公両党も25日に幹事長、国対委員長会談を開いて不参加を申し合わせた。

亀井氏「首相擁護」の狙いは?
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7103

10602884 東日本大震災の発生から2日後の3月13日、菅直人首相との会談を終えた国民新党の亀井静香代表=2011年3月13日、東京・首相官邸【時事通信社】

 ところで、亀井氏がこれほど菅首相擁護に回っていることに対して、政界ではさまざまな憶測が飛び交っている。

 亀井氏に批判的な議員からは、「復興利権にありつこうとしている」との指摘もある。推測の域を出ない話だが、たしかに、亀井氏は建設相や運輸相を歴任しており、業界とパイプがある。亀井氏ほどの海千山千の議員ならば、復興総額が数十兆円から百兆円にも及ぶと言われる大震災対策に首を突っ込もうとするのではないかという読みをする議員がいてもおかしくはない。

 ただ、復興実施本部に関する亀井氏との会談があった18日、自民党幹部はまったく別の見方を記者団に示した。
「亀井さんは、自分が総理大臣になろうとしているんだよ」

 亀井氏の構想によれば、実施本部の本部長には菅首相が就任し、本部長代行に亀井氏が就任することになっている。このため、実施本部の設置は菅首相延命の材料にはなったとしても、亀井氏の首相就任にはつながらないように見える。

 だが、この自民党幹部は「だから、亀井さんだって復興実施本部がうまくいくとは思ってないんだろう」と解説する。

 その分析はこうだ。復興実施本部はどうせ自公両党の反対でうまくいかない。すると、早晩、菅政権は崩壊する。しかし、ポスト菅政権の枠組みは見えない。首相が交代しただけで民主党政権が存続するのか、民自連立政権ができるのか、民主党が菅支持派と不支持派に分裂して新たな与党が形成されるのか。そうした激動の中で、キャスティングボートを握れるのは、与党にも野党にもパイプがあり、なおかつ菅支持派にも不支持派にも通じている人物である。亀井氏は今回の一連の与野党調整作業をへて、菅首相なき後の政界でそういう独特なポジションを得ようとしている――。こんなふうに、この自民党幹部は読むのだ。

「読み過ぎ」の末に……
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7104

10613584 菅直人首相との会談を終え、官邸を出る民主党の小沢一郎元代表=2011年3月19日午前、東京・首相官邸【時事通信社】

 亀井氏が実際にそんな思惑を持っているかどうか分からない。そんな政界遊泳術がうまくいくともかぎらない。

 しかし、自民党幹部がこんなややこしい読みをすること自体が、今の政界を象徴している。つまり、今の永田町では、この幹部だけでなく多くの議員が菅首相退陣以降の政界の構図を読みに読んでいる、そして過剰に読み過ぎた結果、誰が味方で誰が敵なのかが分からない状況に陥っている。

 4月10日の統一地方選前半戦の投票終了後、民主党中間派の派閥幹部と中堅議員に相次いで誘いの電話が入った。
「そちらから声を上げてくれませんか。そうしたら、こっちも行動を開始します」

 電話の相手は、民主党の小沢一郎元代表の側近と言われる人物である。「声を上げる」とは、菅首相退陣を主張してくれないかという意味である。

 誘われた2人は、もともと菅首相に批判的な人物であり、「菅降ろし」には大賛成だった。だが、2人は躊躇した。相手が小沢氏の息のかかった人物であり、小沢氏を本当に信用できるかどうか不明だったからだ。
「はしごをはずされたら野垂れ死にだ」

 菅首相退陣論をぶち上げるのは簡単なように見えるが、実際には政治生命を賭けた行動である。菅首相はあくまでも民主党のトップなのであり、首相に対する反逆行為はかなりの冒険だ。小沢系議員が賛同の声を上げてくれなければ自分だけが干上がる。本当に小沢氏が援護射撃してくれるのかを心配するのは当たり前である。

両刃の剣の「小沢カード」
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7105

10768065 「震災に対応できる連立政権に向けた総調和の会」の初会合であいさつする鳩山由紀夫前首相(左)。右は民主党の山岡賢次副代表=2011年4月26日、東京・永田町の衆議院第1議員会館【時事通信社】

 また、鳩山由紀夫前首相に近いベテラン議員は、「菅降ろし」を進めるために、水面下で賛同者を集めていたところ、同じように小沢系議員から接触があった。仲間が増えたと喜んでもいいようなものだが、この議員は行動をいったん中断することにした。仲間の議員から「あなたの背後には小沢さんがいるのではないか」と疑われたからだ。

 26日には、小沢氏と近い山岡賢次副代表や鳩山氏らを中心とした民主党議員による「震災に対応できる連立政権に向けた総調和の会」(総調和の会)が発足し、初会合に60人以上の議員が出席した。その狙いは菅首相への退陣要求である。また、この他にも反菅首相系の議員グループが次々と動きを開始している。だが、これらの会合の背後にも小沢氏の影がちらついている。

 民主党内は小沢氏を嫌う多くの議員が今も厳然として存在する。小沢氏との連携は、党内最大勢力である小沢系議員の「数の力」をあてにできるという半面、反小沢系議員の離反を招くという意味で、両刃の剣である。

 小沢氏に対する微妙な空気は別として、これらのエピソードで分かるのは、今、民主党内では、誰の背後に誰がいるとか、この動きの裏には誰がいるとか、そんな疑心暗鬼が充満していることだ。その原因ははっきりしている。そうした動きがすべて、菅首相の次の首相を誰にするのかという動きと直結するからである。誰が「菅降ろし」を主導し、誰と誰が組むのかが次期首相レースを決定する大きな要因になるのだ。

 民主党だけではない。自民党も状況は同じだ。自民党は内閣不信任決議案提出の方針を固めながらも、なぜか党幹部の発言が煮え切らない。逢沢一郎国対委員長は4月14日の時点では、不信任案の提出について、「行動を起こさないわけにはいかない」と強気だった。しかし、1週間後の21日になると、「菅政権はなんか安定してきた。いや、安定とまでは言わんけど、低空飛行で安定というか、政局は凪だしなあ」と、周囲に弱音を漏らし始めた。

自民が恐れる「民公連立」
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7106

10687993 菅直人首相と会談後、記者団の質問に答える公明党の山口那津男代表=2011年4月5日、東京・首相官邸【時事通信社】

 こうした何とも曖昧模糊とした空気には、民主党内の情勢が読めないことが大きく影響しているが、もうひとつ理由がある。内閣不信任案が成功して、本当に菅首相を退陣に追い込んでしまった後に、自民党にとって困ったことが起きるかもしれないのだ。

 菅首相周辺はこう言う。
「要するに、自民党が恐れているのは、菅が退陣して次の首相が民主党から選ばれたら、民主党と公明党が連立する可能性が出てくることでしょ」

 もともと公明党は、政策的には自民党よりも民主党に近い。その公明党がこれまで民主党と手を組めなかったのは、(1)不人気な菅首相とは連携したくなかった(2)小沢氏とは距離を置きたかった(3)統一地方選までは、自民党との協力関係を壊したくなかった――ことなどが理由だろう。

 統一地方選は終わった。あとは、菅首相が退陣し、後継首相の人選で民主党内が小沢系議員と反小沢系議員の争いになり、負けた小沢系議員が出て行けば、民公連立内閣に向けてジグソーパズルの最後のピースが完成する。民公連立内閣は現内閣よりも強固になる可能性がある。

 ただし、自民党内では菅首相抜きの民自公大連立内閣を目指す動きもある。さらに、社民党や国民新党、たちあがれ日本、みんなの党などの動向を組み合わせると、複雑すぎて誰にも先が見通せない。各党が疑心暗鬼に陥る中で、漁夫の利を得た菅首相が数年先まで続投する可能性さえあるのだ。

 5月2日に東日本大震災復旧・復興の第1弾となる2011年度第1次補正予算が成立。これをもって、政局激動の幕が切って落とされる。どんな組み合わせの内閣ができても、どんな人間が首相に就任してもおかしくない。それが今の政治状況である。

 

広がり欠く「菅降ろし」=民主内、不満増幅も【時事】
  http://www.jiji.com/jc/zc?k=201105/2011050200718&rel=y&g=pol
 
 東日本大震災の復旧対策を盛った2011年度第1次補正予算が成立し、自民党は後半国会で菅直人首相への退陣要求を強める構えだ。しかし、肝心の民主党 内では「菅降ろし」の動きにブレーキがかかっている。震災復興が依然最優先となる中で党内抗争に突き進むことにためらいがあるのに加え、有力な「ポスト 菅」候補が不在という事情も影響している。
 ◇強気の首相
 「私は首相の立場で、内閣全体としてしっかり大震災という国難に対応したい」。首相は2日の参院予算委員会で、本格的な復興に向けた第2次補正予算案の編成などを念頭に、政権運営に改めて意欲を示した。
 震災対応が内外から批判されている首相は、この日も同予算委で、お盆までに希望者全員が仮設住宅に入居できるようにするとの目標に関し、政府内で事前調整しないままに「私なりの見通し」で発言したと明かし、野党側をあぜんとさせた。
 民主党内では首相の求心力低下に歯止めがかからない。先に「倒閣の動きとは距離を置く」との方針を確認した旧民社党系グループの参院議員が同日開いた会 合では、「菅首相が国会運営の障害だ」などの批判が続出。首相支持派にも小沢一郎元代表グループにも属さない中間派のベテランは、「今のままでいいとは誰 も思っていない。菅降ろしは収束しない」と語った。
 ただ、首相への「嫌悪感」が広がる党内も、倒閣となると二の足を踏んでいるのが実情だ。「両院議員総会を開いても菅さんをクビにはできない。署名なんて するな」。首相批判を強める鳩山由紀夫前首相の側近、平野博文元官房長官はここへきて、若手らに倒閣運動に同調しないよう説いて回っている。
 小沢氏に近い山岡賢次副代表が呼び掛けた勉強会「総調和の会」は先月26日の初会合で、統一地方選敗北などを受け、首相の責任を追及するための両院議員総会開催を求めて署名集めに入ることを決定。だが、顧問に名を連ねた平野氏は初会合を欠席、山岡氏らと一線を画した。
 政府が震災復興と福島第1原発事故への対応に追われる中、「内輪もめしている場合ではない」との党内外の批判を考慮したためだ。実際、初会合の出席者は、小沢氏に近い議員を中心に60人程度と広がりを欠いた。
 鳩山氏も「機が熟して確実に倒せる時まで待つべきだ」との周囲の進言を受け入れ、29日の小沢氏との会談では「今、党が分裂するようなことには慎重であるべきだ」と自重を促した。
 「菅さんを代えて誰にするのか」(閣僚経験者)。低支持率の首相が強気でいられるのは、民主党内の人材不足も背景にある。ポスト菅の一番手とみられた前 原誠司氏は、外国人献金問題で外相を辞任し、後継争いから当面脱落。統一選で惨敗した岡田克也幹事長への風当たりも厳しい。野田佳彦財務相ら名前が挙がる 他の候補にしても、待望論が高まっているとは言い難い。
 ◇谷垣氏「早過ぎる」
 一方、自民党では派閥領袖(りょうしゅう)を中心に内閣不信任決議案の早期提出を求める声が拡大。しかし、可決には民主党から80人近い同調者が出ることが必要で、ハードルは高い。否決されれば菅政権が信任されたことになり、首相を追い込む手だてを失う。
 公明党も早期提出には慎重であることから、自民党の谷垣禎一総裁は周囲に「抜かずの宝刀というわけにはいかないが、今は早過ぎる」と漏らしている。(2011/05/02-23:35)

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※参考:オープン・ソース・インテリジェンス(Wikipediaより)

オープン・ソース・インテリジェンスまたはOSINTとは、公開情報(オープン・ソース:一般公開され利用可能な情報源)から収集された情報を元にする、(機密)情報収集の専門領域を指す。

概説

“合法的に入手出来る資料”を“合法的に調べ突き合わせる”手法で、情報源は政府の公式発表(プレスリリース)、マスメディ アによる報道、インターネット、書籍、電話帳、科学誌その他を含む。具体的には、対象国の軍の編制を割り出すために、対象国の新聞社交欄、ニュースの断 片、高級将校の異動発令などを丹念に集積し、分析するといった手法である。

細かいデータを少しずつ集めて分析するだけでも、相当な精度の情報が得られることがある。媒体入手・分析は駐在国公館で行なわれる事が多い。ラジオ放送は自国領内で受信する。

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NHKは「東京電力 福島第一原発事故関連ニュース」をどう伝えたか。(5月分エントリーのまとめリンク)

 「若干の説明」と「5月分エントリーのまとめリンク」(どちらもクリックで頁内ジャンプします)。

 震災以来、NHKのニュースをパソコンに保存し始めましたが、5月10日にNHKが記事を削除しているのに気がつきました。5月18、19日に二日間かけて他にも削除があるか調べたら震災後から3週間くらいの間、あまりにも多いのに絶句しました(「↓NHKが記事削除」を削除された記事の前につけておきました)。なお、検索して他に保存しているブログなどがあるか見ましたがどれも表題とリンク紹介だけだったり、日付が限られていたり中途半端なものばかりです。これは雑談日記でアップするしかないと思いました。以下、3月分は3月末などそれぞれの月末の日付で「その月分エントリーのまとめリンク」エントリーをアップしておきます。自分自身のデータ保存は続けますが、取り敢えず5月末までやることにします。(2011/05/20記)

※参考:28SOBAのTwitter(ツイッター)です。

@hanayuu はなゆー同志、NHKは3月14日にプルサーマル型3号機が爆発した当日にあった「福島第一原発周辺 南寄りの弱い風」のニュース記事を消しまくってる。今日気がついた⇒http://bit.ly/iuFBHP
7:26 PM May 10th webから
Retweeted by 12 people

 

※若干の説明:

NHKオンライン(http://www.nhk.or.jp/ )トップページから右サイドにある「東日本大震災関連リンク」をクリックし、開いた頁で「福島第一原発関連ニュース」をクリックすると「東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース」が開きます。

 NHKが「福島第一原発関連ニュース」としてまとめページを始めたのは3月12日からです。

 当初、自分のメモ代わりに収集し始め4月4日まで記事を採録しました。その後は暫くこのページの採録を忘れていたのですが、5月9日にページの表示形式が変わったのを発見しました。

 今迄は、例えば同じ3月12日なら「3月12日の情報」(一覧表示)ページと、「関連ニュース」(一覧表示)ページに別れていて、タブで切り替える方式でした。その後、「福島第一原発関連ニュース」までのリンクは同じですが、一覧方式をやめカレンダー方式にしています(カレンダーの日付にリンクがはってある)。前の方式では一覧出来る代わりに一つ一つのニュースのURLはなかったですが、新しい方式では一つ一つニュースにリンクがはってあるので、リンクを採録しました。

 自分が最初にデータ採録した4月4日までは、最初にコピペしたままの状態で表示しておきます(NHKは3月12日からの分をすべて新しい表示方式にしていますが、旧表示にしておきます)。

(↓クリックで拡大)
20110312nhk ←ページの末尾には左記のような現地画像があり、それぞれクリックすると下記のリンクで動画が開くようになっていました。新しい表示方式にしてからは、NHKはこの現地画像案内を削除してます


↓ただし、下記リンクはまだ生きてます。動画ニュースを全て見る事が出来ます。(2011/05/21 8:03に確認)

    ニュース画像 3/12陸前高田、28秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_05.html
   
    ニュース画像 3/12仙台空港、38秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_11.html
   
    ニュース画像 3/12南相馬、6分39秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_12.html
   
    ニュース画像 3/12東海村、24秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_13.html
   
    ニュース画像 3/12八戸、33秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_01.html
   
    ニュース画像 3/12宮古、4分1秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_02.html
   
    ニュース画像 3/12釜石、2分45秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_03.html
   
    ニュース画像 3/12大船渡、57秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_04.html
   
    ニュース画像 3/12気仙沼、5分46秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_06.html
   
    ニュース画像 3/12南三陸町、志津川湾、9分26秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_07.html
   
    ニュース画像 3/12女川、1分14秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_08.html
   
    ニュース画像 3/12石巻、2分52秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_09.html
   
    ニュース画像 3/12塩釜松島、3分3秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_10.html


東日本大震災関連リンク
http://www3.nhk.or.jp/toppage/saigailink/
 ↓
福島第一原発関連ニュース【NHK】
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/

※SOBA:「ニュース画像」と言うのは画像(元のニュースでは動画だがまとめ頁では画像で代用したもの)と動画がありました。*.jpgとその下のURLは採録した画像の僕自身のメモです。「ニュース画像」中、動画については(何分何秒)と時間を書いておきました。URLをクリックすると別窓が開いて動画を見ることができます。

関連:
NHKは「東京電力 福島第一原発事故関連ニュース」をどう伝えたか。(4月分エントリーのまとめリンク)  

NHKは「東京電力 福島第一原発事故関連ニュース」をどう伝えたか。(3月分エントリーのまとめリンク)

 

「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】5月7日分

「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】5月6日分

「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】5月5日分

「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】5月4日分

「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】5月3日分

「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】5月2日分

「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】5月1日分

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2011/05/28

【必読】ウォールストリート・ジャーナルの「小沢一郎元民主党代表インタビュー:一問一答」(要約の動画あり)

 菅があまりにも無能なので、いよいよ保守系・共和党寄りの米メディアも小沢氏の政治力を無視出来なくなったようです。

 米国は日本の事なんか全然考えていないと思っています。米国は己の国益だけを考えて行動しています。東日本大震災の「お友達作戦」なんかにだまされてはいけない。基本的に日本を属国視していて、金を搾れるだけ搾り取り、日本の富をかすめ取ろうと言うのが本心です。

 今迄その米国はジェラルド・カーティスなどのジャパンハンドラーズを使って無能な菅直人をあやつり上手くやろうとしていた。しかし、その菅直人では日本自体が崩壊してしまうと考え始めたのでしょう。日本が崩壊したのではいくらジャパンハンドラーズ使って色々やっても元も子もないって事です。それ程事態は深刻なんだと思います。

 

※ウォールストリート・ジャーナル(WSJについてのメモ
http://jp.wsj.com/ (日本語版)
http://asia.wsj.com/home-page (英語でアジア版)

 

※記事の末尾に動画埋め込みがありますが、質問者の声が省略されていたり、小沢さんの答え部分も全部ではなく要約だったりします(約4分3秒)。記事末尾にそのまま採録しておきますが、テキストの方が参考になります。なお末尾埋め込みの動画は始まるまで30秒かかったり、各自使っているWeb閲覧のブラウザによっては始まらなかったりするので、検索で見つけたYouTubeを最初にご紹介しておきます。

小沢さんに「国民の命、第一」の政治を託す
JunjiHattori
http://www.youtube.com/watch?v=rrHOHCAS8Os

小沢一郎元民主党代表インタビュー:一問一答
2011年 5月 27日  12:58 JST
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_242207/?tid=1106kan

 小沢一郎元民主党代表はウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、福島原発事故への政府の対応は「遅く、放射能汚染に対する認識が まったくない」と批判するとともに、長年ライバル関係にある菅直人首相について「首相は一日も早く代わったほうがいい」と述べ、対決姿勢を鮮明にした。

 以下はインタビューの一問一答。

Q:東日本大震災と福島第1原発事故以降の政府の対応について、全般的にどう評価しているか。

A:もう2カ月以上、70日になる。原子炉がコントロールできない状況に置かれている

 私は客観的な見方をする学者の先生から、この状況は燃料の熔融や炉が破損して、非常に危険な状況だということを聞いていた。非常に心配していたら、今になって、仕様がなくなってポツポツ認めている。対応が遅く、放射能汚染に対する認識が甘い、というより、まったくないといってもいいくらいの菅内閣の対応だ

画像を拡大する
小沢一郎氏
AFP/Getty Images

小沢一郎氏

 一般自然災害への対応も、私の県も被災県の1つだが、単なる旧来の取り組みと同じだ。役所の積み上げと、査定に任せきりで、民主党が目指した国民主導・政治主導という政治の在り方とは程遠い実態になっている。私もそうだが、ほとんどの人たちが、不安と不満を募らせているというのが現状だ。やはりその最大の原因は、民主党が掲げてきた、政治家が自ら決断して政策を実行するということが行われていないためだ。決断とは、イコール責任だ。責任を取るのが嫌だとなると、誰も決断しなくなる

Q:原発事故で事態をここまで悪くしないようにするために、政府がすべきであった決定や政策はどんなものがあったか。

A:こういう状況になると、東京電力の責任に転嫁したって意味がない。東京電力が悪い、あいつが悪い、こいつが悪いということを言っている。どうでもいいことならそれでいいが、原発の放射能汚染の問題は、ここまで来ると、東電に責任を転嫁しても意味がない。政府が先頭に立って、政府が対応の主体とならねばいかんというのが、私の議論だ。東電はもう、現実何もできないだろう。だから、日一日と悲劇に向かっている

Q:菅首相は統合本部を数日後に設立し、東電に踏み込んだ。あれは十分ではなかったのか。

A:十分も何も、パフォーマンスはどうだっていい。そういうことを気にすべきではない。事態は分かっているのだ。何が起きているかってことは、ほぼ。東電が分かっているのだ。東電が分かっていることは、政府も分かっているのに決まっている。だから、私が言ったように、他人に責任をなすりつける話ではない。政府が主体となって対応策を、どんな対応策かは専門家を集めなければ分からない。それは衆智を集めて、こうだと決まったら政府が責任を取るからやってくれと、そういうのが政治主導だ。それがまったくみられないから、国民はいらいらして不満を募らせ、民主党はだめだとなっている。

Q:小沢氏が指揮を執っていれば、最初の段階でメルトダウンが起きて危ないということは国民に大きな声で言っていたか。

A:言うだろう。隠していたらどうしようもない。それを前提にして、対応策を考えねばならない。当面は福島の人だが、福島だけではない、このままでは。汚染はどんどん広がるだろう。だから、不安・不満がどんどん高まってきている。もうそこには住めないのだから。ちょっと行って帰ってくる分には大丈夫だが。日本の領土はあの分減ってしまった。あれは黙っていたら、どんどん広がる。東京もアウトになる。ウラン燃料が膨大な量あるのだ。チェルノブイリどころではない。あれの何百倍ものウランがあるのだ。みんなノホホンとしているが、大変な事態なのだ。それは、政府が本当のことを言わないから、皆大丈夫だと思っているのだ。私はそう思っている。

Q:なぜ、このタイミングで出てきたのか。

A:隠しようがなくなったからだろう。知らないが。政府に聞いてみるべきだ。

Q:菅首相はアドバイザーを集めて意見を聞いている。聞き方がまずいのか。

A:何を聞いているのだか知らない。集めただけではしようがない。結論を出して何かやらないと。だいたい、原発で食っている連中をいくら集めてもだめだ。皆、原発のマフィアだから。あなた方もテレビを見ていただろう。委員だの何だの学者が出てきて、ずっと今まで、大したことありません、健康には何も被害はありません、とかそんなことばかり言っていた。原子力で食っている人々だから、いくら言ったってだめなんだ。日本人もマスコミもそれが分からないのだ。日本のマスコミはどうしようもない。 

Q:いろいろ聞いてやってみて、だめだったら辞めてもらうということだが、どこまでいったら辞めてもらうのか。どの辺が判断の基準になるのか。

A:どこまでということはない、何もしていないのだから。このまま、ダラダラしていたら、本当に悲劇になってしまう。海も使えなくなる

Q:原子力エネルギーをどう考えるか。 

A:しょせん、過渡的エネルギーとしてはある程度、大口電力供給のためにも仕方がない。だが、高レベルの廃棄物を処理できないからいずれ、新しいエネルギーを見出さなければいけない。そのように私は言ってきた。まさに今、こういう自然災害のなかで、原発の事故まで起きて、これを食い止めると同時に、長期的なエネルギー政策をしっかりと考える必要がある。

Q:菅政権に対する小沢氏の批判だが、今回、事態の深刻さに対して菅政権が国民に対して正直でなかったことにあるのか、それとも、もし政権が強ければ、事態の対応はもっとうまくいっていたということにあるのか。

A:政権が強い、強くないとの表現も間違いではないが、さきほどから言っているように、何か国民生活に関する問題を処理する時に、われわれは、自民党の官僚機構に任せて、おんぶに抱っこの政治はもはやだめだと言ってきた。政治家が自ら決断し、国民のための政治を実行する。今回の原子力の話だけではない

 しかし、それは何かというと、それはイコール責任だ。決断したら決断した者の責任が生じることは当たり前だ。責任のない決断はない。そういうことを主張してきたにもかかわらず、民主党の政権が、特に菅政権が、そうでないという実態に気づき、国民の支持を失っている。政策の実行ができないのなら、総理をやっている意味がないでしょう、ということだ。

Q:問責決議案や不信任案を提出する、提出しないとの話が出ているが、国難といわれる時期、そのような政治家の動きを国民はどう受け止めているとみるか。

A:困難な時だけ仲良く、仲良くというのは日本人の発想で、だからだめなのだと考える。日本のマスコミは全部そうだ。太平の時は誰でもいいのだ。うまくいっている時は。困難、危機の時だから、それにふさわしい人を選び、ふさわしい政権を作るのだ。日本人は発想が逆だ。大陸の人は、発想がそうではない。日本人は平和ぼけしているから。まあまあ争わないで、まあまあ仲良くという話になる。仲良くしたって、何も解決できない。当たり障りのない話をしているだけだ。波風立てずに、丸く丸く。これでは、政治家など要らない。役人に任せていればいい

Q:菅首相を降ろせというなか、強いリーダーはいるのか。

A:何人でもいる。

Q:強いリーダーの代表格というと小沢氏が思い浮かぶ。自分でやろうとの気持ちはあるのか。

A:私はもう老兵だから。老兵は消え去るのみ、とのマッカーサー元帥の言葉はご存知だろうか。消え去ろうと思っていたが、もう一仕事やらねばならないとは思っている。

Q:話題を変える。政治資金規正法違反の話は今、どういう状態で、今後、どういう方針で戦うのか。

A:どういう方針もなにもない。私は何も悪いことをしていない。これは官憲とマスコミによるものだ。旧体制の弾圧だからしようがない。調べてほしいのだが、私は何も不正な金はもらっていない。ただ、報告書の時期がずれていただけだ。こういった例は何百、何千とある。単に報告書を直して再提出するだけで済んでいた話だ、今まではずっと。なぜ、私だけが強制捜査を受けるのか。そこを全然、マスコミは考えない。

 これは民主主義にとって危機だ。政府ないし検察の気に入った者しか政治ができないということになる。ほんとに怖い。あなた方も変な記事を書いたとして逮捕されることになりかねない。そういうことなのだ。絶対にこういうことを許してはいけない。私が薄汚い金をもらっているのなら辞める。

 1年以上強制捜査して何も出てない。だからちょっと報告書の書き方を間違ったといったわけでしょう。現実政治というのは権力だからそうなるんだが。戦前もそう。それを繰り返したんじゃ、だめだ。そんな民主主義は成り立たない。それを心配している。自分はなんてことない。なんの未練もない。政治家をやめれば遊んで暮らせるからそれでいいが。日本の民主主義はこのままだと本当にまた終わりになる。外国が心配しているのはそこだ。日本は本当に民主主義国家かという心配をしている。

Q:震災に話を戻す。復興、復旧にこれからお金がかかっていく。もちろん労力も。一つは第2次予算が出るか出ないかで国会でもめている。第2次予算の緊急性と規模はどのようなものと考えるか。もう一つは、財源は増税にするのか、国債発行にするのか。そのへんはどのようにすべきか。

A:復旧に必要なことは、お金がどれくらいかかったって、やらなくてはならない。あのままでは住めなくなる。再臨界に達するかもしれない。あそこが爆発したら大変だ。爆発させないために放射能を出しっぱなしにしている。爆発するよりたちが悪い、本当のことを言うとだ。ずっと長年にわたって放射能が出るから。だから私は金の話じゃない。日本がつぶれるか、日本人が生き延びるかどうかという話だと言っている。金なんぞ印刷すればいい。その結果、国民が負担することになるが。国家が本当に放射能汚染をここで食い止めるという決意のもとに、徹底して金だろうがなんだろうがつぎ込まなくてはだめだ。国民はそのことをよく理解してほしい。国債でやれば借金だし、いずれ償還分は払わなくてはいけないが。

Q:東電の処理について役所が過去にはいろいろ決めてきた。今回、役所の言うとおりに決めてはいけないと考えるか。

A:東電のことはたいした問題ではない。一私企業がどうなろうが。それが本質ではない。ただ、例えば東電がつぶれるとする。電気の配電やら運営ができなくなる。それから5兆円の社債を出しているから、社債が暴落する。公社債市場が大変になる。それから銀行に何兆円かの借金があるから、それが返せなくなると銀行も大変だ、ということだろう。どうってことはない。要は早く原発の放射能を止めることだ。

Q:民主党が政権をとって間もない2009年10月、インタビューした際、自民党をつぶすことが目的だと言っていた。今回、発言を聞いていると、民主党政権に非常に批判的だが、自民党がむしろリーダーになった方がよいと、日本を救えると見ているのではないか。

A:私はそう見ていないが、国民がそのような状況になってきているということだ。これなら自民党の方がまだいいじゃないかという人が多いでしょう。私が描いていた図とちょっと違うのは、民主党政権がもう少し愚直に政治に取り組んでくれることを期待していた。そうすれば、国民がたとえ個別の政策が少しずつ遅れたとしても、変更したとしても絶対支持してくれると。

 そういう民主党をまず作り上げる。しかし、一方において自民党的、というのは日本的な政党だが、これも必要だと。自民党は事実上つぶれたような状況だが、新しい自民党がまた成長してくれると。そこで2大政党という絵を描いていたのだが。どうにも民主党政権自体がおかしくなって、強烈な支持者であった人たちも、ちょっともう見放した格好になっている

 例えば、何兆円の企業のオーナーである稲盛さんとか、スズキ自動車の鈴木会長とかは、何兆円の企業でありながら、正面切って民主党を応援してくれていた人たちが、本当に一生懸命やっただけに、頭にきちゃって、こんな民主党ぶっつぶせ、もう一度やり直しだと言うくらい失望している。愚直さに欠けた民主党政権でちょっと違った。違ったときは違ったなりに考えなくなくてはならないので仕方ない。だが私の最初の理想は変わらない。日本に議会制民主主義を定着させたいという理想は全然変わっていない。

Q:いま、国会に不信任決議案が提出された場合、それを支持するか。

A:それはどうするかよく考えているところだ。

Q:菅首相はどのくらい政権に留ると考えているか

A:彼はいつまでも留まりたい。だから困っている。それが彼の優先順位の第一だから。だからみんな困っている

Q:先ほど「もう一仕事したいという気持ちを持っている」と言っていたが、どのようなことがしたいか。

A:いま言ったことだ。議会制民主主義を日本に定着させたいという、この理想は全然変わっていない。ところがいま、民主党も国民から見放され、自民党もかつての自民党ではなくなってきている。このままでは日本の政治はぐちゃぐちゃになる。だからそうならないように、老骨にむち打って頑張ろうかということだ。

Q:最近になって、メルトダウンが起きていたとか、原子炉に傷が付いていた、などの情報が次々と出ているが、政府は今まで知らなかったのか

A:知っていたけれど言わなかったということだろう。だから問題だ

Q:どういうことか。

A:知らない。政府のことだから。言うと大変になると思ったから言わなかったのだろう。大変になるというのはどういうことかというと、政府の対応が難しくなると言うことだ。だけど、わたしはそんなことで躊躇しているときではないと考えている。

Q:声が上がればご自身が前面に出られて首相になるということも考えられるのか。

A:私は、あまりにぎにぎしい立場というのは好きではない。もう気楽にしていた方がいいから、自分で好みはしないが、「天命に従う」というのはよくないけど、「天命に遊ぶ」という言葉が好きになった。天命の命ずるまま、もういらないと言われれば去るのみだ。

Q:最後に、菅総理はどのぐらい総理の座にとどまるとみているか。

A:一日でも早く代わった方がいいと思う

 

※↓SOBA:Firefoxを使っていてクリックしても始まらない時には、各OS標準のブラウザで見て下さい。⇒Windowsの人はIE(インターネットエクスプローラー)、Macの人はSafariで見て下さい。

http://online.wsj.com/video/interview--ichiro-ozawa-on-japan-challenges/D0B449B1-9FB1-4B83-869B-14BDF878304C.html

(日本語音声・英語字幕付き)

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 以下、関連情報のメモ。

※ウォールストリート・ジャーナル
http://jp.wsj.com/ (日本語版)
http://asia.wsj.com/home-page (英語でアジア版)

以下、ウォールストリート・ジャーナルについて(Wikipediaを参考にしたメモなど)
ウォールストリート・ジャーナル(英称:The Wall Street Journal、WSJ)ニューヨークで発行される国際的な影響力を持つ日刊新聞。

1889年7月8日創刊で保守系・共和党寄り。

 

概要 [編集]

「ジャーナル」の通称で呼ばれ、全米各地や世界の経済活動、金融に関するニュース記事を掲載している。新聞の名前は、ニューヨークにある経済活動の中心地「ウォール街」(ウォールストリート)に由来する。1889年7月8日の創刊以来発行され続けており、その間にピューリッツァー賞を26回受賞している。

「ジャーナル」のニュース・ソースは一般的に信頼度が高いとされている。社説や特集ページは、典型的な保守派の立場をとっている。また、経済的には、典型的な市場原理主義・新自由主義志向である。

もっとも、前記者のアル・ハントは、編集部とは多少なりとも対立的な視点に立った各週コラムを書いていたし、時にはアーサー・シュレジンガーやクリストファー・ヒッチェンズといった、よりリベラルな書き手の記事が掲載されることもある。内容的には、いわゆる経済新聞であり、証券市場とビジネスの動向についての分析に強いという定評がある。

The Index of Economic Freedomという年次報告書が、「ジャーナル」及び遺産財団の手により発刊されている。

 

日本での配信 [編集]

日本の一般紙では、読売新聞と編集、印刷、販売に関して提携することが発表され、2009年3月2日からアジア版の主な記事の見出しが日本語で読売新聞の夕刊2面に掲載され始めた[4]。

2009年6月に、ダウ・ジョーンズ60%、SBIホールディングス40%の出資で設立された、ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン株式会社によって、2009年12月15日からウェブサイトを開設し日本向けに金融経済ニュースを配信している[5]。

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2011/05/27

MBS毎日放送、【福島原発】5/31/火★チェルノブイリ原発事故から25年の現状~5/26

 右上のココログ最強検索で「MBS毎日放送」で検索すると他の時期の放送分を探せます。

 順番は、下から昇順です。主に福島原発問題中心ですが、他の話題も採録してます。しかし、全部ではないので、投稿者nyugankenshinさんの所を見て下さい。

 

【福島原発】5/31/火★チェルノブイリ原発事故から25年の現状 1/2
nyugankenshin
http://www.youtube.com/watch?v=fLLuzUUW5Y4

【福島原発】5/31/火★チェルノブイリ原発事故から25年の現状 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=tIDqmOOuvSw

【福島原発】5/31/火★海洋汚染について
http://www.youtube.com/watch?v=aI4McoB6hH8

【福島原発】5/30/月★「ただちに影響は出ない」と言う言い方 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=mNKfXw0A_Do

【福島原発】5/30/月★「ただちに影響は出ない」と言う言い方 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=FBHEQqldgnk

【福島原発】5/26/木★高圧注水系(冷却装置配管)津波の前に地震で破損か?
http://www.youtube.com/watch?v=HqRP4jXu02U

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2011/05/26

(メモ)「2034年までに原発全廃」 スイスが国家目標【朝日】

「2034年までに原発全廃」 スイスが国家目標【朝日】
2011年5月26日1時0分
http://www.asahi.com/international/update/0525/TKY201105250628.html

 スイス政府は25日、国内に5基ある原子力発電所を、寿命を迎える2034年までに廃炉とし、改修や新規建設はしないとの国家目標を決めた。福島原発事故後、ドイツに続き「脱原発」政策にかじを切った。

 記者会見したロイトハルト環境エネルギー相によると、全閣僚7人が特別会合を開き、(1)老朽化する原発の改修を含む現在の原発態勢の維持(2)改修はせず、今の原発の安全性が保てる間に順次廃炉(3)原発の即時稼働停止、の三つのシナリオを中心に協議。最終的に(2)を選んだ。ロイトハルト氏は朝日新聞の取材に「フクシマが、今後数十年のスイスのエネルギー戦略を変えた」と答えた。

 スイスでは電力使用量の約39%を原発が担っている。今後は、約56%を占める水力発電の割合を高める方針。スイスにはアルプスの水源を活用した水力発電所が500カ所以上あり、まずはこれらの設備を改修するなどして効率を高めるという。さらに、太陽光や風力など再生可能エネルギーの導入も進め、原発分の穴埋めを図る。

 

※後で調べたい関連キーワードのメモ。日本は水資源に恵まれていて、しかも山間部が多く水量の落差を利用出来る恵まれた天然・地理的条件がある。その国で原発だらけは馬鹿丸出し。日本は島国であり国境を接しての川上・川下の問題はないので、5の「外部水資源量」は参考データ。km3/年はkm3/年かな?最初の「100,000」は「100,000」万人あたりでしょう。

1、平均年間降水総量の各国比較 – FAO

データ解説

・平均年間降水総量の国別比較・ランキング
・国別平均年間降水総量と順位を掲載
・単位はkm3/年
・計算式 : 平均降水総量(km3/年) = 総面積 x 平均降水量(mm/年) ÷100,000

 

2、平均降水量の各国比較 – FAO

データ解説

・世界の約180カ国の年間平均降水量の比較・ランキング
・国別年間平均降水量と順位を掲載
・単位はmm/年

 

3、内部水資源量の各国比較 – FAO

データ解説

・世界の約180カ国の内部水資源量比較・ランキング
・国別内部水資源量と順位を掲載
・単位はkm3/年
・内部総水資源 = 地表水量 + 地下水量 – 重複
・地表水量: 国内の降雨及び国内の地下水の流出から創出される年間の地表の水量(河川の流量)
・地下水量: 国内の降雨から年間で地下に蓄えられる水量
・地表水・地下水の重複: 地下水から河川に流出する水量(再び地下へ吸収される分は除く)

 

4、人口1人当たり内部水資源量の各国比較 – FAO

データ解説

・世界の約180カ国の人口1人当たり内部水資源量の比較・ランキング
・国別人口1人当たり内部水資源量と順位を掲載
・単位はm3/年・人
・内部総水資源は年間の国内の降雨・地下水から創出される地表水量(河川水量) + 年間で蓄えられる国内地下水量
・人口1人当たり内部水資源量 = 総内部水資源÷国内人口

 

5、外部水資源量の各国比較 – FAO

データ解説

・世界の約180カ国の外部水資源量の比較・ランキング
・国別外部水資源量と順位を掲載
・単位はkm3/年
・外部水資源は国外で創出された国内の年間の水資源量(地表水・地下水)。例えば上流国から流入する河川の水量や国境線のある河川・湖沼の水量などの値。
・条約などで定められた上流国・下流国の取水など、人為的影響を含む

 

6、総水資源量の各国比較 – FAO

データ解説

・世界の約180カ国の総水資源量の比較・ランキング
・国別総水資源量と順位を掲載
・単位はkm3/年
・総水資源量 = 内部水資源量 + 外部水資源量
・内部水資源量 : 国内の降雨によって創出された地表水と地下水
・外部水資源量 : 国外で創出された国内の年間の水資源量(地表水・地下水)
・条約などで定められた上流国・下流国の取水など、人為的影響を含む

 

7、人口1人当たり総水資源量の各国比較 – FAO

データ解説

・世界の約180カ国の人口1人当たり総水資源量の比較・ランキング
・国別人口1人当たり総水資源量と順位を掲載
・単位はm3/年・人
・総水資源量 = 内部水資源量 + 外部水資源量
・内部水資源量 : 国内の降雨によって創出された地表水と地下水
・外部水資源量 : 国外で創出された国内の年間の水資源量(地表水・地下水)
・条約などで定められた上流国・下流国の取水など、人為的影響を含む

 

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2011/05/25

ほとんど、やけくそ?アスベストやヘドロが舞う中、中学生が騎馬戦や徒競走。

 この瓦礫の中の運動会を報じた2日後の5月24日、同じ産経の記事で、「被災地のアスベスト 解体現場やがれき近く、防塵マスク必要」と言うのが配信されています。また、5月22日の天気データなどを採録しておきました。産経以外の記事も採録しておきました

(以下転載始め)

2011年05月25日
〔写真〕アスベストやヘドロが舞う中、中学生が騎馬戦や徒競走
http://alcyone.seesaa.net/article/204028329.html

でええ(女川原発の近くに住む2児の母)
http://twitter.com/#!/deeeeez/status/73054412532228096
感動している人多かったようですが、アスベストも含む瓦礫、ヘドロが乾燥した粉が飛ぶ中、わざわざスポーツする意味がわかりません

(略)

《おまけ》

いばらの道(茨城県守谷市=ホットスポット)
http://twitter.com/#!/ibararoad/status/72975092665155585
今日たまたま地元の学校の先生と話す機会がありました。子供達にマスクを着けさせようとしたところ、市の方から「茨城の空気がは汚染されていると宣言するようなもので公立学校として不適切だからやめるように」と指導があったそうです。涙声でおっしゃってました

(以上転載終り)

 

msnSankeiPhoto

JAPAN-EARTHQUAKE Vol.57 陸前高田の中学校が運動会
    2011.05.22
http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/Earthquake/201105/522undoukai/

陸前高田の中学校が運動会 「思い出に残る」
2011.5.22 15:56
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110522/edc11052215580000-n1.htm

 東日本大震災で被災し、校舎が使えなくなった陸前高田市の市立小友中学校が22日、隣接する市立小友小学校の校庭を借り運動会を開いた。周辺にがれきが散乱し津波の傷痕が残る中、生徒たちの歓声と笑い声が響いた。

 雨が降るあいにくの天気。開会式で生徒代表が「町の復興のため、地域の人たちに元気になってもらうために頑張ります」と宣誓した。36人の生徒が徒競走や騎馬戦ではつらつとした姿を見せ、保護者らが声援を送った。

 小友中は海岸線から約3キロ離れているが、津波は校舎2階にまで達した。小友小も被害を受けたが、ボランティアや自衛隊が校庭のがれきを取り除き使用できるようになった。

 応援団長の3年、田代祐也君(14)は「地域の人たちに元気を伝えることができたと思う。思い出に残る最後の運動会になった」と満足げだった。

中学校の教室で異例の臨時議会 陸前高田市

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8g20110522ddd1900157g300000 1、周囲に多くのがれきが残る市立小友小のグラウンドで行われた、小友中の運動会=22日午前、岩手県陸前高田市

 

11g20110522ddd1900172g30000 2、保護者らも参加しての綱引き=22日午前、岩手県陸前高田市


12g20110522ddd1900174g30000 3、保護者らも参加しての綱引き=22日午前、岩手県陸前高田市


7g20110522ddd1900123g300000 4、徒競走をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


Edc11052215580000p8 5、徒競走をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


Edc11052215580000p9 6、徒競走をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


Edc11052215580000p11 7、徒競走をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


1g20110522ddd1900071g300000 8、騎馬戦をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


3g20110522ddd1900079g300000 9、騎馬戦をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


4g20110522ddd1900100g300000 10、徒競走をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


Edc11052215580000p2 11、徒競走をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


9g20110522ddd1900162g300000 12、生徒らは元気に体を動かした=22日午前、岩手県陸前高田市


Edc11052215580000p12 13、生徒らは元気に体を動かした=22日午前、岩手県陸前高田市


10g20110522ddd1900166g30000 14、生徒は元気に体を動かした=22日午前、岩手県陸前高田市


 以下、天気データ。

2010522122011年5月22日12時の天気図。なお 5月22日9時から15時までの雨雲の動きをコマ送りにしました


2011522_2 ←陸前高田の天気データがないので、北東に位置するお隣の大船渡市の2011年5月22日の天気データです。9時から15時まで風速は2から4m/sですが、南東、南南東、つまり福島原発の方から風が吹いてます。(スクロールして見るなら


Photo ←なお、陸前高田から見て、福島第一原発は南南東方向185kmのところにあります。



 以下、資料として採録。

被災地のアスベスト 解体現場やがれき近く、防塵マスク必要【産経】
2011.5.24 14:53 (1/3ページ)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110524/trd11052414540016-n1.htm

Trd11052414540016p1 被災地には津波に流された建物のがれきや船などが散乱したままだ=岩手県釜石市(道丸摩耶撮影)


 東日本大震災で、被災地のがれきや解体現場などに含まれているアスベスト(石綿)による健康被害の危険が指摘されている。吸い込むと、数十年後に中皮腫などの深刻な健康被害をもたらす可能性がある。ボランティアなどで被災地を訪れる際は、マスクを正しく着用し、解体現場などにはなるべく近づかないことが肝心だ。(道丸摩耶)

 ◆ボランティアも

 「被災地で、がれきの中を母親を捜して歩く子供を見かけた。マスクはしていたが防塵(ぼうじん)用ではなく、これでは心配だと思いました」と語るのは、「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」(東京都江東区)の永倉冬史(ふゆし)事務局長だ。

 永倉さんは、東京労働安全衛生センター(同)とともに3月下旬から数回にわたり被災地を訪れ、現地にアスベストが飛散していないかを調査した。

 「仙台市や宮城県南三陸町、岩手県陸前高田市、釜石市などに行きましたが、いずれもアスベストを含む可能性のある建材が散乱していました」

 一部を分析した結果、アスベストを含んでいないものが大半だったが、永倉さんは「現場ではアスベストかどうか調査せず、解体・撤去作業を進めることもある。アスベストの可能性があると考えて対策を取らないといけない」と警鐘を鳴らす。

(2/3ページ)
 自宅の解体作業を住民や自治体職員が見守る例も多く、がれきの中、物を探すボランティアもいる。自衛隊や警察、消防、業者など解体やがれき処理などの作業に携わる人だけでなく、住民やボランティアで被災地に入る人たちも注意しなければならない。

 ◆現時点では通常値

 被災地には、いまだに海水が流れ込んだままの場所もあるが、今後、乾燥が続けば、アスベストは大気中に飛散する危険が高まる。環境省大気環境課は「アスベストなどの粉塵を防ぐためには、防塵マスクが有効。3月下旬に厚生労働大臣の検定を受けるなどした3種類の使い捨て防塵マスクの増産を要請した」と話す。

 11日には、環境省と厚生労働省が専門家を招いた対策会議を開催。過去の震災でのアスベストの大気濃度などが報告された。今回の震災で環境省が行った予備調査では、通常値を大きく超えた地点はなかった。しかし、アスベストが含まれる危険が高いビルなどの解体現場のほか、船舶の解体作業でもアスベストが飛散する危険は高い。

 「船は通常は陸地にあがらないため危険ではないが、今回は陸で解体せざるを得ない船も多いだろう」(環境省)

(3/3ページ)
 同省やアスベストセンターでは、被災地に防塵マスクを配布し、着用を呼びかけている。また、アスベストセンターは今後、被災地の小学校で児童に着用方法などを教える計画だ。ただ、幼児用の防塵マスクはないため、正しく着用してもアスベストを吸い込む危険はあるという。

 現地を訪れる際は、解体作業などには携わらないとともに、そうした現場に近づかないこと。何より、アスベストの飛散の危険がある場所では、防塵マスクで自衛することが必要だ。

                  ◇

【用語解説】アスベスト(石綿)

 天然の繊維状のケイ酸塩鉱物で、耐熱性に優れることから、断熱材や防音材などとして使われていた(現在は原則として製造中止)。繊維が細かいため飛散しやすく、長期間、大量のアスベストを吸い込むと、数十年の後に肺線維症(塵肺)や悪性中皮腫になる危険が高い。阪神大震災(平成7年)では、ビル解体時にアスベスト濃度が上がった例もあり、アスベストが含まれる建物の解体時には水をまくなどの対策が必要とされる。

                  ◇

節電・夏を乗り切る「家庭の知恵」募集

 東日本大震災は大きな被害をもたらしました。福島第1原発の事故の影響で、電力不足や風評被害も起きています。こうした中で、私たちが今できること、家庭で実践している節電・エコ対策、夏を乗り切る方法、思いついたアイデアなど「家庭の知恵」をお寄せください。「私の“ワザ”」で随時紹介します。住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記し、〒100-8078 産経新聞文化部生活班まで。

 〈メール〉life@sankei.co.jp

 〈FAX〉03・3270・2424

 

【東日本大震災 今何ができる】被災地のアスベスト【産経】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110524-00000094-san-soci

産経新聞 5月24日(火)7時55分配信
 ■解体現場やがれき近く 防塵マスク着用が必要

 東日本大震災で、被災地のがれきや解体現場などに含まれているアスベスト(石綿)による健康被害の危険が指摘されている。吸い込むと、数十年後に中皮腫などの深刻な健康被害をもたらす可能性がある。ボランティアなどで被災地を訪れる際は、マスクを正しく着用し、解体現場などにはなるべく近づかないことが肝心だ。(道丸摩耶)

 ◆ボランティアも

 「被災地で、がれきの中を母親を捜して歩く子供を見かけた。マスクはしていたが防塵(ぼうじん)用ではなく、これでは心配だと思いました」と語るのは、「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」(東京都江東区)の永倉冬史(ふゆし)事務局長だ。

 永倉さんは、東京労働安全衛生センター(同)とともに3月下旬から数回にわたり被災地を訪れ、現地にアスベストが飛散していないかを調査した。

 「仙台市や宮城県南三陸町、岩手県陸前高田市、釜石市などに行きましたが、いずれもアスベストを含む可能性のある建材が散乱していました」

 一部を分析した結果、アスベストを含んでいないものが大半だったが、永倉さんは「現場ではアスベストかどうか調査せず、解体・撤去作業を進めることもある。アスベストの可能性があると考えて対策を取らないといけない」と警鐘を鳴らす。

 自宅の解体作業を住民や自治体職員が見守る例も多く、がれきの中、物を探すボランティアもいる。自衛隊や警察、消防、業者など解体やがれき処理などの作業に携わる人だけでなく、住民やボランティアで被災地に入る人たちも注意しなければならない。

 ◆現時点では通常値

 被災地には、いまだに海水が流れ込んだままの場所もあるが、今後、乾燥が続けば、アスベストは大気中に飛散する危険が高まる。環境省大気環境課は「アスベストなどの粉塵を防ぐためには、防塵マスクが有効。3月下旬に厚生労働大臣の検定を受けるなどした3種類の使い捨て防塵マスクの増産を要請した」と話す。

 11日には、環境省と厚生労働省が専門家を招いた対策会議を開催。過去の震災でのアスベストの大気濃度などが報告された。今回の震災で環境省が行った予備調査では、通常値を大きく超えた地点はなかった。しかし、アスベストが含まれる危険が高いビルなどの解体現場のほか、船舶の解体作業でもアスベストが飛散する危険は高い。

 「船は通常は陸地にあがらないため危険ではないが、今回は陸で解体せざるを得ない船も多いだろう」(環境省)

 同省やアスベストセンターでは、被災地に防塵マスクを配布し、着用を呼びかけている。また、アスベストセンターは今後、被災地の小学校で児童に着用方法などを教える計画だ。ただ、幼児用の防塵マスクはないため、正しく着用してもアスベストを吸い込む危険はあるという。

 現地を訪れる際は、解体作業などには携わらないとともに、そうした現場に近づかないこと。何より、アスベストの飛散の危険がある場所では、防塵マスクで自衛することが必要だ。

                  ◇

【用語解説】アスベスト(石綿)

 天然の繊維状のケイ酸塩鉱物で、耐熱性に優れることから、断熱材や防音材などとして使われていた(現在は原則として製造中止)。繊維が細かいため飛散しやすく、長期間、大量のアスベストを吸い込むと、数十年の後に肺線維症(塵肺)や悪性中皮腫になる危険が高い。阪神大震災(平成7年)では、ビル解体時にアスベスト濃度が上がった例もあり、アスベストが含まれる建物の解体時には水をまくなどの対策が必要とされる。

                  ◇

 ■節電・夏を乗り切る「家庭の知恵」募集

 東日本大震災は大きな被害をもたらしました。福島第1原発の事故の影響で、電力不足や風評被害も起きています。こうした中で、私たちが今できること、家庭で実践している節電・エコ対策、夏を乗り切る方法、思いついたアイデアなど「家庭の知恵」をお寄せください。「私の“ワザ”」で随時紹介します。住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記し、〒100-8078 産経新聞文化部生活班まで。

 〈メール〉life@sankei.co.jp

 〈FAX〉03・3270・2424

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最終更新:5月24日(火)7時55分

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 以下、産経以外の記事など。

被災した岩手の中学校が運動会 校庭に響く歓声と笑い【共同】
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011052201000386.html

Pn2011052201000442ci0003  周辺に津波の傷痕が残る校庭で開かれた運動会で、騎馬戦をする市立小友中学校の生徒たち=22日午前、岩手県陸前高田市の市立小友小学校

 東日本大震災で被災し、校舎が使えなくなった岩手県陸前高田市の市立小友中学校が22日、隣接する市立小友小学校の校庭を借り運動会を開いた。周辺にがれきが散乱し津波の傷痕が残る中、生徒たちの歓声と笑い声が響いた。

 雨が降るあいにくの天気。開会式で生徒代表が「町の復興のため、地域の人たちに元気になってもらうために頑張ります」と宣誓した。36人の生徒が徒競走や騎馬戦ではつらつとした姿を見せ、保護者らが声援を送った。

 小友中は海岸線から約3キロ離れているが、津波は校舎2階にまで達した。小友小も被害を受けたが、ボランティアや自衛隊が校庭のがれきを取り除き使用できるようになった。

 応援団長の3年田代祐也君(14)は「地域の人たちに元気を伝えることができたと思う。思い出に残る最後の運動会になった」と満足げ。加藤清校長は「未来への一歩を踏み出せた。これからも地域の担い手を育てていきたい」と話した。
2011/05/22 16:34   【共同通信】

 

 共同47ニュース配信と言うことならば、地方新聞は当然報じているわけで、。

笑顔を力にゴールまで 陸前高田・小友中で運動会【岩手日報】
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110523_P

Top110523  陸前高田市小友町の小友中(加藤清校長、生徒36人)は22日、同校そばの小友小校庭で運動会を開いた。あいにくの雨だったが、生徒たちは古里の一日も早い復興への願いを込め、はつらつと競技に取り組んだ。

 保護者や地域住民ら50人以上が応援に駆け付けた。赤組と白組に分かれた生徒たちは、徒競走や騎馬戦で元気な声を響かせた。

 綱引きや応援合戦は保護者らも参加し、一体となって運動会を盛り上げた。PTA会長の佐藤健二さん(49)は「地域の活性化には子どもの笑顔が一番。それを見て親も頑張れる」と目を細めた。

 応援団長の田代祐也君(3年)は「最後の中学校生活にいい思い出ができた。地域の人に少しでも元気になってもらえたらうれしい」と声を弾ませた。

【写真=保護者らと手をつないで競技に励み、笑顔を見せる小友中の生徒たち=22日、陸前高田市・小友小】

(2011/05/23)

 

 同じく東北地方紙の河北新報が「奇跡の」運動会と賞賛。

移転先の校庭で「奇跡」の運動会 陸前高田・小友中
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110523_09.htm

20110522021jd 周囲にがれきの残るグラウンドで騎馬戦を行う小友中の生徒たち=22日、陸前高田市

 東日本大震災で被害を受けた岩手県陸前高田市小友中は22日、移転先の小友小グラウンドで運動会を行った。同市の小中学校での運動会は震災後初めて。はつらつとした生徒たちの姿に、見守る保護者や住民も沸いた。
 生徒会長の3年佐藤春希君(15)が「運動会ができることに感謝し、思い出に残る日にしよう」と宣誓。全校生徒36人が紅白の2組に分かれ、徒競走やリレー、騎馬戦などに汗を流した。
 校庭の周囲は大量のがれきが残ったまま。加藤清校長は「運動会をやれたこと自体が奇跡。理解を得られないのではないかと不安もあったが、やれてよかった」と目を潤ませた。
 小友中は津波で生徒8人が犠牲になり、校舎は2階まで浸水して使えなくなった。移転先の小友小校庭も今月半ばまで、がれきが散乱していた。
 自衛隊などによるがれき撤去が順調に進み、生徒たちもガラスや金属片などを拾い、整地もした。16日から団体種目や応援の練習を開始した。
 佐藤君は「この1週間、楽しく準備ができ、いい思い出になる運動会になった。支えてくれた人たちに感謝したい」と笑顔で話した。

2011年05月23日月曜日

 

だめ押しで、河北新報ニュースTwitter公式アカウントでツイート。

http://twitter.com/#!/kahoku_shimpo/status/72414917017337857
@kahoku_shimpo 河北新報ニュース
移転先の校庭で「奇跡」の運動会 陸前高田・小友中 http://bit.ly/kPU9N5 
5月23日 河北新報社から

 

こうなると、もうとどまる所を知らず。13万フォロワーのジャーナリストも写真に心打たれちゃってます。

http://twitter.com/#!/sasakitoshinao/statuses/72444889031376896
佐々木俊尚
@sasakitoshinao 佐々木俊尚
周囲に大量の瓦礫が残る校庭で運動会をする生徒たち。写真に心打たれる。/移転先の校庭で「奇跡」の運動会 陸前高田・小友中(河北新報) http://j.mp/l6j1Ph
5月23日 Bufferから

 

 こうなると、もうマンガ。

被災地陸前高田市 笑顔の運動会
http://newsmanga.ocn.ne.jp/social/2011/05/201105_10280_2.html

2011年05月30日配信

周辺にがれきが散乱し、津波の傷痕が残る陸前高田市…。22日、市立小友中学校は隣接する市立小友小学校の校庭を借り運動会を開いた。雨が降るあいにくの天気の中、36人の生徒が徒競走や騎馬戦ではつらつとした姿を見せ、保護者らが声援を送った。

作画:やはぎしげひさ

20110530_54108750_001


20110530_54108750_002


 共産党の議員も賞賛。アスベストやヘドロのホコリを吸う懸念などないらしい。

岩永なおゆき 駆けある記
東日本大震災救援・復興に全力!原発からの撤退、自然エネルギーへの転換を!

東日本大震災ボランティア活動報告(4)
http://kuromame55myhome.blog99.fc2.com/blog-date-20110524.html

(略)

 こんなときに運動会かと
 おそらく思った人もあったでしょう。

Dscn6062 DSCN6062.jpg

 しかしあえて運動会をおこなった
 生徒をはじめとした

 住民のみなさん。

 被災したみなさんの
 復興へのなみなみならぬ

 決意と心意気を感じました。

12g20110522ddd1900174g30000s

 ※サンケイ「フォトトップ」より


 

東日本大震災:陸前高田で運動会 笑顔と歓声はじける
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/archive/news/2011/05/22/20110523k0000m040046000c.html

周りにがれきが残るグラウンドで行われた小友中学校運動会=岩手県陸前高田市の小友小学校で2011年5月22日、武市公孝撮影

 東日本大震災で校舎が被災した岩手県陸前高田市立小友(おとも)中学校(加藤清校長)の運動会が22日、隣接する小友小学校の運動場で行われた。大量のがれきが周囲に散乱するなど津波の爪痕が生々しく残る中、地域を巻き込んだ運動会は笑顔と歓声に包まれた。

 同市内の小中学校では被災後、初の運動会。地域住民や自衛隊、ボランティアが運動場のがれきを片づけ、開催にこぎつけた。

 この日はあいにくの小雨だったが、生徒36人は徒競走や騎馬戦、リレーなどの競技に全力を出した。保護者らも応援合戦や綱引きに取り組んだ。3年の佐藤未来(みき)さん(14)は「中学最後の運動会。できるとは思っていなかったので、すごく楽しかった」と話した。

 観戦に訪れた黄川田幸吉さん(74)は「久々に子供たちの元気な姿が見られて、元気をもらえた」と表情をほころばせ、加藤校長は「これからも笑いがはじけるような思い出を一つ一つ作っていきたい」と語った。【松本光央】

毎日新聞 2011年5月22日 19時59分(最終更新 5月22日 20時21分)

 

毎日も負けず劣らず写真集。

東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/10.html

9 周りにがれきが残るグラウンドで行われた小友中学校運動会=岩手県陸前高田市の小友小学校で2011年5月22日午前11時35分、武市公孝撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/11.html

11 周りにがれきが残るグラウンドで行われた小友中学校運動会で入場行進する生徒たち=岩手県陸前高田市の小友小学校で2011年5月22日午前9時52分、武市公孝撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/12.html

12 周りにがれきが残るグラウンドで行われた小友中学校運動会=岩手県陸前高田市の小友小学校で2011年5月22日午前10時45分、武市公孝撮影


 ただし、同じ日で震災関連の写真も、。

東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/1.html

10 炊き出しの鯨汁を食べる男の子=宮城県女川町で2011年5月22日午前11時48分、久保玲撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/2.html

1 一時帰宅を前に、注意事項を聞く住民たち=福島県田村市で2011年5月22日午前9時2分、西村剛撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/3.html

2 一時帰宅のため、上下別タイプの防護服を着る住民たち=福島県田村市で2011年5月22日午前10時、西村剛撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/4.html

3 一時帰宅のため、上下別タイプの防護服を着る住民たち=福島県田村市で2011年5月22日午前10時3分、西村剛撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/5.html

4 一時帰宅のため、上下別タイプの防護服を着る住民たち=福島県田村市で2011年5月22日午前10時2分、西村剛撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/6.html

5 ペットのためのケージを手にバスに乗り込む住民たち=福島県田村市で2011年5月22日午前10時33分、西村剛撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/7.html

6 陸上自衛隊第1師団が一時帰宅の中継基地に設けた除染所=福島県田村市で2011年5月22日午前11時16分、西村剛撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/8.html

7 陸上自衛隊第1師団が一時帰宅の中継基地に設けた除染所内の「シャワー所」=福島県田村市で2011年5月22日午前11時24分、西村剛撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/9.html

8 中継基地の体育館に戻り、持ち出した荷物を抱えて靴カバーをはずしてもらう住民ら=福島県田村市で2011年5月22日午後1時27分、西村剛撮影


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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/24

MBS毎日放送、5/24/火★小出先生の国会報告、他。(5月24日、5月25日分)

【福島原発】5/25/水★ブラックジョークとしてのチャイナシンドローム 1/2
nyugankenshin
http://www.youtube.com/watch?v=2238SosnReU

 

【福島原発】5/25/水★ブラックジョークとしてのチャイナシンドローム 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=Iv4AXqiGHu4

 

【福島原発】5/24/火★小出先生の国会報告 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=JhhwFdCufUM

 

【福島原発】5/24/火★小出先生の国会報告 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=K-oh8Yq6iMA

福島県民全体を避難させるのが無理なら、少なくとも子供全員を避難させるべき。

 

【福島原発】5/24/火★昨日の参議院行政監視委員会の記者レポート
http://www.youtube.com/watch?v=-RRpGSZYQxQ

関連:【必見】小出裕章氏他、後藤政志氏、石橋克彦氏、孫正義氏、参議院行政監視委員会のネット中継YouTubeが出ました。

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知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/23

【必見】小出裕章氏他、後藤政志氏、石橋克彦氏、孫正義氏、参議院行政監視委員会のネット中継YouTubeが出ました。

 な、なんと、国会中継が終了した3時間後にYouTubeが出てます。ご紹介します。また、雑談日記内検索でヒットした参考人各氏についての記事を同じく後ろの方でご紹介しておきます。

追記(7月2日):国会会議録が1カ月も過ぎてからやっと出ました。後ろで採録しました。小出裕章先生の参考人意見の開始部分を始め、後藤政志さん石橋克彦さん孫正義さんなど各参考人意見の開始部分、そして質疑開始部分にジャンプリンクをはっておきました。

関連:国会会議録が出るのに先立ち、TwitterのDMで、民主党若手のホープ、中村哲治議員からPDFで出ているのを教えて頂きました。参議院のイントラネットでPDF版が出ているとの情報です。この中村議員から教えて頂いた6月23日の時点では、1カ月も過ぎているのに、未だに国会会議録は出ていませんでした。
5月23日参議院行政監視委員会の会がやっと出ました(原発問題で参考人は小出裕章、後藤政志、石橋克彦、孫正義の各氏)

 

↓参議院インタネットTVの中継中の
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

5月23日(月)13:00からの参議院行政監視委員会です(←クリックで中継が開きます)

議題:「原発事故と行政監視システムの在り方」
日時:5月23日(月)13:00より
参考人:
・小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)
・後藤政志氏(原子炉格納容器設計者)
・石橋克彦氏(地震学者、神戸大名誉教授)
・孫正義氏(ソフトバンク社長)

小出裕章氏、
1、今迄あったのは水素爆発、恐いのはこれから起こるかも知れない水蒸気爆発。(水蒸気爆発と水素爆発について)(3月14日の福島第一原発3号機の爆発について
2、東京も既に汚染されている。

 

↓最初に参考人陳述トップバッターの小出先生の部分だけ版です。その後で、合計約3時間17分の完全版をご紹介します。普通はYouTubeは10分ですが、手続きを取るとそれ以上に長いものでもアップロードが出来ます。

参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」小出裕章氏 1/2(8分55秒)
by sievert311
http://www.youtube.com/watch?v=GASMdrWqUOY

 

参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」小出裕章氏 2/2(8分18秒)
http://www.youtube.com/watch?v=jygNyahW1UM

 

↓他の参考人の部分、また参考人陳述後議員からの質疑部分も含めた完全版です。約3時間17分あります。最初にご紹介した「小出先生の部分だけ版」の31秒の所から始まっています。始めの挨拶部分が少しだけないです(聞く際の利便性のために時間をメモしました。)

参議院・行政監視委員会 5月23日「原発事故と行政監視の在り方」 (3時間17分21秒
http://www.youtube.com/watch?v=bskLGjF5FN0

リクエストによる埋め込み無効なのでリンク先で見てください。

 

↓下記は削除されました。

参議院USTREAM中継 脱原発への道 1/2(2時間59分51秒)
by JunjiHattori
http://www.youtube.com/watch?v=8WNFcNOkzIY

最初から、
小出裕章氏:

16分46秒から、
後藤政志氏:

34分8秒から、
石橋克彦氏:

57分40秒から、
孫正義氏:

1時間9分5秒からは質疑。(残りのメモは下の方にあります)

 

参議院USTREAM中継 脱原発への道 2/2(15分53秒)
http://www.youtube.com/watch?v=TxR7ZfDohow


 以下、時間のメモ。探す時の参考にして下さい。

参議院USTREAM中継 脱原発への道 1/2(2時間59分51秒)
by JunjiHattori
http://www.youtube.com/watch?v=8WNFcNOkzIY

最初から(以下「から」は略)
小出裕章参考人:

16分46秒
後藤政志参考人:

34分8秒
石橋克彦参考人:

57分40秒
孫正義参考人:

1時間9分5秒から質疑。

1時間9分44秒
ふじわら参院議員:

1時間13分45秒
孫正義参考人:原発の是非について、国民による直接投票を一度やるべき。

1時間16分3秒
自民党あかいし参院議員:(SOBA:水蒸気爆発と盛んに間違えて言っている。)

1時間19分45秒 (水蒸気爆発と水素爆発について
小出裕章参考人:ご質問頂きましたのでお答えしたいと思います。今あかいしさんが「水蒸気爆発が起きた」と仰いましたけれども、起きたのは水蒸気爆発ではなく水素爆発です。1号機から4号機まですべての所で水素爆発が起きています。ただし、今迄の経過を見ると格納容器は一定程度の閉じ込め機能をもっている状態だと私には見えます。(略)行政や東電が出してきているデータである程度分かってきてますが、(略)現在の所だと揮発性のものを中心にして、原子炉に含まれていた内の多分10%くらいが(外に)出てきていると思います。今後の事ですが、私が恐れているのは水蒸気爆発、と言う爆発です。さきほど後藤さんも少しその事を話して下さいましたけれども、水蒸気爆発が起きて圧力容器が損傷する、そして格納容器が損傷すると言うような事態にいたってしまうと恐らく原子炉の中に含まれている不揮発性のものも含めて大量に環境に出て来る事になるだろうと思いまして、それを私は危惧してます。そう言うようにならないためになんとか事故を終息させなければならない訳で、そのために今福島の現地の作業員の方達が大変な被爆をしながら苦闘を続けていると言う事です。なんとかその苦闘が実を結んで欲しいと私は願っていますけれども、それでも完全に水蒸気爆発が起こらないと言うように私には断言出来ないで今現在いると言うそう言う状態です。それから原子炉の中にどれだけのウラン、あるいは核燃料があるかと言う事ですけれども、さきほど一番始めに私は話しを聞いて頂いた時に広島型原爆で燃えたウランが800gであるのに対して原子力発電所では1基が1年間ごとに1トンのウランを燃やすと聞いて頂きました。つまりそれだけの核燃料生成物、放射性物質を原子炉の中に蓄えながら動いてきている。それぞれ2年3年という長期間に渡って蓄えながら動いている訳ですから、1号機2号機3号機4号機それぞれがそれぞれの原子炉の中に広島原発1000発2000発と言う、そう言うような放射性物質を内包しているものなんだと、それくらい危険なものなんだと認識して頂きたいと思います。以上です。

1時間22分55秒
後藤政志参考人:

1時間26分10秒
石橋克彦参考人:

1時間27分33秒
孫正義参考人:

1時間30分21秒
公明党たにあい参院議員:

1時間34分4秒
小出章裕参考人:

1時間36分21秒
後藤政志参考人:

1時間37分57秒
石橋克彦参考人:

1時間42分13秒
孫正義参考人:

1時間46分22秒
後藤政志参考人:

1時間47分48秒
みんなの党てらだ参院議員:

1時間52分25秒(情報公開関連のここは重要)
小出章裕参考人:(1時間53分58秒から)3月15日の東京の空の放射能測定値は、チェルノブイリの時に日本に飛んできた放射能に比べれば何百倍何千倍、距離が近いせいもあるけれど飛んできていました。京大原子力研究所所長から「パニックを煽ることになるからデータを出すな」と言われた

小出先生が紹介していた3月15日の東京の空の放射能測定値データは
(2) 安全ゼミ資料(pdf)の13ページ目 (2011年3月18日 原子力問題安全ゼミ110回の資料)

(↓クリックで拡大します)
20110315←これが小出氏が出すなと言われたデータ(安全ゼミの写真)


1時間56分32秒
後藤政志参考人:原発関連は核兵器との関連からか、伏せ字、マーキングが多い。

1時間59分44秒
みんなの党てらだ参院議員:

2時間0分34秒
石橋克彦参考人:次は首都圏直下、さらに今世紀半ば頃、あるいは3・11震災で引き金が引かれ早まっているかも知れない西日本直下の地震が危ない。

2時間3分40秒
孫正義参考人:

2時間6分50秒
石橋克彦参考人:

2時間8分38秒
共産党たむら参院議員:

2時間10分10秒
石橋克彦参考人:

2時間16分28秒
共産党たむら参院議員:

2時間18分27秒
後藤政志参考人:

2時間18分59秒
小出章裕参考人:

2時間20分11秒
石橋克彦参考人:独立した規制機関をぜひ確立しなければならない。2009年JCOの事故の時には原子力安全委員会がもう少しちゃんと働いていた。委員長のすみたさんが現場に入って活躍された。それがなぜダメになったかと言うと、2001年1月中央省庁再編で原子力安全委員会のかぎ庁が解体された。原子力安全委員会はまったく牙を抜かれたようなところがあり、経済産業省(原発推進)に全てが集中されてしまった。原子力推進と原子力規制とが、。圧倒的に保安院の力が強くなって安全委員会の影が薄くなった。そう言う事実・状況があります。以上です。

2時間21分44秒
中山参院議員:

2時間27分35秒
小出章裕参考人:

2時間30分50秒
後藤政志参考人:

2時間32分7秒
石橋克彦参考人:

2時間33分45秒
孫正義参考人:風力発電の環境アセスメントの最後の関門が原子力保安院、なぜ原発推進の保安院が、。

2時間37分16秒
おおしま理事参院議員:次に止めるべき原発はどこか、言いづらければエリアでもいい。

2時間41分8秒
後藤政志参考人:

2時間42分7秒
小出章裕参考人:

2時間43分41秒
石橋克彦参考人:心配なのは若狭湾、ただしエリアより古いもの、沸騰型のマークⅠが心配。

2時間44分32秒
孫正義参考人:

2時間44分58秒
たじま政務官

2時間46分13秒
まつむら理事参院議員

2時間48分20秒
石橋克彦参考人:耐震バックチェック

2時間50分23秒
民主党かざまき参院議員

2時間55分24秒
小出章裕参考人:ホームページ資料、東京は1時間空気を吸っただけで2万マイクロシーベルト。

2時間57分45秒
孫正義参考人:

 

参議院USTREAM中継 脱原発への道 2/2(15分53秒)
http://www.youtube.com/watch?v=TxR7ZfDohow

始めから
小出章裕参考人:

30秒
孫正義参考人:体内被曝の線量を公開しないようだが何故公開しないのか、何故議論しないのか。体内被曝の所に合わせて適切なアルファ、ベータの線量も公表すべきではないのか。それを計測する計測器が税関で500台原発の事故以来止まったままである。実にもったいない。

1分40秒
だじま政務官

4分40秒
民主党かざま参院議員

5分18秒
よこやま参院議員

6分45秒
孫正義参考人:スマートグリッド、「電田プロジェクト」

7分35秒
やまざき参院議員:

7分56秒
石橋克彦参考人:

8分52秒
ふじわら参院議員:

10分44秒
たじま政務官:

11分18秒
ふじわら参院議員:

11分30秒
委員長:

始めに戻る


 以下、注目関連記事や、雑談日記内のココログ最強検索結果で出てきた記事など。

※小出裕章氏については、MBS毎日放送出演YouTubeの紹介エントリーが多数あります(声のみの出演)。その1その2その3その4その5その6

 

※石橋克彦氏が「浜岡の次に危ないのは、若狭湾」と言っていた関連で下記記事。

 まず、1級資料で書かれていた若狭湾の津波史実を関西電力が無視していたという話し。

若狭湾の津波 関電が調査検討【NHK】
5月26日 21時28分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110526/k10013139861000.html

全国で最も多くの原子力発電所が集中する福井県の若狭湾で、およそ400年前、地震とともに波で家が流され、多数の死者が出たとみられる記述が、複数の文献に記されていることが分かりました。関西電力は、これまで津波による大きな被害の記録はないと説明してきましたが、誤解を招くものだったとしたうえで、東日本大震災で想定外の事態が起きたとして、当時、津波の被害があったのか、調査を検討するとしています。

福井県の若狭湾は、関西電力や日本原子力発電などが運転する全国でも最も多い14基の原発が集まる場所です。原発は、建設時に過去の地震や津波について調査を行うことが義務づけられていて、関西電力は、調査の結果、若狭湾で、津波による大きな被害の記録はないと、これまで地元の住民や自治体に説明してきました。しかし、東日本大震災のあと、日本の中世の歴史を研究している敦賀短期大学の外岡慎一郎教授が調べたところ、京都の神社に伝わる「兼見卿記(かねみきょうき)」という文書に、天正13年(西暦1586年)に起きた「天正大地震」で、若狭湾を含む沿岸で波が起こり、家が流され、多くの人が死亡したという記録があることが分かりました。また当時、日本に来ていたポルトガルの宣教師、ルイス・フロイスが書いた「日本史」の中でも、同じ天正大地震の記述として、若狭湾とみられる場所で「山と思われるほど大きな波に覆われ、引き際に家屋も男女もさらっていってしまった」と記されていることが分かりました。これらの資料は、国史の編さんにも使われる歴史資料としては一級のもので、NHKの取材に対し、関西電力は、昭和56年には2つの文献の内容を把握していたが、信ぴょう性がないと社内で判断し、住民や自治体には、津波による大きな被害の記録はないと説明してきたとしています。しかし、これまでの説明が誤解を招くものだったとしています。そのうえで、東日本大震災で想定外の事態が起きたとして、文献の記述のような被害が大きな津波で起きたのかも含め調べるため、ボーリング調査など科学的な調査を検討するとしています。関西電力は「どのくらいの大きさの津波に備えるのかは、文献の調査だけでなく、活断層の動きから計算する科学的なシミュレーションも行っているので、これまでの津波の高さの想定に問題はなかったと考えている。ただ、東京電力福島第一原発の事故を踏まえ、見直していくべきところは見直していく」と話しています。

 

 雑談日記の検索で出てきた石橋克彦氏関連は下記、

その1、雑談日記エントリー中

※衆議院予算委員会公聴会(2005年2月23日 )石橋克彦(いしばしかつひこ)神戸大学 都市安全研究センター教授 「迫り来る大地震活動期は未曾有の国難である」石橋教授が原発震災を強く警告(全文)

 

その2、雑談日記エントリー中で資料採録した下記記事、

風知草:再び「浜岡原発」を問う=山田孝男【毎日】
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20110502ddm012070108000c.html

 4月28日朝、首相と関係閣僚が顔をそろえる「経済情勢に関する検討会合」で、出席者の一人が「浜岡原発(中部電力)は止めるべきだ」と発言した。電気事業を所管する経済産業相は反論を避けた。その他の出席者も、不意の問題提起に応答をためらい、沈黙をまもった。議論は回避されたが、政府要人による浜岡原発停止要求は、この問題に敏感な霞が関と電力業界に強い衝撃を与えた。

 いま、政府は、福島以外の原発の制御は考えていないように見えるが、実情は違う。楽屋裏では、散発的に次のような会話が交わされている。

 「浜岡はあぶない」「そうは言っても、他の原発と区別して止める(法令上の)根拠がないでしょう」「予見しうる危険を防ぐのが政治では」「不用意に踏み込めば自治体を刺激し、全原発に波及して収拾がつかなくなりますぞ」--。

 政府内でも、ついに浜岡原発停止論が広がるか、そうは問屋が卸さぬか、まさしく微妙な段階にさしかかった。

 浜岡原発は静岡県御前崎市にある。何が問題か。まず、東海地震の予想震源域の真上に建っている。地震学者の石橋克彦神戸大名誉教授(66)に聞けば、揺れを生む断層面が真下の浅い所にあり、地盤が軟弱。巨大地震がくれば激しい地盤隆起が避けられず、立地条件の悪さという点で突出している。

 一方、政府の地震調査研究推進本部は「今後30年間にマグニチュード(M)8クラスの東海地震が起きる確率は87%」と予測(08年)、東海を最重点に地震防災を進めてきた。

 それでも浜岡原発は動き、増設され、運転差し止め請求訴訟でも原発行政が勝った。「M8に見合う耐震安全性は十分」という司法判断だが、3・11並みのM9ならどうか。

 浜岡は、制御設備の「外部電源の信頼性が福島より格段に高い」から、福島と同じにはならないと元科学技術庁原子力局長が主張している(東京新聞4月29日朝刊)。この人は「潜在的リスクがあるから停止」は短絡という意見である。

 筆者は先週、霞が関の技術系官僚2人(いずれも専門は原子力以外)に取材したが、うち1人は、こちらが驚くほど強い調子で原子力官僚の経済優先・安全軽視を批判した。

 「彼らは外部電源としか言わないですね。福島も『電源さえつながれば』と言って50日たつけど、何も変わらない。結局プラント(機械設備)の中しか見ていない。自然によってガードを崩されるという想像力、安全思想が欠けている」

 2人とも要職を占めるベテラン。政権の司令塔不在を嘆いたあたりは予想通りだが、「浜岡は止めるべきです」と異口同音に語った点が意外だった。

 環太平洋地域では過去50年にM9クラスの巨大地震が5回起き、うち3回は最近7年間に集中している。浜岡の海岸には高さ10メートルの砂丘があるとか、12メートルの防波壁を新設するとかいうけれども、福島原発は十数メートルの津波に洗われている。

 折も折、中部電力は、点検休止中の浜岡原発3号機を7月に再開したいと言い出した。真夏の電力不足による混乱回避へ布石を打ったのだろうが、民間企業に大局判断は無理というなら、政府が出るしかない。安全を守る国家意思を明確にして政治をリセットするためにも、日本の技術に対する国際的不信をぬぐうためにも、まず浜岡原発を止めてもらいたい。(毎週月曜日掲載)

英訳

    浜岡原発3号機:7月に再開…中電計画「地元の同意前提」
    中部電力:浜岡原発 防波壁15メートル超に引き上げ
    反原発デモ:東京で行われる 市民ら1000人が参加
    浜岡原発:6号機先送り 中部電、大震災で新設計画見直し
    地震:静岡の震度6強で負傷者40人 浜岡原発は異常なし

毎日新聞 2011年5月2日 東京朝刊

 

風知草:浜岡原発を止めよ=山田孝男
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20110418ddm012070049000c.html

 中部電力の浜岡原子力発電所を止めてもらいたい。安全基準の前提が崩れた以上、予見される危機を着実に制御する日本であるために。急ぎ足ながら三陸と福島を回り、帰京後、政府関係者に取材を試みて、筆者はそう考えるに至った。

 福島に入った私の目を浜岡へ向かわせたのは佐藤栄佐久・前福島県知事(71)だった。郡山に佐藤を訪ねて「首都圏の繁栄の犠牲になったと思うか」と聞いたとき、前知事はそれには答えず、こう反問した。

 「それよりネ、私どもが心配しているのは浜岡ですから。東海地方も、東京も、まだ地震が来てないでしょ?」

 5期18年(5期目半ばで辞任後、収賄で逮捕・起訴。1、2審とも有罪で上告中)。国・東京電力との蜜月を経て原発批判に転じた佐藤が、恨み節を語る代わりに首都圏の油断を指摘してみせたのである。

 浜岡原発は静岡県御前崎市にある。その危うさは反原発派の間では常識に属する。運転中の3基のうち二つは福島と同じ沸騰水型で海岸低地に立つ。それより何より、東海地震の予想震源域の真上にある。

 「原発震災」なる言葉を生み出し、かねて警鐘を鳴らしてきた地震学者の石橋克彦神戸大名誉教授(66)は、月刊誌の最新号で、浜岡震災の帰結についてこう予測している。

 「最悪の場合、(中略)放射能雲が首都圏に流れ、一千万人以上が避難しなければならない。日本は首都を喪失する」「在日米軍の横田・横須賀・厚木・座間などの基地も機能を失い、国際的に大きな軍事的不均衡が生じる……」(「世界」と「中央公論」の各5月号)

 これが反原発派知識人の懸念にとどまらないことを筆者は先週、思い知った。旧知の政府関係者から「浜岡は止めなくちゃダメだ。新聞で書いてくれませんか」と声をかけられたのである。原発輸出を含む新成長戦略を打ち出した内閣のブレーンのひとりが、浜岡に限っては反原発派と不安を共有し、「原発を維持するためにこそ止めるべきなのに、聞く耳をもつ人間が少ない」と慨嘆した。

 福島のあおりで中部電力は浜岡原発の新炉増設の着工延期を発表したが、稼働中の原子炉は止まらない。代替供給源確保のコストを案じる中電の視野に休止はない。ならば国が、企業の損得や経済の一時的混乱を度外視し、現実の脅威となった浜岡原発を止めてコントロールしなければならないはずだが、政府主導の原発安全点検は表層的でおざなりである。

 なるほど民主党政権は無残だが、自民党ならみごと制御できたとも思わない。空前の大災害であり、しかもなお収束のめどが立っていない。

 向こう1000年、3・11ほどの大地震や津波がこないとは言えないだろう。列島周辺の地殻変動はますます活発化しているように見える。そういうなかでGDP(国内総生産)至上主義のエネルギー多消費型経済社会を維持できるかと言えば、まず不可能だろう。

 いま、首相官邸にはあまたの知識人が参集し、「文明が問われている」というようなことが議論されている。ずいぶんのんきな話だと思う。

 危機は去っていない。福島の制御は当然として、もはやだれが見ても危険な浜岡原発を止めなければならない。原発社会全体をコントロールするという国家意思を明確にすることが先ではないか。(敬称略)(毎週月曜日掲載)

英訳

    中部電力:浜岡原発 防波壁15メートル超に引き上げ
    反原発デモ:東京で行われる 市民ら1000人が参加

毎日新聞 2011年4月18日 東京朝刊


 「国会会議録検索システム」からの国会会議録です。(公開は1週間~10日後)今回は1カ月以上経ってからやっと出ました。

 

177-参-行政監視委員会-4号 平成23年05月23日

平成二十三年五月二十三日(月曜日)
   午後一時一分開会
    ─────────────
   委員の異動

(略)

    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         末松 信介君
    理 事
                大島九州男君
                風間 直樹君
                川合 孝典君
                藤原 良信君
                松村 龍二君
                寺田 典城君
    委 員
                足立 信也君
                石橋 通宏君
                大久保潔重君
                加賀谷 健君
                神本美恵子君
                武内 則男君
                難波 奨二君
                室井 邦彦君
                山根 隆治君
                赤石 清美君
                岩井 茂樹君
                宇都 隆史君
                岸  信夫君
                高階恵美子君
                中西 祐介君
               三原じゅん子君
                宮沢 洋一君
                谷合 正明君
                横山 信一君
                田村 智子君
                山下 芳生君
                中山 恭子君
   大臣政務官
       経済産業大臣政
       務官       田嶋  要君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        富山 哲雄君
   政府参考人
       内閣官房原子力
       発電所事故によ
       る経済被害対応
       室長       北川 慎介君
       内閣府原子力被
       災者生活支援チ
       ーム事務局長補
       佐        菅原 郁郎君
       資源エネルギー
       庁長官      細野 哲弘君
       資源エネルギー
       庁原子力安全・
       保安院長     寺坂 信昭君
       資源エネルギー
       庁原子力安全・
       保安院審議官   黒木 慎一君
   参考人
       京都大学原子炉
       実験所助教    小出 裕章君
       芝浦工業大学非
       常勤講師     後藤 政志君
       神戸大学名誉教
       授        石橋 克彦君
       ソフトバンク株
       式会社代表取締
       役社長      孫  正義君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関
 する調査
 (原発事故と行政監視システムの在り方に関す
 る件)
○参考人の出席要求に関する件
    ─────────────

○委員長(末松信介君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告をいたします。
 去る二十日までに、浜田和幸君が委員を辞任され、その補欠として三原じゅん子さんが選任されました。
    ─────────────

○委員長(末松信介君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房原子力発電所事故による経済被害対応室長北川慎介君外四名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○委員長(末松信介君) 御異議ないと認め、さように決定いたします。
    ─────────────

○委員長(末松信介君) 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。
 本日は、原発事故と行政監視システムの在り方に関する件について参考人の皆様方から意見を聴取した後に質疑を行います。
 御出席をいただいております参考人は、京都大学原子炉実験所助教小出裕章さん、芝浦工業大学非常勤講師後藤政志さん、神戸大学名誉教授石橋克彦さん及びソフトバンク株式会社代表取締役社長孫正義さんの四名でございます。
 この際、参考人の皆様方に一言御挨拶を申し上げます。
 本日は、大変御多忙のところ当委員会に御出席をいただきまして、本当にありがとうございます。
 参考人の先生方また孫社長様の御意見等につきましては、集約した資料を調査室が作成をいたしまして、それぞれ委員にお配りをいたしています。
 今日は、先生方から、今日まで取ってきた政府の原子力の発電所の事故に対して改善すべき点はないのかどうかという点、あるいは日本の原子力について、エネルギー行政についてどうかということについて、積極的かつ、批判的な御意見でも結構であります、御忌憚のない御意見を述べていただければと思います。
 委員一同重く受け止めますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
 議事の進め方でございますが、小出参考人、後藤参考人、石橋参考人及び孫参考人の順にお一人十五分程度御意見をお述べいただき、その後、午後四時ごろまでをめどに質疑を行います。
 なお、御発言は着席のままで結構でございます。
 それでは、まず小出参考人にお願いをいたします。

○参考人(小出裕章君) では、始めさせていただきます。(資料映写)
 私の今日の資料はこちらに見ていただきながら話を進めたいと思いますし、皆さんお手元に資料が既に配られていると思いますので、それを御覧いただきながら聞いてください。
 今日は、原子力をこれまで進めてきた行政に対して一言私は申したいことがあるということでここに伺っています。
 まず、私自身は原子力に夢を抱いて原子核工学科というところに入った人間です。なぜそんなことになったかというと、原子力こそ未来のエネルギー源だと思ったからです。無尽蔵にあると、石油や石炭は枯渇してしまうから将来は原子力だということを信じてこの場に足を踏み入れた人間です。ただし、入ってみて調べてみたところ、原子力というのは大変貧弱な資源だということに気が付きました。
 今、これからこのスライドに再生不能エネルギー資源というものの量を順番にかいていこうと思います。
 まず、一番多い資源は石炭です。大変膨大に地球上にあるということが分かっています。ただし、今かいた四角は究極埋蔵量です。実際に経済的に掘れると分かっているのは確認埋蔵量と言われているものなわけですが、この青い部分だけだということになっています。
 では、この四角が一体どのくらいのことを意味しているかというと、右の上に今ちいちゃな四角をかきましたが、これは世界が一年ごとに使っているエネルギーの総量です。ということは、石油の現在の確認埋蔵量だけでいっても数十、数字で書きますとこんなことになりますが、六十年、七十年はあるし、究極埋蔵量が全て使えるとすれば八百年近くはあるというほど石炭はたくさんあるということが分かっています。その次に、天然ガスもあることが分かっている。石油もある。そして、オイルシェール、タールサンドと言っている現在は余り使っていない資源もあるということが既に分かっているわけです
 そして、私自身は、こういう化石燃料と呼ばれているものがいずれ枯渇してしまうから原子力だと思ったわけですが、原子力の資源であるウランは実はこれしかないのです。石油に比べても数分の一、石炭に比べれば数十分の一しかないという大変貧弱な資源であったわけです。ただ、私がこれを言うと、原子力を進めてきた行政サイドの方々は、いや、それはちょっと違うんだと。そこに書いたのは核分裂性のウランの資源量だけを書いたろうと。実は、自分たちが原子力で使おうと思っているのは核分裂性のウランではなくてプルトニウムなんだと言うわけです。つまり、非核分裂性のウランをプルトニウムに変換して使うからエネルギーとして意味があることになるということを言っているわけです。
 どういうことかというと、こういうことです。まず、ウランを掘ってくるということはどんな意味でも必要です。それを濃縮とか加工という作業を行って原子力発電所で燃やすと、これが現在やっていることなわけです。しかし、これを幾らやったところで、今聞いていただいたように原子力はエネルギー資源にならないのです。そこで、原子力を推進している人たちは、実はこんなことではないと言っているわけですね。ウランはもちろん掘ってくるわけですけれども、あるところからプルトニウムというものにして、高速増殖炉という特殊な原子炉を造ってプルトニウムをどんどん増殖していくと。それを再処理とかしながら、ぐるぐる核燃料サイクルで回しながらエネルギー源にするんだと言ったわけですね。最後は高レベル放射性廃物という大変厄介なごみが出てきますので、それをいつか処分しなければいけないという仕事を描いたわけです。
 ただ、プルトニウムという物質は地球上には一滴もありませんので、仕方ないので現在の原子力発電所から出てくるプルトニウムというのを再処理して、高速増殖炉を中心とする核燃料サイクルに引き渡すという、こういう構想を練ったわけです。
 しかし、この構想の一番中心は高速増殖炉にあるわけですが、この高速増殖炉は実はできないのです。日本の高速増殖炉計画がどのように計画されて破綻していったかということを今からこの図に示そうと思います。
 横軸は一九六〇から二〇一〇まで書いてありますが、西暦です。何をこれからかくかというと、原子力開発利用長期計画というものができた年度を横軸にしようと思います。縦軸の方は一九八〇から二〇六〇まで数字が書いてありますが、これはそれぞれの原子力開発利用長期計画で高速増殖炉がいつ実用化できるかというふうに考えたかというその見通しの年度を書きます。
 原子力開発利用長期計画で一番初めに高速増殖炉に触れられたのは、第三回の長期計画、一九六八年でした。そのときの長期計画では、高速増殖炉は一九八〇年代の前半に実用化すると書いてあります。ところが、しばらくしましたら、それは難しいということになりまして、次の原子力開発利用長期計画では、一九九〇年前後にならないと実用化できないというふうに書き換えました。それもまたできなくて、五年たって改定されたときには、高速増殖炉は二〇〇〇年前後に実用化すると書き換えたわけです。ところが、これもできませんでした。次の改定では、二〇一〇年に実用化すると書きました。これもできませんでした。次は、二〇二〇年代に、もう実用化ではありません、技術体系を確立したいというような目標に変わりました。ところが、これもできませんでした。次には、二〇三〇年に技術体系を確立したいということになった。では、次の長期計画ではどうなったかというと、実は二〇〇〇年に長期計画の改定があったのですが、とうとうこのときには年度を示すこともできなくなりました。私は、仕方がないので、ここにバッテンを付けました。そしてまた五年後に長期計画が改定されまして、今度は原子力政策大綱というような大仰な名前に改定されましたが、その改定では二〇五〇年に一基目の高速増殖炉をとにかく造りたいという計画になってきたわけです。
 皆さん、この図をどのように御覧になるでしょうか。私は、ここに一本の線を引きました。どんどんどんどん目標が逃げていくということを分かっていただけると思います。これ、横軸も縦軸も一升が十年で、この線は何を示しているかというと、十年たつと目標が二十年先に逃げるということなのです。十年たって目標が十年先に逃げたら絶対にたどり着けません。それ以上にひどくて十年たつと二十年先に目標が逃げているわけですから、永遠にこんなものにはたどり着けないということを分からなければいけないと私は思います。
 ところが、こういう長期計画を作ってきた原子力委員会というところ、あるいはそれを支えてきた行政は一切責任を取らないということで今日まで来ているわけです。
 日本は「もんじゅ」という高速増殖炉の原型炉だけでも既に一兆円以上の金を捨ててしまいました。現在の裁判制度でいうと、一億円の詐欺をすると一年実刑になるんだそうです。では、一兆円の詐欺をしたら何年の実刑を食らわなければいけないんでしょうか。一万年です。原子力委員会、原子力安全委員会、あるいは経産省、通産省等々、行政にかかわった人の中で「もんじゅ」に責任のある人は一体何人いるのか私はよく知りません。でも、仮に百人だとすれば、一人一人、百年間実刑を処さなければいけないという、それほどのことをやってきて結局誰もいまだに何の責任も取らないままいるという、そういうことになっているわけです。原子力の場というのは大変異常な世界だと私には思えます。
 次は、今、現在進行中の福島の事故のことを一言申し上げます。
 皆さんは御存じだろうと思いますけれども、原子力発電というのは大変膨大な放射能を取り扱うという、そういう技術です。今ここに真っ白なスライドがありますが、左の下の方に今私は小さい四角をかこうと思います。──かきました。これは何かというと、広島の原爆が爆発したときに燃えたウランの量です。八百グラムです。皆さんどなたでも手で持てるという、そのぐらいのウランが燃えて広島の町が壊滅したわけです。
 では、原子力発電、この電気も原子力発電所から来ているわけですけれども、これをやるために一体どのくらいのウランを燃やすかというと、一つの原子力発電所が一年動くたびに一トンのウランを燃やす、それほどのことをやっているわけです。つまり、それだけの核分裂生成物という放射性物質をつくり出しながらやっているということになります。
 原発は機械です。機械が時々故障を起こしたり事故を起こしたりするというのは当たり前のことです。原発を動かしているのは人間です。人間は神ではありません。時に誤りを犯す、当たり前のことなわけです。私たちがどんなに事故が起きてほしくないと願ったところで、破局的事故の可能性は常に残ります。いつか起きるかもしれないということになっているわけです。そこで、では原子力を推進する人たちがどういう対策を取ったかというと、破局的事故はめったに起きない、そんなものを想定することはおかしいと、だから想定不適当という烙印を押して無視してしまうということにしたわけです。
 どうやって破局的事故が起きないかというと、これは中部電力のホームページから取ってきた説明の図ですけれども、たくさんの壁があると、放射能を外部に漏らさないための壁があると言っているのですが、このうちで特に重要なのは、第四の壁というところに書いてある原子炉格納容器というものです。巨大な鋼鉄製の容器ですけれども、これがいついかなるときでも放射能を閉じ込めるという、そういう考え方にしたわけです。
 原子炉立地審査指針というものがあって、その指針に基づいて重大事故、仮想事故という、まあかなり厳しい事故を考えていると彼らは言うわけですけれども、そういう事故では格納容器という放射能を閉じ込める最後の防壁は絶対に壊れないという、そういう仮定になってしまっているのです。絶対に壊れないなら放射能は出るはずがないということになってしまいますので、原子力発電所はいついかなる場合も安全だと。放射能が漏れてくるような事故を考えるのは想定不適当、そして想定不適当事故という烙印を押して無視するということにしたわけです
 ところが、実際に破局的事故は起きて、今現在進行中です。大変な悲惨なことが今福島を中心に起きているということは、多分皆さんも御承知いただいていることだろうと思います。ただ、その現在進行中の事故にどうやって行政が向き合ってきているかということについても、大変不適切な対応が私はたくさんあったと思います。
 防災というものの原則は、危険を大きめに評価してあらかじめ対策を取って住民を守ると。もし危険を過大に評価していたのだとすれば、これは過大だった、でも住民に被害を与えないでよかったと胸をなで下ろすという、それが防災の原則だと思いますが、実は日本の政府がやってきたことは、一貫して事故を過小評価して楽観的な見通しで行動してきました。国際事故評価尺度で当初レベル4だとかというようなことを言って、ずっとその評価を変えない。レベル5と言ったことはありましたけれども、最後の最後になってレベル7だと。もう余りにも遅い対応の仕方をする。
 それから、避難区域に関しても、一番初めは三キロメートルの住民を避難指示出す。これは万一のことを考えての指示ですと言ったのです。しかし、しばらくしたら今度十キロメートルの人たちに避難指示を出しました。そのときも、これは万一のことを考えての処置ですと言ったのです。ところが、それからしばらくしたら二十キロメートルの人たちに避難の指示を出す。そのときも、これは万一のことを考えての指示ですというようなことを言いながら、どんどんどんどん後手後手に対策がなっていったという経過をたどりました。
 私は、パニックを避ける唯一の手段というのは正確な情報を常に公開するという態度だろうと思います。そうして初めて行政や国が住民から信頼を受ける、そしてパニックを回避するのだと私は思ってきたのですが、残念ながら日本の行政はそうではありませんでした。常に情報を隠して、危機的な状況でないということを常に言いたがるということでした。SPEEDIという百億円以上のお金を掛けて、二十五年も掛けて築き上げてきた事故時の計算コード、それすらも隠してしまって住民には知らせないというようなことをやったわけです。
 それから、現在まだ続いていますが、誰の責任かを明確にしないまま労働者や住民に犠牲を強制しています。福島の原発で働く労働者の被曝の限度量を引き上げてしまったり、あるいは、住民に対して強制避難をさせるときの基準を現在の立法府が決めた基準とは全く違ってまた引き上げてしまうというようなことをやろうとしている。本当にこんなことをやっていていいのだろうかと私は思います。
 現在進行中の福島の原発事故の本当の被害って一体どれだけになるんだろうかと、私は考えてしまうと途方に暮れます。失われる土地というのは、もし現在の日本の法律を厳密に適用するなら、福島県全域と言ってもいいくらいの広大な土地を放棄しなければならなくなると思います。それを避けようとすれば、住民の被曝限度を引き上げるしかなくなりますけれども、そうすれば、住民たちは被曝を強制させるということになります。
 一次産業は、多分これから物すごい苦難に陥るだろうと思います。農業、漁業を中心として商品が売れないということになるだろうと思います。そして、住民たちはふるさとを追われて生活が崩壊していくということになるはずだと私は思っています。
 東京電力に賠償をきちっとさせるというような話もありますけれども、東京電力が幾ら賠償したところで足りないのです。何度倒産しても多分足りないだろうと思います。日本国が倒産しても多分あがない切れないほどの被害が私は出るのだろうと思っています、本当に賠償するならということです。
 最後になりますが、ガンジーが七つの社会的罪ということを言っていて、彼のお墓にこれが碑文で残っているのだそうです。一番初めは、理念なき政治です。この場にお集まりの方々は政治に携わっている方ですので、十分にこの言葉をかみしめていただきたいと思います。そのほかたくさん、労働なき富、良心なき快楽、人格なき知識、道徳なき商業と、これは多分、東京電力を始めとする電力会社に私は当てはまると思います。そして、人間性なき科学と、これは私も含めたいわゆるアカデミズムの世界がこれまで原子力に丸ごと加担してきたということを私はこれで問いたいと思います。最後は献身なき崇拝と、宗教をお持ちの方はこの言葉もかみしめていただきたいと思います
 終わりにします。ありがとうございました。

○委員長(末松信介君) 小出参考人、ありがとうございました。
 次に、後藤参考人、お願いいたします。

○参考人(後藤政志君) 後藤でございます。よろしくお願いいたします。
 私は、一九八九年からなんですが、十数年にわたって東芝で原子力プラント、特に原子炉格納容器の設計に携わってまいりました。原子炉格納容器と申しますのは、放射性物質を外に出さない、事故のときに閉じ込めるという容器でございます。その設計を担当しておりました。その立場から、原子力事故、今回の事故及び原子力事故というのはどういうものであるかということを若干お話をさせていただきます。(資料映写)
 原子力安全のシステムを考えますと、福島第一原発に限らないんですけれども、よく言われますように、原子炉を止める、止めるというのは核反応を止めるという意味です。制御棒というのがありまして、それが燃料棒の間に入りますと核反応は一旦止まります。しかし、今回止まったわけです、福島の第一、一号から三号全部ですね。ですけど、これが実は止まったというのは運がいいという面があるんです。既に何回も制御棒の事故を起こしている。地震で制御棒が必ず入るとは断言できなかったんです。今回は良かったということなんです。
 それは、福島第一原発の三号とか志賀一号で臨界事故というのを起こしています。ちょっと先へ回しますと、次のページにリストがあるんですけど、十数件にわたって制御棒が脱落あるいは誤挿入、つまり制御棒をコントロールを失った事故があって、しかもそれは二十年以上にわたって隠されていたんです。そのうち二件は臨界に達している。臨界というのは、予期せずに核反応が進むわけです、原子炉の中で。これはとんでもない話なんですね。
 私は、原子力の仕事に携わったときに、制御棒だけは絶対事故を起こさないというふうに確信、確信というより周りからそう言われていましたし設計者もそう言っていましたから、これだけはないだろうと思っていたんですね。ところが、二〇〇〇年代になったらこれだけ分かってきたわけです。この段階で私は、格納容器の問題もありましたけど、制御棒でこれだけの事故を起こすということは、これは原子力成立しない、技術的にというふうに思いました。
 さて、次ですが、今回は制御棒はうまく入ったわけです。で、冷やす、閉じ込めるということになりますが、冷やすという意味は、原子炉を止めましてもその後、崩壊熱と申しまして、ずっと長期にわたって、一年オーダーにわたって冷やし続けないと燃料が溶けてしまいます。今回は冷やそうとしたんですけど、地震で電源が来なくなって、津波あるいはそのほかの原因もあると思いますけれども、機器類、ポンプ類が動かなくなった。それで、特に水没したものもございますから、それによって多重、つまりいっぱい付けてある機械類が、全部ポンプ類が動かなくなって冷却ができなくなった、こういうことになります。
 それで、炉心、つまり燃料がだんだん水面に出てきて溶けてくるわけですね、中から熱が物すごく出てますので。その熱で水蒸気と反応して、被覆管というんですけれども管があって、そこから水素が出て、今回爆発等も起こりました。この事故の経緯で、最近メルトダウンとかいう話、初めて出しましたけど、これはもう十一日か十二日の段階、三月の十二日の段階で炉心の損傷、炉心の冷却ができなくなっていて格納容器の圧力も相当に上がっている、この段階でほぼもうこういう道に行くのは間違いないという形だったわけですね。
 炉心、つまり圧力容器も壊れ、非常に不安定な状態で、それでもずっと何とか必死で作業を通じて冷却を維持してきた。今でも不安定なんです。原子力プラントの中のシステムで冷やしているわけじゃないんです。外から付け足して、一部回復した部分ございますけど、基本的には、装置が駄目になったので外から人海戦術で何とか維持してきてここに来ていると、そういう不安定な状態だということです。しかも、閉じ込め機能も失っています。
 これを設計の方から申しますと、こういうふうに、大きく見まして、設計の想定の範囲とそれから制御不能な範囲というふうに考えますと、通常状態とか過渡状態とか事故と書いていますけど、要は、そのある事故ですね、冷却材喪失事故というのは、水が出ちゃうとかそれから電源がなくなるとか、そういうことも原子力プラントは当然考えているんです。そこでこういうふうに設計しているんですが、今回のように、止める、冷やす、閉じ込めるという機能を、地震、津波、そのほかの、多分これは機器の故障、それから人為的なミスも絡むと思います、それでここに書いたのは、シビアアクシデントといういわゆる制御不能な状態になる、これが今回の事故なんですね。こうなりますと、水素爆発とか水蒸気爆発とか再臨界とか、非常に危機的な問題を生みます。
 図で御説明申し上げますと、炉心が溶けて落ちますと、それが圧力容器、厚さ十数センチの厚い容器の中に落ちます。ここで冷却ができなければそのまま溶けて下に落ちます。更にここで冷却できないと、そのままコンクリートを侵食してどこまでも行く、これをブラックジョークですけどチャイナ・シンドロームといっておりますね。この段階で冷却をするために水を入れます。水を入れますと、溶融物、非常に高温の溶融物に水が接触すると水蒸気爆発の危険性が極めて高いんです。これは火山においてマグマが水と接触したときの爆発です。こういう現象を起こします。更に冷却をしていきますと、その段階で冷却がうまくいけばいいんですけど、ここにありますように流れていきますと、格納容器の鋼板、鉄板ですね、大体厚さ二、三十ミリなんですが、それを溶かしてしまいます。そういう壊れ方もあると。これは事故ですから、どのプロセスへ行くかはその経過によって変わります、当然。ですけど、どれを行ってもおかしくなかった。
 今回は、ここの、少なくとも水蒸気爆発ですね、これは起こっていない、水素爆発は起こりました。何かといいますと、中の水素が格納容器のあるところから出まして、上で爆発したんです。これがもし格納容器の中で爆発現象を起こしていて、そのまま格納容器が破壊していたときには、今の桁違いの被害になります。今回は、格納容器はまだ、一部損傷していますけど、爆発的に全部出たんではないんですね。爆発は建物の、つまり格納容器の上で爆発して、一部出ていた放射能が飛んだだけ、そういう関係になります。
 原子力技術の特徴について申し上げます。
 私の理解では、非常に技術が細分化している、これは全般の原子力に限らない面もあるんですけれども、特に原子力においては、全体像が把握しにくい、技術者はなかなか周囲の仕事を知らない形になってしまう。そうしますと、設計の段階での監理、設計の、どういうふうに変更するかとか、設計したものがこれでいいのかという、デザインレビューとかいうんですけど、いろんな分野の人間が集まってそれを審査したりする。そういうことをやってきているんですけど、どうしても技術というのは、非常に危機感を持って、例えば事故が起こるとか安全はどうだということを考えながらデザインレビューしていれば意味がありますけれども、こんな事故は起こるはずないと思ったデザインレビューというものは形骸化します、形式的にやるだけなんです。私の経験している中でも最初のころはかなりデザインレビューがしっかりしていた、それから五年、十年たつに従って非常に形骸化していった、そういうふうに思います。これは安全審査についても言えます。そういう形で、どうも見ていますと、技術の分かる専門技術者が本当にいるのか、審査にという印象を受けます。
 それからさらに、事故が多発しているということです。これは軽水炉、つまり今回の福島の事故に限らない。軽水炉と申しますのは沸騰水型と加圧水型の二種類ございますけれども、今日本で使われている通常の発電所の原子炉で、今回の事故だけではなくていろんなところで事故が多発している。
 細かいことは省略しますけど、同じく高速増殖炉「もんじゅ」も実用化していないどころかトラブルの連続。一部燃料棒を交換するために、燃料を交換するために入れた装置が、機械がちょっと引っかかっちゃった、それで落っこっちゃったんですね。ちょっと傷ついたわけです。それを持ち上げようと思ったら、引っかかって上がらない。普通、機械ではよくあることです、そんなものは。一週間もありゃ直ります。ですけど、それはナトリウムがあるから見えない。出そうと思うと、燃料を出せばいいんですけど、燃料はナトリウムの中にないと危ないので、そうすると、それを出すための装置が壊れている、何もできないという状態が半年、一年続くんです。こんなのは技術じゃないんですね。設計の立場からいったら、何を考えているのか。そんなこと、一つのものが壊れて何もできないのは技術じゃありません。設計の立場からそういうふうに見えますということなんですね。
 それからもう一つは、やはり安全設計と被曝労働、これは問題がある。被曝を前提にした安全設計というのは私は非人間的だと思います。五分で行ってきて入ってやるわけですね。そのときに、仮にそれが、そういうやり方がいいとしても、難しいのはコントロールができないんですよ。確実に被曝をあるオーダーに抑えるなんて、そんなことは私は信じられません、人間というのはどうしてもミスもありますし。そういうことを考えますと、これはとても私は人間的な労働だとは思えません。
 それから、処分ができない大量の放射性物質、これもよくトイレなきマンションと言われています。
 さて、現在の事故をどう見るかといいますと、炉心を冷却、続けています。確かに現在、全体の温度は百何度とか百数十度オーダーまで落ちてきています。ですけど、まだ依然として、もし冷やすことをやめればそのまま進むわけですね、事故は。そういう関係になっている。
 しかも、溶けた溶融物が、メルトダウンしたと言いましたね、そうしますと、圧力容器の中にあるのか格納容器の中にあるのかすらはっきりしない。全く中は分かっていないんです。ただし、水を入れたら、何か冷えているらしい。つまり、技術的に見ますと、ちゃんとした、分かってコントロールできているわけじゃないんです。そうであろうといった推測でやっている。これは、最初のメルトダウンと言ったのがよく分かりますよね。最初に全く、炉心、一部燃料損傷と言っていたのがメルトダウンだった。これだけ違うわけですから、今の状態に対してどれだけ責任を負えるんですか。中を見れるんですか。圧力温度は正しいんですか。どれ一つ私は疑ってみざるを得ないという状態にあるわけですね。
 もちろん、今の状態が以前よりは少し楽になってきているのは明らかです。ですけど、事故というのはそういうところから、思わぬところから発展して大きな事故になるわけです。そうしますと、これからもずっと安定させてやることがいかに難しいかということを言っているわけです。
 あと、同時に、一号機、二号機、三号機とも格納容器が損傷しています。格納容器が損傷していることは、そのまま放射能が外に出ているということです。外に出ています既にたまった十万トンに近い放射性物質を帯びた水が海や地下水に漏れ続けているんです。これは今、大量に、めちゃくちゃに漏れているとは申しません、もちろんコンクリがありますからね。ですけど、容器じゃないんです。格納容器のように閉じ込め機能を持っていないんです。ですから、コンクリートが割れたらそこから行きますし、土のところから行く、流れていくわけです。そうすると、現在は大なり小なり放射性物質を垂れ流している状態が続いていると、そういう認識です。それは、何とか早く既存の陸上タンクなり、メガフロートかバージでもいいです、格納機能を持ったところに入れる方が先決だと思います。その上で処理をすべきと思います。
 原子力の技術について考えますと、どれも究極の選択になっている。先ほど申しましたように、冷却しようとする。冷却に失敗すると、失敗するといいますか、水を入れると水蒸気爆発を起こす。あるいは、格納容器がそうなんですが、今回、格納容器の圧力が上がり過ぎたのでベントすると。どういうことかと申しますと、格納容器は放射能を閉じ込めるための容器ですから、それをベントするという意味は、放射能をまき散らすということを意味しているんです。つまり、このままほうっておくと格納容器が爆発しちゃう、最悪だと。だけど、漏らすということは、逆に放射能を出すんですよ、そのまま。人に向けて放射能を出しているんですよ、これは。何でその認識がないかということなんです。そのときに、格納容器のベントをするということの意味をどれだけみんなが分かっていたかということなんです。そこは非常に重たい問題なんです。特にこの問題は説明が非常に私は間違っていると思います。きちんとした説明していないと思います。
 また、安全をどう見るかですが、状況が把握できないということは非常に問題だということ。もう一つは、安全性の哲学といいますか、安全の考え方が不在だというふうに思います。確実でないことを安全とは言えませんので、多分大丈夫だとか危険な兆候がないからいいだろうとか、グレーゾーン問題と呼んでいるんですが、こういう問題が論理的に起こり得ることは、いつ起こるか分からないわけですから、そうすると、そういう理屈の上で、ある形で起こり得る事故というのは論理的に起こり得るんですね。これは、その上に安全技術を築くのは砂上の楼閣だというふうに思います。
 これ、グレーゾーン問題と申しますけれども、これはちょっと省略させていただきます。
 福島の原発事故は直接的には地震と津波でした。ですけど、それに機器のトラブルとかあるいは人為的なミスが重なっているだろうと思います。そういうことから、最終的には事故解析やるわけですけど、基本的には自然条件の設定が間違っていたこと。津波は例えば何メートル、間違ったとして仮に対策をこれからするとしても、どれだけまでやればいいかというのは非常に問題です。地震も同じです。
 また、たとえ津波や地震の一部対策をしても、それでこういうシビアアクシデントが起こらないかというと、そんなことはないんです。落雷でも台風でも竜巻でも、ある多重にどこかをやられてしまえば、あるいはそんな外的条件なしで、機器が故障してそれに人為的なミスが重なるとシビアアクシデントになります。つまり、シビアアクシデントは発生確率が小さいとして無視してきたんです、これが。これが最大の問題です。これは原子力安全委員会の責任が重大だというふうに私は思っています。また、シビアアクシデントは原子力の特性であって不可避であると。つまり、地震、津波はその入口であるというふうに理解しております。
 これは規制のことで細かくは省略させていただきますが、一九九二年に既に原子力安全委員会で対策を取ることを言っていた。しかし、それは法的な規制をしない、民間の自主的な規制によると、こういう話でした。
 図の上でちょっと概念を申し上げますと、横に時間、縦に出力といいますか、取りますと、通常のものは他のエネルギーシステムの場合には横にだんだん寝てきますけれども、原子力は赤のように立ち上がってくるわけです。それを途中で安全装置を働かせて抑え込むんです。その安全装置は何重にもなっています、確かに、四重にも五重にも。でも、それが全部突破されると、自然と原子力は駄目な方向に行ってしまうんですね、制御不能の状態になる。これが特性なんですね。これが原子力の特徴だと思います。
 それを事故防止ができるかどうかということで、事故の発生防止とか事故の影響緩和とかを考えまして、どういう対策をしてもある確率で、確率は小さいけれどもそういう事故が起きてしまうという場合には、それは受忍できない技術だと。つまり、ある技術だったら全部使っていいわけじゃなくて、その技術は本当に大事故を防げるのか。防げないとしたら、起きたときの影響はどの程度か。それが受忍できない技術はやめるべきだと、そういう意味です。
 したがいまして、我々は最悪の事故の可能性を考慮する必要がある。今度原子力事故を起こせば、日本は確実に壊滅すると私は思います。原子力をこれ以上進めるというのであれば、絶対にシビアアクシデントを起こさないことを証明する必要があります。工学的にはそのようなことは私は不可能だと考えています。つまり、危険な原発から段階的に止めるなりするしかない。そうしますと、完璧な事故対策を模索するというよりも、新たな分野へのエネルギーシフトの方がはるかに容易であろうというふうに考えます。
 膨大な原子力予算を他の技術へ向ければ解決可能ではないか。あらゆる原子力関連の利権、そういうものを許してはいけない。そういうものからもう一度エネルギー政策全体を見直して原子力から脱却していくということが現実的だろうと思います。
 以上です。ありがとうございました。

○委員長(末松信介君) もっとお時間が必要だと思います。後藤参考人、ありがとうございました。
 次に、石橋参考人、お願いいたします。

○参考人(石橋克彦君) 石橋です。どうぞよろしくお願いします。
 ちょっと私、目の手術をしてから日が余りたっていないものですから、ちょっとまだ見るのが不自由で、もたもたして少し時間をオーバーするかもしれません。あらかじめお許しください。
 インターネット中継にはこういうスクリーンの方がよかったのかもしれませんけど、何か委員会の審議は基本的に紙ベースだと伺っておりましたので、私の資料は紙だけです。お手元にありますダブルクリップで留めたものです。資料一から七までと、それから追加が二点とじてあると思いますけど、時間が限られていますので、この一枚目のA4の「(要点)」と書いてあるレジュメに沿って御説明します。細かいところは、御関心があればまた後で質問していただければと思います。
 まず、0と書いてあります。六年前、二〇〇五年の二月の二十三日の第百六十二回国会の衆議院の予算委員会の公聴会に私、出席しまして、原発震災というお話もいたしまして警鐘を鳴らしたつもりだったんですけれども、残念ながらこの国会の中ではそれが響かないで、役に立たなかったようで大変残念に思っておりますということを最初にちょっと言わせていただきます。今日の私の意見が多少なりともお役に立てばいいと願っております。
 次に1.でありますけれども、福島第一原発の大事故は、大津波によって非常用ディーゼル発電機が全部死んでしまった、全電源喪失が起こって冷却ができなくなったからであるというふうに言われておりますけれども、実は、津波の前に地震の揺れそのもので重大事故が発生した可能性がかなり大きいと思います。これは非常に重要なことなんですけれども、殊更何かそれに触れないように社会の中ではされている感がありますので、ここで強調しておきたいと思います。
 田中三彦さんという方が、既に四月の初めに発売されました岩波書店の「世界」の中に書いていらっしゃいますし、それから四月の末に発売された「科学」の中でも書いていらっしゃいますけれども、要するに、地震の激しい揺れによってまず一号機では配管の破損がどこかで生じたであろうと、それによって冷却材の喪失が起こった、つまり冷やすという機能が喪失した、これがメルトダウンにつながったという推定です。田中さんの議論は、東京電力から公開されておりますデータ、圧力容器の中の水位、圧力、それから格納容器の中の圧力、そういうデータを詳細に点検されての議論であります。
 二号機では、地震の激しい揺れによって圧力抑制室に損傷が生じた可能性が大きい。これは閉じ込める機能が喪失されたわけです。これで放射能も漏出しますし、それから水素が漏れ出てそれが二号機の水素爆発につながったのであろうという、そういうことを田中さんは主張しておられます。
 これは、私は地震学が専門でありますけれども、地震学的にも十分あり得ることです。東京電力から公表されております原子炉建屋の一番下の基礎版というところの揺れが、耐震設計で想定している揺れより、二号機、三号機、五号機の東西方向の揺れではそれをオーバーしています。それから、たしか十六日にほかの地震のデータも公表されましたけれども、地下の記録なんかでも、耐震設計の基準とする地震動を、これは今後更に分析してみなければ正確なところは分かりませんけれども、オーバーしていた可能性があります。
 ただ、その想定より超えた度合いは二〇〇七年の柏崎刈羽のときに比べるとそれほど甚だしくはないんですけれども、超えているということ自体非常に重要ですし、今回地震学的に大変注目すべきことは、振動の時間が非常に長かったわけです。M九・〇という。地下で地震波を出している時間自体がべらぼうに長くて、三分ぐらい出していたんですけれども、それを受けた福島第一原発の揺れも非常に長時間続いたために、その長時間の繰り返しですね、繰り返し荷重というものによって損傷を起こしたことは十分考えられるわけです。
 一方、非常に重要なことは、五つ目の黒ポツに書いてありますけれども、福島第一原発は、二〇〇九年に原子力安全・保安院と原子力安全委員会によって耐震安全性が確認されています。つまり、止める、冷やす、閉じ込めるという機能がちゃんと備わっているというふうに認められたわけです。ですけれども、今回それは誤りであった可能性が大きい。ですから、これはまだ断定はできませんけれども、この問題は非常に重要ですから厳重に議論する必要がある。
 ところが、今のところはそこを何となく避けているようです。何か聞くところによりますと、本日、東京電力から何か発表があるみたいで、津波が来るまでは配管の破損なんかは生じなかったんだというような発表があるようなことをちらっと聞きましたけれども、とにかくこれはもう公開の場で厳重に議論されなければなりません。
 想定の揺れを既に超えているということ自体、二〇〇六年に改定された耐震設計審査指針に問題があるということを意味していますし、それから、もしその重大事故が地震の揺れで起こったとすればなおさらのこと、全国の原発の耐震バックチェックというのが二〇〇六年、二〇〇七年以降行われておりますけれども、それの審議のプロセス及びその結果、その信頼性が失われるわけで、これは全部やり直す必要が出てまいります。
 それから、二番目ですけれども、2.、三月三十日に原子力安全・保安院が電力会社に指示を出しまして、全国の原発について津波の緊急安全対策をするようにという指示を出しました。これは、全国の原発が福島第一原発のような大津波を被って全電源喪失、全交流電源喪失というような事態になっても大丈夫なように緊急安全対策をしなさいということで、全部の電力会社が電源車を用意したり、それから高いところに応急的な貯水槽を設けたり、ホースをたくさん用意したり、それを操作する訓練をしたり、そういうことをやっていまして、これでその安全性がまた格段に上がったようなことが言われていますけれども、この一連の事態は非常に大きな問題を含んでいます。
 二つありまして、一つは先ほど言いました第一点の問題を無視していることです。津波対策だけすれば大丈夫だなんてものではないわけで、耐震設計審査指針を見直してバックチェックもやり直さなければ安心とは言えません。それから二つ目の問題としては、保安院自らが全国の原発で大津波と全電源喪失ということを想定しなさいと言ったわけですけれども、そういうことを想定すること自体が原子炉立地審査指針というものに反しています。
 この原子炉立地審査指針というのが資料三に一枚紙で付いておりますけれども、これは一連の安全審査指針類の一番本に来るものでありまして、昭和三十九年に原子力委員会が決定したものです。
 この一枚紙、以下を略してあるんですけれども、この最初のところだけが書いてあります。原子炉立地審査指針の基本的な考え方として、原則的立地条件として、その一・一の二行目の終わりから、「万一の事故に備え、公衆の安全を確保するためには、原則的に次のような立地条件が必要である。」。その(1)ですね、「大きな事故の誘因となるような事象が過去においてなかったことはもちろんであるが、将来においてもあるとは考えられないこと。また、災害を拡大するような事象も少ないこと。」、こういうことが原則的に立地条件として必要であるとうたっているわけです。
 ところが、大津波等、それによって全電源喪失という大きな事故ですね、これを全国の原発で想定しましょうというわけですから、これは驚くべきことです。そんなものはその立地の条件に反しているわけです。
 そもそも人間の良識というか常識から考えて、大津波をかぶるおそれのあるような場所で原発を運転するということ自体、私は正気のさたではないと思います。これはあたかも真冬に暴風雪警報が出ている北アルプスで六十歳、七十歳代の熟年ツアー登山をやろうなんて言っているようなもので、とてもおかしい。要するに、たかが原発です、要するに、たかが発電所なわけです。例えば、遭難した漁船を救うための巡視船なんというのはどんな荒波でも航海しなきゃならないでしょうけれども、発電するために何もこんな危ないものを大津波のあるところで頑張って運転することはないと私は思います。
 それから三番目、原子力安全・保安院と原子力安全委員会というものが、現状では残念ながら、これが原発擁護機関になっています。福島第一原発の事故、三・一一以降を見ていてもそうでありますけれども、今までお二人の参考人からもそういうお話ありましたけれども、私が直接かかわった例としては、二〇〇七年、柏崎刈羽原発が新潟県中越沖地震で被害を受けて全七基が止まったということがありまして、そのとき私は新潟県の小委員会の委員として議論に加わっていたんですけれども、運転再開に向けて、何人かの研究者から存在が指摘されている柏崎刈羽原発の沖合の海底活断層、非常に長大な海底活断層、これを無視しました。東京電力は、長さ三十六キロの断層だけ、その一部分だけを取り上げて、そこにM七・〇の地震を想定したんですけれども、可能性としてはもっと長大な六十キロぐらいの長いものがある可能性がある、そういうものは原発の場合は安全サイドに立って当然考慮しなければいけないんですけれども、それを無視しました。これはある意味、もう原発耐震偽装と言ってもいいことでありまして、これは詳細は資料四に書いてあります。そういうことを保安院、安全委員会も率先してというか、組織的に行ったわけです。
 これに関しては、資料四の追加という別の、後ろの方にあると思いますけれども、私はそのことをこの資料四のように岩波の「科学」という雑誌に書いたんですけれども、さらに、毎日新聞に一般向けに投稿しました。ところが、それに対して原子力安全委員会は、毎日新聞社に私が書いたその「発言席」という原稿、だから書いた責任は私にあるわけですけれども、私には何も言ってこないで、毎日新聞社にあの記事はおかしいから訂正しろ、何か取り消せというようなことを言っていった。そういうことまでありまして、非常に問題であると思います。
 実は、こういう原発を擁護するについては、非常に多くの地震、地質の専門家、研究者、それが加担しています。海底活断層を無視することに加担している。これは、日本活断層研究会という学会のシンポジウムのときの議論なんかでも、もうあからさまにそういうことが出てまいりました、ちょっと詳細は省略しますけれども。
 こういう状況は、研究者の倫理ということもありますけれども、もっと根深くは、政府系の研究機関あるいは国立大学、有名旧国立大学、そういうところの研究者が加担せざるを得ないような構造的な問題があります。反対意見があっても、まあ良心的な人はせめて黙っているぐらいのことしかできないという構造があります。これは国民にとって非常な不幸であります。
 それから四番目、そもそも日本列島は、地球上で最も原発建設に適さない場所です。資料五というのに一枚紙で地図がありますけれども、これ、世界中の地震をプロットしますと、地球上では地震というのは線状ないしはベルト状に起こっているわけですけれども、非常に活発な地震活動のベルトの中に日本列島は全域がすっぽり入ってしまうわけです。これが、面積でいいますと、日本の国土とそれから領海等の排他的経済水域の一部を合計した場合、地球の表面積の〇・三%弱ですけれども、その範囲内に実に地球の全地震の約一〇%が集中しています。
 こういうところには、そもそも原発は造るべきではないのです。それはもう欧米では常識なことです。ドイツやアメリカの原子炉の規制の条件、それから、現実に日本だったらごみみたいな活断層が問題になって原発が閉鎖されたというような実例を見ても、もしフランス人やドイツ人が日本列島に住んでいれば、彼らは絶対にこんなところに原発は造らないであろうと。もう常識的なことです。日本が異常なんだと思います。
 省略しましたけど、レジュメに書いてあります(1)から(4)まで、非常に基本的な原発とそれから地震に関する条件というものがありまして、そういうことを考えれば、地震列島における原発は、制御された安全の範囲で大丈夫だから運転しようというのでは困るのです。先ほど後藤さんのお話にもありましたけれども、それでは困る。本質的な安全でなければ日本列島の上に住んでいる人間にとってはもう全く不幸であって、本質的安全というのは原発が存在しないことであると思います。
 これに関して、一番最後にあります資料五の追加という漫画がありますけれども、これは昨日、思い付いて急いでかいたんですけれども、もうこういうことでもかかなければ余りにも分からない。特に経済界の人、あるいは政治、行政、そういう話を聞いている一般国民、どうもまるで分かっていないらしいというのでかきました。
 原発というのは、本質的には世界中で同じ問題を抱えています。これは、小出さん、後藤さんから御説明があったような深刻な問題があります。ですけれども、私、地震学をやっている人間として、現実的なことを考えると、やっぱり日本の原発はフランスやドイツやそういうところの原発とは違うんです。何が違うかというと、日本の原発は地震付き原発であると。フランスやドイツと同じ原発があって、それを日本列島に建てた場合、たまたま近くで地震が起こるかもしれませんよなんというそんな生易しいものではなくて、もう日本の原発が全て、まるでおんぶお化けみたいにこうやって地震がくっついているわけで、地震とセットになってあるわけです。ですから、地震付き原発なんていうものはあっては困ると、そういうことであります。
 したがいまして、今後、新設、増設というのはやめてほしい。建設計画中のものもやめるべきでしょう。耐震設計審査指針に不備がある可能性が非常に高いとさっき言いましたけれども、現に今不備がある、その基準地震動の策定に不備があるわけで、それを再改定しなければいけないというような議論もありますけれども、もうその新設、増設をしなければ設置許可のための指針というのは要らなくなるわけで、私としては、むしろリスク評価のための指針あるいは安全運転を管理する保安のための指針というものを厳重に作り直した上で、早急に第三者機関を設立して日本列島の全原発に関してリスク評価をして、順位付けをして、リスクの高いものから順に今あるものも閉鎖していくということを真剣に考えなければいけないと思います。
 筆頭は浜岡原発でありますけれども、これは、津波対策が完了するまで取りあえず閉鎖なんてものではなくて、永久に閉鎖する必要があります。といいますのは、東海地震による地震の揺れ、それから大きな余震の続発、それから地盤の隆起、変形、それから大津波、それら全て恐ろしいのでありまして、津波対策さえすれば大丈夫というものではありません。
 これ、資料六にありますけれども、私、二〇〇九年に新政権が誕生したときに期待を込めて、浜岡を止めてほしい、原発震災を回避することが新政権の世界に対する責任であるということを書きましたけれども、残念ながらそれはやっと福島第一原発の悲劇を経験した後でなければ実現しなかった。
 この資料六の最後に書いてありますが、「手をこまぬいていれば、薬害エイズやBSE問題を超絶した不作為の大罪を犯すことになるだろう。」と、二〇〇九年に私は書きましたけれども、結局、その不作為の大罪を犯してしまったことになります。これは、でも決して現在の政府の責任だけではなくて、二十七年間の歴代の政府が積み重ねてきた国民に対する、あるいは世界に対する罪であると思います。
 それからもう一つ、浜岡以外の原発は大丈夫というふうなことが言われていますけれども、とんでもないことでありまして、もうこれはちょっと省略しますが、下に五つ黒ポツが書いてありますようにいろんな理由があって、若狭湾の原発群を始めとして、日本全国、危険な原発はたくさんあります。それらについて早急に点検をして、順次閉鎖に向かっていくことが必要です。
 済みません、あと最後に一つだけ5.を追加します。
 そうはいいましても、まだ我々は当分原発に付き合っていかなければなりません。それから、止めたからといってそれで安全なわけではなくて、使用済核燃料が原発に保管されている、それをあともう何十年も安全に管理しなければいけない。その間には地震が起こるでしょう。そういうことで、原子力災害対策特別措置法であるとか原子力防災指針、あるいはそれによるEPZの範囲、そういうものは早急に改めなければなりません。
 最後にちょっと紹介したいのは、この資料七にありますものですけれども、これはアメリカのコネティカット州で出ているこういう冊子ですけれども、(資料提示)これ二十ページぐらいのこういう冊子がコネティカット州、ニューヨークの北東にあるところですが、そこで出ています。これは何か。コネティカット州原子力発電所非常事態対策ガイドというものです。平常時からこういうものが近隣住民に漏れなく配られていて、そこには、非常事態とはどんなものであるか、つまり、私たちは非常に安全なように原発を運転していますけれども、それでもなおかつ非常事態が生じるかもしれませんということで、非常事態とはどういうものか、屋内退避、避難を指示されたらどうするか、避難移動を指示されたらどうするか、それから子供が学校、保育所に行っている場合はどうするか、そういうことが簡潔ですが漏れなく記されています。こういうものが常時配られているわけです。それから、電話帳にもちゃんと避難場所が出ています。
 そういうことを日本では何もしてこなかった。いきなりもう避難しろ、飯舘村なんて四十何キロ離れていても急に出ていけ、もう牛も置いていけ、何も置いていけと、余りにもひどいわけで、これからは早急にこういうものを原発周辺の人々に配る必要があると思います。
 以上です。

○委員長(末松信介君) 石橋参考人、ありがとうございました。
 次に、孫参考人、よろしくお願いいたします。

○参考人(孫正義君) よろしくお願いします。(資料映写)
 今、先生方から話がありましたように、原発の大いなる恐ろしさ、問題点はもう国民が十分知っておるとおりでございます。
 では、さて、原発への依存度をこれから徐々に下げていかざるを得ない、できるだけ早く下げていかなきゃいけないという中で、代わりに何のエネルギーで国民生活を維持していくことができるのか、あるいは産業を維持することができるのかということで私なりに拙い知恵を少し絞ってみました。
 今までは、事故前で原発による電気の供給というのは約三〇%、水力を入れた自然エネルギーが一〇%、その他が火力ということですが、十年後のイメージとして見ると、原発への依存度は事故後の現在の半分近くぐらいまでは少なくとも下げていかざるを得ないだろうと。四十年以上過ぎた原発は使うわけにはいかないね、地震の真上とかひびの入っているもの、これも止めなきゃいけないねというふうに、当然安全運転を強いられる。それを、じゃ何で賄うのかと。CO2を増やすわけにもいかない。したがって、省エネと自然エネルギー、ここしか結局答えはないのだろうと。省エネももちろん限界がありますので、エネルギーを供給するという意味でいくと自然エネルギーしか答えはないのだろうというふうに思います。
 そこで、現在、水力を含めて約一〇%として、これを十年後には、例えば二〇%ぐらい増加で自然エネルギーの構成比を上げるというミックスにならざるを得ないでしょうと。もし二〇%増加で増やすとしたら、何の自然エネルギーで賄うのかと。例えばの例として、太陽光を七割、風力を二割、その他を一割だと、この十年間で増加させるものとして。こういうふうに仮置きで置いてみました。
 十年後にはヨーロッパではもう三〇%、四〇%にするという国が続々と出てきておりますが、日本も三〇%ぐらいにまでは持っていくと。仮にこうするとするならば、どういうことが自然エネルギーを普及させるために必要かということで考えました。
 七ページ目が、例えばでございますけれども、ドイツは、固定買取り制度、全量買取り制度がちょうど十年前、二〇〇〇年に始まりまして、六十一円。その後、もっと加速しなければいけないということで改定されて、一キロワット当たり六十五円で全量買取り。そこから急激にドイツでは太陽光発電ブームが起きました。このように一回どんどん拍車が掛かってきますと、自然と産業界のエコシステムが回るようになるという例でございます。
 したがって、日本でもできるだけ早く、できることであれば後送りすることなく、今国会でヨーロッパ並みの全量買取り制度の法律を是非決めていただきたい。このときにおいては、党派を超えて、国難における日本の政治の決断として、是非今国会で決めていただきたいなというふうに思いますが、当然、送電網への電力会社による接続義務、あるいは用地の規制緩和というものがございます。
 この全量買取りの制度に今現在の素案では住宅用は入らないということになっておるようですが、ヨーロッパなどでは住宅用もこの枠にたしか入っているというふうに僕は記憶しておりますが、この事業用の多目的発電、メガソーラーに加えて住宅用もこういうもので促進してはどうかというふうに思います。
 送電網への接続義務、結局、幾ら太陽光あるいは風で発電しても電力会社が送電網につながないと意味がないので、これを、この下半分のところに、「ただし、電気の円滑な供給に支障が生ずるおそれのあるときを除く」と。こういうただし書がいつもくせ者でありまして、私どもは電気通信でこのただし書でいつもやられてまいりましたので、是非こういうただし書をやたら連発せずに、発電したらちゃんとつながるということを是非きっちりと担保していただきたい。
 そこで、今日新たに奇妙な名前のプロジェクトを提案します。電田プロジェクト、第二電電ではございません。電田プロジェクト、電気の田んぼという意味でございます。どうしてかといいますと、太陽発電をするのに膨大な土地が要ります。日本に膨大な土地は余り余っておりません。しかし、休耕田それから耕作放棄地、これが合わせて五十万ヘクタール以上あるということでございます。もしここに太陽光発電のパネルを敷き詰めるとどのくらいの発電ができるか。もし、全部じゃなくて二割だけここに敷き詰めたとすると、五十ギガワットの発電能力があります。これはピーク時間における原発五十基分と。現在、日本では二十基の原発が動いておりますので、大体昼間のピーク時間に一番電気が食うと、ピークマネジメントが大切なわけですけれども、そのくらいの威力のある太陽光発電が場合によってはできると。もちろん夜とか雨の日は使えませんけれども、少なくともピーク対策に大いに役立つだろうということでございます。
 しかし、今までですと、農地には農地以外のことをやっちゃいけないという日本のルールがあります。原則不許可というふうになっておりますが、ただし、公益性の高い事業に使用する場合は可というふうになっております。今国難のときで、電気が足りないという国難ですから、まさに公益性の高い発電というものは、農地であったとしても仮設置することができるという法解釈を是非すべきではないかと。法は人を守るためにある、人が国難で一番今苦しんでいるときに、人を守るための法解釈として、今の法を変えることなく、単にその法をしっかりと解釈することによって、この国難がもしかしたら救われるかもしれないということでございます。
 つまり、農地は農地のままで、農地の上に仮設置としてボルトで留めた、この斜めに置いただけの太陽光パネルというのは、そこに人が住むわけではない、工場を建てるわけでもない。したがって、いざ日本の農業の自給率の問題で農地が足りないというときには、いつでもこれを取り外してまた耕すことができるという意味で、まあ畑の上にビニールハウスを建てたりするぐらいですから、仮設置のものはこれは農地のまま建ててもよい。電気の田んぼ、どちらも太陽の恵みで成り立っているということで電田プロジェクトというふうに勝手に名付けましたが、一時的設置のものは認めるというふうにすべきだと思います。
 二番目が屋根。これは既に総理を中心に真剣に検討しておられるようでございますので、是非頑張っていただきたい。
 ということで、屋根で例えば十年間で二十ギガワット、電田プロジェクトで五十ギガワット、その他で三十、合計百ギガワットの太陽熱発電、これを実施したと仮に仮定します。これはピーク時間における原発百基分に相当しますけれども、もちろん夜とか雨の日を使えるわけではないので、ならして考えるともちろんそれよりも低いわけですけれども、その太陽に加えて、風、地熱その他で五十ギガワット、合計百五十ギガワットの発電容量を持ったとすると、自然エネルギーだけで日本の昼も夜も雨の日も含めたオールトータルの年間の発電量の約二〇%を賄うことができる。
 つまり、自然エネルギーは必要だけれども力弱しと、頼るに足らずというのが今までのイメージですが、二〇%をやるんだという覚悟を持って、そういうビジョンを持ってすれば、そこから逆算すれば、実は日本には使われていない休耕田だとかその他がたくさんあるということでございます。使われていない土地を国難のときに生かしましょうということでございます。これを、先ほど言いましたように、二〇〇九年度の年間の、雨の日も夜も含めたトータルの発電量一千百十二テラワットアワーということですけれども、それの約二〇%を今申し上げた太陽、風力、地熱その他で賄うことができるということでございます。諦めるのはまだ早いと。国難において建設的な、プロダクティブな建設的な代替案というものを是非、後送りすることなく、しかも柔軟な発想でやってみてはいかがかということでございます。
 つまり、従来のエネルギーの基本計画は二〇三〇年までに原子力発電を五〇%以上にすると、今思うと恐ろしい計画をしていたことになりますが、少なくとも、これをそのまま突き進むべきだという日本人は余りいないのではないかということでございます。これを白紙から見直すということですが、見直すのであれば是非、後で後悔しないで済むような見直し方、しかも大きく大局から物を見て、まず大掛かりな大くくりのビジョンを持って、そしてそれを着実に実現するための知恵を出してはどうかと、子供たちに安全な未来を提供するためにということでございます。
 以上です。ありがとうございました。

○委員長(末松信介君) 孫参考人、貴重な御意見ありがとうございました。ただし書には注意をいたしておきます。
 以上で参考人の方々からの意見聴取は終わりました。
 これより質疑を行います。
 本日の質疑はあらかじめ質疑者を定めずに行います。質疑及び答弁の際は、挙手の上、委員長の指名を待って着席のまま御発言くださいますようお願いいたします。
 なお、質疑の際には、まず各会派一名ずつ指名させていただき、その後は会派にかかわらず御発言いただけるよう整理いたしてまいりたいと思います。
 また、質疑の時間は限られておりますので、委員の一回の発言は三分程度となるよう御協力をお願い申し上げます。
 それでは、質疑のある方、挙手を願います。
 じゃ、藤原委員。

○藤原良信君 三分でございますから、大変限られた時間でございます。
 まず、参考人の皆様、大変貴重な御意見いただきまして、ありがとうございました。
 座って失礼いたします。
 私は、まず今回確認できたことは、大きく言って三点でございます。原子力が一番生産コストが安いと、そう言われてまいりましたけれども、結果的に一番高いエネルギーの構築につながっているということを確認がされたということ。もう一点は、我が国には、大変恐縮ですけれども、完全な原子力の専門家がいなかったということが明らかになってしまった。といいますのは、いまだに事故が起きて解決していないということです。これは数か月たっております。それから、それを管理する行政が機能不全であったということ。大きく分けてこの三点が極めて確認をされた恐ろしいことであります。
 そこで、主権在民の立場でお話しされております孫参考人にお尋ねいたします。
 主権在民の原則に基づき、国会が国民に代わって政府と官僚機構の活動を監視するのが本来の私は行政監視であると考えてございます。今回の原発事故に関しては、主権在民がひどくないがしろにされていると思っております。この原発を進めることに当たりまして、安全の確保は、今お話しされたように絶対条件であるはずでございます。それができなければ原発利用は終わってしまうはずでありますが、国会審議で、原子力安全委員会の委員長、班目委員長さんが、事故は想定を超えたものだったという驚くべき発言をされております。あってはならない発言でございますけれども、そう述べられてあるのであります。これは、主権者、国民の利益はどこに行ってしまったかということになっていってしまう。主権在民がひどくないがしろにされてしまっているのを表してあると思います。これは徹底的に国民の安全が軽視されないよう検証しなければなりませんが、それが当行政監視委員会の役割であると私は思っております。
 そこでなんですが、原子力行政は原子力基本法に基づいて行われるようになっておりますが、同法では、「原子力安全委員会は、原子力の研究、開発及び利用に関する事項のうち、安全の確保に関する事項について企画し、審議し、及び決定する。」と規定しているのであります。第五条第二項であります。つまり、現行法上、原子力安全委員会が要であり、それが機能しなければ原発の安全は確保できないわけです。ところが、現実は機能不全であることが明らかであります。
 さらに、それを是正する内部統制というのが実はあるのであります。どこにあるかというと、総務省の行政評価・監視であります。行政監視なんです。ところが、これも機能不全であることが明らかとなりました。
 これらを是正をしていかなきゃならないのが国会の役割でありまして、当委員会でもあるのであります。
 私は、そういう意味で主権在民が非常にないがしろにされている現状につながっていることを鑑みると恐ろしいことでありますので、今参考人からいろいろ御意見いただきましたけれども、孫参考人、主権在民の立場で様々発言されておりますけれども、私のただいま申し述べましたことに関しましての御意見を賜りたいと思います。

○参考人(孫正義君) いや、もう全く同感でありまして、そもそもこれだけ恐ろしい事故を多くの国民は理解していなかったのではないかと、私も含めてですけれども。したがって、その主権在民という観点からいくと、原発事故は、周辺住民ということですが、その周辺の定義がもうほぼ日本中になってきていると。つまり、原発は日本中に点在しておるわけですので、これは国民が一度直接選挙で、あるいは直接投票で原発を継続的に受け入れるべきかどうかというのを国民に問う場があってもよいのではないかという気がするぐらいの状況であります。
 特に、子供たちを抱える親にとっては、自分の代だけではなくて自分の子の代、孫の代に対してまで責任があると、心配があるということでございますし、プルトニウムが一度出てしまうと半減期になるだけで二万四千年ということですけれども、千年に一回の津波だとか地震は想定外だったと言いますけれども、二万四千年の中には千年は二十四回来るわけでございますので、千年に一回のものを想定外とそもそも言ってはならないというぐらいの状況だと。
 そういう意味で、現在住んでいる世代の人々と、子の代、孫の代、これから生まれてくる人たちの世代に対してまで我々が責任を持たなければいけないという観点からすると、まさに主権を持っている人々に、国民に一回きっちりと問う場があるべきではないかと、この原発を今後どうするかということについては。特に安全レベルを上げるべきだというふうに私は思います。

○藤原良信君 ありがとうございます。
 三分でございますから、以上で終わります。

○委員長(末松信介君) 赤石委員。

○赤石清美君 自由民主党の赤石清美と申します。
 本日は、四名の参考人の先生方、お忙しい中わざわざ当委員会にお運びいただきまして、大変ありがとうございました。また、大変貴重な御意見をいただきまして、非常に参考になりました。
 そこで私は、この国会の中でも原発の問題は様々な委員会の中で議論されております。その議論の中でも明らかにならなかった点について、四名の参考人の先生方にお伺いしたいと思います。
 まず最初に、小出参考人に御質問いたしますけれども、水蒸気爆発というものが何基かで起こっております。ところが、三月十一日から三月十五日までの間、どれだけの放射性物質が大気に放出されたのかが、データがないとか機械が故障しているとかということで明らかになっておりません。そこで、一基当たり、水蒸気爆発が起こるとどのぐらいの放射性物質が外に出されるのか、放出されるのかということをまずお伺いしたいと思います。
 それから二つ目。今、それぞれの原子炉に燃料棒、燃料のペレットが入っているわけですけれども、これがジルコニウムの合金の中に密閉していると理解しておりますけれども、この一基辺りの原子炉にどのぐらいの二酸化ウランあるいは核燃料が入っているのかについてお伺いしたいと思います。
 次に、後藤参考人に御質問をしたいと思いますけれども、先ほど、非常に最悪の状態が想定されるとありましたけれども、この圧力容器、そして原子炉容器がもし最悪の状態になったときに、これが壊れたときですね、どのようなことが想定されるのか、我々にはまだそのことが分かりません。どれだけ恐ろしいことなのかについて、これもできれば放射線量で示していただければというふうに思っています。
 それから二つ目。現在、第一原発から半径二十キロ圏を災害対策基本法に基づく警戒区域、それから二十キロ以上離れた地域のうち、葛尾村、浪江町、飯舘村、川俣町、こういったところの計画的避難区域、そして二十キロから三十キロの計画的避難区域から外れる大部分を緊急時避難準備区域に設定しておりますけれども、これの妥当性についてお伺いしたいと思います。
 それから、石橋参考人に御質問いたしますけれども、浜岡原発で止めて、今先生は浜岡は当然だというふうにおっしゃいましたけれども、それぞれの原発が全てリスクを持っているということは私も今日聞いて分かりました。じゃ、具体的にこの原発のリスクの順位についてどこかで議論されているのか、また、そういう議論された結果が公表されているものがあるのか、この点についてお伺いしたいと思います。
 四人目の孫先生にお伺いしますけれども、脱原発戦略、先ほどいろいろ聞きました。代替エネルギーも聞きました。しかし、私は、この二十一世紀で最も大事なのはエネルギーの貯蔵技術をどうするかと。つくることも大事ですけれども、現在、貯蔵をする技術がないわけですけれども、この技術の可能性について孫先生の御見解をお願いしたい。
 以上の質問にお答えいただきたいと思います。失礼いたしました。

○参考人(小出裕章君) 御質問をいただきましたのでお答えしたいと思います。
 今、赤石さんが水蒸気爆発が起きたというふうにおっしゃいましたけれども、起きたのは水蒸気爆発ではなく水素爆発です。一号機から四号機まで全てのところで水素爆発が起きています。ただし、今までの経過を見る限りは、格納容器という容器は一定程度まだ閉じ込め機能を持っているという、そういう状態だと私は見えます。
 そういう状態の中でどれだけの放射性物質が外部に漏れてきたかということですけれども、それは、行政がこれまでに様々なデータを測定している、東京電力が測定するという中で、それなりには私は分かってきていると思います。そして、放射性物質というのは端的に言うと何百種類もの種類がありまして、非常に揮発性のものもあるし、揮発しにくくて外に飛び出しにくいというものもあるわけですが、現在までのところだと、揮発性のものを中心にして、原子炉の中に含まれていたうちの多分一〇%とかそのぐらいが私は出てきているのだと思います。
 今後のことですけれども、私が恐れているのは水蒸気爆発という爆発です。先ほど後藤さんも少しそのことを話してくださいましたけれども、水蒸気爆発が起きて圧力容器が損傷する、そして格納容器が損傷するというような事態に至ってしまうと、恐らく原子炉の中に含まれている不揮発性のものも含めて大量に環境に出てくることになるだろうと思いまして、それを私は危惧しています。何とかそういうような事態にならないように事故を収束させなければいけないわけで、そのために今福島の現地の作業員の方たちが大変な被曝をしながら苦闘を続けているということです。何とかその苦闘が実を結んでほしいと私は願っていますけれども、それでも完全に水蒸気爆発が起こらないというように私には断言できないで今現在もいるという、そういう状態です。
 それから、原子炉の中にどれだけのウランあるいは核燃料があるかということですけれども、先ほど一番初めに私は話を聞いていただいたときに、広島原爆で燃えたウランが八百グラムであるのに対して、原子力発電所では一基が一年間ごとに一トンのウランを燃やすと聞いていただきました。つまり、それだけの核分裂生成物、放射性物質を原子炉の中に蓄えながら動いてきている。それぞれ二年、三年という長期間にわたって蓄えながら動いているわけですから、一号機、二号機、三号機、四号機、それぞれがそれぞれの原子炉の中に広島原爆千発、二千発という、そういうような放射性物質を内包しているものだと、それほどの危険なものなんだということを認識していただきたいと思います。
 以上です。

○参考人(後藤政志君) 御質問の原子炉容器ですね、原子炉圧力容器が壊れた場合というお話ですが、一般的に考えますと、事故のときに壊れる壊れ方ですね、一番最初の、初期の段階でぼんと爆発的に行く、例えば水蒸気爆発が起こるとか、そういう形ですと圧力容器本体が飛びます。その場合には格納容器も一緒に壊れるモードになります。これはアルファモードと言いますけれども、そういう状態になりますと、先ほど小出参考人がおっしゃったように、中にある放射性物質が全部出てしまうと、そういう現象になり得ます。ただし、それは非常にエネルギーの高い状態です。だんだんエネルギーが少なくなってくると、圧力容器本体がそれほど飛ぶようなエネルギーにはなってこないだろうというふうに思います。
 それと、圧力容器の損傷というのは、そういう爆発的な現象だけではなくて、例えば特に加圧水型で多いんですが、非常に古いプラント、原子力プラントの寿命は何によって決まるかと申しますと、原子炉容器、原子炉圧力容器に中性子が当たりますと鋼材が脆化します。脆化というのは、金属というのは普通引っ張ると伸びるんですが、もろくなって割れます。これ脆性破壊と言います。こういう現象を起こしますと、一気にばらっと割れちゃうわけですね。こういう割れ方というのは普通は高温ではないはずなんですけど、原子炉の場合には非常に熱い状態になりますけど、中性子で劣化した状態で、例えば緊急にECCS、つまり緊急炉心冷却系で水をばんと入れます。その瞬間に、熱衝撃と言うんですけれども、急激にぐっと締まるんですね。その段階で割れる可能性があるんです。これが一番怖いモードで、運転している段階で緊急炉心冷却が働いてずぼんと割れる、これは古いプラントにあり得ます。これも同じです。もしそうなったら、もうどうしようもない状態になる。つまり、原子炉容器が壊れる壊れ方というのは、確率的にそんなに大きいとはもちろん申しません。ですけど、そのリスクが古くなればどんどん上がるということ、それから事故時には、そういう爆発的な現象があったときには原子炉本体でも決して安全ではないということ、そういうことになるかと思います。
 それからもう一つ、避難区域でしょうかね。申し訳ございませんが、避難区域に関しまして、いわゆる放射能の汚染に関して専門ではないので厳密なことを申し上げることはできないと思います。ただ、私のレベルの知識で、技術屋としての知識から申しますと、爆発的な現象とか、特に十二日の夜の段階で格納容器の圧力が二倍以上になっている、格納容器をベントしようと思ったけど、一つのバルブは開いたけどもう一つは開かなかった、そういう状態で爆発した場合を考えますと、これは最悪ですよ。近所にばあっと、大変なことになる。
 そうしますと、今でも、その想定しているというのは何をもって想定しているかなんですね。ですから、想定するというのはあくまでそこの爆発的な現象があったときを想定しているとしても、その規模、在り方によって全然変わってくるわけです、距離が。つまり、今の妥当かどうかというのは、壊れ方によるということになるわけです。最悪を考えたら、そういう今のレベルではないということは間違いございません。

○参考人(石橋克彦君) お答えします。
 御質問は、たしか浜岡以外の原発について、そのリスクの評価あるいは順位付けが行われているかどうかということだったと思うんですけれども、全く行われていません。
 現在の政府の見解は、私の理解では、五月六日ないし九日以来は浜岡だけはリスクがあると、大津波に対して、だけどほかの原発は言ってみればリスクゼロだということになっていると思います。
 そんなことはないということをさっき私申し上げたんですけれども、では、それらのリスクをどこか別のところで具体的に評価しているか、さらに順位を比べたりしているかというと、残念ながら全くありません。私は、それこそ国会の場で、現在の原子力安全・保安院でもあるいは原子力安全委員会でもない第三者機関を新設して、言ってみれば事業仕分みたいな感じで、公開の場で科学的、合理的にそのリスク評価あるいはリスクの順位付けをするようにということを国会の場で議決していただきたいと考えているくらいであります。
 以上です。

○参考人(孫正義君) 大規模の電気を貯蔵するという技術はどうしてもコストの高いものになって、今まであるのは揚水発電ということで、昼間電気がたくさん食うわけですけれども夜は余り電気が食わないということで、夜中に発電した部分を揚水で上に揚げておいて、昼間たくさん使うときに発電用にもう一回水を落とすと、そういうやり方でやっていますが。
 それはそれでありますけれども、これからの流れとしては、そういう大規模なものを更に造っていくというよりは、各家庭で一日分とか三日分とかいう電気を貯蔵するということはそう大きなコストでなくてできると思いますが、大規模に電気を長期間保存するというのは非常にコスト的に見合わないことなので余りはやらないだろうと。
 それよりは、これからは、今までは原子力優先主義と、原発優先主義という形で発電がなされて、一回稼働させると安定的に使うことのできる原発をということでございましたけれども、これからは自然エネルギー優先主義というふうに発想を切り替えて、太陽の恵みがあるとき、風の恵みがあるとき、自然の恵みのあるときはその一番害の少ない自然エネルギーを優先して使って、それがないとき、雨のとき、日が照ってないとき、その他について、風が吹いていないときは化石燃料を使ってバッファーとして補完していく、そういうことをダイナミックにコントロールすると。
 つまり、スマートグリッドがこれからは世界的に一番着目されている技術で、大規模に貯蔵するというよりは、より頭を使ってスマートに多くの場所で作られたものを切り替えながらやっていくと。そのときの重要順位を従来の原子力中心主義から自然エネルギー中心主義に切り替えるという発想の転換が大切で、これまで規制の問題についても逆だったものを今回、発想の転換で逆転させるということが大切だと思います。

○赤石清美君 四名の先生方、大変ありがとうございました。これからもそれを参考にして国会の中で大いに議論していきたいと思います。
 ありがとうございました。

○委員長(末松信介君) 谷合委員。

○谷合正明君 公明党の谷合です。今日は四人の参考人の皆様には、まず心からお礼を申し上げたいと思います。
 まず、私の方から、小出参考人、後藤参考人、石橋参考人に同じ質問をさせていただきます。そして、孫参考人にエネルギーの観点で質問をさせていただきます。
 まず、三人に共通した質問ですが、私、公明党でございますが、私たちも国会にこの今回の原発事故の事故調査委員会を設けるべきではないかということを提言をさせていただいております。その点におきまして石橋参考人の考えと共鳴をさせていただいたところでございますが、なぜなら、これは政府に置くのではなく国会に置くということが一つポイントになろうかと思っております。当然、国会議員だけがやるわけじゃなくて、国内外の専門家の知見を含めたそうした機関が、第三者機関が設置されるべきだと思います。
 その際に何を議論、明らかにしなければならないのかと。当然、この事故の原因だと思います。津波だけなのか、地震による影響はどうだったのか。もう一つは、政府、行政がやってきた意思決定の過程を明確にクリアにしていくということだと思います。昨日から今日にかけて、細野補佐官が海水注入をめぐる発言で、当時の状況がどうだったかこうだったか、二転三転しておりますが、まずこうした意思決定の過程、また情報の公開性がどうだったのかということをしっかり検証しなければならないと思います。
 そういう今回の福島原発に限った調査とともに、もう一つ、私はこの原子力行政、原子力安全・保安院の在り方、原子力安全委員会の関係であるとかという行政としての、行政機関がしっかり機能してきたのかという検証、そしてこの原子力行政に関するキャリアシステム、人事の問題、こうしたことも広く取り上げていくべきだと思いますが。
 こうした国会における第三者委員会というのを提言するだけでは駄目ですから、これ実現に向けてしっかり各党に働きかけていきたいと思うんですが、三人の御参考人の皆様にお伺いしたいのは、まず、この国会につくった場合に何をまず優先順位としてここの議論として検証すべきであるかということのお考えをお示ししていただきたいというふうに思います。
 そして、孫参考人には、エネルギー政策で、私もこの再生可能エネルギーの導入拡大と省エネルギー、これを追い求めていくしかないだろうと思います。ところが、その省エネルギーについて、孫参考人の最初の説明であると、やはりちょっと限界があるような感じで受け止めたんですが、むしろ私は、この両輪になるべきじゃないかと。ヨーロッパ、EU等ではネガワット、ネガティブのネガにワットというネガワットという考えがあって、百万キロワットを節約すれば百万キロワットつくったと同じような考えだという考えであります。まだまだ日本のエネルギー効率は世界に比べて先進的ではありますが、例えばこの日本の中でエネルギーのロスというものが大体平均六〇%環境中に捨てられているとも言われております。
 そういう意味では、私はこうした省エネルギーについてもこれから、今後、政策の資源の投入であるとか、そうした政府、行政の意思決定、民間も含めた意思決定が必要であると思いますが、そうしたことについての御所見を伺いたいと思います。
 以上です。

○参考人(小出裕章君) 御質問ありがとうございました。
 議会の中に原子力に関して調査をする委員会をつくると、つくってくださるということは半ば有り難いとも思いますが、今私が一番必要だと思うこと、やるべきだと思うことは、現在進行中の福島の事故をいかにしたら迅速に収束できるか、いかにしたらば作業員の人たちの被曝を少なくできるか、住民の人たちの悲惨さを少なくできるかという、そのために全力を尽くすべきときだろうと思います。
 これまでの原子力行政のどこに責任があった、欠陥があった、これからをどうすべきであるということはもちろん重要なことですけれども、それより前に、まずは今のこの事態に全力を出して向き合うべきだろうと思います。それができたときに初めて、これから原子力というものをどうするかという議論をすればいいと私は思いますが。
 今事故が進行している福島の原子力発電所というのは東京電力の発電所ですが、東京電力の給電範囲とは関係ないところにあるのですね、福島県内。福島第二原子力発電所もそうです。もう一つ東京電力は原子力発電所を持っています。柏崎刈羽原子力発電所、世界最大の原子力発電所ですけれども、それも東京電力の給電範囲ではありません。東北電力の給電範囲に造るということを東京電力はやってきたわけです。電力の一大消費地である東京だけには決して原子力発電所を建てないで、万一の事故があったらやはり困るということで、原子力発電所の立地だけは過疎地に押し付けてきたという歴史があるわけです。どうしてこんな不正が今日まで見逃されてきたのかと。行政あるいは多分議会の方もそうだろうと思いますけど、そういう不正を今日まで見逃してきたのかということを根本的に問うような委員会を是非ともつくっていただきたいと思います。
 以上です。

○参考人(後藤政志君) 私は、今対策というのは小出参考人おっしゃいましたが、それはそのとおりだと思うんですが、今のことですね。同時に、現在動いているプラントに対してのリスクといいますかね、危険性について早急に当たる必要があるので、とにかく地震、津波は当然なんです。それ以外も含めまして総合的に、老朽化した原発も含めて、早急にそういう原発に対する評価をしながら、事故原因とかそういうことを同時並行にやっていくべきじゃないかというのが一点です。
 そのときに一つ、条件と申しますか絶対必要なことがございまして、今までなぜ安全が保てなかったかということなんですね。これはどの組織についても言えます。それは利害が絡んでいたら駄目です。自分たちの、ある者の利害、ある企業でも、ある学者でも同じです。私でも同じです、技術者でも。その人の利害が優先する、つまり安全性の議論をするときには不確定な要因がいっぱいあります。そのときにバイアスが掛かったら一発でそっちに行っちゃいます、不確定ですからね。証明はできないんですよ、完全な証明というのは。安全、危険と論争になるわけです、当然。そのときに安全性を確保するという議論は、そういうことからフリーになった状態で議論がなされるというのは最低限度です。その形を取らない限りはまた事故は繰り返しますというのが私の思いです。
 ちょっとお答えになったか分かりませんが、そういう形で、思いでつくっていただけたらと、つくることは非常に重要だと、国会で、思います。
 以上です。

○参考人(石橋克彦君) 国会にそういう審査機関というか委員会というか、そういうものをつくっていただくのは非常に有り難いことだと思います。
 小出参考人のおっしゃったことはもちろん非常に大事で、小出参考人のお気持ちも痛いほど分かりますけれども、それこそ極端な言い方をすれば、あした若狭湾で大地震が起こるか、泊の沖合の海底活断層が動くか、伊方の沖の中央構造線が動くか分からないわけです。ですから、やっぱり現在動いている原発に関しても厳重に考えなければいけない。そのために福島第一原発でなぜこういうことになったのかということをきっちり検証することは、もうやっぱりこれはこれで非常に急ぐべき絶対必要なことだと思います。それを御提案のように国会でやっていただくというのは非常に有り難い、国民の一人としても有り難いことだと思います。
 御質問は、その優先順位はどうかと、何からやったらいいでしょうということだったと思うんですけれども、幾つかおっしゃったことに私は優劣が付け難いと思います。
 私は地震が専門ですので、福島第一原発の事故に関してはそもそもその地震、津波の想定がどうしてこんなことになってしまったのかというようなことが私の専門ですけれども、ですから、そういうこともそもそもやらなければいけないけれども、それから審査にどういう問題があったのか、それから、特に二〇〇九年に保安院、安全委員会が大丈夫だと言った耐震バックチェックの議論はどういうふうに行われてどういう問題があったのか、それも大事ですし、もう全てやっぱり大事だと思います。工学的なことはもちろん大事だし、それから事故処理の誤りもそれもやっぱり大事で、結局全てをやってほしいと思います。
 一つ是非お願いしたいのは、国会であれどこであれ、事故調査委員会であるとかなんとかというと、今の日本でも、非常に悲しいことに、すぐに海外から専門家を呼んでとか言うわけですよね。日本にだって人はいるじゃないかと私は思うわけです。ここにいらっしゃる小出参考人、後藤参考人、あるいは先ほど私が名前を挙げた田中三彦さん、そういう方々は非常に見識も高くて、知識も豊富で、考え方も合理的で、しかも非常に熱意あふれていらっしゃる。そういう方のことを例えば大手のマスコミなんというのは全く無視しているわけです。で、すぐに海外と言う。まるでこれは、古代の大和朝廷が反原発の人たちを隼人か蝦夷のごとくに人間じゃないと思っているように思います。本当に私はもう怒り心頭に発しています。
 国会の場であれば、それこそ主権在民の立場に立って適切と思われる方、今回は、私なんか物の数ではありませんけれども、今回こうやって呼んでいただいたのはさすがに参議院の行政委員会だと思いますけれども、そういうふうに日本にいる人材をもう一〇〇%活用していただきたい。その上で、もちろんそれを国際的に検証してもらうとかはいいでしょう。例えば鈴木達治郎さんという原子力安全委員会の委員長代理が、何か海外の人を呼んでとかアメリカの何とかNRCの人を呼んでとかおっしゃったみたいですけれども、そういうことは後から考えてほしい。まず真っ先に日本人、私たちの手でやりましょうということです。
 以上です。

○参考人(孫正義君) まず、私の直接質問ではありませんが、国会でそういういろんな委員会とか安全調査とかをするときに、こういう先生方がまずその中に入っていることが一番大きな第一歩じゃないかと。今日そういう先生方を呼ばれたというのは大変に大きな前進だと思いますが、是非、安全委員会だとか保安委員会だとかそういうところにも、こういう意見を持っておられる方の声が押し潰されないようにしていただきたいなというふうに切に願います。
 私への直接の質問ですけれども、省エネのところは、先ほどはあえて触れませんでしたけれども、おっしゃるように大変重要な部分でありまして、特に、皆さん御存じのように、電力も通信も同じですが、ピークのところの電気が一番コストが掛かって発電容量的にも大変に難しいと。また、それを超えてしまうと大停電というリスクがあるということなので、ピークカットをいかにするか、ピークシフトをいかにするかということがかなり要だというふうに思っております。
 そこで、電気の料金を今原発の事故があって値上げしなきゃいけないという議論が始まっておりますが、是非そのときに、一律の単なる値上げとかではなくて、そのピークシフトを念頭に入れた値段の検討をすべきではないかと。例えば、真夏と真冬がピークが来るわけですね。昼間にピークが来るわけです。ですから、真夏と真冬と昼間に電気代は高いと。真夜中はうんと安いと。真昼の真夏のピークのところに産業用、工業用の電気が膨大に使われていると。本来そういうものは、在庫を春とか秋のうちに作って、しかも真夜中の電気代、安いときのものを使って作ってと。ですから、そういう時間差によって電気代は十倍ぐらい差があった方がいいんではないかと。フランスではそのぐらいの差を出しているという、フランスだかドイツだか、そのぐらいの差を出しているという話も聞きます。
 つまり、ピークシフトをするためには、明快なシフトの理由を提供し、産業界は、経済活動をしておりますから当然電気のコストを計算して、そういう明確なめり張りが付けば、それに合わせて労働時間だとか在庫の生産期間を自らの意思で調整するようになる。計画停電のように無理やり押し付けてということではなくて、自らのインセンティブに合わせて行うようになる、そういう電気料金制度。単純一律値上げというのが最も愚策であろうというふうに思います。
 それからもう一つは、一般家庭用の電気代もそうなんですけれども、これも、昼間の時間と夜中の時間が一般家庭用の一般電気料金は差が付けられてない、これもおかしいのではないかということで、季節変動、時間変動、そのためにスマートメーターを一般家庭にも一日も早く、これはマストで義務付けて取り付けて、今一般家庭に付いている一般的なメーターでは時間管理がなされてないので、時間差による電気料金の差を付けられないという問題があるので、これは技術的にそういうメーターをただ取り付けて価格差を付ければ、人はおのずとそれに合わせて行動するようになる、それがあるべき議論だというふうに思います。一番効果的省エネがそこだと思います。

○委員長(末松信介君) 谷合先生、よろしいですか。

○谷合正明君 はい。ありがとうございました。

○委員長(末松信介君) 後藤参考人。

○参考人(後藤政志君) 済みません、一つ追加で申し上げたいことがございます。
 これから調査とか、特に安全性とかそういうこと、原発の技術にかかわるところに関しましてはどういう人材が要るかということでございます。
 もちろん、広い範囲の学者、大学の先生とか必要なんですが、やはり技術におきましては技術の現場の経験者、設計の経験の、つまり私は格納容器ですけれども、多少は勉強しているつもりなんですけれども、やはり格納容器周辺は分かりますけれども遠くなると分からないわけですね。分かる人間をきちんと入れて人を組んで、必要な人間、人材を入れてちゃんと評価をするということが絶対条件だと思います。ある肩書で、こういう肩書、どこどこ大学にしろ企業にしろ、肩書でやるのは絶対やめた方がいいです。中身においてきちんと評価ができる人間を入れない限り意味がないということが一点です。
 それともう一つは、先ほど申しましたように、企業にいますと、企業はどうしても利益団体ですからあるバイアスが掛かりますね。それはまた、そのままじゃ難しいわけですね。そうすると、現役でない人であるなり、中立になられる立場の方でそういうキャリアのある方、そういう人を入れることが必要だというふうに思います。
 以上です。済みません。

○委員長(末松信介君) 寺田委員。

○寺田典城君 みんなの党の寺田でございます。
 どうも、参考人の四人の方々には感謝申し上げます。ありがとうございます。勉強になっています。
 私は、一九四〇年生まれでございまして、七十歳です。ですから、世界第二次大戦というのもよく記憶していますし、私は、日本はまた大きな間違いを世界に起こしたなと、率直にそのように思っています、特に政治には責任があると。
 そして、ある面では産業なり役所、要するに官僚ですか、それから学問も一体になって、こういうなれ合いの結果がこういうふうな原発事故なり、想定外という言葉に出るんですが、それこそ巨大な防波堤、防潮堤というんですか、それも乗り越えるような津波も起きているということなんですね。
 私、特に、今過去を振り返ってみますと、東北六県、北海道の知事会というのは毎年二回、三回開くわけですが、その都度、福島県の佐藤栄佐久知事からは原発の問題については指摘を受けていましたけれども、東北六県、七県で、北海道も含めて、新潟も入っていますけれども、具体的な取り上げはされなかったことは事実で、これもっと、もう少しきちっと対応しておれば変わったのかなと思ったりもしております。率直に反省していますが。
 ただ、情報開示が徹底してなされなかった。福島原発でも含めて、原子力については鉄壁の固さが政府それからもちろん各省庁あったというのは、それから産業界が経済コストということも含めて原子力政策を推し進めていったということなんです。
 ところが、日本は、今考えてみますと、戦争に負けたけれども、世界で二番目の経済大国にも、ギリシャ神話よりも神話的な復活も遂げていますし、それからジャパン・アズ・ナンバーワンとか、今は落ち込んでいますけれども。その中でやはり、何というんですか、しっかりした総括は絶対的にしなきゃならないというのは私の政治的な考えで、これは社会運動としてもしていこうと、そう思っています。
 それと、今は原発を収束させることが、今は原発との戦争になっていると思うんで、闘いになっていると思いますので、するべきだと思うんですが、一つ、小出先生と後藤先生には、何というんですか、情報公開度ですね、これだけ言論の自由であってメディアがあふれている社会で、原発行政に対する情報公開度の度合いはお二方どのように考えていらっしゃるのか、その辺を一つお聞きしたいと思います。
 それと、石橋先生と孫会長さんには、これだけ財政が破綻しております、その中で復興はどうするのか。地震学から、あのような大きな津波に対応するような、何というんですか、防潮堤が必要であるのかないのかも含めて、地震学から。孫さんは多額納税者でございますから、税の使い方についてある面では今、まあ自然エネルギーのお話はよくお聞きしていますので、そういう点も含めて。何というか、私は、あの大きな防潮堤がある面では、申し訳ないことを言うんですが、あれが安全だという神話になって、私は宮古から名取まで全部見ました、ずっと海岸筋を、全てがあのとおり破壊されているような状況ですから、そういうことも含めてお聞きしたいと思います。ひとつよろしくお願いします。
 以上です。

○参考人(小出裕章君) 今情報公開について御質問をいただきましたので、幾つかお答えしたいと思います。
 私は、一九七三年の秋から愛媛県にある伊方原子力発電所に対する裁判というのを一時期かかわったことがあります。私自身も証人として出廷しました。そのころに国を相手にいろいろな論争をして、この安全性を問うためにはこういう資料が必要なんだということでしきりに要求したのですけれども、国の方から出てくるのはほとんどは白抜きです、資料が出てくると。それは、伊方の原子力発電所は基本的にはウェスチングハウスという米国のメーカーが造っていたわけですけれども、ウェスチングハウスの企業機密だということでほとんどのデータは出てこないという、そういう中で裁判を続けたことがありました。
 原子力というと、そういう常に企業機密というのが付きまとってきて情報が公開されないということはありましたし、その一端は実は核という問題、核兵器の技術開発と共通しているという部分がたくさんあるのでなかなかその情報公開になじまないということがあったのではないかと私は思います。
 それから、現在の福島事故の経過の中でも、私は情報公開ということで幾つか経験をしたことがあります。
 例えば、私自身は放射性物質を測定するということを自分の仕事の一つにしております。その仕事の中で、三月十五日に、この東京の空の空気の中にどれだけの放射能が飛んできていたのかということを測定したことがありました。その測定値はかなり高いものでした。一九八六年にチェルノブイリという原子力発電所で事故が起きて、日本にも放射能がたくさん飛んできたことがあって、日本中それが問題にされたことがあったのですが、そのときのチェルノブイリのときに飛んできた放射能に比べれば何百倍、何千倍も強いというような、そういう放射能が、まあ距離が近かったせいですけれども、福島からこの東京に到達していたのです。そのことを多分、行政の方は把握していたはずだと思いますけれども、そういうデータはなかなか出てこないという事態に私は直面したわけです。
 私は、それを測定して、京都大学原子炉実験所の中のセミナーで公表をすることにしました。そのときに、原子炉実験所の所長から声が掛かってきまして、ちょっと待てと。そういうデータを公表するとパニックをあおることになると。ですから、データはなるべく公表しない方がいいというふうに所長は私に言ったのです。その所長は私は結構信頼を寄せている所長で、話は彼とはよく合うと私は思っていますけれども、それでも一つの組織のヘッドになってしまうと、国が恐れているパニックということと軌を一にして、情報をなるべく統制して出さないようにしようという、そういう力が働いたということがあったと思います。
 多分、行政の方はもっともっとずっと厳しく測定データ等の統制をしたのだろうと私は思いますし、個人の名前は言えませんが、私の同僚でも、たくさんの圧力を受けて自分が調査をしたデータを公表できないというようなことがたくさんありました。
 そんなことがないように、私としてはパニックを抑える唯一の道は、情報を常に公開して、政府は信頼できるというふうに住民に思ってもらうということが一番だと思いますので、今後は是非ともそちらの方向に行ってほしいと願います。
 以上です。

○参考人(後藤政志君) 私の立場ですと、実は私自身も思い出したんですが、格納容器というものを設計しておりましたから、工事認可といいますか設計上の図書を出します。そこのところに、今、小出参考人がおっしゃったように伏せ字というんですかね、こことここは数字を出さないというマーキングするんです、伏せちゃうんです。これ、言っていることは、一つには特許とかそういう企業秘密ということになっているんですけど、やるときに決してそれがどこまでが企業秘密か必ずしも定かではないんですね。担当のところでこれやれと言ってだあっと附箋していたのを伏せていくような。極端なことを言うと、この数字とこの数字を足したらこれになるのが明らかなのに何でこれを伏せるんだという、そういうばかな話をしていた記憶があります。
 そのときに私は非常に矛盾を感じましたのは、事原子力のような安全にかかわるようなところでそんなこと許されないと思ったんですね。何を根拠にそれできるんだろうということは、安全性ということを全面的に我々を信頼しろと、やっている側ですが、一〇〇%、だから出さないということになるんだろうと思ったんですね、私はそのとき。ところが、実際にやってくると、今度は安全ということをきちんと考えていないと。そういう状態との情報開示との矛盾があるということが一点です。
 それともう一つ、先ほどもちょっと触れましたから思い出しましたのは、非常に大事だと思いましたのは、日本では、私の場合ですと一九八九年から原子力の仕事を始めましたけど、九〇年に入った直後くらいですね、海外と共同研究やっていたときです。シビアアクシデントですね、過酷事故と日本語で言います。こういうことは存在しなかったんです、そこまでは。存在してはいけないことだった、日本では。日本では過酷事故は存在しない、スリーマイル、チェルノブイリがあってもですね。なぜかというと、非常に信頼性が高くて、安全に造り込んでいて、チェルノブイリとは炉型が違う、スリーマイルのような失敗はしない、改善もしたと、こう言っていたわけです。だから、研究をやるときにも過酷事故と言えないんですよ。ビヨンドDBAとかいうんですけど、設計条件を超えるという表現を取るんですね。そうすると、海外の人、びっくりするんですよね、何でそういう言い方するのと。いや、日本では存在しないんだって、そういうばかな話になったんですね。これ、漫画みたいですけど、本当にそういうことがあったわけです。
 それからしばらくして、一九九二年に、原子力安全委員会の方から、やはり過酷事故というのは存在し得ると、しかし、工学的に十分安全に造り込んでいるから特に対策を要さない、だから義務化しない、規制しない、ただし事業者の自主的努力でやってくれと、これが現状なわけです。ですから、非常にねじれた関係になっているわけですね、情報開示の話とちょっとずれますけれども。
 そういう意味で、つまり、情報開示というのは、何が正しいことといいますか、何が真実か、そのことをストレートに出して持っていかない限りは、ゆがみがずっと出てくるのは当然だというふうに思います。それが、原子力には非常にそういうことが多かったというふうに私は思っております。
 以上です。

○寺田典城君 財政的に破綻していますので、石橋さんと孫さんには先ほど、どのような復興を、地震学から、石橋さんからお聞きしたいということと、ああいう大きな防波堤が飛び越えてまで来て命をなくしているという、あれがあるからかえってまた、安心して生活したかも分からないけれども事故にもつながったことがあるんじゃないのか、想定外だとよく出ているんですが。孫会長さんには、多額納税者でございますので、これから日本の復興の税の使い方についてどうお考えになるか。その二点、ひとつ。

○委員長(末松信介君) 石橋先生にも復興のお話ですか。

○寺田典城君 石橋さんの復興の話とですね。

○参考人(石橋克彦君) 財政難の折から、巨大な防波堤が一体どう役に立つかどうかというのは、原発の前に造る防波堤ではなくて、一般住民の一般的な話ですね。やっぱりケース・バイ・ケースだと思うんですよね、だから、非常に一律にはちょっとお答えしにくいと思うんですけれども。
 ちょっと御質問の趣旨からは外れますけれども、復興ということでいえば、もちろん今回の被災地、非常に広大な被災地の、東北地方からもう千葉県ぐらいまでに至る、つまり関東地方にまで及ぶ、ああいう東日本の広大な被災地の復興というのがまず第一ですけれども、もうこれは全国的な出来事でもありますから、日本全体の広い意味での復興というか、それも考えなきゃいけないと思うんですけれども、それに関連して一言言っておきたいのは、次はやっぱり首都圏直下の大地震とか、それからほぼ確実に今世紀半ばぐらいまでに起こるであろう、あるいは、三月十一日の超巨大地震によってもっと早く引き金を引かれるかもしれない西日本の超巨大地震というのが日本の命運を左右することだと思うんですよね。
 首都圏から九州まで三月十一日のようなことが起これば、もうこれは本当に大変なことでありまして、これに対する備えはやはりしなければいけない。もう西日本の太平洋岸では、各自治体も津波の想定の見直しなんかをしていると思います。場所によっては巨大な防波堤を新たに、津波防潮堤を造ろうとしているところもあるかもしれませんが、それはやっぱりその地域地域の状況によって違ってくると思います。
 ただ、私個人としては、私個人の基本的な考え方は、最新の技術を駆使して鉄とコンクリートで大自然に立ち向かって、もう大自然と全面戦争みたいにするというのは私は反対でありまして、大自然の摂理に逆らわずに、人間の方が自然を畏怖して、畏敬して、譲るべきところは譲ると、だから住み方を変えるというようなことの方が大事だと思っております。ですけれども、例えば住宅の高地への移転なんていうのがどうしてもできないとか、あるいは住民がそれは嫌だというようなところは、低地に住み続けてその前に、前面に防波堤を造らざるを得ないところもあるかもしれませんので、それはその場所その場所で考えていくよりほかないだろうというふうに思います。
 以上です。

○参考人(孫正義君) 先ほど自然エネルギーによる発電ということを申し上げましたけれども、例えば太陽でいいますと、膨大な土地が要ると。今回の東日本の大震災で広大な土地に海の塩をかぶってしまった、しばらく何年間もこれは畑として使えないというような問題があると。あるのに使えない土地、そこに例えば太陽パネルを張る、あるいは風力発電の風車を設置すると。
 防波堤をどんなに高いものを造っても、その巨大なコストと、それから、それでもまたそれを乗り越える波が来たらどうしようというのがあるわけなので、そこに巨大なコストと巨大な防波堤を造るよりは、そこそこの安心できる防波堤は必要ですが、防波堤のすぐそばに今度はまた民家を造るのではなくて、そこは当分の間は太陽パネルを敷くと、あるいは風車を置くということで、民家はできるだけ山裾に近いところに、平家建てではなくて高層住宅にして、万が一のときでも屋上に逃げればいいというような形で、やはり、今、石橋先生もおっしゃいましたように、自然と格闘するのではなくて、自然を想定してそれに見合った町の設計をすべきだろうというふうに思います。
 先ほど自然エネルギーの全量買取り制と申し上げましたけれども、東日本のソーラーベルトというようなものにおいては、その災害地区においては買取り価格を一時的に少し上乗せすると。例えば、三年間以内にそこに着工すれば通常の買取り価格よりも二割、三割上乗せして買い取ると。そうすると、膨大な雇用がそこに生まれますし、復興が促進され、利用できていない、当分何年間も利用できないであろう土地にボルト式で止めたパネルがあると。もし塩害が終わって後々そこをまた再利用しようというときには、パネルをボルトを外してほかに移転すると。あと、塩のメッキ、こういうようなものには三割ほどパネルの製造コストが上がると。パネルの製造コストと後に移転するコスト、ですから、その分のコストを買取り価格に少し上乗せすれば、復興及び有効活用が同時にできるんではないかなと、こういうふうに思います。

○寺田典城君 どうも今日はありがとうございました。

○委員長(末松信介君) じゃ、石橋参考人。

○参考人(石橋克彦君) 済みません、さっき一言言いかけて、そこで言い忘れたんですけど。
 先ほど私、復興というのが東日本大震災の被災地だけではなくて日本全国の問題だということを言いましたけれども、それの関連で、直接今日の話題ではないので恐縮ですけれども、皆さんの頭の隅にちょっと留めておいていただければ有り難いと思うことは、さっき言いましたように、今後、首都圏あるいは中京圏、関西圏、そういうところがもう壊滅的な被害を受ける可能性は十分あるので、今こそ分散型の国土というようなことを念頭に置いた東北地方の復興もしなければいけないと思います。
 例えば、大阪なら大阪を今と同じ、例えば東京がやられたときのための副首都のつもりで最先端の鉄とコンクリートの技術を使ってがっちりするとか、そういうことをやっていたらもう本当に日本は駄目になっちゃうかもしれないので、もっと広く薄く伸びやかに分散型にして、これはエネルギーの問題にも電力の問題にも関係してくるわけで、分散型の発電・送電システム、スマートグリッドとかそういうことにも国土全体としては関係するわけです。
 そういう観点で、これ大変僣越ですけれども、なお一言余計なことを言えば、東北地方の復興もそういう観点で、つまり、東京以西がやられたときのために日本の緩やかな中心に将来なり得るくらいの視野を持って考えていく必要もあるんではないかと考えております。
 以上です。

○委員長(末松信介君) ありがとうございます。
 田村委員。

○田村智子君 日本共産党の田村智子です。
 今日は、産業として活用するだけの技術に日本の原子力発電所、達していないと、そういう御指摘を受けましたから、今後、国会の中でも日本の原子力発電所全体をどうしていくのかということを真剣に議論をしていかなければならないと思っています。
 二つに分けてお聞きをしたいんですけれども、まず石橋参考人にお聞きをしたいんです。浜岡原発の問題です。
 この浜岡原発の停止をめぐっては、実は国会では様々な議論が行われています。私たちは、そもそも大きな地震の震源域、起こるであろう地震の震源域に原子力発電所を造ったこと自体が誤りであって、これは一時的な停止ではなくて、やっぱり廃炉を前提とした安全対策を進めるべきだというふうに考えているんですけれども、一方で、金曜日の予算委員会も、東海地震発生の確率が高いから止めたと、これは停止要請の根拠にならないという議論が国会の中で行われました。また、政府自身からも、緊急安全対策が取られて安全性が確認されれば再稼働を認めると菅首相が述べたり、耐震安全対策、耐震の安全対策は適切に講じられてきていると海江田経済産業大臣がコメントしたりしているんですね。このことについて石橋参考人の御意見を是非お聞きしたいと思います。

○参考人(石橋克彦君) 先ほどもちょっと簡単に申しましたけれども、今おっしゃった国会での議論あるいは政府の答弁というのは、私は全く地震の研究者としては納得できません。
 まず、八七%だから取りあえず止めてくれというのは理由になっていないというような議論は、それは私も何かそういう議論があるというのを聞きましたけれども、八七という数字ははっきり言って当てにならないんです。だけれども、ほとんど非常に大多数の地震の研究者が東海地震はほぼ確実に起こると、近い将来起こるでしょうと、数字では表せないけれども、そう思っていることはこれは確実です。
 起こるとすれば、遠州灘のはるか沖合とかそういうところではなくて、駿河湾とそれから駿河湾西岸の陸地を含んで、浜岡の真下も含んで、天竜川河口ぐらいの、そういうまさに今中央防災会議が想定しているああいうところで起こるでしょうというのは、細かい学問的な議論は別として、大局的にはそれはもう一致した見解でありまして、そういう意味では、ターゲットですね、これ地震学者で敵という言葉を使う人がいるんですけれども、私は地震を敵と言うのは好きではありませんので言いませんけれども、まあ原発に対する相手側ですね、そういうもののイメージが非常に明瞭に見えている、そうしてそれが近い将来ほぼ確実に起こるだろうと考えられている、そういうことは非常に重要なことでありまして、これは絶対無視できない。
 そういう真上に建っているものを、取りあえずか永久にかはちょっとまず今は別として、止めましょう、今止めましょう。とにかく一〇〇%というか、私は絶対的に安全でなければ困ると思いますけれども、そうしましょうというこの判断自体は全く問題ないので、したがって、八七%だから止めるというのはおかしいという理屈は全くナンセンスだと思います。
 次に、じゃその耐震、地震の揺れに対する対策が万全であるから津波対策だけが整えばいいかというのは、これは私は全く間違いだと思います。東京電力は、その基準地震動という揺れを一応八百、昔は六百ガルだったものを八百ガルという、ガルというのは加速度の単位ですけれども、最大加速度八百ガルというふうにちょっと上げまして、なお念のため、千ガルまでは耐えるようにするといって耐震補強をしているわけですけれども、私はもっと、つまり二〇〇七年の柏崎刈羽原子力発電所を襲った新潟県中越沖地震のときは柏崎刈羽一号機の下で千六百九十九ガルというものを記録したわけで、そのぐらいに達する可能性は十分あると、否定できないと思いますので、千ガルまで考えているから大丈夫だなんということは到底言えない。
 それから、浜岡のちょっと細かい説明しますと、駿河湾西岸から御前崎を通って、浜岡を通って天竜川河口の東側ぐらいまでは、東海地震が起こればほぼ確実に一、二メートル、場所によっては二、三メートル隆起するだろうと。これはもちろん場所によってそうじゃないところがあるかもしれませんけど、現在の地震学のそれこそ科学的な知見からはそういうふうに隆起する可能性があると考えるのが妥当です。過去、一八五四年の安政東海地震のときにはそういうふうに隆起しました。
 その隆起が、例えば浜岡原子力発電所の敷地全体で一枚岩のように、まるでそこに大きな鉄板が敷いてあるように静々と隆起するのならそれはいいかもしれませんけれども、地殻変動といって、うんと深いところから全体が隆起するわけですけれども、その上に乗っている地盤はそれによって破壊される可能性は十分ある。H断層系とかいろんな断層が浜岡の構内にいっぱいあるわけです。それがずれたことはないよとかいう話もありますけれども、そういう大きな隆起が起こると、一九二三年の関東地震なんかのときもそうでしたけど、上の地面が凸凹に破壊されたりする場所はあるわけで、そういうことが起これば、例えば原子炉建屋とタービン建屋の間で隆起量が違ってくるとか、そういうことも起こるかもしれないし、それから復水器に海水を取り入れる取水管、あるいは排水管、そういう水路があるわけだけど、そういうものが壊れるかもしれないし、それから巨大な、十二メートルと言ったり十五メートルと言ったりしてますけれども、そういう防波壁を造れば大丈夫だと言うけど、そんなものは根底が隆起すれば壊れてしまうかもしれないわけで、地震で壊れて、その少し後に大津波が来れば役に立たないかもしれないわけですから、二、三年掛けて今考えられている津波対策を整えれば大丈夫だなんということは、地震学者としては全く言えません。
 もうまさに浜岡というのは地雷原の上でカーニバルかなんかやっているようなもので……

○委員長(末松信介君) 先生、ちょっと答弁おまとめいただけましたらと思います。

○参考人(石橋克彦君) はい。以上です。

○田村智子君 済みません、もう一点だけ。
 ありがとうございました。是非今度はその提言が生かされるように、やっぱり政治の責任が問われていると思います。
 小出参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほど格納容器の専門家は格納容器だけと、その周辺のことは知らないというか分からないのが……(発言する者あり)ごめんなさい、後藤参考人、という御発言があって私もちょっと驚いたんですけれども。そうなりますと、今の東電の事故なんですけれども、事故が連鎖的に次々に起きていくとか、最悪の事態がこうだというようなことを専門的に検討できるような部署というのが果たして東電の中にあるんだろうかということ。
 あと、小出参考人と石橋参考人、済みません、短時間でいいのでもう一点だけお答えいただきたいのは、やっぱりそういう危険性を権限を持って調査をし、監視をし、そして規制をするという機関が日本にないということが非常に問題だと私たちは思っているんですね。
 国際条約である原子力の安全に関する条約の中には、法的権限を持って規制の機関を各国は持つべきだと、それは原子力の発電所の推進機関とは別であるべきだと。そこの機関が建設についても運転や廃止についての措置も権限を持つと、そういう機関をつくることを各国に求めているわけですね。
 やっぱりこれがないと。この事故の収束に当たってもこうした権限を持った規制機関というのをつくること、これ急がれているんじゃないかと思いますが、その点についての御意見を伺いたいと思います。

○委員長(末松信介君) この際、参考人の先生方にお願い申し上げます。
 時間が大分経過をいたしてまいりまして、できましたら答弁は簡潔に、かつ、あんこの部分でぱっとお願いしたいと。たくさんの先生方が引き続き御質問されたいそうでございますけれども、取りあえず一巡目は、田村先生、中山先生までにはより丁寧にお答えいただきますようお願い申し上げます。

○参考人(後藤政志君) 格納容器以外は分からないという話ですが、一般的にかなり細分化してあるというのが一点です。それとあと、電力さんの中ではそれなりに、運転なら運転、全体を通してですね、もちろんやっていらっしゃる方がいる。ただし、こういうシビアアクシデント、こういう状態になると、相当な専門性があって、やっぱりメーカーも多分サポートしていると思いますけれども、ただ、いずれにしてもやっぱり限界があるんですね、みんな。それを総合化するのは非常に難しいことなんです。そういうことを申し上げているわけですね、一般的にです。

○参考人(小出裕章君) 権限を持った委員会というのは是非とも必要だと思います。特に、日本の原子力の場合に一体じゃ誰がそれをまずやるべきだったのかというなら、私は原子力安全委員会こそがそれをやるべきだったと思うのですが、今回の事故経過を見てもそうですけれども、安全委員会はもうほとんど登場の余地すらないという、そういう委員会だったわけですね。ですから、もっと実質的に力のある委員会というものを構成し直さなければいけないと私は思います。
 それから、原子力安全・保安院の方も今日は来てくださっていますけれども、安全・保安院というところも、本来の仕事であれば原子力の安全を守るということが仕事のはずですけれども、それが経済産業省の中にあって、推進をする組織の中に取り込まれてしまっていると。原子力の場合には、全てが原子力を進めるために、規制の仕事すらがその中に取り込まれてしまって、よくこのごろは聞くようになりましたけど、原子力村という一つに囲い込まれてしまうような形で今日まで来てしまったと、そこに不幸があるだろうと私は思います。
 以上です。

○参考人(石橋克彦君) 多分、私にも質問されたと思いますのでお答えします。
 おっしゃるとおり、その権限を持ったきちんとした規制機関を是非確立しなければいけないと思います。アメリカのNRCなんというのはもっとずっとスタッフもはるかに多くて強力なわけで。
 あと一つ、知識として御参考までに申し上げますと、今原子力安全委員会の話が小出参考人から出ましたけれども、一九九九年にジェー・シー・オーの事故というのがありました、東海村で。このときは原子力安全委員会がもう少し存在が見えました。委員長代理の住田さんが現場へ飛び込んで中性子線を防ぐということで、非常に活躍なさった。それがなぜ今こうなのか。実は、二〇〇一年一月の中央省庁再編によって原子力安全委員会のかつての事務局であった科技庁は解体された。原子力安全委員会は全くその牙を抜かれたようなところがあります。そうして、経済産業省にほとんど全てが集中されてしまった、原子力推進と原子力規制とが。もう圧倒的に保安院の力が強くなって安全委員会の影が薄くなった。そういう事実、状況があります。
 以上です。

○田村智子君 ありがとうございました。

○委員長(末松信介君) それでは、中山委員。

○中山恭子君 今日は貴重なお話をいただきまして、ありがとうございます。
 私自身、原子力、全く素人なものですから、報道を見ながら心配しながら過ごしてまいりました。その非常に初歩的な質問かもしれませんが、報道でいろいろ解説してくださる方々というのが何人もたくさんいらして、政府だけではなくていろんな方が説明してくださるんですけれども、どの話を聞いても、本当だろうかと、これでいいんだろうかというような常に疑いの目を持ちながら発表を見てまいりました。例えば、先ほどお話がありました三月十二日の段階で、多分専門家の方は溶融の可能性もどこかに見えていらしたはずだと思いますが、そういったことについては全く知らされておりませんでした。
 それから、そういった意味で、政府ないし全国に報道する発表については、やはりそういったことも含めて専門の方が、何というか、自信を持った形で発言していれば、それから小出先生おっしゃったように、私自身は自分でも行政の長い生活してきましたけれども、自分が持っている情報と、それから一般の方々が同じ情報を持っていれば判断は大体同じ方向へ行くはずだという考えがございまして、例えば拉致問題に関しましても自分が分かっていることはみんな知っていてほしいという、そういう考えで動いてまいりました。
 日本人というのは、日本人というか日本の人々は信頼できる人々だと言い切れると思っておりまして、何か違うことをしゃべったらパニックが起きるということは決してない、非常に高い質を持った人々であるということを考えた上で発表してもらえたらと思うんですが、ただこの場合、どういう方に発表してもらうということが国民全体で安心した形が取れるんだろうかという思いがありまして、その形をどういう形がいいのか、お考えがあったら教えていただきたいと思っています。
 それから、お三方の話を聞いて共通していることというのが、小出先生は危険を大きめに評価しておく必要がある、それから後藤先生は安全の哲学が不在だ、非常に大きなテーマだと、石橋先生は本質的な安全というものが日本の場合欠けているというお話でございました。
 この安全に対する哲学というんでしょうか、日本の中でこれがないということをみんなでもう一度しっかり考え直す必要があるのではないかと思っております。
 例えば、個別的に、小出先生、福島の土地、福島県くらいの土地が使えなくなるのではないかというお話がありました。これは私どもみんな心配している点なものですから、ちょっと何かお考えがあれば教えていただきたい。それともう一つは、収束できるかどうか、こういったことについて、例えばこういう不安があるとか、可能性はあるけれどもまだまだだというような、その素直なお考えをお知らせいただけたら有り難いと思っています。
 また、後藤先生には、その人為的ミスというのがどこかで生じているのではないかというお話でしたが、その点について。
 石橋先生には、ナマズでしょうか、あれは、地震付きの原発という非常に分かりやすい図をお示しいただきました。その地震から見て、これまでにもお話出ていますけれども、ただ、東日本で地震が起きるということはほとんど私などは分かっておりませんでした。この次の地震に対する備えというもの、それから電力についてどう考えていらっしゃるか、教えていただきたいと思います。
 また、孫参考人には、このみんなが沈んでいる中で、非常に何か光があるようなお話をいただきまして、ありがとうございます。建設的に柔軟に対応できるということで、多くの人々が力を得たことであろうと思っていますが、太陽光の、ちょっと何か心配点があるとしたらどんなことか。また、水力発電については無理なのでしょうか。それから、全体としての電力の在り方を私ども全員でもう一度考え直す必要があると思っております。
 ちょっとたくさんの質問ですが、よろしくお願いいたします。

○委員長(末松信介君) それでは、できましたら簡潔に御答弁をお願いします。

○参考人(小出裕章君) 私、二つお答えしたいと思います。
 まず一つは、現在の福島の事故を収束できるかどうかということですけれども、もちろん、一刻も早く収束したいと私は思っています。強く願っていますけれども、事態は私が思っていた以上にどんどんどんどん悪くなってきていると思います。
 今現在、原子炉を冷やすためにずっと外から水を入れ続けてきたわけですけれども、絶対やらなければいけない仕事だったのですが、そのために既に福島の原発の敷地の中には九万トンもの汚染水がたまってしまっているという、そういう状態になって、その汚染水をどうしていいかすらが分からないという状態に追い込まれてしまっているわけです。その汚染水を何とかしない限りは現場での作業自身が物すごい被曝環境になってしまってできないということにも追い込まれているわけですから、とても苦しい闘いがこれからも続くと思います。
 そして、私は、外から水を入れてそれがあふれるようなことは何とか避けなければならないので、循環式の冷却回路を造るべきだと当初からずっと言ってきました。東京電力もそれを造ろうと努力をしてきているわけですけれども、最近のデータを見ますと、私はもう既にその循環式の冷却回路ができないのではないかというように思うようになってきました。
 それはなぜかというと、既に原子炉が完璧に炉心溶融をしてしまっていて、圧力容器という巨大な圧力がまが既に破損している、そして一部もう格納容器までが破損しているのではないかという、そういう推測が出てきているわけで、そうなってしまいますと循環式の回路はできないと私は思います。
 ですから、もっと現在の状況を厳しく考えて、テクニカルな知識を持っている人たちを集めて、本当にこれから何ができるかということを一刻も早く立案をし直さなければいけないときだと私は思います。
 それから二点目、土地どうするかということですが、日本にはもちろん放射線に関する被曝の法律があります。一般の方々に関して言えば、一年間に一ミリシーベルト以上の被曝は許さないという法律があります。そして、一平方メートル当たり四万ベクレル以上の汚染があるところは放射線の管理区域にしなければいけないという、そういう法律もあります。
 そして、その法律をもし厳密に適用しようとするならば、先ほども私、聞いていただいたように、福島県全体を無人地帯にしなければいけないという、そういう事態に追い込まれるのだろうと私は思います。でも、それは多分不可能ではないかと思います。私は、何とか人々の被曝をしないようにと行政や皆さん議会の方々にも動いてほしいとは思いますけれども、でも、それをどうしてもやってしまうと、人々のふるさとを追う、難民にするということになってしまうわけですから、本当にどういう施策を取るのがいいのかということを真剣に皆さんも考えていただきたいと思います。
 以上です。

○参考人(後藤政志君) 人的ミスにつきましてお答え申し上げます。
 ヒューマンファクターとかヒューマンエラーとか申しますけれども、技術において一番核になる一つです。安全設計の概念では、考え方では、物が故障する、それから人がミスをするのは当たり前で、前提条件にします。それをしても絶対に事故にならないようにするのが設計です、安全設計です。これがなかったら成立しないんですね。なぜかといいますと、人間というのは非常に、私なんかもよくやりますけれども、右だ右だと言いながら左にハンドル切ったりやるわけですよね。これ、普通にあるんですね、エラーが。そうすると、一万回やったらどのくらいエラーがあるかってあるわけです、実際に起きる。そうすると、人の注意力で頼るというのは無理がある。だから、それは技術でカバーするというのが考え方だと、そういうふうに思っております。原発では特に重要になります。
 今回の地震と津波、事故について申しますと、いろんな今議論があります。例えばベントするタイミングが遅れたとか遅れないとか、これも考えようによってヒューマンエラーと言っていいかどうか、ファクターなんですね。ただ、私はそのことを事故原因に、こいつが悪い、これがいけないという物の見方はしない。それは単に事故のプロセスの一つにすぎないというふうに見ております。
 以上です。

○参考人(石橋克彦君) 私は、今後の日本列島の地震活動と原子力発電所という観点でごく簡単にお答えしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
 私のレジュメの下から三行目に、活断層地震が過小評価されている原発として幾つも名前が挙がっておりますけれども、三月十一日の地震の前から日本中の非常に多くの原子力発電所でナマズ付き原発だということは分かっていたわけですが、三月十一日のあの東北地方太平洋沖超巨大地震によって日本列島全体が一層活発化するだろうということを多くの地震学者が言っているわけで、それによって全国のナマズ付き原発のナマズの姿が一層鮮明になってきたというか、もうもぞもぞする感じがしてきたということでありまして、ですから、やはりそれを厳重に念頭に置いた上で今後の原子力政策を考える必要があると思います。

○中山恭子君 もう一言。

○参考人(石橋克彦君) いや、ですから、やっぱり私がここを止めろ、あそこを止めろと言うのはちょっと僣越だと思うので、早急に第三者機関で全国の原発のリスク評価をして、リスクの高い順に閉鎖していく必要が、これはもう本当に急ぐことであります。

○中山恭子君 ありがとうございました。

○参考人(孫正義君) 原発が事故が今回起きてしまったと、これから新たに起きるのをできるだけ早く防ぐというのが今議論されているとおりで、是非それをやっていただきたいと。
 それで、起きてしまった事故の点については、特に私が心配しているのは、福島の子供たち、これを原発の労働者並みの年間二十ミリというレベルで放置していいのかと。是非十ミリとかあるいはそれ以下というふうに基準をできるだけ早く先生方で議論していただき、見直していただきたい。
 もう一点は、今までの政府報告はほとんどがガンマ線だけの報告しかされていないということについても私は重大な疑問を持っていると。特に、体内被曝ということで、是非その点でも再検討いただきたいというふうに思います。
 起きてしまったことと、これから起きないようにするということが二点ですが、三点目は、先ほどから僕が申し上げている代替エネルギーを一日も早くつくらないといけないということなんですが、皆さん御存じだか知りませんけれども、例えば風の、風力の発電をするのに環境アセスメントで三年間ぐらい、今まで調査、手続が必要なんですけれども、その環境アセスメントの最後の難関といいますか、突破すべき門番は原子力安全・保安院が担っているということのようでございます。恐らく皆さんがへえということだと思いますけれども、なぜ風の環境アセスメントで原子力安全・保安院がそこで顔を出してくるのか。是非、そういうことについても見直していただくべきではないかと。代替エネルギーが今まではつくられないようにつくられないようにというような規制になっていたような気がしてならない。
 それから、水についても、これから是非小水力だとかいろんなものも積極的に検討すべきだと思いますが、地熱についても、今八割のところが国定公園内にあると、地熱の有効な資源の場所が。これも是非、国定公園といえども有力な地熱の候補になるところについては柔軟に発想して、国定公園でも余り人が行っていないようなところもたくさんありますので、是非それも見直して、むしろ観光スポットになるような形に変えていくということも可能ではないか。
 ですから、是非今までの発想を変えて、積極的な代替エネルギーで安心、安全の国に変えるということがいいんではないかと思います。

○中山恭子君 ありがとうございました。

○委員長(末松信介君) 質問の希望者の先生方が大変多うございます。十六時を若干回りますケースが出てくるかもしれませんけれども、次の御予定が先生方おありでしたら今のうちにちょっとおっしゃっていただけたら。十六時十分ごろになっても構いませんですか。──御協力ありがとうございます。
 それでは、大島理事。

○大島九州男君 今日はどうもありがとうございました。
 今、参議院のホームページが途中、パンクして見れなくなったというような想定外もあるようでございますけれども、四人の参考人の先生方においでをいただきましたことに対して感謝を申し上げます。
 理念なき政治と道徳なき商業ということで、今回の原発の最初の対応について小出参考人と後藤参考人の方にお伺いをしたいんですが、元々、炉を生かそうとしたという、そういう欲の執着があったから対応が遅れたんじゃないかという考え方が一つ。それと、水を入れることによって再臨界を起こすということは、制御棒がちゃんときっちり入っていればそういうことは起こらないはずですよね。そういう懸念があるかないかというのは、どうなっているか分からない状況の中で、メルトダウンしていてもう下の方に固まっていれば、考えられるのは再臨界よりも水蒸気爆発だというようなことは想定できたんではないかと。
 だから、そこら辺で、水を入れるか入れないかというようなことで、一度菅総理が止めたとか止めないとか言われていますけれども、そこら辺の初期の判断についてどうだったかというのをちょっと感想としてお二人、述べていただきたい。
 それで、石橋参考人には、浜岡原発を止めるということを先生は提唱されていて、今回の政府はそれを遅ればせながらでもやったと、そのことについては評価をいただいていると思うんですが、先生、個人的な御意見でいいので、その浜岡原発の後、次のこの原発は止めた方がいいんじゃないのと、もしこれが駄目だと言えないということになれば、地域的にこの地域は起こる確率が非常に高いということを個人的に率直に御意見をいただければと。
 最後に、孫参考人には、三月の七日に、私はニューヨークでデービッド・ロックフェラー・ジュニアと、CO2を使わないでエネルギーを使っていくためにどうするかということの教育を日本でやるためにというのをミーティングをしてきて、すぐ、帰ってきたらこういう震災が起こったと。
 デービッドからメッセージが来たのは、ニューヨークでバスの事故が起こったと。そして十六人ぐらい亡くなったけれども、バスに乗るなとは言わないと。じゃ、それは今ある原子力、この原子力をいかに安全に使っていくかということをやりながら、新しいエネルギー、代替エネルギーをやってCO2を出さないようにしなければならない。まさに化石燃料のロックフェラーがそういうことをおっしゃるということは、本当に道徳のある商業者、ビジネスマンだと、経済人だという、私はそういう理解をしたんですね。
 そういった意味で、孫さんには、今日本の電力は地産地消でそれぞれ、温泉だったら地熱と太陽と風力、山だったら太陽パネルと風力、海だったら水上パネルだとか水上風力、そして潮力の発電、そしてまた川だったら流れてくる水車のような形でやっていく、小さくてもいいからそういった発電をしっかりやっていくということが大変大事だというふうに思っていて、その件に関して孫さんがもっともっと発信をしていただけると大きく動いていくんじゃないかというのもありますので、その見解を一つ。
 田嶋政務官には、今日の議論を聞いていただいて、日本が今後エネルギー政策としてこの自然エネルギーをどれだけ大事に促進していかなきゃいけないかというような思いがあったら是非お願いしたいと思います。

○委員長(末松信介君) 意欲的に五問、御質問をされました。
 それでは、簡潔にお願いをいたします。

○参考人(後藤政志君) 海水を入れた件ですね。遅れた、何か気になって、もし入れると炉が駄目になるとかそういうこともありましたけれども、それは私、それに関しては情報から確かめることができませんので今は保留します。
 そのことよりは、海水を入れるのは当たり前であって、とにかく冷やさなきゃいけない、水がなかったら冷やすと、これが一点です。ただし、ちゅうちょすることがあっても理由を聞かないと分かりません。その当事者が何を心配したか。例えば再臨界の可能性があるのかないのかといったときに、再臨界の可能性なんてないよって言った方が、本当に再臨界は絶対ないと言い切れるかって聞いたら、必ず違うんです。いや、ほとんどないと思うという答えになる。ですから、可能性としてはなしとしないというか、例えばそんな表現を取るとかね。つまり、可能性の問題ですので絶対があり得ないんです、事故時ですから。そうすると、どれがどうだというのは後で検証の問題だというふうに思います。

○参考人(小出裕章君) 今、後藤さんが基本的に答えてくださったのでちょっと別なことを言います。
 私は京都大学原子炉実験所で原子炉とか様々な放射能を扱う現場で働いている人間です。そこでももちろん事故が起きる可能性があります。では、事故が起きたときにその事故を収束させるための知識を一体誰が持っているかといえば、やはり私たち京都大学原子炉実験所の所員だと思います。福島の原発で事故を起こしたときに、その事故をどうやったら収束できるかということは福島の人たちが一番よく知っていたんだと私は思います。
 そういう人たちが一切の電源が使えないという中で大変な苦闘をして事故を収束させようとしていたわけですけれども、それに対して、東京電力の本社が例えば海水を入れたらば原子炉が使えなくなってしまうから困るとか、あるいは、官邸が何かいいかげんな情報でその海水注入をストップさせるというふうなことをやったかのように今報道されているわけですけれども、そういうことは決してあってはならないと思います。
 もう一刻を争うような本当に戦争のような事態が進行しているわけですから、現場というものをとにかくサポートするという、そのような行動が必要だったと思いますし、これからももし、浜岡も今それこそ事故になるかもしれないわけですし、今回のことを教訓にして現場を支えるような体制というのをつくっていただきたいと思います。
 以上です。

○参考人(石橋克彦君) 自然の神様は意地悪ですので、ここと言えば必ずそこではないところで起こると思いますけれども、言えと言われれば、やはり心配なのは若狭湾地域ですね。それと、だけど、どこというよりはやっぱりまず古いもの。実は若狭湾には四十年を超えたものが幾つかあるわけです。ほかにもでも古いものがあります。三十五年以上のものはもっとあちこちにいっぱいあります。やっぱり古い順。それからもう一つは、炉の形ですね。沸騰水型であれば、今回福島第一で問題になったマークⅠ、これは全国各地の古いところにありますから、そういうものです。これはやむを得ずお答えいたしました。

○参考人(孫正義君) ベストミックス、これがキーワードだと思います。ですから、それぞれの地域に一番合ったその太陽なり小水力なり、あるいは風なり地熱なりと、それを分散型で、しかもスマートグリッドでつないでというところがポイントだと思います。

○大臣政務官(田嶋要君) 海江田大臣もよくおっしゃっておりますけれども、やはり安全神話というものがまずあったということだというふうに私も思っております。そういう意味では、まさにいろいろな方からおっしゃっていただいています。今まで原発を推進するというこういうこともあった、国策でやってきた、しかし、そういう経産省だからこそ、こういうことをきっかけにして、本当に全ての先入観を取り除いてもう一度ゼロベースで議論していかなきゃいけない、エネルギー基本計画も含めてしていかなきゃいけないというふうに思っております。
 私は今政務官でございますが、ちょうど、実はたまたま先週、孫さんのお話をしていたところなんですけれども、まさに孫さんのようにああいうビッグな構想をまず打ち上げることも大変私は重要だと思っています。そうすると、恐らく一方で、理想はそうかもしれないけど現実はなかなか安定した電力がとか、そういう議論になりかねないわけでございますが、そういう現実的な思考をしているからこそ、まず理想を掲げてそこに突き進むというベンチャーマインドはこの国には足りないのかもしれない。両面があると思っておりますので、こういったことをきっかけにやはり全てをもう一度考えていかなきゃいけないと私は思っております。

○委員長(末松信介君) じゃ、松村理事。

○松村龍二君 一つだけ質問をさせていただきます、石橋先生に御質問で。
 ただいまいろいろ答えが出てきたような感じもあるわけですが、私、福井県出身でございまして、若狭に御承知のように十四、原発があるわけでございます。しかし、若狭も非常に平穏なところでありまして、過去には大地震があったということは聞かない。敦賀の近くに活断層があるということは県民もみんな知っておりますけれども、また津波も、かつて秋田の方で津波があったというような思いもなくて、津波もほとんどない地域かなというふうに県民みんな安心している点があるわけで、その点、石橋先生、今日、小出先生始め諸先生がモーゼの預言のように今日を予測されていろいろ警告をしてこられたということに心から敬意を表する次第でございますが。
 ただいま浜岡の次には若狭が危ないんじゃないかというお話もございましたけれども、私がさっき申しましたような一般的な感じから、若狭の方はまだ大丈夫じゃないか、津波があっても三、四メーターぐらいだろうというふうに予測して、現知事始めそういう方だけが役所にかみついているという今日ですけれども、是非このお答えを欲しいのは、私も県知事始め県民に対してこのような議事録をお見せして、こうだから気を付けてほしいという発言するには是非そのお答えが欲しいということでございますので、ひとつ、石橋先生、よろしくお願いします。

○参考人(石橋克彦君) 若狭湾地域ですね、割と広く見て越前海岸からそれから舞鶴の辺りまで、あそこは要するに地震の活動帯です。一九四八年の福井地震、それから一八九一年、濃尾地震、それから一六六三年の寛文の地震、それから丹後地震、一九二七年、そういうものがあの一帯で起こっております。ところが、その間に空いた場所がある。このある程度広い地域で見たときに地震活動地域であるのに空いている場所というのが一番怖いんでありまして、大地震空白域といいます。そういうのが若狭湾にはあって、そういうところに原発が立っています。
 活断層も物すごくたくさんあります。これは前からたくさんあったんですけれども、二〇〇六年、二〇〇七年以降の耐震バックチェックという見直しによって、まあこれもいいところがありまして、海底活断層や何かがぞろぞろ見付かりました。本当にいっぱいあります。敦賀は構内にありますし、美浜、「もんじゅ」、真下にあります。
 というわけで、津波に関しても、例えば高浜原発は〇・七四メートルとか一・三四メートルとかしか想定していなかったけど、とんでもないことで、最近二・三メートルになりましたけれども、これ四、五メートルの津波があるし、もっと沖合の沖トラフというところの海底活断層なんかが動くともっと津波が来る。新潟以西の西日本・日本海岸は大きな津波が来ないと思われていたのはまさにこれ安全神話であって、三・一一みたいなことが将来起こるおそれが非常にあります。
 というわけで、次かどうかは、さっきのは無理に答えましたけど、次かどうかは分かりませんけど、若狭湾一体が非常に危険であることはもう間違いありません。

○松村龍二君 どうもありがとうございました。

○委員長(末松信介君) じゃ、風間理事。

○風間直樹君 民主党の風間でございます。
 端的に三点お尋ねをさせていただきたいと思います。
 まず、小出参考人と孫参考人にお尋ねをいたします。
 先ほど、小出参考人が非常に重要なことをおっしゃいました。御自身で測られた事故直後の東京の放射性数値が政府発表のものと違っていたというお話です。ここは行政府を監視する立法府の委員会でございますので、やはり真実の情報を国民に開示する必要があります。そこで、小出参考人が測られた数値の具体的な値をこの場で教えていただければ幸いでございます。
 また、孫参考人におかれましては御自身の会社を経営されていらっしゃいますが、私が知人から聞き及んだ情報によりますと、孫参考人の会社でも何らかの手段を使って事故当時の東京あるいは首都圏における放射性数値を測っていらっしゃったと、こういう話を聞いておりますが、もしそれが事実であるとしたらどのような数字だったのか、併せてお尋ねをしたいと思います。
 二点目でありますが、地震が起きた翌日と翌々日、三月の十二日の土曜日と三月の十三日の日曜日、私は院内で政府から党に上がってくる地震に関する、原発に関する情報を耳に入れておりました。その中で私は非常に感じたのは、この原発の事故に関してこれらの正確な情報を収集し、そして意思決定を行うべき総理官邸あるいは政府において、残念ながら保安院そして東電から正しい情報が適切に上がってきていなかったのではないかという感触でありました。これはあくまでも私の感触であります。ただ、その後、菅総理が幾多の参与を決めたことを見ていますと、やはり総理の下にも保安院や東電から恐らく適切な正確な情報が上がってきていなかったんだろうと私は推測をしています。
 そこで、これは田嶋政務官にお尋ねをしたいんですけれども、恐らく、この保安院や東電といったいわゆる原子力村の人々から、政策判断をし、意思決定をする、総理、官房長官、副長官あるいは経産省の三役に正確な情報が上がってこないという問題は、私は構造的な問題だろうと思っています。つまり、自らの権益を死守したい人たち、それがいわゆる原子力村の人たちですから、この人が政策の意思決定をする政治家に情報を上げないというのは、私は構造上の問題があると思います。そこで、今後、こういった組織の改編が不可欠だと思います。
 ただ、先ほど石橋参考人によりますと、原子力安全委員会が今回全く機能していない理由が、〇一年の省庁再編で科学技術庁がなくなってしまって事務局が骨抜きにされたからだと、こういうお話もございます。そうすると、四月の六日の毎日新聞の報道では、経産省から保安院が分離されて、原子力安全委員会と統合される形で今後検討が進むという報道が出ておりますが、私はそれでも今回の事態を改善することにはならないのだろうと感じています。
 そこで、政務官のお立場では、今後、原子力行政の国民に対する立場から、安全を守り正確な情報を伝えていくためにどのような組織再編が望ましいと考えられるのか、このことを田嶋政務官にお尋ねをしたいと思います。また、小出参考人におかれましては、この点につきまして様々な意見表明をマスコミでしていらっしゃいますので、御意見があれば端的にお尋ねをします。
 最後に一点、浜岡原発ですが、先般、民主党の勉強会で石橋参考人からお話を伺いました。今日の資料にもございますように、東海地震の想定震源域の真上にこの浜岡があるというのが石橋参考人の御指摘の本質であります。したがって、このリスクを避けるためには、つまり大地震による浜岡の破綻というリスクを避けるためには、私は当然この浜岡原発を止めるということが必要になってくるんだろうと思います。しかし、今回官邸の発表は、原発の停止ではなく防潮堤の増設でありました。なぜ原発の停止ではなく防潮堤の増設という決定になったのか、その理由を政務官にお尋ねをしたいと思います。
 以上です。

○参考人(小出裕章君) 私が測定したデータについてお聞きいただきました。その私のデータは、三月十八日に京都大学原子炉実験所の中でセミナーを開いたときにその場で公表しました。そのデータは、京都大学原子炉実験所の中の私たちのホームページに公表してありますので、御興味のある方は見ていただければいいと思いますし、マスコミ等でも取り上げられて報道されました。
 一言で言うとどのくらいであったかというと、私が検出したのは、沃素という放射能、それからテルルという放射能、セシウムという放射能、その中にはいろいろな質量数のものがありましたけれども、そういう放射能が東京のこういう空気の中の一立方メートル当たり数百ベクレルというそのくらいの単位でありました。それで、それは、チェルノブイリのときに八千百キロかなたから日本に飛んできた放射能のレベルからいうと約千倍というぐらいの濃度のものでした。それを東京の皆さんはみんな呼吸で吸い込んでしまっていたわけで、それを内部被曝に換算をしますと、一時間その空気を吸っただけで約二十マイクロシーベルトになってしまうというそのくらいの被曝量でした。それもホームページに公表してありますので、御参考にしていただければいいと思います。
 それから、そういうデータをどうやって収集して整理をして公表すべきかということはとても難しいと思います。物すごい多様なデータを広範囲に集めなければいけないということですので、私のような一研究者がやったデータもあるわけですし、組織的にやっているところもあるでしょうから、そういうものを漏らさずに刻々と集めるというような仕事は大変な仕事になると思います。でも、何とかそれをこれからつくってほしいと思いますし、もし今の日本の行政の中でそれを担うべきところはどこなのかというなら、私は安全委員会だろうと思います。ですから、そこが今もう何の手足もないような状態で、安全委員が数人が実質的にはいるだけというような、そんなことではもう到底できませんので、きちっと組織をつくり上げる必要があるんだろうと思います。
 以上です。

○参考人(孫正義君) 私は今、常時四台の線量計を持って毎日見ております。いろいろ出かけるときもそこに行って見ておるんですが、今日ちょっと家に置いてきてしまいましたけれども、その一台目を入手したのは今回の事故があって二週間ぐらいたってからでございますので、事故直後の数値は分かりません。ただ、ここのところずっと毎日政府で発表して、都内でいえば新宿のところで〇・〇七マイクロシーベルト前後でいつも数値が発表されておりますが、おおむねその倍ぐらいの数値が私の線量計では出ています。
 ただし、最近僕も少し素人ながら勉強して分かったのは、政府が発表しているのはガンマ線だけの数値の発表で、私が最初に持っていたのはガンマ、アルファ、ベータ、三つとも合計した線量を示す数値のものでした。それでいつも倍なんですが、おかしいなと思っていて、最近、政府と同じようにガンマ線だけの線量計のものを入手してみたら、そちらはやはりその政府発表のとほぼ同じ数値、〇・〇七マイクロシーベルト前後でございます。
 ですから、私が今でも疑問に思っているのは、政府が発表している数値にうそはないんだろうと、ただし、それはガンマ線のみを測っていると、本当にガンマ線のみを測っていいのかと。大体、ガンマ、アルファ、ベータ足すと倍ぐらいの数値が出ているけれども、体内被曝のこととかいろいろ考慮するとトータルの線量で見るべきではないかなというのが私の素朴な疑問ですけれども、小出先生、どうなんですか。

○委員長(末松信介君) 小出参考人、孫先生の質問に。

○参考人(小出裕章君) 今、孫さんが非常に重要なことを御指摘くださって、いわゆるガンマ線による外部被曝線量というものと、それを、空気中に漂っている放射能を吸い込んで内部被曝をする場合の線量というのは別に考えなければいけないのです。それで、普通、政府が今公表しているあるいはマスコミに流れているというのは、一時間当たり何マイクロシーベルトという、それが公表されているわけですが、それは外部のガンマ線の被曝線量だけを言っています。
 それで、私、先ほど、東京に飛んできた空気で、それを一時間吸入したらば二十マイクロシーベルトになったと言いました。それはいわゆる内部被曝ですけれども、それを吸入したその場所の外部被曝線量は一時間当たり二マイクロシーベルトでした。つまり十倍多いと、内部被曝の方が。ですから……

○参考人(孫正義君) 内部被曝の方が怖いわけですよね。

○参考人(小出裕章君) そうです。

○参考人(孫正義君) 体内被曝の方がはるかに怖いのに、一番怖い体内被曝のそれを線量として発表しないというのは、何か意図があるのか何なのかというのが僕には分からない。
 ですから、今日この場でまさに先生方がチェックされるべきは、なぜ体内被曝を議論しないのかと、それを議論するに適当であるベータ、アルファのところも併せて計測し、公表すべきではないか。
 ちなみに、それらを計測するような計測器が税関で五百台止まったままであると。これだけ線量計が足りない足りない、僕も入手したくて、たくさん入手して少しでもウエブで公開したいと思っているんですが、入手できない。そのぐらい今売り切れ状態ですが、税関でなぜかしら五百台、事故以来ずっと止まったままだと。実にもったいない話だということでございます。

○大臣政務官(田嶋要君) 私の方に対する御質問に御答弁いたします。
 これ、原発安全にかかわる大勢の関係者の方々ですね、誰か特定な人がサボっていたとか、そういうことは一切私はないというふうに思っておりますが、御指摘いただいたとおり、やはり構造的な問題であろうというふうに思っております。しかし、今現時点では、その構造的な問題を直していくための組織をどうするか、そういう議論はまだ実際にはスタートしている状況にはございません。今は、まず現在進行のこの事故を一日も早く収束をさせるということに全力を挙げている状況でございます。
 しかし、じゃその先どうするかでございますが、これはもちろんいろいろな議論がございますが、もう各方面から御指摘をいただいております推進母体と安全をチェックする母体が一緒にあっていいのかということでございますが、こういった御指摘は以前から民主党の中からも出ておりましたけれども、こういったことをやはり政府としても真摯に考えていかなければいけないというふうに私自身思っているところでございますので、これは現在の東電の道のりというものに基づいて、徐々に安心できる状況に持っていけた段階で可及的速やかにこの組織のことをやっていかなきゃいけない。そして、先ほど科学技術庁のことが御指摘ございました。そういう過去の行政改革が良くなかった面もあったのかもしれない、そういうことも評価をしながら、これから本当にどういった形で実質的にチェックができる安全体制ということを高めていけるかと、このことを取り組んでいきたいというふうに考えてございます。まだその組織のことを議論するには少し時期尚早というふうに思ってございます。
 二点目でございますが、この浜岡に関しましてのそういった判断をしているということでございますが、まず一つは、基本的に耐震安全対策はこれまで適切に講じられているということ、これは何か中部電力の対策が問題があったからということでは今回一切ないということを強調しておかなければいけないと思います。技術基準等の法令上の安全基準は満たしていると。しかし、今回この福島のことによりまして、本当に大きな津波による被害が起きたということで、更なる一層の安心という観点から、短期的には、短期的ということでの安全緊急対策もしっかり行っていただいておりますけれども、しかし一層の安全ということで、例えば防潮堤の設置等そういった中長期の対策をしていただくまではということで、最終的に中部電力が御判断をいただいたものというふうに理解をいたしてございますので、中長期対策が完了して原子力安全・保安院がその内容を評価すれば、もちろん地元の皆様の御同意をいただいた上で運転の再開は可能であるというふうに考えております。
 以上です。

○風間直樹君 石橋参考人の御指摘と資料に基づくと、今政務官おっしゃったその前提、それから現在の法令の枠組みにそもそも安心できないという部分が多々あるという御指摘でございますので、御答弁いただきましたが、ここはやはり根本に遡ってこの問題、我々検討をし直すべきではないでしょうか。その点、強く指摘をしたいと思います。

○委員長(末松信介君) 意見ですか、質問ですか。

○風間直樹君 意見です。

○委員長(末松信介君) はい。じゃ、政務官、意見として受け止めてください。

○大臣政務官(田嶋要君) はい、かしこまりました。

○委員長(末松信介君) じゃ、もう本当に時間限られてきましたけれども、一問一答ぐらいで。
 横山先生。

○横山信一君 じゃ、一問だけお聞きをいたしたいと思います、孫参考人に。
 このサンライズ計画、非常に希望があって、大変に今暗いニュースが多い中で、新しいエネルギー政策を考える上で大きな示唆を与えていただける御意見だったというふうに思っております。この中で、電田プロジェクトということで、あと屋根プロジェクト、この二つ合わせると七十ギガワットの電力ができますよという、そういうお話でございました。
 そうすると、今までの電力事業の枠組みというか、従来の考え方とは、当然ここに出てくる電田プロジェクトや屋根プロジェクトというのは個人が主体になってくると思うんですが、あるいは土地所有者とか法人の場合もあるかもしれませんが、いわゆる電力会社とは違うところからこれだけの大電力を生み出すということで、今までの日本の電力の供給システムとは変わる、大きく構造が変わってくる、そういうことだと思うんですけれども、どういうイメージを、どういう社会をイメージしてこの電田プロジェクトを考えられたのか、そこの点を教えていただければと思いますが。

○参考人(孫正義君) 分散型で、いろんなところで発電すると。IPPと呼んでいますけれども、欧米ではそういうように、電力会社以外の独立系の事業者あるいは個人がどんどん発電をし、それをグリッドにつないでいくというのが当然のように行われております。
 今まで日本はそれをむしろ何か止めるような感じの政策が多かったんですけれども、それは欧米では当然のごとく行われていることなので、単なる理想論ではなくて、十分実現可能な、しかも実例までしっかりと世界では起きていっているという、安心、安全な分散型発電社会ということだと思います。

○横山信一君 ありがとうございます。

○委員長(末松信介君) じゃ、山下先生。

○山下芳生君 一問だけ。一問だけ石橋参考人に質問します。
 レジュメの4.の「日本列島は、地球上で最も原発建設に適さない場所である。」と。その中の、地震列島における原発は制御された安全ではなく本質的安全が必要だと、この概念を少し分かるように御説明いただければと思います。

○参考人(石橋克彦君) 安全には制御された安全と本質的な安全があるだろうと私は思っておりまして、例えば旅客機は超高度にコントロールされ、制御された安全でもって飛んでいる。それでも事故が起こるときは起きる。
 私の考えでは、私は安全論の専門家ではありませんけれども、飛行機の場合、本質的な安全というのは乗らないこと、あるいは飛ばさないことだと思うんですけれども、原発は、もう今はコントロールされた安全でもって、これで大丈夫なんだということでずっと進んできている。私がここに書いたのは、地震列島の原発の本質的安全というのはこれを置かないことであると、そういう意味で本質的安全と申しました。

○委員長(末松信介君) それでは、藤原委員。

○藤原良信君 大変今日はありがとうございました。各委員の先生方からのお話を聞いて、参考に相当なりました。
 そこで、委員長、提案でございます。
 今、いろいろと建設的な、そしてまた課題的な話も出ました。例えば今、田嶋政務官からは組織の見直しは時期尚早というお話ありましたけど、私、そんなことないと思います。
 ですから、一刻も争う状況下が現実に起きているわけでありますので、これらを含めまして、あるいは孫参考人からは線量の、放射線を測るその機材が税関で止まっていると。もしそうだとすればこれは許し難いことでありまして、なぜそんな現象が起きているのか。これ、どこかで止めていると思わざるを得ないこと、思われること自体がこれは政治不信でございます。
 ですから、これを今議事録でまとめられていると思いますので、政府に、今日この行政監視委員会での各委員からの発言を、これを取りまとめて正式なルートで申出をして、そしてお答えをいただくように是非お諮りをいただきたいと思います。
 私は、一番最初に申し上げましたけれども、私どもは主権在民と。国民の代表でこの国会で発言しているわけでありまして、私どもがそういう目線で今後とも行かなきゃならないので、皆様方の意見、そしてこの行政監視委員会、この委員会の存在を問われると思いますので、委員長、提案いたします。
 以上です。

○委員長(末松信介君) ただいま藤原委員から貴重……
 それでは、田嶋経済産業大臣政務官。

○大臣政務官(田嶋要君) 先ほど申し上げた時期尚早というのがやる気のないように取られたら誤解だというふうに申し上げます。
 本当にやらなければいけないというふうに思っておりますが、事故をまず抑えると、今まずこの事故を止めるということに全力を挙げなきゃいけないというのは恐らく皆さん御賛同いただけると思いますが、それに影響のない限りでの議論というのはもうすぐにスタートをさせたいというふうに思っております。
 よろしくお願いします。

○藤原良信君 ありがとうございます。
 私も与党の立場でありますし、当委員会の理事でもあります藤原良信でございますので、どうぞよろしく政務官もお願いしたいと思います。
 委員長、よろしくお願いいたします。

○委員長(末松信介君) 今、藤原委員からいろいろな御提言ありました。
 私もいろいろ聞いておりまして、経産委員会には入っておるんですけれども、質問もさせていただきましたけれども、今何が起きているかということが正確に伝わっていないと。それと、これからどうなるかという見通しがはっきりしないということですよね。だから、そういう根本的なところに対して国民が不安を抱いて、皆さんがこれから先どうなっていくかということについて勝手な議論を始めてしまうということになろうかと思うんですよ。
 ですから、今日いろんな提案がありましたし、さっきの孫先生の話がありましたけれども、線量計が税関で止まっているということとか、こんな話というのは事実かどうかということ、事実だったらやっぱり問題ですから、きちっと我々この委員会、理事会でまず協議しますけれども、諮らしていただきまして、正式に御質問を関係部局に申し上げていきたいと思います。回答もちょうだいしたいと思うんです。
 今日いろいろと三時間以上の議論を政務官もお聞きをいただいたと思いますし、寺坂保安院長も今日おられましたので、しっかりと海江田大臣にもこのことをお伝えをいただきたいということを思います。
 それでは、理事会で協議をさせていただくということで留め置きたいと思います。
 他に御発言もないようですので、本日の質疑はこの程度にとどめます。
 それでは、参考人の方々に一言お礼の御挨拶を申し上げます。
 予定では四時ということでありましたけれども、もう四時十八分、長時間にわたりまして御協力をいただきまして、本当にありがとうございます。
 今日は、四人の先生方にはフランクな情報とフランクな御意見をいただけたということが一番大きな我々喜びでございます。それぞれ、先生方から非常に貴重なキーワードとなるようなお話をいただきました。
 小出参考人からは、今はとにかく福島の事故をまず収めることが先決であると、責任者探しはその後と、反省と検証はしっかりその上でやっていくべきだということのお話がありました。そして、保安院は原子力事業の安全を確保することが責務であって推進役に単になってはならないという、そういうお話もちょうだいしました。
 後藤参考人からは、安全性に利害が絡んでは駄目だと、現場の分かる人間を活用することというお話をちょうだいしました。
 石橋先生からは、日本の原発は地震付き原発であるということを肝に銘じよというお話でございます。想定の中であろうと想定の外であろうと、原発が、起こったときには、アメリカのコネティカット州の住民の方々に配られておられるそういったマニュアルというのも用意しておくべきであると、避難マニュアルについてもそれぐらいのことは用意せよという御提言もちょうだいをいたしました。分散型国家の建設につきましても御提案をいただきました。
 そして最後に、孫正義先生からは、原発優先主義から自然エネルギー優先主義に切り替えるべきであると、その大きな機会としてこれをとらえるべきであるということであります。自然の恵みをもっと真剣に活用しなきゃならないというお話をちょうだいをいたしました。批判する人間も大切にすべきであるという御提案もいただきました。
 とにかく体内被曝につきましては、国会でしっかり議論できるように、先ほどの藤原委員からの御提案もありましたけれども、我々、内部で協議をいたしてまいりたいと思います。
 貴重な御意見をいただきましたことに深く感謝申し上げまして、お礼の御挨拶に代えさせていただきます。
 ありがとうございました。(拍手)
    ─────────────

○委員長(末松信介君) 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○委員長(末松信介君) 御異議ないと認めます。
 なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○委員長(末松信介君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 本日はこれにて散会をいたします。
   午後四時二十分散会

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 以下、資料として採録。

水蒸気爆発

Phreatic 水蒸気爆発による噴火

水蒸気爆発(すいじょうきばくはつ、英語:phreatic explosion)とは、水が非常に温度の高い物質と接触することにより気化されて発生する爆発現象のこと。

分類 [編集]

界面接触型(contact-surface steam explosivity)と全体反応型(bulk interaction steam explosivity)の2種類に大別される[1]。

界面接触型
    水の中に金属溶融体のような熱い細粒物質が落ちると、その周囲に薄い水蒸気の膜が形成される。この薄膜はしばらく安定に存在するが、何らかの原因により不安定化し、衝撃波とともに破壊される。この破壊現象を界面接触型の水蒸気爆発と呼ぶ。原子炉で炉心溶融が発生したときに冷却水の中に高温物質が落下すると、このタイプの水蒸気爆発が発生する可能性がある。

火山における水蒸気爆発の模式図。帯水層にマグマが貫入することによる水蒸気爆発

600pxphreatic_eruptionnumberssvg 全体反応型
    密閉空間内の水が熱により急激に気化・膨張することにより、密閉していた物質が一気に破砕されて起きるタイプの水蒸気爆発。例えば、地殻内のような密閉した空間に帯水層があった場合、そこへマグマが貫入することによって大量の水蒸気が急激に発生すると、このタイプの水蒸気爆発が起こる。その際にマグマも一緒に放出された場合、特にマグマ水蒸気爆発と呼ぶ。

 

水素爆発(Wikipediaより)

1、気体の水素(水素分子)によるガス爆発。水素#水素分子およびガス爆発を参照。
2、水素原子の核融合反応によるエネルギー放出の急激なもの。水素爆弾における反応。原子核融合を参照。

チェルノブイリ原子力発電所事故や福島第一原子力発電所事故など、核分裂反応を利用する原子力発電所の事故(冷却機能の喪失)により起きる爆発は上記1である[1]。燃料被覆管のジルカロイが高温の水蒸気と反応して水素が発生し、次いで水素が酸素と反応して爆発する。

    Zr + 2 H2O → ZrO2 + 2 H2
    2 H2 + O2 → 2 H2O

原子力事故におけるこのような爆発はしばしば2の核爆発と混同されるが、全く別の現象である[2][3]。

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/22

放射能汚染茨城県坂東市、小学3年570人に『さしま茶ふれあい学習』で雨中の茶摘みと、セシウム汚染の茶葉天ぷらってアホか。

 トンデモない事が起きたものです。特に小学生くらいなら尚更のこと、学校へ行けば教師と生徒の関係は絶対、生徒は従わざるを得ない。教師が、教育委員会が、そして周りの父兄が子供たちを守らなくて誰が守るのか。それにしても、罪深きは枝野の「ただちに健康に影響はない」に代表される無責任・デタラメな菅民主党政権です。またそれを無批判に垂れ流したNHKを始めとしたマスゴミも共犯者です。「デタラメもみんなで言えば恐くない」ってか。フザケルな。(特に内部被爆の恐さ

※参考:5月18日の28SOBAのTwitter(ツイッター)反響の返事Twitterは後ろで、

28SOBA 他に見た人いますか。確か一昨日のNHK、三陸のどこかの港で初めて水揚げを再開し、早速刺身にして数十人の人が車座になって食べているニュース。中に若い母親と5、6歳くらいの男の子で、その男の子が刺身を食べているアップ。思わず「なにこれ、大丈夫かよ内部被爆」とのけぞったが
7:05 AM May 20th webから

 

関連:
茨城の子供たちが、マスク無しで雨の中「お茶摘み」|さしま茶基準値越え出荷自粛要請
http://savechild.net/?p=851
2011年5月19日|投稿者 watanabe | Leave a Comment

 

茨城でも生茶葉から基準値超える放射性物質 さしま茶など出荷自粛要請【産経】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110516-00000590-san-soci

産経新聞 5月16日(月)20時21分配信
 茨城県は16日、同県北部の大子町と同県西部の境町で採取された生茶葉から国の基準値を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。県は両町に当分の間、平成23年産の茶葉の出荷を自粛するよう要請した。境町は特産品「さしま茶」の産地として知られる。大子町は14、19年度の「全国手もみ茶品評会」で全国1位の評価を受けた奥久慈茶の産地で、生茶葉の生産量が県内最多。

 県農林水産部によると、大子町の生茶葉からは放射性セシウムが1キログラム当たり570ベクレル、境町からは同894ベクレルを検出し、ともに基準値(同500ベクレル)を上回った。ただ、実際にお茶として飲む抽出液の検査では、ともに基準値を大きく下回った。また、生茶葉、抽出液のいずれも放射性ヨウ素は検出されなかった。

 さしま茶はすでに出荷が始まっており、県と境町は出荷先や出荷量を調べている。

【関連記事】
魚介類には「解除ルール」なし…基準づくりは困難
埼玉の狭山茶は基準値以下 放射性セシウム
放射性物質はどこまで?神奈川など茶葉から検出
作業員死亡で浮かび上がる過酷で劣悪な作業環境、高まる疲労
放射線 正しく怖がるために ぶれない対応大事

最終更新:5月16日(月)20時21分

 

散歩道:小学生が「さしま茶」摘み--坂東 /茨城【毎日 茨城版】
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20110512ddlk08040169000c.html

 古くからの地域の特産、「さしま茶」の理解を深めようと、坂東市内の小学児童らが11日、同市岩井の県立農業大学校で茶摘みを楽しんだ。

 県茶生産者組合連合会坂東支部が主催する「さしま茶ふれあい学習」に、13小学校の3年児童約570人が参加。生産者から茶の歴史や新茶の芽の摘み方を教わり、小雨の降る中傘をかざし、黄緑色の新芽を楽しそうに摘んでいた。その後、茶の製造工程を見学し、新茶のてんぷらを試食した。

 初めて茶摘みをした同市立岩井第一小、塚本若菜さん(9)は「新芽を上手にたくさんとれた。お茶のてんぷらは苦くなく、さくさくとしておいしかった」と話した。【宮本寛治】

    東日本大震災:小玉スイカ、生産者らPR 風評被害乗り越え /茨城
    東日本大震災:福島・富岡町に行政事務支援 八千代町、職員派遣 /茨城
    専称寺文庫新館:震災で閉館、無料貸し出し図書再開 手続き不要「返却」も /茨城
    アイスランドポピー:牛久大仏の花畑で満開 /茨城
    火災:古河で納屋全焼、男性の遺体発見 /茨城

毎日新聞 2011年5月12日 地方版


 以下、Google検索からも徹底的に消しまくった『さしま茶 ふれあい学習』HPの写真とテキストデータを再現しておきます。すべて写真はクリックすると拡大します。

※なお、実際のホームページをキャプチャしてから、阿修羅にアップしました。長いHPでキャプチャ画像のファイルサイズが大きいので(8.9MB)、両サイドをカットし、前半後半に分けました。どちらも画像が出てからクリックで拡大します。スクロールして見る事が出来ます。

ホームページのURLは(←証拠隠滅、消されてます)
http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/sasimacya-hureai.html

茨城県坂東市は、平将門ゆかりの地。
豊かな農産物(野菜・お茶・お米)は坂東市の主要ブランド品です。

Photo ロゴ画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/head-rogo.jpg


    【後援】 : 茨城県坂東市教育委員会  ℡:0297-35-2121(代表)
平成23年度 5月11日(水) 『さしま茶 ふれあい学習』 

Photo_2 1、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-01.jpg

■5月11日水曜日、坂東市にある茨城県立農業大学で、平成23年度、恒例の『さしま茶ふれあい学習』が開催されました。あいにくの雨でしたが、坂東市の小学3年生を対象とした13校が参加しての合同学習会です。


Photo_3 2、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-02.jpg

■市内13校の小学校が6班に分かれ、交代にローテーションを組みながらの学習会。元々全国的に【さしま茶】で知られる、猿島地区が学習会の始まりでしたが旧岩井市と猿島町が合併し、坂東市になってから規模が大きくなりました。


Photo_4 3、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-03.jpg

■写真は第3班の第一小学校の児童。 坂東市の職員が『おはよう』のあいさつをすると元気に『おはようございます!』の返事が返ってきました。


Photo_5 4、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-04.jpg

■坂東市教育長のあいさつ。


Photo_6 5、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-05.jpg

■つづいて、これは先生の手作りでしょうか? スケッチブックの絵を使って、お茶ができるまでの工程をやさしく説明されました。


Photo_7 6、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-06.jpg

■茨茶生産連坂東支部長のお茶についての説明を熱心に聞く児童たち。


Photo_9 7、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-07.jpg

■これから茶畑に行って実際にお茶摘みを体験します。


Photo_8 8、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-08.jpg

■新芽がまぶしい、一面新緑の茶畑は、ほのかにお茶の葉が香るような気がします。


Photo_10 9、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-09.jpg

■元気にお茶の新芽を摘んで、カメラに向かって見せる児童。


Photo_11 10、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-10.jpg

■先生と一緒に2列になってお茶摘み。中には初めてお茶の葉に触れる児童もいたのでは?


Photo_12 11、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-11.jpg

■児童と一緒にお茶摘みをする先生も、とても楽しそうです。


Photo_13 12、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-12.jpg

■児童が摘んできたお茶の葉を、『坂東市くらしの会』の皆さんがてんぷらにして子供たちにふるまいます。


Photo_14 13、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-13.jpg

■皆さんが腕によりをかけて作る美味しいお茶のてんぷら。 中には初めて食べる児童もいたのではないでしょうか・・・。


NEXT
・・・ 主催 ・ 協力 ・・・
主催 : 茨城県茶生産者組合連合会坂東支部   
後援 : 坂東市・坂東市教育委員会       
協力 : 茨城県立農業大学校園芸部 ・ 坂東地域農業改良普及センター 
    /坂東市くらしの会      

【参加学校名】
七重小学校     弓馬田小学校     飯島小学校     神大実小学校
岩井第一小学校     岩井第二小学校     七郷小学校     中川小学校
長須小学校     生子菅小学校     逆井山小学校     沓掛小学校
内野山小学校     *     *     *

Copyright ⓒ 坂東市観光協会 All rights reserved.


 以下、資料として採録。

28SOBAへのRE

kinchan_tmk 私も見ました。子どもを利用した政府の意図的な情報操作。見え見えです。でもネットでもこれだけ情報収集出来る今、子どもと一緒に汚染された食べ物を喜ん でいる大人が多過ぎます。無知は「罪」です。 RT @28SOBA: 他に見た人いますか。確か一昨日のNHK、三陸の @hanayuu
6:59 PM May 20th HootSuiteから

yohnosuke559 一瞬ですが見ました。同じ感想です。 RT @28SOBA 他に見た人いますか。確か一昨日のNHK、三陸のどこかの港で初めて水揚げを再開し、早速刺身にして数十人の人が車座になって食べているニュース。中に若 い母親と5、6歳くらいの男の子で、その男の子が刺身を食べているアップ。思わず
6:13 PM May 20th webから

Triamonds 新鮮で美味しい!だから問題ないんだと言いたい?ひえ~っ! @28SOBA @o_oku
5:29 PM May 20th twitbeam[ツイットビーム]から o_oku宛

water0901 @news_disaster @28SOBA思います…。すごい心配(;_;)嬉しそうに食べてて、悲しい。
5:19 PM May 20th Keitai Webから news_disaster宛

news_disaster 見ました!生魚はいいねといってるやつ、引きました"@28SOBA: 他に見た人いますか。確か一昨日のNHK、三陸のどこかの港で初めて水揚げを再開し刺身にして食べているニュース。中に若い母親と5、6歳くらいの男の子 が刺身を食べているアップ。なにこれ、大丈夫かよ内部被爆とのけぞった
5:01 PM May 20th Twitter for Androidから

osono o_oku 見た。のけぞった。RT @28SOBA 他に見た人いますか。確か一昨日のNHK、三陸のどこかの港で初めて水揚げを再開し、早速刺身にして数十人の人が食べているニュース。中に若い母親と5、 6歳くらいの男の子で、刺身を食べているアップ。思わず「なにこれ、大丈夫かよ内部被爆」とのけぞった
4:58 PM May 20th webから

hurati @28SOBA 観ました。おじいちゃんの膝にも小さな男の子が。中年以降はいいけれど。。情報がないということは本当に怖いことだと思いました。
4:56 PM May 20th webから 28SOBA宛

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

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2011/05/21

なぜ根拠なき楽観シナリオを垂れ流し続けるのか、校庭の土壌除去を行った郡山市の英断と政府の無為無策、5月20日(金)

福島原発事故続報1・なぜ根拠なき楽観シナリオを垂れ流し続けるのか 5月20日(金)
by videonewscom
http://www.youtube.com/watch?v=59YfuzGzbus

(↓クリックで拡大)
129

東電発表、5月20日(金)の現状。

1号機で、

1、圧力容器内で水がない事が分かった(確認出来ない事が分かった)。なお圧力容器内は圧力があり、温度は100度くらい。

2、メルトダウンしている。

3、核燃料がどこにあるか確認出来ていない。

4、圧力容器に小さな穴が空いているようだ。

 

15分35秒から、内部被爆の問題

130  今迄外で「何マイクロシーベルト」と言っていたのはガンマー線(γ線)の事で、外部被爆の話し。内部被爆についてはアルファー線(α線)、ベーター線(β線)の話しになる。健康にとっては、内部被爆の方が深刻な話し。


131_2  アルファー線は4.5cmしか飛ばないが、逆に言うと4.5cmの短い距離を飛ぶ間に放射線の全エネルギーを出すという事。


132 ←ガンマー線は突き抜ける時に何カ所傷つけるのに対して、アルファー線は狭い範囲で10万回くり返し、一点集中で細胞を傷つける。日本の基準はICRPをモデルにしているだけで、実際健康に重大な影響のある内部被曝に関係するアルファー線やベーター線について全く考慮していない。


133 ←ガンマー線の場合は突き抜けてしまうので一つのDNAを傷つけるだけなので修復出来る可能性が高い。

それに対して、アルファー線やベーター線は周辺を全部傷つけてしまうので、その傷ついた遺伝子同士が結びついてしまって異常が起き、将来ガン化する危険性がある。

ICRPが内部被爆を考慮していないと言う事を菅政権がどれだけ理解していたかは疑問。ECRRはもっと基準が厳しい。20ミリシーベルトを子供に当てはめたのは恐らく世界でも初めて。閾値ではなく我慢値。

ICRP:国際放射線防護委員会(こくさいほうしゃせんぼうごいいんかい、International Commission on Radiological Protection: ICRP)

ECRR:欧州放射線リスク委員会(European Committee on Radiation Risk, ECRR)

 

福島報告続報・校庭の土壌除去を行った郡山市の英断と政府の無為無策 5月20日(金)
http://www.youtube.com/watch?v=HC_H-0xtEI8

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/20

小出裕章氏:核燃料露出の1号機は既に人類未体験ゾーンへ、矢ヶ崎克馬氏:最大の脅威は内部被曝のリスク、5月19日(木)

 二番目のYouTube、矢ヶ崎克馬氏の内部被爆についての指摘は重要。追加で5月20日衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会の国会会議録を採録しました崎山比早子参考人 の「ミリシーベルトとはなにか」「放射線とDNA切断と癌との関係」についての話しはとても勉強になります。同じ衆院科技委員会・武田邦彦(中部大教授)参考人意見のYouTube「日本には政府がなかった」も参考で採録

 

小出裕章氏:核燃料露出の1号機は既に人類未体験ゾーンへ  5月19日(木)
by videonewscom
http://www.youtube.com/watch?v=D9JSXVtNpkM

(↓クリックで拡大)
129


東電発表、5月20日(金)の現状。

1号機で、

1、圧力容器内で水がない事が分かった(確認出来ない事が分かった)。なお圧力容器内は圧力があり、温度は100度くらい。

2、メルトダウンしている。

3、核燃料がどこにあるか確認出来ていない。

4、圧力容器に小さな穴が空いているようだ。

 

矢ヶ崎克馬氏:依然として最大の脅威は内部被曝のリスク 5月19日(木)
http://www.youtube.com/watch?v=SALUz7FJr2A

矢ヶ崎克馬(琉球大名誉教授)
藍原寛子

7分58秒から、12分10秒から、内部被爆の問題

130  飛ぶ距離はアルファー線は4.5cm。ベーター線はここでは10mと書いてあるが、エネルギーの高いベーター線の場合は10m飛ぶ場合もあるが、通常はベーター線の場合は1m。

 今迄外で「何マイクロシーベルト」と言っていたのはガンマー線(γ線)の事で、外部被爆の話し。内部被爆についてはアルファー線(α線)、ベーター線(β線)の話しになる。健康にとっては、内部被爆の方が深刻な話し。

14分39秒から、

131_2  アルファー線は4.5cmしか飛ばないが、逆に言うと4.5cmの短い距離を飛ぶ間に放射線の全エネルギーを出すという事。


 23分22秒のところから。

132 ←ガンマー線は突き抜ける時に何カ所傷つけるのに対して、アルファー線は狭い範囲で10万回くり返し、一点集中で細胞を傷つける。日本の基準はICRPをモデルにしているだけで、実際健康に重大な影響のある内部被曝に関係するアルファー線やベーター線について全く考慮していない。


133 ←ガンマー線の場合は突き抜けてしまうので一つのDNAを傷つけるだけなので修復出来る可能性が高い。

それに対して、アルファー線やベーター線は周辺を全部傷つけてしまうので、その傷ついた遺伝子同士が結びついてしまって異常が起き、将来ガン化する危険性がある。

ICRPが内部被爆を考慮していないと言う事を菅政権がどれだけ理解していたかは疑問。ECRRはもっと基準が厳しい。20ミリシーベルトを子供に当てはめたのは恐らく世界でも初めて。閾値ではなく我慢値。

ICRP:国際放射線防護委員会(こくさいほうしゃせんぼうごいいんかい、International Commission on Radiological Protection: ICRP)

ECRR:欧州放射線リスク委員会(European Committee on Radiation Risk, ECRR)

※関連知識で被ばく線量について、一般人の年間被爆限度は1年間に1ミリシーベルト、放射線業務従事者の場合は5年間の積算で100ミリシーベルト (平均で1年間あたり20ミリシーベルト)、但し1年間に限り放射線業務従事者の場合は最大50ミリシーベルト、また緊急事態の場合は放射線業務従事者の場合1 回の作業に限り100ミリシーベルト(→小出裕章氏の解説中1分21秒のところから)。また1ミリシーベルトは、1000マイクロシーベルト。動画などで放射線計測器を見ながら「マイクロシーベルト」と言っている時は「/時間」なので、年間積算は1時間当たりの放射線量を×24時間×365日して年間換算する。なお平常値との比較は、平常値をおよそ0.05マイクロシーベルト/hと考え割り算して計算する(「平常値」についてのメモ)。

 

※追記:武田邦彦中部大教授、年間Sv基準や除染関連でいいこと言ってると思っていたが、元は原発推進御用学者だったとは。

衆院科技委員会・武田邦彦「日本には政府がなかった」2011.05.20
by badcombad
http://www.youtube.com/watch?v=bUj1neKf6hY

 

H23/05/20 衆院科学技術特別委員会・【中部大教授 武田邦彦】参考人意見 1/2
by kusooyajisan
http://www.youtube.com/watch?v=MgVcB5ohOGw

 

H23/05/20 衆院科学技術特別委員会・【中部大教授 武田邦彦】参考人意見 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=R8QV2NswBqk

 

※内部被爆について。

矢ヶ崎克馬(参考人 琉球大学名誉教授) 1/3
Tachikar0127
http://www.youtube.com/watch?v=hFXBl77g9-k

 

矢ヶ崎克馬 (参考人 琉球大学名誉教授) 2/3
http://www.youtube.com/watch?v=ZmsBOoqi6m4

矢ヶ崎克馬 (参考人 琉球大学名誉教授) 3/3
http://www.youtube.com/watch?v=GhRVmo4XrN8

放射能問題・文科省や電力会社の教育方針への疑問
oyaji3p2
http://www.youtube.com/watch?v=K4obWRm2Xyk

年間20ミリシーベルト問題・久住静代(原子力安全委員会委員)答弁
oyaji3p2
http://www.youtube.com/watch?v=ui8uSeL_qB4

5月20日 科学技術特別委員会 自由質疑 1 /4
dekasuginop
http://www.youtube.com/watch?v=xVzk1CQcgEI

5月20日 科学技術特別委員会 自由質疑 2 /4
http://www.youtube.com/watch?v=LyI7MZpJuXE

5月20日 科学技術特別委員会 自由質疑 3 /4
http://www.youtube.com/watch?v=WInsH4Cop-s

5月20日 科学技術特別委員会 自由質疑 4 /4
http://www.youtube.com/watch?v=5-Pdbv5qxt4

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 参考人意見は、「国会会議録検索システム」からの国会会議録です。(公開は1週間~10日後

※関連:下記委員会にも武田邦彦さんは出られています。
177 - 衆 - 文部科学委員会 - 10号
平成23年05月18日
委員長 田中眞紀子君

参考人
(長崎大学名誉教授)長瀧重信君
参考人
(福島県伊達市長)仁志田昇司君
参考人
(中部大学教授)武田邦彦君
参考人
(静岡県立静岡がんセンター総長)山口建君
参考人
(原子力安全委員会委員長)班目春樹君
文部科学委員会専門員佐々木努君

 

2011年5月20日、衆議院、科学技術・イノベーション推進特別委員会

 久住静代参考人
 矢ヶ崎克馬参考人
 崎山比早子参考人
 武田邦彦参考人

崎山比早子参考人の「ミリシーベルトとはなにか」「放射線とDNA切断と癌との関係」についての話しはとても勉強になります。また、原発推進派ネット工作員からしつこく流される放射能は健康によいのだ何チャラの「ホルミシス効果※」についての質疑はここ

※放射線ホルミシス効果(Radiation hormesis)、放射線ホルミシス学説。

※以下、衆議院 Internet TV へのリンク。

 久住静代(参考人 原子力安全委員会委員)  9時 02分  14分
 矢ヶ崎克馬(参考人 琉球大学名誉教授)  9時 16分  15分
 崎山比早子(参考人 高木学校 元放射線医学総合研究所主任研究官 医学博士)  9時 31分  13分
 武田邦彦(参考人 中部大学教授)  9時 44分  19分

177 - 衆 - 科学技術・イノベーション推進特別委員会 - 5号
2011年、平成23年05月20日

参考人
(原子力安全委員会委員)久住静代君
参考人
(琉球大学名誉教授)矢ヶ崎克馬君
参考人
(高木学校)
(元放射線医学総合研究所主任研究官)
(医学博士)崎山比早子君
参考人
(中部大学教授)武田邦彦君

本日の会議に付した案件
 科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件(放射線の健康影響について)
     ――――◇―――――

○川内委員長 これより会議を開きます。
 科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件、特に放射線の健康影響について調査を進めます。
 本日は、本件調査のため、参考人として、原子力安全委員会委員久住静代君、琉球大学名誉教授矢ヶ崎克馬君、高木学校・元放射線医学総合研究所主任研究官・医学博士崎山比早子君及び中部大学教授武田邦彦君、以上四名の方々に御出席をいただいております。
 この際、参考人各位に一言委員会を代表してごあいさつを申し上げさせていただきます。
 本日は、御多用のところ当委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。
 次に、議事の順序について申し上げます。
 まず、参考人からそれぞれ十五分程度で御意見をお述べいただき、その後、委員からの質疑に簡潔、端的にお答えを願いたいと存じます。
 なお、念のために申し上げますが、御発言の際にはその都度委員長の許可を得て御発言くださるようお願い申し上げます。また、参考人は委員に対して質疑をすることができないことになっておりますので、あらかじめ御承知おき願いたいと存じます。
 それでは、まず久住参考人にお願い申し上げます。

○久住参考人 皆様、おはようございます。原子力安全委員会の久住でございます。
 本日は、このような発言の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。委員長初め皆様にお礼申し上げます。
 それでは、私は、御用意いたしました、パワポ形式になっておりますが、資料に基づきまして御説明をさせていただければと思います。
 内容は三つございまして、原子力災害時の安全委員会の対応、二番目に安全委員会の助言の活動について、それから三番目に放射線防護に関する助言の基本的考え方、私ども安全委員会の基本的考え方について御説明申し上げたいと思います。
 お開きいただきまして、パワーポイントの三ページ目でございますが、まず、原子力災害発生時の対応といたしまして、私ども原子力安全委員会では、原子力災害対策特別措置法に規定する原子力災害が発生した際には、緊急助言組織を立ち上げるとともに、同法に基づき、原子力災害対策本部長、内閣総理大臣に対し、技術的助言を行うこととされてございます。
 技術助言組織とはということで下に書いてございますが、私どもは約四十名の専門調査委員の方々に御協力いただくようにしております。
 それから、次の四枚目、原子力防災体制でございますが、私どもは、右上の方にございますように、原子力災害対策本部に対して技術的助言をさせていただきますとともに、総理官邸にございます緊急時参集チームに参画しております。
 五枚目でございます。
 原子力安全委員会が行う技術的助言についてでございますが、一番最初は緊急事態応急対策の実施に関する技術的事項、二番目に緊急事態応急対策を実施すべき区域の変更に関する事項、三番目に緊急事態応急対策を実施すべき区域内の居住者等に対し周知させるべき事項の変更に関する事項、四番目に原子力緊急事態の解除に関する事項が主なものでございます。
 六枚目でございますが、私どもは、この助言をさせていただくために、日ごろからいろいろな指針を用意してございます。
 主に、一つは「原子力施設等の防災対策について」という、通常防災指針と言っております指針でございます。この防災指針は、放射性物質の放出の態様、緊急時環境放射線モニタリング、周辺住民に対する防護対策等の原子力防災対策の技術的、専門的事項について基本的な考えを示したものでございます。下半分に主な目次を示してございます。
 おめくりいただきまして七ページでございますが、この防災指針に関連いたします指針といたしましては、私どもは、環境放射線モニタリング指針等々七つの指針あるいは報告書を用意いたしまして、それらに従って助言を申し上げているところでございます。
 八枚目でございます。
 二番目に、助言活動について申し上げます。
 三月十一日十六時に、原災法十条に至ったとの認識のもと、第十六回原子力安全委員会臨時会議が開催され、緊急助言組織の立ち上げが決定されました。※

※SOBA:ここの所は東電が経済産業省の原子力安全・保安院に行った、午後4時の「異常事態」の通報(10条通報)に続き、午後5時に行った「緊急事態」を知らせる通報(15条通報)の関連ですね

 また、地震等による交通や通信の渋滞から、関係者への情報伝達や参集困難が予測されるため以後の委員会は実効的に、かつ柔軟に開催することを決定いたしました。
 以来、原子力安全委員会は、緊急技術助言組織の調査委員や専門委員の協力を得て二十四時間体制で、原子力対策本部や原子力災害対策現地本部等に対して助言を発出してまいりました。
 九ページ目でございますが、発出いたしました助言の主なものは右半分にございますが、避難区域の見直し、計画的避難区域の設定等々でございます。左半分にございますのは、これは私ども安全委員会のホームページでございますが、このような形でホームページに、公開された助言ということで一覧表を出してございます。今後、整い次第、さらにこれは追加していく予定でございます。
 最後に、三番目でございますが、これらの助言をさせていただく際に、私どもが基本的にはどういうことを考えて助言していたかということを、この助言活動の公表に伴いまして、私どもの説明責任を果たすという意味でも、公表させていただきました。
 ちょっとここは読み上げさせていただきます。
 「放射線防護に関する助言に関する基本的考え方について」これは、きのうの第三十三回安全委員会臨時会議において安全委員五人の合意事項として取りまとめたものでございます。
 「はじめに 平成二十三年三月十一日に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い、原子力安全委員会は、直ちに緊急技術助言組織を立ち上げて以降、これまで、緊急事態応急対策調査委員、専門委員等の専門家の協力を受け、政府の原子力災害対策本部や関係行政機関等への助言を行ってきた。同発電所の状況は、安定化の方向にあるとはいえ依然として予断を許さず、また事故の長期化に伴って、また、事故の影響が広い範囲に及んでいることによって、周辺住民等の放射線防護に関わりをもつ社会的課題が数多く生じている。原子力安全委員会は、今後とも必要に応じ、政府の原子力災害対策本部や関係行政機関等による総合的な判断に資するため、放射線防護に関する技術的助言を行っていくこととしているが、この際、これまでの助言について、当委員会として、いかなる考え方に基づいて行ってきたのかを広く示すことは、自らの説明責任を果たす上で意味のあることであるとの認識のもと、以下にその基本的考え方を示すこととする。」といたしております。
 おめくりいただきまして十一枚目でございますが、基本的考え方の柱が四つございまして、まず一つが「放射線防護を踏まえた総合的判断の必要性」「東京電力福島第一原子力発電所の事故に関し、今後の周辺住民(避難を余儀なくされている方々を含む。)の生活支援、産業活動、土地利用等に向けた判断を行うに当たっては、周辺住民の生活や社会活動を過度に制限することを避けつつ、放射線被ばくによる健康影響に対する適切な防護を担保することが必要である。このためには、最新の科学的知見や国際的な基準を踏まえた放射線防護の考え方に基づき、さらに環境、健康、社会、経済、政治、倫理等に配慮した判断を行うことが重要である。」
 二番目でございます。「放射線防護の対象としての現状の特殊性(ICRPのいう緊急被ばく状況、現存被ばく状況、計画被ばく状況の併存と移行)」「今回の事故においては、事故が収束に至らない状態が今後ともある程度の期間にわたり継続する可能性がある。また、施設の周辺では、地域によってさまざまなレベルでの環境放射線の測定結果が得られているが、これらの地域では、通常どおり、または通常に近い態様での生活や社会活動が維持されている。このことにより、汚染レベルの異なる地域間での物流や人の移動が生じている。すなわち、状況が異なる地域が明確に隔てられることなく隣接するとともに、それぞれの状況が時間とともに変化しており、これによって問題が複雑化しているともいえるので、放射線防護に関わりをもつ判断においては、この点について十分留意することが必要である。」
 三番目でございます。「異なる被ばく状況が併存する状況での最適化の努力」「周辺住民の生活支援、産業活動、土地利用等に向けた判断においては、避難を始めとする生活や社会活動への制限と、健康に影響を及ぼすには至らないものの平常時を上回る放射線被ばくの受容という、個々人にとっての異なる負担の間のトレードオフを扱うこととなる。生活や社会活動を過度に制限することなく、放射線防護における最適化を達成するため、適切な管理や除染・改善措置等による線量の低減が考慮されるべきである。今後、施設の安定化や事故収束に伴って、周辺住民にとって「通常」と考えられる生活状態が回復し、社会的・経済的活動が再開される地域が拡大されていくためには、とくに除染・改善措置が果たす役割が大きいといえる。」
 四番目でございます。「利害関係者の関与、透明性、総合的判断」「このような総合的な判断においては、地元自治体や地元住民との情報交換や意見交換、ならびに協議を充分に図ることが望ましい。さらに、放射線による人への健康影響(晩発影響)を考慮する一方で、防護措置や除染・改善措置を講ずることに伴う経済的影響、心理的影響および社会的影響を含めたあらゆる側面に対しての配慮が必要である。」
 おめくりいただきまして十五枚目でございます。
 これはICRPの緊急被曝状況、現存状況、計画状況についての定義を引用してございます。
 また十六枚目には、先ほどお示ししました参考レベルのバンドについて御説明させていただいております。
 緊急被曝状況というのは二十より大きく百までということで事故の直後。それから、現存被曝状況というのは一より二十ということで、これは非常にいろいろな御議論があるかと思いますけれども、私どもは通常の計画被曝状況では一ミリ以下ということで公衆の方々の安全を管理してございますが、今回は残念ながら年間一ミリシーベルトということで管理が難しいところが生じております。そのときに、それでは日常生活、あるいはそこは避難の区域にして全く何もできないのかというと、そうではないのではないかというのがICRPの一番新しい二〇〇七年勧告、特にチェルノブイリの教訓を生かした勧告でございました。
 これが一より二十ミリシーベルト以下ということで、現存被曝状況ということで、特に事故の復興段階としておりますが、福島の場合は緊急事態があって復興段階ということではなく、初めから放射性物質のフォールアウトによりまして復興段階と称するところからスタートせざるを得ないところも生じているのではないか、先ほど複雑化しておるということを申し上げさせていただきましたが、このようなことではないかと思っております。
 それから、最後の十七枚目ですが、これは、我が国の放射線防護に関する法令等と国際基準の関係ということで、釈迦に説法でございますが、まず、UNSCEARと申します国連科学委員会の報告書、それから、それを受けた国際放射線防護委員会の防護の枠組みの勧告、さらに、それを受けて、IAEAによる国際安全基準の策定、それを各国のそれぞれの放射線防護の法令、規則等々に適用させていくのが現状でございます。
 我が国におきましても、放射線審議会を含め安全委員会もこのような体系で放射線防護に対する考え方を示させていただいております。
 以上でございます。

○川内委員長 久住参考人、ありがとうございました。
 次に、矢ヶ崎参考人にお願いいたします。

○矢ヶ崎参考人 委員の先生の皆さん、おはようございます。矢ヶ崎克馬でございますが、私は、本日は、放射線の人体に影響を及ぼすということに関しまして、その基礎になる物理的な考察をさせていただきます。
 私の大学での専門というのは物性物理学といいまして、磁石や超電導や半導体、そういったことを基礎科学的に扱ってまいりましたが、本日は、一般科学の立場でこの現象についてお話ししたいと思います。
 一般科学というのは、現象と本質を論じる、科学の倫理を論じる、測定と背後の実態等を論じる、そういう分野の科学でございますけれども、すべての科学の基礎に一般科学が位置しております。
 自己紹介はこれで終わりますが、私の発言はレジュメに趣旨が書かれておりますが、きょうはプレゼンテーションで、絵を見ていただきながら御説明したいと思っております。
 まず、今、私どもが放射線、放射能、そういったことを盛んに議論しておりますが、これを、どんなところからの言葉の意味があるかということをまず確認させていただきたいと思っております。
 一番左側には原子の姿がありまして、原子というのは一番ど真ん中に原子核がありまして、その周りを電子が回っております。この電子の数は、真ん中に含まれているプラスの電気量と同じものがありますけれども、今、放射能というのは、この原子核にかかわることでございます。
 ある種の原子核で、すべての原子核ではありませんが、核分裂で出てくる原子はすべてこれから説明する性質を持っておりますけれども、ここの原子核がエネルギーが高いものですから、余分なエネルギーを外に捨てようといたします。そのときに三種類の放射線と呼ばれるものを放出します。原子核から捨てられるもの、これが、例えばベータ線というのは電子が速いスピードで出てまいりますけれども、そういう非常にエネルギーを持った状態のもので、これが放射線と呼ばれるものです。
 放射能というのは、原子核から放射線を出す能力というような意味で放射能、そういう言葉が使われております。このアルファ、ベータ、ガンマというのはかなり性質の違うものでございますが、まずは、放射線が作用するのは、今度は、こちらを、作用される方の、体を構成しているような原子で例えますと、この一番外側の電子が影響を受けます。でも、私どもの体は、原子が孤立しているということはありません。すべて分子になっております。
 次をお願いいたします。
 これは、一番単純な水素原子が水素の分子になる、そこの絵をかいておりますが、水素の原子は、プラス一価の原子核に電子が一個回っている、そういう状態でございます。
 ところが、日常は水素分子として燃料に使われておりますが、この分子、重い原子同士がつながるのは、電子がペアをつくる、これが決定的なポイントでございます。それなものですから、放射線がこの分子を構成しているペアの電子にどう作用するか。これが後、生物的にどんな影響が出てくるかというようなことの一番基本になります
 次をお願いいたします。
 放射線は、この分子に衝突をいたします。衝突するとき、一番外回りの電子というのは、もうすべてと言い切っていいんですが、ペアの電子のつがいになって、原子と原子をつなげている役割を持っております。これが、放射線がぶつかると、ここにある電子が原子の外に飛び出してしまう、吹き飛ばされてしまうわけです。このときに、この電子がここにいたのが、原子から離されてしまうという意味で、電離という言葉を使います。
 それで、私ども生物が受けても、鉄やその他の無生物が受けても、すべて放射線の基本作用は分子がちょん切られる、これがまず押さえておくべき基本的なプロセスでございます。
 次をお願いいたします。
 これは、私どもの体を構成する分子はたくさんの種類があります。いっぱいありますが、一番典型的に健康に害を与えるものは、DNAの分子を切断する、これがどういう結果をもたらすか、ここを考察することがポイントになります。
 まず、ここにかいてある、DNAというのは、二本のたくさんつながった分子が全く同じものが二つ用意されております。これが細胞分裂などできちっと同じ遺伝子を伝えていくために、一本では同じものがコピーできない、二本用意されているというのがDNAの姿ですが、まず、この絵は、DNAの一本だけ分子切断が行われてしまう、二本目は大丈夫である、そういう絵をかいてありますけれども、この場合、分子が切断されても生物学的な修復作用で、もとに戻りたいという再結合が起こります。再結合が、周囲に健全なものがずっと並んでいますと、比較的高い確率できちっともとどおりになります
 このタイプの切断をするのはガンマ線といいまして、相互作用が非常に弱いものですから、ところどころ分子切断をして、エネルギーを余らせて我々の体を突き抜けて外に出てしまう。それで、外部被曝が主にこういうタイプの分子切断をすると判断しております。
 次をお願いいたします。
 ところが、アルファ線、ベータ線というのは非常に相互作用が強いものでありまして、アルファ線というのは、体の中ではたった四十マイクロメートルという距離しか進みません。四十マイクロメートルというのは、この紙の厚さぐらいが四十マイクロメートルというものでありますが、でも、この四十マイクロメートルの間で全部エネルギーを使い切るということで、ちょっとしか飛ばないという結果になっております。それで、四十マイクロメートルのところに何と十万個も分子切断を行っていきます。そうすると、DNAの二本の分子は両方とも切られてしまう。それで、この場合には、生物学的に、もとに戻ろうとしても、間違ってつながってしまう。間違ってつながってしまったものが生き延びると、遺伝子の変性ということにつながりまして、これから生物学的に非常に大きな影響が出てくるところでございます。
 次をお願いいたします。
 今、福島の原発での放射能というのは、原子炉から放射性のほこりが舞い散って出ているものでございます。この絵にかいてある一粒一粒が放射能のほこりと考えていただきますと、ほこりですから、体の中に吸い込んだり飲み込んだりしてしまう。これが内部被曝ということの原因なんですが、この放射性のほこり、例えば一マイクロメートル、一マイクロメートルというのは一ミリメートルの千分の一の大きさでございますけれども、これが目には見えない。目には見えないけれども、原子の数でいくと一兆個の原子が詰まっております。そうすると、その放射性原子がそれだけあるものですから、飲み込んだほこりが体の中に入って、体の中で放射線がばんばん出てくる、それが内部被曝でございます。
 実は、内部被曝は、アルファ線もベータ線も、短くしか飛ばないものも全部、体にきいてくるものですから、外部被曝よりもはるかに高い被曝量を与えます。
 次をお願いいたします。
 これは放射性のほこりが体の外にあるときですが、例えば、ベータ線はたかだか一メートルしか飛ばない、一メートル以上離れたところにほこりが存在すると、体に当たるのはガンマ線だけだ。ですから、外部被曝というパターンをここに示しておりますけれども、外部被曝はガンマ線だけにやられる、そういう理解が近似的に成り立ちます。
 ガンマ線もあらゆる方向に飛んでいくんですが、体の方向に向かったものだけが被曝に当たります。ところが、このほこりが体の中に入ってしまいますと、あらゆる方向に出た放射線、それから、短いものも長いものも全部、先ほどの分子切断にきいてきてしまいます
 そういう意味で、内部被曝というのは、外部被曝というものよりも非常に大きな被曝を考慮しなきゃいけない。これが、実は日本では、内部被曝ということが決定的に無視されているというのが学会の姿でございまして、大変困った状態であると私は思っております。
 次をお願いいたします。
 これが、チェルノブイリ事故の後の子供の甲状腺疾患それから甲状腺腫、そういったものがどんなふうに年々あらわれているかということですけれども、特徴的なものは、一九八六年にチェルノブイリの爆発がありましたが、この五年後あるいは六年後に子供の疾患が急激にふえております
 それで、千人当たりの数で示しておりますが、何と、九五年以後は、十人に一人、千人に百人の割合で子供の疾患があらわれております。これは現場の病院などでしっかり確認できることなんですけれども、これをどんなふうに放射線と結びつけるかということに関しては、いろいろ見解が分かれるというような情けない状況でございます。
 次をお願いします。
 これは実は、被爆者の方々が現在どういう健康不良状態を持っているかというようなことで、ちょっと読みにくいところがありますが、上は腰痛、二番目が高血圧、視覚障害、神経痛など、ずっと二十項目にわたって、一九八五年から一九九〇年、千二百三十二人の被爆者の方の健康状態を調べたものでございます。一般国民という白い枠、これは厚労省のデータでありますけれども、何と、そのいずれの項目も数倍しております。
 これで、やはり、私がまず物理的にお話し申し上げました、こういうプロセスがある以上、福島県を中心にして、子供たちにも大人にも、今お見せしたようなそういう症状、疾患が必ず出てまいります。それに対して、私どもの社会がどういうふうに保障していくか、どういうふうに健康管理をしていくか、これが一番大事なことで、かつ、今きちっと被曝を防止することが将来の莫大な医療費、そういうものを軽減しつつ、健康を保持するという意味で大変重要な課題となっております
 準備した絵は、皆さんに全部お話しすることができませんでしたが、基本的なことは、私がお話ししたいことはそれでございますので、どうぞよろしくお願いします。(拍手)

○川内委員長 矢ヶ崎参考人、ありがとうございました。
 次に、崎山参考人にお願いいたします。

○崎山参考人 皆さん、おはようございます。崎山です。よろしくお願いします。
 私は、この絵を、二つかいてあるんですが、それを全部説明しますと時間がありませんので、体の設計図であるDNA、体に一番重要な分子のDNAに放射線がどう影響するかということをお話ししたいと思います。
 私たちの体は、成人は約六十兆個の細胞からできています。この六十兆個の細胞も、初めは一つの受精卵から始まっているわけです。この受精卵が分裂して、分化して、最終的にいろいろな体の器官をつくる。この最終分化した細胞は、それぞれ形や機能も全然違いますけれども、この一番初めにあった受精卵と全く同じものを一分子だけ持っています。それがDNAなんですね。
 DNAがなぜそのように変わらないかということを、次にお話ししたいと思います。
 これは、DNAの模型図です。DNAというのは二重らせん構造をとっていて、このようにリボンのようにかいたバックボーンの真ん中に向けて塩基が飛び出しています。その塩基は、アデニン、チミン、グアニン、シトシンという四種類で、この対のつくり方としては、アデニンは必ずチミンと、グアニンは必ずシトシンとしか対をつくりません
 ですから、人間のDNAは三十二億塩基対ありますけれども、その対というのは、A―T、G―C、その二種類しかないわけです。それが延々と配列されているわけですけれども、この塩基の三つが一つのアミノ酸を決めるということになっています。
 ですから、DNAというのは、どういうアミノ酸がどういう順序で並んでいるか、言いかえれば、どういうたんぱく質をつくるかという情報がDNAの中に組み込まれているわけです。
 DNAは、細胞が分裂するときに必ず二倍になります。そのときに、この結合が切れて、これが一つの鋳型になって新しいものができるということになっていまして、これは巻き戻した図ですけれども、古いDNAの片一方が鋳型になって新しいものがここにできる。これもそうです。ですから、新しくできた二対のDNAは必ずもとのDNAと同じ配列を持っている。
 次のスライドをお願いします。
 こういうふうに複製が同じというか、正しくできるということが、何回DNAが複製されても、もともとの一代目のDNAと同じ配列を持っているということで、DNAが変わらない。六十兆個の細胞になってもDNAの配列は変わらないということです。そのDNAの配列が変わらないということが、体の恒常性を保つために非常に重要なことなんです。
 次のスライドをお願いします。
 こういう重要なDNAに放射線はどういう影響を与えるかということですけれども、まず、影響は放射線の量に比例してふえます。一ミリシーベルトというのを盛んにマスコミでも言われるようになりましたけれども、一ミリシーベルトを被曝するということは一体どういうことなのかということですが、一つ一つの体を構成する細胞の核、この中にDNAが入っているわけですけれども、平均して一本放射線が通る、そういうものが一ミリシーベルトです。ですから、皆さん、一ミリシーベルト被曝したということになりますと、全身の細胞の核に一本ずつ放射線が通ったことになります。千ミリシーベルト被曝しても、千本通るわけですが、一ミリシーベルトで起きたことが千倍になるだけです。その傷の質というのは変わりません。ですから、量的な差だということです。これが放射線に安全量がないと言われるもとなんですね。
 次のスライドをお願いします。
 これはDNAの化学構造をかいたものですけれども、ここに先ほどのリボンのような背骨、この五炭糖と燐酸がずっと延々続いているわけですけれども、その中心に向かって塩基が飛び出しています。相手方もそうです。この結合の仕方は、化学結合のエネルギーで結合しています。このエネルギーというのは弱いわけですけれども、例えば診断用エックス線のエネルギーといいますと、この結合のエネルギーの一万五千倍から二万倍ぐらいのエネルギーを持っています
 ですから、そういうものがDNAの上を通りますと、簡単にDNAは切れてしまいます。その切れ方が、エネルギーが大きいので、単純に切れるわけではなくて、DNAの周りにはたくさんの酵素があります、たんぱく質があります、そういうものも巻き込んで傷をつけますので、非常に複雑な傷になります
 自然にもDNAというのは毎日切れていますけれども、それを体は治しているわけです。ところが、放射線のような高エネルギーで切れた複雑な傷というのは、正しく治すことが難しい。間違えやすい傷が起きるわけです。そういうところでこの配列が変わって、違うアミノ酸がここへ入ると、ここに変異が起きるわけです。それが子孫に伝わって、がんの原因になっていくわけです
 次のスライドをお願いします。
 がんになるのは低線量ですけれども、たくさんの放射線を一度に全身に浴びると、例えば六千から七千ミリシーベルトを一度に浴びると、ほとんど一〇〇%の人が死亡します。五〇%の人が死亡するのは、大体三千から四千ミリシーベルト浴びると五〇%が死にます
 こういう大量の放射線を一度に浴びた場合に、比較的短時間の間に、皮下出血とか脱毛とかいろいろな症状が出てきます。この症状は、時間的に急性なので、急性障害というふうにいいます。その急性障害は、放射線を浴びた人だれかれなしにあらわれるので、確定的影響とも呼ばれています
 この急性障害のあらわれる一番軽い症状というのは、リンパ球や白血球の一時的減少です。これが起こる線量というのは、百から二百五十ミリシーベルト。この線量以下ですと、直ちに健康に影響を与える量ではありませんという説明がよく出てきますけれども、そういう線量になるわけです。低線量域ですね。
 この低線量域が安全、安心でないということは、これが原因になって、数年から数十年後にがんになる、発がんが起こるということで、それで安心、安全ではないということなんです。この発がんというのは、だれかれなしではなくて確率的に出てくるので、遅く出てくるから晩発障害、確率的影響ということで、確率的に出てくるのでそういう影響だということになっています。
 次のスライドをお願いします。
 がんは一つの遺伝子の変化によって起こるものではありません。たくさんの遺伝子が変化して、それでがんになるということ、これは、がん研究者の間でも定説となっているがんの多段階説です
 ここで放射線によるがん遺伝子の活性化がありますと、放射線によって遺伝子の不安定化ということも起こりますので、環境にあるほかの放射線とか化学物質なんかによって変化が起きて、だんだんこの階段を上っていくという感じで、ここには時間がかかりますから、老人にがんが多いというのは、この階段を上る時間が多いということなんですね。
 次のスライドをお願いします。
 それでは、どういう線量でどのぐらいの発がんが起こるかということなんですが、一ミリシーベルトを一万人の人が浴びると、その中で一人がんになる。十ミリシーベルトを浴びると十人ががんになる。百ミリだと百人。これは、これ以下の線量だと安全だ、がんが出ない、そういう閾値はないという閾値なし直線説です
 このモデルは国際放射線防護委員会が出しているわけですけれども、もとになったのは広島、長崎の被爆者です。その被爆者のリスクに二分の一を掛けたのが、この防護委員会のモデルです。
 次、お願いします。
 今の発がんの閾値なし直線説を採用している機関というのは米国科学アカデミーで、これから出ているBEIR7という報告書があります。それにもはっきり書いてあります。それから国連科学委員会、UNSCEARに書いてありますし、今の国際放射線防護委員会、ICRP、それから欧州の放射線リスク委員会、ECRRも、こういうところの機関は閾値なし直線説を採用しています。
 ということは、放射線には安全量はないということが国際的な合意事項になっているということなんです。ですから、防護というのは、その前提に立って行わなければならないというのが国際放射線防護委員会の見解だと思いますので、これからも、防護のことについて、国会議員の皆さん、よろしくお願いいたします。
 どうもありがとうございました。(拍手)

○川内委員長 崎山参考人、ありがとうございました。
 最後に、武田参考人にお願いいたします。

○武田参考人 武田でございます。
 きょうの朝のテレビを見ておりましたら、福島県の小学校は、二十ミリシーベルトという基準を文部科学省が出している、それから計算して、ややいかがわしい計算でありますが、一時間に三・八マイクロシーベルトまでいいと。これを下回っても御父兄が納得しない、だから運動させることができないんだというようなニュースが出ていました。
 こういった御父兄の気持ちはどこから出てくるかといいますと、原子力発電所が何か事故を起こしますと、漏れる放射線量、放射線量というのは不安定なものがいっぱいあるんですけれども、公開するような場合にベクレルというのを使うんですけれども、大体、億単位、数億ベクレルが普通の放射線が漏れたときの値であります。
 数億ベクレル漏れますと、社会にはどういうことが起こるかというと、新聞には一面にでかでかと出て、原子力発電所から数億ベクレルの放射性物質が出たと。国は大騒ぎをして、研究員を派遣したり、原子炉がとまったり、再開するのに三年かかったり、こういうふうにするわけですね。それが数億ベクレルなんですよ。
 今回福島原発から出た量は、それの一億倍なんですね。数京ベクレルから数十京ベクレルですね。ですから、通常新聞が大騒ぎし、国家が大騒ぎする量が数億ベクレルに対して、今回福島原発から出た量は何十京ベクレルなんですね。ということは、何十億倍なんですよ。通常国家が大騒ぎするレベルの例えば二十億倍、そういった量が今回の福島原発から出たわけですね。
 ふだん、数億ベクレルが出たときに、大変危険だというので原発を数年とめてやるということをやる政府が、それの一億倍出たら安全だと言ったわけですね。これを理解するというのは、普通には到底できません。ですから、普通の心境としては、これはうそだというふうに思うのが当然であります。
 したがって、現在、福島県を中心とした方々、特にお母さん方が非常に強い不安感を持っておられるということは、政府発表を中心としたものがつくり出した非常に強い不信感というか、そういうものであろうと私は思います。
 例えは難しいんですけれども、一円でも節約しなきゃならないと言っていた人が、突然、十億円を前にして捨てなさいと言っているようなものですから、それを庶民が理解するということはもう無理であります。
 もう一つ、テレビでこういうふうに言っていました。
 御父兄に二十ミリシーベルトが安全であるという説明ができないというんですね。それは当然できないわけです。二十ミリシーベルトは一ミリシーベルトよりも発がんリスクが二十倍になるということですから、二十倍になると言わなきゃいけないということですね。しかし、二十倍になるのをどうして我慢させるのか、私たちの将来を担っている子供たちになぜ我慢をさせるのかということをしっかりと説明しないと、お上が二十ミリと決めたからそのとおり信じなさいなんていうのは、江戸時代じゃないので、皆さんが納得しないのも当然であります
 ここのところも非常に大きな問題があって、実際にお子さんを育てておられて、福島の小学校に通わせているお母さんたちの気持ちをわかって、今までの政府がやってきたものとの整合性をとってもらわないと、これは解消しない問題であるというふうに思います。
 それから、論点の第二点なんですけれども、ちょっと科学的に振りまして、私は、ずっと科学の分野で原子力をやってきて、こんなになって深く反省しておりまして、自分は原子力をやってきたのは本当によかったのか、こんな結果になるような技術をやってきたのかという非常に深い自責の念があるのでありますが、これはどこにあるかというと、一年一ミリシーベルト以上は危険であるということに基づいているわけですね。
 最近、一年百ミリシーベルトまで大丈夫だと言われる人がいて、私が非常に残念に思うのは、原子力の技術体系全体が一年に一ミリシーベルト以上は危険だということによって原子炉は設計され、研究がなされ、すべての法体系がそろっているわけですね。
 技術というのは、技術自身が独立して存在するわけじゃなくて、もし一年に百ミリシーベルトまで大丈夫ならば、現在の原発は安全なんです。福島原発ですら、もしも一年百ミリシーベルトという基準に変えるんだったら、あれは化学工場の火災事故と変わらないんですよ。原子力発電所の事故が危険なのは、そこから放射線が漏れて一ミリシーベルト以上の被曝をするからこそ、国家としても乗り出すような大事件なわけですね。
 ですから、今回、一年に二十ミリシーベルトとか一年に百ミリシーベルトとかは大丈夫であるということになりますと、原子力技術全体を全部変えなきゃいけませんし、原子力の安全基準から設計基準からを全部変えなきゃいけません。そして、今エネルギー議論なんかがありますが、もしも一年に二十ミリシーベルトとか百ミリシーベルトが安全であれば、別に自然エネルギーとかなんとか言わなくても原子力をやればいいわけですね。
 ですから、一年に何ミリシーベルトぐらいまでが日本人としての被曝として安全であるということをどこに定めるかによって、原子力政策から、エネルギー政策から、現在の被曝に対する補償から、全部変わるということですね。
 ですから、そこについて私は、今ほかの参考人から御説明があったように、現在の国際的に一年一ミリシーベルトと決まっているものを今さら変えることはないと。それを変えていたら、私たちは何のために放射線とか原子力をやるときに防御をしてきたか、何のために設計してきたのかといえば、私は原子力の仕事をずっとやってきましたけれども、原子力の機器を発注すると、普通の機器の五倍ぐらい値段がするんです。それはなぜするかといったら、一年一ミリシーベルトだから高いんですね。それで重工の会社はもうけてきたわけです。だけれども、突然今、百ミリシーベルトまでいいというのだったら、普通の、五分の一の安い機械を買えばいいわけですから、全部の体系が変わるわけですね。
 その中で、文部科学省が一年二十ミリというふうに変えたということは極めて大きな影響もあり、それが主に子供に対して適用されているということは非常に大きな問題であろうと思います。
 これは忌憚なく述べさせていただけば、私の技術論というのは、人間は空を飛ぶべきではないから飛行機はいけないというような議論はとらないんです。もちろん人間が空を飛ぶべきじゃないかもしれません、初期の飛行機は次々と墜落しましたから。だけれども、それがクリアされて安全な飛行機になれば飛べるということですね。
 原子力発電所もそうで、原子力自体をやるべきではないという議論、私はそういう考えではありません。原子力発電所が社会に対してよい影響を与え、悪いことをしないというのであれば、墜落しない飛行機になるわけですから、それは科学技術として採用すべきだ。
 しかし、そこのところをはっきりしておかないと、あいまいにして事柄をやると、今度の原子力発電所の事故は、原子力発電所がエネルギー政策上必要であるから原子力発電所は安全だというような論理の逆転が今度の事故を招き、多くの人を苦しめたんじゃないかというふうに思います。
 最後の論点ですけれども、現在、福島原発から放射性物質が残念ながら出たわけですね。一応、一年一ミリシーベルトを守るということを前提にお話ししますと、もやもやっとした放射性物質が出て、これは国が一番最初に間違ったことを言いましたから、多くの人が間違っていますが、放射線は距離の自乗に反比例するなんておっしゃったものですから、皆さんが原子炉から離れれば大丈夫だと思っておられますけれども、放射線自体は光ですから、自分の目で福島原発が見えなくなったら放射線は来ません。現在、中性子は出ていませんからね。
 ですから、放射線というのは、福島原発の見えないところ、自分の目で見えないところには来ません。現在来ている放射線というのは、福島原発からどかんと爆発したときに、火山の灰のように風に流れてずっと行ったものですね。これはだから、今度の場合、西北に流れました。
 これは例えば、政府でいえば、気象庁が全力を挙げて風向きを予測しなきゃいけなかったのに、気象庁は、SPEEDIがあるから、これは原子力安全委員会が持っているんだからそっちがやれ、こう言った。今度はSPEEDIの方は、余り放射線が大きいからこれを発表しないんだという。国民は、税金を払ってSPEEDIをつくり、気象庁を持っているにもかかわらず、どこに放射性物質が飛んでくるか全くわからない状態で最初の被曝をしてしまったわけですね。
 私は、しようがないから、ブログを書くとき、これはもうブログを書いて付近にいる人を逃がさなきゃいけないと思ったものですから、そのときに私が参考にしたのはドイツ気象庁のデータだったんです。
 私はとても悲しい思いをしました。日本が科学技術立国でありながら、気象庁が、細かく花粉の状況とか火山の噴火の状況の予想図を出しているにもかかわらず、国民の命に極めて重要なことになると引いてしまったわけですね。原子力委員会のSPEEDIもそうです
 だから、まず第一に、私たち技術者は、原子力をやっている人たちは、国民の命を原子力から守るのが第一ですから、起こってしまった事故は仕方ないので、それに対して最大に損害を少なくする行為をすべきだった。そういう意味では、極めて大きな不作為による被曝を福島の人たちにさせてしまったという感じがいたします
 ところで、ふわっと飛んでいくわけですから、単なる粉なんですよね。放射性物質というのは単なる粉なんです。粉と言ってもいいし、ちりと言ってもいいし、ごみと言ってもいいし、何でもいいんですけれども、そういったものなんです。大きさは大体花粉みたいなもので、重さは黄砂ぐらいのものだ。
 そうすると、飛んでいきますから、三月はどうだったかというと、空間の線量が高いわけです。それで、福島原発から放射線が来たんじゃなくて、この部屋でも結構今ありますけれども、ここの部屋に福島原発から飛んできた放射性物質が何億とあるわけですね。そこのちっちゃいところから我々は弱い放射線の合計を受けて、それで現在ここは、自然放射線〇・〇二に対してその十倍であるとか、そういった量になっているわけですね。
 だから、三月の最初は空気が汚れているわけです。四月の初旬になりますと、私のブログの読者から寄せられるデータをずっと整理しますと、地面に落ちますから、地面が非常に高くなる。そのころ、私は、お子さんを外出させるときは手を引かないで、だっこしてくださいと言ったんですね。やはり下よりか上に行かなきゃいけません。
 四月の下旬から連休になりますとそれが流れまして、屋根に乗った放射性物質は、といに出てきます。それから、散ったものは吹きだまりに集まります。それから、現在は、側溝からさらに進んで升のところに移っています。
 この前、福島県に行って測定してきましたら、普通のところが〇・九マイクロシーベルト・一時間に対して、側溝の溝をはかりますと九マイクロシーベルトでした。九マイクロというと物すごく多くの被曝をしますから、絶対に子供を近づけちゃいけない。だから、僕はそこの人に、黄色い枠をしてくださいと言ったんですね、子供が近づかないように。
 このことは何を言っているかというと、放射線を防御しなきゃならない国としては、時々刻々、正しくやらなきゃいけない。ところが、自治体なんかで放射線の量をはかっているんですよ。それで、地上十五メートル、五階なんかではかっているところがあるんです。それに文句を言いますと、いや、機械が高いから、壊されるといけないから五階ではかっているんだというんですよ。五階なんかに人はいませんからね。赤ちゃんは特に危ないわけですけれども、〇・五メートルぐらいではかってくれなきゃいけない。だから、公表されるデータ自身がいいかげんなわけですね。これは命にかかわることだから、そんな機器の値段なんか言っていないで、やはりちゃんとしたデータを国民に提供するということが非常に重要だと思います。
 それから最後に、粉でありますから、除けるんですね。それで、校庭だったら校庭の表土を取る。チェルノブイリのデータを見ますと、はっきりはわかりませんが、二十年で二十センチ沈んでいますので、一年に一センチの割合。だけれども、日本は雨が降るので、もうちょっと進行するとします。ですから、梅雨の前に、福島県の汚染されたところをとにかくのけてほしいんですよ。これはぜひ先生方のお力で、のけてほしい。
 今は逆の方向に行っているんです。要するに、汚いものがもうそこにある。もしもお母さんが放射性物質が目で見えれば、絶対にふきます。ふいて取ろうと思います、だって、そこに毒があるわけですから。なぜそれをどけないのか。
 それをどける努力をせずに、基準を二十ミリに上げたり、放射性物質が入っている野菜が基準以下だから安全宣言なんかしたって、無駄なんですね。問題は被曝の量を減らすということですから、そのためには、現在立入禁止になっているような高いところは自衛隊なんかの協力も得てできるだけ早く除染しないと、もう一回風が吹きますと、道路に落ちている粉は、舞い上がってほかに行きます。ですから、早くとめなきゃいけない
 それから、もちろん福島市のある程度のところは汚れておりますから、これの表土を一番早いうちに取ればいいんですよ。この前福島に行ったら、残念ながら、もう稲を準備しちゃっているところがあるんです。土をまぜちゃったら下の方に行きますから、これはもう二十年ということになるわけですね。ですから、できるだけ早くやらなきゃならない。
 それから、小学校の土をひっくり返すというのがあるんですけれども、何をやっているのという感じですね。ひっくり返せば、低レベル廃棄物というか、そういう放射線を帯びたものが土の中に入ります。雨が降れば地下水に行きますね。セシウムは土とのなじみが深いからすぐには移動しないかもしれませんが、ずっと移動していくわけですね。地下水に移動したらとても厄介なことになるわけです。ですから、この際、非常に強い決意を持って福島のところを除く。
 これは私の論で、違った御意見もあると思いますが、科学技術は原発をつくる技術だけじゃないんです。原発の技術というのは、原発が壊れたときに、それを速やかに除染して、何でもなかったことのように生活できるようにするというのも技術なわけですね。これも原子力発電所をやる上においては極めて重要な技術なわけです。
 日本は科学技術立国でありますし、経済力も非常に強いのですから、世界に先駆けて、私は、原発が爆発したら多少困るけれども、きちっと住民を避難させて速やかにそこを除染したら、除染したらというのは放射性物質を除いたら、一年以内に必ずそこで普通に住めるようになる、そういう国であるということを示してもらいたい、それも実は原子力をやる上での技術の一つじゃないかというふうに思います。
 それからもう一つ、先ほど別の参考人から御説明がありましたように、一年一ミリシーベルトを上げると、日本はもう既に汚染された国なんですね。我々が自由に海外旅行に行き、海外のレストランで安心して食べ、海外から輸入される水を安心して飲むのは、世界じゅうがICRPの基準で一年一ミリだからなんです
 それを日本だけが一年二十ミリにしたら、日本の農産物ばかりでなく、すべての製品、テレビに至るまで輸入禁止がかけられても文句は言えないわけですね、赤ちゃんを抱いて日本に旅行に来たら二十倍の被曝をするということを国際的に宣言しているわけですから。もちろん、健康にも影響がありますし、日本に与える経済的な影響は極めて高いというふうに思います。
 私は技術者ですので、いろいろ政治的なことは別にいたしまして、ぜひ、できるだけ早く日本の技術力を動員して、まず第一に梅雨の前、第二には風が吹く台風の前に、すべて除いて、木なんかに、葉っぱなんかにはつきますから、適当に、夏ぐらいには雑草も葉っぱも全部切って、回収できるフィルターのついた焼却装置で焼却すれば、福島を一年以内に安全に住めるところに戻すということが極めて重要なことではないかというふうに思います。(拍手)

○川内委員長 武田参考人、ありがとうございました。
 以上で参考人の意見の開陳は終わりました。
    ―――――――――――――

○川内委員長 これより参考人に対する質疑に入ります。
 参考人に対する質疑は、理事会の協議に基づき、まず、各会派を代表する委員が順次質疑を行い、その後、各委員が自由に質疑を行うことといたします。
 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。空本誠喜君。

○空本委員 おはようございます。民主党の空本誠喜でございます。
 本日は、参考人の皆様におかれましては、本当にお忙しい中御出席いただきまして、ありがとうございます。
 貴重なお時間でございます。早速質問をさせていただきます。
 まず、福島県、そしてその近郊における汚染の問題についてお聞きしたいと思います。
 現在、かなりの地域、また私も、東北自動車道もしくは東北新幹線を、線量計を持って測定をしながら動いたことがございます。最近も、先週福島に行ってまいりました。その中で、やはりいろいろな地域で点在してホットスポットが今あるようでございます。そういった中で、これから、今福島県の方々が避難されておりますが、そういった方々がいつ戻れるのか、そういったことを考えていかなければならないかと思います。
 菅総理が五月四日、埼玉県で避難されている双葉町の町長さんの方に、年明けにはもう一度モニタリングを行って、それで結果を出して、帰れるかという判断をするというふうなことをおっしゃっておりますが、チェルノブイリのときに強制移住ということがございました。九一年に強制移住の正式な法律がウクライナとかでできたりしております。そのときには、年間五ミリシーベルトで強制移住という形をとっております
 また、八六年、チェルノブイリ事故があってすぐは、旧ソ連邦においては若干甘い数値がありまして、しかし、これは国際的な非難を相当浴びました。さらに、これが一因となってソ連邦の崩壊にもつながっていった、国の崩壊につながっていったということもございます。
 そういった中で、今、線量マップ、汚染マップと言われておりますけれども、かなりの地域で高濃度の汚染がされている。五ミリシーベルト・年間、こういったものではなく、その数十倍、数百倍でございます。そういった地域において、これから移住、もしくはリエントリー、もう一回戻れるか、そういったことをどういうふうに判断されるかお聞きしたいと思います。
 まず、久住先生から御意見をいただければと思います。

○久住参考人 お答え申し上げます。
 先生おっしゃるとおり、チェルノブイリにおきましては、事故の五年後に、五ミリシーベルトということで強制移住ということが法律上も決められたと承知しております。
 現在、福島県におきましては、関連の地域でそれより高い地域がございますが、先ほど来、別の参考人の方もおっしゃいましたけれども、非常に計画性を持ってうまくその汚染された地域を除染、改善措置をしていくということで、できるだけ広い地域に対して、住民の方々が帰れるような努力をするということがまず第一に必要ではないかと思います。
 では、その限度をどうするかということでございますけれども、私は先ほど、チェルノブイリの教訓も生かしてということで、その後国際的に議論された数字を示しましたが、私ども安全委員会といたしましては、国際的な基準に沿って、放射線の防護に対する助言を申し上げます。ただ、それをどのように判断され、総合的な判断が必要ということを先ほど申し上げましたけれども、どのように総合的に判断されていくかということは、議員の皆様初め行政の判断ではないかと思っております。

○空本委員 大変厳しい状況に今福島はございます。そういった中で、特に発電所近くの地域においては、除染をしても大変厳しい。ということならば、早い時期に、避難されている方々に対して正しい情報、そして、移住が必要ならば、そういった地域に移住していただくような対策を早期に提示すべきだと思うのですが、武田先生、そういった点で御意見をいただければありがたいのですが。

○武田参考人 日本の技術力、工業力、財力をもとにして、福島原発の近くも含めて一年一ミリシーベルトに下げて、数字をいじくるのではなくて、一年一ミリシーベルトに下げるということが不可能であるということは、私は全然そう思っていません。きちっと動員をして予算をかけてやれば、私は大地を取り戻すことができると思いますし、日本は国土が非常に大切ですから。
 今は、例えば年明けまでに帰れることを検討すると言っておられますけれども、何をして下げるのかということが全く示されておりません。これこそ、国が真っ先にやる。どうしても三ミリシーベルトぐらいまでしか下がらないというのであれば、その具体的な方法と時期を示して、そして説明をすべきだというふうに私は思います。

○空本委員 ありがとうございます。
 その中で、小学生の校庭の使用についての二十ミリシーベルトという値、先ほど申し上げましたが、チェルノブイリで強制移住が年間五ミリシーベルトです。これで二十、文部科学省の方は九・九九というような数字を出してきておりますけれども、大変厳しい状況にあることは間違いございません。そういった中で二十ミリシーベルトを与える。
 そして、そういった中でもう一点気になるのは、先ほど先生方からDNAに対する影響というのがございました。放射線を百ミリシーベルト以上与えると、顕著な、有意な、見えてきやすいと。本当は、レス百ミリシーベルトでも実際はその確率はありますということがございます。
 そのときに、一点お聞きしたいのは、年間百ミリ当たった場合と、例えば十年で百ミリ当たった場合、年間十ミリずつ当たった場合、そういったときの健康影響について、どのような影響があるか、どのような違いがあるか、崎山先生にお聞きしたいのですが。

○崎山参考人 それは線量率の問題で、例えば百ミリシーベルトを一遍に浴びる場合と一年かけて浴びる場合とは違う、そういう実験データはあります
 そのために、ICRPは、六十年近く追跡調査した広島、長崎のデータ、そのリスクに二分の一を掛けているんです。二分の一を掛けて、先ほどお示ししましたような結果が出ているわけです。
 二分の一を掛けることが妥当かどうかということには議論がありまして、例えばヨーロッパの放射線リスク委員会は、それは掛ける必要はない、二分の一は多過ぎる、一でいいと。それから、アメリカの科学委員会は一・五分の一でいいと。だから、ICRPは一番過小評価して二分の一にしているわけです。ですから、あのデータはもう既に、分割というか遷延照射を考慮に入れたリスクであるということなんです。

○空本委員 ありがとうございます。
 年間の線量と、そして逆に累積の線量の考え方。線量、浴びた全量と浴びている率、これの考え方がやはり私たちはなかなかわかりづらいと思うんです。そこをしっかり理解しながらといいながらも、人工的に浴びる放射線というのは、発がんのリスク、確率的な影響のリスクを必ず持っているということを考えるならば、校庭の年間二十ミリシーベルト適用というのは、子供たちにとって、また妊婦さん、胎児にとってやはり影響を及ぼす可能性があるというふうに考えてよろしいでしょうか。崎山先生。

○崎山参考人 もちろんそうなんですが、特に胎児とか小児は細胞分裂が盛んですから、放射線に対する感受性は大人よりもずっと高いわけです。
 研究者によっては、年齢にもよりますけれども、ゼロ歳から九歳までで被曝した場合と、四十歳で被曝した場合では、そのリスクが十倍ぐらい違うと。これは広島、長崎の傷害調査でもそういうふうに言われています。ですから、特に子供の場合は注意しなければいけないということです。

○空本委員 ありがとうございます。
 本当に、子供さん、また妊婦さん、胎児の問題というのは大変重要な問題でありまして、感受性が高いということは間違いございません。その中で、今、年間二十ミリシーベルトを基準にしながら学校の、暫定的、夏休みまでと言っておりますけれども、これはやはり危険であるということは間違いないと思います。
 そういった観点で、即刻、安全委員会の方、しっかりと文部科学省に意見をいただきたいので、最後、久住先生からお願いしたいんですが。

○久住参考人 ただいま先生言われましたとおり、文部科学省は夏休み明けまでということを言っておりますが、先ほど私が一から二十ミリのバンドで、現存被曝状況と放射線防護的に申しますけれども、考えたということを申し上げました。あの場合は、必ずしも二十にしなければいけないというものではもちろんないわけです、先生御存じのとおり。もちろん、一から十の間、ただ、十といったときは十から一を目指す、できるだけ努力をして目指すという精神が入っておりまして、たとえ二十にしても、二十からできるだけ早く一を目指すという精神は入ってございます
 私どもが文部科学省から事前に御相談を受けましたときには、いろいろ文部科学省のモニタリングデータ等を見せていただきますと、セシウムと沃素の割合が半々のところまで、フォールアウトが初めのときは、沃素が十でセシウムが一だったというように割合を記憶しておりますが、沃素の方は半減期が短いので、一対一まで減衰しておりました。その時点で一対一であるということは、沃素の影響というのは間もなく消えるであろう、計算上は一カ月では消えるであろうという計算をいたしました
 それから、室内と室外ではかってみますと、室内では校庭の十分の一の線量であるということを確認いたしました。ということで、私どもは、文部科学省は一から二十ということを言ってこられましたけれども、そのとき私どもは、多分、二分の一になり十分の一になるという見込みでもって、そのバンドで開始されることは支障はないのではないでしょうかという御返事を申し上げたという趣旨でございます。それも、一年間そのまま累積してしまうということではなくて、あくまで、夏休みの終わるまでにいろいろな手段をとってくださいよという精神を込めて申し上げたつもりでございます。

○空本委員 ありがとうございます。
 とにかく、安全委員会から強く言っていただかなければこれは動きませんので、お願いいたします。
 そして、最新のパブリケーション一一一、二〇〇九年版では、一から二十の低い方でとれというふうに勧告されております。それをとるべきでありまして、また、一から二十のバンドの上は、九〇年勧告においては二十は職業人です。全くもって理解の仕方が違っております。そういった意味でも、正しい助言そして指導をお願いいたします。
 ありがとうございました。

○川内委員長 次に、松野博一君。

○松野(博)委員 自由民主党の松野博一でございます。
 参考人の皆さん、よろしくお願いいたします。
 私たちが政治の場で判断、決断をしなければいけませんことは、放射線被曝がもたらす影響と生活や社会活動の制限のバランス、放射線防護の最適化という言葉もいただきました、まさにこの点でございます。
 生活や社会活動の価値に関しては、個々の議員が自分たちの価値観に応じて判断をするしかありません。また、放射線の被曝量に関しては、情報の開示が正確に迅速に行われているということを前提にすれば、客観的な数値であります。もちろん、今このことが問題があるというふうには認識をしておりますが、私たち素人が一番わからない問題というのは、放射線被曝量が与える具体的な健康被害というのがわからない。ですから、放射線防護の最適化に対する判断が混乱をしているということだと思います。
 そして、専門家の方々にさまざまな御意見をお伺いしても、専門家の中でもこのことに対する評価にかなりばらつきがあるように感じておりますので、この点を中心にお話をお伺いしたいというふうに思います。
 まず、久住参考人に質問をさせていただきます。
 学校の生徒の被曝量の話が続きました。一ミリシーベルトから二十ミリシーベルト以下に努めるという表現だと思いますが、これは学校生活での被曝量だというふうに思います。その生徒が例えば通学ですとか家庭生活で受ける被曝量を加えると、この数値を上回る可能性があるという認識でよろしいんでしょうか。

○久住参考人 その件に関しましては、先日文部科学省が、学校での影響は十数%、それ以外は自宅といいますか、学校以外であるという計算をされましたけれども、それはそのようであるかと思います。

○松野(博)委員 そうしますと、上限を超えてくる可能性もあるということだと思います。
 崎山参考人にお伺いをしたいと思うんです。
 先ほどの説明の中で、細胞一個のDNAの放射線による切断に関するお話をいただきました。上限が二十ミリシーベルトを超えてくる可能性があるということは、細胞一個に年間平均二十回放射線が通り、二十回切断が起こるというふうなことでよろしいんでしょうか

○崎山参考人 細胞一個に放射線が通っても、必ずしもDNAに傷がつくわけではないわけです、ほかを通るかもしれませんから。傷がついたとしても、重要な遺伝子が傷がつかなければそれでいいわけなんですね。
 ですから、そういうのは全部確率の問題で、公衆が、大人全部含めて、二十ミリシーベルトを浴びると一万人に二十人ががんになるということがICRPの勧告であるわけです。ですから、二十回通ったとしても、必ず二十個傷ができるということではない。一ミリシーベルト通った場合は、大体三十個の細胞に一つの割合で複雑な損傷が出る、そういうような実験結果はあります。

○松野(博)委員 もう一度、崎山参考人にお聞きをします。
 そうしますと、具体的な、将来の発がん性以外の面で、年間二十ミリシーベルトを超える被曝量を生徒が受けた場合にどのような健康被害が出るか、手短に教えていただければと思います。

○崎山参考人 一般に知られているのは発がんですね。広島、長崎の人は、発がん年齢になったときに、被爆していない人に比べて余計がんが出る。それが、計算だとICRPのあのグラフなわけです。
 そのほかに、広島、長崎の人の健康をずっと追跡調査していますと、虚血性心疾患とか脳梗塞とか消化器疾患、気管支疾患、そのようながん以外の非がん疾患というのも線量に比例してふえているということはわかっています。

○松野(博)委員 久住参考人にお伺いをします。
 今、崎山参考人がお話しをいただいた二十ミリシーベルトレベルの健康被害に関しては、久住参考人はどのように評価をされていますでしょうか。

○久住参考人 崎山参考人は、高線量被曝である原爆被爆者に対して、今回は低線量率の被曝でございますけれども、それが影響としては二分の一であるということで二分の一にしているというお話でございますが、私といたしましては、がんにつきましては、国際的に認識されておりますことは、百ミリシーベルト以下では明らかな影響は検出できないということでございます。
 ICRPは、御存じのとおり、千ミリシーベルト受けたときに五%がんになる、今、崎山参考人もおっしゃったとおりですけれども、五%がんになると言っておりますので、百ミリシーベルトでは〇・五%ということになります
 ただ、その〇・五%が、今、日本の半分ぐらいの方ががんになるという状況を考えますと、それを検出できるかというと、なかなかそこは検出が難しい。確かに、DNAが傷ついたり修復が難しかったりということは放射線の影響としてございますが、それが病気として出てくるまでにはかなりのステップが、これはほかの参考人もおっしゃいましたけれども、必要です。
 ですから、私どもは、本当に臨床的な影響として出てくるかということを考えますと、二十ミリでは影響は明らかなものは検出できないであろうと思っております。ただ、お子さんの場合は、とはいえども、これから長い人生があるわけですから、いろいろなことを考えなきゃいけませんので、できるだけ低い線量に保つ努力をするということは非常に重要であると考えております。

○松野(博)委員 それぞれに立派な見識をお持ちの参考人の方々からお聞きをしても、それぞれ、放射線の健康被害に関する認識は大分違いがあるんだろうというふうに思います。
 例示として、学校での被曝線量の制限を考えますと、一方の相対する生活や社会活動の面で考えられますことは、一つは、子供たちが教育を受ける権利、これから上がってくる個人の利益と子供たちに教育を受けさせるという社会的な利益があります。その利益と子供たちの受ける健康被害のバランスで判断をしていくということでありますが、これが全く危険であるという判断であれば、学校を休校するか、もしくは放射線の影響がない地域で学校を再開するしかありません。この判断を私たちはしなければいけないわけであります。
 参考人の皆さんに最後にお聞きしたいのは、これは政治家が判断をすることだという答えかもしれませんが、この一ミリから二十ミリシーベルトという制限の中で学校を続ける、授業を運営していくという判断に関して、久住参考人はお立場でなかなか発言が大変かと思いますので、他の三人の先生方にそれぞれ、個人的にはどう御判断をされるかについて御所見をお伺いしたいと思います。

○矢ヶ崎参考人 まず、報告しておかなければならないことは、福島市内の一つの小学校の原発事故の際の避難マニュアル、それを拝見させていただきましたけれども、これは全く、地震のときの避難様式とさして変わりないものでありました。ということは、放射性のほこりがどんどん舞ってくるのに、事故だといったときに子供たちにさせるマスクもない、ほこりが来るから帽子をかぶせてビニールかっぱでもやらなきゃいけない、そういう、実際に子供をプロテクトするという考え方が一切ないんですね。
 安全神話というのは、単なる原子炉のやり方ではなくて、人権に対する無視、これが決定的ではないかと判断いたしました。今、日本のような文化国家で、被曝している人たち一人一人に放射線のバッジも与えられない、そういう人権無視というような基本行政が現実にあったということで非常に愕然としております
 二十ミリの問題も、こういうきめ細かい住民、子供たちに対する視点があるならば、被曝を二十ミリまで上げて、それでたくさん被曝してもその場しのぎをしようというような考え方は絶対出てこないはずです。
 被曝ということに関しては、私はICRPの基準そのものに異議を唱えて、科学そのもの、人間の健康自体をきちっと第一に上げた基準ではない、原子力発電所を運営していくために、この程度までしないと運営できないから、みんなが得られる利益のために犠牲になっても我慢してくれ、そういう考え方で構成されています。要約の十四番目にそういうようなことが明記されておりますけれども、そういう考え方そのものをきちっと改めて、主権在民といいますけれども、それを基本に見直して、あらゆる手で今すぐ除染に当たる、そういうことを行政が踏まえて、全部国でやっていかなきゃいけない。
 それで、小学生のことなんですけれども、安全な場所で教育を受けさせるということを国家的な意味できちっとやるべきであると思います。今のように、二十ミリという数字遊びをして、それで、やるかやらないかだなんという時期ではない。即刻、安全なところで教育をする手だてをきちっと講じなきゃいけない。今そこに住んでいる人の健康を守るという、いろいろな具体的な手だてがあるわけなんですけれども、それを実施しながら、子供たちに対しても、例えばバスで通学できる範囲に安全なところが獲得できるならば、朝一時間目は犠牲にしてでもみんなで行って、夕方最後の時間を犠牲にしてでもみんなで帰ってくる、そういう安全なところで教育させる。高学年ならば、まとめて集団疎開みたいなこともする。本当に、住民主権のそういう施策をしないと、数字遊びをしている限り住民は救われないと思います。

○崎山参考人 チェルノブイリの事故があってから二十五年ですけれども、現在のチェルノブイリの状況というのが福島の二十年後だと考えていいと思うんですね。一番汚れているところは強制移住区域よりも汚れているところがあるわけですから、そこにずっといるということはほとんど考えられないぐらいだと思います。
 それで、原子力は危険だということをずっと反対してきた人は言っていて、危険であるということを安心、安全と言いくるめて原子力行政というのは進んできたわけです。それで、この事故が起こって、そのツケを次世代に回すという構図が今の二十ミリシーベルトを強制する構造だというふうに思っています。
 ですから、こういうことになった責任者は、もちろん政府も含めてですけれども、将来の世代の健康ということを一番考えてできる限りのことをやるべきだ、命が一番大切なんですから、何をおいても彼らを安全なところに移住させるなり、すべての努力をそのために尽くさせるべきだ、二十ミリシーベルトを押しつけるべきではないと私は思います。

○武田参考人 私は原子力に反対なわけでもないし、今まで私の研究もそうでありましたが、それはどこにその信念があるかといったら、一年一ミリシーベルトを守るというところにあります。
 先ほど陳述のときに申し上げましたように、技術というのは完全なものではありませんが、ある合意をなしてそれを実施するのが技術者としての責務でありますから、一ミリを二十ミリにするということを決めることはできません。なぜできないかというと、再三述べられているように、百ミリ以下は明確な学問的な結論が出ないわけであります。明確な学問的な結果が出ていないのに、二十ミリが安全であるということは科学者としては言えません。それは、二十ミリはわからないということしか言えません。
 それから、社会的な合意では一年一ミリですから、もちろんその範囲にとどめるべきである。しかし、この問題は、原子力発電所をつくったときに、それに対して被曝するときにどうするか、例えば水はちゃんと国家が用意するのか電力会社が用意するのか、子供たちが被曝したら疎開の小学校は用意しておくのかしておかないのかといった、原子力発電所を世の中に置くということに対して日本社会がどのような対応をするかということが、法律上も電力会社の倫理上も我々技術者の側もほとんど抜け落ちていたということなので、それにさらに輪をかけて、子供たちに二十ミリシーベルトというのが安全であると。これはいろいろな人が安全であるとは言っていないとか言っていますけれども、現場では父兄に対して、父兄が安全ですかと聞くことに対して安全ですと答えざるを得ないわけですね。だって、そこで児童を遊ばせるわけですから。
 ですから、そういうような小手先のことではなくて、もう少しがっちりとした、反省すべきところは反省して、今被曝している人たちをどうするかということを非常に早急に、もう二カ月もたちましたから、私は、決めて行動していかなければいけないと思います。

○松野(博)委員 ありがとうございました。

○川内委員長 次に、斉藤鉄夫君。

○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。
 きょうは参考人の先生方、本当にありがとうございます。
 それでは、時間も十分と限られておりますので、四人の先生方に質問を最初にだっとさせていただいて、あとお一人ずつ答えていただければと思います。
 まず、久住原子力安全委員ですけれども、ちょっときょうの本題からそれますけれども、今ごろになってメルトダウン、かなり初期の段階から起こっていたということを我々知らされて、愕然としております。もしそうであれば、住民の安全を守るためのいろいろな措置等、別な手を打つべきだったのかもしれません。そういう中で、原子力安全委員会が、初期の段階で時々刻々と出てくるいろいろなデータを見て、メルトダウンという事象を想定しなかったのか、どのような議論があって、燃料の炉心溶融は起きていないというふうに判断されたのか、そのことをお聞きしたいと思います。
 それから、矢ヶ崎先生には、お話の中で、チェルノブイリの後の子供の甲状腺障害やがんのお話をしていただきました。そのときに先生が、いろいろな意見があって、大変情けないことにという言葉をおっしゃいました。どんな意見があって、何が情けないのか、そこをお話しいただきたいと思います。
 それから、崎山比早子先生には、大変勉強になりました。ありがとうございました。地球ができて四十五億年、生命が生まれて三十五億年と言われておりますけれども、その三十五億年の間、地球上、表面はある意味で放射線場だったと思うわけです。そういう中で、生命の進化に放射線がどのような影響を与えてきたのか、また放射線がどのように地球上で変化してきたのか。また、高等生物になってからの放射線影響というと、当然、初期のころの放射線影響とは違ってくるということも考えなくてはなりません。そういうことも、現在の科学の最先端の知見を教えていただければ、このように思います。
 それから、武田先生、私も技術者でございまして、そういう意味では、まさにじくじたる思いでございますけれども、これもきょうのテーマからちょっと外れるかもしれませんが、今回、総理が浜岡原子力発電所の停止を要請されました。このことについての先生の御見解。それから、日本の技術の粋を集めて除染をすべきだ、まさにそのとおりだと思います。ただ、想像しますに、大半を占める山岳地帯、山、それから野原、こういうところでの除染をどうするかというのが一番大変だと思うんですが、それについてのお考えがあれば教えていただければと思います。

○久住参考人 非常に難しい、私の専門外のところでございますが、メルトダウンに関する事実関係だけをお答えさせていただきます。
 私ども安全委員会は、保安院が東電に対する規制を行いますが、その保安院から、現状についてもどのようにそれを評価したかという報告を受けるという立場にございます。
 メルトダウンに関しましては、先般、保安院が今現状の炉心の状況という図を持ってまいりましたときに、私どもの安全委員長、班目委員長は、非常に不正確な図というような表現で保安院に対する強い意見を言われたと思います。
 私ども安全委員会では、いろいろな状況を判断いたしまして、委員会の中では、メルトダウンが起きているのではないかということは早い段階から想定しておりました。ただ、ではそれがどうやって確認できたのか、東電がどのように、あるいは保安院がどのようにそれを確認できるのかということは私どもはわかりませんので、今回のメルトダウンの報告というのは、実態が確認できた段階での報告と思っておりますが、想定はいたしておりましたというのが正直なところでございます。
 お答えになっておりますかどうか。失礼します。

○矢ヶ崎参考人 実は今、世界で、被曝をどういうふうに見るかという見方に、大きく分けて二つ存在してしまっております。一つはICRPで、率直に申し上げますと、これは、内部被曝を全く見ない尺度でいろいろ計算やその他見方をやっております。もう一つはヨーロッパ放射線リスク委員会、これは、内部被曝をきちっと科学的に見てどういう結果があるか、そういうことを見ている集団がございます。
 日本では、特に内部被曝を見ないということで、チェルノブイリの結果も原爆症認定集団訴訟などで示されましたけれども、被爆者の見方も随分違うものがあります。
 具体的には、私も著書に書きましたが、アメリカが原爆を投下したすぐ後、アメリカと日本の科学者を動員して内部被曝を隠すようにいたしました。これは目的からすると、核兵器を通常兵器と同じように見せて、放射線で長期的に人々に病害を与えるということはないという姿を描こうとしたわけです。
 具体的な手段は、非常に単純なんですけれども、枕崎台風という物すごく大きな台風で、広島なんかは床上一メートルの大洪水に見舞われた後で測定をやらせて、ほこりですから大部分洗われちゃったけれども、辛うじて土の中に残っているその量で、この量しか初めからなかった、そういう極めて複雑な計算をしていますけれども、そういう科学操作をいたしました
 この結果が、被爆者の認定基準、一九五七年に原爆医療法が定められましたけれども、このときに、直接被爆といって、核分裂が六百メートル上空で起こりますけれども、そのときに地上に放射線が降り注いでおりますが、爆心地から二キロメートルまではその影響がある。この二キロメートル以上遠いところの人は一切放射線は浴びていない、そういう基準で今の被爆者認定基準がつくられております
 これが実は住民の実態と全く離れているものですから、二〇〇三年から三百六人の原爆症認定集団訴訟というものが起こったわけです。そのときに、集団訴訟で訴えた人たちは、がんにかかっている、健康被害を受けている。それで、基本的には、二キロよりも遠い、原子雲、キノコ雲が広がった範囲に住んでいた人たちが中心ですけれども、原子雲があるということは、実は、放射線が雲のところにあるものだから、雲ができて雨が降る、そういうところで、非常に濃い放射能のほこりがまき散らされた領域なんですが、そこに住んでいる方が、自分の病気は放射線のせいだからということで訴訟を起こしたわけなんです。
 裁判所は、何が本質であったか、そういうことを一生懸命追求しました。十九回裁判がありましたが、すべて内部被曝を認めて原告勝訴ということにいたしました。これをきちっと集団として認知していないのが、日本の放射線化学の人たちでございます。
 チェルノブイリを見るときも、現実にはいろいろな疾病がたくさん出ている。ただ、患者さんあるいは亡くなった方の原因がまさにこのチェルノブイリの放射能でつくられた、そういう側面の追求ができないんですね。それだものですから、放射線が原因と考えることはできないということで、いろいろな疾病の患者さんがいるということは抜きにして、認められない、それがないんだ、そういう表現までしてしまっている状況でございます。
 ECRR、ヨーロッパ放射線リスク委員会が、一九四五年から八九年までの間に放射線で亡くなった世界の人の数が六千五百万人と推定しております。それに対して、ICRPの基準でいうと百十七万人しかありません。この差が内部被曝の、みんな世界じゅうでほこりを散らされたものがカウントされていない、そういう状況です
 さらに一言つけ加えますと、今、何ミリシーベルトというような数字というのはすべて外部被曝で、外から放射線が飛んでくる基準で語っておりますけれども、内部被曝は、体の中に入った物質の量で被害が決まってきます。例えば沃素131だったら、一千万分の一グラム体の中に入っただけで一シーベルトというような大きな被害が与えられる。このことに関してきちっと議論できている日本の科学の現状ではありません。

○崎山参考人 生物は発生のときからずっと放射線にさらされて生きている、だから放射線は危険じゃないというような教育がずっとやられてきました。文科省とか電力会社が子供たちに配付する教材には、ずっとそういうふうに書いてあります
 でも、生命が生まれたのは、宇宙線が全然届かない深海です。それで、だんだん進化していって浅い海に出てきた。それが浅くまで生きられるようになったのは、バンアレン帯というものができて地球に降り注ぐ宇宙線が少なくなった。だから、深海から上の方に出てきても生物は生きられたわけです。それで爆発的に生命がふえて、陸上に上がったのはなぜかというと、紫外線があって、紫外線がずっと強かったら生物は生きていられないわけです。オゾン層ができて紫外線が遮られたので生物は陸上に上がれた、そういう経緯があるわけです。
 ですから、逆に言ってみれば、生物というのは、そういう宇宙線とか紫外線とかが少なくなったところにずっとふえていった、そういうふうな見方もできるわけですね。
 そういう見方をしないで、生物は生まれたときからずっと放射線にさらされている、だから安全だというような教育、文科省や電力会社がやった教育というのは全く間違えているんだろうと。
 それで、放射線というのは、一ミリシーベルトが安全というわけではないわけです。安全量は存在しないというのが国際的な合意なんです。なぜ一ミリシーベルトとしたかというと、それは、それより低くしたらもう原子力産業は成り立たない、そういうことなんですね。
 それで、放射線作業者が五年間で百ミリシーベルト、一年間で五十ミリシーベルトというふうに決めているのも、放射線作業者が何も一般の人たちよりも放射線に感受性が低い、彼らにがんができにくいというわけではないわけです。そういうふうに設定しないと産業が成り立たない。
 だから、暫定基準とか規制値とかいうものは、生物学的とか学問的な基準で決めたのではなくて、社会的、経済的な理由からそういうものが設定された、そういうふうに認識した方がいいと思います。

○武田参考人 私は、現在、福島原発は壊れていますけれども、日本の原発の中で一番安全なのは福島原発だと思います、もう壊れていますから。
 一番危険なのは、私は「もんじゅ」だと思います。「もんじゅ」の危険性の第一は、「もんじゅ」の事故を隠しているということですね。そういう体制の中では巨大技術を安全に運行することはできません
 それから、二番目は浜岡原発で、これはとまりましたけれども、まだ二、三年は燃料がありますので、十分に気をつけなきゃならない。ただ、福島原発が津波でやられたから浜岡原発は防波堤をつくるなんというつまらない議論で浜岡原発が議論されている限りは、やはり技術的には危ないと思います。
 次に危ないのが日本のほかの原発で、原子炉を除いて、システムとして全体を考えれば、青森県の東通原発が震度四で全電源を失いましたけれども、それを見てわかりますように、国民の被曝という点で考えれば、震度三から五ぐらいで設計されているわけで、別に、福島原発が震度六で壊れたところで何も驚くことはないわけですね。
 今度、事故が起こって私が何を思ったかというと、福島原発は震度五ぐらいで壊れるようになっているわけですよ、原子炉だけは違うけれども、全部終わって見れば。そのことは何もショックではありませんでした、残念でしたけれども。問題なのは、次々と出てくるうそです。このぐらいうそが多くつかれるのであれば、日本は巨大技術をやる資格はないというふうに思いました
 それから、除染ですけれども、私もいろいろ計算をしまして、町の中はどういうふうになる、それから山野はどうだ、重機の入るところ、重機の入らないところをやりまして、福島原発の周りの五キロぐらいのところに全部汚染された土地を戻すと、やはり十五メートルぐらい上がっちゃうなという気がします。ただ、できないことではないし、状況を見ていますと、それを十分の一ぐらいにすれば、表土を一センチぐらい取れば、土を入れかえることなく、ことし実施してしまえば、一ミリシーベルトの枠の中に入る可能性がある、そういうふうに思っています。
 それから、特に葉っぱとか木々については、ちょっとこびりつく性質もあるので、夏ぐらいになって、土の上に載ったものがもう一回風で吹かれると葉っぱなんかにつきますので、適切な時期に雑草とか木の葉を全部切って、木自体は切る必要はありませんが、回収つきの焼却炉をつくって、そこでそれを順次燃やしてきれいにしていくということが必要かと思います。

○斉藤(鉄)委員 ありがとうございました。終わります。

○川内委員長 次に、吉井英勝君。

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
 きょうは、四人の参考人の皆さんに貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。
 私は、最初に、医学、物理学をやってこられたお三方に伺っておきたいと思うんですが、あらかじめいただいておりました資料の中で、久住参考人は、四月十日の臨時会議で、二十ミリシーベルトに急に上がるということを大変心配されるのではないかと思いますが、しかし、あくまで、一年間に百ミリシーベルトまでは、確定的影響という、被曝をしたときに短期間にあらわれる身体的影響も、長期的に起こってくる晩発的、確率的影響も起こらないということをはっきり御理解いただきたいというお話でありました。
 では、百ミリまで大丈夫というお話になりますと、その場合の考え方としては、閾値を幾らにとれば、そこから上は確定的にリスクが出てくるけれども、もちろん、そこまでは発がんのリスク等あるんだけれども、そっちは確率的リスク、要するに、確率的リスクと確定的リスクの両方のお考えということになってくるのかなというふうに思うわけです。
 その考え方について、先ほどDNAについてのお話のときに、閾値を考えないで確定的というお話もありましたので、久住参考人、矢ヶ崎参考人、崎山参考人から、この点についてのお考えをまずお聞かせいただきたいと思います。

○久住参考人 お答え申し上げます。
 確定的影響と申しますのは、放射線の被曝を受けたときに短期間にあらわれてくる影響でございまして、これは先ほど崎山参考人からも御説明がございましたように、百ミリ以下では、確定的、被曝直後あるいは二、三カ月の間にあらわれてくる影響はないという意味でも、私も同様な考えで申しました。
 それから、確率的影響というのは、次の世代ではなく、その後の長期的な被曝を受けた人の影響、主にがんの影響、悪性腫瘍の影響でございますけれども、それは先ほども申しましたけれども、今、ICRPあるいは国際的な理解では、千ミリシーベルト、一シーベルトで五%であるということですと、百ミリシーベルトというと〇・五%、千人に五人ということになります。
 現在、日本人ががんで亡くなるという割合が、先ほど半分ぐらいと申しましたけれども、軽く見積もりまして三〇%、四〇%といたしますと、千人のうち三百人か四百人ががんで亡くなるということになります。そのうちの五人を検出できるかということになりますと、私どもは、臨床的影響というのは疫学調査という手法でやっておりますので、その方法では検出ができない。
 放射線防護委員会、ICRP、あるいは今の国際防護基準が、ゼロから比例して線量がふえればふえるほど多くなるということを採用しておりますのは、あくまで百ミリシーベルトを、しっかりした閾値とは申しておりませんけれども、ここにはいろいろな科学的データがまだ不備なところもございますので、はっきりとそうは申しておりませんけれども、百ミリシーベルト以下では少なくとも明らかな影響は検出できないという認識のもとに、だけれども、放射線防護のためにはできるだけ安全サイドを考えましょうということで、閾値を設けないで、ゼロから比例的に増加するという考え方をとりましょうということで、ここは若干、全くの科学的なところと違う、放射線防護での世界という位置づけというように思っております。

○矢ヶ崎参考人 矢ヶ崎でございます。
 数字の問題に関しましては、私は基本的に、国民の被曝をどういうふうにとらえるか、この視点なしには数字を云々することは決してできない、そういう立場でございます。
 具体的には、たとえ二十ミリシーベルトというような値を出すにしても、政府がそのときに、住民の放射線被害をどうやって回避するか。マスクを与える、水を与える、帽子を与える、バッジを与える、そういうことを総力を挙げてやって、国民との合意で、ここの土地を守る人がどうしても離れがたいというような、そういうことに対してどういうふうに協議していくか。それは住民と政府の間のかかわりで協議でき得る事柄だと思いますけれども、今は逆の立場。
 原子力発電所がこういうふうに危機的な状況になったときに、住民はそのままにしておいて、被曝だけはたくさん、ここまでやっても法的には触れない、だから、二十ミリシーベルトまでいったって法的には面倒見ないし、東電に責任とれとも言わない。そういうことを国家で決めているというような、そういうまさに住民切り捨ての数字が進んでいる、ここのところに日本の政治の構造のおかしさがあるんじゃないかなと、一住民としては痛切に感じます。
 二十ミリシーベルトだなんということは、ヨーロッパ放射線リスク委員会などの人間の健康第一ということで考えるところでは、とんでもない数字になります
 日本の数字云々というのは、被爆者のことで申し上げましたけれども、実際は、二キロ以上で放射線をさんざん浴びている人たちもいっぱい病気にかかっているんですよ、がんでも亡くなっている。この人たちをゼロラインだということで、それよりもちょっとはみ出した人だけ被爆者と勘定して、それでいろいろな症状がないとかあるとか言っている、それが日本の状態です。
 ですから、数字云々という前に、住民に対する視点をどういうふうにするか、大事な日本の国民をどういうふうに守るか、この視点がない限り、絶対に私は何ミリシーベルトと数字が出ても納得するものではありません。

○崎山参考人 今、原子力安全委員の方からおっしゃられた、これはずっと前から東大の放射線科の准教授なんかもおっしゃっていたんですが、日本は、大体二人に一人はがんで死ぬ、それが〇・五%ふえるだけだ、そういう議論が医師から出されたということは非常に問題だと思うんですね。〇・五%死亡率が上がるということはすごいことですよ、もしほかのことでしたら。
 あと、被曝というのは一様になされているもので、例えば二人に一人はがんで死ぬというのは、日本は世界で一番長寿国です。がんというのは大体が老人の病気ですね。天寿を全うしていくということは、先ほどお見せしましたように、がんの多段階説ですから、いろいろな遺伝子の変化が積み重なってがんになる。そういう時間軸の上に立って、五〇%の人ががんで死ぬ。
 この場合、特に子供たちが二十ミリシーベルト浴びるということは、子供たちの将来、例えば、今六十歳の人が放射線を浴びて、二十年後、三十年後にがんになっても、その人の寿命かもしれない。でも、ゼロ歳から九歳とか、小学校、高校生ぐらいの人が二十ミリシーベルトを浴びて、だって、彼らの方が放射線の感受性が高いわけですから、老人よりも早くがんになるかもしれませんし、発がん率も高くなるかもしれない
 そういうことを一様に、なべて、〇・五%死亡率が上がるから大したことないというような議論は、もうほとんど論外だと私は思います。

○吉井委員 時間が参りましたので、武田参考人への質問は、後の自由質疑のときにまたお願いしたいと思います。
 どうもありがとうございました。

○川内委員長 次に、阿部知子君。

○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。
 本日の参考人のお話、本当に役立ちました。
 今回の福島の事故は、一九五三年以来のいわゆる原子力の平和利用ということが本当に可能なのかどうかという大きな問題を突きつけていると思います。もちろん、我が国は被爆国で、いわゆる核兵器等々の問題は廃絶を願うものですが、その一方で、平和利用ということは国民的合意も得てやってきたことだと思います。
 しかし、一たん事故が起きると、一番伝えなきゃいけない情報が避難している人にも伝わらないという状況。それから、未来が見通せない、子供たちはどうなるのかという不安に今国民が立たされていると思います。
 この委員会は、一つでも前向きに物事を提言しながらやっていこうという委員会だと理解しておりますので、その観点から、おのおの聞かせていただきます。
 まず、久住委員に関しては、私は、いわゆるSPEEDIがスピーディーに情報伝達されないために、当日あるいは翌日、逃げる方向が風下に向かってしまったり、非常に余分な被害をふやしたと思います。
 例えば、赤宇木というところの避難所に逃げられた方、これは浪江のちょっと先あたりだったと思いますが、ここは、簡単な数値でいうと、年間になると百ミリシーベルト以上のところに行ってしまうような、しかしそこが避難所になっておりました。これは本人にも伝えられない。そして、今もその方たちは、恐らく自分が受けたトータルの被害を把握できていないと思うんですね。
 早速にやっていただきたいのは、聞き取りと、健康手帳を今回避難している皆さんにぜひ持っていただきたい。県外避難の方もおられますので、あのときの私の歴史はどこにあったのかということをきちんと個人個人に持っていただくということが、今ぜひ安全委員会にやっていただきたいことです。
 一点目は、なぜ情報がスピーディーに伝わらなかったのか。そして、今後のことを考えると、個人管理の手帳ということを安全委員会から強く強く強く言っていただきたいが、いかがでしょうか。

○久住参考人 お答え申し上げます。
 先生がおっしゃいます情報を的確に早く伝えるということは、私どもも非常に重要であると認識しております。それが住民の方々を被曝から守るという意味で非常に重要なことかと思います。
 SPEEDIを使ってなぜスピーディーな情報を伝えなかったかということでございますが、まず、SPEEDIはもともと文部科学省が持っているものでございます。私どもは途中から、安全委員会どうぞお使いくださいということでお借りしているというのが現状でございます。
 それは、通常、事故、いろいろな場合を私ども防災訓練等でいたしますが、その場合には、発電所からの放出量がわかっておりまして、それに対して、では、風向き等々考えまして、どの方向へプルームといいますか放射線の多い空気が流れるかということをSPEEDIで予測いたしまして、そこのところを避難する等々いたしますが、今回は、まず発電所からの放出量がわからない、その状況で私どもは文部科学省からSPEEDIをお使いくださいと託されたわけですが、どういうふうに使うことができるだろうかということを考えまして、実は文部科学省の実行されますモニタリングを私どもが評価するということで、文部科学省からデータをいただくことになっております。
 私どもは、逆に、その文部科学省が実施されるモニタリングデータが、プルームというか放射線の量の多い空気、そこをうまくつかまえておれば、それを逆算することによってどのぐらい放出されたかがわかるのではないかということで、一生懸命そのあたりの測定をしてくださいということを文部科学省にお願いしまして、何点か確認できたところでSPEEDIの結果を公開させていただいたというのが現状でございます。
 おっしゃるとおり、早く風向きをということでございますが、ちょっと私どももそこは、初めの時期は、SPEEDIも含めて、持っていなかったというのが事実でございます。
 それから健康影響の問題でございますが、ここは非常に重要なことでございまして、今既に経産省の支援チーム等々でいろいろなことをされていると思いますが、これは私の個人的な意見かもしれませんけれども、各県あるいは各自治体は、疾病登録あるいはがん登録のようなものを持っておられます。既にそういうものがありますので、そういう既にあるものを強化して、住民の方々を網羅できるような形で、どういう影響が出たかというのをきっちりと押さえていくということが重要ではないかと思っております。

○阿部委員 私が申し上げた意味はちょっと違うんですね。
 これは矢ヶ崎さんと崎山さんに同時に伺います。
 実は、私は小児科の医者です。赤ちゃんが生まれたとき、お母さんたちに母子手帳を持っていただきます。その子がどこでどんなふうに暮らしたか、どんな疾病にかかったか、予防接種はどう受けたか、履歴、ヒストリーがわかります。私は東大におりましたので、よく福島からがんの患者さん、子供を診ておりました。
 これから先、もし私の前に患者さんとして来た子が、では、この子の履歴の中にはどんなことがあっただろうか、今のような方法ではたどることができません。一人一人が持つことが重要なのです。さっき、矢ヶ崎先生はフィルムバッジ、これも一人一人です。あと、線によって、アルファ、ベータ、ガンマが分析されます。そこまでいかないと、実は今の医学統計の中で、がんの確率が何%、何%といっているのは外から探っているようなもので、中、内実を見ていないと思います。
 今回、私は悲惨さはチェルノブイリを上回るくらいと思っています。だからこそ個人管理の手帳を持つべきだと思います。お二人に、同じ質問です。

○矢ヶ崎参考人 私も全く同じ意見を持っております。
 今、具体的には三日ほど前も郡山や丸森、福島に行ってまいりましたけれども、そのときに住民の皆さんから、自分の子供は日ごろぜんそくを持っているが、のどが非常に渇いて、からからのせきが出るようになった、甲状腺がはれるようになった、卵巣の右側がはれている、そういう訴えを聞きました。
 これが放射線とどういう因果関係があるかということはきちっと統計学的に見ないとわかりませんけれども、おっしゃるように、すべての住民に、福島だけでなくて、全国民的な規模できちっと健康管理手帳を記録してもらうということが大変重要です。これは、福島だけではなくて、比較的安全なところの人々と福島を比較することによって、放射線の害ということがきちっとあぶり出される、そういう統計を示し得るものになります。そういう意味で、ぜひこれは実現させていただきたいと思っております。

○崎山参考人 原発労働者が放射線管理手帳を持っているような感じだと思うんですが、そういう記録をつけておくことは重要ではあるわけですけれども、予防にはならないわけですね。がんになってしまったときに、もとをたどって放射線であるかもしれない可能性を証明するためには記録を残すということが大切だとは思いますけれども、まずやることは、そういうこと以前に、がんにならないように、皆さんが、特に国会議員の方が力を注いで、それにならないようにしていただきたいと思います。

○阿部委員 ちょうどよくつないでいただきました。
 では、予防のために何をするかということで、武田参考人にお尋ねいたします。
 私は全く同じ考えで、今、降り注いだ、土や木々やいろいろな、屋根の上にもある放射線をまず除染する、それなくして膨大な健康被害は防止できないと私は思います。そして、かなりの可能性でできると思います、一年かどうかは別として。
 残念ながら、ここで時間となりましたので、またぜひ、除染を早めるべきだ、強めるべきだ、全力を挙げるべきだということを随所で発信していただきたいと思います。
 終わらせていただきます。ありがとうございました。

○川内委員長 以上で各会派を代表する委員の質疑は終わりました。
 これより自由質疑を行いたいと思います。
 この際、委員各位に申し上げます。
 質疑のある委員は、挙手の上、委員長の許可を得て後、発言をしていただくようにお願いいたします。また、発言の際には、所属会派及び氏名を述べた上、お答えいただく参考人を御指名いただくようにお願いいたします。
 なお、理事会の協議によりまして、一回の発言時間は三分以内ということにさせていただきたいと存じます。委員各位の御協力をお願い申し上げます。
 それでは、質疑のある方は挙手をお願いいたします。

○馳委員 おはようございます。自由民主党の馳浩と申します。
 武田参考人には、先般、文部科学委員会でもお世話になりました。あのときちょっと話題になりましたね。プールは今後どうかということで、各市町村は、小中学校を抱えていて、迷っておりました。先生として、学校における今後のプールの使用について、見解をお願いします。
 もう一つ、実は大変な課題は、放射性廃棄物の処理の問題ですね。
 私は、これは二つの流れが必要かなと思うのは、一つには、環境省が所管をする法律に基づいて廃棄物の処理をしていくという流れと、当然、その前段階として、モニタリングと評価を適切に行う、評価の分野にはもちろん医療分野も入る、この流れで処理の方針をつくらなきゃいけないと思うんですね。
 これは久住さんと矢ヶ崎さんに聞いた方がいいのかなと思いますので、今後、膨大にあふれている、大気中、地表、水、海洋、原子力施設以外へ出てしまった放射性廃棄物の処理についてのガイドラインをどうすべきかということについての所見をお伺いしたいと思います。
 以上です。

○武田参考人 今回の事故が毎年続くわけじゃありませんので、多くの人にとっては一生に一度ぐらいの体験であると思いますから、被曝をする機会の起こるようなプールとかそういったものは別なものにかえるということを積極的にやるべきだと思います。
 それから、もちろん福島の除染を最優先にすべきだと思いますけれども、通学路なんかで非常に放射線の高いところと低いところがあります。したがって、できるだけ早く詳細に、どこがどのように汚れているかということを示すということが大切だと思います。
 これは、多くの福島以外のところでも、もちろん気流の関係とか雨の関係で非常に高いところと低いところがあります。それが非常に不完全な形で公開されている。そこら辺の人が行動をとることが難しい、こういう状態になっていますので、ぜひ全部を合わせて、除染の前でも、個人の被曝が減るような具体的な行動をとっていただければと思っています。

○久住参考人 先生御指摘のごとく、放射性廃棄物の問題は非常に深刻な問題だと思います。
 私はまず第一点、非常に重要なことは、どの程度の汚染をされているのか、それがどの程度の量があるのか、そこをしっかり見きわめること、そして、それが一般の方々が住んでいらっしゃるところの関係、人への影響はどのような状況が考えられるのか、まず、そういう実態をしっかり把握することが重要であろうかと思います。
 その次に、汚染の程度あるいは量によってそれぞれ対応を決めていくべきかと思いますが、これにつきましては、現在、保安院を中心にいろいろな実際の実態把握をされていますので、それを踏まえた上で、私どもも一緒に考えさせていただければというように思っております。

○矢ヶ崎参考人 まず、住民の生活の及ぶところから除染をするというのが大変大事ではないかと思っております。
 今、除染した土砂なんかをどういうふうに処理するかということで、政府は、そこにとどめておけ、そういうことをやっておりますけれども、とにかく生活の場面から汚染を取り除く、その処置をどういうふうに工夫するか。地下水の問題もいろいろあって複雑ですけれども、とにかく住民の生活第一、ここのところを徹底して、ある程度犠牲にしなきゃいけないもの、これは当然出てくるわけです。これだけの汚染が地球上に振りまかれている。処理して少なくするわけにはいきませんので、そういう観点で迅速に処理をしてもらわなければいけないということ。
 もう一つは、やはり東電で、こういう国策民営といいますけれども、振りまいたんだから、全部処理してもらうという視点、それは、一つの持っていき方として踏まえて、それを行政などがどういうふうに処理していくかというそこのところの問題は、とにかく、今申し上げましたように、住民の生活場所を第一優先してやっていただく、これがとても大事じゃないかと思っています。海が犠牲になりますけれども、全世界的にもう申しわけないことをしております。でも、住民の生活現場第一ということで、よろしく対処していただけたらありがたいと思います。

○小川委員 民主党の小川淳也と申します。
 参考人の先生方、きょうはありがとうございます。
 まず、久住先生にお尋ねいたします。
 いただいた資料の十一ページで、今後の適切な防護の担保について、「環境、健康、社会、経済、政治、倫理等に配慮した判断を行う」という記述がございますが、なぜこれは環境、健康への配慮を第一にというふうにならなかったのか、政治に配慮するとはどういうことなのか
 そして、精神的な意味で二十ミリシーベルトをよしとしていない、精神は込めていますというお話をきょういただきました。本来御議論をいただきたいのは精神論ではなく政策論でありまして、二十ミリシーベルトをよしとしていないのであれば、いつまでにどの程度に下げるべきだというのがまさに具体の政策論であります。この点についての御見解を具体的にお聞かせいただきたい
 そして、武田先生、工学博士ですのでちょっと具体的にお聞きしたいんですが、今なお水路をもって冷却に努めようとしているこの方針は、冷やす、とめる、閉じ込めるですか、有効なのか、それとも別に方法があるのか、あり得るのか、この点の御見識をお聞きしたいと思います。

○久住参考人 御説明いたしました十一枚目のスライドでございますけれども、恐れ入りますが、その前の十枚目のスライドに、七行目ぐらいに書いておりますが、原子力安全委員会は、今後とも必要に応じ、政府の原子力対策本部等々による総合的な判断に資するためと書いてございまして、私どもは、放射線防護の立場で助言をさせていただきますということをまず申し上げております。
 それで、環境、健康、社会、経済云々のどれが優先してということではございませんで、並べる順番が適切であるかどうかというのは議論がございますけれども、これは順番がどうこうということではございませんで、総合的に放射線防護の立場では助言をさせていただきますが、実態は、例えば先ほど来お話がございます学校の状況につきましても、私どもは、福島県のどの地域にどのぐらいの学校があって、お子さんがどれぐらいいらっしゃるというような実態を承知しているわけではございません。それは所掌される省庁が把握されていらっしゃるわけですから、放射線防護からはこのように考えますが、環境の問題、健康の問題等々、いろいろな問題に配慮して総合的な判断をお願いしたいということを申し上げているところでございます。
 それからもう一点、二十ミリを精神的によしとしたということでございましたが、今、非常に残念ながら、日本の、特に福島県においては、年間一ミリシーベルト以下で維持できるところが非常に少なくなっているというのが実態かと思います。
 そのような中で、では、子供たちを学校へ、学校を閉鎖して教育をしないのか、あるいは疎開をさせるのか云々かんぬん、いろいろな取捨選択があろうかと思いますが、二十ミリをよしとしたということではなくて、一から二十ミリの参考レベルで学校を開きたいという文部科学省の御意見でございましたので、先ほど来申しましたように、実態上二十ミリといえども、現状のモニタリングデータを見ますと、セシウムと沃素のバランスあるいは校内と校外の状況を考えますと、二分の一なり十分の一なりに下げることができるということであれば、短期間に限って、一から二十というバンドの参考レベルの中で学校を開かれることは差し支えないと思います
 ただ、その参考レベルのバンドの意味は、先ほど申しましたように、必ず最大の努力をして年間一ミリシーベルトに近づけるということが原則でございます。これはALARAの精神というか原則でございますので、それを含んだものです。それをもって配慮していただきたい、総合的に判断していただきたいということでございます。

○武田参考人 ああいう巨大な原子力発電所は巨大戦艦みたいなもので、いろいろな小さなアイデアがあっても、沈没していくときはもう仕方がないんですね。ですから、その意味で、水をかけていくのが最適であるかどうかということはいろいろ細かい異論はあるんですね。水は入れない方が、中性子を吸収しないから、再臨界が起こらないからいいとか、液体窒素を使った方がさらにいいんじゃないかと。私は、しかし、総合的に考えて、このまま少しずつおさめていくというのが最善ではないかと思います。
 それよりか、今一番問題なのは、もう福島原発は別にどうということはないので、福島原発がおさまるまでほかの作業は進めない、まず原発がおさまるのを待とうというような見解がありますが、工学的に言って、原発が最終的におさまるのは約十五年かかりますから、したがって、原発とはもう切り離して福島のために次の活動をしなければいけない、そこが非常に重要ではないかというふうに思います。

○吉野委員 自由民主党の吉野正芳と申します。
 私のところです。福島県です。私の選挙区が第一原発のところです
 それで、内部被曝と外部被曝なんです。私は、内部被曝の方が大変だと思っています。でも、今、世の中で出ているのは、二十ミリシーベルトがいいか、一ミリがいいか。外部被曝をきょうも議論されています。SPEEDI、三月十一日、事故の起こった十八時から一時間ごとに発表しています、予測図。どういう形で汚染されているか。三月二十三日に初めてプレス発表されました。内部被曝から発表されたんです。一番外側、汚染されていない、百ミリシーベルトです。これは、三月十二日から二十三日までの約十日間の累積で、一番外側が百ミリです。一番濃いところ、一万ミリシーベルトです。次に発表されたのが四月の十一日です。二回目です。これは何と外部被曝で発表しているんです。ここにごまかしがないかどうかなんです。
 そして、私は一番心配なのは、なぜきちんと内部被曝でやらないのか。今、外部被曝、外部被曝。この辺をちょっと先生方にお聞きしたいんですけれども、外部被曝もこれは大きな基準となろうかと思いますけれども、一番もっと大事な、そして長期に、もう体の中にあるわけですから、セシウム、三十年間も。これが常に三十年間出ているわけなので、内部被曝の線量がどう健康に悪影響を及ぼすのか、この辺のところをお聞きしたいと思います。
 そして、武田先生。私のところ、土壌汚染、本当に一センチ取ればいいんです。なぜ今取らないのかなんです。そして、それをどこに置くのか。津波被害、地震被害で瓦れき、私のところは仮置き場で一時ストップです。これをどこに持っていけばいいのか、この辺のところ。先ほど、燃えるものは焼却する。煙で放射性物質は取れると思います。焼却灰に濃縮されると思うんです。この濃縮された焼却灰の放射性物質をどうして取るのか、この点をお伺いしたいと思います。
 質問は、久住先生……

○川内委員長 内部被曝についてはどの先生にお聞きしますか。

○吉野委員 最後は久住先生で、あと矢ヶ崎先生と崎山先生、医学的な問題ですからお聞きしたいと思います。

○久住参考人 先生御指摘のあった内部被曝は非常に重要かと思います。ただ、いろいろなケースケースによって、内部被曝が非常に有意に考えられるときとそうでないときとございます。例えば学校の場合は、文部科学省の概算では、内部被曝の影響は外部被曝の二、三%であるというような、子供の普通の状況での計算をされております。私どもももちろん、それに対しまして、内部被曝も重要であるということを申し上げております。
 それは一つには、例えば東電で女性の従業員の方が随分内部被曝で線量を受けられていますが、これは、大勢の人がある一定の建物の中に出たり入ったり、洋服とか靴とかいろいろなところに放射線をつけて張りつく。それが空中を舞って、それを吸入することによってかなり線量が上がってしまうというようなことがございますので、例えば学校についても、子供たちがそういう状況になる可能性というのは体育館ではないか。体育館で子供たちがいろいろ運動するときに、そういう内部被曝の問題を最大限に考えておかないといけないのではないのでしょうかというようなことは、文部科学省に対して助言で申し上げております。
 ただ、実態的には、そのようなケースによって内部被曝がかなり重要な線量になることがございますけれども、今考えております中では、矢ヶ崎先生は大分強く、非常に重要であるとおっしゃっておりますけれども、現在の生活の中では、内部被曝の線量というのは比較的低く保てるのではないかなと思っております。
 ただ、内部被曝、外部被曝の問題は、一つには、まず外部被曝というのは、どのぐらいの線量かというのを知ることが非常にたやすいといいますか割にわかりやすい。内部被曝は、どの程度かというのを知るのに、いろいろ計算等々ございますので、若干時間、日にちがかかります。
 それで、とにかく緊急時に判断するときには、まず外部被曝で判断して、その後、内部被曝の状況が非常に大きくきいてくるということであれば内部被曝で再検討しましょうというような考えに国際的にはなっているかと思いますので、私どももそれに従って助言をさせていただいているということでございます。

○川内委員長 続いて、矢ヶ崎先生。
 たくさん質問をしたい先生方がいらっしゃいますので、参考人の先生方も簡潔、端的にお願いします。

○矢ヶ崎参考人 簡潔にしたいと願っておりますが、済みません。
 先ほどグラフでお見せしましたチェルノブイリ周辺の子供の甲状腺の疾患など、これは完璧に内部被曝によります。外部被曝に比べて、内部被曝は二、三%しかない、そういうことを言われていますが、実態は研究されていない。これがそういう言葉になってしまっているというところが実態だと思います。
 例えば、沃素が、外部被曝としてカウントされるときには、ちょっとエネルギーの単位が入りますが、ガンマ線〇・三六一メガエレクトロンボルト、これが内部被曝で、沃素が体の中に入ったときに、沃素がベータ線を出して、同時にガンマ線を出して、キセノンに変わる。キセノンというのが安定化するためにガンマ線を出すという、この三つが内部被曝では完璧にかぶさってきます。沃素一本の、一個の被曝にしても、外部被曝の四・五倍、エネルギーがここに費やされてしまうんです。
 ホール・ボディー・カウンターだなんということで、内部被曝がわかるというふうに言っておりますが、これもガンマ線だけで測定しているということで、内部でベータ線が出てアルファ線が出る、一切カウントできません。そういう意味で、ホール・ボディー・カウンターは、測定上、それがひどい値があっても、実態の数十分の一しか見ていない実態があります

○崎山参考人 内部被曝の場合の問題は食物とか飲料水だと思うんですが、食べている、口にするものがすべて、線量というか放射能の量がわかっているわけではないということですね。知らないで食べてしまうということが一番問題で、外部被曝の場合は線量計で線量がわかりますね。そういう意味で、内部被曝というのは、かなり、農産物とか畜産物、それから魚、水産物の汚染問題と絡んできて、そういう産業とも絡んでくるので、ちゃんとした、線量をはかるというシステムをきちっとしていないとわからないということがあると思うんです。
 汚染地区で、自家製につくったものを食べているという場合ですと、外部被曝よりも内部被曝の方が多くなる可能性はあるわけです。ただ、その線量というのがわからないというのが一番問題で、ホール・ボディー・カウンターでやっても、今おっしゃったように、なかなかベータ線なんかははかれませんので、そういう意味では非常に問題であると思います。問題であるというのは、線量がわからないということもあると思います。

○武田参考人 私が決断をできて、装置をつくれる立場にあれば、事故直後は別にして、四月の上旬には、まず第一に放射線で汚れたものを蒸留する蒸留装置を発注します。濃縮されたものが減容されましてドラム缶に詰まりますから、それをとりあえずしまっておく仮の貯蔵所をつくります。さらに、各所から集まってくる土壌を洗浄する装置をつくります。洗浄した汚水がありますから、その汚水を蒸留して除くことができますから、その装置をつくります。
 それからさらに、樹木もしくは野菜ですね。大変に悲しいことを言わなきゃいけませんが、福島でとれる野菜は汚染されたものが出てくるわけであります。福島の現在の汚染された地域でとれる野菜とか農作物で汚染されていないものをとるということは不可能でありますので、それを認めて、買い上げて、焼却をして、そこからの放射性物質を回収する。とりあえず、洗浄装置、蒸留装置、焼却装置、それに回収装置をつけたものを、直ちに私だったらつくります。
 それは、放射線がこれだけ大量に何京ベクレル出たということは、同時に、それを除去することを実施しなければ、全く手も足も出ないわけであります。
 それから、これを言いますと政治的には問題だろうと思いますが、私は政治家でないので十分に言わせていただきますと、既に青森には放射性物質を処理する大きな装置があります。それを折衝して、同じく原子力発電所から出てくる廃棄物も、それから不幸にして今度漏れた廃棄物も科学的には同じものでありますから、それを日本全体としてどのように処理するかということを決めなければいけないと思います。また、青森県の鰺ケ沢町のように、みずから放射性廃棄物を引き取るというふうに手を挙げているところもあるわけですから、これは震災前でありますが、したがって、そういうところとの折衝も開始して、福島県を汚したものをできるだけ早く影響のないところに格納していくということをとにかく早くやっていく。工学的にも技術的にも必ずできるものでありますので、実施すべきだと思います。

○太田委員 参考人の皆さん、きょうは本当にありがとうございます。
 福島県から選出されております民主党衆議院議員太田和美と申します
 私の選挙区は、原子力発電所から五十キロ、そして七十キロの圏内のところにありますが、特に、私の事務所の前は問題になりました薫小学校ということで、二十ミリシーベルトを超えた学校が事務所の前にございます。
 今、参考人の皆さんにちょっとお尋ねをしたいのが、いろいろな形で皆さんが学説をお話しされる中で、低放射線量は体にいいということをしきりに言う方たちが最近ふえてまいりました。おかげで、国の姿勢、県の姿勢もこの低放射線量について危機意識が余りにも低いのではないかというふうに私は率直に感じておりまして、今、郡山で歩いておりますと、マスクをする方たちがもうほとんどおられないような状況になっております。このホルミシス効果についてどういうふうに皆さんがお考えになられているのかということを、まず一点、お尋ねさせていただきたいと思います。
 そして、原子力安全委員会の久住さんの方にお尋ねをしたいんですけれども、参考レベルのバンドについて、例えば二十から百までは、緊急時被曝状況について、常に対策を必要とするということがここに特徴として書かれています。そして、一より大きく二十までというのは、線量低減を目指すいうことで、これは、つまり、ALARAの考えによって一ミリにしていかなければいけないということは、安全委員会も最近声を大にして言っていただいていると思いますけれども、そのことについて、文科省やそれぞれの各省庁に対して本当にどのような働きかけをしているのか、具体的にその対策を教えていただきたいんです。
 例えば、この間、議事録を読んでおりましたら、文部科学委員会で高木大臣が、郡山は率先して土を移動いたしました、その土のことについて国としてどういうふうに対策をしているのかと言ったら、これは市が独自で単独でやったことなので的確なアドバイスをしたいと思います。アドバイスじゃなくて、国の責任で対応していかなければならないというふうに私は感じております。そのところを安全委員会としてどう思われているのか。よろしくお願いいたします。

○川内委員長 それでは、まず、四人の参考人の先生方への御質問から答えていただきます。久住先生は、二つありますから、最後に答えてください。
 では、武田先生からまずお願いします。低線量について、余りにも危機意識がなくなってきているのではないかと。

○武田参考人 もちろんそれは、文部科学省が二十ミリまで安全だと言ったものですから、福島県に、私も薫小学校にも参りましたが、何しろ、周りはみんな、安全だ、安全だ、あなたは変人じゃないか、放射線が怖いというのは変人じゃないか、こういうふうに言われる人が多いわけですね。それから、例えば土をのけて子供に対する被曝量を減らそうと思うと、文部科学省が決めた三・八よりか低いのに何で減らすんだと
 こういうふうに、原子力安全委員会が言っておられることと全く違うことが現地では言われているということが極めて大事なことだと思います。
 それから、時間もないので簡単に付言しますと、現在、既に子供たちが被曝している最中に、一ミリがいいとか百ミリがいいとか、何とか効果があるなんということは、私は発言すべき時期ではないと思うんです。それは、事柄が終わって、できるだけ子供たちの被曝を抑えて、大地を取り返した後、学者の先生方がもう一回ゆっくり議論して、一年百ミリだろうが千ミリだろうが決めていただければいいことであって、今までずっと、一番最初、冒頭に述べましたように、億ベクレルでも危ないと言っていた、今の一億分の一でも危ないと言っていた国が今急にそんなことを言うのは非常に不見識であるというふうに思います。
 また、文部科学省は神様ではないので、二十ミリが安全だとか、そういうことを決めることすらできないというふうに私は思っています。

○崎山参考人 低線量が体にいいというあれは、ホルミシスという考え方で、一時、十五、六年前、盛んに言われたんですね。でも、そのホルミシスをサポートする科学的なデータはありません
 それで、先ほど御紹介しました、アメリカの科学アカデミーから出ている低線量電離放射線の生物影響という報告書があるんですけれども、それにも、ホルミシスをサポートするようなデータはない、そういうふうに書いてあります
 ホルミシスは、東大のお医者さんがそういうことをネットで言っていらっしゃるんですけれども、それはまるきり科学的な根拠はないということです

○矢ヶ崎参考人 低線量という概念そのものは、外部被曝だけを考えて言っていることでございまして、実は、先ほどからほかの委員からも、(資料を示す)先生方は見えませんね。こちらに線量を書いて、こちらに死亡率などを書いておりますが、ずっと直線的に低くても確率があるという話がありました。
 ところが、内部被曝を考えると、内部被曝というのは、非常に微量な放射性元素を体に取り入れるだけで十分大きな被曝がありまして、それをいろいろ、ミルクの中の放射性物質の量などで系統的にとってみると、こんな直線的に減少するのじゃなくて、ぐうっと同じように高い発症率が続いてすっと小さくなる、低線量まで十分大きな効果がある、これが今いろいろ各地で世界的に出されている現状でございます。
 ホルミシス効果というのは、先ほど、DNA、二重鎖が両方ちょん切られる、こういったようなところにはまるっきり意味のない現象なんですが、細胞のほかの活性酸素、水なんかに当たって活性酸素がたくさんつくられるところで、それについての効果が云々だなんというところでの議論がされたことがありますけれども、これが健康に対する主流では決してありません

○久住参考人 ホルミシス効果につきましては、先生方が既に言われましたように、科学的には根拠がないというのが現在の考え方かと思います。
 確かに、いろいろな実験をしてまいりますときに、生体防御反応というのがございますので、いろいろな外からの要因につきまして体はいろいろな反応をいたしますから、あたかもそれがいい方向へ働くものがふえたときには、よかったというような評価になるのかと思いますが、実態としては、今、科学的には余り証明されていなく、世界的には根拠がないというふうに認識されていると思います。
 それからあと、ALARAの精神をどのように文科省に伝えたのかとか、改善措置に生かしてはどうだという御意見がございましたけれども、私ども安全委員会は、週に二回、安全委員会を公開で開いております。そこへ各関係省庁からいろいろな状況の御報告をいただきます。それに対しまして私どもはしっかり意見を申し上げているという形で御意見を伝えるというのが、一番正式な伝え方かと思います。
 ただ、それだけではなく、実態的には、いろいろな形で情報を交換し、あるいは考え方を述べさせていただき、お互いに議論しておりますので、その場ではしっかり申し上げているというのが現状でございます。

○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。
 大変貴重な御意見、ありがとうございました。
 私は、モニタリングのあり方はどうあるべきかということ、それと食物連鎖ということで、二点お聞きしたいと思います。
 モニタリングについて、今国民が一番関心があるのは放射線の影響でありますので、まず、モニタリングをきっちりして情報を提供することが非常に大事だと思います。
 具体的ケースで申し上げますと、実は私、地元は栃木県でございまして、きのうも、お茶の葉っぱから規制値を超えるものが出たということで出荷停止になっている地域があります。あと、牧草についても、国の主導で県の農政部が県全体を五つの地域に分けて、それぞれ一カ所ずつモニタリングをして、マルかバツか決めているんですね。
 実は、県の西部、広い地域ですが、そこは牧草がバツになった、県の東部は、隣接しているわけなんですけれども、そこはマルになったということなんですけれども、実際に畜産業者から、そんないいかげんな、こんな漠たるモニタリングじゃ納得できないということで意見が出ております
 学問的に見て、どれぐらいの範囲、メッシュでやれば意味のあるモニタリングになるのかということが一つ。これについて、御意見を伺いたいと思います。
 もう一つ、食物連鎖で、暫定基準値が出ておりますけれども、やはり食物連鎖ということから考えると、今の暫定基準値というものはどう考えたらいいのか。
 この二点につきまして、どなたでも結構ですので、御意見を賜れればと思います。

○川内委員長 モニタリングについて御専門はいらっしゃいますか。武田先生、コメントがあれば。

○武田参考人 まず、チェルノブイリの甲状腺がんの発生は、主に、放射線で汚れた草を食べた牛によって、牛乳によってなされました。したがって、牛乳は極めて危ないわけであります。
 今先生がおっしゃったように、栃木県であれ何であれ、現在は福島原発の近くの草はすべて汚れているわけでありますので、牧草を食べさせることは、現実的に、やってはいけないことだと思います。それをしますと、今度は牛乳を買う方のお母さんの立場になれば、全く牛乳が買えなくなる、日本国内の牛乳が買えなくなる、そういう事態になりますので、これはもうチェルノブイリのときの経験がありますから、それをしっかりと守るということが重要だと思います。
 それから、モニタリングは、空間線量にしても空中にしても、まずデータがきちっと整理されたものがないということで、ほとんど判断ができない状態に現在ありますので、これをできるだけ早く、今は恐らく、空間の線量もしくは各所の土壌、それから土、草、ここら辺で最も信頼のできるデータは、個人がはかったものを集積して計算するというのが最も便利な状態にあります。空間的には、高さによってもすごく、十倍ぐらい違いますから、そこのところは非常に急いで出していかなければいけないと思います。

○矢ヶ崎参考人 お答えそのものではないんですけれども、今、野菜などのモニタリングを厚労省が各県でさせております。ここで大きな問題は、よく水洗いして、蒸留水で洗ってから検査にかけなさい、そういうことがされております。ところが、野菜が流通する、家庭に届くルートにかかってくる野菜は、水洗いできておりません。そういう意味で、食の安全を守るべき国の政策が、洗った後を国民に知らせているデータとしている、ここら辺は大きな現実とのギャップがあります。モニタリングの、食の安全の責任をとっていないんですね。そこのところが一つ大きな、既にやられていることで問題になると思います。
 もう一つは、民間の人にも各自治体にも測定の仕方を統一していっぱいデータを出してもらうということが、きめ細かいデータがきちっとした実態をあらわすデータに結びつくものですから、モニタリングはたくさんやった方がいい。特に、海のものに対しては物すごく重視すべきであると思います。

○豊田委員 民主党の豊田潤多郎でございます。
 武田参考人に二点、お伺いといいますかお聞きしたいと思うんです。
 実は私、今回の原発の、どうしてこういう事故になったか、また、その事故がどうしてこんなに拡大し収束しないのかということの基本的な部分は天災かもしれませんが、かなり人災の要素が大きくなってきているのではないかと思っています。
 その点で二つお聞きしたいんですけれども、第一に、初動の対応というのが大変ミスがあったのではないか。私は、ずばり、アメリカの言うこと、アメリカの意見や助言というものを素直に早く取り入れて対応していれば、かなり事態は収束に向かっていたのではないかという気がしています。
 実は、私は、スリーマイルの問題が起きたときに、役所に入って若かったんですが、ニューヨークの勤務でちょうどアメリカに行っておりまして、そのときにスリーマイルの問題が起きました。連日連夜、今の日本と同じような形で報道がなされていて、あれは最後はメルトダウンで、幸運にもおさまったということですけれども、しかも一基だけだったんですが、今回は四基が一度に起きているという大変悲惨な状況です。
 そのスリーマイルの経験と、かつ、核戦争に備えて放射能というものに対する大変な装備のあるアメリカの意見というのをどうして素直に政府が聞かなかったのか、そういう意味で人災ではないかというのが私の思いなんですが、先生の御意見というか感想があれば、お聞かせ願いたい。
 それから二番目は、三号機の問題なんです。いわゆるMOX燃料なんですが、これは先生が、一番怖いのは福島じゃなくて「もんじゅ」だと言われている。まさに、「もんじゅ」はプルサーマルのメッカみたいなものなんですけれども、私が聞きました情報によりますと、アメリカといえども、プルサーマル、いわゆるMOX燃料の扱いは余りノウハウがない。基本的に、これは全部フランスが一手販売でやっているということです。
 地震が起きて原発の事故が起きたときに、三号機の関係、プルサーマルの関係でフランスの技術者がちゃんと配備されていたんですけれども、事故直後にフランスが帰れということを言ってその技術者を引き揚げさせた。東電も政府も、MOX燃料が問題になったときの対応のノウハウ、マニュアルすらない。その中でこういう問題が起きてしまって、いわゆるブラックボックスになっているという状況なんですね。
 一番怖いのは、いろいろ硼素だとかセシウムがありますけれども、プルトニウムというのは最悪の放射性物質と言われているわけでして、これから三号機が恐らく、一号機は安定しているとかなんとか言っていますけれども、恐らく三号機はかなり悲惨なことにまたなるのではないかと……

○川内委員長 先生、質問をまとめてもらえますか、もう時間がないので。

○豊田委員 済みません。わかりました。
 ということで、二番目の問題は、プルトニウムの関係で三号機の対応、これについて先生はどういうふうな見解を持っておられるか。この二点です。

○武田参考人 今回は全く、初動は、国というのがないんじゃないかと思うような状態でしたね。
 御存じのとおり、原子力発電所の事故というのは、最初の一撃でほとんど九〇%の被曝が決まってしまう。きょう随分議論されていますけれども、内部被曝は、飛んできたものを呼吸すれば直ちに体の中に入ってしまうということで、私も自分で福島の原発の近くの人の内部被曝を計算してみましたけれども、大変な量の内部被曝であります。したがって、逃げるということ、マスクをするということ、そういった初動操作がほとんどなされなかったということで、はっきり言えば、日本には政府がなかったということは非常に明らかであるというふうに思います。
 これの根本原因は、私は長く、四十年ぐらい原子力の仕事をしてきましたけれども、徐々に徐々に原子力行政というのは甘くなって、保安院なんという、安全を管理するのか推進を管理するのかわからないようなものが次々とできて、データが出てこない。
 一方、魚の放射線の規制値がなかったことでわかるように、事故が起こらないから、事故が起こることを想定したことは考えるなということが長く続いたことによって、今回のように、飲み水も被曝も何ら防御することができないという状態で福島県の人が被害を受けたことは、原子力に携わる者としても非常に残念ですし、また申しわけないことをしたと私なんかは思っています。
 それから、三号機なんですけれども、プルトニウムの炉が始まる、やはりこれもウランと同じである、何にも変わりないということで、ほとんど検討がなされずにスタートした
 それから、「もんじゅ」の件もそうですが、前に事故を起こして、配管がちょっと割れてどうなったということがほとんど思想的には改善されずにまた再開された。しかも、事故ということを表に出さないで処理されているというようなことで、やはりこれは早急に、我々が原子力発電所というものをもし動かすならば、事故に対して、はっきりとした指針とか技術的なもの、退避体制、それを整えなければ、私は、同じタイプの飛行機が一個墜落したわけですから、その原因を追求するまでほかの原発はとめて、安全なものから再スタートするということをしなければ、巨大技術の安全は保てないというふうに思っています。

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
 先ほど武田参考人にお伺いできませんでしたので。
 内部被曝がきょうの議論でも大事なことになってきたと思うのです。要するに、炉心溶融したわけですから、さまざまな核種のものが出てしまっているわけですね。半減期の短いもの、長いものがありますから、核種ごとのモニタリング、どれぐらいの線量のものがどう出ているかというモニタリング、しかも固定したポイントで累積線量率がどうなっていくか、このことの調査というのが最も大事な一つだと思いまして、これは武田先生と矢ヶ崎先生のお二人に聞きたいと思ったんです。
 時間が来ていますので、これで終わります。

○武田参考人 国民の健康を守るという点で今一番抜けておりますのは、ストロンチウムとかプルトニウムという非常に重要なものが測定値すら出てこない。アメリカではプルトニウムが出てきて、アメリカで出てきているのに日本で何でないのかとよく私は聞かれるんですけれども、いや、日本の政府がはからないからだ、こういうふうに答えざるを得ない。ハワイで検出されて、福島で検出されないんですかと。
 三号機は相当程度ぼんと上に来ましたから、当然そこからプルトニウムとかストロンチウムのような比較的重たいものが出ているはずで、これは私は、これからの原子力のことを考えても、早くはかって公表して、特に魚なんかもそうですけれども、海水に出たのは初めてですので、もっとデータをはっきり出して、そして、避難するなら避難する、食材からの被曝を下げるなら下げるということを非常にはっきりと言わなきゃいけない
 先ほどの三号機の質問もそうですけれども、三号機を動かしながらプルトニウムの測定をしない、一週間で出るプルトニウムの測定値を、内部で検討しなきゃならないから一カ月かかるというようなことを言っておるわけですから、全く被曝される方のことを考えずに動いているというふうに思います。

○矢ヶ崎参考人 今御指摘のことに加えて、メルトダウンしたときに、部分的にしろ核分裂が起こりました。そこに対するデータというのはほとんど提供されておりません。
 それから、私ども内部被曝を問題にする者は、飛んでくるほこりがどれだけの粒径であるか、そういう大きさの分布など、内部被曝を評価する上で非常に大事なんですが、一つもデータがございません。そういう点で、きちっとデータを出して国民に知らせる、まずこれをやることがとても大事だと思っております。

○川内委員長 先生方、参考人の先生方にお聞きになられたいことがまだまだたくさんあろうかと思いますが、申し合わせの時間が参りました。
 これにて参考人に対する質疑は終わりました。
 この際、参考人各位に一言御礼を申し上げます。
 参考人各位には、貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。委員会を代表して厚く御礼を申し上げます。
 未曾有の原子力災害に対して、国会として、あるいは、この委員会はことし設けられたんです、科学技術・イノベーション推進特別委員会、原子力行政も担当する委員会でございますので、この未曾有の事故に対して政府の対応が不十分であるとするならば、国会として政府に対して申し上げなければならないこともあるのではないかということで、きょうこうして参考人質疑を行わせていただいたということでございます。
 いただいた意見を今後の委員会の審議に十分に反映させて、国民の皆さんに安心をしていただけるように、福島の皆さんが安心をして生活できるように、委員会としても精いっぱい努力をしてまいることをお誓い申し上げさせていただき、委員会を代表しての厚い厚い御礼にかえさせていただきたいというふうに思います。本当にありがとうございました。(拍手)
 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
    午後零時二分散会

※SOBA(以下、Wikipediaよりメモ):
ホルミシス効果、ホルミシス効果(ホルミシスこうか、英: hormesis)とは、生物に対して通常有害な作用を示すものが、微量であれば逆に良い作用を示す生理的刺激作用のこと。ホルミシス(hormesis)とは、ギリシャ語のホルメ(horme)に由来する。このホルメはホルモンの語源でもある。意味は、「刺激する」である(英語では、to excite)[1][2]。特に自然放射線の人体への健康効果を指す場合は、放射線ホルミシス効果(Radiation hormesis)、また放射線ホルミシス学説ともい[3]。ホルメシスとも表記される。

 

関連:
【必見】NHKスペシャル、汚された大地で~チェルノブイリ 20年後の真実~、2006年4月16日(日)放送。低線量被ばくについてなど)

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

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隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/19

小出裕章氏5月16日〜19日【福島原発】冠水-やる価値も無い作業 冷温停止の概念、全UTube6本。

 MBS毎日放送です。

【福島原発】5/19/木★1.冠水-やる価値も無い作業 2.冷温停止の概念
by nyugankenshin
http://www.youtube.com/watch?v=Y1gVd1UL2hY

 

【福島原発】5/18/水★「国会に行って言いたい事を言ってきます」 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=Y5ztkhNTbpA

【福島原発】5/18/水★「国会に行って言いたい事を言ってきます」 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=kJHdpk42zbI

4分30秒のところから、5月23日(月)参議院の行政監視委員会に参考人召致された件について。他の参考人情報などについては以下、

議題:「原発事故と行政監視システムの在り方」
日時:5月23日(月)13:00より
参考人:
・小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)
・後藤政志氏(原子炉格納容器設計者)
・石橋克彦氏(地震学者、神戸大名誉教授)、
・孫正義氏(ソフトバンク社長)

【福島原発】5/17/火★2号機・3号機もメルトダウン?!-未知の世界 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=qmmA7VeamYk

【福島原発】5/17/火★2号機・3号機もメルトダウン?!-未知の世界 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=xoLCVYmlhtQ

【福島原発】5/16/月★東電すら事態の把握が出来ないのなら、なお深刻
http://www.youtube.com/watch?v=s3oUBGj-9g8

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2011/05/17

【必見】2011年5月15日放送、NHKのETV特集 「ネットワ―クで作る放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月~」

  NHKがYouTubeを削除したので、2、4、5、6を入れ替えました。なお再度NHKが削除するのに備え代わりのVeoh動画も用意しました。なおポイント部分を録音し阿修羅にアップしたのでリンクをはっておきます。さらにその部分の画像も適宜キャプチャしていますのでご紹介しておきます。雑談日記は二段がまえ三段がまえで徹底的に抵抗します。

※このNHK ETV特集動画中、何度か見えたポケット計測器について購入方法など徹底的に調べました(AlokaポケットサーベイメータPDR-111です)。

※福島第一原発から放射性物質の大量放出があった3月15日午後の、原発から300km汚染地図関連記事と資料を採録

※関連知識で被ばく線量について、一般人の年間被爆限度は1年間に1ミリシーベルト、放射線業務従事者の場合は5年間の積算で100ミリシーベルト (平均で1年間あたり20ミリシーベルト)、但し1年間に限り放射線業務従事者の場合は最大50ミリシーベルト、また緊急事態の場合は放射線業務従事者の場合1 回の作業に限り100ミリシーベルト(→小出裕章氏の解説中1分21秒のところから)。また1ミリシーベルトは、1000マイクロシーベルト。動画などで放射線計測器を見ながら「マイクロシーベルト」と言っている時は「/時間」なので、年間積算は1時間当たりの放射線量を×24時間×365日して年間換算する。なお平常値との比較は、平常値をおよそ0.05マイクロシーベルト/hと考え割り算して計算する(「平常値」についてのメモ)。

 

ETV ネットワ―クで作る放射能汚染地図 1/7
http://www.youtube.com/watch?v=5SPJrGVjrq8
by goodmotherfucher
hisutaminZ

(↓クリックで拡大、下でご紹介しているVeoh動画でキャプチャ、以下同じ
00343alokapdr111 ←映像に登場している放射線衛生学の木村真三さん(43)も、また京大今中哲二助教授(原子炉工学)も使っている(3分43秒のところ)放射能からの線量測定器、どこのかと調べてみたら、日立アロカメディカル株式会社のAlokaポケットサーベイメータPDR-111でした。ところが、AlokaのHPでは値段が出ていません。ネットで調べたら20万円と書いているのもあります。手のひらに載るような電子機器で、政府が本当に国民の健康を心配し、国民を啓蒙しようとするなら政策として大量生産を会社に勧め普及に努めても良い。しかし、実際はそうはなっていない。3・11の初期対応を見てもむしろ被害を実際以上に小さく見せ情報を隠そう隠そうとばかりしていたのは明らか。信頼のおけない菅政権に出来るはずもないですが、こう言う信頼出来る機器の値段がどうなるかにも注目したいと思います。

※以下、AlokaポケットサーベイメータPDR-111について調査。東京支店に電話したが直接扱っていない部署との事で、販売代理店を案内された( 一般の店にも卸してないとの事だった)。専門の販売代理店は「千代田テクノル」、電話:03-3816-2931。女性が出て話してくれた。値段は245000円。納期は今年10月以降で現在なら11月か12月になる見込み。現在全国からもの凄い量の注文が来ていて生産が間に合わないとの事だった。なお、PDR-111の仕様とか技術的な関連については三鷹本社の計測システム営業部が担当。電話:0422-45-5131、所在地は〒181-8622 東京都三鷹市牟礼6-22-1)資料の郵送を約束してくれたので、後でpdfにしてアップします。

※HPでの説明:
ポケットタイプサーベイメータ PDR-111
小型軽量のポケットタイプサーベイメータ
環境γ放射線レベルを精度良く測定できる、サーベイメータです。
設定した値でアラームを発報する機能を持っています。

※参考情報として、武田邦彦中部大教授がブログで推奨しているECOTEST TERRA MKS-05(ガイガーカウンター放射線測定器)です。ウクライナ製で軍隊も使っているそうです。やはり値段も高くて「価格:128,100円(税込)」。雑談日記内での武田邦彦中部大教授

 

00114 ←3月15日の朝、東京に初めて放射能が到達した日のフィルターを京都大学原子炉実験所に送り分析してもらった所、大量のヨウ素131が検出され話題となった。


00042 ←木村真三さん(43)放射線衛生学、かつて放射線医学総合研究所に勤め東海村臨界事故の調査を手がけた。その後、厚生労働省の研究所に移り自主的にチェルノブイリの調査に出かけた。福島の事故が起きると職場の上司は自発的な調査をしないように指示した。


00357 ←以下、調査に協力した、京大、今中哲二助教授(原子炉工学)


00410 ←広島大学、遠藤暁准教授(原爆放射線医科学研究所、機械システム工学専攻)


00425 ←広島大学大学院工学部工学研究科、静間清教授(環境放射能)


00448 ←長崎大学、高辻俊宏環境科学部・准教授(放射線生物物理学)


00506 ←岡野眞治さん(84)、環境放射能測定の草分け。戦後理化学研究所で仁科芳雄氏に師事、1954年ビキニ政府調査船俊鶻(しゅんこつ)丸で調査、1986年チェルノブイリ原発事故ではNHK取材班と共に現地に赴き独自の測定機器で調査、国際的な評価を得た。


00543 ←『ネットワ―クで作る放射能汚染地図 ~福島原発事故から2ヶ月~』


■録音1、動画1/7の6分32秒から1分41秒間、通しのVeoh動画では 0.06.32から0.08.13
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/136.wma

(↓クリックで拡大、下でご紹介しているVeoh動画でキャプチャ、以下同じ
00635 ←3月16日、田村市立常葉小学校にて土壌採取。なお3月16日は大気中の放射線量が最大になった日で時折雪が降っていた。


00724 ←9種類の放射線核種が見つかったが、目立ったのはヨウ素131。半減期が8日間と短いが、吸い込むと甲状腺ガンの原因となる(特に女児、画面棒グラフの縦軸は対数目盛で3月15日換算)。量は1平米あたり515万ベクレル。土壌を採取したあたりの空間線量は1.91から1.93μSv/h(マイクロシーベルト/毎時)、平常値を0.05μSv/hとすると32倍前後。なおシーベルトは人体への影響の度合いを加味した放射線の量を表す単位。(ベクレルについて)(「平常値」についてのメモ


■録音2、動画1/7の8分3秒から2分16秒間、通しのVeoh動画では 0.08.03から0.10.20
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/137.wma

00832 ←3月16日は大気中の放射線量が最大になった日、時折雪が降っていた。事故後、原発から半径20km以内が避難地域、20kmから30kmが屋内退避地域に指定された。この日木村さんは西から東へとサンプリング調査をした。


00845 ←原発から西へ22kmの田村市都路町、避難する車が行き交っていた。この町は屋内退避の地域だったが既に脱出した人が多く町は閑散としていた。


00925 ←この町の土壌からは24万ベクレルのセシウムが検出された。チェルノブイリでは移住が保障されるゾーンの汚染。特にセシウム137は半減期が30年と長いので汚染を長引かせる。(ベクレルについて


00958 ←木村さんはここで放射能をよく吸着する松の葉をサンプルとして採取した。松の葉は広島大学に送られ、静間清さんによって放射線の量が視覚化された。


01011 ←松の葉に付着した放射性物質の発するエネルギーは黄色で、より強い部分は赤で現される。都路(町)の松の葉にも強い放射性物質が点在していることが分かる。


■録音3、動画1/7の10分25秒から2分59秒間、通しのVeoh動画では 0.10.25から0.13.25
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/138.wma

20km圏内に入り、10分48秒の所で「振り切れてます」と言っている時はAlokaポケットサーベイメータPDR-111(19.99μSv/hまで)なので20μSv/hで振り切れていると言うこと。

01131 ←民家の敷地周辺で計測。


01136250μSv/h、既にこの地域で現在のチェルノブイリの汚染状況が一番高いと言うレッドフォレストを超えていた


01149 ←250μSv/h。


01217車中でも大型の計測器の針が振り切れている。300μSv/h


01247そのあと、車中で40μSv/h、さっきの300μSv/hの所がホットスポットと分かった


■録音4、動画1/7の13分27秒から1分39秒間、通しのVeoh動画では 0.13.27から0.15.07
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/139.wma

01356 ←福島原発のある大熊町へ向かう、国道6号線は前方が地震で断裂していた。


01403 ←長者原と言うこの場所からは2.4km先の福島第一原発の煙突が見える(上の道路の写真から見て、向かって左手の方角)。


01417 ←断裂した道路の先には、持ち主が逃げ出した自動車が放置されていた。


01428 ←この日は福島第一原発に向かって西風が吹いていた。放射線量は120μSv/hを示していた(もし西風でなく、東にある福島第一原発の方からの風だったら一体どれほどの放射線量になるのか)。(録音続く)

 

ETV ネットワ―クで作る放射能汚染地図 2/7
http://youtu.be/ojV07XqP_bQ

01443 ←(録音の続き)自動車の放射線量を測る。


01447300μSv/hで針が振り切れていた


01503 ←行く手が閉ざされた道で持ち主が逃げ出した後に残された車、そこには原発から吹く風を浴び続けた痕跡が残されていた。


■録音5、動画2/7の40秒の所から2分1秒間、通しのVeoh動画では 0.15.12から0.17.14
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/140.wma

01517 ←原発から4kmの地点(双葉町山田)に戻り、木村さんはホットスポットと思われる場所ででサンプルを取る事にした。ここの放射線レベルは300μSv/hを上回っていた。1号機で爆発が起こった3月12日、取るものも取り敢えず住民が避難してから時間が止まったような民家、


01603 ←ここの土からは1平米あたり1億6千6百万ベクレルのヨウ素131、2千120万ベクレルのセシウムが検出された。(ベクレルについて


01610 ←これまでの地点、常葉町(35km)、都路町(22km)に比べ、双葉町山田(4km)は圧倒的に大きな放射能の量だった。

※括弧内は福島第一原発からの距離。


01641 ←西から東へ向けての調査が終わると木村さんは3月20日からは南から北へサンプリングの調査をした。福島第一原発から20から30km以内の三つの地点(葛尾村、川内村、いわき市末次)の放射能の値、セシウムを見ると末続町と葛尾村では約15倍の開きがあった。原発からの距離は同じでも放射能汚染には濃淡がある事がわかる。汚染のまだらな分布に関わらず原発から半径20から30kmのエリアは一律に屋内退避地域とされいた。避難の判断は住民自身にゆだねられ混乱が生じていた(※)。

※福島第一原発から放射性物質の大量放出があった3月15日午後の、原発から300km汚染地図関連記事と資料

■録音6、動画2/7の9分30秒の所から3分21秒間、0.24.00から0.27.22
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/141.wma

02402 ←3月の末、木村さんは岡野さんから借りた装置を車に積み福島の汚染地帯に向かった。


02533 ←幹線道路を南北に走って測定した放射線量のデータを岡野さんが地図に落とした。1時間当たり1μSv/h以下を青、1から2μSv/hは緑、2から5μSv/hを黄色、5から10μSv/hをオレンジ、10μSv/h以上を赤の丸で記した。1000m級の山で原発から隔てられた南西部では放射線量は低く、逆に北部で高くなっている(※)。

※福島第一原発から放射性物質の大量放出があった3月15日午後の、原発から300km汚染地図関連記事と資料

02617 ←国道339号線沿いに極めて濃厚な汚染地帯がある事が分かった。ここは30km圏ラインの境目、浪江町の北西の端にあたる。


02625 ←3月27日


02632 ←浪江町赤宇木に向かう車中、既に20μSv/h以上振り切れている。(AlokaポケットサーベイメータPDR-111は19.99μSv/hが計測限度)


02640 ←浪江町赤宇木、木村さんと岡野さんたちが発見したホットスポットだ。


02652 ←集会所に第一原発の近くから逃れてきた人たちがいると聞いた。


02700避難所の外側で20μSv/hが振り切れていた

※SOBA:来るまでの車中でも20μSv/hが振り切れていたので、実際にはそれ以上のはず。数日後そのレポートが以下であります。

 

ETV ネットワ―クで作る放射能汚染地図 3/7
http://youtu.be/HB2JwrpvNnk

■録音7、動画3/7の3秒の所から38秒間、通しのVeoh動画では 0.29.02から0.29.40
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/142.wma

02933 ←岩倉公子さん「私も原発に勤めてた時がありましたね、30代の時に。その時は勤め口があってみんな意気揚々としていましたけれど、いまこの様な生活を送って、毎日が夜寝る時も朝起きても空しくて口惜しくて、原発・東電が凄く憎く思ってます。電気がなくともね、夜暗くても、そう言う生活でもいいから原発はもう絶対欲しくないですね。」


■録音8、動画3/7の2分18秒の所から3分26秒間、通しのVeoh動画では 0.31.20から0.34.46
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/143.wma

03120 ←浪江町赤宇木の集会所、人々の情報源はTVだけだった。インターネットはおろか携帯電話も不通になっていた。役場が避難所として認可していないため支援物資もない。食料は農家から分けてもらったり、自分達で持ち寄ったもので凌いで来た。


03158 ←卵は近くの養鶏場が人手不足で困っていると聞き、手伝いに行った時にもらったもの。


03228 ←取材班はその養鶏場を訪ねた。高橋清重さんは4万羽の鳥を飼育し、3万個の卵を出荷してきた。しかし、原発事故が起こってから養鶏場は危機に瀕していた。鳥の餌が届かないと言う。「放射能を恐れ配達に来ない」と高橋さんは言った。


03317 ←3万羽のニワトリ。餓死する鳥も出始めていた。


03337 ←鶏冠が黒くなり死にかけている。


03401 ←数日後、再び取材班が訪ねるとニワトリの声はなかった。3万羽が餓死していた。


03411 ←餓死したニワトリ。


03501 ←高橋さんは1950年、シベリア抑留から生還し50羽の鳥から始めた。しかし、原発事故は高橋さんから全てを奪った。


■録音9、動画3/7の6分5秒の所から8分25秒間と、YouTube4/7の始めから1分25秒間で計9分50秒間、通しのVeoh動画では 0.35.06から0.44.52
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/144.wma

03506 ←3月28日、赤宇木集会所の放射能汚染がどのくらいのレベルなのか木村真三さんが調査にやって来た。


0351780μSv/h


03551 ←集会所の脇の土壌を採取した所、高濃度の放射能が検出された。セシウムだけで400万ベクレル、ヨウ素131は2320万ベクレル、原発から4kmの山田地区の数値に次ぐ汚染濃度。(ベクレルについて


03623_2 ←集会所の裏手にある畑でキノコを採取した。キノコはセシウムを吸収し濃縮する事が知られている。1kgあたりのセシウムは42万ベクレル、食用の椎茸などの基準値の840倍の量だった。


03857_2 ←木村真三さんが赤宇木集会所にあがり汚染を説明する。避難者の駐車の所で80μSv/h、部屋の中で20μSv/h。普通に生活する所が0.06μSv/hとすると、1300倍強、部屋の中で300倍強の汚染(平常値を0.05μSv/hとすれば、外は1600倍、部屋の中でも400倍の汚染)。飯舘の3倍にショックを受けた村民は、木村さんの話しを聞いた二日後の3月30日に集会所を去る事にした。赤宇木が計画的避難区域に設定されたのは集会所から人々が去ってから12日後の事だった。計画的避難区域と言うのは年間20ミリSv/hを超える事が予想され、一定の期間をおいて退避が求められる区域だが、赤宇木はその中でも突出した汚染地域だった。集会所の人々はそれを知る事が出来ずにいた

 実は文部科学省は2号機が爆発した3月15日から放射線量の計測を始め、HPで公開していた。

03952_2 ←文科省のHPの画面。


04002_2 ←3月15日の計測ポイントは3箇所、いずれも高い数値を示しているが、地名は伏せられている。計測地「3」は車外で330μSv/hで日本の平常値の5500倍。(平常値を0.05μSv/hとすると、6600倍)(スクロールして見るなら


04031_2 ←添付された地図を見ると計測ポイントは原発から北西の方向が選ばれていた。計測地「3」は浪江町赤宇木付近だった。文部科学省は既にこの地域に注目していた。(スクロールして見るなら


04048 ←3月16日、枝野の記者会見。 文科省のデータは官邸に上げられていたが、枝野「本日文部科学省においてモニタリングを頂き、」


04053_2 ←「文部科学省から公表される数字について専門家の皆さんの先ずは概略的な分析の報告に基づきますと、直ちに人体に影響を与えるような数値ではないと」。屋内退避地域にある赤宇木が特別な扱いになる事はなかった。


04132_2 ←文科省は3月23日からは放射線の積算量についても計測を始めていた。


04142_2 ←「32、文科省測定中」の表示、NHK取材班はそのモニタリングポストを見つけた。23日以前の積算量を考慮に入れると集会所の人々が脱出した3月30日迄に25ミリSv/hを超えていた


04209_2 ←屋内にいる時間を考慮に入れても赤宇木集会所に居続ければ、原子力安全委員会が避難の基準としている年間50ミリSv/hを数ヶ月で超える事は明らかだった。


04216_2 ←浪江町臨時役場(二本松市東和支所内)文科省の計測データは浪江町にはどう伝わっていたのか。


04235_2 ←32番は赤宇木の計測量。町はデータの存在を知っていた。(スクロールして見るなら


04239_2 ←しかし、地名が伏せられたデータを町は重要視していなかった。積算量が突出していたにも関わらず、。(スクロールして見るなら


04240_2 ←SOBA:文科省HPのpdf資料「1303727_1719.pdf」の1頁目です(※)。赤線の所がNHKが突き止めた箇所。文科省はこの日13時、14時、15時と3回計測してます。(スクロールして見るなら

※その後文科省は、下記最初のURLはサイトマップにリダイレクトさせ、ファイル自体は削除してます。要するに証拠隠蔽

福島第一原子力発電所の20Km以遠のモニタリング結果(平成23年3月16日~4月9日)
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1304749.htm

3月17日(木曜日)
福島第一原子力発電所の20Km以遠のモニタリング結果[平成23年3月17日(木曜日)19時00分時点]  (PDF:116KB)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/19/1303727_1719.pdf

04259 ←浪江町馬場有町長。「文科省のHPにあっただけで、正確、正式(な連絡)ではない」


04415 ←スクリーニング会場。


04422 ←赤宇木集会所の人の中にはスクリーニングを受けた結果基準値を超え除染が必要になった人もいた。


04428 ←文部科学省への取材では、「32」の地名を伏せていたのは風評被害が広がるのを恐れたからと言う事だった。


 ここからはキャプチャアップはまだ未作業(なお、動画のキャプチャは全て完了済み)

 

ETV ネットワ―クで作る放射能汚染地図 4/7
http://youtu.be/kL-icXIOri0

始めからは録音9の8分22秒の所からの続きで、このYouTubeの1分25秒まで。

■録音10、動画4/7の3分54秒の所から4分6秒間、通しのVeoh動画では 0.47.24から0.51.27
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/145.wma

■録音11、動画4/7の8分3秒の所から2分47秒間、通しのVeoh動画では 0.51.32から0.54.20
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/146.wma

■録音12、動画4/7の10分56秒の所から3分18秒間、通しのVeoh動画では 0.54.25から0.57.45
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/147.wma

 

ETV ネットワ―クで作る放射能汚染地図 5/7
http://youtu.be/QgXJN656Ng8

■録音13、動画5/7の5分28秒の所から3分28秒間、1.03.27から1.06.55
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/148.wma

 

ETV ネットワ―クで作る放射能汚染地図 6/7
http://youtu.be/4NnY5f7w6jE

■録音14、動画6/7の2分50秒の所から3分12秒間、通しのVeoh動画では 1.15.20から1.18.31
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/149.wma

■録音15、動画6/7の6分15秒の所から2分48秒間、通しのVeoh動画では 1.18.44から1.21.33
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/150.wma

 

ETV ネットワ―クで作る放射能汚染地図 7/7
http://youtu.be/DXBmKNl39Yc

 犬のパンダが飼い主を追っている所で終わります。身につまされるラストシーンです。(これは短くて2分1秒)

※by openboxjpさんのが消されましたが、即行で再アップされました。goodmotherfucherさんに感謝、その後のhisutaminZに感謝。

 

※↓NHKの削除に備えた、代わりのVeoh動画です。こちらは1時間29分通しの全編動画です。(※全部を見るには専用ツールのインストールが必要です。)

NHK ETV特集 ネットワ―クで作る放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月~
by アンカー正義
http://vimeo.com/24184476

ネットワークで作る放射能汚染地図 ~福島原発事故から2ヶ月~ from アンカー正義 on Vimeo.

 

2011年6月5日(日) 夜10時放送の続報をアップしておきます。こちらはVimeoの動画です。「iframe」のタグ表示の関係で他の広告が表示され再生ボタンが出ていない場合には下記リンクをクリックして別ページを開いてから見て下さい。

NHK ETV特集 続報 放射能汚染地図
by アンカー正義
http://vimeo.com/24752588

続報 放射能汚染地図 from アンカー正義 on Vimeo.

 

2011年6月5日(日) 夜10時
続報 放射能汚染地図
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0605_02.html

ETV特集 『ネットワークでつくる放射能汚染地図 ~福島原発事故から2か月~』(5月15日放送)では、福島第一原発正門から1キロ地点の住宅地の一画の土壌を科学者の木村真三氏が採取。サンプルは、プルトニウムの有無を調べるため放射線解析の第一人者、金沢大学の山本政儀教授のもとに送られた。
番組放送後、結果を知りたいという問い合わせが殺到したが、この度ようやく解析結果が出る見通しとなった。果たしてプルトニウムは検出されるのか?

さらに、木村氏のその後の調査で、計画的避難区域や緊急時避難準備区域から外れた福島県南部のいわき市で新たなホットスポットが発見され、その実態が序々に明らかになってきた。

新たにわかった汚染の実態を続報として伝える。

始めに戻る


参考:放射線管理区域などに関して詳しくは⇒こちら
556pxchornobyl_radiation_map_2 ←チェルノブイリ原発事故でセシウム137の濃度に基づく放射能汚染地域。(チェルノブイリ原子力発電所事故より)

Confiscated/Closed Zone
Greater than 40 curies per square kilometer (Ci/km2) of Cesium-137

SOBA:立ち入り禁止地域、セシウム137が40キュリー/km2超え。「Bq/m2」換算すると、148万ベクレル/m2超え。

Permanent Control Zone
15 to 40 Ci/km2 of Cesium-137

SOBA:永久管理地域、セシウム137が15キュリー/km2超えから40キュリー/km2まで。「Bq/m2」換算すると、55万5千ベクレル/m2越から148万Bq/m2まで。

Periodic Control Zone
5 to 15 Ci/km2 of Cesium-137

SOBA:一時的管理地域、セシウム137が5キュリー/km2超えから15キュリー/km2まで。「Bq/m2」換算すると、18万5千ベクレル/m2越から55万5千ベクレル/m2まで。

Unnamed zone
1 to 5 Ci/km2 of Cesium-137

SOBA:表中では1 to 15となっていますが、「Periodic Control Zone」で「5 to 15」とやっているので1 to 5の間違いか?セシウム137が1キュリー/km2超えから5キュリー/km2まで。「Bq/m2」換算すると、3万7千ベクレル/m2越から18万5千ベクレル/m2まで。

始めに戻る


 以下、資料として採録。

※SOBA:後ろで採録した読売の記事中赤字部分で紹介されている群馬大の早川由紀夫教授の「福島原発から半径300kmの汚染地図」をネットで探しました。(6月18日改訂版だけでなく四訂版まで追加)

(↓クリックで拡大します)
20110911gmap06 ←(画像が大きいですスクロールして見るなら)、雑談日記でも画像リンクでなく別途保存しました(以下同じ)。

←早川由紀夫の火山ブログ放射能汚染地図(四訂版)より。20110911の4訂版。


Route930 ←(スクロールして見るなら

2011年9月30日汚染ルートとタイミング(改訂)より。20110930版


参考:
2011072626julyjg ←(スクロールして見るなら

放射能汚染地図(三訂版)より。7月26日三訂版。


20110618 ←(スクロールして見るなら

放射能地図(改訂版)より。6月18日改訂版。


 

ホットスポットなぜ出現…気象と地形の複合要因
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110618-OYT1T00493.htm

特集 福島原発

 福島県伊達市や南相馬市などで、局地的に高い放射線量が測定される「ホットスポット」が現れた理由について、日本原子力研究開発機構の永井晴康グループリーダーは「風向きや降雨量など気象的条件と、山の存在など地形的条件が重なった」と指摘する。

 福島第一原発から放射性物質の大量放出があった3月15日午後、北西方向に放射性物質の雲が広がっていたと見られ、「雲の通過と降雨が重なり、高線量の地域ができた」と話す。

 微粒子の大気拡散に詳しい群馬大の早川由紀夫教授(火山学)は4月上旬、民間による測定や国の公表データをまとめ、同原発から半径約300キロ・メートルの汚染地図を作成した。茨城県南部から千葉県、埼玉県、東京都の一部にかけ、周囲より放射線量の高い帯状の地帯が現れた

 「一帯は海側から吹く風と、山から下りてくる風が関東平野上でぶつかり、雲を形成して雨を降らせる場所。都の水道水から放射性物質が検出されたのも、これで説明できる」と、早川教授はみる。
(2011年6月18日16時03分  読売新聞)

 

(記事採録)〔ルポ〕事故から25年、チェルノブイリは今 1/5【時事】※
http://www.jiji.com/jc/v4?id=chernobyl-tmi0001&rel=y&g=phl

※その後、時事の表題は「【ルポ】重大事故から25年、チェルノブイリは今~住民いまだ帰還できず」

「石棺」付近で強い放射線

Chernobyltmijlp10676425 チェルノブイリ原発4号機の「石棺」=2011年3月31日、ウクライナ・チェルノブイリ【時事通信社】

 史上最悪の放射能漏れを起こした1986年4月26日の旧ソ連チェルノブイリ原発事故から25年。ウクライナ政府は「負の遺産」のイメージ転換を探り始めたが、原発周辺の放射能汚染は依然深刻で、強制立ち退きとなった住民11万人以上が帰還できる見通しは立っていない。ウクライナ政府のプレスツアーで3月末、同原発を訪れ、現状を探った。

(モスクワ支局長 奥山昌志)

 炉心溶融事故が起きた原発4号機。コンクリート製の「石棺」で覆われているが、近づくと放射線量計が毎時5.24マイクロシーベルトを表示し、「ピッピー」と警告音が鳴り続けた。通常の50倍を超える放射線量だ。

Housyasen0001w440 放射線量と人体への影響

※印は年間の数値。1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルト。
放射線医学総合研究所の資料などから作成

↑SOBA:(スクロールして見るなら)※以下「※印は年間の数値。〜」の所は画像中説明文の採録です。注意すべきはすべて外部被爆について言っています。NHKも内部被爆については極力言わないようにしているので注意が必要です。また一番下の「0.05ミリシーベルト 胸のX線検査(1回)」は違っている可能性があります。Wikipdeiaのシーベルトの説明では「実効線量0.05(mSv:ミリシーベルト) 原子力発電所の事業所境界での1年間の線量。」となっています。胸のX線検査については「実効線量(mSv:ミリシーベルト) 0.1 - 0.3 1回の胸部X線撮影。」となってます。

 「石棺内部には溶解した核燃料が約180トン残っているが、放射能が外部に漏れないよう新たなシェルターを建設する国際プロジェクトが開始された」。原発の周囲30キロの立ち入り規制区域管理局のハロシャ局長は記者団との会見でこう強調した。

 事故直後に建設された石棺は老朽化が進んでおり、放射能漏れの懸念がある。このため、欧州連合(EU)や日本などの支援で新シェルター建設が計画され、昨年から基礎工事が始まった。

〔ルポ〕事故から25年、チェルノブイリは今 2/5
http://www.jiji.com/jc/v4?id=chernobyl-tmi0002

住民帰還の見通し不明

Chernobyltmijlp10676426 荒れ果てる家屋
ウクライナ・チェルノブイリ市内で荒れ果てる家屋=3月31日【時事通信社】

 ただ、建設費15億4000万ユーロ(約1830億円)に対し、拠出額が6億ユーロ不足しているため、ウクライナ政府は今月19日に国際会議を開き、追加支援を求める。新シェルターは100年の耐久性を持つとされ、完成すれば安全性向上に役立つと期待される。

 しかし、近い将来、立ち入り規制区域内に住民が帰還するのは困難とみられている。原発職員ら約5万人が住んでいた原発近郊の町プリピャチでは無人のアパートや学校、レストラン、商店などが荒れ果てるままに放置されていた。

 コンクリートやアスファルトの割れ目に盛り上がるコケに線量計をかざすと、毎時2マイクロシーベルトを超え、土壌の放射能汚染をうかがわせた。

Chernobyltmicyel チェルノブイリ地図【時事通信社】

 避難先になじめず、居住禁止を無視して自宅に舞い戻った少数の老人らの存在は政府も黙認しているが、ハロシャ局長は「半減期の長い放射能の除染は難しい。地元の野菜や果物、キノコなどを食べるのは危険で、果たして帰還がいいことなのか慎重に考えなければならない」と述べた。

〔ルポ〕事故から25年、チェルノブイリは今 3/5
http://www.jiji.com/jc/v4?id=chernobyl-tmi0003

「負の遺産」利用に批判も

Chernobyltmijlp04391454 1986年4月26日、史上最悪の原発事故が起きたソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原発4号機建屋。4日後の4月30日に撮影され、ソ連のテレビで放映された。事故は多数の犠牲者を出し、その後4号機は建屋全体がコンクリートで密閉された。しかし、3号機だけは事故後も運転を続け、2000年、事故後14後にようやく運転休止となった(チェルノブイリ)【AFP=時事】

 その一方で、事故から25年を迎え、ウクライナ政府は原発への「観光ツアー」の解禁で、「負の遺産」を観光資源として利用する道を探り始めた。

 ウクライナ非常事態省は、所定の手続きを取れば、研究者やメディア関係者だけでなく、観光客にも原発訪問を許可している。専門ガイドのユーリー・タタルチュクさん(38)は「今年は事故25周年や福島原発事故でチェルノブイリへの関心が高まり、訪問者が増えた。1日で8グループが訪問したこともある」と話した。

 しかし、こうした動きを批判する声も根強い。チェルノブイリ原発の元技術者で、大量被ばくで障害者認定を受けたアナトリー・コリャジンさん(61)は「事故原発をビジネスに利用して潤うのは一部の政府関係者らだけ。政府は被ばく障害者への医療支援の支出を制限しており、必要な手術が受けられないケースが増えている」と指摘している。

◇〔用語解説〕チェルノブイリ原発事故

F1level701 【図解】福島原発・国際原子力事故評価尺度
チェルノブイリと福島は「レベル7」
スリーマイルは「レベル5」と評価された

 1986年4月26日未明、旧ソ連ウクライナ共和国のチェルノブイリ原発4号機で運転試験中、炉心溶融と爆発が起き、大気中に大量の放射性物質が放出された史上最悪の原発事故。

 当時のソ連政府が発表した死者数は消防士ら33人だが、大量に被ばくした事故処理作業員らが多数死亡。子供の甲状腺がん多発など深刻な健康被害ももたらしたとされる。

 原発の周囲30キロ圏では住民約12万人が強制立ち退きとなり、現在も立ち入り規制が敷かれている。

〔ルポ〕事故から25年、チェルノブイリは今 4/5
http://www.jiji.com/jc/v4?id=chernobyl-tmi0004

スリーマイル島原発事故32年

Chernobyltmijlp10659484 米ペンシルベニア州のサスケハナ川中州にあるスリーマイル島原発。
水蒸気の上がる手前2基は稼働中の原子炉1号機の冷却塔=2011年3月28日【時事通信社】

 米ペンシルベニア州ミドルタウンで1979年に発生したスリーマイル島(TMI)原発事故から3月28日で丸32年たった。放射能汚染の脅威に直面した小さな町では今も原子炉1基が稼働、のどかな田園風景の中に際立つ存在感を放つ。住民は32年後の福島第1原発事故をどう受け止めているのか、現地で取材した。

(ワシントン特派員 淡路愛)

◇日本にささげる祈り

 「TMI、チェルノブイリ、福島。次の犠牲は誰?」-。氷点下の未明、プラカードやろうそくを手にした住民約30人が原発入り口前に集まった。毎年3月28日に行われる抗議集会。参加者は事故発生時刻の午前4時前、今年は日本の被災者のために黙とうをささげた。背後の夜空にそびえる冷却塔から水蒸気が立ち上っている。

 「日本の事故で余計に心配になった。ここでもまたメルトダウン(炉心溶融)が起きるかもしれない」。主婦マリア・フリズビーさん(47)は不安げな表情で高校生だった当時を振り返った。「外に出ると空気が鉄のような味がして、肌がひりひりした」。住民の避難で街がゴーストタウンのようになったのを覚えている。

 事故以来、反核運動を続けてきたメアリー・オズボーンさんは、健康への悪影響はなかったという当局の説明を今も信じていない。当時のカーター大統領が「流出すれば原発産業を崩壊させたであろう情報を隠している」との疑念を語った。

Chernobyltmijlp10659473 スリーマイル島原発付近で、
東日本大震災の被災者に黙とうをささげる住民
3月28日未明、米ペンシルベニア州ミドルタウンのスリーマイル島原発付近で、東日本大震災の被災者に黙とうをささげる住民(アメリカ・ペンシルベニア州ミドルタウン)【時事通信社】

 地元大学教授らが反核の学者グループを新たに立ち上げるなど、福島を機にTMI原発を見つめ直す動きも出てきた。しかし、集会の規模が物語るように危機感を積極的に訴えるのは一部住民にとどまり、原発の街はおおむね平静に見える。

〔ルポ〕事故から25年、チェルノブイリは今 5/5
http://www.jiji.com/jc/v4?id=chernobyl-tmi0005

TMI「開かれた原発」へ

Chernobyltmijlp07862898 事故発生から2週間後のスリーマイル島原発(1979年4月11日撮影、米ペンシルベニア州)【AFP=時事】

 TMI原発では事故の危機収束後、放射能除去に12年、約10億ドルの費用を要した。しかし、「最大の課題は地域住民の信頼を取り戻すことだった」とラルフ・デサンティス広報部長は言う。事故当時、TMI原発には広報部すらなく、情報収集・公表過程での混乱が住民の恐怖と不信を拡大させた。

 最高経営責任者(CEO)に同行しての住民説明会や施設開放イベントを通じ、「開かれた原発」への転換に努めた。徐々に地域住民の信頼を回復し、未損傷の1号機の再稼働にこぎつけたのは6年半後。「目に見えない放射線を扱う企業に大切なのは『信頼性』に尽きる」というのが持論だ。

 TMI原発のあるロンドンデリー郡区のスティーブ・レタビック郡区長も「大半の住民は改善された管理体制に信頼を寄せている」と太鼓判を押した。「日本の事故がTMI事故を思い出させるのは事実だが、地震と津波があった日本との違いも住民は認識している」とも指摘する。

 地元客でにぎわう中心部の飲食店。てきぱきと注文をさばく女性店員は「私にとっては過去の話」と言い切った。原発も地元経済を支える地域生活の一部。無頓着なわけではないが、「結局ここでの暮らしは続く」というのが本音だという。

(記事は2011年3月下旬の状況をまとめたものです)

Chernobyltmithree スリーマイル島地図【時事通信社】

◇〔用語解説〕スリーマイル島原発事故

 1979年3月28日、米ペンシルベニア州のサスケハナ川の中州にあるスリーマイル島原発で発生。2基の加圧水型軽水炉のうち、2号機の2次冷却水ポンプが故障し、人為的ミスも重なって露出した炉心が溶融。放射性物質を含んだ水蒸気が外部に漏れ出した。国際原子力事故評価尺度(INES)の8段階評価(0~7)では「5」。

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/14

【必読】わずか数時間で「通報基準」の7倍!100倍を超えた作業員も! 「封印された内部被曝」福島第一原発衝撃の実態

(以下転載始め)

2011年05月13日(金) FRIDAY
わずか数時間で「通報基準」の7倍!100倍を超えた作業員も!
「封印された内部被曝」福島第一原発衝撃の実態
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/4496

1/4

Img_11de3faf7a381aa661ca21f2ced08eb ←震災当日、福島第一原発4号機で作業していた落合一範さん。体内の放射線量はなんと作業前の19倍である[PHOTO]福山将司


 

 政府、東電はこの事実を知っているのか!

「ここを見てください。上段のAというのが作業後、下段のBが作業前の数字です。通常ならABともほぼ同数。3ケタに収まるはずのものが何倍にもなっている。もう20年近く原発で働いていますが、こんな数字、見たことないです」

 震災発生時、福島第一原発4号機にいた落合一範さん(40・仮名、以下同)。彼が指差した先には、5368という数字が書かれていた(写真上)。

「これはホールボディカウンター *1(以下、WBC)という機器で測った体内の放射線量です。単位はcpm(カウント)で、1分間で5368回、放射線が照射されている、という意味です。738cpmを超えると周辺自治体に通報され、1500cpmを超えると『精密検査を受けてきてくれ』と言われ、病院行きになります。その基準をはるかに超えているんです」

「通報基準」の7倍---記憶を手繰り寄せるうち、落合さんはもっと恐ろしい事実に気づかされた。

「被曝したのは間違いなく3・11---震災の日でしょう。当日、私は同僚と4号機の定検(定期検査)をしていました。ドライウェル(原子炉格納容器)の厚みや傷みを測るUT検査、ダクトなどの溶接部分のチェックが主な仕事です。定期点検のために運転を停止していた4号機での作業なので、汚染の可能性は低い。だから、我々は『B服』と呼ばれる軽めの装備で作業をしていました。ブルーの作業着にヘルメット、手袋、安全靴。マスクはしません。ちなみにA服は通常の作業着。C服はタイベック(簡易防護服)に防毒マスク、靴下を2枚重ねてはきます」

 そんな最中、巨大地震が発生する。通常は手足、髪など体の表面の放射線量を測定しないと原子炉建屋の外に出られないが、測定機器は故障。作業員たちは我先にと敷地内のバス停まで走った。

*1 人体内の放射性物質から出されるガンマ線の量を外側から調べる大型の計測装置。イスに座って計測するタイプとMRIのように横たわって計測するタイプがある。自然放射線の影響をなるべく受けないよう、鉛や鉄で覆われた室内で使用される

※SOBA:WBC(whole-body counter ホールボディカウンタ)
http://www.remnet.jp/lecture/words2003/06104.html

 体外計測機器の一つであり、全身を測定対象とする機器。全身カウンタとも呼ばれる。ホールボディカウンタは、感度の良い放射線検出器を有し、自然放射線の影響を少なくするための大きな遮蔽体を備えており、内部被ばくモニタリングに活用される。使用の目的に応じて、検出器や遮蔽体の種類が異なる。測定ジオメトリ(放射線検出器と被検者の位置関係)としては、チェア型、立位型またはベッド型等がある。なお、健常者でも天然放射性核種であるK-40が体内に含まれており、ホールボディカウンタで測定することができる。

 

2/4
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/4496?page=2

「B服はマスクをしないので、内部被曝したのだとしたら、この時でしょう。ただ、点呼を受けた後、私はすぐ避難しました。それ以後、福島第一原発には立ち入ってません。時間にして数時間の滞在です。最初の地震で格納容器が壊れ、大量の放射能漏れが起きていたとしか考えられません。確かに、1号機の建屋にはあの時、穴があいていましたから・・・」

Img_3aac2c66de6330e57497643fc0bc298 震災翌日の3月12日、高温の燃料棒と水が反応してできた水素が爆発。1号機の建屋上部が吹き飛んだ[PHOTO]東京電力提供

 落合さんが語気を強める。

「実はWBCでの検査を受けたのは4月6日。震災から約1ヵ月も後なんです。まさか内部被曝しているなんて思ってなかったから、気にもしてなかった。その後の福島第一の惨状を見て『もう原発では働けないな』と思って、『解除』(原発での作業員登録の解除)することにしたんです。解除するには、WBCで作業後の体内放射線量を測定しなければならない。その過程で内部被曝が発覚したというわけです。

 WBCでは、体内に取り込まれた放射性物質が何なのかまでは分かりません。例えば、原発周辺で大量に検出されているヨウ素131なら半減期は8日。すでに数値は半分以下になっているはずです。ならば、被曝直後はいったい何cpmだったのか・・・」

 彼が記者に差し出した書類を見ると、責任者名のところに「柏崎刈羽」という文字が書かれていた。

Img_61e64f088344dc51a11b0dd418c62ca 壊れた福島第一原発事務本館。IDカードや財布など貴重品を原発内に置いたままにしている作業員も多い[PHOTO]東京電力提供

「福島第一原発に3台ほどあったWBCは震災で壊れてしまったんです。だから、原発作業員を辞めようと思ったら、WBCがある新潟(柏崎刈羽原発)に行って、測ってもらわなきゃいけない。書類にあるように一緒に受けた8人中7人が基準値オーバーしています。中でも私の数字が突出して高い。地震直後に被曝したと思っていますが、もしかしたら、私が原発の20〜30km圏内に位置する南相馬市内に避難していたからかもしれません。累積被曝した可能性がある。なぜなら、福島県外に逃げた同僚は約1700cpmだったからです」

 そして同じ日に、福島第一原発構内で仕事をしていた作業員もまた、落合さんと同じ不安を口にするのだった。

自宅待機となった作業員

 櫻木潤さん(30)は福島第一原発で働き出して3年目の若手作業員。被災場所は1号機の原子炉建屋内だった。

3/4
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/4496?page=3

「機材搬入口の大きなシャッターが波打ち、天井からボルトがバラバラと落ちてきた。『こりゃまずい』と思った瞬間に今度は照明が落ちました。粉塵であたりが真っ白になる中、手で口を押さえながら、なんとか表に出ると、地面が隆起し、割けていた。走ると危ないので、早足で旧事務本館と呼ばれる詰め所に向かいました」

Img_8b67fb2d0468b3a759f9d91602ae070 原子炉や使用済み核燃料プールの安定冷却に不可欠な外部電源を建屋に引き込むべく、奮闘する作業員たち[PHOTO]東京電力提供

 落合さん同様、点呼が終わると櫻木さんも帰宅するよう命じられた。ドーンという津波の衝撃を感じたのは、自宅へ向かう車の中で、だった。

「あの壊れ方を見る限り、1号機の原子炉が無傷とは考えにくい」

 東電は想定外の津波により電源が途絶え、そのために震災翌日の1号機の水素爆発が起きたと説明してきた。が、地震直後にすでに、1号機の原子炉は損傷を受けていたのではないかと、二人の作業員は話すのである。衝撃の証言は続く。

「私は3月11日を最後に福島第一原発には行っていませんが、現在も働き続けている同僚が、信じられないことを言っていました。震災後、2週間ほど浪江町(福島県双葉郡、原発から10km圏内)に避難していたある作業員が、仕事を再開すべく、東海村(茨城県那珂郡)に移った。そこで作業前の検査としてWBC検査を受けたところ、基準値の実に100倍以上となる、8万cpmというとんでもない数字が出たというんです」

 大量の内部被曝が発覚したその作業員は、自宅待機を命じられたという。

3日で基準値の50倍

 文字通りのケタ違いの数字をすぐには受け入れられずにいた本誌に、さらにこんな話が寄せられた。南相馬市在住の田中大さん(30)が証言する。

「知人が事故後の福島原発で働いていたのですが、やはり数万単位の内部被曝をしていました。3月半ばから3日間、5号機付近で電源の復旧工事をしたんです。暴走していた1〜3号機から少し離れているし、5〜6号機は点検のため震災時は停止していた。まさか内部被曝しているなんて思わず、会社に言われるまま、柏崎刈羽原発まで行ってWBCを受けたら『4万cpm出た』と言うんです。

 知人は『経過を見ましょうと言われただけで、何の説明も治療もなかった』と怯えていました。甲状腺にヨウ素が貯まらないようにするヨウ素剤を渡されたそうですが、これ、作業前に飲まないと意味ないですよね?」(田中さん)

 矢ヶ﨑克馬・琉球大学名誉教授が警鐘を鳴らす。

4/4
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/4496?page=4

「これだけのデータでは何とも言えないが、仮に測定効率が1%でバックグラウンド(自然放射線)が差し引かれているとすると、8万cpmは極めて多量。相当量の被曝をしていると思います。WBCは人体を通過するガンマ線しか測定できない。アルファ線やベータ線を発する放射性物質が体内にあっても、カウントできないので、核種(原子核の種類)によって違いますが、測定値の3倍から5倍は被曝していると考えるべきです。1秒間に1300ベクレル被曝する計算となり、嘔吐などの急性症状が出てくる人もいるでしょう。

Img_c37e00e56cd8e626dac7d932359334d 解除(原発で作業するための登録解除)用の申請書。4名とも体内の放射線量が作業前の7〜19倍に

 すぐ医者に診てもらって、措置すべきです。後年、影響が出て来る可能性がある。おそらく、呼吸の際に放射性物質を吸い込んでしまったのでしょう。ガス防護マスクを装着させないで、危険区域で作業をさせたのではないか。労働者の安全を軽視する東電の責任は非常に重い。雇い主は将来にわたって健康管理をしなければなりません」

 元放射線医学総合研究所主任研究官で医学博士の崎山比早子(ひさこ)氏が続ける。

「内部被曝をした場合、有効な対処法はないのが実情です。早い時期にカリウムを摂取すると、セシウムの排出が増えたという動物実験の結果はありますが、人間では効果がみられなかったと報告されています。尿や便の検査を4日間ほどすれば、ヨウ素やセシウムなどの割合はある程度、推定できます。これだけ高い値が出た場合は、当然、尿検査や便の検査などをするべきです」

 注目すべきは、前述したように震災によって福島第一原発のWBCが壊れた影響で、内部被曝した3名とも柏崎や東海村でWBC検査を受けていることだ。すなわちそれは、現在も最前線にいる作業員たちの内部被曝値を、誰も把握していないことを意味する。東京電力総務部広報センターはこう回答した。

「数万cpmという数字が出たことは事実です。今後、健康診断や治療を実施する予定です。これまで、男性は3ヵ月に一度、女性は1ヵ月に一度、WBCによる検査を行っておりましたが、(原発の事故により)作業員の数が急増し、整理できていないというのが正直なところです。また、福島第一原発には4台のWBCがございますが、壊れているのではなく、放射線が高いところに設置されている関係上、正確な数値が計測できなくなっています。今後は外部被曝を含め、管理に努めます」

Img_dfc6af35681ceff45de998fd138ee45 作業を終え、休む作業員たち。食事はレトルトが中心でフロにも入れない。防護服のまま寝る過酷な環境だ[PHOTO]愛媛大学・谷川武教授提供

 落合さんが憤る。

「原発の20km圏内で行方不明者の捜索が始まったのは震災の1ヵ月後でした。警察も自衛隊も寄り付かなかったのは、東電から放射能汚染が酷いと聞いていたからではないのか。内部被曝の調査も発表もしないのは、補償の範囲が広がるのを怖れているから、としか思えない。すぐに、現場作業員と原発周辺に住み続けている人々をWBC測定にかけるべきです。4月22日から20km圏内は立ち入り禁止となりましたが、20〜30kmの計画的避難区域には、どんどん人が戻ってきている。

 水は出る、電気も来ている、家もある。店もどんどん、再オープンし始めています。放射能は目に見えないから、一見、復興しているように見えるんです。だからこそ、目に見える数字で危険性を知らせなければならないと思います。これ以上、人災を拡大させないでください」

 もはや、一刻の猶予も許されない。

(以上転載終り)

関連:
核爆発を隠蔽する日本政府と東京電力、欧州放射線危機委員会(ECRR)科学担当幹事バズビー教授の動画(テキスト採録)

NHKはなぜ「各地の放射線量(放射性物質の濃度)」と言った大事なページを座敷ろうの様な深い階層におくのか。

 

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/13

核爆発を隠蔽する日本政府と東京電力、欧州放射線危機委員会(ECRR)科学担当幹事バズビー教授の動画(テキスト採録)

 後ろで、拡散予測図の動画や、その他関連資料を採録しておきました

C・バズビー博士 避難圏70キロに拡大を 3号機は核反応による爆発
by SPmaxell
http://www.youtube.com/watch?v=FDtW1Md5v8Y

アナウンサー:
チェルノブイリの記念日を迎えて

「世界は核の安全について、あの悲劇から学ばなかった」と多くの人は言っていますが 欧州放射能危機委員会の科学担当幹事クリストファー・バズビー教授に 日本での今世紀最悪の核の危機について伺います。

バズビー教授、ご出演ありがとうございます。

メディアで大きく報道されてはいないのですが、 福島での爆発のひとつは最初伝えられたようなガス(水素)爆発ではなく 「核反応だった」という報告があります。

もしそれが本当なら、原発を管理しているTEPCOが そんな最悪の展開を隠すようなことはしませんよね?

 

Prof.Christopher Busby:(European committee on radiation risks)
彼等がそれを隠すことはあり得ると思います。

原子力産業界は二枚舌を使い 事実を隠蔽する行為をくり返してきました。

どこを見ても、常に情報をどうにか変えて 彼等が優位にいられるようにしてきた。

私もあれは多分「核爆発」だったと見ていますが、 しかし、それは、原子炉の爆発ではなく使用済み燃料が入っていた燃料プールでだったということが今はかなり確かな見方だと。

…つまり、あのプールで何らかの「核爆発」があったと あのプルトニウムの、MOX燃料の入ったプールでの爆発ですが あのビデオを観た人なら誰でも、あの巨大な爆発を見て 「水素爆発だ」とは思わなかったでしょう。

 

アナウンサー:
もしそれが本当で、水素爆発ではなく核爆発だったら、その結果どうなりますか?

 

バズビー教授:
そうですね、実をいうとさして違いはありません。
問題は燃料棒です。

膨大な数の放射性の燃料棒が空中に吹き飛ばされ気化したことで 非常に多くの放射線の動きが周辺に起きました。

それに炉心溶融(メルトダウン)があったこと 今も核分裂が起きているらしいこと それは容器にひびが入っているせいかもしれない。

つまり原子炉の中で「核分裂」が起きているというわけで それで10の14乗、1のあとにゼロが14個ですが それほどのベクレルの放射能が毎日放出されていると これは本当に深刻な事態です。

チェルノブイリの原発も核爆発だったという証拠があります。

我々は2週間ほど前にベルリンでその詳細を聞きましたが 爆発のときの同位元素の測定値から チェルノブイリも水素爆発ではなく核爆発だったことがわかっています。

 

アナウンサー:
多くの解説者は チェルノブイリと福島は比較にならないと言っていますが あなたは福島はもっとひどいことになる可能性があるとおっしゃいました。

今でもその見解をお持ちでしょうか つまり 今の状況はもっとひどくなりうると?

 

バズビー教授:
ええ、私はもっとひどくなる可能性はあると思います。

その理由は福島はチェルノブイリに比べると 事態のコントロールができていないからです。

チェルノブイリ事故のときにソビエトのとった行動のほうが大変迅速だったと しかし日本政府は人々を避難させるにものんびりし過ぎていて いまだに禁止すべき区域から人々を十分に脱出させていない。

私に言わせれば、最低でも60から70キロにはしないと 70キロ離れた地点でも相当量の放射能が検出されているという報告もありますし その数値はチェルノブイリの避難区域より高いものだったと それに東京、東京南部での放射能レベルも上がっていると

ですからその違いは 日本ではチェルノブイリよりもっともっと多くの人口が危険にさらされているということです。

チェルノブイリでは幸い北に向かい、南のキエフには(それほど)行かなかった。 だから被爆した人口もそれほど多くはない。

しかし私たちが計算したチェルノブイリ事故による癌の死亡者は 100万人という単位ですよ 140万人というのが先のベルリンの会議でECRRのリスクモデルを使った計算結果です。

福島の事故でもほぼ同じくらいの数値が予測されます。

 

アナウンサー
何故、何故なんでしょう、私が読んだあるニュース・サイトでは 「長期的な健康へのダメージはよくわかっていないが しかし健康への危険性は低いと思われる」とあったのです。

実際これまで福島の放射能汚染による死者は報告されていないし こういう見解はそれはまだ早すぎるからでしょうか、または あなたが過剰反応、大げさに言っているのではないかと言う人もいるかも知れませんね?

 

バズビー教授:
こうした見解を述べるのには早すぎると言うことはありません。 チェルノブイリの例からも我々には既に分かっているのです。

疫学的な測定結果が出ている、数多くの研究報告が チェルノブイリ後の癌や様々な種類の疾患の増加を示しています。

「歴史を無視する者はそれをくり返す」と言うほかありません。

そんな見方をする連中は概して「核」産業と結びついていますし 多額の金がこの健康へのダメージの判断をどれ程のものにするかで動いているのです。

 

アナウンサー
日本の関係機関は9か月で覆いをかけ、原子炉を冷却し、放射能漏れを止められるなど すべて終えられる自信があると言っていますが、 この問題を9か月でなんて解決できるでしょうか、 それでこの大惨事が終焉するでしょうか?

 

バズビー教授:
すみませんが、いや、プラグがおかしくなって(←SOBA:直前大きな風の音がしたので、イヤホンが外れそうになった様です)

 

アナウンサー:
そうですか、お聞きになれなかったようで 簡潔にお尋ねしますが、彼等は9か月で原発に覆いをかけ、原子炉を冷却し、放射能漏れを止めることができると 日本の関係機関は自信を持って言っていますが、 そうなると思われますか?

 

バズビー教授:
そうは思えません、そうはならないと思います。

原子炉に覆いをかけると言いますが、まだそれは核分裂している。 となると核分裂した放射能物質が地面に向かい、海へと出て行きます。 コンクリートをかぶせて、核分裂している原子炉を閉じ込めることは出来ません。それは不可能です。

 

アナウンサー
最後に簡潔に今「海に流される」とおっしゃいましたが、チェルノブイリは内陸でしたが 福島は太平洋の岸に立っている そのことは、日本から離れた広範囲の地域への放射能汚染に関してどれほど重大なことになるでしょうか?

簡潔にお願いします。

 

バズビー教授:
そうですね、既に米国で(放射性)物質が出ていますし ウラニウムとプルトニウムの濃縮物がハワイやマリアナ諸島のエア・フィルターから出ています。

それに海に出た汚染は海岸沿いを伝っていきます。 大変深刻な状況です。

しかし、私のこうした見方は「核」産業や日本の関係機関からよく思われていませんがね。 しかし、人々が病気になり、死ぬことになるのですから私からすれば非常に重大な問題なのです。

 

アナウンサー:
バズビー教授、大変興味深いお話しをありがとうございました。

※SOBA:ECRRと言うのは、欧州緑の党が設立した欧州放射線リスク委員会 (ECRR) のこと。

 

※SOBA感想:以下の映像、画像を見て下さい。この1号機と3号機が同じ水素爆発とは到底思えません

※追記(5月24日):水素爆発と水蒸気爆発は別小出裕章氏によれば、今迄起きたのは水素爆発、恐いのはこれから起きる可能性のある水蒸気爆発との事です←5月23日の参議院行政監視委員会での参考人発言。「水蒸気爆発が起きた」と言う情報が入ったら東京1100万都民も危ない、逃げた方が良いです。

 5月11日で東関東大震災の地震が起きてから2か月になりました。その間、地震翌日3月12日午後4時頃に福島第一原発1号機が水素爆発、その2日後の14日午前11時すぎには毒性の強いプルトニウムの混合燃料(MOX燃料)を使っている3号機がキノコ雲爆発をしました(ニュースではこれも水素爆発と言ってますが)。3月15日から16日にかけて広いエリア、もちろん東京など関東エリアにも放射性物質を拡散したと言われています。YouTube映像を見ても、1号炉の爆発と3号炉の爆発がとうてい同じものとは思えません。

↓3月12日午後4時頃の福島第一原発1号機水素爆発。リンク先で見られます。

Japan earthquake: Footage of blast at nuclear plant【BBC】動画あり
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12721498

※SOBA:YouTubeで探しても1号機のがなかったので、↑このBBC映像をキャプチャして阿修羅にアップしておきました。コマ送りは実際よりもゆっくりにしてあります。←1号機の水素爆発。1号機の爆発映像が検索で探せないと言うのは、実は3号機爆発の方を比較的多く見せまくってショックをやわらげようという魂胆が感じられます。1号機の爆発映像を見せてから、3号機の爆発映像を見せるとショックが大きいからです。心理学を持ち出すまでもなく、「一番刺激の強いのを与えた後では、多少強い刺激でもそれほど強く感じられない」なんて言うのは誰でも日常の経験から分かることです。あの手この手を使って情報操作してると感じています。

 

↓3月14日午前11時すぎ、3号機の爆発です。

福島第1原発3号機の爆発
by dancrtaco
http://www.youtube.com/watch?v=I-VRtf3y6NE

※追加:
Fukushima Japan Nuclear Reactor #3 Explosion (ENHANCED)
by 6inbox
http://www.youtube.com/watch?v=d1WW18QId50

(クリックで拡大)キャプチャしておきました。
2011031431、爆発の瞬間。


201103143_2 2、以下、このキノコ雲の爆発が、なんで1号機の煙が横にだら〜っと流れるだけの爆発と同じなんですか。


201103143_3 3、


201103143
4、


201103143_4 5、


201103143_5 6、


関連:
福島第一原子力発電所 一号機爆発映像。←東京から約230km、&チェルノブイリ事故汚染地図。

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 以下、5月4日から11日頃の、放射線物質の拡散模式図。

5-10-11-2011 TOKYO CHIBA 5-12-2011 WESTERN JAPAN OFF CHARTS High Radiation Levels Fukushima
by moto2kx2
http://www.youtube.com/watch?v=qhgijuTzwPk

 

5-6 & 7-2011 NORTHERN & WEST JAPAN High Radiation Levels Beware!
http://www.youtube.com/watch?v=6GXNAVe0hSw&NR=1

 

5-4/5-2011 TOKYO CHIBA STAY INDOORS! High I-131 and C-137 Radiation FUKUSHIMA Japan
http://www.youtube.com/watch?v=QDbyGnUsTxw&NR=1

 

 以下のはなゆーエントリーは重要なキーワードが数多くあるので丸ごと資料として採録します。

(以下転載始め)

2011年05月13日
〔福島原発事故〕合法的に人体実験ができるから研究者は狂喜
http://alcyone.seesaa.net/article/200805230.html
☆福島 県立医大で入学式 (5月6日のNHK)
http://www.asyura2.com/09/news8/msg/529.html

新入生たちは、入学式のあと長崎に投下された原爆やチェルノブイリ原発事故が人の体に及ぼした影響を研究している、長崎大学大学院の山下俊一教授から話を聞きました。この中で、山下教授は「放射線による健康への影響は一般的に正しく理解されていないのが現状で、正しい知識を身につけてほしい」と述べたうえで、「この大学で学ぶ君たちは、放射線について世界一の学識を身につけ、医療の現場で実践してほしい」と期待のことばを述べました。


氷室隆(環境技術のライター)
http://twitter.com/#!/himurotakasi/status/68863823892848640
名指しは避けたが、「福島原発事故は放射線被曝研究の世界的なメッカになると喜んでいる研究者たちがいる」と武田邦彦氏。ことし新設された福島県立医大放射線学科、特任教授は長崎大山下俊一氏。人体実験で悪評の米国ABCC人脈の方医研、方影研が疫学調査で全面バックアップ。核戦争のための研究。


ジャーナリスト 柴山哲也
http://twitter.com/#!/shibayama_t/status/68865214090711040
思いもよらなかったが、核戦争の被曝シュミレーションをやってるということですか。


☆住民15万人を30年以上検査へ 原発事故で研究機関
(共同通信)

http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011051101001009.html
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak46/msg/822.html

検査は原発から30キロ圏内や、計画的避難区域に指定された福島県の飯舘村、川俣町など大気中の放射線量が高い地域の全住民が対象。

(略)

検査期間は、広島・長崎の原爆で放射線が人体に与えた影響を調査してきた放影研が目安として30年以上と提案。必要があれば随時延長する。

             ↓

341 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(福島県)[]
投稿日:2011/05/12(木) 07:44:33.11 ID:2N5bUd9T0
飯舘村、川俣町の全住民は勝手に人体実験の対象にされた。


井上晃吾
http://twitter.com/#!/KOGO33/status/68431703772897280
「放射線影響研究所」理事長2人が世界の2大原発事故に安全宣言 奇しくも放射線影響研究所の理事長経験を持つ2人。 御用学者と避難する声も多い。
重松逸造…チェルノブイリ事故の安全宣言(IAEA事故調査委員長として)
長瀧重信…福島原発事故の安全宣言


Kuantan
http://twitter.com/#!/ali_bin_ibrahim/status/68383742531612672
放射線影響研究所(放影研、広島・長崎市)が被曝住民の健康調査をするらしいが放影研は広島長崎に米軍が設置して日本人の人体調査(強制調査も)をしたABCCの後進。ABCCでは食堂も外人用と日本人用で分けられていた。


Santos
http://twitter.com/#!/tuihao/status/67939056041996288
内部被曝の治療研究は米国によって妨害されてきた。それは肥田舜太郎先生がおっしゃっていた。妨害してきた機関ABCCは現在財団法人の放影研として存続している。


寿
http://twitter.com/#!/AmboTakashi/status/67902484634542080
小出氏:急性症状(吐き気下痢諸々)晩発性障害(ガン等)がある。広島長崎に対して米軍がABCCという機関で被爆者を治療せず観察し続けた。調査を続けると僅かな被曝量でもガンが出ると気づいた


小野昌弘
http://twitter.com/#!/muroutahito/status/67833650317762560
健康調査の目的を取り違えて、必要なことをせずに調査だけ行うとしたら、敗戦直後の米軍(ABCC)による広島被爆者調査や、黒人住民の梅毒を治療せずにデータ収集だけしたことで悪名高い、米国の「タスキギー梅毒研究」と同格の人体実験と言って、言い過ぎではなかろう。


perspective
http://twitter.com/#!/prspctv/status/65387322161627137
呉の海軍工廠にいた84歳女性「原爆を落とさなくても日本は負けていたのに原爆で多くの人が死んだ。戦後は被爆者の家にABCCが車で迎えに来て、検査をするだけで治療はしなかった。今回の原発事故でも、アメリカは情報集めをするだけで、今も昔もやることは同じ」


ミセスみみ(旦那を郡山に残し大分県の親戚の家に避難中)
http://twitter.com/#!/mistress_mimi/status/68188030195871744
福島県郡山市の母です。山下俊一氏の100mSvまで大丈夫の言葉を信じ、安全だと思ってるママ多数。洗濯物は外。子供を公園で遊ばせる。避難=過剰反応だと批判する。危険を訴える人の方が少数なんです。福島の子供達を助けて!


シュンソク(福島県福島市・伊達市)
http://twitter.com/#!/shunsoku2002/status/64876806225936384
【拡散希望】誰か、長崎県の人見てませんか?長崎大学山下教授は、飯舘村等の避難を妨害し、福島市や郡山市などの人々がマスクで自己防衛することを否定、高線量放射線の中で子どもを外遊びさせるよう推奨するなど、大迷惑な人です。早く引き取ってください。


まこ(医療機関専従者)
http://twitter.com/#!/mako2929/status/68298577448931328
ある大手生命保険会社からの回答です。「放射線量の高い地域の方は新規加入の際、被曝の告知が必要。どう判断するかは明確に言えない」まだ、避難を躊躇したり危機感がない方もおられるようですが、普段なら被曝の告知などありません。一社ではありますが、この回答の真意をお考え下されば幸いです。


きっこ(ジャコビニ流星打法)
http://twitter.com/#!/kikko_no_blog/status/68129660810174464
3月下旬、IAEAが飯館村の土壌を独自に調査した結果、避難勧告レベルの2倍を超える放射線量が確認されたため、3月30日、日本政府に分析結果を通達した。しかし原子力安全委員会は「日本では土壌でなく空間放射線量を指標にしているので現行の屋内退避で妥当」として住民を避難させなかった。


きっこ(ジャコビニ流星打法)
http://twitter.com/#!/kikko_no_blog/status/68130904794607616
飯館村の例を見れば分かるように、日本政府は「土壌がどんなに汚染されていても大気中の放射線値が低ければ問題なし」という考えなのだから、もはや自分の身は自分で守るしかない。

(以上転載終り)

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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無能カンの率いる日本政府のこの愚行、これは見逃せない。

 関連で、ビデオニュース・コムの小出裕章氏に聞くスペシャルレポートと同じくMBS毎日放送の小出裕章氏への電話インタビューを後ろで採録しておきました

 「飯山一郎の口演会場」からです。
http://grnba.com/iiyama/index.html#ws1121

(以下転載始め)
◆2011/05/07(土) 藤原 肇先生からのお手紙も…
私事で恐縮だが…,
私の国際的な「乳酸菌修行」の第一歩は,20年前,台湾から始まった.
私は,台湾の各地で独自の画期的な汚水処理装置を稼動させて信用を博した.
今でも台湾各地にいる同志友人たちと,私は深い友誼を結んでいる.
彼らは,今回の関東・東北大震災を大変に心配し,過大な援助を申し出てくれた.
ところが先月末頃から,彼等からの電話の口調が,奥歯にモノがはさまった感じ,
これは何か変だ,何があったのか?
私の頭では,どう考えても分からなかった.
この不可解を氷解してくれたのは,私の永遠の恩師,恩人…,
いや!
私の“神”である御方からのメールであった.
“神”でもあられる,その御方の御名前は,藤原 肇!
今まで,藤原 肇先生からメールが届くと,私はメールを読みながら一人で酒盛り…,
小躍りしながら欣喜雀躍の一日になるのが通例なのだが,今回は違った.
藤原 肇先生からのメールを読みすすむに従い,私の心は重くなってきた.
通い慣れた昵懇(じっこん)の台湾.その台湾と日本の関係が崩れていたのだ.
これで,あの懐かしの台湾で藤原先生と老酒を酌み交わす夢も崩れてしまった.
私情とは別に,藤原 肇先生の信書は日台関係の実態の証言でもあるので,あえて
ここに公開したい.
飯山さま
かねてから感じて危惧していたことですが、東北日本大震災によって起きた福島原発の爆発に対して、日本政府とメディアの扱いが劣悪だったために、最初は日本に同情して声援してくれ、最初の緊急の救援隊を派遣したのに行動に待ったをかけられた上に、世界の国で最高の義捐金まで送ってくれた台湾の対日感情が、日ごとに悪化しているのを体感するのは実に苦痛でした。しかも、放射能を大気に撒き散らしているだけでなく、海洋に汚染水を勝手に放流していることは、加害者のくせに被害者としての立場に甘えすぎると批判され、返す言葉がない辛い思いをし続けました。

先回の訪台の時にそれを痛感し、場合によると台湾を引き上げる必要に迫られ、ことによると予想外の進展に遭遇すると危惧しながら、台湾にふたたび戻ったところ事態は悪化していました。

無能カンの率いる日本政府が背後から指図して、「日本志堂道合者」の名のもとに「ありがとう、台湾」という見出しでメディアに出した広告が、台湾の国旗を使わずに梅模様の図案で誤魔化したために、台湾人の気持ちを痛く傷つけてしまい、それが連日のようにマスコミで取り上げられ、日本人は何と卑劣な精神の持ち主かと反発を高めています。そのせいで対日感情の悪化はすさまじく、私を招いてくれた人でも周辺からの影響で、日本人に居てもらうことで迷惑を被ると口にし始め、私としてそろそろ引き上げ時かと感じています。

(中 略)
敬具            藤原肇
(以上転載終り)

 

関連:

スペシャルリポート (2011年05月12日)
空焚き1号機は溶融した核燃料が圧力容器の外に
小出裕章・京都大学原子炉実験所助教に聞く
by videonewscom
http://www.youtube.com/watch?v=CpoS3apZ9kY

 

 同じく、小出裕章氏出演、MBS毎日放送のmp3による放送です。

【福島原発】5/12/木★メルトダウン(meltdown) しています・1号機 1/2
by nyugankenshin
http://www.youtube.com/watch?v=d88_GmKYcV4

 

【福島原発】5/12/木★メルトダウン(meltdown) しています・1号機 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=m5DF_ZeAO1Y

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/12

NHKはなぜ「各地の放射線量(放射性物質の濃度)」と言った大事なページを座敷ろうの様な深い階層におくのか。

 NHKのホームページに、各地の放射線量(放射性物質の濃度)と言うページがあります。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/index.html

 目につかないリンクで、しかも3階層、あるいは4階層下でかなり分かり辛いところにあります。分かり辛いのも問題ですが、更に問題なのは勝手に測定地点を消している事です

※昨日11日で2か月なので、区切りとしてこの各地の放射線量(放射性物質の濃度)のキャプチャ画像を保存しておきます

※SOBA:関連でスウェーデン国立スペース物理研究所 山内正敏氏の「放射能に対する脱出基準」資料として採録しておきました。「脱出基準」の所は参考になります。

(↓クリックすると拡大)

20110512nhk1、
http://www.nhk.or.jp/ 右サイドにある(赤丸しました)「東日本大震災関連リンク」をクリックすると、


20110512nhk_22、
http://www3.nhk.or.jp/toppage/saigailink/ が開きます。その一番下の方に「福島第一原発関連ニュース」と言うのがあります。クリックです。


_13051801815893、
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/top/index.html 「東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース」です。ここのページまで来る人はかなり関心の高い人であるにも関わらず、ここでやっと右側に十分すぎるくらい大きなアイコンで「各地の放射線量(放射性物質の濃度)」の案内です。NHKは国民・視聴者を馬鹿にしてます。クリックです。


20110512nhk_3 4、←2011/05/12に採録(スクロールして見るなら)「各地の放射線量(放射性物質の濃度)」の所、キャプチャする前にやった範囲指定の状態になってます。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/index.html やっとここまで来ました。トップページから3階層下です。さらに、右上の「放射性物質の濃度(海上)」をクリックすると、(なお、この画像では31箇所ですが、NHKは2011/05/14に8箇所削除しました。)


20110512nhk_45、
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/index2.html の「放射性物質の濃度(海上)」にたどり着きます。トップページから4階層下です



 昨日5月11日で東関東大震災の地震が起きてから2か月になりました。その間、地震翌日3月12日午後4時頃に福島第一原発1号機が水素爆発、その2日後の14日午前11時すぎには毒性の強いプルトニウムの混合燃料(MOX燃料)を使っている3号機がキノコ雲爆発をしました(ニュースではこれも水素爆発と言ってますが)。3月15日から16日にかけて広いエリア、もちろん東京など関東エリアにも放射性物質を拡散したと言われています。YouTube映像を見ても、1号炉の爆発と3号炉の爆発がとうてい同じものとは思えません。

※追記(5月24日):水素爆発と水蒸気爆発は別小出裕章氏によれば、今迄起きたのは水素爆発、恐いのはこれから起きる可能性のある水蒸気爆発との事です←5月23日の参議院行政監視委員会での参考人発言。「水蒸気爆発が起きた」と言う情報が入ったら東京1100万都民も危ない、逃げた方が良いです。

↓3月12日午後4時頃の福島第一原発1号機水素爆発。リンク先で見られます。

Japan earthquake: Footage of blast at nuclear plant【BBC】動画あり
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12721498

(YouTubeで探しても1号機のがなかったので、↑このBBC映像をキャプチャして阿修羅にアップしておきました。コマ送りは実際よりもゆっくりにしてあります。)

 

↓3月14日午前11時すぎ、3号機の爆発です。

福島第1原発3号機の爆発
by dancrtaco
http://www.youtube.com/watch?v=I-VRtf3y6NE

※追加:
Fukushima Japan Nuclear Reactor #3 Explosion (ENHANCED)
by 6inbox
http://www.youtube.com/watch?v=d1WW18QId50

(クリックで拡大)
201103143←キャプチャしておきました。


関連:
福島第一原子力発電所 一号機爆発映像。←東京から約230km、&チェルノブイリ事故汚染地図。

 

 以下、各地の放射線量(放射性物質の濃度)のキャプチャ画像です。

※SOBA:「平常値」についてのメモ

※画像中左上の説明は以下、

ご覧になりたい地域を選択してください
データは、都道府県が行っている放射線量の観測結果をNHKがまとめたものです。単位はマイクロシーベルト毎時(μSv/h)。

20110512nhk_3 4、←2011/05/12に採録(スクロールして見るなら)「各地の放射線量(放射性物質の濃度)」の所、キャプチャする前にやった範囲指定の状態になってます。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/index.html 、最初にご紹介したこの地図上の凡例表示、札幌から始まり、右回りに1から31まで番号をふりました。単純な地図上の位置順にはなっていません。


20110514nhk←2011/05/14 11:33に採録(スクロールして見るなら
なな、なんとNHKは8箇所も消してます。23箇所しか表示していません。以下、放射線測定箇所として消されたところ⇒「札幌市那須町横須賀市静岡市茅ヶ崎市南魚沼市柏崎市米沢市」。

追記(2011/10/31確認):追加で4箇所削除してます⇒「川崎市」「甲府市」「長野市」「新潟市


SOBA:以下のグラフと「平常値」についてのメモ。例えば、「3、仙台市」のグラフを拡大して見ると、グラフ中薄い灰色で範囲表示しています。また、グラフ下の表示で「平常値 0.0176-0.0513マイクロシーベルト毎時」とあります。グラフ中、薄い灰色範囲表示と平常値の数字が対応しています。

 このグラフから分かるのは、
1、NHKは3・11震災以前から計測している
2、平常値というのは、計測時の天候、その他の条件で変動するようだ。
3、平常値と言うのは固定的なものではなく変動するが、概観すると最大値でおよそ0.05μSv/h(マイクロシーベルト)くらいが目安か。

※SOBA:関連でスウェーデン国立スペース物理研究所 山内正敏氏の「放射能に対する脱出基準」資料として採録しておきました。「脱出基準」の所は参考になります。

Photo 1、札幌市
↓NHKが削除。離れた所だから?
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/sapporo/index.html
平常値 0.02-0.105マイクロシーベルト毎時


Photo_22、盛岡市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/morioka/index.html
平常値 0.014-0.084マイクロシーベルト毎時


Photo_33、仙台市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/sendai/index.html
平常値 0.0176-0.0513マイクロシーベルト毎時


Photo_44、福島市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/fukushima/index.html
平常値 0.04マイクロシーベルト毎時


Photo_55、南相馬市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/minamisouma/index.html
平常値 0.05マイクロシーベルト毎時


Photo_66、郡山市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/kooriyama/index.html
平常値 0.04-0.06マイクロシーベルト毎時


Photo_77、白河市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/shirakawa/index.html
平常値 0.04-0.05マイクロシーベルト毎時


Photo_88、いわき市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/iwaki/index.html
平常値 0.05-0.06マイクロシーベルト毎時


Photo_99、那須町
↓NHKが削除。御用邸の関係?
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/nasu/index.html
平常値コメントはなし


Photo_1010、北茨城市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/kitaibaraki/index.html
平常値 0.05マイクロシーベルト毎時


Photo_1111、宇都宮市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/utsunomiya/index.html
平常値 0.03-0.067マイクロシーベルト毎時


Photo_1212、水戸市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/mito/index.html
平常値 0.036-0.056マイクロシーベルト毎時


Photo_1313、さいたま市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/saitama/index.html
平常値 0.031-0.060マイクロシーベルト毎時


Photo_1414、新宿区
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/shinjuku/index.html
平常値 0.028-0.079マイクロシーベルト毎時


Photo_1515、市原市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/ichihara/index.html
平常値 0.022-0.044マイクロシーベルト毎時


Photo_1616、横須賀市
↓NHKが削除。米原潜の母港だからでしょう。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/yokosuka/index.html
平常値 0.024マイクロシーベルト毎時


Photo_1717、静岡市
↓NHKが削除。茶所だからかもネ。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/shizuoka/index.html
平常値 0.0281-0.0765マイクロシーベルト毎時


Photo_1818、茅ヶ崎市
NHKが削除※。米原潜母港横須賀に近い。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/chigasaki/index.html
平常値 0.035-0.069マイクロシーベルト毎時

※エントリー投稿時(5/12)には削除でしたが、NHKはその後リンクを復活させています(10/31確認)。


Photo_1919、川崎市
↓NHKが削除※。米原潜母港横須賀に近い。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/kawasaki/index.html
平常値 0.034マイクロシーベルト毎時

投稿時(5/12)にも、直後の複数箇所発見時(5/14)にもありましたが、その後リンクを切ってます(10/31確認)


Photo_2020、甲府市
↓NHKが削除※。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/kofu/index.html
平常値 0.040-0.066マイクロシーベルト毎時

投稿時(5/12)にも、直後の複数箇所発見時(5/14)にもありましたが、その後リンクを切ってます(10/31確認)


Photo_2121、前橋市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/maebashi/index.html
平常値 0.016-0.049マイクロシーベルト毎時


Photo_2222、長野市
↓NHKが削除※。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/nagano/index.html
平常値 0.0299-0.0974マイクロシーベルト毎時

投稿時(5/12)にも、直後の複数箇所発見時(5/14)にもありましたが、その後リンクを切ってます(10/31確認)


Photo_2323、南魚沼市
↓NHKが削除。米所で、かつ柏崎刈羽原発に近いから?
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/minamiuonuma/index.html
平常値コメントはなし


Photo_2424、柏崎市
↓NHKが削除。ズバリ、柏崎刈羽原発に近いから。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/kashiwazaki/index.html
平常値 0.016-0.16マイクロシーベルト毎時


Photo_2525、南会津町
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/minamiaizu/index.html
平常値 0.02-0.04マイクロシーベルト毎時


Photo_2626、新潟市
↓NHKが削除※。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/niigata/index.html
平常値 0.031-0.153マイクロシーベルト毎時

投稿時(5/12)にも、直後の複数箇所発見時(5/14)にもありましたが、その後リンクを切ってます(10/31確認)


Photo_2727、会津若松市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/aizuwakamatu/index.html
平常値 0.04-0.05マイクロシーベルト毎時


Photo_2828、米沢市
↓NHKが削除。福島原発北西地点。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/yonezawa/index.html
平常値コメントはなし


Photo_2929、山形市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/yamagata/index.html
平常値 0.025-0.082マイクロシーベルト毎時


Photo_3030、秋田市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/akita/index.html
平常値 0.022-0.086マイクロシーベルト毎時


Photo_3131、青森市
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/aomori/index.html
平常値 0.017-0.102マイクロシーベルト毎時


 

20110512nhk_45、←http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/index2.html 最初にご紹介した「放射性物質の濃度(海上)」です。


「放射性物質の濃度(海上)」
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/index2.html


A 福島第一5~6号機放水口北 30m
A_56_30m_5 2011年5月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_a/index.html


A_56_30m_4 2011年4月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_a/201104.html


A_56_30m_3 2011年3月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_a/201103.html


B 福島第一1~4号機放水口北 330m
B_14_330m_52011年5月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_b/index.html


B_14_330m_4 2011年4月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_b/201104.html


B_14_330m_3 2011年3月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_b/201103.html


C 福島第一の南 10km
C_10km_5 2011年5月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_c/index.html


C_10km_4 2011年4月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_c/201104.html


C_10km_3 2011年3月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_c/201103.html


D 福島第一の南 16km
D_16km_5 2011年5月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_d/index.html


D_16km_4 2011年4月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_d/201104.html


D_16km_3 2011年3月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_d/201103.html


E 南相馬市沖合 15km
E_15km_5
2011年5月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_e/index.html


E_15km_4 2011年4月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_e/201104.html


F 福島第一の敷地沖合 15km
F_15km_5 2011年5月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_f/index.html


F_15km_4 2011年4月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_f/201104.html


G 広野町沖合 15km
G_15km_5 2011年5月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_g/index.html


G_15km_4 2011年4月
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/point_g/201104.html


始めに戻る


 スウェーデン国立スペース物理研究所 山内正敏氏の「放射能に対する脱出基準」に関する記事です。「脱出基準」の所は参考になります。

2011年05月16日
スウェーデン国立研究所の日本人研究員「放射能に対する脱出基準」
http://alcyone.seesaa.net/article/201330006.html

===========================================
放射能漏れに対する個人対策(第3版)
(http://www.irf.se/~yamau/jpn/1103-radiation.html)

=== 転載自由(source code をそのままコピーして下さい) ===
=== 外部被曝の話です。内部被曝はチェルノブイリの時の資料( 国連(英語)、 スウェーデン(スウェーデン語) )や別のサイトを当たって下さい ===
=== 水文・水資源学会が掲示板を開きました ===
=== 雑感『 安全対策だけでは不十分』(4月30日) ===
=== 必要な調査項目の暫定的な まとめです(4月23日現在) ===
=== 旧版は こちら(3月25~4月4日)こちら(3月18~24日) ===


外からの放射能に関して、 放射線医学総合研究所(事故対策本部に加わった組織)を始めとして、多くのメディアや研究者が
『現在の放射能の値は安全なレベルである』
という談話を発表していますが、残念ながら、どの組織も
『どこまで放射線レベルが上がったら行動を起こすべきか(赤信号と黄信号)』
を発表していません(注釈2)。これでは近隣地域の人々の不安を払拭する事は出来ないと思います。行動を必要とする危険値や警戒値を語らずに『安全です』と言っても情報とは全く言えないからです。これは我々が取り扱っている宇宙飛翔体での管理についても言える事です(その為に宇宙天気予報がありま す)。
 そこで、少々荒っぽいですが、放射能と風向きの観測値 (現時点で一番濃度の高い場所では 文部科学省の測定結果 を参照するのが一番です。一般人に分かり易い表示は、 donuzuimさんのページで、優れたまとめサイトに 一宮亮さんのページが ありますが、後者はブラウザによってはクラッシュする事があります) に基づく緊急行動指針を概算してみました。厳密な予測は1キロメートル四方に測定器を置いて完全なモニターを実施した上で、気象の緻密なシミュレーショ ン、拡散条件の考慮など多分野に渡る計算を必要として、短い時間にはとても出来ないので、多少の間違いもあるかも知れませんが、緊急時ですので概算をここ に公表します(4月5日現在)。なお、ここでは主に状況が悪化して来た場合(次第に悪化するケースと原発で変な事が起こった場合)を考えます。微妙な濃度の放射線(数マイクロSv/時以上)が3週間以上(=500時間以上)に渡る場合は、土壌に付着した放射性物質から放射能が出ている可能性が高いので別のガイドラインが必要になります(最後に書きます)。

脱出基準(理由は下に書いています)
(1) 居住地近くでの放射線濃度が1000マイクロSv/時(=1ミリSv/時)に達したら、緊急脱出しなければならない = 赤信号。
(2) 居住地近くでの放射線濃度が100マイクロSv/時(=0.1ミリSv/時)に達したら、脱出の準備を始めた方が良い = 黄信号。
(3) 妊婦(妊娠かどうか分からない人を含めて)や小児の場合、居住地近くでの放射線濃度が300マイクロSv/時(=0.3ミリSv/時)に達するか、ダスト濃度が 500 Bq/m3 に達したら、緊急脱出しなければならない = 赤信号。
(4) 妊婦(妊娠かどうか分からない人を含めて)や小児の場合、居住地近くでの放射線濃度が30マイクロSv/時(=0.03ミリSv/時)に達するか、ダスト濃度が 50 Bq/m3 に達したら、脱出の準備を始めた方が良い = 黄信号。
(12) 現在、日変化の最低値が15マイクロSv/時(子供や妊婦なら5マイクロSv/時)ならば、早めに脱出すべき
 → * 居住地近くでの値が急上昇した場合でも、普通の人で3~10マイクロSv/時、妊婦や子供で1~3マイクロSv/時なら、それが10日以上継続しない限り安心して良い
なお、ネット上で北村名誉教授と云う人が上記『居住地近くでの放射能』というのを『原発サイトでの放射能』と読み違えて『値が厳しい目だ』とコメ ントしているようです。この人のコメントには他にも読み違えが原因と思われるものがありましたので、3月23日以降の版では、そのあたりの誤読が無いよう な書き方に改めました。ですが、それでもまだ誤読の余地があるのではないかと危惧します。なので、問題点がありましたら、ご一報頂けると助かります。

室内退避基準(無理やり居住地から脱出する必要は余りありません)
(6) もしも原発の近くで50ミリSv/時を越えたら風下100km以内の人は緊急に屋内(出来るだけコンクリート製:注釈3)に退避し、100km以上でも近くの放射能値情報に随時注意する = 赤信号。
(7) もしも原発の場所で急に5ミリSv/時以上の変動が見られたら、風下100km以内の人はなるべく屋内(出来るだけコンクリート製:注釈3)に退避し、100km以上でも近くの放射能値に随時注意する = 黄信号。
(9) もしも原発サイトで何らかの爆発(水蒸気爆発や水素爆発)があった場合、半径100km以内の人は緊急に屋内(出来るだけコンクリート製:注釈3)に退避し、100km以上でも近くの放射能値情報に随時注意する = 赤信号。

補足
(5) 居住地の近くが、原発から同心円上で一番濃度の高い場所だったら、上記(1)、(3)の半分の放射能量で緊急脱出すべき。
(8) 居住地で黄信号の場合、雨天時はもちろん、朝凪や夕凪(あるいは風の弱い曇天や雨天)は外出を控える。
(10) SPEEDIは、今後起こるかも知れない放射性ダストの大量放出から身を守るには全く役に立たない
(11) シミュレーションの試算値に極端に惑わされてはいけない

関係官庁や有志への要望
(a) 放射能の測定値から空気中のダスト濃度を推定する方法を示して欲しい。今のデータでは、ダストの吸い込みによる被爆の程度を推定出来ません。
(b) 日本海側を含め、各県の地方気象台で大気電場計測をしてほしい。
(c) 30km同心円(理想的には20km同心円、10km同心円も)に、0.5~1km置きに放射能モニター(線量計)を設置して、風上情報としてリアルタイムで流して欲しい。
(d-1) 原発を取り巻くような形で500m程度離れた地点での放射能モニターを至急設置して欲しい。
(d-2) ダストと風の垂直分布(ダストが何処まで高く昇るのかが決定的に重要です)を推測する為に、気象ゾンデに簡易線量計を積んで、毎日数回、原発サイトの近く(又は至近の風下)で打ちあげて欲しい。
(d-3) 原発地点の近くの高い所で、常時発煙筒を焚いて欲しい。この煙の行き先から放射性ダストの向かう方角がある程度わかる
(e) 原発の場所から出た放射性物質の総量を放射能と風向きの観測値から大雑把(桁の精度)で見積もって欲しい
(f) 地球大気・海洋・資源探査のプロに応援を頼んで欲しい
(g) 日本学術会議が3月25日付けで出したメッセージで、その主張の中の『一元性』の具体的内容を明らかにして欲しい
(z) 原子力安全委員長の班目氏に、原発北西30キロ地点に一家揃って暫く住んで欲しい


理由付け
先ず第一に、刻々と変化する放射能に対してどう判断するかです。色々な研究所が上限値を出していますが、これが総量である事が問題です。というの も測定値は1時間当たりの値だからです。とりあえず、総量100ミリSv(Svはシーベルト)という数字で考えてみます。この数字は原子力関係者が緊急時 に受けて良いとされる政府基準・東電基準で(政府は今回に限り250ミリSvに引き上げた。ちなみに 国際基準 は原子力従事者で500~1000ミリSvで、一般人で20~100ミリSvです)、 更に妊婦を除く大人が受けても概ね大丈夫と科学的に示されている値でもあります( R.L. Brent の2009年のレビュー論文を参照)
 居住地付近での悪化に気がついてから(就眠中など、そこで既にロスタイムがある)脱出まで半日~1日かかるとして、状況の悪くなる事を加味して、危険値は100時間で割るのが妥当です。
(1) 居住地近くで『実効値』が1000マイクロSv/時(=1ミリSv/時)に達したら、緊急脱出しなければならない = 赤信号。
しかしながら、この値になって行動すると云う事はパニックを意味します。今までの変動幅を見るに、一桁の余裕を見れば数日の余裕があると考えられます。逆に言えば、1割以下の量を超えた段階で行動を開始するのが妥当で、
(2) 居住地近くで『実効値』が100マイクロSv/時(=0.1ミリSv/時)に達したら、脱出の準備を始めた方が良い = 黄信号。
という事になります。これらの値は 放射線医療総合研究所の指針(57ページ目) と同じであり、原発サイト(居住地でなく)で測定された場合に緊急事態並びに警報を発令する米国基準でもあります( 原子力安全委員会の資料 の88ページ目参照)。 ちなみに黄信号でも長時間に渡ると危険値になってしまいますので、黄信号が10日以上続く場合は脱出を真剣に考えるべきです。黄信号に至らなくとも高い放射線が長期間続く場合は、室内にこもっている訳にはいかないので脱出を考えるべきですが、それはここでは考えません。


第2に、妊婦や小児に関する特別な考慮です。事故対策本部の放射線医学総合研究所に100ミリSv(総量)で大丈夫とありますが、これは正確では ありません(こんな事をやるから『安全』と言っても人が信用しなくなるのです)。上にあげた R.L. Brent のレビュー論文(2009年)によると、100ミリSv(総量)というのは、胎児の1%以上の人が影響を受ける値です。つまり、安全値というより、むしろ、これを越えると有為な差があるという危険値です。では大人に比べてどのくらい考慮しなければならないか? 論文の Figure 4 を見ると、ある種の障害に関して、妊娠初期で危険値が低くなっていて、妊娠後期に比べて3割程度の放射線で赤ちゃんに同じ障害が出ています。(ちなみに、 妊娠後期から大人までは大差はないという事のようです)。という事は、大人の場合の3割(30ミリSv)を目安にするのが妥当です。一方、小児については 甲状腺ガンのリスクが高くなっていて(甲状腺ガンに限れば胎児よりも高い)、それ故に妊娠初期と同様に取り扱うのが妥当です。従って
(3) 妊娠初期(妊娠かどうか分からない人を含めて)や小児の場合、居住地近くで『実効値』が300マイクロSv/時(=0.3ミリSv/時)に達したら、緊急脱出しなければならない = 赤信号。
(4) 妊娠初期(妊娠かどうか分からない人を含めて)や小児の場合、居住地近くで『実効値』が30マイクロSv/時(=0.03ミリSv/時)に達したら、脱出の準備を始めた方が良い = 黄信号。
となります。この黄信号も(2)と同じく10日以上続く場合は脱出を真剣に考えるべきです。
逆に言えば、(2)や(4)の1割以下(居住地近くでの値が、普通の人で3~10マイクロSv/時、妊婦や子供で1~3マイクロSv/時)なら、それが10日以上継続しない限り安心して良い事になります。ちなみに、放射能の影響は、一般には(細胞分裂や栄養の取り込みの活発な)若い人ほど深刻と思えば良いでしょう。

 ここで『実効値』と書きましたが、これは測定値よりもやや高くなります。というのも、放射能測定値は、屋外に浮遊する放射性ダストから出てくる放射線のみを示していて、そのダストを吸い込む事による追加被曝が含まれていないからです。 放射線医療総合研究所の資料(109 ページ目)によると、放射性ヨード(I-131)の濃度が 100 Bq/m3 の時に呼吸経由で被爆する量は10歳児で 40マイクロSv/時(=0.04ミリSv/時)程度で、大人で 20マイクロSv/時(=0.02ミリSv/時)程度です。逆に言えば、上記(1)と(3)に示す
赤信号に対応するダスト濃度は、子供で 500 Bq/m3、大人で 5000 Bq/m3
となります(念のために子供は少し余裕を持った方が良い)。問題はダスト濃度の測定が難しい事で、文部科学省や福島県は実施しているものの、観測 点が圧倒的に足りません(特に高濃度地域)。従って、もしも放射能の測定値から空気中のダスト濃度をより正確に推定出来れば非常に有用で、誰でも良いから
(a) 放射能の測定値から空気中のダスト濃度を推定する方法を早く示して欲しい
と思います。とりあえず発表されているデータで放射線量とダストの量の大雑把な経験則を調べてみると、10 Bq/m3 の放射性ヨード(I-131)濃度に対応する放射線量は 3~100マイクロSv/時程度で、この放射線が主に地表に定着したダストから出ている事を考えると、大人はともかく、子供の場合は、ダストを吸い込む影 響の方が大きいと思われます。

 放射能の観測値には、留意点がもう一つあります。それは居住地での放射能値と測定点での放射能値が同じとは限らない事です。それどころか、高い放射能値を示すような地点の近くに限って、短い距離で大きな違いがある事が 文部科学省の測定 から示されていて、例えば原発から30kmの同心円上の固定地点32と固定地点34(僅か3kmの距離)とで 25日19時の瞬間値 でも 23日から24日にかけての積算値 でも5倍以上の差になっています。この局所高濃度域では、居住地と一番近い観測点(危険な場所は文部科学省が調べてくれていますから誤差は減ります)とで最大倍の差を見積もる必要があります。従って
(5) 居住地の近くが、原発から同心円上で一番濃度の高い場所だったら、上記(1)、(3)の半分の放射能量で緊急脱出すべき。
となります。黄信号の判断条件は変わりません。というのも黄信号になったら文部科学省が調べる筈だからです。


第3に、緊急事態発生時のリアルタイム対応です。この心構えがないと『安心』は得られません。
 チェルノブイリで問題になったのは事故現場からの直接放射でなく、そこで発生した高濃度の放射性噴煙が移動しながら出す放射線でした。福島原発 も、今度どういう事が起こるか分からない状況です。更に、レベルは遥かに低いものの、放射性ダストを常時出しています。開放弁や未知の亀裂からはもちろ ん、大量の汚染水が、その放射能によって回りのダストを汚染して新たな放射線源を作っています(現に筑波では風向きは丁度原発から下流に当たる時に限って 放射線値があがっているそうです)。不測の高濃度放射性ダスト流出であれ、定常的に出ているダストであれ、濃淡を作りながら拡散し、ある高さまで昇ると風 に乗って、その濃淡は距離と共に強くなるのが普通です。この手のマイクロスケールの濃淡(いま問題になっているのは高濃度部分です)は自然界では普通に起 きています。当然、この高濃度ダストが風に運ばれる事に被爆しない為のリアルタイム対策が必要になります。
 地表と違って上空100mを越えると風は安定的にかなりの速さで吹く事が多くあります(山などで風を感じないのは、どんなに標高が高くてもそこ が地表だからです)。その場合、地表から数百メートル以上の高さ(ダストが届き得る高さ)では10m/秒(時速約40km)という見積もりが良く (10km上空は最大50~100m/秒です)、この速度だと、高濃度の放射性ダストは(サイズにもよりけりだけど)数時間は拡散せずに放射能を出し続け ます。最悪の場合は地面にかなりの量が降り積もって、更に長い時間放射能を出し続ける危惧すらあります。一部の人が言っているように距離の逆自乗・逆三乗 で減る事はありません(真空の場合とは全く違います)。たとえば煙突から出る煙を見て頂ければ分かりますが、風の弱い日(煙突の高さで5m/秒以下)だ と、ソーセージ状の煙のくびれが距離と共にハッキリして、その為、高濃度の部分が距離の割にあまり拡散しない事が見て取れると思います。実際、文部科学省 の測定結果(上記)も、強い濃淡を裏付けています。
 このような高濃度ダストは原発現場でも高濃度の放射能を出しますから、現場で非常に高い値を記録したら、その風下の人間は緊急に室内に退避しな ければなりません。その警報が届くまでに2時間見積もる必要があり、そこから80km圏という数字が簡単に出て来ます。ちなみに、こういう警報は日本語で 出されますから、日本人(現状では1時間以内で対応すると思われる)と外国人とでは避難の速さが違い、その為に日米での退避半径が違うと考えられます(も ちろん、避難範囲を広げると国が後日保証しなければならない人が多くなる、という事情もあるかも知れませんが、そういう政治的・裁判手管的考察はここでは しません)。

 ここで風向き、正確には風下地域をどう知るかが問題になります。問題は風向きが高度によって違う事で、下手をすると地表近くと2000mの上空とで正反対の事すらあります。一番手っ取り早いのは、原発サイトから10km、20km、30kmの同心円上0.5~1km置きに、より精密には升目 0.5~1kmの格子状に放射能計測器(簡易線量計で良い)を置いて、それをリアルタイム(1~10分更新)で、アメダスのように表示する事です。ウェブ カメラと同じ技術ですから、ネット環境とパソコンと線量計さえあれば出来るシステムです。
 しかしながら、事故から3週間も経つのに、こんな簡単なシステムすら出来ていないし、そういうシステムを設置すべきという声も原子力安全委員会(科学者に対し放射能拡散問題に関して絶対的な権限を持っているらしい)からあがって来ません。また、学術会議が4月4日の第2次緊急提言で 1km格子の測定を提唱していますが、土壌調査など、将来に渡る影響を調べるためのもので、緊急時の事は想定していません。原子力安全委員会も学術会議 も、今までに放出した放射性物質が地面に降り積もって、その場所で放射能を出し続ける効果を考えるのに精一杯で、今後、また放射性ダストが大量に出るかも 知れない可能性まで考える余裕が無いと思われます。
 原子力安全委員会に期待出来ないとなると、放射線のリアルタイムモニターではなく、別のシステムを使うしかありません。例えばアメダスでの風向 き表示が候補の一つです。しかし、これには問題があります。それは、風向きが高さによって変わる事で、地表から上空1km程度まで、風向きがゆっくりと時計回りに変わる事(エクマン螺旋といいます)が良くあります。最悪の場合、正反対に流れる事すらあります。幸い、現状では地表にかなり近い高さを放射性ダ ストが飛んでいるらしく(高い所まで昇るダストが非常に少ない)、水素爆発のようにダストを高く吹き上げる事が無い限り、アメダスで代用するのが一番無難 だと思われます。但し、常に誤差を見積もる必要があり、それを最大120度と見積もって地表風向きに対して(上から見て)時計回りに90度、反時計回りに30度の範囲が風下に当たると考えれば十分です。特に文部科学省(上記)の測定や 米国機の空中測定結果(http://energy.gov/japan2011) で高濃度である事が分かった北西部は、地形的に風下になりやすい可能性が高いので気をつける必要があります。一方爆発の場合はダストの昇る高さが分からないので、全ての方角が風下になりうると考えるのが無難です。
 ちなみに、風下は時間と共に変わります。 早野氏チームのシミュレーション によれば、3月15日の爆発で南に向かった放射性ダスト雲が1日かけて栃木にまで南下した後、それが北に向きを変えて 雨で福島全体に降下した 事になっています。北西部の狭い範囲に偏在した高放射能値は米国機の測定が示すように別の風(高さによって、地形によって違う)が原因ですが、それを除けば、北関東の風や放射線の観測とかなり合っていますので、ダストが地表近く風に乗って遠くまで動いた事は確かでしょう。
 もちろん、日常生活で常にアメダスを見ている訳にはいきません。その為に、風向き予報というのがあります。そして、その予報に基づいて(ダストが大量に出るような緊急事態に備えて)、ダストの行き先を予め知っておく事は、安心に繋がります。具体的には 気象庁 の予測を参照にするのが一番です(4月5日に公表開始)。ただし、全ての予報(シミュレーション)は何らかの仮定が入っていて、それ故に大きな誤差があり ます。特にダスト雲の行き先や密度は天気予報よりも遥かに難しい予報です。例えばダストがどの高さまで昇るかの仮定を変えるだけでも行き先がすっかり変わ ります。そこで、その誤差の幅をする為に、海外の研究所が出している予報も同時に参考にするのがお勧めです。例えば
ノルーウェー気象研究所(http://transport.nilu.no/products/fukushima) の Dr. Andreas Stohl(大気汚染シミュレーションの専門家)や
オーストリアの気象庁(http://www.zamg.ac.at/aktuell/)、
ドイツ気象庁(http://www.dwd.de/)、
フランス放射線防護原子力安全研究所(http://www.irsn.fr/EN/Pages/home.aspx)、
などが出していて、例えば地表のどこにダストが届くかは これ です。上述したようにかなり長い距離をダストが塊の形を保ったまま流れているのが分かると思います。ノルーウェー気象研究所の予報は ノルーウェー気象庁(http://www.yr.no/) の風向き予報(例えば東京だと これ)に基づいています。
 この手の予報の誤差が大きいと書いた通り、上の4つの予報結果はお互いに食い違っています。だからこそ、観測データを一番の拠り所とすべきで す。もしも政府がリアルタイム線量計ネットワークを設置すれば、それが一番、次善はアメダスで、シミュレーションは最後の手段です。予報や計算の曖昧さ は、特に『量』で顕著です。例えば、オーストリア気象庁では放射性物質の量も出していますが、この手の『数値』は多めに見積もるのが普通なので、シミュ レーションの数字にはあまり踊らされない方が無難です(下に書きます)。大切なのは観測値です。

 さて、福島原発での放射能の値がどれだけ上がったら室内退避をすべきでしょうか? 急速に運ばれた放射性ダストが、例えば朝凪夕凪になって居住圏にジグザグしながら浮遊するとして、2時間を想定すれば50ミリSv/時が危険値です。つまり
(6) もしも原発の近くで50ミリSv/時を越えたら風下100km以内の人は緊急に屋内(出来るだけコンクリート製:注釈3)に退避し、100km以上でも近くの放射能値情報に随時注意する = 赤信号。
ちなみに無理やり居住地から脱出する必要は余りありません。想定外の爆発でなければ、様子を見て(1)~(5) に従って判断すれば良いと思います。
 では警戒値はどの程度になるでしょうか? この場合、原発での測定が一ヶ所であることを考慮しなければなりません。局所的な高放射能雲なので、 一桁の誤差を見積もる必要があります。従って、緊急避難値の1割の5ミリSv/時という事になりますが、この位の値になると、原発正門(測定値のある所) では、事故現場からの直接放射の量が大きくて、浮遊性ダスト起源と区別がつきません。こういう時は変動幅を使うのが常套です。つまり
(7) もしも原発の場所で急に5ミリSv/時以上の変動が見られたら、風下100km以内の人はなるべく屋内(出来るだけコンクリート製:注釈3)に退避し、100km以上でも近くの放射能値に随時注意する = 黄信号。
となります。補則として、スモッグの時の対策と同じく
(8) 居住地で黄信号の場合、朝凪や夕凪(あるいは霧の発生し易い天気下)は外出を控える = 赤信号。
というのも加えておきます。どんなに急速にダストが溜まるか分からないからです。ちなみに雨天の場合は雨でダストが除去されますが、浮遊する代わりに地面(生活空間)に集積するので、 ダストの下では放射能値が急上昇 します。
 一方、原発サイトで何らかの爆発(水蒸気爆発や水素爆発)があった場合、その爆発でそれだけの放射性ダストがどこまで高く上空に巻き上げられた かは分かりません。その事は、『放射性物質がない』と言われた1回目2回目の水素爆発で実際には放射性ダストを大量に伴っていたらしい事からも分かりま す。なので、原発サイトで爆発があったら、風下は無条件に赤信号です。そして、その風下は高さによって違いますから、全ての方向が危険と云う事になりま す。従って、
(9) もしも原発サイトで何らかの爆発(水蒸気爆発や水素爆発)があった場合、半径100km以内の人は緊急に屋内(出来るだけコンクリート製:注釈3)に退避し、100km以上でも近くの放射能値情報に随時注意する = 赤信号。
となります。
 ちなみに、この爆発は100km離れた遠隔地でもモニター可能です。というのも、放射能を含むダストは、その放射能によって、空気中の分子や微粒子を電離させて、大気に電流が流れやすい状態を作るからです(この電流は微小で人間活動には全く影響を与えません)。逆にダスト以外の場所では電流が減り(電気は流れやすい所を選んで流れる)、その結果、電圧が下がります。この電気回路は電離層(高さ100km)と地表を結ぶ大規模なもので、それ故に電圧が下がる範囲も広く、3月15日未明の大量放出の際は100km以上離れた所で同時に3分の1になった程です。不幸にして、この大気電場計測は日本では 殆ど行われていません。しかも、15日の観測で役立った地点は、既に放射性ダストの影響を受けて感度が落ちています。なので、
(b) 日本海側を含め、各県の地方気象台で大気電場計測をしてほしい。
と思います。


第4に、微妙な濃度の放射能が長期間続く場合です。この場合は、風に乗って流されて行くダストからよりも、寧ろ、地面に降り積もって 地面から続し続ける放射線(減衰が非常に遅い)が原因 と考えるのが自然です。この2つの成分は、風向きによって変動するかしないかで分離できます。なので、数日分のデータを見て、大雑把に変動しているのが浮遊性ダストの効果で、その変化の最低値が地面が汚染された効果と考えて、だいたい合っています
 ちなみに、原子力安全委員会は、地面に定着した放射性物質の影響のみで避難基準を決めています(注4)。実際、3月23日に公表した SPEEDIの試算値 は、地面に定着した放射性物質の影響を計算したもので、これから新しく流入する放射性ダストは全く考慮していません。しかも、結果の値は現実離れして、結局、原子力安全委員会は 26日付けで 個々の地点の土壌測定から、その地点地点での放射性物質を推定すべきであると方針を変えました(だからSPEEDIは再び登場しない)。この方針転換が上記の 学術会議からの第2次緊急提言(4月4日) で提唱されている1km升目の測定という形で現れています。
 上記の事から言えるのは、
(10) SPEEDIは、今後起こるかも知れない放射性ダストの大量放出から身を守るには全く役に立たない
(11) シミュレーションの試算値に極端に惑わされてはいけない
です。この手の誤差はシミュレーションの宿命と言えるもので、地球や惑星の大気や超高層を調べている者にとっては常識に近いものです。それは上記 のオーストリア気象局の推定値にも当てはまります。しかしながら、同時に風下領域では場所によってはほんの数kmで一桁も値が違う事を示しています。これ らは局所高濃度の観測(上記)と合致しています。例えば避難経路を考える時に、遠くに逃げるのでなく、低濃度地帯を選んで横向きに逃げるのが良いと思われ ます。
 話が逸れましたが、要するに、地面に定着した放射性物質の影響はきちんと調べられていないと云う事です。それでいて『安全』と言っても説得力は ゼロです。となれば、どの程度の値が何週間続いたら脱出すべきかを推定するしかありません。一番安全なのは、ヨウ素(I131=半減期8日)を仮定した単 一減衰近似です。つまり、至近8日間の積分値の倍がその前の8日間の積分値である、と考えて、爆発時点まで遡って計算するのです。4月5日現在で24日 (580時間)とすると、最近8日間の積分値の7倍(=1倍+2倍+4倍)の被曝を既にしている事になり、例えば4月1日前後の平均的な値が10マイクロ Sv/時だったとすると、すでに15ミリSv近い被曝をしている事になって、これに(5)の2倍条件を考えると、子供や妊婦はとっくに脱出しておかなけれ ばならない、という事になります。こんな簡単な情報が今まで流れなかった理由が分かりません。この概算からハッキリしていることは、
(12) 4月1日前後の日変化の最低値が15マイクロSv/時(子供や妊婦なら5マイクロSv/時)ならば、早めに脱出すべき という事です。少なくとも土壌調査の報告が出て来るまでは、こういう判定をするしかありません。


 最期に、関係官庁への提言です。まず、風上情報が欲しい所です。原発からのダストの流れの方向がはっきり分かる位置で、かつメンテがしやすい場所という意味で、
(c) 福島に限らず全ての原発で、電力会社の責任で、10km圏内で1kmおき、10~20km圏で2kmおき、20~30km圏で3kmおき、30~40km 圏で1kmおき、40~50km圏で5kmおきに、放射能モニター(簡易線量計)を設置し、風評被害対策として高めの(5ミリSv/時程度)のゼロ表示設 定で、気象庁の責任でリアルタイムで流して欲しい。
もしも隣り合わせ2点以上で同時に放射能値が2分以上に渡って上昇したら、それこそ、その下流(原発とモニター場所を結んだ直線上から角度30度 以内)が危険地域という事になり、直ぐに警報が出せます。そもそもシミュレーションで緊急予報をするという発想が非科学的発想なので、現在点検中の原発 も、安全対策だけでなく、この種の事故対策をきちんとした上でなければ再開すべきでありません。システムは簡単なので、USB付きの線量計があれば、家庭 からでもデータはとれます。
 他に原発サイトの回りでの放射性ダストの分布を推定する為に
(d-1) 原発を取り巻くような形で500m程度離れた地点での放射能モニターを至急設置して欲しい。
(d-2) ダストと風の垂直分布(ダストが何処まで高く昇るのかが決定的に重要です)を推測する為に、気象ゾンデに簡易線量計を積んで、毎日数回、原発サイトの近く(又は至近の風下)で打ちあげて欲しい。
(d-3) 原発地点の近くの高い所で、常時発煙筒を焚いて欲しい。この煙の行き先から放射性ダストの向かう方角がある程度わかる
これらの情報があるだけで、放射性ダストの行き先の予測が非常に楽になります。今問題になっている海水の汚染でも、汚染源から数百離れた所での分 布(深さを含む)が分かるとかなり予測が立てられるのではないかと期待しますが、こちらは海洋学や水産学の専門家が測定場所を推薦するのが一番よいと思い ます。
 気象庁には、土壌汚染の概算の為に
(e) 原発の場所から出た放射性物質の総量を放射能と風向きの観測値から大雑把(桁の精度)で見積もって欲しい
とも思います。せっかくデータと毎日比較しながらダスト予報を毎日計算しているのですから、簡単に出て来ると思います。それがあると、一般の人(理系)でも、どの程度、どこの土壌に積算されたか推定がつき、例えば山の水を飲んで良いかどうかの判断材料になります。
 ちなみに、ダストは風の浮力で浮いているから、風速の変化が重要です。従って、空気中の放射能の量と土壌に落ちる放射性物質の量は必ずしも比例 関係にありません。例えば遠方で相当量の放射性物質が見つかったからといって、それより近いところも同様に危ないという事にはなりません。

 一方、原子力安全委員会が地球惑星科学関係者に応援を頼んでいない(超高層の学会にも気象学会にも大気化学学会にもその手の呼びかけがありませ ん)というのが解せません。シミュレーションと観測データの比較はこの3つの学会(+海洋学会や陸水学会)が得意とする分野で、特に今の事態だと至急
(f) 地球大気・海洋関係のプロに応援を頼むべき
です。更に地下資源探査関係者(放射能は上記(b)の説明のような副次効果がありますから、リモートセンシングの手法が使える可能性があります、あくまで可能性ですが)にも応援を頼むべきです。
 応援に関しては、実は決定的な障害があります。政府はおろか、 学術会議までが『知恵の結集』を呼びかけながら、同時に意味不明な『データ並びに予測の一元性』を要求している事です。 3月25日の第一次緊急提言 の最後の項目で、『原発施設外の環境モニタリングとそのデータの評価について、(中略)、一元的かつ継続的な体制を至急構築する』とはっきり書いています が、ここで、モニタリングを誰がすべきなのか、評価を誰がすべきなのかを書いていません。現状にこれを当てはめると『原子力安全委員会が全部やるから、地 球科学者は余計な事はするな』という意味になります。これでは、個々の科学者も学会レベルでも、セカンドオピニオンを出す事はおろか、独自でデータを取る 事もおちおち出来ません。というのも学術会議に逆らったら研究費が貰えなくなる可能性が高いからです
 そもそも、一ヶ所に責任集中させるという事は、オーバーロードになって判断が遅れるという事です。しかも原子力安全委員会は地球科学(ダスト類の移動の観測並びに予想)に関しては素人です。素人にデータ類を一元的に集めるのは百害あって一理もありません。更にモニターネットワークの構築は多くのボランティアに広い範囲をカバーしてもらうボトムアップが一番効果的であり、そのデータの質の評価を地球科学や放射線科学の専門家がすれば良いだけの話で す。もしも一元性を求めるなら、そういう役割分担まで言及すべきでしょう。至急、学術会議には
(g) 日本学術会議が3月25日付けで出したメッセージで、その主張の中の『一元性』の具体的内容を明らかにして欲しい
と思います。他ならぬ学術会議が科学者の行動の邪魔をしては話になりません。しかも、今のままでは情報を隠す為に一元化を主張していると思われかねません。
 一方、原子力安全委員会にはもう一つ提案があって、それは「人間の心理を考慮した避難計画の立て方」を身を以て勉強して欲しいと云う事です。そ もそも今回のような事故を防げなかった事自体が、住民視点(不安心理など)で物事を判断出来なかった事を示しています。その後の対応を見ても、この性質が 変わったとは思えません。プルトニウムが検出され、収束に数ヶ月以上かかると事を考えれば、今からでも遅くありません。一番手っ取り早いのは
(z) 原子力安全委員長の班目氏に、原発北西30キロ地点に一家揃って暫く住んで貰う
事でしょう。これをするだけで、人心がかなり落ち着く筈です。携帯ネットの充実した現代、政府との連絡は遠くからでも十分に出来ます。

2011-3-18:初版
2011-3-25:改版
2011-4-5:第3版
revisions:
2011-4-6:(12)の部分の単純ミス修正(避難条件は変わりません)
2011-4-7:観測値サイトのリンク追加と変更、シミュレーションのリンク追加。
2011-4-8:線量計以外のモニター手段(b)を挿入。
2011-4-17:外部リンク(冒頭)を追加
2011-4-18:注釈4を補足
2011-4-30:(c)を修正

山内正敏
スウェーデン国立スペース物理研究所(IRF)
(修正に当たっては多くの方のコメントに感謝します。間違い等があればお教え頂けると有り難いです)
最後に「カルシウムを食べよう」を提唱したいと思います。イライラは判断を誤りスケープゴートに走る元ですので。
===========================================

注釈1:単位について(Gy と Sv)

Sv = Q  x  Gy

で大抵は Q=1 です。但し、ソースの近く(原子炉の近くとか、放射性ダストの近く)では中性子の事があり、その場合はQ=10程度(エネルギーによって数値が少し違う)です。


注釈2::原子力安全委員会が3月25日にやっと『 文部科学省の測定値 に基づく、避難や屋内退避の必要性の 判定基準 』を提言をし、26日の測定値分から、 判定結果 を流しています。かいつまんで書くと、被曝上限値(彼らは10~50ミリSvで設定)を84時間で割った値を赤信号にするというものです(文書には、1週 間同じ状態が続いた場合に、一日16時間をコンクリートに準ずる室内に住んだ場合にどれだけ被爆するかという計算をして、それが被曝上限値を越えるか越え ないか判断すると書いてある)。もったいぶった説明をつける割には、木造の場合に放射能を殆どシールドしない事などを無視していますが(注釈4参照)、そ ういう些細な事はともかく、実際の判定で『一部で基準値を超える所があるものの、8日と云う半減期で減るだろう事を考えたら限度内』としているのは解せま せん。既に放射能ダストが出始めて3週間も経っているのに、評価期間が1週間だからです。危険値の計算方法を示してくれた事は評価しますが、こんな杜撰な やり方では『安心』という言葉に説得力が無くなります。危険を危険と云ってこそ、『安全』という言葉に重みが出て来る事を原子力安全委員会(それが政府の 判断を決めている)は学ぶべきでしょう。


注釈3:屋内退避の目的は外部被曝と内部被曝(放射性ダストを吸い込む危険)の両方です。文部科学省の 防災ネットワーク問答集原子力安全委員会の資料 の94ページ目によると、木造建築はきちんと窓とかを締め切れば放射性ダストを短期的にはかなり防ぐ事ができますが(1/4程度に軽減)、建物の外のダストから出される放射線に対して殆ど無力で す。コンクリートだと外部被曝を5分の1に軽減します。ちなみに1日以上の長期間で屋内がどのくらい放射性ダストを閉め出す事が出来るかについては書いて ありません。木造家屋で1/4に軽減というのは有り得ないと見るべきです(原子力安全委員会はこの手の考察を全くしていません)。


注釈4:現在必要なシミュレーションは2種類あって、一つは『過去の積算』の計算(過去に原発から出された放射性ダストの影響を将来分まで推定す るシステム)で、もう一つはダスト予報に代表される『リアルタイム風下予報』です。この2つの違いを政府や原子力安全委員会が認識しているとは思えませ ん。だから、どちらも計算出来るという筈のSPEEDIは、その無謀な目標の為に非現実的な入力条件(簡単な観測で得られる筈も無い放出高度などの値)を 要求する事になって失敗に終わりました(我々のような地球・惑星科学の専門家から見ると、明らかな設計ミスです)。意味のある数字にはならず、結局、これ は単純な積算線量計の結果(注3)で代用されています。SPEEDIの失敗はともかく、過去の放射能積算は確かに自粛に意味のあり、これなら確かに正確さ が重要です。でも、その部分はここで提案するガイドライン(1)~(5)に対応します(個人的には、少なくともSPEEDIとの比較と云う意味で、 SPEEDIの結果が出された直後にこちらも解禁すべきだったと思います)。
 一方、リアルタイム風下予報は、これから起こるかも知れない不測の事態(ガイドライン(6)~(9)に対応)への心構えを目的としたものですか ら、台風の進路予報と同じく、予報しない方がパニックを引き起こします。そういう使い方を目的としたリアルタイムの予報まで自粛するのは、税金を払ってい る国民への責任を放棄のと同じ事になります。そもそも、2種類のシミュレーションの違いが分からない組織に判断を『一元化』する事が間違っているのです。 また、気象庁には政府に止められた段階で、海外のシミュレーションの読み方の解説(精度や使い方のコメント)をすぐさま公にする選択があり、それをしな かったのは、唯一判断能力のある組織としては怠慢のような気がします。

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2011/05/11

被爆の恐さを知ってる者としては避難して欲しい、3号機・原子炉圧力容器の温度が上昇関連(小出裕章氏)

 パフォーマンス政治の菅直人ではこの難局を乗り越えられないと思ってます。関係記事を採録しました

 MBS毎日放送、小出裕章氏です。

【福島原発】5/11/水★被爆の恐さを知ってる者としては避難して欲しい
by nyugankenshin
http://www.youtube.com/watch?v=ZoV8NyZTyRY

 

【福島原発】5/10/火★3号機・原子炉圧力容器の温度が上昇 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=A_7n_EAon7M

 

【福島原発】5/10/火★3号機・原子炉圧力容器の温度が上昇 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=PcNWnIu2XJU

 

【福島原発】5/9/月★どこまで危険を我慢できるかと言う判断を
http://www.youtube.com/watch?v=VEJFhnnRczg


 以下、資料として採録。パフォーマンス政治の菅直人ではこの難局を乗り越えられないと思っています。菅政権は基本的にお友達馴れ合い内閣で、枝野や仙谷など同じ顔ぶれをグルグル使い回しているだけ。民主党にいる有能な人材を全然活用していません。

小沢よりも怖いゾ…西岡参院議長“菅潰し”へ超党派議連【zakzak】
2011.05.12
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110512/plt1105121144000-n1.htm

Plt1105121144000p1 殺生与奪の権を握られ、菅首相(下)が最も恐れる西岡議長【拡大】

 東日本大震災の復興財源に充てる増税に反対する、超党派の議員連盟が発足することが分かった。呼びかけ人は、西岡武夫参院議長(75)。一連の震災対応をはじめ、菅直人首相(64)の“場当たり・パフォーマンス政治”を一貫して批判しており、いまや、「菅首相が、小沢一郎元代表(68)以上に恐れる男」(民主党幹部)といわれている。

 議連の名称は「増税によらない復興財源を求める会」。11日に参院議長公邸で開いた打ち合わせ会には、西岡氏のほか、民主党の松原仁、自民党の中川秀直、公明党の遠山清彦、みんなの党の渡辺喜美、社民党の阿部知子、国民新党の亀井亜紀子の各氏ら約10人が出席。このほか、たちあがれ日本の平沼赳夫氏らも、メンバーに名を連ねている。

 近く、菅首相に突き付ける提言には「増税で復興財源を賄おうという案では、10年以上も続く日本経済へのダメージは計り知れず、経済を破壊しては復興もあり得ない」と明言。政府は増税せずに震災国債を発行し、日銀が全額買いオペレーションすることなどを求めるという。

 三権の長である議長が呼びかけ人となって議連を立ち上げるのは極めて異例だが、西岡氏は並大抵の議長ではない。

 西岡氏は1936年、長崎市生まれ。早大在学中より長崎民友新聞を経営し、その後、長崎新聞社を立ち上げる。63年、27歳で衆院議員に初当選。自民党や新自由クラブで活躍した後、小沢氏とともに新進党、自由党、民主党に所属した。文相2期や自民党総務会長、新進党幹事長、自由党副党首などを歴任。衆院11期、参院2期の大物議員だ。

 昨年7月に参院議長に就任後、議長として史上初となる記者会見の定例化に踏み切り、菅首相らに対する舌鋒鋭い物言いは波紋を呼んでいる。

 西岡氏はまず、菅首相の外交政策について「作戦、展望を持っていない」と一喝し、民主党を批判してきた与謝野馨経済財政相の入閣については「内閣総理大臣が不条理なことをした」と酷評。震災後に復興構想会議を立ち上げた際も「いくつ会議をつくれば気が済むのか」と批判した。

 現在、参院は野党が多数を握っており、震災・原発事故対応の不手際をめぐり、野党が菅首相の問責決議案を提出すれば可決される見込み。

 民主党関係者は「問責可決となっても菅首相は法律的に辞める必要はないが、西岡氏は『院の決定は重い』として開会式のベルを押さないかもしれない。こうなると、菅首相は法律を通せなくなり、行き詰まる。菅首相は、西岡氏を最も恐れている」という。

 西岡氏主導の、超党派議連の動きから目が離せそうにない。

 

【東日本大震災関連情報】
信じちゃダメだ!スッカラ菅の浜岡原発全面停止要請【日刊ゲンダイ】
http://gendai.net/articles/view/syakai/130316
【政治・経済】
2011年5月7日 掲載

裏側に透けて見える薄汚い思惑

「国民の皆さまに重要なお知らせがあります」
 こう切り出して、浜岡原発の全面停止要請を表明した菅首相。反原発関係者からも驚きと評価の声が上がったが、裏側を探ると、パフォーマンス優先の“思いつき”だったことが浮き彫りになってくる。
「菅首相は今月26、27日にフランスで開かれるG8サミットに参加する。おそらく、世界中から原発の安全性について問われ、袋叩きに遭うのは見えていた。そこで、浜岡原発の停止という“お土産”を持参。批判をかわし、指導力をアピールする狙いでしょう。サミットへの日程を逆算すれば、連休明けに停止を表明する必要があり、最初から停止要請のつもりで、海江田経産相らを現地に派遣。下準備を整えてきた。しかし、原発政策を全面的に見直す覚悟はなく、停止はとりあえず浜岡だけです。サミットに合わせた付け焼き刃なのはミエミエです」(政府関係者)
 民主党は昨年6月、2030年までに原発による電力供給を現状の3割から5割近くまで高めるエネルギー基本政策をまとめている。そのために原発を14基も新設する計画だが、こちらの見直しは手付かずだ。
「福島原発の事故で、『他の原発も止めろ』という声が噴出するのは確実だった。原発の停止ドミノを避けるために、浜岡を止めるのだろう。経済産業省の入れ知恵だ」(官邸事情通)という声もある。
 浜岡原発を止めることで、政府が原発の安全性向上に取り組んでいることをアピール。他の原発には“お墨付き”を与える策略だ。いかにも役人が考えそうなことで、スッカラ菅が飛びついたのは容易に想像がつく。今回の決定の裏では仙谷官房副長官の進言があったとされる。見切り発車の浜岡停止で、今夏の電力供給の混乱も予想される。浜岡を止めるのは当然だとして、裏側を見ると、菅の卑しさだけがクローズアップされてくる。

 

菅首相は誰のために右往左往している【日刊ゲンダイ】
【政治・経済】
2011年5月9日 掲載
http://gendai.net/articles/view/syakai/130357

また菅狂気首相の気紛れ政治

●突然浜岡原発運転中止を言い出したが果たしてどんなことになるのやら分からない
「こころ」は誰にも見えないけれど、この首相の「こころ根の卑しさ」はすぐに透けて見える。だから、まともに評価されない。浜岡原発を全面停止すると突然発表して、「どうだ驚いただろう、マイったか」みたいに胸を張られても、「ああ、やっぱり、やったぜ」としか受け取られないのだ。政治ジャーナリストの泉宏氏がこう言った。
「浜岡原発の運転中止を決断したことは、確かに英断ですが、ちょっと考えると、マヤカシだと分かってしまうのです。だって、防潮堤が新設されたら、また再開すると言っている。政府は2、3年というが、急げば1年以内で防潮堤は完成できます。つまり菅総理は本気で浜岡原発を危険視はしていないのです。しかし、総理自ら言ったように、30年以内にマグニチュード8程度の地震が発生する可能性が87%あり、もともと震源地の上に建設されているといわれるのが浜岡原発です。それを最重視するのなら、大地震直撃で原発が壊れる前に、全基を廃炉にする方針を打ち出すのが英断でしょうが、そうではないのです。総理の会見を聞いて、多くの国民は、“総理は危険な原発を止める決断をした”と好意的に受け止めた。しかし、そうじゃない。いつものその場しのぎだから、マヤカシなのです」

●自分自身の政権延命のためだと国民はみんな知っている
 何が狙いの浜岡原発停止なのかは、言うまでもない。連休中の2日に被災地向けの1次補正予算が成立し、しばらくスッカラ菅首相は何もやることがない。今週から永田町では「菅不要論」「菅降ろし」の嵐が一気に吹き荒れる。バカでも分かる展開だ。そこで、連休の谷間の6日に、バーンと浜岡原発停止を打ち上げ、支持率回復を狙い、「菅降ろし」を封じる。そんな「まず自分の延命ありき」の計算なのだ。ホント、考えることが卑しい。泉宏氏が続ける。
「悪いところは、関係閣僚会議に諮らず、中部電力やトヨタとも協議せず、いきなり総理が決めたことです。地元は混乱し、経済活動にも影響が出る問題なのだから、議論してから決断すればよかった話なのです。ところが40分前に中部電力に通達し、30分前に記者会見を設定し、意外感を出そうとした。原発政策は、そんなドタバタで決める話ではないはずなのに、“私が決めました”ということを強調したいのです。その“私が、私が”というところに国民はウンザリし、最悪の首相だと見ているのに、何も分かっていない。“使用済み菅燃料”“冷やさないといけない”とヤユされる総理の限界がまた明らかになっただけですよ」
 スッカラ菅は、いつ浜岡原発停止の大衆向けパフォーマンスを決断したのか。先週2日の参院予算委で社民党の福島党首などに「浜岡原発停止」で水を向けられた首相は、気のない答弁をしていた。それから6日の発表までの間に何があったのか。永田町では、伸子夫人から「アンタ、チャンスよ。浜岡をやれば支持率が上がるよ」と尻をたたかれたというウワサが説得力をもって駆け巡っている。しょせん、その程度の器にしか見られていない首相の気まぐれ政治、延命保身政治にいつまで付き合わなければいけないのか。国難の中だというのに、全く狂っている。

 

日本の夏は節電列島“灼熱地獄” 思いつき全炉停止ツケ重く…【zakzak】
2011.05.10
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110510/dms1105101650022-n1.htm

Dms1105101650022p1 足りると思っていたのにやっぱり足りない!? 浜岡原発全面停止の影響で関東圏の電力供給に再び黄信号が。そして節電は全国に波及する【拡大】

 中部電力が浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全炉停止を決めたことで、中部電からの電力融通をあてにしていた東京電力は電力供給量の“再計算”を迫られることになった。政府は先月末、真夏の電力供給のメドがたったとして、東電管内の企業や一般家庭への節電目標を当初の最大25%から一律15%に引き下げたばかり。だが、その政府の要請で浜岡原発の停止が決まり、首都圏は再び電力不足の危機に襲われることに。節電目標が引き上げられ、首都圏はさらに暑い夏となる恐れも出てきた。

 浜岡原発の運転停止を決めた中部電の水野明久社長は9日の会見で「計画停電のようなことをやらないようにする」と強調した。東電のほか九州電力への電力融通も取りやめる構えで、火力発電の増強も急ぐ。それでも夏の需要には追いつかない懸念があり、逆に関西電力などから融通してもらうことになった。「節電列島」という言葉が現実のものになろうとしている。

 浜岡原発停止は首都圏にも大きな影響を及ぼす。東電は先月、今夏の電力供給量について最大5200万キロワットを供給できるメドがたったと発表。さらに、休止中の火力発電所の再稼働や揚水発電などで5500万キロワットまで上積みできるとしていた。

 東電管内の真夏のピーク時における最大消費電力は約6000万キロワット。そのため、企業や一般家庭が一律15%の節電をすればピーク時でも供給が需要を上回り、さらに余剰電力を東北電力に融通することまで可能とみられていた。

 だが、その“皮算用”も浜岡原発の停止で、ご破算に。東日本と西日本とでは電気の周波数が異なるため、中部電や関電などから東電に融通されている電力は最大100万キロワットが限度だが、「夏場のピーク時には欠かせない電源」(東電幹部)。「この不足を補うにはガスタービン発電機を複数増設する必要がある」(東電関係者)という。

 政府内では、まだ余力のある関電から同じ周波数の中部電に電力を供給し、中部電で余った電力を東電に供給する「玉突き融通」も検討されている。だが、浜岡原発停止を受けて、各電力会社が保有する他の原発にも厳しい目が向けられている。

 海江田万里経済産業相は9日の記者会見で、浜岡原発の停止要請について、地震発生の可能性が非常に高いという特殊事情によるものと強調した。しかし、原発への不信感は強く、浜岡原発以外の原発立地地域も、停止中の原発再開などに慎重な姿勢を取る公算が大きい。

 9日現在で全国の原発54基のうち、東日本大震災で11基が停止。検査で停止中が22基で、営業運転中の原発は半分以下の21基。関電の場合、保有する11基のうち7基が定期検査に入る可能性があり、検査後すぐに再稼働できるかどうかは不透明だ。

 動かない原発。そこに真夏の猛暑が襲えば、東日本だけでなく西日本や九州も電力不足に陥り、「電力不足ドミノ」が起きることになる。

 このため、一律15%の節電目標を掲げられていた首都圏に今夏、さらなる「節電旋風」が吹き荒れるのは必至。15%の電力削減計画を立てていた各企業も、節電計画を練り直す必要に迫られる。東日本大震災からの復興を目指す日本経済にも大きな打撃となりそうだ。

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2011/05/10

福島第一原発にふれないこの異様さ⇒NHKの東日本大震災(動画)頁、発災直後3月11日から5月8日まで。(全125本)

 3・11発災後、パソコンに集めた情報・データでまだアップし切れていないのが沢山あります。以下その一つ、NHKの東日本大震災(動画)です。元のNHK頁ではなかった時間表示や、分かりやすくコメントを追加しておきました。ぜひ一見して頂きたいのですが、被災地のニュースの「1から18」までは事実の持つ迫力に圧倒されます。ただし、ザーッと全体を見て頂くと直ぐ気がつかれると思いますが、ニュース中、原発や放射能関係のニュース動画が全然ないことが分かります。

関連:NHKは「東京電力 福島第一原発事故関連ニュース」をどう伝えたか。(3月分エントリーのまとめリンク)

 

 まず、福島原発事故を整理すると以下。

3月11日発災当日の動き。下記はNHK記事の引用です

地震で停止した2基の原発で、原子炉を安全に冷やすために必要な「非常用のディーゼル発電機」のすべてが 使えなくなり、冷却を継続して行う能力が十分にないと判断し

東電は午後4時に「異常事態」を知らせる10条通報、午後5時に「緊急事態」を知らせる15条通報をしてます。その後、福島第二原発についても国に異常事態を知らせる10条通報してます。
3月12日15:36 : 1号機 原子炉建屋で水素爆発
3月14日11:01 : 3号機 原子炉建屋で水素爆発
3月15日06:00頃 : 2号機 格納容器の圧力抑制室付近で爆発音 (格納容器のトーラス室で水素爆発が起こった可能性がある。)←の関連資料
3月15日06:00頃 : 4号機 原子炉建屋で爆発
(3号機格納容器のベントの排気管が、排気筒の手前で4号機の排気管と合流しているため、3号機からの水素流入の可能性がある。)

この爆発の経過を頭に入れてから、このNHK動画ニュースを一覧すると意図的にNHKは福島第一原発事故に触れることを避けているのが分かります。異様と言うしかない。福一原発の爆発映像なども間髪入れずネットで拡散されましたし、当初、福島原発事故を空中から俯瞰する写真はなかったのですが、3月20日24日には、新潟県妙高市「エア・フォート・サービス」の無人飛行機が福島原発の写真撮影をした事が報道されました。事ほど左様に、福一原発が大変な事になっているのは視覚的にもネットユーザーを中心にしてよく知られていたのであって、NHKが福島第一原発事故を無視すればするほどNHKの異様さが際立ちます。その後、NHKもそれなりに報道する様になりましたが、発災当初から暫くの間、NHKが「内部被ばく」のキーワードを決して使わないようにしていた事と併せ、この福島第一原発事故を無視していたNHKの報道姿勢を決して忘れてはならないと思います

 

 最初にNHK東日本大震災(動画)ページのキャプチャ画像。最初の地図表示のリンクマップ、元々は「福島第一原発関連ニュース」の末尾にあったリンクマップですが、福島第一原発関連と言っていたのに、動画で原発に触れているのは「11、3/12女川、1分14秒」だけです。「3、3/12南相馬、6分39秒」の南相馬は福島第一原発に近いですが、福島第一原発の話しはニュース中出て来ない。

(以下転載始め)

(全てクリックすると拡大します)
Www3nhkorjp1スクロールして見るなら。ニュース画像の「1、3/12陸前高田」から「13、3/12塩釜松島」と、雑談日記で番号をふった地域ニュースの「1、地震発生時」から「9、津波の様子(宮城県名取市)」まで。


Www3nhkorjp2スクロールして見るなら。雑談日記で番号をふった被災地ニュースの(以下同じ)「10、宮城県気仙沼市の火災」から「33、被災地に支援物資を」まで。


Www3nhkorjp3スクロールして見るなら。「34、避難生活助け合いで」から「57、福島県産野菜 安全性をPR」まで。


Www3nhkorjp4スクロールして見るなら。「58、米高校生“がんばれ日本!”」から「81、自動車 出荷再開」まで。


Www3nhkorjp5スクロールして見るなら。「82、お礼のホルモン」から「112、亡き母に白いカーネーション」まで。


東日本大震災(動画)
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/
魚拓http://megalodon.jp/2012-0330-1412-25/www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/

2011年3月11日、東北の太平洋沿岸で、国内の観測史上最大のマグニチュード9.0の巨大地震があり、宮城県で震度7の非常に激しい揺れを観測したほか、太平洋沿岸の各地で大津波が観測されました。地震と津波によって岩手県や宮城県、福島県の沿岸部は壊滅的な被害を受けました。

(↓クリックで拡大、スクロールして見るなら
20110312nhk←上記関連中ページにあるNHKの「福島第一原発関連ニュース」末尾からは、左記のリンク動画つき現地画像は消されてしまいましたが、リンク先とページデザインを変え紹介されています。左記画像中のリンク先は下記。クリックすると動画画面が立ち上がります。NHKの元ページなら、ポップアップした画面を閉じず、次のリンクをクリックすると次の動画が始まります。

 

 順番は上記リンク動画つき現地画像中、サムネイル("小さな"の意)画像日本海側の北から南、同じく太平洋側北から南の順番です。なおNHKの元ページでは、緑窓の所では動画は出ず、サムネイル画像部分クリックすると動画が出ます。下記リンクをクリックしても動画が出ます。

 以下、ニュース画像の、

1、3/12陸前高田、28秒
1map_rikuzentakada
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_05.html

2、3/12仙台空港、38秒
2map_sendaikuko
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_11.html

3、3/12南相馬、6分39秒
3map_minamisoma
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_12.html

4、3/12東海村、24秒
4map_toukaimura
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_13.html

5、3/12八戸、33秒
5map_hachinohe
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_01.html

6、3/12宮古、4分1秒
6map_miyako
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_02.html

7、3/12釜石、2分45秒
7map_kamaishi
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_03.html

8、3/12大船渡、57秒
8map_ofunato
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_04.html

9、3/12気仙沼、5分46秒
9map_kesennuma
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_06.html

10、3/12南三陸町、志津川湾、9分26秒
10map_minamisanriku
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_07.html

11、3/12女川、1分14秒
11map_onagawa
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_08.html

12、3/12石巻、2分52秒
12map_ishinomaki
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_09.html

13、3/12塩釜松島、3分3秒
13map_shiogamamatsushima
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_10.html

 

1、地震発生時 1分54秒
0311_1809_sendai
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_02.html

 仙台市青葉区、NHK仙台放送局内の様子。

 

2、津波の様子
(岩手県釜石市) 4分30秒
0312_1900_kamaishi
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_18.html

 岩手県釜石港。津波の海水が市内に入り込んでいる様子、すぐに市内が土ぼこりで煙り、轟音などすごいです。

 

3、津波の様子
(宮城県名取市) 34秒
0311_1813_tsunami
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_01.html

 仙台市の南隣にある名取市の午後4時前の様子。一度市内に流れ畑などなめ尽くし住宅・車などを流しながら、また一度堤防にせき止められ、さらにその堤防を乗り越え住宅・車などもろとも名取川に流れ込む様子。

 

4、津波の様子
(青森・岩手・宮城) 2分47秒
0311_1917_kakuchi
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_03.html

 ここの映像はすごいです。午後3時岩手県宮古市、午後4時半青森県八戸市、午後3時半岩手県釜石市、午後4時前の宮城県気仙沼市、午後4時前の仙台名取川河口付近の様子。

 

5、関東各地の被害
3/11 20:30更新 2分51秒
0311_2033_kantou
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_04.html

 茨城県の茨城空港を始め各地の被害。千葉県市原市のコスモ石油の火事のニュースや、東京都内の建物倒壊のニュースを始め、神奈川県、埼玉県行田市や幸手市の道路断層、栃木県の土砂崩れ、群馬県、山梨県、長野県、新潟県の被害。

 

6、東北各地の被害
3/11 20:30更新 3分26秒
0311_2030_touhoku
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_05.html

 岩手県久慈市、山田町、大船渡松崎町・細浦地区集落全体流され、三陸町の綾里地区建物100棟が津波で倒壊、三陸町越喜来地区200棟津波で倒壊。宮古市では10箇所以上の集落が流され大きな被害。岩手で死亡が確認された数。宮城県の被害状況、石巻・気仙沼で行方不明者。仙台市でも海岸線から10km離れた若林区役所まで津波が到達し大きな被害。福島県、山形県の被害。

 

7、交通機関への影響
3/11 21:30更新 3分21秒
0311_2113_koutsu
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_06.html

 

8、福島県の被害
3/11 21:30更新 1分6秒
0311_2138_fukushima
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_07.html

 

9、津波の様子(宮城県名取市)
撮影 陸上自衛隊東北方面隊 1分32秒
0311_2315_tsunami
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_08.html

 名取市沿岸部を襲う3波4波の津波。

 

10、宮城県気仙沼市の火災
撮影 陸上自衛隊東北方面隊 17分9秒
0311_2317_kasai
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_09.html

 3・11発災当日20時頃の映像。8分3秒のところで横4.5km、縦2.5kmの範囲を映しているとコメント。8分43秒の所で、警察によると仙台市内若林区で200人から300人の遺体が見つかるなど各地で多数の死者、また行方不明者も確認されただけで数百人にのぼる。

 

11、一夜明けた朝の様子
福島県相馬市 3分36秒
0312_0622_souma
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_10.html

 

12、一夜明けた朝の様子
岩手県大船渡市 57秒
0312_0625_ofunato
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_11.html

 

13、一夜明けた朝の様子
宮城県石巻市 2分52秒
0312_0646_ishinomaki
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_12.html

 

14、一夜明けた朝の様子
宮城県南三陸町 9分26秒
0312_0701_minamisanriku
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_13.html

 病院の屋上で助けを求める人の姿(2分50秒から、社会部山内昌彦記者「かつての志津川、現在の南三陸町。先ほど残っていた白い建物は志津川病院、この地域の基幹病院、その前にあった白い建物、屋上で救助を求めていた白い建物は結婚式場、この辺りでは高い建物が他にないので、大きな被害があり高台に逃げる時間がなかった時にはこの辺の建物に逃げる事になっている」)
4分あたり、学校の校庭に大きくSOSの表示。
7分あたりから、南三陸町志津川病院佐久間三津也さんへ電話インタビュー。

 

15、一夜明けた朝の様子
福島県南相馬市 6分39秒
0312_0710_minamisoma
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_14.html

 南相馬市は人口約7万人、福島第一原発からの距離、南端は10km北端は35kmのところだが原発に関してはニュース中ひと言も触れず。

 

16、一夜明けた朝の様子
宮城県気仙沼市 5分46秒
0312_0717_kesennuma
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_15.html

 3分8秒あたりから、煙だけと思っていたら盛んに燃えている炎がアップで映されていく。

 

17、東北各地の被害
3/12 12:30更新 1分47秒
0312_1208_tohokuhigai
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_16.html

 

18、ライフラインへの影響
3/12 12:30更新 3分37秒
0312_1237_lifeline
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_17.html

 原発事故のことはひと言も言わず、44秒の所から東電の原発や火力発電所が停止し停電の可能性なんたらと言うだけのニュース。あきれた。

 

19、救助活動の状況
3/14 6:30更新 2分34秒
0314_0600_kyujoha_2
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_19.html

 7秒から福島県の沖合で自宅の屋根に乗って漂流していた男性が助けられた話し。

 

20、各地で進む救助活動
3/14 19:30更新 3分5秒
0314_1900_kyujo
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_20.html

 余震があり消防団員など救助を中止し逃げる姿。3日ぶりに家族と再会した被災者。妻の名前を書いた紙を自転車に取り付け探す男性の姿。

 

21、計画停電
3/14 19:30更新 2分53秒
0314_1900_teiden
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_21.html

 原発事故のことはニュースで伝えず、東電の計画停電を盛んに伝えるNHK。1分30秒から東京電力の計画停電記者会見を伝えるNHK。

 

22、96時間ぶりに救助
3/15 19:30更新 1分5秒
0315_1930_kyushutsu
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_22.html

 15日午後、海岸に近い宮城県石巻市で通りがかった人から「壊れた建物の中から人の声がする」と消防に通報があり、レスキュー隊員が壊れた二階建ての建物で男性を見つけ救助、地震の発生から4日、96時間ぶりの救助だった。消防団員によると男性は20代で足に怪我をしていて自力では脱出する事が出来なくなっていた。

 

23、懸命の救助活動
3/15 20:00更新 1分21秒
0315_1950_jiei
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_23.html

 岩手県陸前高田、自衛隊の懸命の救助活動も、ガレキの山で捗らない。遺体を見つけても道路が寸断されていて運び出せず、自衛隊員は丁寧に毛布など掛けて目印となる(赤布のついた)棒を立てていく。

 

24、避難所の現状
3/16 12:30更新 1分44秒
0316_1230_hinanjo
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_24.html

 宮城県石巻の避難所、石巻高校、ライフラインが不通。何もかもが足りていない。

 

25、“あきらめない”家族をさがす人たち
3/16 12:30更新 1分31秒
0316_1930_sagasu
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_25.html

 陸前高田、叔父を捜す女性。

 

26、被災地で新しい命
3/16 20:05更新 1分30秒
0316_1930_inochi
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_26.html

 父親、菅野武さんは志津川病院の医師。(30秒のところで志津川病院の遠景)

 

27、予備自衛官ら緊急招集
3/17 19:30更新 2分12秒
0317_1940_yobijiei
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_27.html

 招集命令を受ける、宮城県塩竃市の相原健太郎さん。相原さんが営む祖父から三代続く酒店は津波で大きな被害を受けていた。相原さんら招集された予備自衛官らは24日から被災地で給水などの支援活動にあたる。母親が励ましておくる。

 

28、中学生 避難所で活躍
3/17 19:30更新 49秒
0317_1940_boran
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_28.html

 宮城県石巻。

 

29、避難所支える高校生
3/17 20:00更新 2分59秒
0317_2000_koukousei
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_29.html

 岩手県大槌町。2年生の山崎睦海さん、野球部マネージャーで使い慣れた部活動の合宿所の台所で被災者の女性らと共に朝昼晩の炊き出しにあたっている。山埼さんは両親と共に学校で避難生活を送っているが、自宅は津波で破壊され祖父母とは今も連絡を取れていない。この日は昼食のお握り1個と果物を一時間かけて全員に配った。

 

30、温泉施設を無料開放
3/17 19:30更新 41秒。
0317_1945_furo
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_30.html

 岩手県宮古の温泉施設、残る燃料はわずか二日分程度。しかし、燃料がなくなるまで無料開放を続ける予定。

 

31、海外から支援の声
3/18 12:45更新 1分16秒
0318_1245_kaigaishien
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_31.html

 支援の輪が広がる、ニューヨークと、日系人の多いブラジルサンパウロ。

 

32、地震から1週間
3/18 15:00更新 1分58秒
0318_1446_mokutou
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_32.html

 岩手県山田町の避難所、地震が発生した午後2時46分に、黙祷をする被災者たち。

 

33、被災地に支援物資を
3/18 19:30更新 38秒
0318_1930_busshi
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_33.html

 都庁。

 

34、避難生活助け合いで
3/19 15:40更新 1分31秒
0319_1520_tasukeai
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_34.html

 宮城県石巻市の自転車店、修理を依頼する人が次々に訪れている。被災地ではガソリン不足のため自転車が活用されているが、道路に割れたガラスなどが散乱し、すぐにパンクする。自転車店、床下が水に浸かる被害を受けたが、地震から3日後には店を再開した。近所の人もボランティアで修理にあたっている。店主の平塚功さん。断水が続く岩手県山田町、ボランティアで集まった地元の人たちが蒔きでお湯を沸かし風呂を用意した。地震後初めて風呂に入る赤ちゃん達。

 

35、ボランティア活動本格化
3/19 20:10更新 44秒
0319_1930_boran
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_35.html

 福島市。

 

36、高速バスの運行再開
3/20 15:55更新 1分2秒
0320_1500_bus
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_36.html

 仙台市と石巻市を結ぶ高速バスが運行を再開。家族を探しに来る人もいれば、避難して東京などへ離れる人も。

 

37、避難所で芋煮ふるまう
3/20 15:55更新 1分2秒。
0320_1500_imoni
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_37.html

 宮城県石巻市の避難所、隣の山形県のNPOが山形名物の芋煮を作ってふるまった。ガスが止まっている事から道路工事に使うガスバーナーで大きなナベを加熱した。この避難所では暖かい汁物は初めて。「おにぎりは2・3日前から来ていたが温かいものはきょう初めて食べる、全国のみなさんに感謝したい」と涙ぐむ男性。山形県NPO遠藤正明さん「元気になってもらえば大変うれしく思います。生きてくしかないような状況にみなさんがいるのを見ると、僕らだけじゃなくみんなができることがいっぱいあるんじゃないかとあらためて感じました」

 

38、石巻 9日ぶり2人救助
3/20 18:35更新 4分32秒
0320_1800_2ri
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_38.html

 3月20日午後4時過ぎ、宮城県石巻市門脇町で捜索をしていた警察官が倒壊した建物で80歳くらいの女性と16歳の少年の二人がいるのを見つけた。警察によると二人とも意識はあるが体温が低い状態、救助されたのは石巻市の阿部寿美さんと孫の阿部任さんの二人。

 

39、小学生「肩もみ隊」
3/21 16:00更新 48秒
0321_1545_katamomi
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_39.html

 岩手県山田町の避難所、大沢小学校。

 

40、赤ちゃんと母親を支援
3/21 16:00更新 1分7秒
0321_1545_akasien
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_40.html

 盛岡市の避難所。

 

41、コミュニティーFM開設
3/22 13:10更新 28秒
0322_1200_radio
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_41.html

 岩手県宮古市。

 

42、避難所で卒業証書授与
3/22 18:00更新 1分31秒
0322_1800_sotsugyo
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_42.html

 岩手県大槌町の大槌中学校。

 

43、希望の松
3/24 20:30更新 58秒
0324_1900_matsu
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_43.html

 岩手県陸前高田。被災地の人を勇気づけている高さおよそ10mの松、国の名勝高田松原およそ7万本の松が人々の生活や農作物を潮風から守ってきた。その松林は根こそぎなぎ倒された。ところが1本の松が大津波に負けずに生き残っていた。幹には傷跡があるが立派に立っている、被災地の人の希望の松。

 

44、震災から2週間
3/25 21:15更新 14分50秒
0325_1900_kan
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_44.html

 大震災2週間、菅首相が会見。7分40秒から記者との質疑応答。

 

45、製鉄所 高炉が稼動
3/26 11:20更新 1分6秒
0326_1100_kouro
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_45.html

 住友金属鹿島製鉄所。

 

46、御用邸 一部を開放
3/26 11:20更新 36秒
0326_1200_furo
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_46.html

 

47、被災地にランドセルを
3/26 16:10更新 1分13秒
0326_1600_randoseru
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_47.html

 山梨県富士吉田市。

 

48、復興願いメッセージ
3/26 16:10更新 48秒
0326_1600_tanzaku
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_48.html

 愛知県安城市。

 

49、陸前高田 無料で燃料提供
3/27 20:15更新 45秒
0327_1200_gas
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_49.html

 

50、気仙沼 青空理容室
3/27 20:15更新 42秒
0327_1200_tokoya
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_50.html

 

51、高校生 被災者に衣類を
3/27 20:15更新 1分27秒
0327_1400_koukou
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_51.html

 気仙沼市西高校。

 

52、さかなクン 漁業復興へ呼びかけ
3/28 15:30更新 1分30秒
0328_1600_sakanakun
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_52.html

 東京、有楽町街頭で呼びかけ。

 

53、イスラエル 被災者励ます曲
3/29 12:30更新 1分17秒
0329_1100_isu
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_53.html

 

54、被災地へ新鮮な野菜を
3/30 12:45更新 37秒
0330_1200_hourensou
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_54.html

 横浜市、高校生20人がほうれん草を収穫。

 

55、のぼりに応援メッセージ
3/30 12:45更新 44秒
0330_1200_nobori
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_55.html

 岐阜県垂井町

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56、新年度 決意新たに
4/1 13:00更新 1分19秒
0401_1200_sinjin
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_56.html

 宮城県南三陸町。

 

57、福島県産野菜 安全性をPR
4/1 18:40更新
0401_1800_chiji
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_57.html

 福島市。

 

58、米高校生“がんばれ日本!”
4/2 14:00更新 1分26秒
0402_1200_movie
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_58.html

 

59、“3週間漂流” 救助の犬
4/2 20:20更新 1分24秒
0402_1900_dog
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_59.html

 

60、避難所に移動式シャワー
4/3 13:10更新 40秒
0403_1200_shower
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_60.html

 仙台市若林区。

 

61、届け 復興への願い
4/3 20:05更新 1分2秒
0403_1900_phil
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_61.html

 仙台市青葉区。

 

62、“青空保育園”
4/4 13:05更新 41秒
0404_1200_aozora
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_62.html

 岩手県陸前高田市。

 

63、救助の犬 飼い主と再会
4/4 20:30更新 2分18秒
0404_1900_inu
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_63.html

 宮城県富谷町。

 

64、“避難先で始業式”
4/5 13:05更新 40秒
0405_1200_sigyo
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_64.html

 千葉市中央区。

 

65、“プライバシー確保”
4/5 19:50更新 47秒
0405_1900_tent
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_65.html

 岩手県釜石市。

 

66、英語教師の経験者 被災者励ます
4/6 12:50更新 1分19秒
0406_1200_ny
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_66.html

 ニューヨーク。

 

67、陸前高田で合同入社式
4/6 18:50更新 1分29秒
0406_1800_goudou
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_67.html

 

68、パリで支援イベント
4/7 13:05更新 1分19秒
0407_1200_pari
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_68.html

 

69、秋篠宮ご夫妻 避難所を訪問
4/7 20:30更新 1分41秒
0407_1900_aki
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_69.html

 

70、南三陸町で仮設住宅 建設
4/8 13:30更新 46秒
0408_1200_minamisanriku
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_70.html

 

71、小学生が中学校で授業
4/8 20:10更新 1分32秒
0408_1800_ibaraki
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_71.html

 茨城県北浦中学校

 

72、希望の桜
4/9 13:30更新 42秒
0409_1200_sakura
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_72.html

 福島県いわき市。

 

73、ボランティアが大掃除
4/10 12:45更新 56秒
0410_1200_boran
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_73.html

 宮城県石巻市。

 

74、大震災1か月
4/11 20:10更新 1分6秒
0411_1900_isya
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_74.html

 岩手県山田町。

 

75、“復興に向け こいのぼり”
4/12 20:10更新 42秒
0412_1900_koinobori
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_75.html

 陸前高田市。

 

76、太陽光発電の防犯灯設置
4/13 12:40更新 48秒
0413_1200_taiyou
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_76.html

 岩手県釜石市。

 

77、仙台空港再開
4/13 20:00更新 1分44秒
0413_1900_kukou
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_77.html

 

78、震災後初のマグロ水揚げ
4/14 20:30更新 1分17秒
0414_1100_maguro
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_78.html

 宮城塩釜港。

 

79、津波被害の病院 診療再開
4/15 14:10更新 1分33秒
0415_1200_byoin
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_79.html

 宮城県南三陸町の志津川病院。

 

80、待望の電気が復旧
4/15 20:05更新 1分12秒
0415_1900_denki
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_80.html

 宮城県南三陸町。

 

81、自動車 出荷再開
4/16 12:45更新 1分2秒
0416_1200_car
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_81.html

 宮城県仙台港。

 

82、お礼のホルモン
4/17 20:15更新 1分
0417_1800_hormone
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_82.html

 宮城県気仙沼市。

 

83、新たな飼い主へ
4/17 20:15更新 1分11秒
0417_1900_pet
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_83.html

 岩手県宮古市。

 

84、被災工場で入社式
4/18 13:00更新 1分21秒。
0418_1200_nyusha
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_84.html

 宮城県岩沼市。

 

85、簡易給食始まる
4/18 20:15更新 1分17秒
0418_1900_kyusyoku
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_85.html

 宮城県仙台市。

 

86、漁業再開へ 打ち上げ漁船搬出
4/19 13:45更新 41秒
0419_1200_gyosen
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_86.html

 岩手県宮古市。

 

87、3校合同で始業式
4/20 20:30更新 39秒
0420_1900_sigyou
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_87.html

 岩手県大船渡市。

 

88、JR東北線 全線運行再開
4/21 20:30更新 31秒
0421_1900_tohokusen
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_88.html

 宮城県仙台駅。

 

89、釜石 港で原料鉄の荷揚げ再開
4/22 21:45更新 1分7秒
0422_1600_niage
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_89.html

 岩手県釜石港。新日鐵釜石製鉄所。

 

90、東北新幹線 29日に全線再開
4/22 21:45更新 1分28秒
0422_1655_shinkansen
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_90.html

 

91、津波被害の水族館 営業再開
4/23 12:45更新 1分19秒
0423_1200_sui
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_91.html

 宮城県松島町。

 

92、子どもたち 上野動物園へ
4/23 19:50更新 59秒
0423_1900_zoo
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_92.html

 福島県いわき市の子供たち。

 

93、梅の老木 津波に耐え満開
4/24 14:00更新 55秒
0424_1345_ume
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_93.html

 岩手県山田町。

 

94、釜石 避難所で伝統の「虎舞」
4/24 20:15更新 42秒
0424_1900_tora
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_94.html

 

95、東北新幹線 再開・東京−仙台
4/25 20:45更新 1分43秒
0425_1200_shin
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_95.html

 

96、岩手“復興局”業務スタート
4/25 20:45更新 36秒
0425_1900_fukkou
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_96.html

 岩手県盛岡市。

 

97、大連 中国人救助で感謝の基金
4/27 20:40更新 1分19秒
0427_1200_gienkin
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_97.html

 宮城県女川町。

 

98、両陛下 南三陸町と仙台を訪問
4/27 20:40更新 1分53秒
0427_1800_houmon
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_98.html

 歌津中学校の避難所を訪問。仙台市宮城野区のスポーツ施設にある避難所も訪問。

 

99、被災文化財の修復事業始まる
4/28 20:15更新 54秒
0428_1900_bunkazai
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_99.html

 宮城県石巻市。

 

100、東北新幹線 全線で運転を再開
4/29 13:00更新 1分13秒
0429_1200_shinkansen
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_100.html

 

101、イチゴ農家 来年に向け苗を栽培
4/30 13:00更新 1分10秒
0430_1200_ichigo
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_101.html

 宮城県亘理町。

 

102、笑顔の撮影で被災者を元気に
4/30 19:50更新 55秒
0430_1900_syasin
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_102.html

 宮城県東松島市。

 

103、大槌町 回収したアルバム展示
5/1 20:00更新 1分31秒
0501_1900_shashin
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_103.html

 岩手県大槌町。

 

104、南三陸町 町の広報誌を発行
5/2 20:20更新 24秒
0502_1900_kouhou
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_104.html

 

105、ボランティアで新1年生の記念撮影
5/3 20:10更新 1分4秒
0503_1900_sin1
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_105.html

 宮城県南三陸町。

 

106、宮城 女川町で“復幸市”
5/4 12:40更新 51秒
0504_1200_fukko1
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_106.html

 

107、被災の自宅跡にこいのぼり揚げる
5/5 13:30更新 49秒
0505_1200_koi
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_107.html

 宮城県南三陸町。

 

108、心をつなぐ“メールで学級通信”
5/5 20:15更新 3分2秒
0505_1900_gakkyu
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_108.html

島根県出雲市。

 

109、福島 県立医大で入学式
5/6 20:45更新 2分42秒
0506_1900_idai
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_110.html

 

110、両陛下 岩手県の避難所を訪問
5/6 20:45更新 3分49秒
0506_1900_houmon2
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_111.html

 岩手県釜石市。釜石中学校を訪問。

 

111、平泉世界遺産へ“復興に励み”
5/7 13:55更新 1分42秒
0507_1200_hirai
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_112.html

 

112、亡き母に白いカーネーション
5/8 13:40更新 1分9秒
0508_1200_hahanohi
動画を見るhttp://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_113.html

 岩手県山田町。

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 以下、資料として採録。

原子力安全に関するIAEA閣僚会議に対する日本国政府の報告書について
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/backdrop/20110607001.html

↑中の↓で、

4.東京電力株式会社福島原子力発電所等の事故の発生と進展(PDF形式:3,385KB)PDF
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/backdrop/pdf/04-accident.pdf

↑pdfファイル中の↓26頁(総119頁)。

図Ⅳ-2-16 PCVスプレイ(D/W及びS/C)設備の概要(2、3号機)

(↓クリックすると拡大します)
Pcvdwsc23


 同じく、同pdfファイル中の、

↑の↓56頁、57頁(総119頁)。

④ 経時変化のある時期のRPV、PCV等の状態の推定
 東京電力によれば、3月12日未明には水源をS/Cに切り替えてRCICによる注水を継続していたとされており、14日午前までは有効燃料頂部(TAF)より高い水位を確保できていたことから、尐なくともそれまでの間はRCICが機能したものと現時点では推定される。また、S/C液相にRCICタービン駆動用蒸気が放出され続けたためにS/C水温度が上昇し、3月12日午前中にはS/C圧力が上昇、S/CからD/Wへの蒸気流入により3月12日12時頃よりD/W圧力が上昇したものと現時点では推定される。

 また、3月14日午前中にはRCICの機能低下によると思われるRPV圧力の上昇及び原子炉水位の低下が見られ、さらに、RPV圧力が約7.4MPagとなっていることから、現時点では、SRVが作動し、原子炉水位の低下が進んだものと推定される。なお、これ以前にPCVベント操作を行ったことの報告を受けているが、対応したPCV圧力の低下が見られていない時期があり、所要の性能を発揮しなかった可能性がある。どの程度機能したのかについては、各機器等の状況などの詳細調査や解析による分析が必要である。

 3月15日0時頃にはS/C圧力は上昇せずにD/W圧力が上昇しているが、その後長期間D/W圧力とS/C圧力の差が解消しないなどの整合がとれないところがあるため、現時点では確かなところは不明である。

 これらの推定に加え、その後水位の回復が見られていないこと、さらに3月15日0時頃にはD/W 及びS/Cの格納容器雰囲気モニタ(CAMS)計測値が3~4桁上昇していることから、この時期に燃料が損傷したものと現時点では推定される。また、東京電力は、14日夕刻から消防車での代替注水を実施していると報告しているが、水位の回復に至っていないことから、原子炉圧力との関係で所要の性能を発揮しなかった可能性がある。どの程度機能したのかについては、各機器等の状況などの詳細調査や解析による分析が必要である。

⑤ RPV、PCV等の状態の推定を踏まえた事象進展解析と事象の整理
 2号機の事故の事象進展については、これまでの解析等から、RCICが機能しなくなったことから炉心が損傷し、海水の注水を開始した時期には原子炉圧力が高い時期があって十分に注水できなかった可能性があり、冷却が十分にできず炉心溶融し、溶融した燃料等がRPV下部に移行していったものと推定される。

 注水量と崩壊熱による蒸気発生量のバランスから、RPVに注水している水が漏えいしていると推定される。

 RPV温度の計測結果を踏まえると、燃料の相当量はRPV下部で冷却されていると考えられる。

 また、S/C付近における衝撃音については、現場確認に制約があるため確かなことは不明である。シビアアクシデント解析に加え、数値流体力学的解析を行った結果として、現時点において、原子炉で燃料被覆管のジルコニウムと水が反応して発生した水素を含む気体が、SRVの開放等を通じS/Cに入り、S/Cから水素が漏えいし、トーラス室で爆発した可能性が考えられる。廃棄物処理建屋については、爆風による損傷の他、配管貫通部等を通して水素が流入した可能性も現時点では否定できない。

 現時点においては、各機器が実際にどの程度機能したのかは特定できないため、事故の事象進展状況についても確定することはできないが、現状のシビアアクシデント解析結果からは、15日朝までにPCVからの漏えいによって環境中に放出され、希ガスについては炉内内蔵量のほとんどが、よう素、セシウム、テルルについては、放出割合でそれぞれ約0.4~7%、約0.3~6%、約0.4~3%と推定される。

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/09

「県、爆発翌日公表せず」の拡散予測図関連ニュース、最終責任は官邸だ。3月12〜14日NHKニュース他、証拠なら沢山ある。

 後ろの方で、3月12日〜14日までのWebでのNHKニュースを資料として徹底採録しました

 各記事を読んで頂ければ分かりますが、福島県当局が言っている——放出量を「不明」とした上での予測であり——「そのため公表できる内容ではないと判断した」と言うセリフと同趣旨のことは、もともと菅政権の官邸が言っていた事。例えば、
Pn2011041601000861ci0003 官房長官の枝野や、


Hosono_gousi 首相補佐官の細野たちが言ってきたことです。


201104154158111l 浜岡原発の停止“要請”の目くらましパフォーマンスにだまされて勘違いすべきではない。


 

県、爆発翌日公表せず 国の拡散予測図【福島民報】
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=9839767&newsMode=article

 福島県は非常時の初期段階で放射性物質の広がりや濃度を予測する国のシステム(SPEEDI)のデータを東京電力福島第1原発1号機が水素爆発を起こした翌日の3月13日に確認したが、公表していなかった。6日の自民党県議会議員会政調会で県が明らかにした。
 議員からは「迅速に公表していれば、市町村の避難時の参考になった」と指摘する意見が出た。県は「放射性物質の放出量や時間が特定できない段階で、予測データは活用できなかった」と説明している。
 予測データは県が国に提供を求め、ファクスで受けた。3月12日の時間ごとの風向きをベースに、放出されたヨウ素が拡散する予測が地図に掲載されていた。ただ、ヨウ素の放出量を「不明」とした上での予測であり、県は公表できる内容ではないと判断したという。地図は県に30枚示された。
 県は「市町村の避難の参考になったかどうかは分からない。もし、市町村が必要とする情報だったとすれば、反省すべき点だった」としている。
(2011/05/07 10:02)

 

【放射能漏れ】
放射性物質拡散予測データ「早い段階で公表すべきだった」 細野補佐官【産経】
2011.5.4 14:19
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110504/plc11050414220009-n1.htm

Plc11050414220009p1 http://sankei.jp.msn.com/images/news/110504/plc11050414220009-p1.jpg
3月23日に福島第1原発事故後初めて原子力安全委員会が公表したSPEEDIによる放射性物質の拡散試算図

 細野豪志首相補佐官は4日午前のテレビ朝日の番組で、放射性物質の拡散を予測する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の未公開データについて「早い段階で公表すべきだった」と述べ、公表の遅れを認めた。ただ、「データを出さなかったことで、国民が被曝(ひばく)する状況を隠していたとか、国民の健康を犠牲にしたということはない」とも述べた

 SPEEDIは、事故直後から毎時間拡散状況を1キロ四方ごとに計算しているが、内閣府の原子力安全委員会は「放出量などのデータが乏しく、信頼性のある結果となっていない」として、最近まで放射性物質の拡散予測図を公表していなかった

 細野氏はまた、東電福島第1原発事故に関連し、福島県内にある学校の屋外活動を制限する放射線量基準を年間20ミリシーベルトに設定したことに関して「原発が平常時に戻れば、基準の変更はあり得る」と述べた。

このニュースの写真
3月23日に福島第1原発事故後初めて原子力安全委員会が公表したSPEEDIによる放射性物質の拡散試算図

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※SOBA:以下の雑談日記エントリーも参考にしてください。4月5日の【朝日】です。
ドイツ気象予報に遅れることいったい何日?気象庁がやっと公表、放射性物質の拡散予測。

 

積算被ばく線量予測図公表 北西40~50キロで20ミリシーベルトの恐れ 米エネルギー省【産経】
2011.4.20 09:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110420/amr11042009510002-n1.htm

(↓クリックで拡大)
Amr11042009510002l1 画像 amr11042009510002-l1.jpg
http://sankei.jp.msn.com/images/news/110420/amr11042009510002-l1.jpg
福島第1原発周辺の被ばく線量予測図。赤は1年間の積算線量が20ミリシーベルトを超える恐れがある地域(米エネルギー省提供・共同)

 米エネルギー省は19日までに、福島第1原発の周辺地域に1年間とどまった場合の被ばく線量の予測図を発表した。

 原発から北西方向に40~50キロにわたり、1年間の積算線量が20ミリシーベルトを超える恐れがある地域が広がっている。航空機を使った観測データに基づくもので、人が屋内にいても被ばく量は減少しないと仮定して計算したとしている。

 日本政府は、積算線量が20ミリシーベルトに達する恐れがある地域を「計画的避難区域」に指定することを決めている。(共同)

このニュースの写真
福島第1原発周辺の被ばく線量予測図。赤は1年間の積算線量が20ミリシーベルトを超える恐れがある地域(米エネルギー省提供・共同)

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放射性物質の拡散予測図、事故直後に2000枚作成 公表は2枚【産経】
2011.4.19 18:58
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110419/dst11041919010035-n1.htm

 放射性物質の拡散を予測する国の「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」で、東京電力福島第1原子力発電所事故後に2000枚以上の拡散試算図が作成されていたことが18日、分かった。SPEEDIは原発事故時の避難対策などに活用することになっているが、所管する原子力安全委員会が公表したのはわずか2枚だけ。

 開発、運用には約128億円の予算が投じられたが“本番”でほとんど使われず、国の情報発信の姿勢や防災計画の実効性が問われそうだ。

 安全委がSPEEDIの拡散試算図を公表したのは、3月23日と4月11日。福島県飯舘村など原発の北西方向を中心に、屋内退避区域の30キロ圏の外側でも、外部被曝(ひばく)の積算値が1ミリシーベルトを超えたなどとの内容だった。

 これら2回の公表は、避難や屋内退避の区域が設定されたり、農産物から放射性物質が検出され出荷制限がなされたりした後だった。安全委は、予測に必要な原子炉の圧力や温度、放射性物質の放出量といった放出源情報を入手できず、事故前の想定通りに拡散予測はできなかったと強調していた。しかし、文部科学省がSPEEDIの運用を委託する原子力安全技術センター(東京)によると、風向、降雨といった気象や放射性物質の放出量など、さまざまな仮定の条件に基づいた試算を繰り返している。ほかにも事故直後から1時間ごとに、その時点で放射性物質が1ベクレル放出されたと仮定して3時間後の拡散を予測。作成した拡散試算図は、2000枚以上になるという。
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 以下、資料として採録。最初に1号機の水素爆発があった3月12日の分。次に3月13日の分、さらに3号機の爆発があった3月14日の分と三日分をご紹介しておきます(NHKは3月14日の「福島第一原発周辺 南寄りの弱い風」の記事を削除してます)。地震当日、3月11日のニュースについてはこちらのエントリーに採録してあります

 NHKが「福島第一原発関連ニュース【NHK】」としてまとめページを始めたのは3月12日からです。4月4日まで記事を採録しました。時間がある時にそれ以降のもボチボチ採録しようと思ってます。

※追記(2011/05/09発見):当初、例えば同じ3月12日なら「3月12日の情報」(一覧表示)ページと、「関連ニュース」(一覧表示)ページに別れていて、タブで切り替える方式でした。その後、福島第一原発関連ニュース【NHK】までのリンクは同じですが、一覧方式をやめカレンダー方式にしたようです(カレンダーの日付にリンクがはってある)前の方式では一覧出来る代わりに一つ一つのニュースのURLはなかったです。新しい方式では一つ一つニュースにリンクがはってあります。リンクを採録しておきます。

(↓クリックで拡大)
20110312nhk ←ページの末尾には左記のような現地画像があり、それぞれクリックすると下記のリンクで動画が開くようになっていました。新しい表示方式にしてからは、NHKはこの現地画像案内を削除してます


↓ただし、下記リンクはまだ生きてます。動画ニュースを全て見る事が出来ます。(2011/05/21 8:03に確認)

    ニュース画像 3/12陸前高田、28秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_05.html
   
    ニュース画像 3/12仙台空港、38秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_11.html
   
    ニュース画像 3/12南相馬、6分39秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_12.html
   
    ニュース画像 3/12東海村、24秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_13.html
   
    ニュース画像 3/12八戸、33秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_01.html
   
    ニュース画像 3/12宮古、4分1秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_02.html
   
    ニュース画像 3/12釜石、2分45秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_03.html
   
    ニュース画像 3/12大船渡、57秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_04.html
   
    ニュース画像 3/12気仙沼、5分46秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_06.html
   
    ニュース画像 3/12南三陸町、志津川湾、9分26秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_07.html
   
    ニュース画像 3/12女川、1分14秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_08.html
   
    ニュース画像 3/12石巻、2分52秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_09.html
   
    ニュース画像 3/12塩釜松島、3分3秒
    http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/map_chapter_10.html


東日本大震災関連リンク
http://www3.nhk.or.jp/toppage/saigailink/
 ↓
福島第一原発関連ニュース【NHK】
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/

※SOBA:「ニュース画像」と言うのは画像と動画がありました。*.jpgとその下のURLは採録した画像の僕自身のメモです。「ニュース画像」中、動画については(何分何秒)と時間を書いておきました。URLをクリックすると別窓が開いて動画を見ることができます。


3月12日の情報
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/index_0312.html ←リンク切れ
3月12日のニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110312/index.html

ニュース画像(7分6秒) edano_kaiken_03122045.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/movie/chapter_03.html
官房長官 1号機の爆発を説明
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110312/index.html

枝野官房長官は12日夜に行った記者会見で、福島第一原子力発電所の1号機で起きた爆発について、「水素と酸素が結びついて爆発した」と説明したうえで、周辺で測定した放射線量は、一時、高かったものの、その後は下がる傾向になっていて、爆発は放射性物質が大量に漏れるような事故ではなかったことを明らかにしました。
枝野官房長官は、まず、福島第一原発1号機で起きた爆発について、「原子炉が入っている格納容器が爆発したのではなく、水素と酸素が結びついて爆発した結果、建物の壁が崩壊した」と説明しました。
また、福島第一原発の周辺で測定した放射線量の値を明らかにし、午後3時29分に1015マイクロシーベルトだった値が、爆発の4分後の午後3時40分に860マイクロシーベルトに下がり、さらに午後6時58分に70.5マイクロシーベルトと、下がる傾向になっていたとしています。
そして、爆発は放射性物質が外部に大量に漏れるような事故ではなかったことを明らかにしました。
さらに枝野長官は、東京電力が1号機の原子炉を冷やすために午後8時20分から海水を格納容器に入れる作業を始めたことを説明しました。
最後に、福島第一原発の周辺の避難の範囲を半径10キロから20キロに拡大したことについて触れ、「具体的な危険が生じたわけではないが、万全を期して対策を取った。住民には冷静に対応してほしい」と呼びかけました。

3月12日 21:20更新
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ニュース画像 0312_1945_hinanshiji.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/img/0312_1945_hinanshiji.jpg
福島第一原発 20キロ圏に避難指示
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110312/2005_s_hinanshiji.html

福島第一原発 福島県は、12日午後6時半前、総理大臣官邸の指示を受けて、福島第一原発から20キロを新たに避難指示の対象にすることになりました。
福島第一原発では、これまで半径10キロの範囲で避難指示が出ていて、対象地域が拡大されました。
福島県は、現在、拡大される具体的な市町村やエリアを調べているということです。
第二原発の避難指示の対象については10キロのままです。

3月12日 20:05更新
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官房長官 安全に万全を期す
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110312/1830_s_anzen.html

枝野官房長官は、記者会見で、福島第一原子力発電所1号機の辺りで『爆発音』が聞こえたことについて、「原子炉そのものであるかは確認されていないが、何らかの爆発的な事象があったことは報告されている。現在、専門家を交えて、状況の把握・分析に当たっている。放射能の測定については、きちっと調査している。現在のところ、出ている数字のもとでは、管理された、想定される数値の範囲であると考えている。周辺住民の安全については、万全を期していきたい」と述べました。

3月12日 18:30更新

枝野官房長官会見
ニュース画像(14分26秒) 0312_0825_edano.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/movie/chapter_01.html
   
原子力安全・保安院の会見
ニュース画像(8分15秒) 0312_0825_hoankan.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/movie/chapter_02.html
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ニュース画像 genpatsu_03121930.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/img/genpatsu_03121930.jpg
福島第一原発で爆発音 けが人も
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110312/1734_s_bakuhatsuon.html

福島県の東京電力の福島第一原子力発電所で「揺れを感じたあと、爆発音がした。けが人が数名いるもよう」という情報が東京電力から入り、経済産業省の原子力安全・保安院が、状況の確認を急いでいます。原子力安全・保安院では記者会見を開いて、内容について発表することにしています。
原子力安全・保安院などによりますと、福島第一原子力発電所で、12日午後4時ごろ、「1号機の辺りで『爆発音』が聞こえたあと、煙のようなものを目撃した」という情報が原発にいた人から寄せられました。さらに東京電力からは福島第一原子力発電所で「揺れを感じたあと、爆発音がした。けが人が数名いるもよう」という情報が入りました。現在の福島第一原子力発電所の映像を見ますと、1号機のあった場所で爆発が起きたとみられ、建物の外壁がなくなっているように見えます。原子力安全・保安院は、「まだ詳しいことは分かっていない」ということで、状況を調べており、まもなく記者会見を開いて内容を発表することにしています。東京電力の本店に入った連絡によりますと、12日午後3時36分ごろ、原子炉のある建屋か、タービン建屋か分からないが、直下型の大きな揺れがあり、ドーンという音が聞こえて白煙があがったということです。プラントの復旧作業していた社員2人と協力企業の2人のあわせて4人がけがをして病院に運ばれたということです。福島地方気象台によりますと、福島第一原子力発電所の南にある福島県広野町の観測点では、午後4時には南南東の弱い風を観測しています。気象台によりますと、風向きはこれから夜にかけて西寄りに変わり、陸側から海に向かって吹く見込みだということです。

3月12日 17:34更新

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関連ニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/kanren.html ←リンク切れ

3月12日の情報
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/kanren_0312.html ←リンク切れ

放射能漏れ 何に注意が必要か
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110312/1830_k_hoshano.html

原子力災害が起きて、施設の外に放射性物質が漏れ出た場合、何に注意すればよいでしょうか。まず、今回は、放射性物質がどのように敷地の外に漏れたのかや、どのくらいの量、漏れたかなど詳しいことは何も分かっていません。このため、国などが避難指示で示した施設からの距離よりも遠い場所に避難することが大切です。
福島第一原発の場合、新たに20キロよりも遠くに避難する指示が出されたため、状況がはっきりするまでは20キロよりも遠くの場所に避難するとともに、できるだけ建物の中にとどまり、外に出ないことが望まれます。原子力発電所から放出される放射性物質は、ヨウ素や希ガスといった気体のような状態で出るため、これらの物質から出る放射線からの被ばくを防ぐ必要があります。そのため、室内にいる場合は、ドアや窓を閉めたうえで、換気扇やエアコンなどを止めること、一方、屋外にいたり避難で移動したりする場合は、マスクをしたりタオルやハンカチを水でぬらして口や鼻を覆うと、放射性物質の吸い込みを防ぐ効果があります。また、服装は皮膚の露出をできるだけ抑えることが大切です。さらに、呼吸や食べ物によって体内に放射性物質を取り込む「内部被ばく」も防がなければなりません。「内部被ばく」では、体内に放射性物質が蓄積されると、長期間にわたって放射線の影響を受けることになり、注意が必要です。

3月12日 18:07更新

 

3月13日の情報
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/index_0313.html ←リンク切れ
3月13日のニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/index.html

東電社長 津波は想定を超えた
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/index.html

東京電力は、13日午後8時半前から清水正孝社長などが記者会見を行い、清水社長は「放射性物質の漏えいや原子炉のトラブルが相次ぎ、避難勧告が出ている地域をはじめ、社会の皆様に大変なご心配とご迷惑をかけ、心よりおわびしたい」と述べました。
また、「施設は地震の揺れに対しては正常に停止したが、津波の影響が大きかった。
津波の規模は、これまでの想定を超えるものだった」と話しました。
さらに、福島第一原発の2号機について、「状況によっては、海水を使った冷却も検討している」と話しました。
一方、東京電力の担当者は、福島第一原発の3号機について、「原子炉に海水を注入しているものの、午後7時半現在で、原子炉の水の高さが下がり続け、核燃料棒を束ねた『燃料集合体』が、全体の半分の長さに当たる2メートルほど露出している。午前中、原子炉を入れた格納容器の圧力を下げるため、中の空気を放出したが、その後、圧力は上がる状況が続き、空気を抜くために開いた弁が再びふさがった可能性がある」と述べました。
また、1号機についても、「原子炉に海水を入れているものの、燃料集合体が1メートル70センチ露出しているとみられる」と説明しました。

3月13日 22:20更新
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福島の原発 冷却へ作業続く
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/2135_s_reikyaku.html

十分な冷却機能が確保できなくなっている、福島県にある東京電力の福島第一原子力発電所と福島第二原子力発電所では、冷却機能の回復を目指す作業が進められていますが、安全を確保するめどは立っていません。
このうち、▽福島第一原発の3号機では、13日午前11時半に、燃料棒の上2メートル10センチまであった原子炉内の水面が、1時間半後の午後1時に計測したところ、水位が下がっていて、燃料棒が水面の上2メートルほど露出したということです。
この状態は、少なくとも午後3時まで続いたということで、原子炉を十分に冷やすことができなくなり、燃料棒の一部が露出し、溶けた可能性があるということです。
このため大量に水素が発生して原子炉建屋の上部にたまり、1号機と同じように3号機の原子炉建屋でも水素爆発が起きる可能性があるとしています。
しかし、原子炉やそれを覆う格納容器は、万一、爆発が起きても衝撃に耐えられるとしていて、東京電力は、水素を取り除く方法を検討しています。
▽12日に爆発が起きた1号機は、安全を確保するため、原子炉とそれを覆う格納容器の中に海水を満たす作業が続けられています。
原子力安全・保安院では、流し込んだ水の量などから格納容器内は満水の状態になったと考えられるとして、このまま水を入れて冷やし続ければ当面は安全を確保できるとしています。
▽2号機は、炉内の水の高さが通常よりも低い状態が続いています。
格納容器内の圧力も通常より高い状態が続き、東京電力は13日も、圧力を下げるために発電する電源車をつないで電気で動く装置を回復しようとしていますが、これまでのところうまくいかず、容器の空気を抜くなどの別の手段の検討も行っています。
▽福島第二原発については、1号機と2号機、4号機で、原子炉を冷やすために海水をくみ上げるポンプが津波の影響で動かなくなり、十分な冷却機能が確保できなくなっています。
このため東京電力では13日夜から14日朝にかけて1号機のポンプを動かすモーターを交換したあと、2号機と4号機でも順次、同じ作業を行い、冷却機能の回復を図りたいとしています。
地震の発生から13日で2日、原子炉を完全に止めて安全を確保するめどは立っておらず、東京電力は復旧作業を急いでいます。

3月13日 21:35更新
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東電 水素取り除く方法を検討
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/1735_s_suiso.html

東京電力は、福島第一原子力発電所3号機について13日、原子炉内で大量の水素が発生したと考えられるとして、1号機と同じように原子炉建屋で水素爆発が起きる可能性があることを明らかにし、これらの水素を取り除く方法を検討しています。
東京電力によりますと、福島第一原発3号機では、13日午前11時半に、燃料棒の上2メートル10センチまであった原子炉内の水面が、1時間半後の午後1時に計測したところ、水位が下がっていて、燃料棒が水面の上2メートルほど露出したということです。
この状態は、少なくとも午後3時まで続いたということで、原子炉を十分に冷やすことができなくなり、大量に水素が発生して原子炉建屋の上部にたまっている可能性があるということです。
このため、12日の1号機と同じように、3号機の原子炉建屋でも水素爆発が起きる可能性があるとして、これらの水素を取り除く方法を検討しているということです。
東京電力は、今回の水位の低下で「一部の燃料が溶けた可能性もある」とみて、原子炉内に海水を入れる作業を続け、水位を確保していきたいとしています。

3月13日 17:35更新
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ニュース画像(7分3秒) 0313_1530_edno.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/movie/chapter_05.html
福島第一原発3号機 水素爆発の可能性も
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/1705_s_bakuhatsu.html

枝野官房長官は、午後3時半から記者会見し、東京電力福島第一原子力発電所3号機について、一時、原子炉を十分に冷却できず、原子炉建屋の上部に水素がたまり、爆発する可能性があることを明らかにしました。
ただ、万が一爆発しても問題が生じない状態だとしています。
枝野官房長官によりますと、福島第一原子力発電所3号機では、午前9時すぎに圧力弁を開いて真水の注入を開始し、炉心を冷却できる状況になりましたが、真水を注入する給水ポンプにトラブルが生じたため、水源を海水に代えて炉心へ注入したところ、注水が不安定な状況になり、水位が大きく低下しました。
その後、海水を注水する状況を確認したところ、再び水位が上昇を始めました。
これについて、枝野官房長官は「この間、十分に冷却できない状況であったため、炉内で大量に水素が発生したことが予想され、その水素が原子炉建屋の上部にたまっている可能性が否定できず、12日に起きたような水素爆発が再び起きる可能性が生じている」と述べ、原子炉建屋が爆発する可能性があることを明らかにしました。
その一方で、枝野長官は「万が一爆発しても、原子炉本体の圧力容器と格納容器については問題が生じない状態だ。そのレベルの衝撃には耐えられる構造になっている。避難していただいている人たちの健康に影響を及ぼす状況は生じない。一般的に言われるメルトダウンに至る状況が続いていたわけではなく、水位は上昇している。原子炉内の水位を着実に見守ってくことになる」と述べました。
また、枝野官房長官は、3号機周辺の放射性物質のモニタリング数値について「モニタリングでは、13日午前10時以降、50マイクロシーベルト前後の数値で安定していたが、午後1時44分ごろから上昇し、1時52分には1557.5マイクロシーベルトを観測した。ただ、その後、午後2時42分のデータでは、184.1マイクロシーベルトに低下している」と述べました。
そして、放射線の数値が一時的に上がった原因については「炉心が水没していない状況になると、放射線の発生がその時間は多くなるので、一時的に数値が上がる」と述べました。

3月13日 17:05更新
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ニュース画像 0313_1400_hinanshiji.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/img/0313_1400_hinanshiji.jpg
原発避難指示 対象7〜8万人
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/1350_s_hinanshiji.html

福島県によりますと、福島第一原発と第二原発の周辺に住む人で避難指示の対象となるのは、7万人から8万人になるということです。
避難指示の対象となっているのは町の全域が対象となっている双葉町、大熊町、富岡町をはじめ、南相馬市、浪江町、楢葉町、広野町、葛尾村、川内村、田村市のあわせて10の市町村です。
このうち、すでに避難が済んでいるのを確認したのは、南相馬市を除いておよそ6万2000人だということで、県では避難指示が出ている地域に残っている人たちを把握して、速やかに避難させたいとしています。

3月13日 13:50更新
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福島第一原発3号機 燃料棒は露出から回復
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/1340_s_roshutsu.html

東京電力の福島第一原子力発電所3号機で原子炉を冷やす水の高さが下がり、燃料棒の一部が露出したと推定されると政府が午前中の記者会見で発表しましたが、これについて東京電力が、原子炉の水の高さを明らかにしました。
それによりますと、13日午前11時現在で燃料棒が水面の上1メートル30センチほど露出しましたが、30分後の午前11時半に計測したところ、燃料棒の上、2メートル10センチにまで上昇したということです。
原子炉に真水を入れる作業を続けており、水位は安定していると言うことです。
水の高さが回復した要因について、東京電力は「原子炉の中の圧力を下げたり、原子炉に真水を流し込んだりしたことで水面が上がったとみている」と話し、引き続き監視を続けていくとしています。

3月13日 13:40更新
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ニュース画像(6分24秒) 0313_1102_edano.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/movie/chapter_04.html
福島第一原発3号機 燃料棒溶けた可能性
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/1235_s_nenryobo.html

枝野官房長官は、13日午前11時の記者会見で、福島第一原子力発電所の3号機について、原子炉を冷やすための水の高さが下がり、燃料棒の一部が露出したと推定されると発表しました。
このため、3号機でも燃料棒が溶けている可能性があるということです。
枝野官房長官は、対策として、13日午前9時すぎに原子炉内の圧力を下げるため作業を開始し、原子炉に真水を流し込んで水位を上げようとしていることを説明しました。
水には核燃料の反応を抑えるためのホウ酸も加えて、いるということです。
あわせて午前9時20分には原子炉の入った格納容器の圧力を下げるために容器の中の空気を抜き始めたため、「きのうの1号機に続いて、微量の放射性物質が放出されたと思われる」と述べました。
福島第一原発の敷地境界付近では、午前8時33分、これまでで最も高い、1204.2マイクロシーベルトの放射線が計測されたということです。
これについて東京電力では「1号機や3号機で、原子炉内の空気を抜く作業を行っており、こうしたことが影響している可能性がある」とみています。

3月13日 12:35更新
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原子力安全・保安院 原発の状態説明
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/1235_s_hoanin.html

経済産業省の原子力安全・保安院は、の13日午前10時から記者会見し、福島第一原子力発電所と福島第二原子力発電所にある10基の原発の状態について説明しました。
それによりますと、福島第一原子力発電所のうち、▽1号機は12日夜から原子炉の海水を流し込む作業を続けており、13日午前5時半までに作業を終えました。
このまま海水の注入を続け、満水の状態を続ければ、安全を確保できるとしています。
▽2号機は、原子炉を冷やす機能が維持されているとしたうえで、原子炉の入った格納容器内の空気を抜く作業を準備しているとしています。
▽3号機は、13日午前5時すぎに原子炉を冷やす機能がすべて失われたため、消防のポンプなどを使って、水を入れる作業を続けているほか、電源車をつないで、電源の復旧を試みているということです。
また、午前9時ごろに格納容器の中の圧力を下げるために、容器内の空気を外に放出したということです。
このほか、▽4号機と5号機、6号機の3基の原発については、定期検査中で運転を停止していたため、安全に問題はないということです。
一方、▽福島第二原子力発電所の4基については、安全に停止させるための対策は十分ではないものの、原子炉を冷やす機能は今のところ維持されているとしています。
また、3号機については、12日に原子炉内の温度が安全なレベルまで下がり、完全に停止したということです。

3月13日 12:35更新
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福島第一原発3号機 水注入し圧力低下作業
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/1210_s_atsuryoku.html

枝野官房長官は、13日午前11時に記者会見し、福島第一原子力発電所3号機で、原子炉を冷やすために水を送る手段がなくなっていたことを受けて、真水を圧力容器内に注入するなどして、原子炉内の圧力を低下させる作業を進めていることを明らかにしました。
この措置に伴い、微量の放射性物質が大気中に排出されたものの、人体に影響を与えるものではないとしています。
この中で枝野官房長官は、福島第一原子力発電所3号機について「注水機能が停止し、その結果、炉のいちばん内側にある圧力容器内の水の水位が低下して、燃料棒の上部が水面上に露出したと想定される。このため、午前9時5分に圧力容器の安全弁を開き、8分には真水の注入を開始した。さらにホウ酸を混入して、一層の安全性を高める手段を取り、炉の圧力は低下した。同時に外側の格納容器の安全弁を開き、その結果、格納容器の冷却が始まったとみられる」と述べ、原子炉内の圧力を低下させる作業を進めていることを明らかにしました。
そのうえで枝野長官は「この格納容器を開いて以降、微量の放射性物質が排気筒より排出されたと思われる。想定される範囲内で、管理された形で微量の放射性物質を含む気体が放出されているが、こうした事態に対応するための手順に基づいて行われており、人体に影響を与える放射線が放出されているものではなく、安心してほしい」と述べました。
さらに、枝野長官は、午前8時33分に1204.2マイクロシーベルトという高い放射線量が観測されたことを明らかにし、「1号機の内部の空気を抜く作業は継続しており、そうしたものの結果だと分析している。風向きなどで数値が大きく上下動することはありうる。ただ、数字が継続して急激に上昇したり、複数地点で非常に高い数値がみられれば問題だが、1か所についての変動は今後もありうる」と述べ、人体に影響するものではないという認識を示しました。
そして、12日、1号機で起きたものと同様の爆発が、3号機で起きる可能性については「そうした可能性が起きる前に、原子炉への給水が確保できた」と述べ、否定的な見方を示しました。
また、枝野官房長官は「避難した人たちの、被ばくに対する不安が高いと思っている。このため、国の責任で、福島県と連携して、すべての避難所に専門家による救護所を設け、避難している人に対し、スクリーニングや医療の対応を行うための専門チームを設けることを検討している」と述べました。

3月13日 12:10更新
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福島第一原発 敷地境界で放射線
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/1105_s_hoshasen.html

福島県にある福島第一原子力発電所について、東京電力は、敷地の境界で放射線の値が国の基準を超えたとして、原子力災害対策特別措置法に基づいて国に対し「緊急事態」を知らせる通報を13日午前9時1分に行いました。
福島第一原発では、12日午後や13日午前、原子炉が冷やせなくなったため、圧力が高くなった格納容器の空気を抜く作業が行われていて、東京電力は、こうした作業が、放射線の値の上昇につながった多能性があるとみて調べています。
国への通報の基準は1時間に500マイクロシーベルトとなっていますが、東京電力によりますと、福島第一原発の正門付近での値が12日午後3時半ごろには1015マイクロシーベルトで、その後下がりましたが、また13日8時20分には882マイクロシーベルトとなりました。

3月13日 11:05更新
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福島第一原発3号機 緊急事態の通報
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/0955_s_kinkyujitai.html

福島県にある福島第一原子力発電所3号機について、東京電力は、原子炉を冷やすために水を送る手段がなくなったとして、原子力災害対策特別措置法に基づいて国に対し「緊急事態」を知らせる通報を行いました。
東京電力では、格納容器内の圧力を下げるため午前8時41分、内部の空気を抜き始めたということです。
東京電力の福島第一原発3号機では、原子炉を冷やすために水を送る装置が止まり、別の手段でも炉内に水を送ることができなくなくなりました。
このままの状態が続くと原子炉の中の圧力が高まり、危険な状態が続くとして、東京電力は原子力災害対策特別措置法に基づいて国に対し「緊急事態」を知らせる通報を午前6時前に行いました。
東京電力では、格納容器内の空気を外部に放出する作業に向けて準備を進め、午前8時41分に空気を放出したということです。
格納容器内の空気を放出する作業は12日、福島第一原発1号機で行われています。
この地震で、国に「緊急事態」を知らせる原子力災害対策特別措置法に基づく、いわゆる「15条通報」がこれまでに行われたのは、▽11日の福島第一原発1号機、2号機、▽また12日の福島第二原発の1号機と2号機、4号機で、今回の福島第一原発3号機は、6基目となります。

3月13日 9:55更新
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原発「炉心溶融」はレベル4
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/0400_s_level4.html

福島第一原子力発電所1号機で国内で初めて、原子炉内の核燃料が溶ける「炉心溶融」が起きたことについて、経済産業省の原子力安全・保安院は事態の深刻さを示す国際的な基準に照らして評価をした結果、12年前に、茨城県東海村で起きたJCO臨界事故と同じ「レベル4」にあたると判断しました。
原子力施設で起きた事故については、原子力安全・保安院が国際的な評価基準のINES=国際原子力・放射線事象評価尺度に基づいて事態の深刻さをレベル0から7までの8段階で評価することになっています。
12日、東京電力・福島第一原発の1号機で燃料のウランの核分裂でできるセシウムやヨウ素といった放射性物質が検出され、核燃料が高温となって溶け出す「炉心溶融」が国内で初めて起きたことについて原子力安全・保安院は、8段階のうち▽燃料の損傷や▽放射性物質の相当量の放出があった場合に相当する「レベル4」と判断しました。
この評価は、12年前に、茨城県東海村で起きたJCOウラン加工施設での臨界事故と同じレベルで、原子力安全・保安院は「地震が原因だとは言え、結果的に、燃料が溶け出すことになり、高いレベルの憂慮すべき事故だと考えている」と話しています。

3月13日 4:00更新
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ニュース画像 0312_2358_1gouki.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/img/0312_2358_1gouki.jpg
福島第一原発1号機 海水で冷却
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/0200_s_kaisui.html

東京電力の福島第一原子力発電所1号機では、国内で初めて核燃料が溶ける「炉心溶融」が起きたほか、放射性物質を含む空気の放出や建物の爆発が続きましたが、東京電力は、12日夜から原子炉を海水で冷やす異例の対応を取りました。
福島第一原発の1号機では、11日の自動停止のあと、原子炉を冷やせない状態が続き、12日は、ウラン燃料が核分裂して発生する「セシウム」や「ヨウ素」という放射性物質が周辺で検出され、国内で初めて核燃料が溶ける「炉心溶融」が起きました。
また、原子炉が入った格納容器の圧力が高くなっていたため、東京電力は、12日午後2時ごろから、格納容器内の放射性物質を含む空気を外部に放出したほか、原子炉のある建物が水素と酸素が結びついて爆発し、建物の壁が崩壊しました。
東京電力は、停電などで水で冷やす手段が容易に確保できないなかで、12日午後8時から、原子炉に海水を大量に入れて冷やすという異例の対応を取りました。
福島第一原発では、原子炉や格納容器が壊れることを防ぐため、自衛隊がポンプ車などを使って格納容器を海水で満たして冷却する作業を行いました。
作業は、再び核燃料が反応しないよう、中性子を吸収するホウ酸を入れて行われたということです。

3月13日 2:00更新
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関連ニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/kanren.html ←リンク切れ

3月13日の情報
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/kanren_0313.html ←リンク切れ

専門機関“健康被害のレベルでない”
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/1805_k_kenkohigai.html

福島第一原子力発電所周辺から避難した人の中に被ばくが確認された人がいることから、被ばく医療を担う放射線医学総合研究所は13日午後、会見を開き、「現段階では健康被害が出るほどの放射線の値ではないので、避難の指示を守って冷静に対応してほしい」と呼びかけました。
千葉市にある放射線医学総合研究所の辻井博彦理事は、会見で、福島第一原子力発電所の敷地の境界で計測されている放射線の値について「現時点では健康被害が出るほどの値ではない」と説明しました。
そのうえで、避難する途中に被ばくした住民についても「放射線量から考えると、医学的に問題が生じるような状況ではない」と話しました。
また、12日の1号機の爆発でけがをした作業員4人については、研究所から派遣している医師が、東京電力から聞き取った症状と情報から、被ばくに対する専門の治療は必要ないと判断したということです。
辻井理事は「今の段階では避難の指示が出ている10キロ、20キロに立ち入らなければ問題はなく、住民には冷静に対応してほしい」と呼びかけました。
研究所では13日午後、医師や看護師など17人を新たに現地に派遣し、福島県が進めている放射線量の測定や住民の被ばくの状況を把握する作業の支援に当たることにしています。

3月13日 18:05更新
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福島県 避難所で被ばく検査へ
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/1610_k_hibakukensa.html

東京電力の福島第一原子力発電所の近くにいた人の被ばくが12日から13日にかけて相次いで明らかになったことから、福島県では、住民の不安を取り除きたいとして、県内すべての避難所で検査を行うことになりました。
これは、13日午後2時すぎから開かれた福島県の対策会議で県の担当者が明らかにしました。
「スクリーニング」と呼ばれる簡単な検査を福島県内のすべての避難所で行うということで、希望があれば、避難した人以外でも検査を受けられるということです。
検査の結果、放射性物質を洗い落とす「除染」が必要なレベルの被ばくが確認された場合、シャワーを浴びてもらい、衣服は処分するということです。
福島県は、除染を行うための拠点をどこに設けるのかなど、現在、調整を進めています。
福島県は13日、新たに確認した19人を含め、これまでに22人の被ばくを確認していますが、いずれも健康状態に異常はないとしています。

3月13日 16:10更新
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“福島第一原発 避難範囲は当面維持”
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/1155_k_hinanhani.html

枝野官房長官は、13日に放送された「日曜討論」で、今回の地震を受けて、東京電力福島第一原子力発電所に大きな被害が出ていることについて「住民に生命や健康の被害が生じないような管理を全力で進めている」と述べ、当面、避難態勢を維持し、避難の期間については状況を見ながら対応したいという考えを示しました。
この中で枝野官房長官は、今回の地震で原子力発電所に大きな被害が出ていることについて「住民の皆さんに生命や健康の被害を及ぼさないよう、リスクをどう押さえ込むのかに総力を挙げている」と述べました。
そのうえで、枝野長官は、周辺住民の避難について「避難している人には、高齢者や病気の人もおり、できるだけ負担を小さくさせたいが、一方で万全を期さなければならない。現時点では、リスクの拡大を防止し、小さくしていく方向に向けて力を注いでおり、これからどれくらいの期間避難をしてもらうかの想定を言うのは早い。ただ、何とか住民に生命や健康の被害が生じないような管理を全力で進めている」と述べ、当面、避難態勢を維持し、避難の期間については状況を見ながら対応したいという考えを示しました。
また、枝野官房長官は、今回の地震を受けて、被災地の復旧や復興にかかる経費について、年度内は現在2000億円程度ある予備費で対応したいという考えを示しました。
このあと、与野党の政策責任者らによる討論では、原子力発電所に大きな被害が出ていることについて、各党から「不利な情報も含めて開示することが必要だ」といった意見や、「政府の情報開示は遅いうえ、透明性の面でも問題があるのではないか」といった指摘が出されました。
これに対し、民主党は「政府は、情報開示と提供をきちんと行うという基本原則に立って対応している。正確な情報が入るまでは、最悪の事態を想定した対応を取りながら、安全の確保と一刻も早い現状の把握に努めている」と述べ、理解を求めました。

3月13日 11:55更新
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避難者 新たに19人が被ばく
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/1125_k_19nin.html

福島県は、福島第一原子力発電所周辺から避難した人のうち、新たに19人が被ばくしたことを明らかにしました。
これは、13日朝に開かれた県の災害対策会議で県の担当者が報告しました。
この19人は、福島第一原子力発電所から半径20キロ以内にある双葉町にある双葉厚生病院にいたとみられる人たちで、避難先で検査を受けた133人のうち19人は、放射性物質を洗い落とす「除染」が必要なレベルの被ばくだったということで、県では健康状態に異常はないとしています。
今回の原子力災害でこれまでに放射線の被ばくが確認されているのは、▽福島県が発表したこの双葉厚生病院の患者3人と、▽原子力安全・保安院が発表した双葉町からバスで避難した住民9人ですが、この9人と双葉厚生病院の関係者が別々の人かどうかは分かっていません。

3月13日 11:25更新
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療養中 原発周辺に114人残る
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/1035_k_114nin.html

枝野官房長官は、13日午前8時すぎから行った記者会見で、福島第一原子力発電所から半径10キロ以内に病気で療養中の人たちなど114人が残っていることを明らかにし、「手当てをしつつ、早期に待避していただく段取りをつけている」と述べました。
福島第一原子力発電所の周辺では、避難指示の対象地域が半径10キロから半径20キロに広がったことを受けて、住民の避難が進んでいますが、13日午前8時すぎから会見を行った枝野官房長官は、13日朝の時点で病気で療養中の人を中心に114人が10キロ圏内に残っていることを明らかにしました。
そのうえで枝野官房長官は「医師の付き添いをはじめとして、病気の管理をしっかりしながら早期に待避していただく段取りをつけている」と述べました。

3月13日 10:35更新
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原発立地の自治体 “安全確保を”
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110313/0205_k_anzenkakuho.html

福島県の福島第一原子力発電所1号機で起きた事故を受けて、全国各地の原発のある自治体で作る協議会の代表者が、12日夜、経済産業省の原子力安全・保安院に対し、安全確保に万全を期すよう求める申し入れを行いました。申し入れを行ったのは、全国各地の原発のある自治体で作る協議会で、会長を務める福井県敦賀市の河瀬一治市長が、12日夜、原子力安全・保安院の寺坂信昭院長に申し入れを行いました。この中では、「住民に避難指示が出される事態は、原発のある自治体として大変強い衝撃を受けた」としたうえで、「速やかに原因の徹底解明や防災体制の強化を行い、住民の安全安心の確保や、原発の安全確保に万全を期すよう強く求める」としています。福井県敦賀市の河瀬市長は「全国の自治体が、同じ事故が起きないかと心配している。今後、原発の耐震安全性の向上に向けて、今回の事故を教訓として生かせるか、注意深く見守りたい」と話しています。

3月13日 2:05更新

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3月14日の情報
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/index_0314.html ←リンク切れ

3月14日のニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/index.html

“2号機爆発の可能性低い”
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/index.html

枝野官房長官は、14日夜の記者会見で、福島第一原子力発電所の1号機と3号機で相次いで水素爆発が起きたことを受けて、原子炉内を冷やす機能が十分でない2号機でも水素爆発が起きるかどうかについて触れました。
枝野長官は「2号機では建物に空気が通る状態が出来ているので、水素が発生しても大規模な爆発が起きる可能性は相当低いと報告を受けている」と述べました。
また、枝野長官は「2号機でも1号機や3号機と同様に燃料棒の破損が起きている可能性が高い。原発の周辺で放射線の量を計測して異常がないか監視していきたい」と述べました。

3月14日 22:35更新
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2号機 水位が半分にまで回復
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/2225_s_2goukisuii.html

東京電力福島第一原子力発電所2号機では、原子炉の水位が急激に下がって、一時、燃料棒がすべて露出した状態になりましたが、東京電力によりますと、海水を入れた結果、原子炉を冷やす水の高さは午後9時34分に燃料棒の上から2メートルの位置まで回復し、燃料棒の半分が水につかった状態になったということです。
福島第一原発2号機では、原子炉を冷却するすべての機能が失われて、原子炉の水位が急激に下がり、14日午後5時すぎ、核燃料の上の部分が露出し始めました。
このため、東京電力では、午後6時20分から原子炉に海水を入れる作業を始めましたが、燃料が切れてポンプが停止して海水が入らなくなり、原子炉の中にある燃料棒が、一時、すべて露出したということです。
原子力安全・保安院は記者会見で、燃料棒がすべて露出した時間は、「午後6時半から午後8時50分までの2時間20分にわたった」と述べました。
その後、燃料をポンプに入れ直した結果、海水が徐々に入り始め、午後9時34分、原子炉を冷やす水の高さが燃料棒の上から2メートルの位置まで回復し、燃料棒の半分が水につかった状態になったということです。
東京電力によりますと、海水を入れるポンプが停止したのは、職員が監視のためにその場を離れていた間にポンプの燃料が切れたためだということです。

3月14日 22:25更新
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2号機“炉心溶けた可能性”
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/2105_s_2goukiroshin.html

福島第一原子力発電所2号機で、原子炉の水位が急激に下がって、一時、燃料棒がすべて露出した可能性のあることが分かり、東京電力では「炉心が溶けた可能性も否定できない」としています。
経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、その後、海水が徐々に入り始めたということで、燃料が溶けるのを防ぐため海水の注入作業を急いでいます。
福島第一原発2号機では、原子炉を冷却するすべての機能が失われたとして、14日午後1時半すぎ、国に対し、法律に基づいて「緊急事態」を知らせる、いわゆる「15条通報」を行いました。
その後、原子炉の水位が急激に下がり、14日午後5時すぎ、核燃料が水面から80センチまで露出したということです。
このため、午後6時20分から原子炉に海水を入れる作業を始めましたが、海水が入っていることが確認できず、原子炉の中にある燃料棒が、一時、すべて露出した可能性があるということです。
東京電力では、「炉心が溶けた可能性も否定できない」としています。
東京電力によりますと、海水が注入できなかったのは、職員が監視のために、その場を離れていた間に海水を入れるポンプの燃料が切れて停止していたためだということです。
その後、燃料をポンプに入れ直した結果、海水が徐々に入り始めたということで、「いわゆる空だきの状態にはなっていない」としています。
東京電力では、燃料が溶けるのを防ぐため、引き続き、海水の注入作業を急いでいます。

3月14日 21:05更新
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2号機 核燃料が水面から露出
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/1910_s_2goukinenryou.html

原子炉を冷却させる機能がすべて失われた福島第一原子力発電所2号機で、原子炉の水位が急激に下がり、14日午後5時すぎ、核燃料が水面から露出し始めたということです。
東京電力では、1号機と3号機で起きたとみられる水素爆発につながるおそれがあるとして、原子炉に海水を入れるなど冷却作業を急いでいます。
福島第一原発の2号機は、蒸気を使って動く装置を用いて水を循環させ、原子炉の冷却を続けてきましたが、周囲の温度が高くなり、冷やすことができなくなりました。
このため東京電力は、すべての冷却機能が失われたとして、午後1時半すぎ、国に対し法律に基づいて「緊急事態」を知らせる、いわゆる「15条通報」を行いました。
東京電力によりますと、その後、原子炉を冷やす水の高さが急激に下がり、午後5時すぎに燃料棒が水面に露出し始めたということです。
このため東京電力では、海水を入れて原子炉を冷やす作業を急ぐとともに、1号機や3号機で起きたとみられる水素爆発が2号機でも発生するおそれがあるとして、原子炉建屋の壁に穴を開けて水素を外に逃がす対策などを検討しています。

3月14日 19:10更新
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福島第一原発2号機 海水入れ冷却
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/1705_s_2goukikaisui.html

福島県の福島第一原子力発電所の2号機で、水を循環させて原子炉を冷却させる機能がすべて失われたことから、東京電力は、原子力災害対策特別措置法に基づいて、国に対し「緊急事態」を知らせるいわゆる「15条通報」を行うとともに、原子炉を冷やすために海水を入れ始めました。
福島第一原発の2号機では、蒸気を使って動く装置を用いて水を循環させ、原子炉の冷却を続けてきましたが、周囲の温度が高くなり、冷やすことができなくなりました。
このため東京電力は、すべての冷却機能が失われたとして、午後1時半すぎ、国に対し法律に基づいて「緊急事態」を知らせるいわゆる「15条通報」を行いました。
東京電力によりますと、原子炉を冷やす水の高さは徐々に下がっていて、午後3時現在、原子炉の水の高さは、燃料棒が水面に露出するまで残り1.2メートルにまで低下しています。
東京電力は、午後4時半すぎに、原子炉を冷やすため、1号機や3号機と同じように海水を入れ始めました。
福島第一原発では、1号機や3号機で起きている水素爆発が2号機でも発生するおそれがあるとして、今後、原子炉建屋の壁に穴を開けて水素を外に逃がす具体的な安全を確保する方法を検討しています。

3月14日 17:05更新
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福島第一原発2号機 冷却機能失われる
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/1705_s_2gouki.html

経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、東京電力の福島第一原子力発電所2号機で、水を循環させて原子炉を冷却させる機能が午後1時25分にすべて失われたことが分かりました。
このため、東京電力は午後1時半すぎ、原子力災害対策特別措置法に基づいて国に対し「緊急事態」を知らせる、いわゆる「15条通報」を行うとともに、原子炉を冷やすために海水を入れる準備を始めたということです。
2号機では、蒸気を使って水を循環させ原子炉の冷却を続けてきましたが、周囲の温度が高くなり、冷やすことができなくなったということです。
このため東京電力は、すべての冷却機能が失われたとして、午後1時半すぎ、法律に基づいて国に対し「緊急事態」を知らせる、いわゆる「15条通報」を行いました。東京電力によりますと、原子炉を冷やす水の高さは徐々に下がっているということで、午後3時現在、原子炉の中の水は、燃料棒が水面に露出するまで高さ1.2メートルになっているということです。
東京電力では原子炉を冷やすため、1号機や3号機と同じように原子炉に海水を入れる準備を始めたということです。
さらに、今後、2号機でも、1号機や3号機と同じように水素爆発が起きるおそれがあるとして、原子炉建屋の壁に穴を開けて水素を外に逃がすなどの安全を確保する方法を検討しています。

3月14日 17:05更新
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ニュース画像(1分48秒) 0314_1140_bakuhatsu.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/movie/chapter_07.html
3号機 水素爆発で11人けが
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/1615_s_3goukibakuhatsu.html

14日午前11時すぎ、東京電力福島第一原子力発電所3号機で爆発が起きて、原発の作業員と自衛隊員のあわせて11人がけがをしました。
経済産業省原子力安全・保安院では、おとといの1号機に続いて水素爆発が起きたとみて、原発から半径20キロの中に残っているおよそ600人の住民に対して屋内退避を指示しました。
これまでのところ、敷地周辺の放射線の値に異常な上昇はなく、原子炉を覆う格納容器の健全性は保たれているとみられます。
14日午前11時1分、福島第一原発3号機から爆発音がして大量の煙が上がり、原子炉建屋のコンクリートでできた壁が吹き飛びました。
経済産業省原子力安全・保安院は、12日の1号機に続いて水素爆発が起きたものとみています。
この爆発で、東京電力の社員4人と、協力会社の従業員3人、それに3号機の原子炉に水を入れる作業をしていた自衛隊員4人のあわせて11人がけがをしました。
東京電力の関係の7人は、いずれも意識があり、自衛隊員の4人は命に別状はないということです。
原子力安全・保安院によりますと、当時、福島第一原発から半径20キロの中には、病院や施設などにおよそ600人の住民が残っていたとみられ、これらの住民に対し、できるだけ早く建物の中に入るよう屋内退避を指示しました。
このうちのおよそ100人は、20キロの外に避難するために施設を出たということで、残るおよそ500人についても圏外に避難させるかどうか検討しています。
枝野官房長官は、記者会見で「3号機の格納容器は爆発のあとも内部の圧力が保たれているほか、施設周辺で観測された放射線の値も比較的低いことを考えると爆発によって放射性物質が外部に大量に出ていることは考えにくく、格納容器の健全性は保たれている」と説明しました。
福島第一原発3号機では、原子炉を冷やす水の水位が下がり、燃料棒が全体の半分ほど水面の上に露出したため、水蒸気と反応して水素が大量に発生したことが分かっており、水素爆発の起きることが心配されていました。

3月14日 16:15更新
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官房長官 “格納容器健全性保つ”
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/1255_s_kakunouyouki.html

枝野官房長官は、会見で、「福島第一原子力発電所3号機の格納容器は、爆発のあとも内部の圧力が保たれているほか、爆発のあと、施設の周辺で観測された放射線の値が20マイクロシーベルトから50マイクロシーベルト程度で、比較的低いことを考えると、爆発によって放射性物質が外部に大量に出ていることは考えにくく、格納容器の健全性は保たれている」と説明しました。

3月14日 12:55更新
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福島第一原発 一時作業員屋内退避
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/1110_s_1gen_taihi.html

経済産業省の原子力安全・保安院は、14日午前9時半ごろから記者会見し、福島第一原子力発電所3号機で午前7時前に原子炉格納容器の圧力が上昇し、屋外にいた作業員が屋内に退避したことを明らかにしました。
その後、圧力が下がって作業を再開したということです。
原子力安全・保安院によりますと、14日午前6時50分ごろ、福島第一原発3号機の格納容器の中の圧力が設計上の上限値まで上がったということで、放射性物質を含む空気を外部に放出することを検討し、屋外で作業していた作業員が一時、屋内に退避したということです。
その後、圧力は下がり始めたことから作業を再開したということです。
3号機では、原子炉を冷やすために海水を注ぎ込む作業が行われていましたが、ポンプのトラブルで一時中断したということで、原子力安全・保安院は、注水を再開したことが圧力の上昇につながったものとみています。
一方、福島第一原発では、14日午前2時20分ごろに正門付近で測定した放射線の量が751マイクロシーベルトを計測したのに続いて、その20分後には敷地の北側での値が650マイクロシーベルトとなり、「緊急事態」を定める国の基準、500マイクロシーベルトを超え、東京電力が国に通報しました。
これについて原子力安全・保安院は、注水を一時、中止したことで、原子炉が冷やせなくなって結果的に放射線の量が上がったものとみて調べています。

3月14日 11:10更新
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福島第二原発 2基で冷却機能回復
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/0900_s_2gen_kaifuku.html

福島第二原子力発電所の3基の原子炉では、内部を冷やす機能が十分に確保できない状態が続いていましたが、このうち1号機と2号機は、14日朝までに冷却機能が回復し、東京電力は残る1基の復旧作業を急いでいます。
福島第二原発の1号機と2号機、それに4号機では、海水をくみ上げて原子炉内の水を冷やすポンプが津波の影響で動かなくなり、原子炉が入っている格納容器内部の圧力が上昇傾向にありました。
このため、東京電力がポンプを動かすモーターを交換するなど復旧作業を進めた結果、1号機は午前3時前、2号機は午前7時すぎにそれぞれ冷却機能が回復し、このうち1号機では格納容器内部の圧力も下がり始めたということです。
東京電力は、1号機と2号機の原子炉の冷却を進めるとともに、4号機についても14日中の復旧を目指して作業を進めることにしています。

3月14日 9:00更新
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ニュース画像(4分16秒) 0314_0940_kaisetu.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/movie/chapter_06.html
福島第一原発 緊急事態の通報
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/0820_s_kinkyuutsuuhou.html

福島県にある福島第一原子力発電所について、東京電力は、敷地周辺で測定した放射線量が、14日午前2時半ごろに国の基準を2か所で上回ったとして、原子力災害対策特別措置法に基づいて、国に対し「緊急事態」を知らせる、いわゆる「15条通報」を行いました。
放射線量は、その後、国の基準を下回っているということです。
福島第一原子力発電所では、福島第一原発の敷地周辺のうち、▽正門付近で14日午前2時20分に751.2マイクロシーベルトを、▽また敷地の北側で午前2時40分に650マイクロシーベルトを観測しました。
原子力災害対策特別措置法に基づいて、国に対し「緊急事態」を知らせる、いわゆる「15条通報」の基準は1時間に500マイクロシーベルトで、東京電力は午前5時前に国に対し「15条通報」を行いました。
放射線量は、その後、▽正門付近では午前4時に10.1マイクロシーベルトに下がり、▽敷地の北側では午前5時に400マイクロシーベルトに下がり、いずれも基準を下回ったということです。
福島第一原発で放射線量が国の基準を上回り、15条通報が行われたのは、12日午後4時すぎに1015マイクロシーベルを観測して以来、今回が4度目です。
東京電力は「今回放射線量が上がった理由は分からない。爆発など目立った事故は起きていない」と話しています。

3月14日 8:20更新
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福島の原発 安全確保めど立たず
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/0300_s_fukushimagenpatsu.html

福島県にある東京電力の福島第一原子力発電所と福島第二原子力発電所では、多くの原子炉で、原子炉を冷やす機能が十分に確保できなくなっているため、冷却機能を回復させる作業が続いていますが、地震の発生から4日目を迎えた14日も安全を確保するめどは立っていません。
このうち、福島第一原発の3号機では、原子炉を冷やす水の水位が13日午後以降下がりはじめ、午後7時前でも、燃料棒が全体の半分ほどに当たる2.2メートルほど水面の上に露出していて、燃料が溶けた可能性があるということです。
このため、大量に水素が発生して原子炉建屋の上部にたまり、12日の1号機と同じように、3号機の原子炉建屋でも、今後、水素爆発が起きる可能性があるとしています。
しかし、原子炉やそれを覆う格納容器は、万一、爆発が起きても衝撃に耐えられるとしていて、東京電力は水素を取り除く方法がないか検討しています。また、3号機では、格納容器の圧力を下げるため、13日午前8時40分すぎに容器内の空気を抜きましたが、午後になって空気を抜くための弁が閉じてしまい、圧力が再び上がり始めていました。
しかし、その後の復旧作業で、13日午後9時すぎに弁が再び開いたことが確認されたということです。
一方、爆発が起きた1号機は、安全を確保するため、原子炉とそれを覆う格納容器の中に海水を満たす作業が続けられています。
しかし、13日夜の段階でも、原子炉の中で燃料棒が1メートル70センチほど露出しているとみられ、海水を流し込んで冷やす作業を続けています。
さらに、2号機では、原子炉内の水の高さが通常よりも低い状態ですが、水面より上に露出する状態にはなっていません。
格納容器内の圧力は通常より高い状態で、東京電力は、圧力を下げるために発電する電源車をつないで回復しようとしていますが、うまくいかず、今後、容器の空気を抜いたり、海水を使って冷却したりすることも検討しています。
一方、福島第二原発については、1号機と2号機、4号機で、原子炉を冷やすために海水をくみ上げるポンプが津波の影響で動かなくなり、十分な冷却機能が確保できなくなっています。
このため、東京電力は、14日の朝にかけて、1号機のポンプを動かすモーターを交換したあと、2号機と4号機でも、順次、同じ作業を行い、冷却機能の回復を図りたいとしています。
地震の発生から4日目を迎えた14日も、原子炉を完全に止めて安全を確保するめどは立っておらず、東京電力は復旧作業を急いでいます。

3月14日 3:00更新
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保安院 3号機の圧力高くない
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/0000_s_3goukiatsuryoku.html

経済産業省の原子力安全・保安院は、13日午後11時半ごろから記者会見を開きました。
それによりますと、福島第一原子力発電所3号機では、原子炉内の水面が最大で燃料棒の2.2メートル下まで下がり、燃料棒の半分程度しか水につかっていないということですが、これまでのところ、原子炉内の圧力はそれほど高くはないとしています。
また、原子炉格納容器の内部の圧力を下げるための弁が、一時、閉じてしまい、圧力が下がらない状態になったということですが、復旧作業の結果、午後9時すぎに再び弁が開き、容器内の圧力を下げられる状態になったとみられるとしています。
3号機では、原子炉内の温度を下げるため海水の注入が続けられているということです。
一方、13日は、避難した住民およそ100人を対象に、放射線の量の測定や、体や服に付いた放射性物質を洗い流す「除染」が行われたということです。
原子力安全・保安院は、福島第一原発の周辺の放射線量は、今のところ健康への影響を与えるような水準ではないとしています。

3月14日 0:00更新
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関連ニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/kanren.html ←リンク切れ

3月14日の情報
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/kanren_0314.html ←リンク切れ

放射性物質 除染基準引き上げ
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/1930_k_josenkijun.html

地震や津波のあと原子力発電所のトラブルが相次いでいる事態を受けて、福島県は一定以上の放射性物質が体に付いた住民を対象に全身を洗う除染を行っていますが、対象が多すぎるなどとして、14日から基準を引き上げました。
福島県は、今回の事態を受けて住民一人一人の体などに付いた放射性物質が出す放射線を測定器で測ったうえで、放射線の量が1分当たり1万3000カウントを超える人を対象に、水で全身を洗い流す除染を行っていて、13日までに少なくとも22人が除染を受けています。
これに対して、放射線の専門家からは「現在の基準では対象者が多くなりすぎて作業が進まない」といった意見が出され、福島県は14日から、除染を行う基準を7倍余り高い10万カウントに引き上げました。
そのうえで、除染を行う施設を二本松市の男女共生センターに加えて、郡山市など2カ所に新たに設けることにしています。
これによって、除染を受ける対象が絞り込まれることになりますが、福島県では「基準を引き上げても、健康への影響はまずないが、基準を下回った人でも必要に応じて体をぬれた布でぬぐうなどの対応は取りたい」と話しています。

3月14日 19:30更新
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米空母乗員 放射性物質に汚染
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/1906_k_americagun.html

アメリカ軍は、仙台近郊で救援活動に当たっていた空母艦載のヘリコプターの乗組員17人が、低レベルの放射性物質に汚染されたことが分かったと発表しました。
この汚染による被ばく量は、最大でも日常生活で浴びる放射線の1か月分に満たないとしていますが、アメリカ軍では、放射性物質が福島第一原発から放出されたものとみて、艦船を原発の風下から移動させました。
アメリカ海軍の第7艦隊によりますと、放射性物質が検出されたのは、原子力空母「ロナルド・レーガン」艦載のヘリコプターの乗組員17人です。
乗組員は、3機のヘリコプターに分乗して、仙台近郊での救援活動に当たっていましたが、空母に戻ったあとの簡易検査で、低レベルの放射性物質に汚染されていることが分かったということです。
また、ヘリコプターからも、同様の低レベルの放射性物質が検出されたということです。
この汚染による被ばく量は、「最大でも日常生活で浴びる放射線のおよそ1か月分に満たない」としており、せっけんと水で洗い流したところ、その後の検査では放射性物質は検出されなかったということです。
アメリカ軍では、放射性物質は、12日に1号機の原子炉建屋で爆発が起きるなどした福島第一原子力発電所から放出されたものとみて、予防的な措置として、福島第一原発の北東およそ160キロの海域にいた空母などの艦船を原発の風下から移動させました。

3月14日 19:06更新
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福島第一原発 10キロ内に80人残る
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/1840_k_10kmni80nin.html

警察庁によりますと、福島第一原子力発電所から半径10キロ以内には、午後1時の時点で、病気で入院している人を中心に80人が残っていることが分かりました。
移動するには医師や看護師の付き添いが必要な人が多いということで、自衛隊のヘリコプターを使って搬送することにしています。
また、半径10キロから20キロの範囲では360人が依然として残っており、自治体などがバスを出して避難を急ぐよう呼びかけています。

3月14日 18:40更新
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201103143月14日のNHKニュースページです。「福島第一原発周辺 南寄りの弱い風」のニュースが消されてます。

↓4月4日に、その日までのニュースを徹底採録・PC保存した時には特定日付のページは複数のニュースが一覧でした。このエントリーを書くにあたり右サイドにあるカレンダーの日付クリックで個別ページに飛ぶように変更されたのに気がつきました。ではと言う事で下記ニュースのURLをとろうとしたら、下記ニュースが消されてます。固定URLを取れませんでした。ただし、検索で探したら、表題の頭の「福島」がなくて更新時間が2分遅いですが、全文同じの記事採録が阿修羅コメントにありました。しかし、紹介のURL先ではやはり「エラー ページを表示でき ませんでした。The page you requested could not be accessed.」で記事が消されています。

福島第一原発周辺 南寄りの弱い風
↑あとで取ろうとしたら、URLとれず。

気象庁によりますと、東京電力の福島第一原子力発電所周辺の風向きは午前11時現在、南寄りの弱い風が吹いているとみられます。
気象庁によりますと、福島第一原子力発電所の周辺にある観測点では、地震のあと観測データが入らず、風向きや風の強さなどが観測できない状態が続いていますが、福島第一原発から南におよそ50キロ離れた福島県いわき市の小名浜では午前11時半現在、3メートルの南風が吹き、北におよそ50キロ離れた仙台市では、7メートルの西風が吹いています。
こうした気象条件などから、原子力発電所の周辺では午前11時半現在、弱い南寄りの風が吹いているとみられ、このあとも南寄りの2メートルから3メートル前後の風が吹くと予想されています。

3月14日 11:55更新
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福島第一原発周辺 615人避難できず
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110314/1050_k_615ninhinandekizu.html

避難指示が出ている東京電力の福島第一原子力発電所の周辺にある福島県浪江町など3つの市と町では、14日午前10時現在、介護施設や病院など5か所のあわせて615人の住民が今も避難できずにいることが福島県の調査で分かりました。
福島県によりますと、避難指示の対象地域になっている浪江町では、介護施設「オンフール双葉」で入所者のお年寄りと職員、あわせて279人が、また「西病院」では75人が避難できずにいるということです。
このほか大熊町では、介護施設に100人、「双葉病院」に80人、また、南相馬市の小高赤坂病院に81人が取り残され、県によりますと、避難指示の対象地域にいる3つの市と町では、午前10時現在、あわせて615人が避難できずにいるということです。
取り残された人たちは、現在、自衛隊によって救助中ですが、救助されしだい、南相馬市の相双保健所で被ばくしていないかどうか線量計を使って検査するということです。

3月14日 10:50更新

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知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/08

5・7原発やめろ! 渋谷 超巨大サウンドデモ。

 次回の「素人の乱の原発やめろデモは、6月11日全国同時超巨大デモ」です。

 後ろで、救援連絡センターの投稿欄にあった、HN「南十字星」さんのデモ・レポートがなかなか読みごたえがあったのでご紹介します。また、そのレポート中で紹介されていた、デモの最後に歌われたという斉藤和義氏作詞作曲の「ずっとウソだった」の動画と歌詞、そして到着時に駅前ロータリーに流れたという、エリック・クラプトンの「チェンジ・ザ・ワールド」もご紹介しておきました

 

1 記録映画 5・7原発やめろ! 渋谷 超巨大サウンドデモ
http://www.youtube.com/watch?v=dAlWm9hffkI

ほぼ音楽だけ。

 

2 記録映画 5・7原発やめろ! 渋谷 超巨大サウンドデモ
http://www.youtube.com/watch?v=vaybHL7P2k4

 

3 記録映画 5・7原発やめろ! 渋谷 超巨大サウンドデモ
http://www.youtube.com/watch?v=0sCdtc7GsME

 

4 記録映画 5・7原発やめろ! 渋谷 超巨大サウンドデモ
http://www.youtube.com/watch?v=K9UDdEjSJ5Q

高尾山の天狗が登場。

 

5 記録映画 5・7原発やめろ! 渋谷 超巨大サウンドデモ
http://www.youtube.com/watch?v=Gdd6HoU2Ut8

 

6 記録映画 5・7原発やめろ! 渋谷 超巨大サウンドデモ
http://www.youtube.com/watch?v=GiAevEya0c4

 

7 記録映画 5・7原発やめろ! 渋谷 超巨大サウンドデモ
http://www.youtube.com/watch?v=ysMbWo-E8cI

1分40秒あたりからかなりリズミカルな感じ。サウンドをタップリ楽しめます。

 

8 記録映画 5・7原発やめろ! 渋谷2万人デモ
http://www.youtube.com/watch?v=L0nSo7QmY9E

 

9 記録映画 5・7原発やめろ! 夜の渋谷2万人デモ
http://www.youtube.com/watch?v=_b_-xaEE80Y

 

10 記録映画 5・7原発やめろ! 夜の渋谷2万人デモ
http://www.youtube.com/watch?v=z48zlJ_OmSU

 

11 記録映画 5・7原発やめろ! 夜の渋谷2万人デモ
http://www.youtube.com/watch?v=hNzbqTr2hQ8

始めのところで、「出発したデモは既に6時間」の字幕。

記録映画2011年5月7日渋谷
原発やめろ!超巨大サウンドデモ
夜の渋谷の街は2万人のデモに
午後3時に代々木公園から出発したデモはすでに6時間を経過していた

 

12 記録映画 5・7原発やめろ! 夜の渋谷2万人デモ
http://www.youtube.com/watch?v=4_2EP0bRIWk

SOBA:以下の字幕が
(最初のところで)
夜の渋谷2万人のデモ

(最後のところで)
原発やめろ!超巨大サウンドデモ

記録映画2011年5月7日渋谷1から12
日本の脱原発デモを全世界に発信するためにアップロードいたしました
ご視聴ありがとうございました

素人の乱の原発やめろデモ次は
6月11日全国同時超巨大デモを呼びかけ

 

※追加:デモの最後で歌われた斉藤和義作詞作曲の「ずっとウソだった」です。斉藤和義氏自身が歌う映像はこちら

【原発反対】ずっとウソだった×厚生労働省パンフレット【斉藤和義】
by gundar2
http://www.youtube.com/watch?v=4JVJs8sG5A4&fmt=18

作詞作曲:斉藤和義
「ずっとウソだった」

この国を 歩けば 原発が54基
教科書も CMも 言ってたよ 安全です

俺たちを 騙して 言い訳は 「想定外」
懐かしい あの空 くすぐったい 黒い雨

ずっとウソだったんだぜ やっぱバレてしまったな
ほんとウソだったんだぜ 原子力は安全です
ずっと嘘だったんだぜ ほうれん草食いてぇなあ
ほんと嘘だったんだぜ 気づいてたろうこの事態
風に舞う放射能はもう止められない
何人が被爆すれば気がついてくれるの この国の政府

この街を 離れて うまい水 見つけたかい?
教えてよ やっぱいいや もうどこも 逃げ場はない

間奏

ずっとクソだったんだぜ 東電も北電も 中電も九電も もう夢ばかり見てないけど
ずっとクソだったんだぜ それでも続ける気だ
ほんとクソだったんだぜ 何かがしたいこの気持ち

ずっと嘘だったんだぜ ほんとクソだったんだぜ

 

 以下、到着時に駅前ロータリーに流れたという、エリック・クラプトンの「チェンジ・ザ・ワールド」です。前奏が少し長いですがメロディラインに入れば誰でも聞いたことのある、知っている曲と気がつくはずです。

Eric Clapton - Change The World (Live Video Version)
http://www.youtube.com/watch?v=kntzQiaFzOQ&fmt=18

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 右下サイドエリアにリンクをはっている、お散歩先リスト中、救援連絡センターに、HN「南十字星」さんという方のデモのレポート投稿がありました。なかなか優れたレポートと思いましたので、資料として採録しておきます。なお採録にあたり読みやすいように段落分けしました。(この方、描写力、筆力があるのに段落分けがなくてもったいないと思いました。少しだけ文章の基本を身につければプロの記者としてもやっていけるかも、。取り敢えず、ブログを始めることをお勧めしたいです。)

4・10高円寺超巨大デモに想定外の一万五千人!
http://qc.sanpal.co.jp/info/1206/

2011年5月10日 @ 5:21 PM shaco コメントなし

 トンデモないことがおこってしまった。高円寺の「素人の乱」主催の反原発デモに、デモ申請の人数をはるかに上回る15000人集まってしまったのだ。これ程まで人数が集まり、かつはじめてデモに参加した人々が多く、表現が多様なデモは、ここ近年まれに見るものであっただろう。主催側・警察側も全く予期していない事態だったことは間違いない。新しい時代の流れを印象付ける重要な1日となった、このデモのレポートをしたい。

 高円寺南口の集合地点の公園はあまりの人の多さに入りきらず歩道にも人が溢れ、主催側の誘導も警察も人手が足りず混乱状態。見渡せばツイッターで参加を呼びかけていた著名人の顔触れや、どこからともなく聞こえてくるドラムの音、待ち合わせる人たちの群れ、様々なプラカードを掲げる公園内の人々、次のデモのビラ配り、ベビーカーを押した母親、海外メディア、ピエロなど、公園内外が既に凄いことになっていて、さらに次から次へとノンストップで押し寄せる大量の人たちにデモ経験者も度肝を抜かれたことだろう。予定時間も少し延びたところで出発、デモの最後尾が公園を出たのは先頭が出発してから2時間後のことだったという。

 今回のデモの参加者は若い世代が中心で特にはじめてのデモ参加者が多かった。というのもやはり中東の革命の波と同じく、ネットの波及によって変革を望む若者が集結するという時代の特徴が日本にも当てはまると言うことが証明されたのだ。重ねて「サウンドデモ」という形態のデモであったことも、このデモに若者が集まった特徴だろう。サウンドカー2台を使いDJとバンド演奏が歩行者を盛り上げ、その他仮装した人たちや楽器隊なども場をにぎやかし、このような多様性も今までのデモの様相とは明らかに違うことは多くのネット上の映像や写真が物語っている。歩道はデモ参加者か見物人なのか分からない人々で溢れ、明らかに人不足の警察たちはどうしようもできず、青梅街道の十字路は信号機能停止にさえなった。

 菜の花片手に持つ女性や、ギターを弾き歌いながら歩くグループもいて、端から見ていて全く飽きなかった。もちろん若者だけではなく、老いも若きも赤ちゃんもいた。

 ネットの呼びかけを中心に集まった有象無象の若い世代が、慣れない「デモ」という状況を思い思いの仕方で、楽しみ、表現し、歩いたこのデモで重要だったのは、もちろん反原発という「政治的」(意味のないレッテルだが)キーワードに、若者がこの人数集まったという日本の現代史的な意味、そしてデモ参加者自身が今回の原発事故で抱えていた不安や「反・脱原発と思っているのは自分だけなのだろうか…」という居心地の悪さを一気に払拭したということがあり、特に後者は今回のデモの大きな意義だったのではないだろうか。連日のメディア報道や御用ジャーナリスト・芸能人の発言に辟易していた人たちのだれもが、このデモで解放感を得たはずだ。そして被災地以外の人間は「楽しんではいけない」といったような自粛ムードの中で、多くの人たちと交流し、出会い、自分の思いを話し、主張し、表現することが、どれだけ重要なことであるか。今回のデモを映像でみた人の中には、「若者のただの自己満足じゃないか」と言う人もいる。

 しかし、この窮屈な社会の中で、そして大震災・原発事故後の状況の中で、ひとりひとりがなぜ楽しんで、満足してはいけないのだろう。その溜まりたまったものが爆発する契機として、4・10があったのかもしれない。そこに著名な芸能人やミュージシャン、DJなどの広い支持や賛同、ネット拡散の相乗効果で起きた現象だった。すべてのタイミングはバッチリだった。

 最後の隊列が終着点の高円寺駅に到着したのは夜の7時を回っていた。終着点高円寺駅北口のロータリーは人の群れで埋め尽くされ、最後の隊列のサウンドカーがYOUTUBEで話題沸騰の斉藤和義の「ずっとウソだったんだね」を大音量で流し大合唱状態のまま駅に流れ込んだ。エリック・クラプトンの「チェンジ・ザ・ワールド」が駅前ロータリー前に到着した瞬間流れた時は言いようのない一体感を人々は味わっただろう。高円寺阿波踊りよりも駅前が人でごった返すのを見るのは初めてだという住民もいた。

 学生運動の失敗から立ち上がることが出来ていなかった70年代以降の日本社会においてひとつのターニングポイントとなる出来事だったと、このデモはこれからも評価されることになるだろうと思う。様々な考察や議論がこのデモで対してすでになされているが、ひとつひとつの議論をこれからの土台とし、生かして行けるとよいのではないだろうか。

 いま原発関連のデモや東電前の行動は絶え間なく企画されている。表現の仕方の違いはあろうとも、世代を越えて多様性を認め合いながら、様々な行動は協調してなされていくべきだと感じた。

 次の大規模なデモは6月11日の同時多発デモ。老いも若きも集まれ!
(南十字星)

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】5月7日分

※関連:NHKは「東京電力 福島第一原発事故関連ニュース」をどう伝えたか。(5月分エントリーのまとめリンク)

 以下、東日本大震災関連リンク福島第一原発関連ニュース の採録です。

※SOBA:「ニュース画像」と言うのは画像と動画がありました。*.jpgとその下のURLは採録した画像の僕自身のメモです。「ニュース画像」中、動画については(何分何秒)と時間を書いておきました。URLをクリックすると別窓が開いて動画を見ることができます。

 

5月7日のニュース

1号機建屋入り口の扉開放へ(5月7日 20:45更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110507/index.html

放射性物質に汚染された空気の浄化が続けられている東京電力福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋では、早ければ8日にも冷却機能回復に向けた作業を本格化させるため、建屋の入り口を開けた状態にする予定です。
東京電力は、微量の放射性物質が漏れ出すと予想されるものの周辺の環境への影響はほとんどないとしています。
東京電力は、福島第一原発1号機の原子炉建屋で、5日の午後4時半ごろから空気を浄化する装置を動かして、中の空気から放射性物質を取り除いて再び建屋に戻しています。
空気中の放射性物質の濃度は、6日の午前中から低下し、7日午前3時18分には放射性のセシウムで1立方センチメートル当たりおよそ0.001ベクレルと、東京電力が目標としている値の10分の1程度に下がっているということです。
東京電力は、引き続き浄化装置を動かし、放射性物質の濃度をできるだけ下げたうえで、早ければ8日午後にも冷却機能回復に向けた作業を本格化させるため、建屋の入り口の扉を開けた状態にすることにしています。
東京電力は微量の放射性物質が漏れ出すと予想されるものの周辺の環境への影響はほとんどないとしていますが、福島県や経済産業省の原子力安全・保安院などに事前に連絡するとしています。
そして、作業員が建屋の中に入り、格納容器を水で満たす「冠水措置」に必要な水位計の設置や、そのあとの「循環型の冷却システム」の実現に向けた配管の点検といった作業を本格化させたいとしています。
一方、福島第一原発3号機では、原子炉の温度が徐々に上がる傾向にあり、圧力容器の底の部分では、7日午前11時には150.3度と、この10日間ほどでおよそ40度上昇しており、東京電力は、原子炉への注水量が減っているためではないかとみて、近く別の配管に切り替えることにしています。
切り替えにはタービン建屋での作業が必要ですが、ここには2号機から高濃度の汚染水を集中廃棄物処理施設へ移送するホースが通っていて、東京電力は作業員の被ばくを避けるため、7日、移送を一時、中断して配管の点検などを行いました。

5月7日のニュース一覧

1号機建屋入り口の扉開放へ(5月7日 20:45更新)
海水の放射性物質 2号機付近で上回る(5月7日 22:18更新)
7日の放射線量 ほぼ横ばい(5月7日 20:45更新)
一時帰宅 川内村と葛尾村で(5月7日 15:05更新)
1号機 8日にも作業員が建屋に(5月7日 12:45更新)

 

海水の放射性物質 2号機付近で上回る(5月7日 22:18更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110507/2018_kaisui.html

東京電力福島第一原子力発電所周辺の海水の調査で、2号機の取水口付近で6日に検出された放射性のヨウ素の濃度は国の基準の250倍で、5日を僅かに上回りましたが、東京電力は「若干の変動はあるものの、低い水準で安定してきており、引き続き監視したい」としています。
東京電力によりますと、福島第一原発の2号機の取水口付近で6日朝に採取した海水から、1cc当たり9.8ベクレルのヨウ素131が検出されました。
ここは、「ピット」と呼ばれる施設から高濃度の汚染水が流れ込んでいた場所で、調査を始めた先月2日には国の基準の750万倍のヨウ素131が検出されました。
そのあと、5日は基準の240倍と、これまでで最も低くなりましたが、6日は基準の250倍と、僅かに上昇しました。
このほか、原発の沿岸と沖合の合わせて21の調査地点で検出された放射性物質の濃度は、沿岸の3か所を除く多くの所で基準を下回りました。
また、文部科学省が福島県と茨城県の沖合の合わせて13の地点で5日に行った調査でも、放射性物質の濃度はいずれも基準を下回りました。
東京電力は「放射性物質の濃度は若干の変動はあるものの、低い水準で安定してきており、引き続き監視したい」としています。

 

7日の放射線量 ほぼ横ばい(5月7日 20:45更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110507/2045_houshasen.html

7日午後3時までに各都道府県が観測した屋外の放射線量は、ほとんどの地点でほぼ横ばいの状態が続いています。
7日午前0時から午後3時までの観測によりますと、福島県内では、福島第一原子力発電所から北西に65キロほど離れた福島市で、午前4時に1時間当たり1.63マイクロシーベルト、郡山市では、午前1時などに1時間当たり1.55マイクロシーベルトでした。
また、南相馬市では午前8時に1時間当たり0.56マイクロシーベルト、白河市では午前8時に1時間当たり0.62マイクロシーベルト、いわき市では、正午に1時間当たり0.27マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い放射線量を観測しました。
茨城県内では、北茨城市で午前11時に1時間当たり0.2マイクロシーベルト、水戸市で午後2時20分に1時間当たり0.1マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い放射線量を観測しました。
宮城県内では、仙台市で正午に1時間当たり0.07マイクロシーベルトと通常よりやや高い数値を観測しました。
このほか、神奈川県の川崎市、横須賀市、千葉県市原市でも通常よりやや高い数値を観測しました。
しかし、ほとんどの地点で放射線量はほぼ横ばいの状態が続いていて、各都道府県は、これらの数値の放射線を浴びたとしても健康に影響が出るレベルではないとしています。
このほか、札幌市、青森市、秋田市、盛岡市、山形市、宇都宮市、前橋市、さいたま市、新潟県の新潟市、柏崎市、東京・新宿区、神奈川県の茅ヶ崎市、甲府市、長野市、静岡市では、引き続き通常より高い放射線量は観測されていません。

 

一時帰宅 川内村と葛尾村で(5月7日 15:05更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110507/1505_ichijikitaku.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、立ち入りが禁止された警戒区域の住民の一時帰宅について、政府は今月10日に福島県川内村で、また12日には葛尾村で実施することを決め、7日、それぞれの村に伝えました。
原発事故を受けて、政府は20キロ圏内の警戒区域の住民の一時帰宅について、半径3キロ以内を除いて行う考えを示し、関係する9つの市町村と日程や方法について協議を進めてきました。
その結果、大型連休明けの今月10日に福島県川内村から実施することを決め、7日午前11時すぎ、川内村に伝えました。
川内村で一時帰宅の対象となる住民は、人口の1割近くに当たる123世帯310人余りで、村ではさっそく日程などを住民に連絡していました。
また、葛尾村については、今月12日に一時帰宅を実施することが決まり、政府から村に伝えられました。
葛尾村の一時帰宅の対象は、46世帯176人となっています。
政府や自治体関係者によりますと、一時帰宅の際、住民は防護服やゴーグルを身につけたうえで、政府が用意したバスで移動し、2時間をめどに自宅から荷物の持ち出しなどを行うことになります。
一時帰宅の人数は、1世帯当たり原則として1人ですが、市町村長などの判断で、2人に増やすことや、高齢者の代理を立てることも可能だということです。
このほかの自治体については、引き続き日程の調整が進められています。

 

1号機 8日にも作業員が建屋に(5月7日 12:45更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110507/1245_1gouki.html

東京電力福島第一原子力発電所の1号機では、原子炉建屋で放射性物質で汚染された空気の浄化が続けられています。
放射性物質の濃度は下がっていて、8日にも作業員が建屋に入り、配管の点検など冷却機能の回復に向けた作業を本格化させることにしています。
福島第一原発1号機では、格納容器を水で満たす「冠水措置」や、そのあとの「循環型の冷却システム」の実現に向けて、原子炉建屋の中に人が入って行う作業が欠かせません。
東京電力は、原子炉建屋に空気を浄化する装置を設置し、5日の午後4時半ごろから、装置を動かして建屋の中の空気から放射性物質を取り除いて再び建屋の中に戻しています。
空気中の放射性物質の濃度は、6日の午前中から低下し、7日午前3時18分には放射性のセシウムで1立方センチメートル当たりおよそ0.001ベクレルと、東京電力が目標としている値の10分の1程度に下がっているということです。
東京電力は、7日も浄化装置を動かして放射性物質の濃度をできるだけ下げたうえで、8日にも作業員を建屋の中に入らせたいとしています。
そして、「冠水措置」に必要な水位計の設置や、「循環型の冷却システム」の実現に向けた配管の点検といった作業を本格化させ、原子炉の冷却機能の回復を急ぎたいとしています。
一方、1号機では「冠水措置」を本格的に進めるため、6日午前中から原子炉に入れる水の量を1時間当たり6トンから8トンに増やしています。
7日午前5時現在、原子炉の温度が前日より10度ほど下がり、格納容器の圧力もわずかに下がる傾向にあるということで、東京電力は慎重に温度や圧力などの監視を続けることにしています。

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/07

浜岡原発の全景と1号機から5号機までをグーグル・アースと写真で確認。

 後ろで、「小出裕章氏に聞く、MBS毎日放送ラジオ」をご紹介し、さらに関連記事として、風知草【毎日】山田孝男氏のコラム記事を3本採録しておきました。なかなか読み応えがあります。

関連:
浜岡原発が事故なら首都圏など壊滅。浜岡原発とチェルノブイリ原発事故汚染地図を重ねて唖然、茫然。

ニュースで実感する為に、福島第一(1号機〜6号機、爆発で漏れたりしてる方)と福島第二(1号機〜4号機)の位置を確認。

 

 グーグル・アースで確認してみました。(参考:【毎日】撮影の写真

(↓クリックすると拡大)
Photo ア、Google earthで高度1km。左上から1号機と2号機、3号機と4号機、少し離れて右下に5号機。(スクロールしてみるなら


Photo_2 イ、高度500m、以下同じ。1号機と2号機、右下に3号機。(スクロールしてみるなら


Photo_3 ウ、3号機と4号機。(スクロールしてみるなら


Photo_4 エ、5号機。(スクロールしてみるなら


 

参考:【写真で見る】中部電力浜岡原発【毎日】
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/hamaoka/

8 1、浜岡原発(手前から)1号機、2号機、3号機、4号機、5号機=静岡県御前崎市で2010年6月16日、本社ヘリから梅田麻衣子撮影


1 2、浜岡原発。(手前から)5号機、4号機、3号機=静岡県御前崎市で2011年2月23日、本社ヘリから西本勝撮影


2 3、浜岡原発5号機。手前右は3号機放水口、手前左は4号機放水口=静岡県御前崎市で2011年2月23日、本社ヘリから西本勝撮影


3 4、浜岡原発4号機=静岡県御前崎市で2011年2月23日、本社ヘリから西本勝撮影


4 5、浜岡原発の3号機(左)と4号機=静岡県御前崎市で2011年2月23日、本社ヘリから西本勝撮影


5 6、浜岡原発の3号機(左)と4号機=静岡県御前崎市で2011年2月23日、本社ヘリから西本勝撮影


6 7、浜岡原発(左から)3、4号機=静岡県御前崎市で2010年6月16日、本社ヘリから梅田麻衣子撮影


7 8、浜岡原発(左から)3号機、4号機=静岡県御前崎市で2010年6月16日、本社ヘリから梅田麻衣子撮影


※関連YouTube:小出裕章氏に聞く、MBS毎日放送ラジオです。

【福島原発】5/6/金★「浜岡原発の全原子炉の運転停止を要請」を聞いて。
by nyugankenshin
http://www.youtube.com/watch?v=qoQkV4wQEQc

 

【福島原発】5/5/木★悪化は食い止めてるが改善はしていない
http://www.youtube.com/watch?v=OjHz2X65jTw


 以下、資料として採録。(プレートテクトニクスについてのメモ

風知草:再び「浜岡原発」を問う=山田孝男【毎日】
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20110502ddm012070108000c.html

 4月28日朝、首相と関係閣僚が顔をそろえる「経済情勢に関する検討会合」で、出席者の一人が「浜岡原発(中部電力)は止めるべきだ」と発言した。電気事業を所管する経済産業相は反論を避けた。その他の出席者も、不意の問題提起に応答をためらい、沈黙をまもった。議論は回避されたが、政府要人による浜岡原発停止要求は、この問題に敏感な霞が関と電力業界に強い衝撃を与えた。

 いま、政府は、福島以外の原発の制御は考えていないように見えるが、実情は違う。楽屋裏では、散発的に次のような会話が交わされている。

 「浜岡はあぶない」「そうは言っても、他の原発と区別して止める(法令上の)根拠がないでしょう」「予見しうる危険を防ぐのが政治では」「不用意に踏み込めば自治体を刺激し、全原発に波及して収拾がつかなくなりますぞ」--。

 政府内でも、ついに浜岡原発停止論が広がるか、そうは問屋が卸さぬか、まさしく微妙な段階にさしかかった。

 浜岡原発は静岡県御前崎市にある。何が問題か。まず、東海地震の予想震源域の真上に建っている。地震学者の石橋克彦神戸大名誉教授(66)に聞けば、揺れを生む断層面が真下の浅い所にあり、地盤が軟弱。巨大地震がくれば激しい地盤隆起が避けられず、立地条件の悪さという点で突出している。

 一方、政府の地震調査研究推進本部は「今後30年間にマグニチュード(M)8クラスの東海地震が起きる確率は87%」と予測(08年)、東海を最重点に地震防災を進めてきた。

 それでも浜岡原発は動き、増設され、運転差し止め請求訴訟でも原発行政が勝った。「M8に見合う耐震安全性は十分」という司法判断だが、3・11並みのM9ならどうか。

 浜岡は、制御設備の「外部電源の信頼性が福島より格段に高い」から、福島と同じにはならないと元科学技術庁原子力局長が主張している(東京新聞4月29日朝刊)。この人は「潜在的リスクがあるから停止」は短絡という意見である。

 筆者は先週、霞が関の技術系官僚2人(いずれも専門は原子力以外)に取材したが、うち1人は、こちらが驚くほど強い調子で原子力官僚の経済優先・安全軽視を批判した。

 「彼らは外部電源としか言わないですね。福島も『電源さえつながれば』と言って50日たつけど、何も変わらない。結局プラント(機械設備)の中しか見ていない。自然によってガードを崩されるという想像力、安全思想が欠けている」

 2人とも要職を占めるベテラン。政権の司令塔不在を嘆いたあたりは予想通りだが、「浜岡は止めるべきです」と異口同音に語った点が意外だった。

 環太平洋地域では過去50年にM9クラスの巨大地震が5回起き、うち3回は最近7年間に集中している。浜岡の海岸には高さ10メートルの砂丘があるとか、12メートルの防波壁を新設するとかいうけれども、福島原発は十数メートルの津波に洗われている。

 折も折、中部電力は、点検休止中の浜岡原発3号機を7月に再開したいと言い出した。真夏の電力不足による混乱回避へ布石を打ったのだろうが、民間企業に大局判断は無理というなら、政府が出るしかない。安全を守る国家意思を明確にして政治をリセットするためにも、日本の技術に対する国際的不信をぬぐうためにも、まず浜岡原発を止めてもらいたい。(毎週月曜日掲載)

英訳

    浜岡原発3号機:7月に再開…中電計画「地元の同意前提」
    中部電力:浜岡原発 防波壁15メートル超に引き上げ
    反原発デモ:東京で行われる 市民ら1000人が参加
    浜岡原発:6号機先送り 中部電、大震災で新設計画見直し
    地震:静岡の震度6強で負傷者40人 浜岡原発は異常なし

毎日新聞 2011年5月2日 東京朝刊

Gov't intervention necessary if Hamaoka nuke plant can't make decision to shut down
http://mdn.mainichi.jp/perspectives/column/news/20110505p2a00m0na001000c.html

20110506p2a00m0na012000p_size5 The Hamaoka nuclear power station in Omaezaki, Shizuoka Prefecture, is pictured in this aerial photo taken from a Mainichi helicopter on Feb. 23, 2011. (Mainichi)

"The Hamaoka Nuclear Power Plant should be stopped," said a participant in a meeting on the state of the economy, where Prime Minister Naoto Kan and Cabinet members were among those present. Banri Kaieda, head of the Ministry of Economy, Trade and Industry (METI) that oversees the power industry, refrained from making a rebuttal. Taken aback by the sudden introduction of the issue, others at the meeting maintained their silence. While debate was avoided, the fact that a government official called for the shutdown of the Hamaoka Nuclear Power Plant sent shockwaves through the various ministries and the power industry.

While it may appear as though the government is not considering the possibility of closing down any nuclear power plant besides the one in Fukushima, that is not the case. Behind the scenes, there have been sporadic discussions along the following lines:

"The Hamaoka plant is dangerous."

"But there's no legal basis on which to differentiate the Hamaoka plant from the others and stop just that one while others keep running."

"Isn't it politicians' job to prevent foreseeable danger?"

"If we make any ill-planned moves, we'll provoke local governments, the call to stop the plant will extend to all nuclear power plants, and things will get out of control."

We've finally reached a tricky state of affairs where we may see the push to stop the Hamaoka plant spread throughout the administration -- or not.

So what exactly is the problem with the Hamaoka Nuclear Power Plant?

First, it is located in the Shizuoka Prefecture city of Omaezaki, right atop the predicted epicenter of a great Tokai earthquake that experts have been warning for years will strike. According to Katsuhiko Ishibashi, a seismologist and professor emeritus at Kobe University, the surface of the fault where the quake is predicted to originate is located close to the surface of the ground, where the soil is soft, so if a major quake were to occur, severe ground upheaval cannot be avoided. This makes the site of the Hamaoka plant an unusually bad one for a nuclear power station.

In 2008, the government's Headquarters for Earthquake Research Promotion predicted that there was an 87-percent chance that a magnitude-8 range Tokai earthquake will occur in the next 30 years, and stepped up anti-disaster measures particularly in the Tokai region.

And yet, the Hamaoka plant has continued to run and has even been expanded, coming out victorious in lawsuits that sought to stop its operation, with the judge accepting the argument that the plant is capable of withstanding a magnitude-8 temblor. What about a magnitude-9 quake, then, like the one that struck on March 11?

A former chief of the Science and Technology Agency's Atomic Energy Bureau is of the opinion that stopping the Hamaoka plant because of "potential risks" is a shortsighted response. He was quoted in the April 29 issue of the Tokyo Shimbun newspaper as saying that the external power source that controls operations at the Hamaoka plant is far more reliable than the system at the Fukushima No. 1 plant.

Meanwhile, one of two bureaucrats with technical expertise -- not in atomic energy -- interviewed last week criticized the economics-first, safety-second mentality of atomic energy bureaucrats in a surprisingly harsh tone: "All they talk about is the external power source. It's been 50 days since they said that things would improve at Fukushima, too, once external power was restored, but nothing has changed. They're only looking at the facility itself. They lack the imagination and the focus on safety crucial in considering the possibility of nature destroying their systems.

Both bureaucrats hold high positions, and while their lamentation of the current administration's lack of leadership was not at all shocking, the fact that both called for the Hamaoka plant to be stopped was surprising indeed.

In the past 50 years, five magnitude-9 quakes have rattled the Pacific Rim, of which three have taken place in the past seven years. People try to quell concerns over the Hamaoka plant by pointing out the 10-meter sand dunes on the coast nearby and referring to talk of constructing a new 12-meter breakwater. But the Fukushima plant was overcome by waves between 10 and 20 meters high.

It is under such a state of affairs that Chubu Electric Power Co., which runs the Hamaoka plant, announced that it wanted to resume operations of the No. 3 reactor at Hamaoka in July. This is likely a desperate attempt to avoid a possible energy shortage in the summer, which could lead to chaos. Regardless, if private corporations can't look at the big picture, there is no choice but for the government to step in. To prove the nation's commitment to safety and renew its politics, and to wipe away international distrust of Japanese technology, first of all the Hamaoka Nuclear Power Plant must be stopped. (By Takao Yamada, Expert Senior Writer)

Click here for the original Japanese story

(Mainichi Japan) May 5, 2011

 

風知草:「原発への警鐘」再び=山田孝男
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20110425ddm012070041000c.html

 先週、浜岡原発を止めてもらいたいと書いたが、止まる気配はない。あらためて警鐘を鳴らさなければならない。そう考えていた折、30年来、原発への警鐘を打ち鳴らし続けてきた経済評論家、内橋克人(かつと)(78)の話を聞く機会を得た。

 神戸新聞の経済記者からフリーに転じて44年。モノづくりの現場を歩いた豊富な取材経験に基づき、経済技術大国・日本の過信と、現代資本主義の人間疎外を鋭く問う評論活動に定評がある。NHKテレビ「クローズアップ現代」で登場回数最多の常連解説者と言ったほうが通りがいいだろうか。

 この人は米スリーマイル島原発事故(79年)後の84年、週刊現代の連載ルポをベースに講談社から「日本エネルギー戦争の現場」を出版した。どのくらい読まれたか記録がないが、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)直後に「原発への警鐘」と改題して文庫化。これは5万3000部売れた。

 やがて地球温暖化防止と原発ルネサンスの20年が訪れ、労作は忘れられる。が、3・11を経て先週、一部復刻版「日本の原発、どこで間違えたのか」(朝日新聞出版)が出た。福島第1原発ルポに始まり、このままでは亡国に至ると結ぶ原著には予言書の趣がある。

 内橋はこう言っている。原発安全神話には根拠がない。原発推進の是非が国会やメディアを通じ、文字通り国民的議論に付されたためしがない。あくなき利益追求という経済構造に支配されているのが実態だ。その危うさを問うべき学者も、メディアも、利益構造の中に埋没している。その現実が、地震と津波であらわになったというのが内橋の確信である。

 原発は維持拡大か、縮小廃止か。世論は割れている。毎日新聞の調査(18日朝刊)では「原発依存は、やむを得ない」が40%。「原発は減らすべきだ」が41%で「全廃すべきだ」は13%だった。「原発は今後どうしたらよいか」と聞いた朝日新聞の調査(同)では、「増やす」5%、「現状程度」51%、「減らす」30%、「やめる」11%という分布になった。

 日本は二つの領域に分断された。引き続き原発依存型の経済成長と繁栄を求める人々の日本と、今度という今度はそこから脱却しなければならないと考える人々の日本に。

 この亀裂を埋め、まとめるのは政府の役割のはずだが、国策の根幹に斬り込む議論を寡聞にして知らない。福島の制御と三陸の復興に忙殺されているのは分かるが、首都圏や東海地方に第2撃の巨大地震が来ないと言えるか。来てもマグニチュード7程度という中央防災会議の想定内と言えるか。

 内橋は、「原発への警鐘」の終盤で、第二次大戦の敗因を分析した戦争史家の文章から以下を引用している。

 「有利な情報に耳を傾け、不利な情報は無視する(日本政府固有の)悪癖に由来するが、日本的な意思決定方式の欠陥を暴露したものであろう。会して議せず、議して決せず……。意思決定が遅く、一度決定すると容易に変更できない。変化の激しい戦争には最悪の方式で、常に手遅れを繰り返し、ついに命取りになった……」

 日本には現在、54基の原発があり、総電力供給量の3割を賄っている。2030年までに14基増やし、原発依存率を5割にあげるという政府のエネルギー基本計画は妥当か。大胆な議論に期待する。(敬称略)(毎週月曜日掲載)

英訳

    中部電力:浜岡原発 防波壁15メートル超に引き上げ
    浜岡原発:6号機先送り 中部電、大震災で新設計画見直し

毎日新聞 2011年4月25日 東京朝刊

Public split on nuclear energy, but long-time warning deserves serious debate
http://mdn.mainichi.jp/perspectives/column/archive/news/2011/04/20110426p2a00m0na001000c.html

20110408p2g00m0dm005000p_size5 In this March 20, 2011 aerial file photo taken by a small unmanned drone and released by Air Photo Service, the crippled Fukushima No. 1 Nuclear Power Plant is seen in Okumamachi, Fukushima prefecture. From top to bottom: Unit 1, Unit 2, Unit 3 and Unit 4. (AP Photo/Air Photo Service)

I wrote that Chubu Electric Power Co. should shut down its Hamaoka Nuclear Power Plant in my column on April 18. With no sign that such a thing was about to happen, however, I'd been feeling the need to issue another wake-up call. I then stumbled upon the opportunity to learn a few things from Katsuto Uchihashi, an economic expert who has long been blowing the whistle on nuclear energy.

A former Kobe Shimbun economics reporter who has been a freelance journalist for the past 44 years, 78-year-old Uchihashi has a reputation for his razor-sharp critique of Japan's misplaced sense of confidence as an economic and technological power, and the alienation spawned by contemporary capitalism. He is virtually a regular on the NHK current affairs TV program, "Close-up Gendai," having been on the show more often than any other commentator.

In 1984, five years after the Three Mile Island accident in the U.S., Uchihashi published the book "Nihon enerugi senso no genba" (At the scene of the Japanese energy war), based on a series he'd written in the weekly magazine Shukan Gendai. There is no record available on how widely the book was read, but it was published again in paperback under the title "Genpatsu e no keisho" (A warning on nuclear power) in 1986, soon after the Chernobyl nuclear disaster in the Soviet Union. It sold 53,000 copies.

In the subsequent 20-year period, however, during which society's focus turned to stopping global warming and hopes for a nuclear-industry revival -- dubbed "the nuclear renaissance" -- Uchihashi's efforts were all but forgotten.

Then last week, just over a month after the massive earthquake and tsunami that struck northeastern Japan crippled a nuclear power plant in Fukushima Prefecture, a partially reprinted edition of the book, renamed "Nihon no genpatsu, doko de machigaetanoka" (Where did Japanese nuclear energy policy go wrong?), was released. Starting with coverage of the crisis in Fukushima and closing with the argument that the nation is headed to ruin if things continue to go on as they have, the book has the ring of a prophetic text.

20110330p2g00m0dm100000p_size5 This March 24, 2011 aerial photo taken by a small unmanned drone and released by AIR PHOTO SERVICE shows damaged Unit 4 of the crippled Fukushima Dai-ichi nuclear power plant in Okumamachi, Fukushima prefecture, northern Japan. (AP Photo/AIR PHOTO SERVICE )

Uchihashi says that the "safety myth" of nuclear energy that the Japanese public has been fed for years has no basis. The pros and cons of nuclear energy have never been put up to nationwide public debate via the Diet or the media. The issue has been governed by an economic structure whose purpose is the relentless pursuit of profit, and the very parties who should be challenging questionable claims -- including academics and the media -- are knee deep in this web of interests and profit. It is this reality, Uchihashi declares, that was exposed by the March 11 disaster.

The public is divided on whether nuclear power plants should be preserved and expanded, or scaled back and abolished. According to a Mainichi public opinion poll published in the April 18 morning issue, 40 percent of respondents said that the nation's dependence on nuclear power was unavoidable, while 41 percent said the number of nuclear power plants should cut back, and 13 percent said such plants should be abolished altogether. According to an Asahi Shimbun poll published on the same day, which asked respondents what they think should be done with nuclear power plants, 5 percent said that their numbers should increase, 51 percent said the current number should be maintained, 30 percent said they should be scaled back, and 11 percent said they should be eliminated entirely.

Japan has been split in two, into a Japan whose people seek continued economic growth and prosperity grounded in nuclear dependence, and another Japan whose people are convinced of the need to depart from that model once and for all.

It is the government's role to bridge that divide and coordinate diverging views, but it lacks the knowledge and wisdom needed for a debate that cuts to the crux of national policy. Understandably, the government is currently overwhelmed by the pressing task of bringing the Fukushima plant under control and rebuilding the country's quake- and tsunami-ravaged northeast, but that doesn't mean we can ignore the possibility that another massive earthquake will hit Japan, in the Tokyo metropolitan area or the Tokai region. Plus, is there any guarantee that such a temblor will be a magnitude-7 or thereabouts, as the Central Disaster Prevention Council has predicted?

In the final pages of "Genpatsu e no keisho," Uchihashi quotes a war historian's analysis of the reason for Japan's defeat in World War II.

"It originated in the bad habit -- unique to the Japanese government -- of lending its ears only to favorable information while ignoring the bad, but it also exposed the flaws of the Japanese decision-making process in which people gather but do not debate, debate but do not decide ... It takes a long time to make a decision, but once one is reached, it is not easily changed. Japan went about war -- which by nature entails constantly changing circumstances -- in this way, the worst way possible, and found itself lagging behind time and time again, which ultimately led to its demise ..."

20110324p2a00m0na017000p_size5 In this photo from a footage of a live camera released by Tokyo Electric Power Co. (TEPCO), black smoke billows from the crippled Fukushima No. 1 Nuclear Power Plant in Okumamachi, northeastern Japan, on March 22, 2011. (AP)

Today, there are 54 nuclear reactors in Japan, accounting for 30 percent of the country's total energy supply. Is the government's plan to boost the nation's dependence on nuclear energy to 50 percent by adding 14 more reactors by 2030 a sound one? Let us hope for some bold debate. (By Takao Yamada, Expert Senior Writer)

Click here for the original Japanese story

(Mainichi Japan) April 26, 2011

 

風知草:浜岡原発を止めよ=山田孝男
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20110418ddm012070049000c.html

 中部電力の浜岡原子力発電所を止めてもらいたい。安全基準の前提が崩れた以上、予見される危機を着実に制御する日本であるために。急ぎ足ながら三陸と福島を回り、帰京後、政府関係者に取材を試みて、筆者はそう考えるに至った。

 福島に入った私の目を浜岡へ向かわせたのは佐藤栄佐久・前福島県知事(71)だった。郡山に佐藤を訪ねて「首都圏の繁栄の犠牲になったと思うか」と聞いたとき、前知事はそれには答えず、こう反問した。

 「それよりネ、私どもが心配しているのは浜岡ですから。東海地方も、東京も、まだ地震が来てないでしょ?」

 5期18年(5期目半ばで辞任後、収賄で逮捕・起訴。1、2審とも有罪で上告中)。国・東京電力との蜜月を経て原発批判に転じた佐藤が、恨み節を語る代わりに首都圏の油断を指摘してみせたのである。

 浜岡原発は静岡県御前崎市にある。その危うさは反原発派の間では常識に属する。運転中の3基のうち二つは福島と同じ沸騰水型で海岸低地に立つ。それより何より、東海地震の予想震源域の真上にある。

 「原発震災」なる言葉を生み出し、かねて警鐘を鳴らしてきた地震学者の石橋克彦神戸大名誉教授(66)は、月刊誌の最新号で、浜岡震災の帰結についてこう予測している。

 「最悪の場合、(中略)放射能雲が首都圏に流れ、一千万人以上が避難しなければならない。日本は首都を喪失する」「在日米軍の横田・横須賀・厚木・座間などの基地も機能を失い、国際的に大きな軍事的不均衡が生じる……」(「世界」と「中央公論」の各5月号)

 これが反原発派知識人の懸念にとどまらないことを筆者は先週、思い知った。旧知の政府関係者から「浜岡は止めなくちゃダメだ。新聞で書いてくれませんか」と声をかけられたのである。原発輸出を含む新成長戦略を打ち出した内閣のブレーンのひとりが、浜岡に限っては反原発派と不安を共有し、「原発を維持するためにこそ止めるべきなのに、聞く耳をもつ人間が少ない」と慨嘆した。

 福島のあおりで中部電力は浜岡原発の新炉増設の着工延期を発表したが、稼働中の原子炉は止まらない。代替供給源確保のコストを案じる中電の視野に休止はない。ならば国が、企業の損得や経済の一時的混乱を度外視し、現実の脅威となった浜岡原発を止めてコントロールしなければならないはずだが、政府主導の原発安全点検は表層的でおざなりである。

 なるほど民主党政権は無残だが、自民党ならみごと制御できたとも思わない。空前の大災害であり、しかもなお収束のめどが立っていない。

 向こう1000年、3・11ほどの大地震や津波がこないとは言えないだろう。列島周辺の地殻変動はますます活発化しているように見える。そういうなかでGDP(国内総生産)至上主義のエネルギー多消費型経済社会を維持できるかと言えば、まず不可能だろう。

 いま、首相官邸にはあまたの知識人が参集し、「文明が問われている」というようなことが議論されている。ずいぶんのんきな話だと思う。

 危機は去っていない。福島の制御は当然として、もはやだれが見ても危険な浜岡原発を止めなければならない。原発社会全体をコントロールするという国家意思を明確にすることが先ではないか。(敬称略)(毎週月曜日掲載)

英訳

    中部電力:浜岡原発 防波壁15メートル超に引き上げ
    反原発デモ:東京で行われる 市民ら1000人が参加

毎日新聞 2011年4月18日 東京朝刊

Hamaoka Nuclear Power Plant must be shut down
http://mdn.mainichi.jp/perspectives/column/archive/news/2011/04/20110418p2a00m0na007000c.html

Chubu Electric Power Co. should shut down its Hamaoka Nuclear Power Plant. Its security standards no longer hold water, and I want Japan to become a country that can steadily overcome anticipated crises. This is the conclusion I reached after speaking with government officials in Tokyo following a brief tour of the Sanriku and Fukushima districts.

It was former Fukushima Gov. Eisaku Sato, 71, who first turned my attention toward the Hamaoka plant. When I met Sato in the Fukushima Prefecture city of Koriyama, I inquired about the nuclear crisis.

"Do you think this region is paying the price for the prosperity of the Tokyo metropolitan area?" I asked.

Without answering the question, he replied, "Rather than all that, it's Hamaoka we're worried about. The earthquakes anticipated in the Tokai region and Tokyo still haven't come, right?"

Sato served as governor for 18 years, stepping down during his fifth term before being arrested and charged in a bribery case that he is still battling. Initially, he was on good terms with the central government and Tokyo Electric Power Co., but he later emerged as an opponent of nuclear power plants. Nevertheless, instead of focusing on grudges during our meeting, he pointed the finger at the inattentiveness of the capital region.

The Hamaoka Nuclear Power Plant is located in Omaezaki, Shizuoka Prefecture. The dangers associated with the plant are common knowledge among nuclear power plant opponents. Two of the three reactors in operation are boiling-water reactors -- the same type as those at the crippled Fukushima No. 1 Nuclear Power Plant. But the real point of concern is the fact that they sit right above the spot where a massive Tokai region earthquake is predicted to strike.

Katsuhiko Ishibashi, 66, an emeritus professor at Kobe University who coined the phrase "genpatsu shinsai," which describes a combined earthquake and nuclear power plant disaster, has previously pointed out the plant's precarious standing. In the May 2011 editions of the monthly magazines "Sekai" and "Chuokoron," he warned there would be severe consequences if a major earthquake were to strike the Hamaoka plant.

"In a worst-case scenario ... a radiation cloud would drift over the Tokyo metropolitan area, and over 10 million people would have to evacuate. Japan would lose its capital." "The U.S. military bases at Yokota, Yokosuka, Atsugi and Zama would not be able to function, producing a large global military imbalance," he reportedly told the magazines.

Last week I realized that such views were not restricted to educated nuclear power plant opponents. One of my old acquaintances, a government official who has hammered out new growth strategies for the Cabinet including the building of nuclear power plants overseas, shares concerns about the Hamaoka plant.

"We have to stop Hamaoka. Could you write about this in the paper?" my acquaintance asked. "This plant must be stopped for the very sake of retaining our other nuclear power plants -- but not too many people lend their ears to such ideas."

In the wake of the nuclear disaster in Fukushima, Chubu Electric Power Co. announced that it would delay the construction of new reactors at the Hamaoka plant, but the reactors now in operation have been kept running. The power company, which worries about the cost of securing an alternative source of power, does not consider stopping the reactors an option.

If this is the case, then the central government should step in to bring the situation under control by halting the operation of the Hamaoka plant, which has become a realistic threat. The government shouldn't be concerned about companies' gains or losses or temporary economic confusion. But this hasn't happened: Nuclear power plant safety checks performed under the government's supervision are superficial and perfunctory.

It seems the administration of the ruling Democratic Party of Japan has performed miserably in its handling of the current crisis. But I doubt that the opposition Liberal Democratic Party could have brought the situation under control either. This was an unprecedented disaster, and there is no telling when the situation will settle.

There is no assurance that a massive earthquake and tsunami on the scale of the March 11 disaster will not occur again sometime within the next 1,000 years. Activity producing changes in the earth's crust seems to be becoming more active around the Japanese archipelago. At the same time, Japan's task of maintaining its energy-intensive economic society, which places top priority on gross domestic product, will likely prove impossible.

Now at the Prime Minister's Office, experts are assembling for discussion stemming from comments like, "Civilization is facing questions." To me, this seems a rather carefree approach.

The danger has not passed. Naturally the crisis at the Fukushima plant must be brought under control, but the Hamaoka Nuclear Power Plant, which is dangerous by anyone's reckoning, must also be shut down.

Surely the first step is to clarify the nation's resolve to bring its nuclear power plant-driven society under full control. (By Takao Yamada, Expert Senior Writer)

Click here for the original Japanese story

(Mainichi Japan) April 18, 2011

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 プレートテクトニクスについての若干のメモ。

 経済産業省資源エネルギー庁で見つけた資料です。なかなか良い資料と思うのですが、最後の部分で、「プレートシステムの変化は(略)、仮に今後変化するとしても、少なくとも百万年以上かかって変化するものと考えられています。」と書いています。楽観論に誘導するみたいな書き方で気になります。これを真に受けて、「大きな地震などそれほど起きるものではないのだ」などと考えると危ない。

(以下転載始め)
解説「プレートテクトニクスについて」
http://www.enecho.meti.go.jp/rw/hlw/qa/pdf/sanko03.pdf

Photo ←【地球の内部構造】

 地球の表層部は十数枚の硬い板(プレート、厚さ~数十km)で覆われ、それぞれのプレートがほとんど変形することなく、お互いに水平方向に動いているという考え方に基づく理論を、プレートテクトニクスといいます。この考え方は、1960年代後半に生まれ、当初は仮説として提唱されましたが、近年例えば、大陸間の距離の精密な測定結果等に基づき、事実として認知されています。

 わが国では、地層処分に影響を与える可能性のある自然現象のうち、火山・火成活動、地震・断層活動や隆起・沈降については、地球の表層部を構成するプレートの配置やその運動(プレートテクトニクス)と関連して起こるものと考えられています。そして、このプレート運動の安定性が、これらの自然現象について将来の動向を推定できることと深く関わってきます。

日本列島とその周辺のプレートについて

Photo_2 ←【日本列島とその周辺のプレート】

 日本列島とその周辺海域は、4枚のプレートの境界部になっています。このうち、太平洋プレート、フィリピン海プレートは北米プレート、ユーラシアプレートの下に沈み込んでいます。プレートの運動様式は、仮に今後変化するとしても、少なくとも百万年以上かかって変化するものと考えられています。

 日本列島とその周辺海域は、太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート、北米プレートの境界部に位置します。

 このうち、太平洋プレートは北海道、東北日本、伊豆-小笠原の東方に位置し、千島海溝~日本海溝~伊豆-小笠原海溝から、それらの下に沈み込んでいます。千島海溝~日本海溝での北米プレートに対する太平洋プレートの速度は、年間約8~9cmとされています。

 また、フィリピン海プレートは関東~西南日本の南方に位置し、相模トラフ~南海トラフから、それらの下に沈み込んでいます。ユーラシアプレートに対するフィリピン海プレートの速度は、年間約4~5cmとされています。

 一方、陸側のプレートについては、糸魚川-静岡構造線~日本海東縁を境界として東側の北米プレートと西側のユーラシアプレートに分かれています。北米プレートに対するユーラシアプレートの速度は、年間約1cmとされています。

 プレートの移動方向や速度は、地球のプレートシステムに変化が起きない限り、ほぼ一定に保たれます。プレートシステムの変化は日本列島周辺においても過去に何度もおきていますが、非常にゆっくりと生じる現象であって、仮に今後変化するとしても、少なくとも百万年以上かかって変化するものと考えられています

(以上転載終り)

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知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】5月6日分

※関連:NHKは「東京電力 福島第一原発事故関連ニュース」をどう伝えたか。(5月分エントリーのまとめリンク)

 以下、東日本大震災関連リンク福島第一原発関連ニュース の採録です。

※SOBA:「ニュース画像」と言うのは画像と動画がありました。*.jpgとその下のURLは採録した画像の僕自身のメモです。「ニュース画像」中、動画については(何分何秒)と時間を書いておきました。URLをクリックすると別窓が開いて動画を見ることができます。

 

5月6日のニュース

2号機の取水口付近 濃度低下(5月6日 23:20更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110506/index.html

東京電力福島第一原子力発電所周辺の海水の調査で、2号機の取水口付近で5日、検出された放射性のヨウ素の濃度は国の基準の240倍で、調査を始めて以来、最も低くなったほか、沿岸や沖合の多くのところで基準を下回りました。
東京電力は「濃度は下がりつつあるが、注意深く監視を続ける」としています。
東京電力によりますと、福島第一原発の2号機の取水口付近で、5日朝、採取した海水から1cc当たり9.4ベクレルのヨウ素131が検出されました。
ここは「ピット」と呼ばれる施設から高濃度の汚染水が流れ込んでいた場所で、調査を始めた先月2日には、国の基準の750万倍のヨウ素131が検出されましたが、5日は基準の240倍で、これまでで最も低くなりました。
このほか、原発の沿岸と沖合の合わせて23の調査地点で検出された放射性物質の濃度は、沿岸の3か所を除く多くのところで基準を下回りました。
東京電力は「2号機の取水口付近では汚染水の流出を防ぐため、特殊なフェンスを設置しており、その効果で沿岸や沖合の放射性物質の濃度は下がりつつあるが、引き続き注意深く監視したい」としています。
一方、文部科学省の調査では、原発から40キロ北の深さ30メートルの海底の土から、それぞれ1キログラム当たり93.9ベクレルのセシウム137と、80.2ベクレルのセシウム134が今月3日に検出されました。
また、先月29日に原発から50キロ南の沖合で行った調査では、当初、「放射性物質は検出されなかった」と発表していましたが、検出できる最小の値を見直して改めて分析した結果、1キログラム当たり32.3ベクレルのセシウム137など放射性物質が検出されていたと発表しました。
海底の土に含まれる放射性物質の濃度を定めた国の基準はありませんが、文部科学省は「魚介類への影響を調べるため、調査を強化したい」としています。

5月6日のニュース一覧

2号機の取水口付近 濃度低下(5月6日 23:20更新)
1号機 注水増で水位を慎重に監視(5月6日 20:20更新)
海水などの放射性物質 調査範囲拡大(5月6日 20:20更新)
屋外の放射線量 各地ほぼ横ばい続く(5月6日 20:20更新)
1号機 「冠水措置」へ注水増やす(5月6日 12:25更新)
汚染水 来年にもアメリカ沖に到達か(5月6日 9:45更新)
1号機 6日にも注水量増へ(5月6日 5:00更新)
3号機 原子炉の温度が上昇(5月6日 5:00更新)
女性社員の被ばく調査に漏れ(5月6日 5:35更新)

 

1号機 注水増で水位を慎重に監視(5月6日 20:20更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110506/2020_1gouki.html

東京電力福島第一原子力発電所1号機で、格納容器を水で満たす「冠水措置」を本格的に進めるため、6日から原子炉に入れる水の量を増やしました。
これまでのところ原子炉の圧力などに大きな変化はないということで、東京電力は、安定的な冷却に向けて水位などの監視を慎重に続けています。
福島第一原発1号機の格納容器を水で満たす「冠水措置」は、原子炉を安定的に冷却するための対策の一つで、原子炉で蒸発した水を配管を通じて圧力抑制室に送り、格納容器の水位を上げるものです。
東京電力は、6日午前10時すぎから原子炉への注水量をこれまでの1時間当たり6トンから8トンに増やし、「冠水」に向けて本格的に作業を始めました。
東京電力によりますと、注水量を増やしてから1時間後の原子炉の圧力に大きな変化はないということで、圧力や水位などに異常がないかデータの監視を慎重に進めています。
一方、「冠水措置」や、その後の「循環型の冷却システム」の実現には、原子炉建屋の中に人が入って行う作業が欠かせません。
このため、5日に原子炉建屋に空気を浄化する装置が設置され、建屋内の汚染された空気から放射性物質を取り除いて再び建屋の中に戻しています。
今のところ特に異常はないということで、東京電力は、6日午後10時ごろに装置をいったん止めて、建屋内の放射性物質の濃度を測り、効果を確認する予定です。
そのうえで、建屋内の空気の浄化が順調に進めば、8日にも作業員が建屋の中に入り、冠水措置に必要な水位計の設置や、循環型の冷却システムの構築に向けた配管の点検など本格的な作業を始めたいとしています。

 

海水などの放射性物質 調査範囲拡大(5月6日 20:20更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110506/2020_kaisui.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、政府と東京電力で作る統合本部は、神奈川県から北の海域で魚について放射性物質の検査をするとともに、これまで行ってきた海水などの調査地点を2倍以上に増やし、範囲を大幅に広げることを明らかにしました。
それによりますと、神奈川県から北の沿岸の海域のコウナゴやスズキ、それにカレイなどの魚については、漁業を自粛している地域では、事前の検査で再開するかどうか判断したうえで、主な水揚げ港で、1週間から2週間に1回程度サンプリングを行うとしています。
また、カツオやイワシ、それにサンマなど長い距離を回遊する魚についても、水揚げが想定される各地の港で週1回程度サンプリングを行うとしています。
検査の結果はサンプリングをする海域や港がある県が公表し、暫定基準値を超えた場合は漁業の操業を自粛するよう要請し、船によるサンプリングで3週間連続で暫定基準値を下回れば操業を再開するとしています。
一方、海水などの放射性物質の調査は、東京電力と文部科学省が、福島県と茨城県の沿岸と沖合の合わせて48か所で行ってきましたが、8日以降、宮城県から茨城県にかけての最大で300キロの沖合まで範囲を広げ、調査地点を2倍以上の105か所に増やすとしています。
統合本部の事務局長を務める細野総理大臣補佐官は、記者会見で「海の安全の問題は海外からも多くの関心が寄せられており、調査結果の公開に努めたい」と述べました。

 

屋外の放射線量 各地ほぼ横ばい続く(5月6日 20:20更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110506/2020_okugai.html

6日の午後3時までに各都道府県が観測した屋外の放射線量は、ほとんどの地点でほぼ横ばいの状態が続いています。
6日午前0時から午後3時までの観測によりますと、福島県内では、▽福島第一原発所から北西に65キロほど離れた福島市で、午前9時に1時間当たり1.65マイクロシーベルト、▽郡山市では、午前1時などに1時間当たり1.56マイクロシーベルトでした。
また、▽南相馬市では、午後1時などに1時間当たり0.53マイクロシーベルト、▽白河市では、午前3時などに1時間当たり0.63マイクロシーベルト、▽いわき市では、午前1時などに1時間当たり0.26マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い放射線量を観測しました。
茨城県内では、▽北茨城市で、午前7時などに1時間当たり0.2マイクロシーベルト、▽水戸市で、午前10時半などに1時間当たり0.1マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い放射線量を観測しました。
宮城県内では、▽仙台市で、午前2時などに1時間当たり0.07マイクロシーベルトと、通常よりやや高い数値を観測しました。
このほか、神奈川県の川崎市、横須賀市、千葉県市原市でも、通常よりやや高い数値を観測しました。
しかし、ほとんどの地点で放射線量はほぼ横ばいの状態が続いていて、各都道府県は、これらの数値の放射線を浴びたとしても健康に影響が出るレベルではないとしています。
このほか、札幌市、青森市、秋田市、盛岡市、山形市、宇都宮市、前橋市、さいたま市、新潟県の新潟市、柏崎市、東京・新宿区、神奈川県の茅ヶ崎市、甲府市、長野市、静岡市では、引き続き通常より高い放射線量は観測されていません。

 

1号機 「冠水措置」へ注水増やす(5月6日 12:25更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110506/1225_kansui.html

東京電力福島第一原子力発電所の1号機では、格納容器を水で満たす「冠水措置」を本格的に進めるため、6日午前中から1時間当たりの注水量を6トンから8トンに増やしました。
注水量の増加に伴って、格納容器の圧力が低下すると予想され、今後は適切な注水量の見極めが求められます。
福島第一原発の1号機で格納容器を水で満たす「冠水措置」について、経済産業省の原子力安全・保安院は、水で満たされても強度は保たれるとする東京電力の評価はおおむね妥当だとする判断を5日に示しました。
これを受けて東京電力は、格納容器に本格的に水を満たすため、午前10時ごろから原子炉への注水量を1時間当たり6トンから8トンに増やしました。
注水量の増加に伴って、温度が下がることで格納容器の圧力が低下すると予想され、東京電力は、圧力が異常に低下して内部に空気が入り込み水素爆発が起きる危険性をできるかぎり抑えたいとしています。
今後は原子炉の安定的な冷却に向けて、格納容器の状態を注意深く監視しながら適切な注水量を見極めることが求められます。
一方、冠水措置を進めるうえで欠かせない水位計の設置など、原子炉建屋内部での作業を本格的に進めるため、東京電力は5日、建屋内の放射性物質を取り除く空気浄化装置を設置しました。
設置のために5日に建屋に入った13人の作業員の被ばく量を、東京電力が調べた結果、3.16ミリシーベルトから0.31ミリシーベルトだったということで、当初計画していた3ミリシーベルト程度に抑えられたとしています。
東京電力は、6日午後10時ごろに空気浄化装置をいったん止めて、放射性物質の濃度を測定し、効果を確認することにしていて、浄化によって濃度が20分の1程度に下がれば、8日にも本格的に作業を始めたいとしています。

 

汚染水 来年にもアメリカ沖に到達か(5月6日 9:45更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110506/0945_osensui.html

IAEA=国際原子力機関は、東京電力福島第一原子力発電所の事故で海に流れ出た高濃度の放射性物質に汚染された水が、海流に乗って、早ければ来年にもアメリカ西海岸沖に到達するという見方を示しました。
IAEAは5日、オーストリアのウィーンで、加盟国に福島第一原発の事故の状況を説明する会合を開きました。
この中で、IAEA側は、海に流れ出た汚染水に含まれる放射性物質の濃度など、日本側から提供されたデータや海流の状況などを分析した結果、汚染水が黒潮の流れに乗って太平洋に広がり、早ければ来年にもアメリカ西海岸沖に到達するという見方を示しました。
また、太平洋では今後2年から3年にわたって放射性のセシウムが検出されるという見方を示した一方で、検出される値は僅かで、人体への影響はないと強調しました。
一方、東京電力が先月発表した事故の収束に向けた工程表について、IAEAのフローリー事務次長は、記者会見で「東京電力が全力を傾けて練り上げたもので、よい計画だ。今後の作業の進展を注視していく」と述べ、評価する考えを示しました。

 

1号機 6日にも注水量増へ(5月6日 5:00更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110506/0500_1goki.html

東京電力福島第一原子力発電所1号機で、原子炉の安定的な冷却に向けて格納容器を水で満たす「冠水措置」について、東京電力は、「安全性は確保できる」とした評価結果を国が妥当と認めたことを受けて、早ければ6日にも水の注入量を増やすことにしています。
福島第一原発の1号機について、東京電力は、原子炉の安定的な冷却に向けて注水量を増やして格納容器を水で満たす「冠水措置」を行う方針です。
この措置について、東京電力は、国からの指示を受けて安全性を評価し、格納容器を水で満たしても、想定される最大の地震の揺れに対して強度は保たれるなどとした報告書をまとめました。
この評価について、経済産業省の原子力安全・保安院も、おおむね妥当だとする判断をしましたが、格納容器につながる圧力抑制室=「サプレッション・プール」を支える支柱は、強い揺れが加わると耐震性に余裕がないことが分かったとして、「耐震補強を行うことが望ましい」としています。
さらに、たとえすべての水が格納容器から原子炉建屋などに漏れたとしても、外部への流出はないことを確認したとしています。
これを受けて、東京電力は、早ければ6日にも、原子炉への注水量を現在の1時間当たり6トンから8トンに増やして、およそ20日間で格納容器を水で満たすことにしています。

 

3号機 原子炉の温度が上昇(5月6日 5:00更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110506/0500_3goki.html

東京電力福島第一原子力発電所3号機では、原子炉の温度が1週間余りで30度以上、上昇していることから、東京電力は原子炉に入れる水の量を増やし、温度の推移を注意深く監視しています。
福島第一原発3号機は、1号機や2号機と同じように冷却機能が失われたことで燃料の一部が溶融したとみられ、原子炉を冷やすために仮設のポンプで外から水を注入する作業が続けられています。
東京電力によりますと、3号機の原子炉の温度は、比較的、安定した状態が続いていましたが、ここ1週間余り徐々に上がっていて、底の部分の温度で見ますと、5日午前11時の時点で143.5度と、先月27日からおよそ33度、上昇しています。
これについて東京電力は、3号機の原子炉への注水量が一時的に減ったことが原因とみていて、その要因として、1号機から3号機の原子炉への注水方法が考えられるということです。
具体的には、原子炉への注水は、1号機から3号機までそれぞれ別の配管を使って行われていますが、万一、注水できない場合に備え、これらの配管は別の配管でつながっているということです。
このため、ほかの号機との関係で注水量が変化する可能性があり、実際に、3号機の温度が上昇し始めた先月27日から2日間は、1号機の格納容器を水で満たすため、注水量を増やしていました。
東京電力では、4日から1時間当たり7トンから9トンに注水量を増やしましたが、温度の上昇は続いており、温度の推移を注意深く監視しています。

 

女性社員の被ばく調査に漏れ(5月6日 5:35更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110506/0535_hibaku_chosa.html

東京電力が、福島第一原子力発電所で3月11日以降に勤務していた女性社員の被ばく量を調べた際に、1人が対象から漏れていたことが分かり、東京電力は、被ばく量をきちんと把握できるよう努めたいとしています。
東京電力は、福島第一原発で3月11日以降に勤務していた女性社員の被ばく量を調査した結果、19人のうち2人が、妊娠の可能性のある女性について定められた、3か月で5ミリシーベルトの限度を超えたとしていました。
ところが、3月11日から13日にかけて「免震重要棟」という建物で事務の仕事に就いていた女性社員が、調査の対象から漏れていたことが分かったということです。
この女性の「外部被ばく」、つまり体の外からの被ばく量は0.55ミリシーベルトで、建物の中にいた間などに体内に取り込まれた放射性物質による「内部被ばく」については、今月9日以降に調べるということです。
これは、福島労働局から問い合わせを受けて改めて確認した結果、明らかになったということで、問い合わせがなければ被ばく量を把握できないままだったおそれもあります。
また、0.78ミリシーベルトの被ばくをしたという調査結果が出ていた女性社員は、実際には休暇を取っていて被ばくがなかったことも分かったとしています。
これについて東京電力は、本人や直接の上司に確認しないまま被ばく量の調査を行ったことがミスの原因だとして、今後は被ばく量をきちんと把握できるよう努めたいとしています。

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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この提言書と建言は必読。なお、菅直人のは一時的に止める「要請」のパフォーマンスで原発継続前提、ぬか喜びの油断は禁物。

 4月18日付けで、今迄原発に反対してきた科学者からの提言書が出ています

 3月30日付けで、今迄原発を推進してきた科学者からの建言が出ています。推進してきた科学者もこれだけの危機感を持っていると言う事でこちらも必読です。

 なお、後ろの方で菅直人の浜岡原発停止「要請」パフォーマンス関連のTwitterと、菅直人パフォーマンスと同じ6日付け記事「経産省、原発重視の方針堅持へ 安全宣言で電力確保目指す【共同】」を採録しておきます

 

4月18日 小出裕章氏を含む有志による政府への提言書
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/06/scientists-apr18/

2011年4月18日付けで、京都大学原子炉実験所助教小出裕章氏を含む14人の連名で菅直人総理大臣への提言書が出されていることを知りました。

原発事故と今後を憂うるサイエンティスト有志による提言書
http://masteron7.blog81.fc2.com/blog-entry-45.html

以下、転載させていただきます。

ーーーーー
参加しているメーリングリストに、以下のような情報が流れてきました。
 これまで真摯に原発の問題ととりくんできた研究者が名前を連ねている政府への提言書です。
 小出裕章さん、今中哲二さんも参加しています。

                       提言書

内閣総理大臣
菅 直人殿

 東北沖に起こった巨大な地震と津波の激甚災害、その対策に尽力されていることに敬意を表します。その上、福島原発に空前の放射能拡散の巨大惨事が発生し、日夜、苦慮、対策に奔走されておられるご苦労とご心痛を拝察申し上げます。
 私どもは多年、原発の技術的危険性と事故発生による放射能の恐怖を指摘し、原発に依存しない社会をと願ってきました。今回の惨事には言葉も出ません。「安全神話」にすべてをゆだね、疑問と批判を無視して原発推進してきたことに対しては機会をあらためて論ずることとして、当面の緊急対策について私たちの危惧と提言をさせて頂きます。
 すでに信じがたいほどの放射能が拡散しています。その上、事故原発の状況も不透明、収束の見通しも立っておらず、今後も異常事態の重なる危険はいまだ消えていないようです。この状況の中で、近隣住民への放射線被曝の不安解消への真剣で具体的対策を強める必要があります。とくに子供と妊婦には慎重な配慮と施策が求められています。

(1) 現在、公表されている大気中の放射線量や甲状腺の内部被曝量は恐るべき高水準にある。30㎞圏外飯舘村や川俣町、いわき市などでも、その現状は危惧ですますことのできない高レベルの汚染である。まず緊急対策として幼児・妊婦の疎開に政府は責任をとり、そのために経済的支援を用意すべきである。

(2) 学校敷地、通学路、公園など子供の生活空間・敷地については、早急なる除染の作業を行い、被害軽減の対策を進めることが必要である。

以上提言するに当って、現状の放射能汚染の深刻さに注意を重ねて喚起しておきたいと思います。従来より、放射能の危険から従業員と公衆を守るため、法令によって、「管理区域」を定め、事業者に業務遂行上の必要のある者以外の立ち入りを禁止させています。管理区域は「3ヶ月につき1.3m㏜を超えるおそれのある区域」と定められていますが、時間当たりにすると0.6µ㏜となります。公表されている大気中の放射線量だけに限っても広範囲の地域が長期にわたって、高濃度の汚染です。たとえば浪江町(赤宇木)では25.3µ㏜/h(4月16日現在)ですから、規制レベルの実に40倍を超えています。遠く福島(1.87µ㏜/h)、郡山(1.82µ㏜/h)でも約3倍の高水準の汚染です。妊婦や幼児がその地域に生活し続けている事実に注目し、深く憂慮いたします。
 現実的政策には多くの困難のあることは承知しておりますが、妊婦と幼児への対策として、高濃度汚染地域から可及的速やかに実施されることを、重ね重ね強く提言したいと思います。

2011年 4月 18日

    

原発事故と今後を憂うるサイエンティスト有志
     石田 紀郎、今中 哲二、荻野 晃也、海老沢 徹、川合 仁、川野 眞治、小出 裕章
     小林 圭二、柴田 俊忍、高月 紘、槌田 劭、中地 重晴、原田 正純、松久 寛

連署者紹介

石田 紀郎   元京都大学教授 現市民環境研究所代表理事
今中 哲二   京都大学原子炉実験所助教
荻野 晃也   元京都大学講師 現電磁波環境研究所主宰
海老沢 徹   元京都大学原子炉実験所助教授
川合 仁    現代医学研究所代表 医師
川野 眞治   元京都大学原子炉実験所助教授
小出 裕章   京都大学原子炉実験所助教
小林 圭二   元京都大学原子炉実験所講師
柴田 俊忍   京都大学名誉教授(機械工学)
高月 紘    京都大学名誉教授(環境保全学)
槌田 劭    元京都精華大学教授 使い捨て時代を考える会
中地 重晴   熊本学園大学教授 環境監視研究所代表
原田 正純   元熊本学園大学教授(水俣学)医師
松久 寛    京都大学教授(機械理工学)

 

 

安斎育郎: 福島原発事故に思う - 識者による「建言」について(更新:落合恵子のコラム) より
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/blog-post_12.html

(略)

福島原発事故に思う

安斎育郎(安斎科学・平和事務所 所長/国際平和ミュージアム 名誉館長)

 私は1964年に東京大学工学部原子力工学科をその第1期生として卒業した。同期生が15人いたが、すでに2人は鬼籍に入った。幹事役から、この4月15日に東京で同期会をやりたい旨の案内があった。私は、3月末時点でなお見定めのつかない福島原発事故の実態に照らして「楽しく語らう気にはなれない」旨を伝え、会を延期するよう提案するとともに、「皆さん、事故収拾に知恵を貸して下さい」と訴えた。その理由は、「(皆さんは)保安院や政府に対しても私などよりずっと影響力があり、チャンネルもお持ちだろうと思うからです。私は政策批判の側に身を置いたので、所詮は犬の遠吠えのようなことしか出来ません。それはそれで続けるつもりですが、皆さんのお力でこの国の災厄を解決するために可能なチャンネルを活用して思うところをご提起いただきたく、不遜にも呼びかけた次第」と説明しました。

 やがて、原子力安全委員会委員長代理を務めた同期生から、原子力政策に関わってきた重要な人々16名の名において、3月30日付で政府に「福島原発事故についての緊急建言」を提出した旨が伝えられてきた。原子力安全委員長、日本原子力学会会長、放射線影響研究所理事長などを経験した錚々たる面々である。

 その文書は、冒頭、「原子力の平和利用を先頭だって進めて来た者として、今回の事故を極めて遺憾に思うと同時に国民に深く陳謝いたします」とあり、「私達は、事故の発生当初から速やかな事故の終息を願いつつ、事故の推移を固唾を呑んで見守ってきた。しかし、事態は次々と悪化し、今日に至るも事故を終息させる見通しが得られていない状況である。既に、各原子炉や使用済燃料プールの燃料の多くは、破損あるいは溶融し、燃料内の膨大な放射性物質は、圧力容器や格納容器内に拡散・分布し、その一部は環境に放出され、現在も放出され続けている。特に懸念されることは、溶融炉心が時間とともに、圧力容器を溶かし、格納容器に移り、さらに格納容器の放射能の閉じ込め機能を破壊することや、圧力容器内で生成された大量の水素ガスの火災・爆発による格納容器の破壊などによる広範で深刻な放射能汚染の可能性を排除できないことである」とある。非常に深刻な状況認識であり、事故対応に当たる人々が少なくともこの程度の緊張感を共有してもらいたいと感じた。そして、同建言は、やや専門的な内容に言及した後、「事態をこれ以上悪化させずに、当面の難局を乗り切り、長期的に危機を増大させないためには、原子力安全委員会、原子力安全・保安院、関係省庁に加えて、日本原子力研究開発機構、放射線医学総合研究所、産業界、大学等を結集し、我が国がもつ専門的英知と経験を組織的、機動的に活用しつつ、総合的かつ戦略的な取組みが必須である。私達は、国を挙げた福島原発事故に対処する強力な体制を緊急に構築することを強く政府に求めるものである」と結んでいる。

 互いに理解を通じ合った面はあるにしても、政策遂行の場面では原子力政策を推進する側と批判する側に身を置いたが、私も含めて、この国の原子力政策に約半世紀の間かかわってきた同類であるに相違なく、立場を超えて、内心忸怩たるものを感じている。私としては、事故処理の当事者たちが事態を軽視することなく、こうしたまじめな建言にも率直に耳を傾けながら、即刻体制の強化を実行し、国民に対しては「隠すな、ウソつくな、意図的に過小評価するな」の3原則を厳しく守り、「最悪に備えて、最善を尽く」してもらいたいと感じている。

 環境に放出された放射性物質による放射線の影響については、測定データに基づいて放射線影響学的なコメントをすることは出来る。いやしくも「科学」である以上、原発に対する賛否の態度に関係なく3+5=8であるように、本来は誰が言っても変わらないものである。それが科学というものの特徴でもある。しかし、人々は、事故当事者が言うのか、原子力安全・保安院が言うのか、政府が言うのか、安斎育郎が言うのか、その情報の発信者によって「疑わしい」と感じたり、「隠しているに違いない」と反発したり、反応はいろいろだ。結局、同じ意味内容のことを発信しても、当該情報発信者の信頼性によって説得力には天と地ほどの差が出る。安斎育郎は、これまでは「立命館大学の安斎育郎」という肩書き付きの面があったが、4月からは「安斎科学・平和事務所」の所長としての新たな信頼性を人々と築いていかなければならない。発信しても信じてもらえないようなことにならないよう、裏返せば、発信したらそれが人々の行動規範として一目置かれるように努力を積み上げたい。

【参考資料】

福島原発事故についての緊急建言

 はじめに、原子力の平和利用を先頭だって進めて来た者として、今回の事故を極めて遺憾に思うと同時に国民に深く陳謝いたします。

 私達は、事故の発生当初から速やかな事故の終息を願いつつ、事故の推移を固唾を呑んで見守ってきた。しかし、事態は次々と悪化し、今日に至るも事故を終息させる見通しが得られていない状況である。既に、各原子炉や使用済燃料プールの燃料の多くは、破損あるいは溶融し、燃料内の膨大な放射性物質は、圧力容器や格納容器内に拡散・分布し、その一部は環境に放出され、現在も放出され続けている。

 特に懸念されることは、溶融炉心が時間とともに、圧力容器を溶かし、格納容器に移り、さらに格納容器の放射能の閉じ込め機能を破壊することや、圧力容器内で生成された大量の水素ガスの火災・爆発による格納容器の破壊などによる広範で深刻な放射能汚染の可能性を排除できないことである。

 こうした深刻な事態を回避するためには、一刻も早く電源と冷却システムを回復させ、原子炉や使用済燃料プールを継続して冷却する機能を回復させることが唯一の方法である。現場は、このために必死の努力を継続しているものと承知しているが、極めて高い放射線量による過酷な環境が障害になって、復旧作業が遅れ、現場作業者の被ばく線量の増加をもたらしている。

 こうした中で、度重なる水素爆発、使用済燃料プールの水位低下、相次ぐ火災、作業者の被ばく事故、極めて高い放射能レベルのもつ冷却水の大量の漏洩、放射能分析データの誤りなど、次々と様々な障害が起り、本格的な冷却システムの回復の見通しが立たない状況にある。

 一方、環境に広く放出された放射能は、現時点で一般住民の健康に影響が及ぶレベルではないとは云え、既に国民生活や社会活動に大きな不安と影響を与えている。さらに、事故の終息については全く見通しがないとはいえ、住民避難に対する対策は極めて重要な課題であり、復帰も含めた放射線・放射能対策の検討も急ぐ必要がある。

 福島原発事故は極めて深刻な状況にある。更なる大量の放射能放出があれば避難地域にとどまらず、さらに広範な地域での生活が困難になることも予測され、一東京電力だけの事故でなく、既に国家的な事件というべき事態に直面している。

 当面なすべきことは、原子炉及び使用済核燃料プール内の燃料の冷却状況を安定させ、内部に蓄積されている大量の放射能を閉じ込めることであり、また、サイト内に漏出した放射能塵や高レベルの放射能水が環境に放散することを極力抑えることである。これを達成することは極めて困難な仕事であるが、これを達成できなければ事故の終息は覚束ない。

 さらに、原子炉内の核燃料、放射能の後始末は、極めて困難で、かつ極めて長期の取組みとなることから、当面の危機を乗り越えた後は、継続的な放射能の漏洩を防ぐための密閉管理が必要となる。ただし、この場合でも、原子炉内からは放射線分解によって水素ガスが出続けるので、万が一にも水素爆発を起こさない手立てが必要である。 

 事態をこれ以上悪化させずに、当面の難局を乗り切り、長期的に危機を増大させないためには、原子力安全委員会、原子力安全・保安院、関係省庁に加えて、日本原子力研究開発機構、放射線医学総合研究所、産業界、大学等を結集し、我が国がもつ専門的英知と経験を組織的、機動的に活用しつつ、総合的かつ戦略的な取組みが必須である。

 私達は、国を挙げた福島原発事故に対処する強力な体制を緊急に構築することを強く政府に求めるものである。

平成23年3月30日

青木 芳朗   元原子力安全委員
石野 栞     東京大学名誉教授
木村 逸郎   京都大学名誉教授
齋藤 伸三   元原子力委員長代理、元日本原子力学会会長
佐藤 一男  元原子力安全委員長
柴田 徳思   学術会議連携会員、基礎医学・総合工学委員会合同 放射線の利用に伴う課題検討分科会委員長
住田 健二   元原子力安全委員会委員長代理、元日本原子力学会会長
関本 博    東京工業大学名誉教授
田中 俊一   前原子力委員会委員長代理、元日本原子力学会会長
長瀧 重信   元放射線影響研究所理事長
永宮 正治   学術会議会員、日本物理学会会長
成合 英樹   元日本原子力学会会長、前原子力安全基盤機構理事長
広瀬 崇子   前原子力委員、学術会議会員
松浦祥次郎   元原子力安全委員長
松原 純子   元原子力安全委員会委員長代理
諸葛 宗男   東京大学公共政策大学院特任教授

***********************************
ジャパン・タイムズ紙4月7日の社説
The Japan Times
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/ed20110407a1.html
Thursday, April 7, 2011

EDITORIAL
Overcoming the nuclear crisis

The crisis at Tokyo Electric Power Co.'s Fukushima No. 1 nuclear power plant does not warrant optimism. Nuclear fuel in the cores of the No. 1, No. 2 and No. 3 reactors is believed to have been severely damaged. In the No. 4 reactor's storage, where spent nuclear fuel is kept, water evaporated at one point, and a hydrogen explosion released radioactive substances into the environment.

The government should pay close attention to proposals made by 16 Japanese experts on nuclear power engineering, nuclear physics and radiology on April 1. It should mobilize all available means to mitigate the crisis.

Tepco is cooling the reactors by pumping water into them by using pumps connected with external power sources. But it cannot stop highly radioactive water from flowing out of the reactors. The more water it pumps into the reactors, the more contaminated water flows outside. Apparently, components for containing radioactive water have been damaged. The No. 2 reactor's suppression pool is feared to have cracked.

On land, the accumulated radiation level during 11 days from March 23 has reached 10.34 millisieverts in the town of Namie, Fukushima Prefecture, just outside the 30-km radius of Fukushima No. 1. Residents inside the zone should evacuate or stay indoors. If the accumulated level over several days reaches a range of 10 to 50 millisieverts, the government calls on residents to stay inside their homes to avoid radiation.

The situation at Fukushima No. 1 is "extremely serious" and demands Japan's all-out efforts, the 16 experts said in their April 1 statement. Three of the 16 — Mr. Shiori Ishino, professor emeritus at the University of Tokyo, Mr. Shunichi Tanaka, former acting chairman of the Atomic Energy Commission, and Mr. Shojiro Matsuura, former chairman of the Nuclear Safety Commission — explained the statement at the education and science ministry.

Since those who signed the statement include former members of the AEC, a body that sets the nation's basic policy for development and use of nuclear power, the NSC, a body that sets the nation's basic nuclear safety policy, and scientists belonging to the Atomic Energy Society of Japan, the government and Tepco should share their sense of crisis and humbly follow their proposals.

The 16 "as people who have pushed peaceful use of nuclear power" expressed their regret over the nuclear crisis and apologized to people. But they did not hide their fear that a critical situation may develop at Fukushima No. 1. They do not rule out the possibility that as time goes on, a molten core melts a weak part of a pressure vessel and enters a containment vessel, destroying the reactor's function to contain radioactive substances, or that hydrogen gas forming inside a pressure vessel explodes and destroys a containment vessel, causing serious radioactive contamination over a large expanse of land and sea. They warn that release of a large amount of radioactive substances could make uninhabitable not only the current evacuation zone but also larger areas.

Mr. Tanaka and others said that the current makeshift efforts to cool the No. 1, 2 and 3 reactors will not be able to completely cool down molten nuclear fuel so as it will not burst through the bottom of pressure vessels. They also said the three reactors contain a much larger amount of radioactive substances than the Chernobyl nuclear plant did.

The points made by the statement include: (1) utmost efforts must be made to both prevent the release of a large amount of radioactive substances and to reactivate the residual heat removal system which internally circulates water to cool reactors and spent fuel storages, (2) spent nuclear fuel must be completely immersed in water, (3) detailed measurement of radioactivity both in the air and the soil in various areas and assessment of their effects must be announced so that area-specific measures can be taken and (4) residents should be fully informed before and after radioactive substances are vented from reactors.

It adds that since hydrogen is forming all the time in the reactors, hydrogen explosions must be prevented at any cost.

The statement also calls for (1)increasing personnel at Fukushima No. 1 to lower their exposure to radiation and to enable them to take enough rest and (2) setting up the headquarters for the crisis containing operations inside or near the plant site (so that headquarters personnel share the burden of radiation exposure and pain with on-site workers.)

The 16 experts say it is essential to set up a system in which the NSC will take the lead in strategically and flexibly utilizing the knowledge and experience of Japan's nuclear authorities — including the Japan Atomic Energy Agency and the National Institute of Radiological Sciences — the power and related industries and universities to end the nuclear crisis. Prime Minister Naoto Kan must exercise strong leadership in setting up this system as soon as possible.

読売新聞 4月2日

原発事故、国内の経験総動員を…専門家らが提言
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110401-OYT1T00801.htm?from=tw

福島第一原子力発電所の事故を受け、日本の原子力研究を担ってきた専門家が1日、「状況はかなり深刻で、広範な放射能汚染の可能性を排除できない。国内の知識・経験を総動員する必要がある」として、原子力災害対策特別措置法に基づいて、国と自治体、産業界、研究機関が一体となって緊急事態に対処することを求める提言を発表した。

 田中俊一・元日本原子力学会長をはじめ、松浦祥次郎・元原子力安全委員長、石野栞(しおり)・東京大名誉教授ら16人。

 同原発1~3号機について田中氏らは「燃料の一部が溶けて、原子炉圧力容器下部にたまっている。現在の応急的な冷却では、圧力容器の壁を熱で溶かし、突き破ってしまう」と警告。また、3基の原子炉内に残る燃料は、チェルノブイリ原発事故をはるかに上回る放射能があり、それをすべて封じ込める必要があると指摘した。

 一方、松浦氏は「原子力工学を最初に専攻した世代として、利益が大きいと思って、原子力利用を推進してきた。(今回のような事故について)考えを突き詰め、問題解決の方法を考えなかった」と陳謝した。

(2011年4月2日01時42分 読売新聞)

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 以下、資料として採録。

経産省、原発重視の方針堅持へ 安全宣言で電力確保目指す【共同】
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011050601000827.html

 原発の緊急安全対策を進めて「安全宣言」を早期に行うことで既設の原発からの電力供給を確保し、2030~50年には「世界最高レベルの安全性に支えられた原子力」を3本柱の一つとするとした、経済産業省の今後のエネルギー政策に関する内部文書が6日、明らかになった。

 14基の原発の新増設を盛り込んだエネルギー基本計画を含め、菅直人首相が政策の白紙からの見直しを表明、中部電力浜岡原発の停止を要請するなど、これまでにない政策を進める中、従来の原発重視を堅持する方針を早々に打ち出したことには今後、各方面から批判が出るのは確実だ。

 文書は、東日本大震災を受けた現行のエネルギー政策の課題に関するもの。事故で「原子力の安全確保に大きな疑問符」がついたとの判断から、「原因の徹底究明と安全規制の抜本見直しを進め、将来のエネルギーとしての適格性を判断する」としながらも「今後のエネルギーのベストミックス」の一つとして「安全性を最大限追求した原子力」を掲げた。

 その上で、30~50年に向けた長期的なエネルギー政策の3本柱の一つとして、太陽光発電などの再生可能エネルギーの拡大、ライフスタイルや産業構造の改革による省エネルギーの実現とともに「世界最高レベルの安全性に支えられた原子力」を据える考え方を示している。

 また、定期検査で停止した原発が再稼働できない状態が続くと、今後1年間で全国すべての原発が停止して地震直前に比べて3千万キロワット以上の供給力が失われると電力危機を強調。「緊急安全対策の徹底(安全宣言)により、既設炉からの電力供給を担保」するとの方針を示した。

 再生可能エネルギーについては今後拡大する方針を示したものの「太陽光発電のコストは原子力の約7倍」「電力の安定化対策として蓄電池の大量導入など年間数千億円が必要」など、これまでの評価の記述をほぼ踏襲している。
2011/05/06 22:06   【共同通信】

 

iwakamiyasumi 浜岡原発事故の停止要請をみて、菅政権が「脱原発 」に舵をきったとみなすのは早とちり、ということ。RT @riotJP RT @gloomynews 共同:経産省、原発重視の方針堅持へhttp://goo.gl/CY13h 「経済産業省のエネルギー政策に関する内部文書」
約2時間前 TwitBirdから
Retweeted by あなた

yamebun 【東電原発】浜岡原発の停止要請よりも重大なニュースかもしれない→「チェルノブイリの避難ルールを基準にしたら、福島第一原発から80キロは希望すれば移住が認められる?!」 http://ow.ly/4OIaN #genpatsu #fukushima #tsunami
約5時間前 HootSuiteから
Retweeted by あなた

tobamory 福島から目をそらすための浜岡停止ではないよね。5月8日に高濃度の汚染水を放出するという情報を河野太郎氏が統合本部の議事録としてブログで暴露してるけど。 ( #iwakamiyasumi live at http://ustre.am/eOVh)
約9時間前 Ustream.TVから
Retweeted by あなた

vw81 vw81_b ああ、なんかTLが””管良いぞ!””の流れになっている、やっぱ日本人は騙され易いんだな、殺人と言うと引いちゃう人が多いので他の言葉で表すと、銀行の金庫から100億円盗んだんだけど、周りがうるさいから1万円だけ返しとくよ!見たいな感じかな?
約9時間前 webから
Retweeted by あなた

hero_furuta 浜岡は世論が五月蝿いから取り敢えず停めてみる。電力足りなくなっても自分の責任ではない。停めろと言ったのは国民なのだから節電に自発的に協力するのは当たり前だと思っているらしい。停めないと面倒だから。とりあえずどうにかなるだろうという場当たり的な判断で策がある訳ではなさそうである。
約9時間前 webから
Retweeted by あなた

tobuchi 合同会見のNHK石川氏の質問から、セシウムはチェルノブイリで148〜380万ベクレル/平米に対し、福島の測定で最高300万ベクレル/平米が明らかに。チェルノブイリの10分の1という言い訳が、いよいよ通用しなくなってきた。この数字だけで言えば同程度の汚染になる。
約10時間前 Saezuriから
Retweeted by あなた

nixe_sc [exblog] 5月4日MBSラジオ小出裕章氏「3号機使用済み燃料プール内で核爆発が起きた件について」 http://bit.ly/mKUCev
1:06 PM May 5th excite blogから

BS025 皆に読んで貰いたい。フォトジャーナリスト森住卓さんのブログ。「飯舘村の取材を始めて1ヶ月。世界中の核汚染地の中で使っていた放射線測定器がここでは通用しない。私が知っている世界の核汚染地とは桁違いの汚染度だ。この事事を村の人に伝えられない。」http://p.tl/RefS 
12:25 AM May 4th webから
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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/06

「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】5月5日分

※関連:NHKは「東京電力 福島第一原発事故関連ニュース」をどう伝えたか。(5月分エントリーのまとめリンク)

 以下、東日本大震災関連リンク福島第一原発関連ニュース の採録です。

※SOBA:「ニュース画像」と言うのは画像と動画がありました。*.jpgとその下のURLは採録した画像の僕自身のメモです。「ニュース画像」中、動画については(何分何秒)と時間を書いておきました。URLをクリックすると別窓が開いて動画を見ることができます。

 

5月5日のニュース

海底の土から放射性セシウム(5月5日 23:20更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110505/index.html

東京電力が、福島第一原子力発電所の専用の港付近の海底で採取した土から、通常の値の3万8000倍に当たる放射性のセシウムが検出され、東京電力は、注意深く監視を続けたいとしています。
東京電力が、先月29日、福島第一原発の1号機と5号機の間にある専用の港付近で、深さ20メートルから30メートルの海底の土を採取して調べた結果、1キログラム当たり▽セシウム134が9万ベクレル、▽セシウム137が8万7000ベクレル、▽ヨウ素131が5万2000ベクレル検出されました。
海底の土に含まれる放射性物質の濃度を定めた国の基準はありませんが、東京電力が同じ場所で行った過去の調査結果と比べると、セシウム137が3万8000倍に上りました。
セシウム134とヨウ素131は、当時の調査では検出されませんでした。
東京電力は、2号機の施設から流出した高濃度の汚染水の放射性物質が海底に沈殿したものとみて、注意深く監視を続けたいとしています。
一方、2号機の取水口付近では、東京電力の4日の調査で、ヨウ素131が1cc当たり33ベクレル検出され、国の基準の830倍と、前日の調査の1400倍を下回りました。
このほか、原発の沖合3キロ、8キロ、それに15キロの海域で行われた海水の調査では、調査対象となった17地点のうち、ほとんどで国の基準を下回りました。

5月5日のニュース一覧

海底の土から放射性セシウム(5月5日 23:20更新)
原子炉建屋 浄化装置が稼働(5月5日 22:15更新)
原発緊急安全対策 近く評価へ(5月5日 19:50更新)
格納容器冠水措置 安全と報告(5月5日 19:50更新)
8日にも扉開放“影響わずか”(5月5日 8:30更新)
東電 原発作業員の生活環境改善へ(5月5日 5:00更新)

 

原子炉建屋 浄化装置が稼働(5月5日 22:15更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110505/2215_joka_sochi.html

東京電力福島第一原子力発電所1号機では、3月の水素爆発以来、初めて、原子炉建屋に作業員が入り、放射性物質で汚染された空気を浄化する装置の設置作業を行いました。
午後4時半ごろからは浄化装置を動かし始めたということで、東京電力は、この装置で放射線量を下げたうえで、早ければ今月中旬にも原子炉の水を循環させるシステムの工事を始め、冷却機能の回復を急ぎたいとしています。
福島第一原発の1号機では、午前11時半すぎに、3月の水素爆発以来、初めて、作業員が原子炉建屋の中に入り、午後1時半すぎから放射性物質で汚染された空気を浄化する装置の設置作業を行いました。
建屋の中は放射線量が高いため、作業員たちは、重さ13キロほどある消防用のボンベなどを着けて、役割分担をしながら交代で作業に当たり、1時間半ほどかけて8本のダクトの設置を終えたということです。
建屋に入った作業員など13人のうち、これまでに判明した被ばく量は、最大2.8ミリシーベルトで、東京電力は、事前に想定した範囲に収まったとしています。
午後4時半ごろからは空気の浄化装置を動かし始めたということで、5日から3日間ほどかけて建屋の中の空気を排気しフィルターできれいにして戻すという作業を続け、建屋の中の放射線量を下げたいとしています。
5日に建屋内で行った放射線量の調査では、最も高い場所で1時間当たり93ミリシーベルトで、被ばく限度量の250ミリシーベルトにおよそ2時間40分で達する値だったことから、東京電力は、こうした場所での作業は注意深く避けるなどの対応を取ることにしています。
今後は、早ければ今月8日に配管や弁の点検のため建屋の中に作業員が入り、順調に進めば今月16日にも原子炉の水を循環させて熱を取り除くシステムの工事を始める計画で、冷却機能の回復を急ぎたいとしています。

 

原発緊急安全対策 近く評価へ(5月5日 19:50更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110505/1950_anzen_taisaku.html

海江田経済産業大臣は、静岡県の中部電力浜岡原子力発電所を視察し、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、国が各電力会社に指示した原発の緊急安全対策が十分かどうか、近く評価を示す考えを明らかにしました。
東京電力福島第一原発の事故を受けて、経済産業省は、3月30日に、各電力会社に原発の緊急安全対策を指示しました。
その実施状況を確認するため、海江田経済産業大臣は、5日、静岡県御前崎市にある中部電力浜岡原子力発電所を視察し、海面から敷地までの高さや非常用の発電設備などを確かめました。
このあと、海江田大臣は、静岡県の川勝知事や御前崎市の石原市長らから、福島第一原発の事故で先送りされている3号機の運転再開などに対する地元の考えを聞きました。
川勝知事は「津波対策は極めて不十分だ」などと述べ、今のままでは3号機の運転再開は認められないという意向を伝えました。
視察を終えた海江田大臣は、記者団に対し、「知事や地元の意見を踏まえて、5月上旬に結論を出したい」と述べ、浜岡原発を含め国が各電力会社に指示した緊急安全対策が十分かどうか、近く判断を示す考えを明らかにしました。
一方、中部電力の水野社長は「津波については防護できると考えている。電源や水の確保の対策も報告しており、評価を待ちたい」と述べました。

 

格納容器冠水措置 安全と報告(5月5日 19:50更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110505/1950_kakuno_yoki.html

東京電力は、福島第一原子力発電所の1号機で、原子炉の安定的な冷却に向けて格納容器を水で満たす「冠水措置」について、地震の揺れなどを考慮しても安全性は確保されるとする報告書をまとめ、経済産業省の原子力安全・保安院に提出しました。
今後は、注水量を増やして、およそ20日間かけて水を満たしたいとしています。
福島第一原発の1号機について、東京電力は、注水量を増やして格納容器を水で満たす「冠水措置」を行うとともに、熱交換器を新設してたまった水を冷やし、原子炉の安定的な冷却を実現したいとしています。
原子力安全・保安院が、東京電力に対し、実施に先立って安全性を確認するよう指示したことを受けて、東京電力は報告書を取りまとめて5日に提出しました。
東京電力によりますと、必要な水の量はおよそ7400トンで、この重量が格納容器や原子炉建屋に加わった場合、地震の揺れを考慮しても強度は保たれるとしています。
ただ、強度を試算するにあたり、地震の揺れの想定は巨大地震の前と変えておらず、水素爆発による建屋の上部の損傷は考慮したものの、巨大地震による建屋の損傷はないと想定したということです。
また、格納容器から水漏れが起きた場合には、原子炉建屋の地下やそこからつながる2号機のタービン建屋の地下に汚染された水が流れ込むと考えられるものの、水位に余裕があるため、外部への流出のおそれはないとしたうえで、水位の監視を強化するとしています。
東京電力は、原子力安全・保安院から了承を受けしだい、原子炉への注水量を現在の1時間当たり6トンから8トンに増やすことにしていて、およそ20日間かけて、格納容器を水で満たしたいとしています。

 

8日にも扉開放“影響わずか”(5月5日 8:30更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110505/0830_youkanimo.html

東京電力福島第一原子力発電所の1号機の復旧作業で、早ければ今月8日に原子炉建屋の入り口が開けられる際に放射性物質の放出が予想されていますが、東京電力は周辺への影響はほとんどないとしています。
福島第一原発の1号機の原子炉建屋では、原子炉の安定的な冷却に向けた作業を進めるため、5日にも作業員が建屋内に入り、早ければ今月8日に本格的な作業が始まります。
本格的な作業開始の際には、建屋の入り口の扉が開けられることになっていて、この際に、建屋の中と外との圧力や温度の差によって、放射性物質が漏れ出ることが予想されるということです。
これについて、東京電力は原発の敷地境界での被ばく量を試算したところ、最大で5.6マイクロシーベルトだとしています。
東京電力は、「一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる1ミリシーベルト、つまり1000マイクロシーベルトと比べて十分に低いと考えている。モニタリングポストで計測される放射線量などを注意深く監視したい」と話しています。
東京電力は、放射性物質の放出が予想される作業を始める前に福島県などに連絡することにしています。

 

東電 原発作業員の生活環境改善へ(5月5日 5:00更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110505/0500_sagyouin.html

東京電力は、福島第一原子力発電所の事故で作業員の生活環境が厳しくなっているとして、来月下旬をめどに仮設の寮を設けるなどして改善を図りたいとしています。
福島第一原発では、東京電力や協力会社の1000人を超える作業員が復旧作業に当たっていますが、十分な物資を運べないことなどから、食事は保存食が中心で、寝袋やマットなどで寝ているということです。
こうした厳しい生活環境を改善しようと、東京電力は来月下旬をめどに、福島第二原発や復旧作業の拠点のひとつ「Jヴィレッジ」に近い場所にプレハブの仮設の寮を建設することになりました。
仮設の寮は、個室か数人ずつの部屋で、作業員が休憩や宿泊ができるようになるということです。
また、東京電力は、寮ができるまでの対策として、およそ200人が宿泊している福島第二原発の体育館で、今月中旬までに、毎日、昼食と夕食に弁当を提供したり、シャワーや2段ベッドを設けたりするとしています。
さらに、作業員の健康管理のため、福島第一原発と第二原発、それに「Jヴィレッジ」にそれぞれ医師を常駐させるとしています。
これについて、細野総理大臣補佐官は、4日の会見で「東京電力は避難している人への配慮などで作業員への配慮が十分でなかった。できるだけいい環境で、作業員がいい結果を出すことが、ひいては避難している人のためになる」と述べました。

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※原発関連で3冊:

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【必見】NHKスペシャル、汚された大地で~チェルノブイリ 20年後の真実~、2006年4月16日(日)放送。

 低線量被ばくのところがとても参考になります。制作当時、NHKは福島原発事故を想像もしていなかったはず(他の54基の原発事故についても)。今から見ると驚くほど率直に語る内容になっています。福島でこれから起きる事を教えてくれるだけでなく、低線量汚染されているエリアでもこれから何が起きるのかを予見させてくれます。なおNHKが著作権を理由に動画を削除するなら、その都度下の方で記録しておきます。代わりの動画をすぐ探せない場合があるので、削除に備え、1/5から5/5までそれぞれの動画の下にアップしたmp3のリンクをはっておきました。音声を聞きながらキャプチャ画像を見れば取り敢えず分かるでしょう。キャプチャ画像はすべてクリックすると拡大します。なお甲状腺ガンについては動画の3

(以下転載始め)
2006年4月16日(日) 午後9時~9時49分 総合テレビ
http://www.nhk.or.jp/special/onair/060416.html

【NHKスペシャル】汚された大地で~チェルノブイリ 20年後の真実~

史上最悪の原発事故からこの4月で20年、人々の苦しみは続いている。というよりむしろ悪化している。ウクライナにある、放射線を浴びた人々が集まって暮らすアパートでは、がんなどの重病患者が増加、毎週のように死者が出ている。さらに大量の放射性物質がまき散らされたベラルーシでは、ヒロシマ・ナガサキでは否定された「遺伝的影響」が報告された。

一方、20年の節目にIAEA(国際原子力機関)などからなる委員会がまとめた報告書によれば、事故で放出された放射線を浴びたことによる死者は全部で60人足らず。健康被害の多くを、「被曝の影響とは言えない」として退けた。患者の支援者などからは「問題の幕引きをはかる過小評価」と批判されている。

「いまだわからないことばかり」とも言われる放射線の人体への影響。広島の医師や研究者も加わって、暗中模索の事実解明、因果関係の究明が続けられている。

最新の動きを追う中で、「汚された大地」で本当は何が起きているのか明らかにしていく。
(以上転載終り)

汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~1/5(9分32秒)
Hilomalu さんが 2011/05/07 にアップロード
http://youtu.be/pIY5AT3o8SI

mp3版1/5←音声だけのを、阿修羅にアップしておきました。

(最初のナレーション)

0003 ←ベラルーシ。


0026 ←立ち入り禁止です。入るには許可証が必要です。


0035


0047 ← 1986年4月26日未明、旧ソ連ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所4号炉が爆発した。屋根が吹き飛ばされ大量の放射能が漏れ出しました。


0121 ← チェルノブイリ原発の終息処理に60万人の人々が動員された。


0136 ←ロシア語で、リクビダートル、後始末をする人と呼ばれた。それから20年、ソ連各地で生活するリクビダートルにガンが多発しています。

 放射性物質が広がった地域は600km先まで及び、500万人の人々が被ばくしました。

 放射性物質は除去されておらず今も放射線を出し続けています。

 長期にわたって被ばくした人々からは染色体の異常が相次いで見つかっています。

 先天的異常を持って生まれてくる子も多くいるため被ばくとの関連が研究者によって調べられています。

0307 ← チェルノブイリ事故から20年、今何が起きているのか追いました。


0316 ←チェルノブイリから南に120km、ウクライナの首都キエフ、ここに旧ソ連政府がリクビダートルとその家族に提供した4万戸のアパートがあります。


0357 ← 


0400


0411 ← 葬儀の人だかり、リクビダートルの男性の葬儀で44歳心臓病でした。ここでは最近亡くなる人が急増、移住してきた4万人は2万人にまで減っています。

 次々と人が死んでいます。私の父も亡くなりました、45歳でした、50歳まで持たないんです。

 最近、リクビダートルに多発しているのがガンです。

(最初のナレーション終わり)

0454 ←リディア・ツァリョバさん、65歳、5年前腸にガンが見つかり手術したが未だに殆ど食事がとれない。


0508 ←ツァリョバさんはチェルノブイリでトラックの運転手をしていた。事故後も4年間原発の中で放射能を測定する仕事をしていた。しかし、自分がどれだけ被ばくしたかは知らされなかった。「当時はどれくらい危険なのかよく分かりませんでした。体に異常も感じませんでしたし、あとになってこんなに酷い事になるなんて思いもしませんでした。」


0557 ←ビクトル・ガイダクさん、65歳、一昨年胃に癌が見つかり、胃の大半を切除し現在は一日の大半をベッドで過ごしている。


0631 ←事故の時、隣接する原子炉で建設作業に携わっていたが、その後も原発内で仲間のリクビダートルのあびた放射線量をチェックする仕事を9年間続けた。(右から二人目)事故の起きた年の被曝量は50レントゲン。その後線量は減ったが9年間放射能をあび続けた。


0726 ←放射線の人体への影響は広島・長崎の原爆被曝者12万人の追跡調査によって明らかにされてきた。事故の時にガイダクさんがあびた50レントゲンは広島では1.5キロの地点での被ばくに相当する。広島では10数年から20年をへてガンになる人が増えた。事故から18年を経てガンを発症したガイダクさんのガン、広島の被曝者の例と符合している。酒も飲まず、タバコも吸わず健康に暮らしてきたガイダクさん、突然の発病だった。


0848 ←ガイダクさんが大切にしている勲章。国家の危機を救った英雄として授与された。


0904 ←事故後、政府の表彰式に参列するリクビダートルの映像。


0910


0913 ←リクビダートルには危険な仕事の代償として住まい、高額な年金、無料の手厚い医療などが生涯補償されたが、。


 

汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~2/5(9分13秒)
http://youtu.be/AESaKnNONzM

mp3版 2/5←音声だけのを、阿修羅にアップしておきました。

 しかし、事故から5年後ソビエト連邦が崩壊、60万人のリクビダートルは分離独立したウクライナ、ロシア、ベラルーシなどに分かれて暮らす事になった。補償されていた特権はそれぞれの政府に引き継がれたが、経済の低迷が続く中、年金は大幅に目減りし医療費も事実上自己負担を求められている。

0129 ←事故当日、ガイダクさんが暮らしていた町を映した映像。白くなっているのは放射線で感光したあと。


0148 ←原発から4km、ガイダクさんの家族や住民は重大な事故が起きた事を知らされず避難命令が出るまでの1日半大量の放射線を浴び続けた。


0222 ←今、リクビダートルだけでなく、その家族までガンが広がっている。ガイダクさんの妻リディアさん、ガイダクさんが胃がんに倒れた直後、子宮癌を発病したが手術を受けられずにいる。

 広島でガンが増えたのは被ばくから20年後の事。リクビダートルとその家族のガンはこれから更に増える可能性がある。


0349 ←ウクライナに住むリクビダートル20万人の健康状態を追跡調査した報告書。ガンによる死者の調査は事故の6年後から資金不足で打ち切られる2000年まで9年間毎年行われた。


0425 ←リクビダートルのガンによる死亡率は年々上昇し、2000年には一般の人の3倍に達していた。


0452 ←ウクライナ放射線医科学研究所 ボロディミール ベベシュコ博士

 リクビダートルの癌による死亡率は、更に上昇していると考えている。


0542 ←しかし去年(2005年)、オーストリア・ウイーンに本部を置くIAEA(国際原子力機関)※はチェルノブイリの事故と、健康被害との因果関係を限定的にみる報告書を発表した。

※IAEA(国際原子力機関)は基本的に原発を推進するための機関。いわば原発村の国際機関。


0613 ←エルバラダイ事務局長は会議の席で、「死亡者が何万人にも登るという誤った情報が事態を更に悪化させた。原子力産業への根深い不審をもたらした。」と発言した。


0634 ←欧米では事故後、大規模の原発反対運動が起こり、原発の新規の建設が次々と中止に追い込まれた。※

※原発村のIAEAにとって憂慮する事態だった。


0702 ←9月マスコミや一般向けに発表された一般の報告書は、被害の規模や因果関係の人体について厳しい姿勢を打ち出した。

「事故の死亡者が何万人何10万人にも登るという主張があるが、これは誇張である。多くは放射線の影響というより、貧困や医療の不備によるもので、酒の飲み過ぎタバコの吸い過ぎのほうが問題である。」


0750  そしてリクビダートルの死者については、被曝が原因で死亡した可能性があるのは50人と記した。この報告書に対しては各国の研究者から反論が相次いだ。チェルノブイリ事故ではおよそ40種類の放射性物質が大量に大気中に放出され、風によって広い範囲を汚染した。

 

汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~3/5(8分58秒)
http://youtu.be/Ur5a4q_ZWnA

mp3版 3/5←音声だけのを、阿修羅にアップしておきました。小児甲状腺ガンについては動画の1分55秒の所からです。

0026 ←ベラルーシのブレスト州、チェルノブイリ原発から400キロ離れたこの地で、体調の異変を訴える人が急増している。


0035 ←広島の甲状腺の専門医、武市宣雄医師。事故後、繰り返し現地を訪れ今回が10回目の訪問。武市さんは数年前から、中年女性の甲状腺癌が目立って増えてきたと実感している。


0130 ←甲状腺のX線写真、青く突き出ている所が(ガンの)腫瘍。3日間で診察した52人のうち、武市さんは、7人を甲状腺癌と診断した。


0206 ←武市さんが現地で診療を始めたのは、事故の5年後。子どもに甲状腺癌が増えていると聞いたからだった。診察してみると広島長崎では、ほとんど見られなかった小児甲状腺癌が次々と見つかった。


0240 ←事故から10年後には、小児甲状腺癌は事故前のおよそ100倍に急増。IAEAも、被ばくが原因だと認めた。


0252 ←事故から20年、小児甲状腺癌は殆ど見られなくなり、かわって大人の甲状腺癌が急増している。

 子どもに甲状腺癌を引き起こしたのは原発から放出された放射性ヨウ素、原発の北にあるベラルーシは風向きの影響で国土のほぼ全域が汚染された。ヨウ素は数カ月にわたって放射線を発し、200万人が被ばくした。


0351 ←更に大地に撒き散らされた放射性ヨウ素は、農作物は牛乳などを通して、人の体に取り込まれた。体内から被曝することから内部被ばくと呼ばれる。


0402 ←子どもの甲状腺は成長に必要なホルモンを出すため


0406 ←大量のヨウ素を吸収しようとする。


0412 ←甲状腺に蓄積された放射性ヨウ素が、がんを引き起こしたと考えられている。

武市さんは吸収した放射性ヨウ素が少なかった大人も、被ばくから20年経った今になって、次々と癌を発症している可能性があると考えていた


0520 ←事故のあと毎日畑に出た上、畑でとれた農作物を食べていたというスベトラーナ・ワデイコさん。この日の診察で甲状腺癌と診断された。

 IAEAの報告書は、被ばくによる大人の甲状腺癌の増加を認めていない。増加は検査技術の向上によって発見が増えているからだとしていた。


 現地に15年通い続けている武市さんは、起きている事実を直視すべきだと考えていた。「大丈夫ですよという報告出るのは、ある意味じゃそんなにひどいもんじゃないという安心感を与えるつもりかもしれません。しかし実際に起こっていることが本当に、がんの人が、被ばく者、汚染の軽い人たちに比べて多いんだったら、それ出していただかないと。早く見つけて早く治療してあげれば、その子供たちは長生きでいるんですよ。ということも言わないといけませんよね。」

 チェルノブイリ原発から放出された40種類の放射性物質の中には、今も放射線を出し続けている物質がある。汚染が続く地域では、低い線量でも、長期に渡る被ばくが、新たな健康被害を引き起こしている可能性が指摘されていた

0715 ←チェルノブイリから130キロ、ベラルーシ南部のゴメリ州に被ばく者の専門病院がある。ここで最近白血病の患者が増えていた。2年前、白血病患者のベッドを事故前の2倍、70に増やしたが、空きのない状態が続いていた。


0749 ←レオニード・ブラフコさん、36歳。去年5月(2005年)、急性白血病と診断され、副作用の強い抗癌剤治療を続けている。


0812 ←事故の時16歳だったブラフコさんは、重大な事故だという情報がなく、毎日屋外でサッカーをしていた。


0830 ←事故後も同じ町に住み続け、結婚して子どもをもうけたが、去年(2005年)突然、体にアザのようなものがいくつもあらわれ、高熱に襲われた。


0845 ←「去年までは普通に生活していました。放射線のことは気にしたことはありませんでした。なのにある日、突然病気に襲われ、悪くなる一方です。」


 

汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~4/5(9分56秒)
http://youtu.be/S_PLpUP1iqI

mp3版 4/5←音声だけのを、阿修羅にアップしておきました。

0006 ←大地を汚染し続けるのは、チェルノブイリ原発から放出された、放射性物質の1つ、セシウム。300年にわたって放射線を出し続ける。濃い紫色のところは大量のセシウムで汚染され、立ち入りが禁止されている。しかし、それ以外のほとんどの地域では、人の居住は制限されていない。


0040 ←ブラフコさんが住んでいたのもこうした地域だった。


0047 ←ゴメリ州カリンコビッチ。ブラフコさんは、セシウムによる低線量の被ばくが続くこの町で、事故後19年間暮らし続けていた

 国は、この町が今も汚染されていることを認めているが、住民には特に説明していなかった。


0145 ←去年5月(2005年)、夫婦で撮った写真。この翌日、診察を受けたブラフこさんは、そのまま入院した。事故から19年、突然の発病だった。


0243 ←ブラフコさんは病状が悪化し無菌室に隔離された。熱は連日39度を超えていた。


0331 ←国連の国際がん機関の論文。これまでブラフコさんのような、低い線量の被ばくと、癌や白血病との因果関係は、認められて来なかった。しかし最近、低線量でも、長い間被爆すると、白血病やがんを引き起こすという研究が相次いで発表されている。


 長期にわたって低線量を被ばくしている、世界15カ国60万人の原発労働者を調査したところ、癌や白血病で亡くなった人のうち、1%から2%が被ばくが原因だった可能性があることが明らかにされた。

0443 ←国際がん研究機関 エリザベス カーディス博士。「チェルノブイリで被ばくした人たちは、事故後ずっと放射線を浴び、それは今も続いています。被ばくしている人の数も膨大です。低い線量であっても、白血病や癌を発症する危険性を無視してはいけません」


 しかし、この主張は、去年9月(2005年)のIAEAの報告書には盛り込まれなかった。——この程度の被ばくで白血病が増加している証拠を掴むのは「到底無理だ」——としていた。

 ベラルーシでは今も多くの国民が汚染地でとれた農作物や家畜を食べ続けている。これまでベラルーシ政府は、汚染された土や家屋を除去するなど、多い時には国家予算の2割を費やして対策を行って来た。

0608 ←先月(2006年3月)三選をはたしたルカチェンコ大統領は汚染地の再利用に乗り出している。


0618 ←放射能を恐れ人が住まなくなったゴメリ州の農地に新しい住宅を建てた。


0630 ←人々に帰ってきて農業を再開するよう呼びかけているところ。


0638 ←「事故を忘れるのは良い事です。代わりに私たちが憶えておきますから。政府は国民に恐怖を植え付けすぎたのです」事故から20年低い線量による長期被曝による影響が解明されていない中、ベラルーシ政府の汚染対策が転換し始めている。20年に及ぶ低線量長期被曝でもう一つ懸念されていることがある。生まれてくる子どもへの遺伝的影響だ。


0814 ←広島大学名誉教授佐藤幸男医師。遺伝的影響の調査のためベラルーシをこれまで50回ほど訪れていた。広島では被曝による遺伝的影響は確認されていない。しかし、佐藤さんは広島とは違う長期にわたる被ばくの影響を懸念している。「広島のデータって言うのは非常に参考にはなりますけど、決してオールマイティではない訳で、ご存じのように被ばくの型も様相も違いますから、即こちらに持ち込んでその通りでないといけないと言う目で見るのは間違いだと思います」


0836 ←ゲンナジー・ラジューク博士。佐藤さんはベラルーシで40年に渡って遺伝の研究を行っているゲンナジー・ラジューク博士と共同調査を行ってきた。二人はこれまで低線量による被ばくをし続けている住民の染色体を調べてきた。


0906 ←異常が見つかった血液の細胞の染色体です。


0909 ←矢印の染色体がちぎれ、


0917 ←別の染色体にくっついています。染色体の異常が精子や卵子で起きれば子どもに先天的な影響が現れる可能性がある。


0936 ←汚染の続くゴメリ(チェルノブイリに近い汚染地)とミンスク(離れている殆ど汚染されていない地域)では異常の現れる頻度がどのくらいあるか比べた。


0951 ←この調査では、ゴメリで生まれた子どもに染色体の異常が見つかる頻度はミンスクの子どもの10倍にのぼった。


 

汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~5/5(11分15秒)
http://youtu.be/VWSsRvN5pLs

mp3版 5/5←音声だけのを、阿修羅にアップしておきました。

0021 ←先天的な子どもの数も調べた。ベラルーシでは以前から先天異常の研究が行われていたため、事故前のデータがある。調査の結果、事故後、先天的な病気を持つ子どもの数がおよそ2倍に増えていることが分かった。

 IAEAは事故による遺伝への影響を一貫して認めていない。発見と報告の制度が整備されたことで、先天的異常の子どもの登録数が増えたとしている。


 二人は新たな調査を始めた。ベラルーシ各地で生まれた、先天的な病気を持つ137人の子どもとその親の染色体を調べたのだ。

0131 ←子どもに見られる血液の細胞の染色体異常が親にも見つかれば、親にも先天的な病気がある。それが受け継がれたものと考えられる。


0150 ←親に染色体の異常が見られない場合は、被ばくを含む何らかの理由によって、親の生殖細胞の染色体に突然変異が起きたと考えられる。その突然変異の割合を、汚染地とそれ以外の地域で比べた。


0216 ←子どもの先天的な病気が、親の生殖細胞の突然変異によっておきた割合は、汚染の殆ど無い地域では68%。これに対して汚染地では89%に達した。

 調べた親子の数はまだ少なく。二人は更に調査が必要だと考えている。この日は首都ミンスクのアパートに暮らす、ある一家を訪ねた。ビクトル・マシコさんの家族。マシコさんの3人の子どもと甥と姪、合わせて5人のうち4人に染色体の異常が見つかっている。


0342 ←一家はチェルノブイリから60キロのゴメリ州ナローブリャに、5年間住んでいた。大量のセシウムが撒き散らされた地域だ。


0358 ←長女のオリガさん、20歳。生まれて6ヶ月の時事故が起き、5歳まで汚染地で暮らした。このアパートに移った後血液細胞に染色体の異常が見つかった。

 「私たちは5年間、汚染地帯に暮らしていました。ですから娘たちの子ども、更にその子どもに何かが起こるかもしれません。何も異常がないことを祈るだけです」


 血液細胞の染色体異常は遺伝に直接つながるわけではない。健康にも今のところ問題はない。しかし幼い頃、5年間被ばくしていたという事実はオリガさんに重くのしかかっている。「傍目には元気に見えるかもしれませんが、忘れることは出来ません。放射能、事故、そこからは逃げられないんです」

佐藤さんの妻は、原爆の被ばく者だ。同じ不安を抱えてきた広島の被ばく者のことを話すなどしてオリガさんのことを支えている。

0657 ←去年9月(2005年)、IAEAが出した報告には会議に参加した各国の専門家や公的機関から異論が相次いだ。批判を受けたIAEAは、先月改訂版を発表した。何箇所か修正が加えられている。

 癌による正確な死者の数は、推定が不可能とした上で、リクビダートルの死者を50人としていた記述を、現在把握している人数は、50人と改めた。白血病については、増加している証拠を掴むのが到底無理だという表現が削除され、かわりに、調査を継続すべきだという一文が加えられた。遺伝的な影響についての記述には代わりがなく、この程度の線量では起こりえないとしている。

0829 ←リクビダートルが暮らすウクライナのアパート。この日も癌でなくなった住人の葬儀が行われていた。


0851 ←ベラルーシ・ゴメリの被ばく者専門病院。この3ヶ月で15人が白血病でなくなった。

 ブラフコさんの病状は更に悪化しています。一切の面会は謝絶。正常な白血球は殆ど失われていました。


0948 ←妻のナターシャさん。医師から助かる見込みは殆ど無いと告げられていた。


文字「声:ブラフコさん」

「話すこともほとんで出来ないんだ。のどが痛いし、窓も開かないのに、なんでおれはかぜをひくのかな」「でも、前を向かないと、もがかないと、溺れてしまうからな」「生きたいよ、家族のために」

 人類史上最大の核汚染、チェルノブイリ原発事故から20年。事故の幕引きの動きがある中、真実を突き止めようとする医師たちの治療と研究が続いている。500万人の被ばく者に何が起きているのか。明らかにされるのはこれからだ。

関連:
御用学者、山下俊一の「福島県原発事故の放射線健康リスクについて」講演会。

低線量被曝とDNA切断について

 

※参考:

(1)『NHKスペシャル|汚された大地で〜チェルノブイリ20年後の真実〜』文字おこし……チェルノブイリ事故作業員の20年後
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65733900.html

(2)『NHKスペシャル|汚された大地で〜チェルノブイリ20年後の真実〜』文字おこし…チェルノブイリ事故作業者の癌死亡率、一般の3倍
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65734193.html

(3)『NHKスペシャル|汚された大地で〜チェルノブイリ20年後の真実〜』(文字おこし)……400キロ離れた地で小児甲状腺がん・白血病増加
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65733586.html

(4)『NHKスペシャル|汚された大地で〜チェルノブイリ20年後の真実〜』(文字おこし)……400キロ圏セシウム低線量被ばく、癌・白血病の実態
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65734848.html

(5)『NHKスペシャル|汚された大地で〜チェルノブイリ20年後の真実〜』(文字おこし)……最終回セシウム被曝による生殖細胞の突然変異の実態
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65734874.html

 

 最初にアップしていた、下記の動画はNHKが削除

汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~1_5.avi から5_5.aviまで
TheAFALD
http://www.youtube.com/watch?v=PHeq8TfSRBM

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隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/05

【福島原発】5/4/水★3号機の爆発は水素爆発か?核爆発ではないのか!小出裕章氏に聞く、MBS毎日放送ラジオ。

 小出先生が話された半減期についての所、僕自身の感想などを若干詳しくメモしておきました

※関連ブログ:小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ

【福島原発】5/4/水★3号機の爆発は水素爆発か?核爆発ではないのか!
by nyugankenshin
http://www.youtube.com/watch?v=QfMsauUspfI

水野晶子アナウンサー:
福島第一原発3号機の爆発について、3月14日(11時)の爆発、これまで水素爆発という事だったが、核爆発だったんじゃないかと海外から指摘されている話しが、アメリカの専門家からあります。黒い煙が上がっていてその点について小出先生にうかがいたいとリスナーからあります。

小出裕章:
核爆発、核暴走と私たち使いますけれども、そう言う事が使用済み燃料プールの中の燃料で起こるという事は私は思っていませんでした。私は水素爆発だと思っていますし、いずれにしろ水素爆発が起こった事は確実だと思いますけれども、それに伴って核暴走が起きたかどうかに関しては多分ないと私はズーッと思ってきました。ところが色々なデータが次第に出てきまして、私が今一番注目しているのは包括的核実験禁止条約と言うのがあって世果中のどこかで秘密裏に核実験が行われているかどうかと言う事を監視する測定機関があり、日本の場合高崎にあって、大気中の微量な放射性物質を常に監視しながらどこかで核実験が行われているかどうかをズーッと監視している組織があるのです。包括的核実験禁止条約を検証する世界的な組織です。その為の日本の組織もあってそれが高崎で観測を続けてきた訳ですが、その施設で放射性物質を測ってきた所、3月の15日から16日にかけて空気中の放射性核種も勿論していたのですが、その日は東京にももの凄く濃密な放射性物質が飛んできた日なんですけれども、その高崎の研究機関で測定した所、ヨウ素の135と言う放射線核種が大量にあったという報告がなされています。ヨウ素の135と言う放射線核種は半分に減るまで6.7時間という比較的寿命の短い放射能、ですから67時間ですから三日も経てば1000分の1になってしまうと言う非常に寿命の短い放射線核種なんです。もし福島の原子力発電所が3月11日の地震で停止したのであれば、その時原子炉の中にあったヨウ素135は3月15日の段階ではほとんどもうないと思っていいと思います。

※SOBA:小出先生が話された半減期について。
 ヨウ素135の場合、半減期が6.7時間、10倍の67時間なら言うまでもなく半減期が10回、例えばスタート時1000として計算すると最初の半減期 の6.7時間後には500、残り9回分は250、125、62.5、31.25、15.625、7.8125、約3.9、約1.95、最後10回目の半減 期には約0.976。つまり半減期10倍の67時間で1000分の1になる。逆に言うなら、1000分の1になる時間を計算したければ、半減期を10倍す ればいい。例えば半減期がおよそ30年と長い、セシウム137なら1000分の1になるのは300年後、4分の1になるのでも30年掛ける2で60年後に なる、90年後でも8分の1にしかならない。前に小出先生が確かセシウム137について話しをした時に「半減期が30年、つまり数百年の問題になるので す」と言っていた。前記のように計算してみれば確かにその通りである事が分かります。ましてバラ撒かれる放射性物質の絶対量が大量になるなら大変な被害を 後世に残すという事です。

小出裕章:
ヨウ素135はもう4日経っている訳ですから、ほとんど無いはずなんですが、その高崎で測っていた測定機関によると膨大なものがあった。もしその測定値が正しいとすればそのヨウ素135は3月15日、あるいは3月14日に(新たに)産み出されたと考える以外にありません。そうすると3月14日に3号機で爆発が起きたというその時にできた可能性と言うのは考慮すべきかと思います。

水野晶子アナウンサー:
そうすると、3号機が水素爆発としたならば、このヨウ素145が(135の間違い)膨大な量で検出されたと言うことは考えにくいんですか。

小出裕章:
水素爆発だけならそんな事は無いんですね。水素爆発に誘発されて使用済み燃料中の使用済み燃料のある一部が吹き飛ばされてと言うか、集まって再びウランの核分裂反応が異常に進んだという状況を仮想するんですね、仮想するというかそんな事があったと言う事を説明する一つになるかも知れないと、。

水野晶子アナウンサー:
あ、この時間にヨウ素135が沢山あると言う事の説明の一つとしてはあり得る、考え得るって事ですね。

小出裕章:
そう言う事も考えなければいけないのかなと思うようにいま私はなっています。

水野晶子アナウンサー:
水素爆発を引き金にしてもしかしたら核分裂反応が使用済み燃料で進んだかも知れないと言うこと、。

小出裕章:
そのための一つのかなり有力な証拠と言うものが出てきている訳です。ただこう言う放射性物質の測定と言うのは東京電力も何度も何度も間違えた情報を出してきた、ある訳ですから高崎の包括的核実験禁止条約を検証するための機関が間違った情報を出したと言う可能性もあると思います。情報に関しては常に注意しながら考えなければいけませんが、もしその測定データが正しければ3号機の爆発というのはヒョッとすると核暴走というのが起きたのかも知れないと私はいま思い始めています。

近藤勝重
先生、この事とレベル7との因果関係って言うのはないんですか。

小出裕章:
ありません。要するに核暴走が起きたか起きなかったかと言う事と全く関係なく環境に出てきた放射能の量というのは別に測定されてる訳ですね、多数の地点で、。それでもう多数の核種が出てきてしまっている事は確定している訳です。ですからそれが壊れて溶けてしまった原子炉の中から出てきたのか、あるいは一時的に核暴走というのが起きてある程度の放射性核種がその時に噴き出してきたのかと言う事、まあどちらでもいいんですけれども、もう出てきた放射性核種自身の量は分かっていますので、レベル7はもう動かない事実です。

 以下、要約。

3月15日の段階でレベル6は遥かに超えていたと思っていた。政府の専門家達もその段階でもうレベル7だと思っていたと言っている。

日本で核暴走が起きるとは誰も思っていなかった。原子力発電所の安全性をもう一度考え直す必要がある。

核の暴走は一時的なものでもう終わっている。

核分裂で出来る放射性物質は原子炉の中でゆっくり出来ようと、核爆発で出来ようと全て同じ。ただし短い寿命の核物質は閉じ込めてあればすぐに無くなっているが、使用済み燃料のような所で(核暴走が)起きると短い寿命の放射性核種が沢山環境に出てきてしまう。それを高崎の研究機関が検出したと言っている。

 

5/4/水---原発推進の重鎮登場-本人いわく「原子力村の外れです...」 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=tfX1i64mDUE

5/4/水---原発推進の重鎮登場-本人いわく「原子力村の外れです...」 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=kEi-q8qqN54

 

【福島原発】5/3/火★今?5000枚のシミュレーション結果公開
http://www.youtube.com/watch?v=R8wuXIfH8b4

 

【福島原発】5/2/月★1.小佐古さんとは喧嘩相手です 2.水棺は困難
http://www.youtube.com/watch?v=tpMTeIj-2vg

関連:
福島原発事故、小出裕章先生(京都大学原子炉実験所)に聞く、MBS毎日放送ラジオ。(3月25日~4月28日)

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「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】5月4日分

※関連:NHKは「東京電力 福島第一原発事故関連ニュース」をどう伝えたか。(5月分エントリーのまとめリンク)

 以下、東日本大震災関連リンク福島第一原発関連ニュース の採録です。

※SOBA:「ニュース画像」と言うのは画像と動画がありました。*.jpgとその下のURLは採録した画像の僕自身のメモです。「ニュース画像」中、動画については(何分何秒)と時間を書いておきました。URLをクリックすると別窓が開いて動画を見ることができます。

 

5月4日のニュース

1号機 作業員原子炉建屋内へ(5月4日 20:45更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110504/index.html

東京電力福島第一原子力発電所1号機では、5日にも3月の水素爆発以来初めて原子炉建屋の中に作業員が入る予定です。
原子炉の冷却の回復に向けて欠かせない作業で、東京電力では、早ければ今月中旬から原子炉の水を循環させるシステムの工事も建屋内で始めることを明らかにし、原子炉の安定的な冷却の実現を急ぎたいとしています。
福島第一原発1号機では、原子炉を冷却する一環として、格納容器を水で満たす方針で、必要な作業を行うため、5日にも3月の水素爆発以来初めて作業員が原子炉建屋の中に入ります。
作業は、放射性物質で汚れている建屋内の空気を浄化する装置の設置で、4日は建屋内からの放射性物質の漏えいを防ぐ特殊なテントの組み立てのほか、放射性物質を取り除く排風機と呼ばれる装置の取り付けが行われました。
また、被ばく量を抑えるための訓練も行われ、作業員たちは重さ13キロほどある消防用のボンベなどを着けて、動作の確認などをしたということです。
一方、本格的な冷却にとって欠かせない原子炉の水を循環させて熱交換するシステムについて、東京電力は4日、具体的な計画を発表しました。
それによりますと、計画では、現在、水素爆発を防ぐために窒素注入している配管を使って格納容器から水を取り出し、仮設の熱交換器を通したうえで、非常用の配管を通じて原子炉に戻すということです。
熱交換器は、原子炉建屋の大物搬入口付近に設置し、温まった水は建屋の外に造る空気を使って冷やす冷却塔を使って熱を取り除くということです。
東京電力によりますと、システムの設置は原子炉建屋内での作業が多く、5日にも行われる建屋内の空気を浄化するための作業がまずは重要になるということです。
さらに、配管や弁が壊れていないか確認が必要で、早ければ今月8日にも建屋内に作業員が入り、目視で点検するということで、順調に進めば今月16日にも原子炉建屋内での工事を始めるとしています。
しかし、点検できる範囲は限られるため、配管が使えるかどうかは実際に動かしてみないと分からないということで、不確定な要素も多く、システムの設置がいつ終わるか現時点で見通しは立っていないとしています。
記者会見した東京電力原子力・立地本部の松本純一本部長代理は「1号機の冷却状況から考えると、循環システムができれば、数時間か最大でも数日で100度以下の冷温停止状態にできると考えている」と話しました。
また、統合本部の事務局長の細野総理大臣補佐官は「このシステムがどのくらいの時間でできるかが、工程表のステップ1の大きな目標だ。
1号機についてはできるかぎり前倒しで行い、そのことが2号機、3号機にもつながると思う」と話しました。

5月4日のニュース一覧

1号機 作業員原子炉建屋内へ(5月4日 20:45更新)
2号機 立て坑にふたをする作業(5月4日 12:25更新)
海に流出 除去装置の開発進める(5月4日 5:15更新)
汚泥問題 分析後に対応策判断(5月4日 5:15更新)
電波時計 原発事故の影響受ける(5月4日 5:15更新)
沖合の海底土 放射性物質を検出(5月4日 0:10更新)
 

2号機 立て坑にふたをする作業(5月4日 12:25更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110504/1225_2gouki.html

東京電力は、福島第一原子力発電所の2号機のトレンチと呼ばれるトンネルに新たな津波によって海水が入り込んだり、高濃度の放射性物質に汚染された水が海に流れ出たりしないよう、地上とつながる立て坑に、4日からコンクリートを入れてふたをする作業を進めています。
福島第一原発周辺では、今も余震が続き、大きな揺れや新たな津波が原発の冷却機能の復旧作業に影響を及ぼすことが心配されているため、東京電力は、新たな津波対策を進めています。
この対策の一環として、トレンチと呼ばれるトンネルに津波によって海水が入り込んだり、高濃度の放射性物質に汚染された水が海に流れ出たりしないよう、2号機と3号機の海側にある4つのトレンチの立て坑をコンクリートで埋める計画です。
このうち、2号機のトレンチでは、コンクリートを入れる下準備として、砕いた石およそ370立方メートル分を投入する作業が3日に終わったということです。
4日は、この石の上にコンクリートを入れて、立て坑にふたをする作業を進めています。
2号機のトレンチについては、高濃度の汚染水を「集中廃棄物処理施設」へ移送する作業が並行して行われていて、石を投入したことによる水位の大幅な上昇はありませんでした。
東京電力では、6日にさらにモルタルを入れて止水効果を高めるということです。
また、2号機と3号機の残りの3つの立て坑については、がれきなどがあるため、撤去して準備ができしだいコンクリートでふたをする作業を始め、今月下旬にはトレンチの立て坑を完全に埋めることにしています。

 

海に流出 除去装置の開発進める(5月4日 5:15更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110504/0515_zyokyosouchi.html

東京電力福島第一原子力発電所から高濃度の汚染水が海に流出し、その後も放射性物質の検出が続いていることから、東京電力は、海中で放射性物質を除去する装置の開発を進めていて、今月下旬の設置を目指したいとしています。
福島第一原発の周辺の海域では、高濃度の汚染水の流出が先月6日に止まったあとも放射性物質の検出が続いていて、2日には2号機の取水口付近でのヨウ素131の濃度が国の基準の5800倍と前日の2倍を超え、東京電力は「現在も流出が起きている可能性は否定できない」としています。
これまで、東京電力は、特殊なフェンスを設置して海水の流れを遮ったうえで、その周辺に放射性物質を吸着する「ゼオライト」という鉱物を土のうに詰めて投下しましたが、目立った効果は出ていないということです。
このため、東京電力は、放射性物質を除去する効果を高める必要があるとして、ゼオライトを使った新たな除去装置の開発を進めています。
この装置は、ゼオライトを詰めた金属製の容器にポンプを取り付けて、絶えず海水を流し込む仕組みで、フェンスの内側に設置すれば、たまった海水の浄化が期待できるということです。
東京電力は、今月下旬の設置を目指すとともに、新たな流出が起きていないか注意深く監視を続けることにしています。

 

汚泥問題 分析後に対応策判断(5月4日 5:15更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110504/0515_odei.html

福島県郡山市の下水処理施設の汚泥などから放射性物質が検出され、セメントの材料として再利用されていた問題で、経済産業省の原子力安全・保安院は、福島県が行っているセメントに含まれる放射性物質の濃度の調査結果を待って、今後の対応策について判断することにしています。
この問題は、郡山市にある福島県の下水処理施設「県中浄化センター」の汚泥などから、放射性セシウムが検出され、この汚泥が栃木県佐野市にある「住友大阪セメント」の工場で再利用されていたものです。
会社や原子力安全・保安院によりますと、再利用されたセメントはすでに出荷され、道路や橋などの資材として使われた可能性があり、会社側が追跡調査を進める一方、福島県が工場に残されていたセメントを採取して放射性物質の濃度を調べています。
これについて、原子力安全・保安院は、福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質が下水に流れ込んだとみていますが、今回のようなケースは想定がなく、関係する省庁と対応を協議しています。
具体的には、原子力発電所から出る放射性廃棄物の処理について定めた国の規則を参考にする方向で、放射性物質として扱わなくてもよいとされる放射性セシウムの濃度の、1キログラム当たり100ベクレルが今後の対応策を決めるうえでの1つの目安になるとしています。
原子力安全・保安院は、福島県の調査結果を待って、最終的な判断をすることにしています。

 

電波時計 原発事故の影響受ける(5月4日 5:15更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110504/0515_denpadokei.html

時刻を合わせないでも正確な時を刻む便利さから、急速に普及が進んでいる「電波時計」が、東日本の広い範囲でうまく動かない状態が続いています。
時刻を合わせるための電波を送る施設が、福島第一原子力発電所から20キロ圏内にあるのが原因で、販売店などには、問い合わせや苦情が寄せられています。
電波時計は、電波を受信して自動的に正しい時刻を表示するもので、去年、国内で販売された置き時計や掛け時計の6割ほど、腕時計では4割ほどを占めるなど、急速に普及が進んでいます。
時刻を合わせるための電波は、国内に2つある送信所から送られていましたが、このうち、福島県田村市と川内村の境の山の上にある送信所が、福島第一原発から17キロの距離にあるため、震災の翌日の避難指示を受けて常駐する作業員が避難し、電波の送信が停止されました。
管理する「情報通信研究機構」は、警戒区域として立ち入りが禁止される前日の先月21日に職員を派遣して作業を行い、いったんは異例の無人での送信再開を果たしましたが、その4日後に今度は落雷を受けて停止し、復旧の見通しは立たないままです。
電波時計が安定的に電波を受信できる範囲は、置き時計や掛け時計でおよそ1000キロ、腕時計でおよそ500キロとされ、もう1つの九州の送信所からの電波が届きにくい東日本の広い範囲では、利用者からの問い合わせや苦情が販売店やメーカーに寄せられています。
これについて、情報通信研究機構時空標準研究室の花土ゆう子室長は「これだけ長期にわたり電波を出せないのは、送信所の開設以来、初めてのことで、大変無念です。今後は、送信再開のため、警戒区域に特別に立ち入ることができないか、国や自治体と協議したい」と話しています。

 

沖合の海底土 放射性物質を検出(5月4日 0:10更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110504/0010_kaiteido.html

東京電力が福島第一原子力発電所の沖合で海底の土を初めて調べたところ、最高で1キログラム当たり1400ベクレルの放射性のセシウムが検出されました。
東京電力は「検出された放射性物質は、通常の100倍から1000倍という高い濃度であり、今後も監視を続ける」としています。
東京電力は、先月29日、福島第一原発の沖合2か所で、水深20メートルから30メートルの海底の土を採取し、放射性物質が含まれていないかどうか初めて調べました。
その結果、原発からおよそ15キロ北の沖合では、1キログラム当たりセシウム137が1400ベクレル、セシウム134が1300ベクレル検出されました。
また、およそ20キロ南の沖合でも、セシウム137とセシウム134が1キログラム当たり、ともに1200ベクレル検出され、これらの2か所ではヨウ素131も検出されました。
一方、同じ日に、文部科学省が原発からおよそ50キロ南の沖合1か所で行った調査では、放射性物質は検出されませんでした。
東京電力は「基準などが無く、評価は難しいが、検出された放射性物質は通常の100倍から1000倍という高い濃度であり、今後の変化を監視する必要がある。魚介類への影響も含めて調査を続けたい」としています。
これについて、海洋中の放射性物質に詳しい海洋生物環境研究所の御園生淳研究参与は「検出された放射性物質の濃度は、通常より極めて高いと言え、高濃度の汚染水が原発から海に流れ出ていたことによるものと考えられる。福島県の沖合の海底は砂地で、潮の流れも速く、濃度は徐々に低くなるとみられるが、岸に近いところの海底は潮の流れが遅く、放射性物質が長い間とどまるおそれもある。より多くの場所で継続して海底の土を調べるとともに、魚介類への影響がないどうかも詳しく調べる必要がある」と話しています。

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

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2011/05/04

「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】5月3日分

※関連:NHKは「東京電力 福島第一原発事故関連ニュース」をどう伝えたか。(5月分エントリーのまとめリンク)

 以下、東日本大震災関連リンク福島第一原発関連ニュース の採録です。

※SOBA:「ニュース画像」と言うのは画像と動画がありました。*.jpgとその下のURLは採録した画像の僕自身のメモです。「ニュース画像」中、動画については(何分何秒)と時間を書いておきました。URLをクリックすると別窓が開いて動画を見ることができます。

 

5月3日のニュース

建屋入り口の密閉施設を準備(5月3日 20:50更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110503/index.html

東京電力福島第一原子力発電所1号機で、原子炉の安定的な冷却に欠かせない原子炉建屋内に人が入って行う作業を行う前に、放射性物質が外に漏れるのを防ごうと建屋の入り口を密閉するための特殊な施設を設置する準備作業が行われました。
福島第一原発1号機では、原子炉を安定的に冷却するため、格納容器を水で満たす方針で、そのためには作業員が原子炉建屋内に入って復旧作業をする必要があり、まず放射性物質に汚染された建屋内の空気を浄化する計画です。
3日は一連の作業を前に建屋内から放射性物質が外に漏れるのを防ごうと、入り口を密閉するための特殊なテントの設置の準備作業が行われました。
東京電力によりますと、テントは横1.5メートル、縦1.3メートル、高さ2.2メートルで、燃えにくいシートと板で囲われた小屋のようなもので、建屋内よりも圧力を高めて、中から空気が漏れないようにするということです。
4日以降、テントの設置を行い、準備が順調に進めば、5日にも水素爆発以来、初めて実際に作業員が建屋内に入ってポリエステル製の管を設置し、空気を浄化する作業を始める見通しです。

5月3日のニュース一覧

建屋入り口の密閉施設を準備(5月3日 20:50更新)
一時帰宅 予行演習で課題検証(5月3日 20:50更新)
原発事故 事態収束せず陳謝(5月3日 20:50更新)
拡散予測データ5000件公開(5月3日 14:05更新)
1号機の作業 テストケースに(5月3日 6:25更新)
作業員被ばく量 上限適用せず(5月3日 6:25更新)

 

一時帰宅 予行演習で課題検証(5月3日 20:50更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110503/2050_ichijikitaku.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、立ち入り禁止となっている原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」の住民の一時帰宅に向けて、政府や福島県内の関係する市町村の職員などが、一時帰宅の課題を検証する予行演習が、3日、行われました。
福島第一原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」の住民の一時帰宅について、政府は半径3キロ以内を除いて認める方針を示しています。
3日の予行演習は、一時帰宅の課題を検証するため行われたもので、政府や関係する8つの市町村の職員などおよそ50人が参加しました。
職員らは、まず警戒区域の手前の川内村の村民体育センターで、防護服などを着用したうえで、バスで原発から4キロ余りの大熊町役場や周辺の地域に向かいました。
演習はおよそ2時間行われ、一部の職員を「住民」に見立て、住民が必要最小限の家財を取りに行く時間があるかや、無線などの通信手段が使えるか、さらに、放射線量の状況などについて検証が行われました。
演習を終えた職員らは、体や荷物に放射性物質が付着していないかスクリーニングを行いましたが、放射性物質を取り除く「除染」が必要な人はいなかったということです。
演習に参加した職員からは、「防護服や手袋などで全身を覆った状態での作業の負担が大きいと感じた」とか、「高齢の住民などが熱中症になる危険もあるのではないか」といった意見が出ていました。
政府の現地対策本部の上田英志担当審議官は、「特に大きなトラブルもなく、通信状況も無線に関しては問題がなかった」と話していました。
政府は、3日の予行演習を受けて、一時帰宅の方法や時期について、関係する市町村と改めて協議することにしています。

 

原発事故 事態収束せず陳謝(5月3日 20:50更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110503/2050_chinsha.html

経済産業省の原子力安全・保安院の寺坂信昭院長が、東京電力の福島第一原子力発電所の事故のあと、初めて福島県を訪れ、発生から50日が過ぎても事態が収束していないことを陳謝しました。
寺坂院長は福島市にある県の災害対策本部を訪れ、非公開で佐藤知事と会談しました。
寺坂院長は会談のあと会見し、「原子力安全・保安院の責任者として知事と県民の皆さんにおわびするために来た」と訪問の理由を説明したうえで、「発生から50日以上がたって、まだ事故が収束していないことと訪問がきょうになってしまったことをおわびします」と陳謝しました。
また、事故の発生から50日以上たってから初めて福島を訪問したことについて、佐藤知事から「日々、新しい問題が出てくるなかで東京の考えが少し遠いのではないか」と指摘されたことを明らかにしたうえで、「わたしとしては、もっと早く来るべきだと考えたが、事態の収束に向けて活動していたのできょうになった」と釈明しました。
また、福島第一原発の電源喪失が長い時間にわたったことについて、「当局として十分に対応できていなかった事実を率直に反省し、今後に生かして行かなければならない」と述べ、原子力安全・保安院の対応の甘さを認めました。

 

拡散予測データ5000件公開(5月3日 14:05更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110503/1405_kakusan_data.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、放射性物質がどのように拡散するかを予測したデータについて、政府は、これまで公表していなかったおよそ5000件のデータを3日からホームページで公開しています。
このデータは、「SPEEDI」というコンピューターシステムを使い、放射性物質がどう拡散するかを気象や地形の情報などを基に予測したものです。
3月11日以降、放射性物質が拡散すると予測される範囲を1時間おきに地図上に示したおよそ5000件のデータが、3日から内閣府の原子力安全委員会のホームページなどで公開されています。
このうち、福島第一原発2号機の圧力抑制室付近で爆発が起きた3月15日の午後10時の予測データは、放射性物質が画面からはみ出すほど北西に大きく流れ出しています。
こうした予測は1時間当たり1ベクレルの放射性物質の放出が続いたと仮定して計算されましたが、文部科学省は「無用の混乱を招きかねない」として一部を除いて公表していませんでした。
政府と東京電力の統合対策本部の事務局長を務める細野総理大臣補佐官は、2日の記者会見で「厳しい情報でもしっかりと説明すればパニックは起きないと考えている。
公表が遅くなったことはおわびするとともに、今後はデータをすぐに公開していきたい」と話しています。

 

1号機の作業 テストケースに(5月3日 6:25更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110503/0625_1goukinosagyou.html

東京電力福島第一原子力発電所の1号機では、5日にも、水素爆発が起きて以来初めて作業員が原子炉建屋に入ることになっていますが、東京電力では、この作業がうまくいけば、2号機や3号機でも建屋内で作業を行うことを検討したいとしています。
1号機では、格納容器を水で満たして原子炉を冷却できるか調べるため、格納容器内の水位を確認するなどの対策が求められています。
今回の作業は、こうした作業環境を確保するため、建屋内の空気から放射性物質を取り除く装置を設置するもので、5日にも、作業員が建屋内に入り、放射性物質を含む空気を吸い出す管などを設置する計画です。
2日から作業員が実際の手順を繰り返し練習しているほか、出入り口に放射性物質が外に漏れるのを防ぐ特殊なテントを設けるなどの準備を慎重に進めていて、東京電力では今回の作業がうまくいけば、2号機や3号機についても建屋内での作業を検討したいとしています。
これについて、政府と東京電力でつくる統合対策本部の事務局長を務める細野総理大臣補佐官は、2日の記者会見で「原子炉建屋の中に作業員が入れるかどうかがカギだ」と述べ、原子炉を安定的に冷却する仕組みを作るには建屋内での作業が重要だという認識を示しました。

 

作業員被ばく量 上限適用せず(5月3日 6:25更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110503/0625_sagyouin.html

今回の原発事故に対応するため全国の原子力発電所から派遣されている作業員は、今後、通常許容されている年間被ばく量の上限を超えて、元の発電所に戻っても作業ができなくなる可能性があることから、厚生労働省は当分の間、通常の上限を適用しないことを決めました。
全国の原子力発電所で働いている作業員について厚生労働省は、通常許容される放射線の年間被ばく量の上限値を50ミリシーベルト、5年間の上限値を100ミリシーベルトと定めています。
しかし、今回の事故に対応するために各地の原発から派遣された作業員は、期間が長引くと年間被ばく量の上限値を超えてしまい、元の発電所に戻っても作業ができなくなる可能性があるということです。
このため厚生労働省は、当分の間、年間50ミリシーベルトの上限値を適用しないことを決め、各地の労働局に通知しました。
ただ、5年間の上限値については「これを超えると作業員の安全が確保できなくなるおそれがある」として、そのまま適用することにしています。

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/03

「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】5月2日分

※関連:NHKは「東京電力 福島第一原発事故関連ニュース」をどう伝えたか。(5月分エントリーのまとめリンク)

 以下、東日本大震災関連リンク福島第一原発関連ニュース の採録です。

※SOBA:「ニュース画像」と言うのは画像と動画がありました。*.jpgとその下のURLは採録した画像の僕自身のメモです。「ニュース画像」中、動画については(何分何秒)と時間を書いておきました。URLをクリックすると別窓が開いて動画を見ることができます。

 

5月2日のニュース

2号機取水口付近 濃度低下(5月2日 23:20更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110502/index.html

東京電力福島第一原子力発電所周辺の環境調査で、2号機の取水口付近で、1日に採取した海水の放射性ヨウ素の濃度は国の基準の2500倍と、前の日をおよそ25%下回りました。
東京電力は「全体の傾向としては低くなってきており、引き続き注意深く監視していきたい」としています。
東京電力によりますと、福島第一原発の2号機の取水口付近で1日朝に採取した海水を分析した結果、放射性のヨウ素131が1cc当たり100ベクレル検出されました。
これは国の基準の2500倍に当たる濃度で、3300倍だった先月30日をおよそ25%下回りました。
2号機の取水口付近は「ピット」と呼ばれる施設から高濃度の汚染水が流れ込んだ場所で、先月2日に基準の750万倍のヨウ素131が検出され、先月24日にいったんは730倍まで下がっていました。
同じ場所で採取した海水の放射性セシウムの濃度は、基準に比べてセシウム134が110倍、セシウム137が72倍で、いずれも4日続けて下がりました。
これ以外の場所の放射性ヨウ素と放射性セシウムの濃度は、1号機から4号機の取水口の南側付近で、前の日のおよそ3倍から6倍に上がったほかは大きな変化はありませんでした。
一方、周辺の海水から検出される放射性物質の濃度は、福島第一原発から南に10キロメートルの沿岸で放射性セシウムが6分の1程度になったのをはじめ、ほとんどの地点で前の日を下回りました。
また、福島県の沖合3キロの地点で行った調査では、3か所すべてで基準を下回りました。
東京電力は「全体の傾向としては低くなってきており、引き続き注意深く監視していきたい」としています。

5月2日のニュース一覧

2号機取水口付近 濃度低下(5月2日 23:20更新)
1号機原子炉建屋内部で作業へ 準備開始(5月2日 19:45更新)
未公表拡散予測データ 公開へ(5月2日 19:45更新)
各地の放射線量 ほぼ横ばい(5月2日 18:35更新)
東電 仮払いに向け協議の考え(5月2日 17:40更新)
がれきの放射線量測定 来週開始(5月2日 17:25更新)
一時帰宅 1世帯2人認める(5月2日 14:25更新)
福島県 下水処理施設で調査始める(5月2日 14:25更新)
1号機 原子炉建屋内部で作業へ(5月2日 5:45更新)
再処理施設にも緊急対策指示(5月2日 5:45更新)

 

NHKが記事削除。末尾にNHK以外で「1号機原子炉建屋内部 準備開始」で探した関連記事を採録。

1号機原子炉建屋内部で作業へ 準備開始(5月2日 19:45更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110502/1945_1gouki.html

 

未公表拡散予測データ 公開へ(5月2日 19:45更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110502/1945_mikouhyou.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、放射性物質がどのように拡散するかを予測するデータについて、政府と東京電力で作る統合対策本部は、これまで公表していなかったおよそ5000件のデータを、3日以降、ホームページで公開していくことになりました。
このデータは、各地で観測される放射線の値や風などの気象情報から、放射性物質の広がり方をコンピューターで予測する「SPEEDI」というシステムを使って計算したものです。
政府と東京電力で作る統合対策本部は、2日夕方に開いた記者会見の中で、これまで公表していなかったおよそ5000件の「SPEEDI」のデータについて、3日以降、文部科学省と経済産業省の原子力安全・保安院、それに原子力安全委員会のホームページで、公開することを明らかにしました。
統合対策本部の事務局長を務める細野総理大臣補佐官は、「データの中には厳しすぎる想定に基づくものもあったため、パニックが起きることを懸念して公表しなかったが、厳しい情報でもしっかりと説明すればパニックは起きないと考えている。公表が遅くなったことはおわびするとともに、今後はデータをすぐに公開していきたい」と話しています。
一方、先月17日に東京電力が公表した事故を収束させるための工程表について、細野総理大臣補佐官は、1か月ごとに作業の進み具合を検証し、それによって工程表の見直しを行うことを明らかにしました。
その1回目として、工程表を公表した1か月後に当たる今月17日に記者会見を開いて、見直しを終えた新たな工程表を明らかにするということです。

 

各地の放射線量 ほぼ横ばい(5月2日 18:35更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110502/1840_kakuchinohousya.html

2日午後3時までに各都道府県が観測した屋外の放射線量は、ほとんどの地点でほぼ横ばいの状態が続いています。
2日午前0時から午後3時までの観測によりますと、福島県内では、▽東京電力福島第一原子力発電所から北西に65キロほど離れた福島市で午前0時に1時間当たり1.65マイクロシーベルト、▽郡山市では午前4時に1時間当たり1.62マイクロシーベルトでした。
また、▽南相馬市では午後1時などに1時間当たり0.54マイクロシーベルト、▽白河市では午前11時などに1時間当たり0.63マイクロシーベルト、▽いわき市では午前6時などに1時間当たり0.27マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い放射線量を観測しました。
茨城県内では、▽北茨城市で午後0時50分に1時間当たり0.22マイクロシーベルト、▽水戸市で正午に1時間当たり0.11マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い放射線量を観測しました。
宮城県内では、▽仙台市で午後3時などに1時間当たり0.07マイクロシーベルトと、通常よりやや高い数値を観測しました。
このほか、東京・新宿区、神奈川県の川崎市、横須賀市、茅ヶ崎市、千葉県市原市でも、通常よりやや高い数値を観測しました。
しかし、ほとんどの地点で放射線量はほぼ横ばいの状態が続いていて、各都道府県は、これらの数値の放射線を浴びたとしても健康に影響が出るレベルではないとしています。
このほか、札幌市、青森市、秋田市、盛岡市、山形市、宇都宮市、前橋市、さいたま市、新潟県の柏崎市、甲府市、長野市、静岡市では引き続き通常より高い放射線量は観測されていません。

 

東電 仮払いに向け協議の考え(5月2日 17:40更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110502/1740_karibarai.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、農業や漁業への補償の進め方について生産者団体などに説明する農林水産省の会議が開かれ、出席した東京電力の担当者が、農家や漁業者への補償金の仮払いに向けて生産者団体などと協議を進めたいという考えを示しました。
この会議は福島第一原発の事故を受けて農林水産省が開いたもので、福島や茨城など5つの県や、生産者団体など、およそ200人が出席しました。
会議に出席した東京電力の廣瀬直己常務は、農家や漁業者が求めている補償金の仮払いについて、「それぞれの生産者の状況を相談させてもらい、国の審査会の1次指針でカバーされた部分については手続きをどんどん始めていきたい」と述べ、政府による出荷制限や自治体による自粛要請などで被害を受けた農家や漁業者への仮払いに向けて、生産者団体などと協議を進めたいという考えを示しました。
これに対して、生産者団体などからは、「東京電力は原発事故によるすべての損害を補償すべきだ」といった意見や、「一日も早く補償金が支払われるようしっかり取り組むべきだ」といった意見が出されました。
会議のあと、東京電力の廣瀬常務は記者団に対して「いろいろな方法があると思うが、どうやるのがスピーディーか、生産者団体と協議を進めていきたい」と述べ、補償金の仮払いに向けた協議を急ぐ考えを示しました。

 

がれきの放射線量測定 来週開始(5月2日 17:25更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110502/1725_gareki.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、放射性物質が付着したおそれのあるがれきの処分が滞るなか、環境省の南川事務次官は2日に福島県庁を訪れ、がれきの放射線量の測定を来週から始めることを明らかにしましたが、処分方法についてはさらに検討を進めるとして具体的な方針を示しませんでした。
原発事故で放射性物質が付着したおそれのあるがれきについては、どれぐらいの放射線量のものをどう処分するか、明確な規定がなく、原発の半径20キロから30キロの地域で出たがれきを、仮置き場から処分場に運び出せないなど処分が滞っています。
2日午前、福島県庁を訪れた環境省の南川事務次官に対し、松本副知事は「放射性物質が付着しているおそれがあるというだけで、いつまでも除去できないと県民の生活が困難になる。処分を進めても問題がない場合は、早くそう言ってほしい」と要望しました。
これに対し、南川事務次官は、福島県の沿岸部などにあるがれきの放射線量の測定を来週から原子力安全・保安院とともに行うと伝えました。
しかし、処分方法については、さらに検討を進めるとして具体的な方針は示さなかったということです。
南川事務次官は記者会見で、「がれきの処理が遅れることがないよう放射線量の調査を急ぎ、問題のない地域は早く処分できるようにしたい」と述べました。

 

一時帰宅 1世帯2人認める(5月2日 14:25更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110502/1425_ichijikitaku.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、立ち入り禁止となっている原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」の住民の一時帰宅について、政府は原則、1世帯1人としながらも、市町村長の判断で2人まで認めることになりました。
福島第一原発の事故を受けて、政府は、立ち入り禁止となっている原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」の住民の一時帰宅について、半径3キロ以内を除いて認める方針を示しています。
政府は、関係する福島県内の9つの市町村と協議を進めていますが、関係者によりますと、自治体から一時帰宅できる人数を1世帯1人から増やしてほしいと要望が相次いだことから、政府は原則、1世帯1人としながらも、市町村長の判断で2人まで認める方針を示したということです。
また、世帯数の規模別に9市町村を3つのグループに分けて、大型連休後に対象世帯の少ない自治体から実施する意向を示していましたが、「優先順位をつけているようにみられる」などと反対意見が出されたため、撤回したということです。
政府は、3日、市町村の職員と予行演習を行って一時帰宅の手順を確認するとともに、具体的な方法や時期について関係する市町村と引き続き協議を進めていくことにしています。
一時帰宅の際に市町村長の判断で1世帯2人までの帰宅が認められたことについて、全域が警戒区域内にある双葉町の井戸川克隆町長は「1人では荷物なども運べないケースもあるので、当然だと思います」と話しました。

 

福島県 下水処理施設で調査始める(5月2日 14:25更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110502/1425_gesui.html

福島県郡山市にある下水処理施設の汚泥などから比較的高い濃度の放射性物質が検出されたことを受け、福島県は、県内にあるほかの下水処理施設で調査を始めました。
この問題は、郡山市日和田町にある下水処理施設「県中浄化センター」から出た汚泥や、汚泥を焼き固めた「溶融スラグ」から、比較的高い濃度の放射性セシウムが検出されたものです。
福島県は、県内のほかの下水処理施設でも放射性物質が検出されるおそれがあるとして、2日から3日間の予定で、福島市やいわき市などにある合わせて22の施設で調査を行っています。
このうち福島市の「堀河町終末処理場」には、2日午前、県の職員4人が訪れ、下水を処理して出た汚泥を採取したほか、汚泥をためるタンクや施設の周辺などの放射線量を調べました。
調査に訪れた福島県原子力センターの阿部幸雄主任主査は「住民や施設の職員ができるだけ汚泥に近づかないよう注意し、今後の対応を検討したい」と話していました。
福島県では、放射性物質を含んだ汚泥の処理などについて、早急に方針を示すよう国に求めています。

 

1号機 原子炉建屋内部で作業へ(5月2日 5:45更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110502/0545_genshiro.html

東京電力福島第一原子力発電所の1号機では、原子炉の安定的な冷却に向けて、原子炉建屋内部での作業に着手することになり、建屋内の放射性物質を取り除くための準備作業が2日から始まります。
作業が順調に進めば、ここ数日中にも水素爆発が起きて以来初めて原子炉建屋に作業員が入ることになります。
福島第一原発の1号機では、格納容器を燃料の高さまで水で満たして原子炉を冷却できるか調べるため、先月27日から2日間、原子炉への注水量を試験的に増やしましたが、格納容器内部の水位を把握できないという課題が残り、水位計の設置など新たな対策が求められています。
さらに、原子炉を安定的に冷却するためには、格納容器を水で満たすだけでは不十分で、東京電力は、内部の水を冷やすことのできる熱交換器の設置に向けて具体的な検討を進めていて、今後は配管などの調査が必要となります。
こうしたことから、東京電力は、1号機の原子炉建屋内部での作業に着手することを決め、それに先立って内部の放射線量を下げるため、放射性物質を取り除く装置を設置することになりました。
この装置は、建屋内の空気を吸い込んで放射性物質を吸着するフィルターを通してから再び建屋に戻すことで、放射性物質の濃度を20分の1程度にまで下げられるということです。
東京電力は、2日から設置に向けた準備作業を始め、ここ数日中にも原子炉建屋の内部に作業員が入って設置を行うことにしています。
1号機の原子炉建屋の内部に作業員が入るのは、ことし3月12日に水素爆発が起きてから初めてのことです。
原子炉建屋の内部で、放射線量が低下して本格的に作業が始められるようになれば、事態の収束に向けて一歩、進むことになりますが、その一方で、原子炉を安定的に冷却する仕組みをどのように構築するのか、依然として大きな課題が残されています。

 

再処理施設にも緊急対策指示(5月2日 5:45更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110502/0545_saishori.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、経済産業省の原子力安全・保安院は、青森県と茨城県にある使用済み核燃料の再処理施設でも、外部電源の遮断に備えた緊急の安全対策をとるよう指示しました。
福島第一原発の事故を受けて、原子力安全・保安院は、全国の原子力発電所に対し、外部電源が遮断されても原子炉の冷却ができるよう、非常用の電源の確保を主な柱とする緊急の安全対策をすでに指示しています。
原発から出る使用済みの核燃料を再利用できるようにする再処理施設でも、外部電源が遮断されると燃料の冷却ができなくなったり、爆発を引き起こす水素が発生したりするおそれがあることから、原子力安全・保安院は、こうした施設でも緊急の安全対策をとるよう指示しました。
対象となるのは、▽操業前の試験段階にある青森県六ヶ所村の日本原燃の再処理工場と、▽茨城県東海村の日本原子力研究開発機構の実験施設で、冷却のための電源車やポンプ車、それに水素を除去する設備などを配備するよう求めています。
原子力安全・保安院は、できるだけ速やかに安全対策の計画をまとめて提出するよう求めていて、今月中をめどに対策の内容が妥当かどうか評価したいとしています。

 

関連:
福島原発1号機、原子炉冷却装置の取り付け準備開始
http://www.nikkei.com/news/category/article/g%3D96958A9C93819595E2E0E2E2E68DE2E0E2E7E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at%3DDGXZZO0195165008122009000000
    2011/5/2 10:42

 東京電力は2日、福島第1原子力発電所1号機で、原子炉を安定させる冷却装置の取り付け準備に入った。まず原子炉建屋内の放射性物質を減らす換気装置の準備を2日から始める。1号機の原子炉建屋に作業員が立ち入るのは事故後初めてという。

 冷却装置は原子炉に本来備わる装置とは別。燃料棒の余熱で温まった炉心の水を配管から引き出し、熱交換器に別の冷却水を通して冷やす。その後、再び原子炉に戻す。4月初めに1号機向け熱交換器を日立製作所に、3号機向けを東芝に発注した。冷却水は空冷式クーラーで温度を下げる。冷却装置が正常なら数時間でセ氏100度未満の安定状態になるという。

 換気は、今後の作業のため、建屋内の放射性物質を数日間かけて20分の1程度に減らす。2日から準備工事に着手、2~3日後に換気を始める。

 換気装置はヨウ素を除く活性炭とセシウムを除くフィルターを組み込む。送風機6台で建屋内の空気を吸い込む。5日に原子炉建屋の入り口付近に8人が入り、長さ25メートルのダクト8本を設ける。

 周囲の放射線量は毎時10~40ミリシーベルト程度と高いが、短時間の工事のため作業員の被曝(ひばく)量は3ミリシーベルト程度とみられ、「極めて危険な作業ということではない」(東電)としている。

 

1号機、換気装置の設置開始/東電、放射線量下げる目的
http://www.shikoku-np.co.jp/national/science_environmental/article.aspx?id=20110502000312
2011/05/02 13:33

 東京電力は2日、福島第1原発1号機の原子炉建屋内に換気装置を設置する作業を始めた。空気中の放射性物質の濃度を下げて、炉心冷却に向けた作業環境を確保するのが目的。5日にも換気を始めたいという。

 この日は換気装置のうち、原子炉建屋内の空気を循環させる排風機をタービン建屋1階に設置。今後、排風機から原子炉建屋まで、換気用のホース8本を敷設する作業も進める。空気が漏れないよう原子炉建屋とタービン建屋の間に圧力を高く保った空間もつくる。

 ホースの敷設は被ばくが懸念されるため、作業員はマスクと防護服を装着、8人を2人一組の4班に分け、作業時間を1人10分に制限する。設置が完了すれば、原子炉建屋内の空気をいったんタービン建屋に取り出して放射性物質をフィルターで除去し、再び空気を原子炉建屋に戻す循環を数日間続ける計画だ。

 1号機は原子炉格納容器に水を入れて圧力容器ごと冷やす方針。冷却器などの設置に作業員が原子炉建屋内に入る必要がある。内部はロボットによる調査で、毎時千ミリシーベルト以上と非常に放射線量が高い場所があることが判明している。

 また東電は、1~3号機で海水を使った熱交換器を復旧させ、原子炉を冷却する案を断念することを明らかにした。熱交換器による冷却は効率が良いため復旧を模索してきたが、海水を循環させると放射性物質で汚染された水を海中に流出させる恐れがあると判断した。代わりに空冷方式を検討している。

 

1号機に「排風機」、設置工事開始 MSN ビデオ
http://video.jp.msn.com/watch/video/%EF%BC%91%E5%8F%B7%E6%A9%9F%E3%81%AB-%E6%8E%92%E9%A2%A8%E6%A9%9F-%E8%A8%AD%E7%BD%AE%E5%B7%A5%E4%BA%8B%E9%96%8B%E5%A7%8B/1h6qbqxx

↑リンク切れになっている。

福島第一原発の1号機。地震発生の翌日に起きた水素爆発のため、原子炉建屋の内部には大量の放射性物質が漂っているとみられています。

 1号機の原子炉を安定的に冷却するには、原子炉建屋の内部に作業員が入る必要があります。作業員の安全を確保するため2日、ある装置の設置工事が始まりました。

 「本日より1号機にフィルター付きの局所排風機を設置する準備を始めている」(統合対策本部 細野豪志事務局長)

 設置作業が始まったのは、「排風機」と呼ばれる装置。東京電力は原子炉建屋から汚染された空気を排風機に取り込み、2種類のフィルターで放射性物質の濃度を下げたうえで、再び空気を原子炉建屋に戻す計画です。

 内部の放射線物質の濃度が下がれば、今月5日にも作業員が原子炉建屋に入る予定で、水素爆発からほぼ2か月ぶりに原子炉建屋での作業が再開されることになります。

 ただ、放射性物質の濃度を下げたからといって、建屋内部での作業が安全になるわけではないといいます。

 「配管などの高い線量の所には 近づけないという状況は、あんまり改善されていないんじゃないかなと思う」(東京電力による会見、午前11時ごろ)

 放射性物質の濃度を下げても内部の損傷程度によっては、高い放射線を出す配管などが存在する可能性もあります。手さぐりの復旧作業は当分、続くことになります。(02日16:29)
日付: 11/05/02
ビュー: 74
投稿者:  TBSニュース

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

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2011/05/02

「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】5月1日分

※関連:NHKは「東京電力 福島第一原発事故関連ニュース」をどう伝えたか。(5月分エントリーのまとめリンク)

 以下、東日本大震災関連リンク福島第一原発関連ニュース の採録です。

※SOBA:「ニュース画像」と言うのは画像と動画がありました。*.jpgとその下のURLは採録した画像の僕自身のメモです。「ニュース画像」中、動画については(何分何秒)と時間を書いておきました。URLをクリックすると別窓が開いて動画を見ることができます。

 

5月1日のニュース

1号機 水位把握が冷却の課題(5月1日 19:40更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110501/index.html

東京電力福島第一原子力発電所の1号機では、格納容器を水で満たす冷却に向けて注水量を試験的に増やした結果、水位を把握できないという課題が浮上しました。
格納容器を水で満たすうえで水位の把握は不可欠で、東京電力は、水位計の設置など新たな対策の検討を迫られています。
福島第一原発の1号機では、格納容器を燃料の高さまで水で満たして原子炉を冷却できるか調べるため、先月27日から2日間、原子炉への注水を試験的に増やし、その間の原子炉や格納容器の状態を詳しく調べました。
その結果、原子炉の温度や格納容器の圧力が低下することが確認されたものの、上昇すると考えられていた格納容器内部の水位は把握できないままだったということです。
原子炉の下部の温度が100度前後からは下がらなかったため、格納容器の水位はそこまで達していないとみられていますが、今後、水で満たす作業を本格的に進めるうえでは、水位の把握が不可欠で、東京電力は、格納容器の外側に水位計を設置するなど、新たな対策の検討を迫られています。
一方、福島第一原発では、放射性物質に汚染された水を一時的な保管先に移す作業が続けられ、このうち、最も濃度が高いとされる2号機では、「トレンチ」と呼ばれるトンネルの水位が、1日午前7時の時点で地上の出口から84センチでした。
移送を始めてから10日余りでの水位の低下は4センチにとどまり、何らかのルートで水の流入が続いているとみられます。
また、3号機のトレンチでは汚染水の水位の上昇が続き、東京電力が移送に向けた準備を進めているほか、6号機のタービン建屋では、比較的濃度の低い水がたまり続け、設備がつかって被害を受けるおそれが出てきたことから、仮設タンクへの移送が新たに始まりました。

5月1日のニュース一覧

1号機 水位把握が冷却の課題(5月1日 19:40更新)
一時帰宅 3日に予行演習実施(5月1日 19:40更新)
校庭の土処分方法 基準提示を(5月1日 19:40更新)
下水汚泥に高濃度放射性物質(5月1日 19:40更新)
汚染水の移送 6号機でも開始(5月1日 16:25更新)
原発交代要員 経験者ら派遣検討(5月1日 4:35更新)
東電副社長“事故は人災”(5月1日 4:35更新)

 

一時帰宅 3日に予行演習実施(5月1日 19:40更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110501/1940_ichijikitaku.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、立ち入り禁止となっている原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」の住民の一時帰宅に向けて、政府は、関係する市町村の職員が一時帰宅の方法を実際に体験する予行演習を3日に行うことになりました。
福島第一原発の事故を受けて、政府は、立ち入り禁止となっている原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」の住民の一時帰宅について、半径3キロ以内を除いて大型連休明け以降に行いたい考えを示しています。
1日は、関係する9つの市町村と政府の協議が福島県郡山市で行われ、3日、市町村の職員が一時帰宅の方法を実際に体験する予行演習を行うことを決めました。
出席した政府や自治体の関係者によりますと、予行演習では、防護服を着た市町村の職員が線量計を持ってバスで移動し、無線機などの通信手段がつながるかどうかや、住民からの要望が多い車の持ち出しができるかなど、実際に一時帰宅が行われた場合の課題を確認するということです。
政府は、予行演習のあと改めて会合を開き、一時帰宅の方法や時期について関係する市町村と協議することにしています。



校庭の土処分方法 基準提示を(5月1日 19:40更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110501/1940_koutei.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、福島県内の学校では屋外での活動制限が続くなか、郡山市の市長らが高木文部科学大臣を訪れ、放射性物質が付着している可能性がある校庭の土の処分方法について国が基準を示すよう要望しました。
福島県内では、高い放射線量が計測された地域の学校や幼稚園などで屋外での活動が制限され、子どもたちの生活に影響が広がっています。
このため、郡山市や伊達市など福島県内の6つの自治体の市長らが、1日、東京で高木文部科学大臣と会い、学校への支援を要望しました。
この中で、市長らは、放射性物質が付着している可能性がある校庭の土の処分方法について、今の法律で定められていないことから、早急に基準を示すよう求めました。
これに対して、高木大臣は「校庭の土の処理の基準については、ほかの省庁とも連携をとりながら対応していきたい」と述べたということです。
このほか市長らは、子どもたちの放射線量を計るスクリーニングの態勢整備への支援や、夏に向けて窓を開けずに済むよう空調設備を設置すること、さらに、屋外のプールの使用基準を示すことなどを求めました。
会談後、郡山市の原正夫市長は「子どもたちの10年、20年後の影響をより少なくするために土を取り除いている。国がきちんと対応してくれるよう期待している」と述べました。
放射線が付着している可能性のある校庭の土を取り除く作業は、郡山市が、比較的、放射線量が高かった28か所の学校などで作業を進めているほか、伊達市も3か所で作業を進めています。
このほか、放射線量が国の目安を上回ったとして、10の小中学校などで屋外活動が一時制限された福島市や3つの市と町でも、土を取り除くかどうか検討を始めているということです。
ところで、枝野官房長官は記者会見で、放射性物質が付着している可能性のある校庭の土について、「文部科学省で示した指針に基づいて対応すれば、除去する必要はない」と述べました。
一方で、枝野官房長官は「今後、福島第一原子力発電所から半径20キロ以内の地域のがれきの処理や、農地の土壌改良の問題も出てくる。国としては、若干、時間がかかるが、原子力発電所以外で発生した放射性廃棄物の対応について検討を進める」と述べ、校庭の土も含めて処分方法を検討する考えを示しました。



下水汚泥に高濃度放射性物質(5月1日 19:40更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110501/1940_gesui.html

福島県郡山市にある下水処理施設の汚泥などから、比較的高い濃度の放射性物質が福島県の調査で検出されました。処理された汚泥は県外に運ばれて、セメントの材料として再利用されていたということで、福島県では追跡調査を行っています。
放射性物質が検出されたのは、福島県郡山市日和田町にある県の下水処理施設「県中浄化センター」です。
福島県が先月30日まで行った調査の結果、汚泥からは1キロ当たり2万6400ベクレル、汚泥を焼き固めた「溶融スラグ」からは33万4000ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。
このうち、溶融スラグから検出されたセシウムは、原発事故の前に処理されたものと比べると、およそ1300倍に達するということです。
福島県では「地面の放射性物質が雨で下水に流れ込み、処理の過程で濃縮されたのではないか」とみています。
この浄化センターから出る汚泥は、県外に運ばれてセメントの材料として再利用されていたということで、県では、当面の間、再利用を見合わせるとともに、原発事故のあとで搬出された汚泥がどのように使われているのか、追跡調査を行っています。
また、県内の同様の施設でも汚泥などの調査を行うほか、作業員の健康に影響がないか調べるとともに、作業員の安全確保や、放射性物質を含んだ汚泥の処理などについて、早急に方針を示すよう国に求めています。
この問題を受けて、国土交通省は、原子力安全・保安院に報告したうえで、環境省など関係機関と調整を図って、汚泥を安全に処理する方法などを検討することにしています。
汚泥は、対応が決まるまで浄化施設に保管するしかなく、国土交通省は「このままでは汚泥がたまっていくことになる。これまでにないケースなので、どのように処理するのか不明な点が多いが、できるだけ速やかに対応を決めたい」と話しています。



汚染水の移送 6号機でも開始(5月1日 16:25更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110501/1625_6gouki.html

東京電力福島第一原子力発電所では、放射性物質に汚染された水を移送する作業が続けられていて、1日の午後からは、新たに、6号機のタービン建屋にたまった水の仮設タンクへの移送も始まりました。
福島第一原発の2号機では、トレンチと呼ばれるトンネルにたまった高濃度の汚染水を、集中廃棄物処理施設へ移送する作業が先月30日に再開され、先月19日からこれまでにおよそ2560トンの汚染水が移されたとみられます。
これにより、2号機のトレンチの水位は、1日午前7時の時点で地上から84センチとなり、移送を始める前より4センチ低下しています。
一方、3号機のトレンチでも汚染水が増加していて、1日午前7時の時点で水位は地上から90センチと、先月30日からの24時間で、さらに2センチ上昇しました。
東京電力は、汚染水があふれ出すのを防ぐため、3号機と集中廃棄物処理施設をホースでつなぎ、移送の準備作業を進めています。
さらに、6号機のタービン建屋の地下でも汚染水の水位が増しており、東京電力は、1時間当たり30トンのペースで仮設タンクに移送する作業を、1日の午後2時ごろから始めました。
一方、東京電力は、1日、福島第一原発の医務室に勤務していた40代の女性社員が、国の規則で定められた女性作業員の被ばく限度のおよそ1.5倍に当たる7.49ミリシーベルトの被ばくをしていたことを明らかにしました。
この女性社員は、震災があった4日後の3月15日まで働いていましたが、その後は、福島県内の別の事業所で働いており、健康への影響はないということです。
今回の事故で、女性作業員の被ばく限度を超えたのが明らかになったのは2人目で、東京電力は、3月23日以降、福島第一原発では女性を勤務させていないということです。



原発交代要員 経験者ら派遣検討(5月1日 4:35更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110501/0435_koutai.html

東京電力福島第一原子力発電所で事故を収束させるための作業が長期化するなか、作業員の被ばく量を抑え安全を確保するには、より多くの交代要員が必要だとして、東京電力は、福島第一原発で勤務した経験がある人を中心に、およそ3000人いる専門の研修を受けた社員や退職者も対象に、現地への派遣の検討を始めました。
福島第一原発の事故の収束に向けては、東京電力が先月17日、今後6か月から9か月程度を目標に、原発を安定化させるという工程表を示しました。すでに事故発生から50日以上が経過し、作業の長期化が避けられないなか、工程表の実現にとって大きな課題となっているのが、原発で働く作業員の被ばくや健康の管理、それに交代要員の確保です。
東京電力によりますと、現在、福島第一原発では、協力企業の作業員を含めて1000人以上が交代しながら復旧作業に当たっていますが、現場は至る所で強い放射線が出ているほか、休憩や眠るためのスペースも十分とはいえない環境です。
また、今回の事故対応では、すでに200ミリシーベルトを超える被ばくをした作業員が2人いることが先月30日に明らかになったほか、100ミリシーベルトを超えた作業員も30人近くに上っています。
国は、今回の事故にかぎり、緊急時の被ばく限度量を100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げていますが、今後、工程表どおりに復旧作業が進むと、原子炉建屋など放射線量の高い場所での作業が増えることが予想され、被ばく量の増加が懸念されています。
このため東京電力は、安全の確保のためには、より多くの交代要員が必要だとして、福島第一原発で運転経験のある人や、放射線管理員などを中心に、専門の研修を受けた、およそ3000人の社員や退職者も対象に、現地への派遣の検討を始めました。
今後、梅雨や夏を迎えると、作業環境が厳しさを増すことから、工程表の実現には、人員の確保とともに、作業員の健康を守るための環境の整備もこれまで以上に重要になるとみられます。



東電副社長“事故は人災”(5月1日 4:35更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110501/0435_fukushacho.html

東京電力の皷紀男副社長は、原発事故で計画的避難区域に設定された福島県飯舘村を訪れ、住民に謝罪したうえで、事故について「個人的には人災だと思う」と述べました。
飯舘村は、原発事故で計画的避難区域に設定され、6000人余りのすべての住民が今月下旬までに避難するよう求められています。
先月30日、飯舘村を訪れた東京電力の皷紀男副社長は、集まったおよそ1000人の住民を前に「今回の事故で村の全域が避難しなければならなくなったことを、深くおわび申し上げます」と謝罪しました。
続いて住民から質問が相次ぎ、この中で「今回の原発事故は人災か天災か」と問われたのに対し、皷副社長は「個人的には人災だと思う」と答えました。
このほか住民からは「本格的な補償を迅速に行うべきだ」とか「謝罪の気持ちが十分伝わってこない」といった発言が相次いでいました。
住民への説明のあと、皷副社長は報道陣から「人災」という発言の真意を聞かれて、「原発事故は想定外だったという意見もあるが、飯舘村の皆さんのことを考えると、個人的には想定外のことも想定しなければならなかったと思い、そのように発言した」と述べました。

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2011/05/01

「東電 福島第一原発事故関連ニュース」【NHK】4月30日分

※関連:NHKは「東京電力 福島第一原発事故関連ニュース」をどう伝えたか。(4月分エントリーのまとめリンク)

 以下、東日本大震災関連リンク福島第一原発関連ニュース の採録です。

※SOBA:「ニュース画像」と言うのは画像と動画がありました。*.jpgとその下のURLは採録した画像の僕自身のメモです。「ニュース画像」中、動画については(何分何秒)と時間を書いておきました。URLをクリックすると別窓が開いて動画を見ることができます。

 (リンク等は、後で作業

4月30日のニュース

1号機の注水 安全確認を指示(4月30日 23:59更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110430/index.html

東京電力福島第一原子力発電所の1号機で、原子炉の冷却を進めるため格納容器の中を水で満たすことについて、経済産業省の原子力安全・保安院は、地震の揺れに耐えられるかなど安全性の確認を進めて報告するよう、東京電力に指示しました。
福島第一原発の1号機では、格納容器を燃料の高さまで水で満たして原子炉の冷却を進められるかを調べるために、今月27日から29日にかけて、原子炉への注水量が試験的に増やされ、水位ははっきりしないものの、ある程度水がたまっているとみられています。
これを受けて、経済産業省の原子力安全・保安院は30日、東京電力に対し、格納容器の中を水で満たしても安全性が保たれるかを確認し、報告するよう指示しました。
この中では、▽水位が上昇した場合に格納容器や原子炉建屋の強度に影響が及ばないかや、▽地震の揺れに十分耐えることができるか、それに▽格納容器からの水漏れが外部に及ばないかといったことについて、確認するよう求めています。
原子力安全・保安院は、格納容器の中が水で満たされる前に速やかに報告を行うよう求めています。
東京電力は、29日まで試験的に注水量を増やした際の原子炉の温度や格納容器の圧力などのデータを詳しく分析して、今後の注水の方針を検討するとともに、安全性の確認を進めることにしています。

4月30日のニュース一覧

1号機の注水 安全確認を指示(4月30日 23:59更新)
2号機取水口付近 濃度2500倍(4月30日 23:59更新)
第一原発 新たな津波余震対策(4月30日 23:30更新)
各地の屋外放射線量 ほぼ横ばい(4月30日 21:40更新)
2作業員 被ばく限度量に迫る(4月30日 17:30更新)
屋外制限7校 放射線量下回る(4月30日 17:30更新)
汚染水の水位上昇 午後移送再開へ(4月30日 12:55更新)
汚染水移送 ポンプ増強で再開(4月30日 4:55更新)
原発の損害賠償指針 課題は山積(4月30日 4:55更新)

 

2号機取水口付近 濃度2500倍(4月30日 23:59更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110430/2359_2500.html

東京電力福島第一原子力発電所周辺の環境調査で、2号機の取水口付近で29日に採取した海水の放射性ヨウ素の濃度は、国の基準の2500倍と、前の日をやや下回りました。
東京電力は「海水中の放射性物質は拡散が進み、徐々に濃度が低下しているとみられる」としています。
東京電力によりますと、福島第一原発の2号機の取水口付近で29日朝に採取した海水を分析した結果、放射性のヨウ素131が1cc当たり100ベクレル検出されました。
これは、国の基準の2500倍に当たる濃度で、3000倍だった28日を下回りました。
2号機の取水口付近は、「ピット」と呼ばれる施設から高濃度の汚染水が流れ込んだ場所で、今月2日に基準の750万倍のヨウ素131が検出され、今月24日にいったんは730倍まで下がっていました。
同じ場所で採取した海水の放射性セシウムの濃度は、基準に比べて▽セシウム134が230倍、▽セシウム137が160倍で、いずれも2日続けて下がりました。
これ以外の取水口付近では、放射性ヨウ素、放射性セシウムとも前の日とほぼ同じ濃度でした。
一方、周辺の海水から検出される放射性物質の濃度は前の日よりやや下がり、ヨウ素131の濃度は、初めて4か所すべてで基準を下回りました。
また、沖合19か所の調査のうち、福島県の沖合3キロではいずれも基準を下回ったほか、8キロと15キロではいずれも最も高いところでセシウム134が基準を僅かに上回りました。
茨城県の沖合では放射性物質の検出はありませんでした。
東京電力は「海水中の放射性物質は拡散が進み、徐々に濃度が低下しているとみられる」としています。



第一原発 新たな津波余震対策(4月30日 23:30更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110430/2330_taisaku.html

東京電力福島第一原子力発電所の、新たな津波や余震による被害を抑えるため、東京電力は、原発の海側の場所に仮設の防潮堤を設けたり、トレンチと呼ばれるトンネルの一部をコンクリートで埋めるなどの対策を行うことになりました。
福島第一原発周辺では、今も余震が相次いで発生しており、大きな揺れや新たな津波が、原発の冷却機能の復旧作業に影響を及ぼすことが心配されています。
これについて東京電力は30日夕方、記者会見し、新たな津波対策として、原発の敷地内の海抜10メートルの場所に、高さ1メートルから2メートルの仮設の防潮堤を設けることを明らかにしました。
防潮堤は、かごに石を詰めたものを積み上げる形で作られ、数日中にも作業を開始し、6月中旬に完成の見込みだということです。
また、津波により、トレンチと呼ばれるトンネルから、高い濃度の放射性物質に汚染された水が海に流れ出さないようにするため、2号機と3号機の海側にある4つのトレンチの立て坑を、コンクリートで埋める作業を来月下旬までに行うということです。
一方、余震の揺れへの対策としては、爆発により壁が損傷し、耐震性が落ちている4号機の使用済み燃料プールの底の部分に、鋼鉄製の柱を立てたうえ、コンクリートで補強する工事を7月末までに行うということです。
これについて、政府と東京電力でつくる統合対策本部の事務局長を務める細野総理大臣補佐官は「福島第一原発の沖合では、今もマグニチュード8程度の大きな余震が起きるおそれが指摘されている。原発での作業の最大の脅威は余震や津波であり、こうした対策で耐えられるか検証しながら作業を進めていきたい」と話しました。



各地の屋外放射線量 ほぼ横ばい(4月30日 21:40更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110430/2140_houshasen.html

30日午後3時までに各都道府県が観測した屋外の放射線量は、ほとんどの地点でほぼ横ばいの状態が続いています。
30日午前0時から午後3時までの観測によりますと、福島県内では、▽東京電力福島第一原子力発電所から北西に65キロほど離れた福島市で、午前8時などに1.61マイクロシーベルト、▽郡山市では午後0時などに1時間当たり1.59マイクロシーベルトでした。
また、▽南相馬市では午前11時に1時間当たり0.54マイクロシーベルト、▽白河市では午前9時などに1時間当たり0.65マイクロシーベルト、▽いわき市では午前6時に1時間当たり0.29マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い放射線量を観測しました。
茨城県内では、▽北茨城市で午前7時40分に1時間当たり0.21マイクロシーベルト、▽水戸市で午後2時などに1時間当たり0.11マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い放射線量を観測しました。
宮城県内では、▽仙台市で午後3時などに1時間当たり0.07マイクロシーベルトと、通常よりやや高い数値を観測しました。
このほか、東京・新宿区、神奈川県の川崎市、横須賀市、茅ヶ崎市、千葉県市原市でも、通常よりやや高い数値を観測しました。
しかし、ほとんどの地点で放射線量はほぼ横ばいの状態が続いていて、各都道府県は、これらの数値の放射線を浴びたとしても、健康に影響が出るレベルではないとしています。
このほか札幌市、青森市、秋田市、盛岡市、山形市、さいたま市、宇都宮市、前橋市、新潟県の柏崎市、甲府市、長野市、静岡市では、引き続き通常より高い放射線量は観測されていません。



2作業員 被ばく限度量に迫る(4月30日 17:30更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110430/1730_hibakugendo.html

東京電力福島第一原子力発電所で、これまでに放射線の被ばく量が200ミリシーベルトを超えた作業員が2人いたことが分かり、このうち1人は、今回の事故で引き上げられた緊急時の限度量に迫る240ミリシーベルトに達していました。
東京電力は、福島第一原発で事故の対応に当たる作業員のうち、先月末の時点で、体の外からの被ばく量が100ミリシーベルトを超えた人を対象に体内に取り込まれた放射性物質による「内部被ばく」の量を調査しました。
その結果、外部被ばくと内部被ばくの合計が200ミリシーベルトを超えた人が2人いたことが分かり、最も多い人の被ばく量は240.8ミリシーベルトに達したということです。
今回の事故では、原発で働く作業員の緊急時の被ばく限度量が100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げられていて、この限度量に迫る被ばくをしていたことになります。
2人は、いずれも先月24日に3号機のタービン建屋の地下で高濃度の放射性物質に汚染された水に足がつかり被ばくした人で、内部被ばくの調査に1か月ほどかかったということです。
東京電力は、外部被ばくの量が150ミリシーベルトを超えた時点で、福島第一原発での作業から外れてもらうことにしていて、現時点での対象者はこの2人を含めて8人に上るということです。
東京電力は、「被ばく量の限度を絶対に超えないよう、きめ細やかな管理に努めたい」と話しています。



屋外制限7校 放射線量下回る(4月30日 17:30更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110430/1730_houshasenryou.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、放射線量が高いとして屋外での活動が制限されている福島県内の9つの学校などについて、今週、国が調査を行った結果、このうち7つの学校などで目安の放射線量を下回り、文部科学省は、これらの学校などでは活動の制限を解除しても差し支えないとしています。
福島市と郡山市、それに伊達市にある保育所や幼稚園、小中学校の合わせて13の学校などでは、国が定めた学校の安全利用の考え方で、目安の放射線量とされている年間の積算で20ミリシーベルト、1時間当たり3.8マイクロシーベルトを上回りました。
このうち、先週、目安の値を下回った4つの学校などを除く、9つの学校や幼稚園などでは校庭や屋外での活動が制限されています。
これらの9つの学校などについて、文部科学省が、今週、放射線量の調査を行った結果、福島市の6つの学校などと郡山市の1つの小学校で、28日と29日、二日続けて目安の値を下回ったということです。
このうち、郡山市の薫小学校は、今月21日の調査で1時間当たり3.9マイクロシーベルトと目安の値を上回っていましたが、校庭の表面の土を取り除く作業が行われたあとの28日の調査では、1マイクロシーベルトまで低下したということです。
国が定めた考え方では、毎週1回行われる国の放射線量の調査と、その翌日の調査で2日続けて目安を下回ると活動の制限を解除しても差し支えないとなっていて、最終的には福島県教育委員会とそれぞれの学校長などの判断で制限が解除されることになります。
一方、伊達市の2つの小学校では、今週の調査でも目安の放射線量を上回っていて、文部科学省は来週、調査を行うことにしています。



汚染水の水位上昇 午後移送再開へ(4月30日 12:55更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110430/1255_osensui.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、特に放射性物質の濃度が高い2号機の汚染水は、施設の点検などのため移送を止めている間に水位が上昇しています。
東京電力は、午後には移送を再開し、水位の上昇を止めたいとしています。
福島第一原発の2号機では、「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった高濃度の汚染水を「集中廃棄物処理施設」へ移送する作業が行われていましたが、施設の点検などのため、29日から移送が止まっています。
その間にトレンチの水位が上昇していて、30日午前7時の時点で地上の出口から85センチと、29日の朝よりも5センチ上がりました。
東京電力は、点検で問題がなければ午後には移送を再開し、水位の上昇を止めたいとしています。
一方、1号機では、格納容器を燃料の高さまで水で満たして原子炉の冷却を進められるかを調べるために今月27日から原子炉への注水量を試験的に増やし、29日、元の量に戻しました。
注水量の増加に伴って、原子炉の温度や格納容器の圧力が低下していましたが、30日午前5時の時点で、原子炉の上部の温度が131.2度と、注水量を増やす前の水準にほぼ戻ったほか、格納容器の圧力は1.2気圧と、最も低かった時よりも0.15気圧上がり、以前の水準に近づいています。
東京電力は、温度や圧力のデータを注意深く監視しながら、今後の注水の方針を決めたいとしています。



汚染水移送 ポンプ増強で再開(4月30日 4:55更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110430/0455_ponpu.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、特に放射性物質の濃度が高い2号機の汚染水の移送は、保管先の施設に問題がなければ、30日からポンプを2台に増やし、これまでの倍のペースで移送を再開する予定です。
一方で、3号機の汚染水が増えてきているという新たな問題も浮上し、東京電力は、3号機と移設先の施設をつなぐホースの設置を始めるなど、汚染水を移送するための検討を始めています。
福島第一原発の2号機では、トレンチと呼ばれるトンネルにたまった高濃度の汚染水を、集中廃棄物処理施設へ移送する作業が19日に始まり、これまでにおよそ2400トンが移されました。
東京電力は、汚染水を保管している施設などに異常がないか確認するため、29日、移送作業をいったん打ち切り、施設やホースに漏れがないか点検を行ったということです。
問題がないことが確認されれば、30日にもポンプを1台から2台に増やし、これまでの1時間に10トンから、倍の20トンのペースで移送を再開し、来月中旬を目標に1万トンを移送する計画です。
一方、3号機の汚染水が増えてきているという新たな問題も浮上しています。
3号機のトレンチでは、この1週間で10センチ余り水位が上昇し、29日午後6時の時点で、地面からの高さは93センチと、移送開始の目安の1メートルを切っています。
このため、東京電力では、トレンチから汚染水があふれることを防ぐため、3号機と集中廃棄物処理施設をホースでつなぐ作業を進めており、移送に向けた検討を始めています。
さらに、移送が順調に進まない場合などに備えて、高濃度の汚染水をためておける仮設のタンクを用意し、地面に埋めたうえで、鉛で遮蔽するなどしたホースを使って移送することも検討しているということです。



原発の損害賠償指針 課題は山積(4月30日 4:55更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110430/0455_songaibaishou.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、損害賠償の指針を策定する政府の審査会は、風評被害などを含めた損害賠償の全体の指針を、ことし7月ごろにまとめる方針ですが、さまざまな被害をどこまで補償の対象に含めるのかなど課題が山積しており、難しい判断を迫られることになりそうです。
政府の審査会は、28日、国の指示に基づく避難や出荷制限によって損害を受けた人などを対象に、損害賠償の1次指針をまとめ、これを受け、東京電力の清水社長は29日の衆議院予算委員会で、「多くの被害者に補償を行うことになるが、資金面も含め、国の支援を頂きながら、公正、迅速に対応していきたい」と述べました。
審査会は、ことし7月ごろに損害賠償の全体の指針をまとめる方針で、1次指針では、今後の検討課題となった風評被害や精神的苦痛についても、損害賠償にあたっての具体的な作業を進めることにしています。
ただ、風評被害は、農産物の場合は広範囲に出ているほか、ホテルについては、福島第一原発から遠く離れた地域でもキャンセルが相次いだりするなど、さまざまな形で出ています。
また、精神的苦痛については、例えば、原発事故により、国の指示での長期間の避難は対象にする方向ですが、自主的な避難を対象にするのは難しいという意見も出ています。
さらに、迅速な賠償のための支払い方法や損害額の算定基準についても、被害が多岐にわたっていることから、時間がかかることも予想され、課題は山積しています。
審査会は集中的に検討を進め、指針の策定作業を急ぐことにしていますが、どこまで補償の対象に含めるのかなど、難しい判断を迫られることになりそうです。

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