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2011年8月14日 (日)

「チェルノブイリ・ハート」の上映館が近くになくて見られない人へ、このYouTubeお勧め(日本語字幕つき、英語字幕も)

 一応、主な上映館情報も。銀座テアトルシネマ 「チェルノブイリ・ハート」、ヒューマントラストシネマ渋谷 「チェルノブイリ・ハート」、立川CINEMA・TWO 「チェルノブイリ・ハート」

 

チェルノブイリ・ハート Chernobyl Heart. Copy.
tyurasaikai
https://youtu.be/Vhb5pCXMkxU

2012/07/06 に公開

チャンネル grgas gasgasrg より
https://www.youtube.com/channel/UCWCxBf2sBNnww3256dl0g3g

音楽 Henryk Górecki の「Symphony No. 3: II. Lento e largo - Tranquillissimo」 (iTunes)
アーティスト Henryk Mikolaj Górecki

 

 以下、最初に流れる字幕、トルコの詩人ナーズム・ヒクメット(Nâzım Hikmet)の詩。

1

生きることは笑い事ではない
あなたは大真面目に生きなくてはならない

たとえば 生きること以外に何も求めないリスのように
生きることを自分の職業にしなくてはいけない

生きることは笑い事ではない
あなたはそれを大真面目にとらえなくてはならない

大真面目とは
生きることがいちばんリアルで美しいと分かっているくせに
他人のために死ねるくらいの
深い真面目さのことだ

真面目に生きるということはこういうことだ

たとえば 人は七十歳になってもオリーブの苗を植える
しかもそれは 子どもたちのためでもない

つまりは 死を怖れようが信じまいが
生きることが重大だからだ

2

この地球はやがて冷たくなる

星々の中のひとつでしかも最も小さい星 地球
青いビロードの上に光り輝く一粒の塵
それがつまり
我らの偉大なる星 地球だ

この地球はいつの日か冷たくなる
氷塊のようにではなく
ましてや死んだ雲のようにでもなく
クルミの殻のようにころころと転がるだろう
漆黒の宇宙空間へ

そのことをいま 嘆かなくてはならない
その悲しみをいま 感じなくてはいけない
あなたが「自分は生きた」と言うつもりなら
このくらい世界は愛されなくてはいけない

ナジム・ヒクメット

 

「ホワイト ホース」
White horse (M. De Leo, Christophe Bisson, USA, 2007)
by Christophe Bisson
http://vimeo.com/18427727

White horse (M. De Leo, Christophe Bisson, USA, 2007) from Christophe Bisson on Vimeo.

White Horse is a short documentary by filmmakers Maryann DeLeo and Christophe Bisson that features a man (Maxym Surkov) returning to his Ukraine home for the first time in twenty years. Evacuated from the city of Pripyat, Ukraine in 1986 due to the Chernobyl disaster, he has not returned since then.

White Horse was nominated for a Golden Bear in the 2008 Berlinale.
It was selected as well at: -2008 Viennale
-2008 Cinéma du réel
-2009 IndieLisboa

 

 はなゆー情報を丸ごと転載。

(以下転載始め)

2011年07月28日
英語字幕版「チェルノブイリ・ハート」をユーチューブで観ることは可能
http://alcyone.seesaa.net/article/217105821.html

英語字幕版「チェルノブイリ・ハート」をユーチューブで観ることは可能なのだが、この映像は見ていてキツイ…。

なお、日本語字幕版「チェルノブイリ・ハート」を観た人があらすじをまとめているので
http://yosinori.tumblr.com/post/8138257146
これを読んでから英語字幕版「チェルノブイリ・ハート」を観れば、英語が苦手な人でも大意はおおむね把握できると思う。


●チェルノブイリハート』衆議院会館上映会・概要と私の感想●
http://yosinori.tumblr.com/post/8138257146

2011年7月27日(水)11時30分から12時45分

衆議院第一会館にて福島みずほ氏などの呼びかけで上映会が開催され参加しました。


『チェルノブイリハート』上映時間40分
監督:マリアン・デレオ

公式サイト: http://www.gocinema.jp/c-heart/index.html

この映画は2002年に製作された「チェルノブイリハート」とその6年後に製作された「ホワイトホース」を、日本語バージョンとして特別の編集されました。「チェルノブイリハート」は2003年アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門でオスカー賞を受賞。

監督のマリアン・デレオさんは日本語版製作に当たって、トルコ人の詩人ナジム・ヒクメット氏の「生きることについて」を日本人に捧げたいと提案された。

「生きることについて」の詩の内容については映画をご覧下さい。
心に刺さる詩です。福島の悲劇は日本一国の問題ではなく地球全体の問題であることを予言していたかの如き内容です。

【チェルノブイリ原発事故】
1986年4月26日チェルノブイリ(当時ソ連:現ウクライナ)原子力発電所4号炉で爆発事故が起こり、国際原子力事象評価尺度(INES)において最悪レベルの7に達した。 4号炉は炉心溶解(メルトダウン)の後爆発、放射能降下物はウクライナ、白ロシア(現ベラルーシ)、ロシアを汚染した。原発から東北へ役350Kmの範囲内には「ホットスポット」(高濃度汚染地域)が約100ヶ所点在し、農業や畜産業は壊滅し流通は全停止した。

●映画の内容
190トンの放射性ウラニュームと放射性黒鉛が空気中に拡散し延べ60万人のリクビダートル(清掃人)が大量の放射線を浴び、13000以上が死亡した。
避難民の総数は40万人を超え、汚染地域では2000以上の集落が廃村になった。だが一際大きな放射能被害を受けたのは、子供たちだった・・・・。

【出演者】
エイディ・ロッシュ(チェルノブイリ子供のプロジェクト代表)
彼女が監督と共に参加し道案内役になる。

【場面1】
ウクライナの国境・・「強制退去地域」(爆心から半径30Km以内)
鉄道引込み線の土手を登るとチェルノブイリ原発跡が見えた。4号炉は石棺に覆われているが、雨の度に 亀裂から浸水し、その 重みで天井が崩落する危険がある。
夜の線量計での数値は11,000以上(単位不明)。
ニューヨークの1000倍の値。

【場面2】
ベラルーシ・ミンスク市(爆心から300Km)
甲状腺がん治療専門病院。甲状腺がんは10代の青年たちに多く、手術を受けたばかりの若者たちをイン タビュー。いずれもゴメリ 州(爆心から100Kmの汚染地域)の出身者。医師は『チェルノブ イリ事故 当時幼少期や思春期だった子供に多発』と言う。
その中に1986年4月3日生まれの少女(撮影当時16歳)がいて。生まれて23日後に被爆した。
エイディが彼女に質問する も遮られる。医師は病室外に出てから『彼女はがんだが、本人に は話さな い』と言う。希望がないからだ。
この地方の甲状腺がん発生率は1万倍に増加した。

【場面3】
ノヴィンスキ精神病院(ミンスク郊外)
この病院には重度障害児が収容されている。脊髄損傷と脳性麻痺の子供は全員知的障害を持つ。
17~18歳になると成人用の 精神病院に移送される。しかも半監獄状態だ。障害児は増加傾向にあり、 遺伝子の損傷も増えた。放射能との因果関係は実態からしか汲み取れない。
事故以来、障害児の出生率は25倍に増えている。

【場面4】
強制退去地域(チェルノブイリから240Km)
殆どの住民は1986年に避難したがセシウム137汚染地域。この放射性物質は内部被爆すると筋肉に 蓄積する。
村人『心配だけど、どうすらいいのよ』『放射のかい?みんな、 こんなに長生きしているよ』
しかし・・・『骨が痛い』

【場面5】
ある高校にて(チェルノブイリから200Kmの汚染地域)
高校生の体内にあるセシウム137を調査。
数値の高い生徒に訊ねる科学者『汚染源はキノコ・シカ類・野イ チゴ・魚。君はどう?』
生徒『キノコとイチゴ類は食べます』家庭にあった自家製ジャム からや高い数値が検出される。
ジャムを線量計の傍に置くと激しく反応する。
科学者『これからは食べては駄目だよ』
生徒『はい、食べません』
『セシウムはがんを誘発させやすい。消化器系、心臓、肝臓、腎臓そして肺です』と科学者は言う。

【場面6】
ヴェスノバ精神病院(ベラルーシ南部)
曲がった腕の少年、腰から下を引きずって歩む少年は『医者になって子供たちを助けたい』と。
明るくエイディに『テレビが故障して退屈なの。新しいテレビかデッキ・ラジオを贈って』
サーシャ少年は両手をできものに覆われ、特別なクリームを塗られると痛みで顔を歪ませる。
現地の女医『勤続19年ですが毎年障害児が増えている。しかもその子たちはの多くは遺棄児童なのです』
遺棄児童は「ナンバーワンホーム」に収容されてくる。

【場面7】
ゴメリ市(チェルノブイリから80Km・人口70万人)
遺棄乳児院「ナンバーワンホーム」へ。親が奇形や障害に手に負えなくなって、ここに捨てていくのだ。
その中には全く健常な子供もいる。経済的な問題だ。退去地域の解除で補助金が受けらない事が原因か?
遺棄乳幼児院には水頭症の子供が多い。アメリカでは水頭症の症状の初期には水を抜くことで症状を抑え られる。しかし、ここではその術はあるのに出来ないでいる。資金がないのだ!
エイディが子供を抱きかかえる。脳が頭蓋骨に収まっていない。
子供は苦痛を訴えない。『子供はこの姿勢が楽なんです』看護婦が言う。
他にも背中から肝臓が飛び出している子供。足が動かない。泣き叫ぶ。その声が心を締め付ける。
見ていられない!下を見てしまう。それでも声は私の心を抉る。
子供を荒々しく扱う看護婦にエイディが『もっと優しくして』と言うが取り合わない。
『これ以上良くならないのだから』と叫ぶ。悲しすぎる。本当に!
最早、看護婦も尋常な気持ちではいられないのだろうか?それとも余りの日常に慣れてしまっているのか? 心が荒んでしまったのか?

【場面8】
ゴメリ私立病院
分娩室では妊婦二人が同時にお産の真っ最中。健康な赤ちゃんが生まれる。しかし安心できない。
ブラコフスキー医師『健常児が生まれる確立は15~20%。放射能の影響があります』赤ちゃんは出生 後、免疫システムが弱いので死亡することが多い。ベラルーシの乳児死亡率はヨーロッパ諸国の3倍。
健常児出産の確立が20%とは余りに異常!異常児 出産が20%でも大変なことなのに・・・。

【場面9】
ゴメリ市立小児病院
イナ12歳・・・心臓に重大な欠陥がある。同じ病気に苦しむ患者が7,000人も心臓手術を待っている。
一人の看護婦が涙を浮か べてインタビューを受ける。泣くしかないという事か?
悲劇的な患者の多さと毎日が地獄のようで絶望的な様子なのだ!

【場面10】
ミンスク第一小児病院~二週間後
この病院には14名のアメリカの心臓手術チームが来ている。
米人医師『この子(ターニャ)は心房中隔欠損症で2つ心房の間に穴が開いている。手術で塞ぎます』
エイディ『何で塞ぐのですか?』
米人医師『ゴアテックスで塞ぎます』
エイディ『それは幾らですか?』
米人医師『300ドルです』近くの医師に聞いて答える。
この国の平均月収が100ドルのところ、300ドルは大きな負担だ!ため息が出てしまう。
恐らくこの手術の費用はボランティアであると推察される。
ターニャの両親が手術を控え心配そうに見守り、母親が娘の傍で祈りを続ける。
父親は声なく見詰めている。重苦しい空気が支配する。

ノヴィック医師(米人医師チーム:ターニャの手術の執刀医)
『患者は別の病院で手術不可能と言われた。十度の心臓疾患があり、このままでは確実に死亡する。
ターニャの心臓は二つの穴が開き、ウクライナ人が《チェルノブイリハート》と呼ぶ。左右の心室の穴
を塞ぐ手術だ』

※因みに二つの穴がある場合、シャントが起こり死産しないようです。しかし、確実に死が待っている。
その事が新たな悲劇を生んでいる。
※シャントとは?(ウィキペディア)
http://bit.ly/ohLlgn

手術は無事に成功する。
母親が何度も医師に感謝の言葉を語り、ノヴィック医師の胸で泣き崩れる。『奇跡が起こった』と。

現在でも心臓外科医の数が不足するロシアでは、手術不可能とされてる子供たちが多くおり、ターニャも その一人だった。
アメリカからのボランティアの心臓外科医に娘を治療してもらって、親に奇跡だと泣いて感謝されるノヴ ィック医師がカメラに向い言う言葉に一連の悲劇がまさに今も続いており、果てしなく終わりが見えてい ない事と国家は民草を蔑ろにしているのを象徴している様に思う。
『感謝される気持ちは有難いが、医師として当たり前の事をしているだけだ。アメリカでは当たり前に直 る病気なのだから・・・』
そして目を赤くしながら次の手術に向かって行ったのが印象的だ。

国が何も出来ずにいる中、ボランティアでしか救えない命。国は余りに非情だ。こんな事が後の日本で起 こらないのであろうか?あってならない!
今日の上映会に出席した17人の国会議員たちよ、他の政治家たちよ!肝に銘じろ!

このボランティア医師チームは13人の子供の命を救った。
しかし、この国では今も年間300人の子供たちが心臓手術を必要としている。
25年経った今でもだ。

 

『ホワイトハート』上映時間15分 (←SOBA:ここはホワイトホースの間違い⇒原題は「white horse、なお最後のクレジット部分、Copyrightの紹介で終わる部分まで入れて正確な上映時間は17分25秒です)

●映画の内容
マキシム・スルコフはチェルノブイリ事故当時6歳で被爆する。チェルノブイリから3Kmにあるウクライナ共和国プリピャチに住んでいた。48,000の住民は3日の内に避難する命令が下り彼とその家族も退去した。すぐに戻れるものと思いながら・・・。
そして事故から20年後(2006年)、マキシムはかつての我が家に戻った。

「プリピャチ」(ウィキペディア)
チェルノブイリ原子力発電所の従業員ら約4万8000人の居住地として1970年に創建された街で、同発電所が市中心部の4キロ南に位置する。当時は地図上にない機密都市として存在していた。
http://bit.ly/nmEJAI

【場面1】
出発:ウクライナのキエフ(爆心地から150Km)
強制退去地域(爆心から30Km)を通過。
マキシムがマリアンに質問する。
『放射能とは何か?』
マリアン『・・・』
マキシムが続いて同じ質問を繰り返す。
さらに『死を意味するのか?』
マリアンが長い沈黙の後、ただ『イエス・・・』と。

【場面2】
誰もいない町、プリピャチに入る。
マキシムは最初、無邪気に『ここだ、あそこが僕の家だ』と。
荒れ果ててはいたがそこには確かに「家」が残っていた。
車を降りて団地の中庭に入ると、一瞬沈黙。『何って事だ』
『ここは僕がいつも遊んだ場所』20年前の記憶が蘇る。

【場面3】
団地内の我が家に入る。
階段を登りながら、何度も『何って事だ』と繰り返す。『火事場泥棒にあっていないのかな・・・』
そして、自宅内へ。そこのベランダからはあの原発が見える。
最初に1986年のカレンダーを見つける。おもむろにそれを破きながら、全てはこの日に『台無しにな った』と叫ぶ。
居間だった場所の壁に「白い馬」の写真が・・・両親が撮影したものだ。声もなく何度も写真を撫でる。
何度も!別の部屋へ行くと遊びに使った縞の模様の入ったゴムボールを見つける。そして6歳の時に自分 でガラスドアに描いた絵を驚きながら見つける。一瞬笑ったようにも見えたが・・・。
少しして、また「白い馬」の部屋に戻る。手にはあのゴムボールを持ったままで。ボールを壁に何度も押 し付ける。『ここに戻りたい』と静かにつぶやく。しかしそれは出来ない。

そして、「僕の家」を玄関からしばらく見詰めて、おもむろにあのゴムボールを激しく投げつけて階段を 降りていく。

※SOBA:「激しく投げつけて」の所は、僕が見た情景とは違ってます。14分30秒の所からですが、マキシムがいくつか独り言を呟いた後、開きっぱなしのドアの向こうの部屋に静かにコロコロとボールを投げ入れて去って行きます。この英語版では(劇場版と違い)下で書いている部分、ナジム・ヒクメットの詩までの部分はないですね。

『親戚の10人もががんで死んだ。放射能と無関係だと言われることを僕が信じると思うかい?僕もそれ で死ぬんだ。まったくの犬死さ』

この撮影の1年後、マキシムは死去した。享年27歳。(合掌)

最後のエンドロールでナジム・ヒクメットの詩が流れる。それは全編を見終わって、さらに私の心を掻きむしり、目に熱いものを込み上げさせた。25年経ってもこの有様である。
これが福島の地の将来であってはならない。

以上。

※記憶が曖昧のままの記述があります。画面の内容に時間的誤差があることをお許し下さい。
また内容に記述については上映会で配布されたレジュメを引用させて頂きました。

(以上転載終り)

 

テレビ朝日 2011年4月23日(土)放送 
報道発 ドキュメンタリ宣言 チェルノブイリ放射能25年の闘い

チェルノブイリ 2011
LunaticSemipalatinsk's channel
https://youtu.be/W2CwwJXEkPA

2011/05/08 にアップロード

始めから、チェルノブイリ25年1 世界初公開…炉心溶融の真実

530 ←5分30秒、0.1μSv/h(マイクロシーベルト/毎時)を通常値と紹介しているが、0.05μSv/hが平常値(平常値について。場所で違うし計測時の天候、その他の条件で変動するが概観すると最大値でおよそ0.05μSv/hくらいが目安)。


6536分23秒、


7167分16秒、4号炉石棺の入口の所で18μSv/h(マイクロシーベルト/毎時)を通常値の163.6倍と紹介しているが180倍の計算間違い。なお、平常値0.05μSv/hで計算するなら360倍である。


9分11秒から、以下記事に出ているカメラマンのセルゲイ・コシェロフさんの話し。

23分33秒から、チェルノブイリ25年2 福島そして…日本へのメッセージ

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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