日本って狭いな〜ぁ、しかも地震と活断層だらけ。その日本に原発54基なんて矢張りあり得ないだろう、自民党の石破よ。
石破の記事を読み、九州滞在中の4月28日に作った下記画像をさらに分かりやすく作り直してみました。
←スクロールして見るなら。浜岡原発はユーラシアプレートの崖っぷちの所にあります。その下にフィリピン海プレートが潜り込んでます。南海トラフに震源域のある大地震を研究者が警告しているエリアです。(Fukushima NPP Hamaoka NPP & Monju NPP, 100km 300km 600km from Hamaoka NPP, Nankai trough & Suruga trough)
(↓クリックで拡大します)、スクロールして見るなら。
←浜岡原発を中心にして、チェルノブイリホット・スポッツ地図を日本地図にマッピングしました。浜岡にチェルノブイリが位置するとした場合の、100km、300km、600km圏までのホット・スポッツエリアです。(Fukushima NPP Hamaoka NPP & Chernobyl Hot Spots map)
原発事故があり、風向きと雨のタイミングが合えば関東と京都・大阪の関西圏は完全にホット・スポッツ圏になります。関東圏は福島原発が終息しなければ同じく、、、。
今回あらためて作り直してみて再度実感したのは、日本と言うのは実に狭い国土に原発が過密状態ってことです。チェルノブイリ紹介映像を見ましたが、チェルノブイリの周りは事故前からでも広大な草原が広がっていました。人口的にはスカスカの所です。
米国は104基、日本はカリフォルニア州と同じくらいの広さに55基。しかも米国はスリーマイル事故以来増設を停止し、エネルギー政策を見直しています。※
※イタリアに続き、スイスも脱原発・全廃を決めたようです。
首都圏や東京の人口密集度は半端じゃないのに正にキチガイ沙汰。
この図を見て平気な政治家なら安全保障上の観点からも馬鹿丸出しと断言します。(参考記事)
※チェルノブイリ原発事故では北北東へ流れる雨雲にのり、かなり離れた所でも放射性物質で汚染されました。——チェルノブイリ原発事故は1986年4月26日1時23分(モスクワ時間 ※UTC+3)にソビエト連邦(現:ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故。今年の4月26日で25年になりました。——
浜岡原発が事故なら首都圏など壊滅。浜岡原発とチェルノブイリ原発事故汚染地図を重ねて唖然、茫然。
脆弱な日本列島 ◆プレートテクトニクスからみた日本列島
http://www.zenchiren.or.jp/tikei/zeijaku.htm
浜岡原発はユーラシアプレートにフィリピン海プレートが潜り込む崖っぷちの真上にあります。北東隣りには北米プレートが接する複雑な場所です。いかに危険な所にあるか素人にも分かります。ちなみに3・11東日本大震災の震源域は北米プレートに太平洋プレートが潜り込む近くのエリアでした。
「原発にニャ〜(原発にNO)」バナーを作り、この地図を組み込んでみました。クリックすると拡大し、浜岡原発を中心にして、チェルノブイリ原発事故汚染地図を重ねた日本地図が出ます。
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以下、資料として記事採録。まあ、自民党の石破を知らない人はいないでしょうが、記事に写真紹介がなかったので最初に顔写真をつけておきます。
←石破茂(http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200312180273.html)
軍事オタクの、石破がいかにガキで馬鹿か良く分かる以下記事。そもそも、54基の原発が日本全国の海岸線に散らばっていると言う事は、いわば、本格的戦争以前であっても、テロなど攻撃者が進入しやすい全国の海岸線に原子爆弾をノーガードで抱えているのと同じなのだ。全部攻撃されなくても、適宜北海道・本州・四国・九州の数カ所を選んで破壊攻撃されたらその時点で日本は終わる。遅い早いはあっても滅びへの道、全滅です。核を防衛戦略に組み込めるのは、米国・ロシア・中国・インドのような国土の広い国だけ。しかも、それらの大国ですら本格的核戦争になったら、世界の他の国よりいくらか長く生き延びて 世界の滅びを見物できるというだけの事です。なお、軍事オタクの、石破も馬鹿ですが、一番悪いのは全国の原発は原爆と同じものだと言う事を、沈黙して書かないマスメディア(マスコミ、マスゴミ)です。どちらも核分裂反応を利用しますが、原発はゆっくり、原爆は瞬時の違いだけ。手に負えない核分裂生成物を大量に生み出すのはどちらも同じって事です。
石破茂氏 「核の潜在的抑止力」維持のため原発続けるべき
2011.09.21 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20110921_31301.html
原発と核――。この問題に対して沈黙を守る政界において、唯一、持論を展開しているのが、自民党の石破茂政調会長である。防衛庁長官、防衛大臣を歴任した石破氏に「原発と核を巡る問題点」を聞いた。
* * *
――日本以外の多くの国では、原子力政策と核政策はセットとなっており、本来、切り離すことができない問題です。しかし、日本においては、核アレルギーもあり、これまで論争自体が避けられてきました。その流れの中で、今回の脱原発論争からも核問題は抜け落ちていますが、石破さんのお考えは?
石破:私は核兵器を持つべきだとは思っていませんが、原発を維持するということは、核兵器を作ろうと思えば一定期間のうちに作れるという「核の潜在的抑止力」になっていると思っています。逆に言えば、原発をなくすということはその潜在的抑止力をも放棄することになる、という点を問いたい。
そもそも、核兵器とはそんなに簡単に持てるものではない。確かに、広島、長崎に原爆が投下されてから66年が経ち、技術理論自体は賢い学生なら作ることができるくらいまで普遍化しているそうですが、実際には膨大な設備や技術が必要ですし、兵器としての信頼性を確認するには実験もしなければいけない。日本の場合、どこでそのような実験をするのか。実際にやるとなるとかなり難しい問題に突き当たる。
また、国内での議論を経て日本も批准したNPT(核拡散防止条約)は「核のアパルトヘイト」と言われるように、米国、ロシア、中国、英国、フランスのみに核保有を認める不完全な体制だが、特に日本やドイツに核を持たせないことを一つの主旨としている。
私自身は、安全保障の面から、日本が核兵器を持てることを否定すべきではないと思うし、憲法の解釈上も禁じられていないというのが政府の立場です。「非核三原則」は憲法ではなく、あくまで政策的判断として貫かれているものです。
しかし、翻って日本は、核の平和利用を原子力発電の技術によって営々と積み重ねてきた。なればこそ、テクノロジー面においても、マネジメント面においても、世界で一番安全な原発を作っていかなければいけない。これは、世界に対する日本の責務だと私は思う。だから、私は日本の原発が世界に果たすべき役割からも、核の潜在的抑止力を持ち続けるためにも、原発をやめるべきとは思いません。
※SAPIO2011年10月5日号
※参考情報:
人気者の「大誤算」/石破政調会長-マナ娘がよりによって東電に入社
誌名:週刊文春 [2011年4月28日号]
ページ:155
発売日:2011年4月21日
http://www.excite.co.jp/News/magazine/MAG6/20110421/154/
この投稿後の石破関連ニュース(笑)
2011年9月30日7時36分
石原・大島両氏留任、石破・小池氏交代へ 自民役員人事【朝日】
http://www.asahi.com/politics/update/0930/TKY201109290681.html
自民党の谷垣禎一総裁は29日、石原伸晃幹事長と大島理森副総裁を留任させる意向を固めた。石破茂政調会長や小池百合子総務会長は交代させる方向で調整している。30日にも新執行部を発足させたい考えだ。
谷垣氏は29日の記者会見で新体制について「自民党が国民の信任をいただけるような党の再生を図っていくことと、政権をどうやったら奪還できるかを考えて組み立てていく」と強調した。30日に臨時役員会・総務会を開き、役員人事の一任を取り付ける。
谷垣氏は、民主党マニフェストの見直しを確認した3党合意の履行を迫り、3次補正予算成立後に衆院の解散・総選挙を迫る戦略を描く。このため、石原氏を留任させ、引き続き民主党との折衝にあたらせる考えだ。執行部強化のため、幹事長代理ポストを増やすことも検討している。また、公明党や民主党幹部とのパイプのある大島氏も留任。逢沢一郎国会対策委員長は交代させる方向だ。
自民人事:石破政調会長交代へ 大島、石原氏留任の方向【毎日】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110930k0000m010154000c.html
画像
石破茂政調会長
自民党の谷垣禎一総裁は29日の会見で、党執行部人事について30日に総裁一任を取り付けることを発表した。同日中に新役員を決める見通し。石原伸晃幹事長と大島理森副総裁の留任、石破茂政調会長、小池百合子総務会長の交代が濃厚だ。参院自民党も30日に執行部人事を行い、中曽根弘文議員会長は小坂憲次参院幹事長を交代させて鴻池祥肇元官房副長官を後任に充てる意向だが、紛糾は必至のため、妥協案を探る動きも出ている。派閥幹部らが圧力をかけており、党内では「震災対応に全力を尽くすべき時期に時代錯誤」(中堅)と批判が出ている。
自民党役員の任期は、総裁は3年で、ほかは今月末で任期が切れる。谷垣氏は30日午前に臨時役員会と総務会を開き一任を取り付けるが、党幹部は「派閥から要求を受け、迷っているのだろう」と話す。
谷垣氏は昨秋の人事で、石原氏ら党三役を50代でそろえて派閥色を薄めたが、最大派閥・町村派などの幹部らは不満を抱いた。菅直人前首相を退陣に追い込みながら衆院解散を実現できなかった執行部を「戦う自民党の姿勢がはっきりしない」(町村信孝元官房長官)と批判、人事刷新を求めていた。谷垣氏が派閥会長らの意向をどこまでくむかが焦点だが石原氏は続投の方向。大島氏も公明党からの信頼が厚く、留任が濃厚。政調会長を2期務めた石破氏は交代との見方が強い。後任には茂木敏充広報本部長らの名が挙がっている。
参院は、中曽根会長が小坂氏の交代を決めたが、町村、額賀、古賀派の3派閥は後任に古賀派の溝手顕正元国家公安委員長の起用を求めている。中曽根氏は30日の特別議員総会で人事案を示すが、溝手氏起用は受け入れない考えで、承認されなければ会長職を辞任する意向を固めている。一方の3派も溝手氏以外の幹事長は拒否する方針で、執行部との対立が泥沼化している。【佐藤丈一、念佛明奈】
毎日新聞 2011年9月30日 2時33分(最終更新 9月30日 3時38分)
<混乱収拾狙って>参院自民人事:小坂幹事長、中曽根議員会長に辞意伝える
<内紛が激化していた>参院自民:内紛激化 会長解任視野に署名集め
自民党:林・参院議員副会長が辞表提出 人事で不満か
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スイスも脱原発へ、2034年までに全廃【AFP】
2011年09月29日 08:44 発信地:ジュネーブ/スイス
http://www.afpbb.com/article/politics/2831350/7847178?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
スイス・ベルン(Bern)の議事堂前の広場で行われた反原発デモ(2007年9月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI
【9月29日 AFP】スイス上院は28日、国内に5基ある原子力発電所を2034年までに段階的に廃炉にするとした政府計画を承認した。
スイス政府は、日本の福島第1原子力発電所の事故を受け、原発の新規建設計画を凍結している。脱原発に向けたスイス政府の計画は、下院では6月に承認されていた。
スイス政府は脱原発による電力不足分を補うため、これまでも大きく頼ってきた水力発電や、再生可能エネルギーの発展に期待をかけており、電力輸入の可能性も排除していない。また、必要があれば、温室効果ガス削減目標に配慮しつつ、化石燃料に回帰するとしている。
この政府計画では、1基目の稼働停止は2019年で、最後の5基目は2034年となっている。(c)AFP/Hui Min Neo
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※原発関連で3冊:
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