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2011年9月15日 (木)

「死の町」で言葉狩りし伝聞デマ報道のアホマスゴミ。なお大臣に暴言質問し田中龍作氏に一喝されたチンピラ記者はこの男(笑

 阿修羅にも投稿しました

(↓クリックすると拡大します)スクロールして見るなら 
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投稿約1ヶ月後、2011年10月12日9:18AM現在「43,867」アクセスです。


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追記:その後、2015年7月17日確認で61、770と6万アクセス超えました。スクロールして見るなら


 

時事通信 鈴木隆義
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 鉢呂前経産相の「死の町」は事実を言っただけ。それを問題にするマスゴミは今まで事実を報道せずある時はねじ曲げ、あるいは事実を隠蔽して読者に伝えていなかった事を自白したも同然だ。

 そもそも、「死の町」発言は鉢呂前経産相が始めてではない。菅内閣の時の細川律夫厚労相も言っている

 

 その点外国メディアは事実を淡々と伝えている(←頁内ジャンプ)記事表題で「ghost zone」、記事の最初のリードで「ghost town」と。以下動画キャプチャ、BBCのDavid Shukman記者が報道する町の様子、人っ子一人通らない様はまさに死の町そのものだろう。(記事追加

※なお、暴言記者、時事通信の鈴木隆義については後ろで(←ページ内ジャンプします)

(↓クリックすると拡大します)
164 1、場所は福島第一原発から約8.5キロの福島県双葉郡富岡町(Inside Japan's nuclear exclusion zone=福島県富岡、福島原発立ち入り禁止区域)。(スクロールして見るなら


0009 2、車で、


0010 3、人っ子一人いない町を


0014 4、進んで行くと前方に海。


0042 5、餓死した牛の死体。


0104 6、人っ子一人いない町。


0116 7、David Shukman記者が線量計を取り出し、計ってみると、


0123 8、あっという間に、26.1μSv/h(マイクロシーベルト/毎時)平常値0.05μSv/hの522倍、1年積算では228ミリシーベルト。(「平常値」についてのメモ


 毎日新聞などはデマゴミの一員、例えば、読売「ほら、放射能」、毎日「つけたぞ」、朝日「つけちゃうぞ」、日経「つけてやろうか」、産経「うつしてやる」、FNN「分けてやるよ」と、まるで伝言ゲームレベルのマスゴミの一員なだけでなく、鉢呂経産相発言——「原発周辺では線量計を持っていた。私は一日で85マイクロシーベルトだった。その数字を記者たちに喋ったのは、はっきり覚えている。」——の様な重要部分をカットしたりと、まさに嘘つきのイエローペーパー(笑)

 こんなウソだらけ、デマだらけの新聞ガミに年間4万円の購読料を払って読んでいる人の気が知れない。そんなお金を出すぐらいならipadを購入するなりしてインターネットから真実の情報を得る事をお勧めします。例えば、阿修羅で見つけた投稿へのコメントですが、マスゴミのアホな記者よりも遥かに程度の高い知性を感じます。

 電通を通して広告費で金玉を押さえられているマスゴミは元々原子力村の一員。今回のデマもとりまぜたマスゴミの鉢呂叩きは、——鉢呂経産大臣は原発村を揺るがす「原発エネルギー政策見直し人事」の発表寸前だった——と言ったところが図星なのではないか

 

関連:

記者はなぜそんなに偉いのか 大臣辞任会見「ヤクザ質問」の一部始終(J-CASTニュース)
2011/9/12 18:39
http://www.j-cast.com/2011/09/12107013.html?p=all

鉢呂経済産業相「説明しろって言ってんだよ!」辞任記者会見2011.9.10.wmv
matsuihoumu
http://youtu.be/p69DF_QiCQo

36秒から1分45秒まで。(その部分をmp3にしました、約1分20秒)

↑実際の動画、あるいは上記mp3を聞いて頂ければ暴言記者のひどさが分かります。↓文字起こしだけだと実際の感じはつかみ辛いかもです。

2011/09/10 鉢呂経済産業大臣 辞任会見(動画と文字起こしあり)
http://iwakamiyasumi.com/archives/12421
         
Video streaming by Ustream

↑↓上記、Iwakamiチャンネルが消した様なので、ニコニコ動画で見つけたのをアップしました。

Sサーバーにアップ 42分23秒 ←MediaFireに保存。MediaFireはPCでは使い辛くなったのでipadを推奨。ipadで左記リンクをタップするとSafariの別頁が開き「Download(…MB)」の表示が出るのでタップする。黒い画面に変わり20秒から40秒待つと再生開始(時間帯、夜間は回線が混むので駄目

ipad ←ipadの他、カバー等も AMAZON

外付けHDD ←関連の AMAZON

↑は↓下記最初の会見担当係の注意などはなく、鉢呂経産相会見スタートから。

SOBA:3分57秒のところから会見担当係の注意、「間もなく鉢呂大臣の臨時記者会見が始まります。何時ものように二点ほど注意点を申し上げます。質問をされる方は社名と氏名をお願いいたします。また質問は大きな声ではっきりとお願いいたします。二点目は携帯電話など音が出ないよう設定を再度ご確認お願いいたします。」、時事通信の鈴木隆義は暴言質問の時に社名・氏名を名のらずにやってます。

(略)

5分6秒から(←Sサーバーにアップしたニコニコ動画の時間)
所属、氏名不明(後で時事通信鈴木隆義と判明)「一連の発言と仰いますけども、具体的に何を発言してあなたは反省をしておやめになられるか具体的に仰ってください。なんでお辞めになるのかわかりません」
鉢呂「1つは、昨日の記者会見におきまして『死の町』という表現をしたことについてでございます。このことについては午後の記者会見で撤回をして陳謝お詫びをしたところでございます。また、視察後の非公式の記者の皆さんとの懇談、立った場での懇談だった訳でございますが、一連の大半はいきさつの中身についてのまじめで真剣な報告をしたと思いますが、これについて不振を抱かせるような言動があったというふうに捉えられたわけでございます。この2つでございます」

所属、氏名不明(時事通信 鈴木隆義)「具体的にどう仰ったんですか?あなたね、国務大臣をお辞めになられるんでしょ、その理由ぐらいきちんと説明しなさい」

鉢呂「私も非公式の記者の皆さんとの懇談ということでございまして、その一つひとつに定かな記憶がありませんので」

所属、氏名不明(時事通信 鈴木隆義)「定かな記憶がないのに辞めるんですか。定かな事だから辞めるんでしょ。きちんと説明ぐらいしなさい、最後ぐらい」

鉢呂「私は国民の皆さん、福島県民の皆さんに不信の念を抱かせたとこういうふうに考えて…」

所属、氏名不明(時事通信 鈴木隆義)「何を言って不振の念を抱かせたか説明しろって言ってんだよ」

鉢呂「ですから、今、お話ししたとおりでございます」

フリーランス田中「そんなやくざ言葉やめなさいよ。記者でしょう。品位を持って質問してくださいよ」

鉢呂「大変すみません、私は精一杯話してるおるつもりで、ご理解をいただきたいと思います」

フリーランス田中「恥ずかしいよ、君はどこの記者だ!」

(略)

 ↑この二日後、↓フリージャーナリストの田中龍作記者は暴言記者と隣り合わせに座る事になります

枝野・新経産相会見 大臣官房に逃げ込んだ暴言記者(田中龍作ジャーナル)
2011年9月13日 01:41
http://tanakaryusaku.jp/2011/09/0002912

録画日時 : 2011/09/12 21:35 JST
110912枝野経済産業大臣就任会見
iwakamiyasumi3
http://www.ustream.tv/recorded/17229404
         
Video streaming by Ustream 1時間12分21秒の所から、田中龍作記者が暴言記者に名刺交換を申し込みますが、暴言ヤクザ記者はコソコソ逃げます。その部分をキャプチャしましたのでgif画像にしてコマ送りでジックリ見られる様にしました。後ろでご紹介しておきます。

1時間15分48秒の所から、戻ってきた田中龍作記者。

1時間16分58秒の所から、田中記者の報告「時事通信の記者でした。名刺交換もしてくれず、名前を聞いても教えてくれませんでした」

1時間27分5秒の所から、田中龍作記者が暴言記者を追いかけて問い詰めているICレコーダーの再生を聞く事が出来ます。

(↓クリックすると拡大します)
Bougenkisya ←暴言記者。(田中龍作記者が撮影した写真。赤矢印と「暴言記者」の追加はわたくしSOBA。)


↓田中龍作記者からの名刺交換の挨拶を無視、コソコソ逃げるようにして部屋を去る暴言記者。gifでコマ送りにしました。

(↓クリックするとさらに拡大します)
田中龍作記者から、コソコソ逃げる暴言記者

追記:その後、上杉隆さんのTwitterで時事通信の鈴木隆義と判明しました

(↓クリックすると拡大します)
Takashi_uesugitwitter_rt_tcellrec_2
http://twitter.com/#!/uesugitakashi/status/114537906495954945
uesugitakashi 上杉隆 / Takashi Uesugi
鈴木隆義さんです。 RT @tcellrecepteri: 名前を教えてください!!そこが大事でしょ!!!→RT:時事通信です。 RT @okadahironori: で、どこの記者だったの?浦島太郎より RT @only1keano: 経産相会見
20時間前

http://ja-jp.facebook.com/people/Takayoshi-Suzuki/100002342793484
275700_100002342793484_4523503_n 時事通信 鈴木隆義


始めに戻る


 以下、資料として採録。

資料1
石橋通宏:民主党参院議員(比例、当選1回)
細川律夫:民主党衆院議員、菅内閣で厚労相

- 参 - 行政監視委員会 - 3号
平成23年05月16日

○石橋通宏君 今お話がありましたけれども、やはり私は、政府がこの作業員の安全、健康問題についてもしっかりと責任を持ってやっていただくことが重要だと考えております。
 その観点から、厚生労働大臣に今日はおいでいただきましてありがとうございます、お伺いをさせていただきたいと思いますが、先週、ちょっと前に、五月の七日に厚生労働大臣御本人が福島第一原発を訪問をされております。まさに、Jヴィレッジで恐らく防護服を身に着けられて、作業員の皆さんが現場に行かれるのと同じ形で現場に入られて、そして今の状況、免震棟の中も、そしてまた現場の作業環境も含めて御覧になって、いかに作業員の皆さんがどういう環境で仕事をされているか、まさにその現場を御覧になったというふうに考えております。
 その観点から、大臣、是非、現場を御覧になっての、やはり我々の、政府の責任として作業員の皆さんの命、健康を守るんだという思いについて、改めて大臣の御見解をお願いをしたいと思います。

○国務大臣(細川律夫君) 今、石橋委員の方からお話がありましたように、私は五月の七日にJヴィレッジとそれから福島第一原発の方に行ってまいりました。
 Jヴィレッジから福島原発に行く間、これマイクロバスで行きましたけれども、その間、人が一人も見えない、いない、牛が放牧をされて、主のいない牛が、何というか、漂っているといいますか、そんな風景を見まして、本当に町全体が死の町のような印象をまず受けました
 そして、完全防護服を着まして、そして第一原発の免震棟の方に行きましたけれども、防護服を着てマスクをいたしますと、動作もなかなか鈍くなりまして、非常に動くのも不自由、何か息をするのも何となくしにくいような、そんな状態で免震棟の中に入りました。そこには作業員がたくさんおられまして、そしてたくさんの方がそこで作業をしたり休んだりいたしておりまして、その状況を拝見をいたしまして、この原発の収束作業、これは大変な作業であるということをまず実感をいたしました。
 そこで、私は作業員の皆さん方に、あなた方、皆さん方のこの作業というのはもう世界中の人たちが注視をしていると、何とかこの原発収束をしていただくように心からお願いをしますと、こういうことで、しかし、私の方では皆さん方の健康が大事だということ、したがって、被曝量の管理とそして皆さん方の健康と、これが私にとっては関心の最も高いところであり、皆さん方が無事この作業を終えられることを心から期待をしているというような挨拶もさせていただきました。私は、作業員の皆さん方のまずは被曝線量の管理、そしてまた健康管理、これをしっかりしていただく、また私どもの方としてもそれを指導していくということを強く思った次第でございます。
 また、会社側からもいろいろとお話もお聞きをいたしました。会社側の方としても、収束に向けて最大限の努力をしているけれども、なかなか思うようにいかないところもあって国民の皆さんにも御心配掛けているというようなお話もございましたけれども、いずれにしても、原発が収束をしなくては、このための作業というのはこれは何としてもやり抜いていただかなければならないと思いますし、そのために健康管理というものは私どもの方としてはしっかりやっていきたいと、指導してまいりたいと、このように考えたところでございます。

 

資料2
 まずBBCの長い記事の始め部分をキャプチャ紹介。「ghost zone」「a ghost town」と書いてます。ハッキリ書けない、ハッキリ書かない日本のマスゴミは幼稚、かつ悪質。

「ジャーナリズムとは報じられたくないことを報じることだ。それ以外のものは広報に過ぎない」ジョージ・オーウェル
George Orwell: Journalism is printing what someone else does not want printed; everything else is public relations.

(以下転載始め)
(↓クリックすると拡大します)スクロールして見るなら
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Inside Japan's nuclear ghost zone(福島県富岡、福島原発立ち入り禁止区域内。動画あり)
By David Shukman Environment & science correspondent, BBC News
13 September 2011
http://www.bbc.com/news/science-environment-14887765


As David Shukman enters the exclusion zone, he finds cattle that have starved to death

Nothing stirs in the empty heart of Tomioka, a community of 16,000 now reduced to the eerie status of a ghost town after the nuclear disaster at Fukushima.

SOBA:↑↓上記部分を訳してみました。

富岡のがらんとした中心部には気配が感じられない(⇔Nothing stirs)、元々16,000人いた所は、福島原発大災害(あるいは大惨事⇔disaster)の後、不気味でぞっとするような状態の(⇔the eerie status)「死の町」(⇔a ghost town)になってしまったのだ(減ってしまった⇔now reduced)

The shops of the main street are deserted, motorbikes and cars are abandoned, weeds push through gaps in the concrete.

Vending machines selling drinks and snacks - always popular in Japan - stand unlit and silent.

Tomioka lies just inside the 20km exclusion zone that was hurriedly enforced last March when a radioactive cloud escaped from the stricken power plant.

In the rush to flee, doors were left wide open. Windows and roofs shattered by the earthquake and tsunami are still not repaired. A bicycle leans against a lamp-post.

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Mr Matsumura is eager for the world to see how his community has suffered

We are making the visit after reassurances from scientists and other journalists that radiation levels had fallen in this particular area.

The worst of the contamination was blown northwest of Fukushima while Tomioka lies to the south.

Nevertheless we equip ourselves with overalls, boots, gloves and face-masks, all designed to minimise contact with the dust that is likely to be the main source of radioactivity.

The public and media are banned from entering the zone but as we approach a police checkpoint we are not stopped.

Radiation checks

We continually operate a Geiger counter - and though the radiation level rises slightly once we cross into the zone, it is even lower than we had expected.

For the record, during the course of a three-hour visit - which we kept deliberately short to minimise the risks - the rate averages about three microsieverts per hour.

We estimate our total dose to be roughly half that of a typical chest X-ray.

Our guide is a local farmer, Naoto Matsumura, eager for the world to see how his community has suffered.

Although he was part of the initial exodus after the accident, he could not bear life in a refugee centre and soon moved back to his farm, refusing orders to leave.

He's the last citizen to remain but he believes that it's his duty to do whatever he can to keep Tomoika going as a community.

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Some animals have only known life within the exclusion zone

"We want this place to be safe again," he tells me, as we drive through quiet streets and past overgrown paddy-fields.

"We need gas, electricity and water. But the old people still want to come back, even my mother and father. Their wish is to die here.

"Now it's just me taking care of the animals."

The fate of the livestock is one immediate challenge. Dozens of cattle broke free after the evacuation and now roam wild.

Pigs and farmed boar also escaped and are living a feral existence - I see one litter of very young animals who have only known life inside the nuclear zone.

But others remained trapped - their owners fled in too much of a hurry to release them - and they have since starved to death.

Mr Mastumura leads us to a large cattle farm. Beef from this area used to be highly prized for its taste and quality.

'Failing' residents

Wrecked by the quake and over-run by massive spiders' webs, the sheds now make for a very grim scene.

At one end of a row of pens, I see the decomposed bodies of a cow and her calf. In all, 60 cattle perished here.

Mr Matsumura believes the authorities have failed the people of the area - which is why he's taken the risk of bringing us in.

As we keep watch on the Geiger counter, the radiation level, as expected, is generally higher down on the ground, very occasionally peaking at around 30 microsieverts an hour.

On a very rapid visit like ours, these rates are by no means threatening. But I ask our guide if he worries about living in this environment.

"I refuse to think about it," he says, joking that his chain-smoking may be more dangerous.

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Inside the exclusion zone, dust is considered the main source of radioactivity

There may be others willing to join him but the exclusion order is unlikely to be lifted - even in this area - for a while yet.

Of wider concern is the impact of contamination beyond the zone.

The main plume of radioactivity reached far further than the 20km border with fears for agriculture and human health, and scientists are now in a race to gather reliable data to help shape public policy.

Japan's Institute for Livestock and Grassland Science has invited in a leading British expert, Dr Brenda Howard from the Centre for Ecology and Hydrology in Lancaster, to provide advice following her years of research at Chernobyl.

Her initial assessment is that the effects will not be nearly as serious as with that accident, partly because in Japan most cattle are kept indoors and so avoided the fallout.

'No Chernobyl'

"The animal production system here is very different to Chernobyl," she says.

"There the cows graze outside on pasture. Whereas cows and beef cattle here are housed and therefore there's less potential for being contaminated by the radioactivity."

Readings have confirmed contamination of the soil, often at high levels - which raises the question of how much radioactivity may pass into the plants growing on it.

Professor Tomoko Nakanishi of the University of Tokyo's Graduate School of Agriculture and Life Sciences believes the contamination is mostly superficial.

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Some structures have been over-run by spiders' webs

Her early studies have shown that vast majority of radioactivity is held within the top 5cm of the soil.

As a result, she believes that relatively small quantities of radioactive Caesium 134 and 137 will be absorbed into the stalks of rice, and even fewer into their grains.

"Only the surface is contaminated," she told me, "only the first 5cm is highly contaminated."

Professor Takanishi concedes that consumers might not be convinced by these reassurances.

"If you don't want to eat it," she says, "just discard this year's product but next year I'm really optimistic. It will be safe to eat."

But if that conclusion is proved right, there still remains the challenge of clearing up large areas of poisoned soil.

Removing the top soil is one technique but it needs to be disposed of and the work is very expensive. Ploughing it deeper into the ground can dilute it but that too is a costly option.

Six months on, much of the science is still uncertain and it may be years before farmland can be convincingly declared safe.

Meanwhile, Naoto Matsumura ekes out a pre-industrial existence in the shadow of Fukushima.

Ten miles from the crippled power station, he lives by candlelight, mostly eating from tins, all the while he hoping the community he grew up in will come back to life.

It may be a long wait.
(以上転載終り)

↓↑下記記事は、上記記事を見つける前に紹介していたものです。上記記事と、頁埋め込みYouTubeにたどり着くのは正直言って大変でした。原子力村の影かも。

(以下転載始め)
頁キャプチャ(↓クリックすると拡大します)スクロールして見るなら
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頁埋め込み動画(←SOBA:タグ紹介などなし)

Inside Japan's nuclear exclusion zone(福島県富岡、福島原発立ち入り禁止区域内。動画あり)
http://www.bbc.com/news/science-environment-14881476

13 September 2011 Last updated at 13:02 BST

Six months on from Japan's nuclear crisis, science correspondent David Shukman has made a rare visit to the abandoned town of Tomioka in the Fukushima exclusion zone.

He says that radiation levels have fallen dramatically in some areas, but the effects of the sudden evacuation are plain to see.
(以上転載終り)

 

 同じく英国のこちらは「the guardian」、福一原発から約2kmの大熊町在住だった木幡ご夫妻が一時帰宅した時の埋め込み動画がよくまとまってます(5分44秒の所で「木幡(こわた)」姓の表札)。

Japan disaster: Fukushima residents return to visit their homes
http://www.theguardian.com/world/2011/sep/08/japan-nuclear-disaster-fukushima-homes

Six months after radiation leaks from the nuclear plant led to their evacuation, residents of nearby towns briefly return

Justin McCurry in Okuma, Fukushima prefecture

Thursday 8 September 2011 19.23 BST

動画埋め込み 6分13秒
Back home in the Fukushima exclusion zone - video
http://www.theguardian.com/world/video/2011/sep/08/home-fukushima-exclusion-zone-residents-video

埋め込みでリサイズが出来ていないので
Sサーバーにアップ 

Residents of a town in the shadow of Japan's Fukushima Daiichi power plant visit the houses they had to abandon when nuclear disaster struck

Justin McCurry and Michael Condon, theguardian.com

Thursday 8 September 2011 17.52 BST


Takashige Kowata thought he was prepared for the worst when he opened the door to his house for the first time in six months. But the trauma of seeing his family home abandoned amid the panic of a nuclear meltdown was compounded when he noticed a broken bathroom window.

"It looks like we have been burgled," the 63-year-old says, still too shaken to establish what is missing. "I can't believe that someone is capable of stealing from the victims of a disaster."

The intruders would have committed their crime with ease: Kowata's spacious house and garden lie about a mile from the scene of the Fukushima Daiichi nuclear disaster, which has turned large swaths of nearby land into an official no-go zone.

He was one of 80,000 people living within a 12-mile (20km) radius of the nuclear plant who were told to evacuate by the government in the hours after a magnitude 9.0 earthquake launched a tsunami that crashed through its protective seawall and triggered meltdown in three of its six reactors.

Kowata and more than 200 of his neighbours have been allowed to make a brief visit home to collect as many belongings as they can carry. It is a homecoming that many accept is likely to be their last.

Dressed in protective suits, masks and goggles, they have been given just two hours to survey the damage to the houses they have been barred from entering since the triple disaster struck north-east Japan on the afternoon of 11 March.

Months of radiation leaks from Fukushima Daiichi have rendered Okuma and the nearby town of Futaba uninhabitable for years, perhaps decades.

According to a recent government report, the annual cumulative radiation dose in one district of Okuma is estimated at 508.1 millisieverts, more than 500 times the acceptable yearly level and, experts believe, high enough to increase the risk of cancer.

"We've been told that we can't return home because of the radiation," says Kinuko Yamada, a 53-year-old woman who is making the trip with her husband. "I hope we can go back, but it could be 20 to 30 years before that happens. I'll probably be dead by then."

Radiation levels in the town are so high that decontamination could take years, or not succeed at all. Residents have so far been allowed just this one brief visit, organised by the plant's operator, Tokyo Electric Power [Tepco] and nuclear safety officials. The Guardian was the only foreign media permitted to accompany them.

Evidence of the area's dismal place in the history of Japan's nuclear power industry becomes visible soon after the convoy of buses passes through the police checkpoint.

All traces of ordinary life have been cast in eerie suspension: roadsides are overgrown with grass and weeds; shops and restaurants lie empty, and grand farmhouses – evacuated in the hours following the accident, when Tepco officials were considering abandoning the plant – stand quiet and deserted. Toppled walls and scattered roof tiles are reminders of the staggering force of the quake that caused the world's worst nuclear crisis since Chernobyl.

The only sound is the chirping of late-summer cicadas and the occasional beep of a Geiger counter. A scrawny black dog wanders into the road, sizes up his human visitors and scampers back into the woods.

And just visible above a line of trees is the roof of one of Fukushima Daiichi's reactor buildings. As our bus drives past, radiation levels inside surge to 61 microsieverts an hour (compared to the typical Japanese average of 0.34 microsieverts).Elsewhere inside the exclusion zone, at least 1,000 cattle are roaming wild after escaping from their farm homesteads, according to local authorities. Most pets, and tens of thousands of cows, pigs and chickens have starved to death.

A few days after residents returned to their homes, police officers and firefighters resumed the search for almost 200 tsunami victims in the area still listed as missing.

Some residents are reluctant to openly criticise Tepco, a major local employer. "I never worried about the nuclear plant before the tsunami," says one of Kowata's neighbours, a woman in her 60s who declines to give her name.

"When we left on 11 March we thought we would be back in a week or 10 days. Then the reactor buildings started exploding and we were more cautious, but even so I never thought it would be as bad as this. The power plant put food on the table around here ... I can't find the words to describe how I feel.

"I'm going to take back some valuables and our ancestors' spirit tablets – my parents are both dead. The earthquake left our family Buddhist altar in pieces, so I brought some flowers to place in front of it."

Her garden, usually a blaze of colour at this time of year, is a tangle of weeds and wild grass. "I spotted a few flowers blooming among the grass," she says. "I love flowers and told them I was sorry for not being able to look after them properly."

Inside, the doors have come away from their hinges and the walls have been pushed up by the force of the quake. "It's terrible," she says. "The kind of shock from which you can never recover. I want to come back, but it might be better for my peace of mind to stop hoping."

However, Kowata, a former local government official who witnessed the arrival of MOX (mixed oxide) nuclear fuel at Fukushima Daiichi last year, makes no attempt to hide his bitterness towards Tepco.

He has lived in this neighbourhood all his life and had only just built a new house, which he shared with four other members of his family. His father, like many other elderly tsunami survivors, died soon after being evacuated.

"I don't know how much Tepco and the government will give us as compensation, and in any case it will take a long time to arrive," says Kowata, who is living in rented accommodation in Aizu-Wakamatsu, a town farther inland.

"We can't wait around for them to take action. The nuclear accident is a man-made disaster.

"The government and Tepco kept telling us that this kind of thing could not possibly happen. Tepco hasn't changed when it comes to covering up trouble."

Just two hours after they arrived, Okuma's residents must board buses to take them back outside the exclusion zone to be screened for radiation.

They emerge from their homes gripping plastic bags bulging with clothes, valuables, heirlooms, children's toys and photo albums.

Kowata gathers his belongings, walks out of his front door and turns the key one last time. "As far as I am concerned, this is the last time I will see my home," he says. "The house itself isn't very old ... it's a great shame."

Halfway down the driveway he turns and fixes his gaze on the home he is leaving behind.

"I wanted to say thank you one last time. Now it's time to move on."

 

追加記事資料:関連で、こちらは発災1年後CNNのです。BBCと同じ福島県富岡です。

Fukushima's exclusion zone a ghost town
By Kyung Lah, CNN
Updated 1020 GMT (1820 HKT) January 25, 2012
http://edition.cnn.com/2012/01/25/world/asia/japan-exclusion-zone/

https://youtu.be/ngjyz_rYMI4

Source: CNN
Ghost town: Japan's exclusion zone 01:42

Story highlights

    Tomioka was once home to 52,000 people
    It sits in the southern section of the exclusion zone
    Except for the livestock roaming the region, there are no people
    Surface radiation meter climbs near entryway to exclusion zone

As we travel down the road toward the 20-kilometer (12-mile) exclusion zone, the entryway is blocked by half a dozen police officers and a large sign flashing red lights. The sign reads: "Keep out. Don't enter."

This is Japan's exclusion zone. No one lives here, a place where 78,000 people once lived. Nearly a year after the Fukushima Daiichi nuclear plant disaster, the exclusion zone remains off-limits due to high levels of radioactive contamination.

My goal today is to see the town of Tomioka, a farming and factory community which sits in the southern section of the exclusion zone. It's a town that was once home to 52,000 people.

It's hard to imagine that many people once lived here, as we drive into the center of town. That's what strikes you first about the exclusion zone -- what you can't see, the people. Even though I know the residents have been evacuated, it is still eerie to be in a town where it seems the people have simply evaporated. Bicycles near a bus stop lie tipped over, as if owners forgot to retrieve them. Cars sit in a shopping center, seemingly waiting to have groceries loaded into them. A 7-Eleven convenient store sits in disarray, the items shaken from the shelves from the March 11 earthquake. These communities are complete ghost towns, frozen in time.

The signs of life can oddly be found among livestock roaming the region. We come up to cows grazing on the hill right off the main road. They stare at us, the visitors, and then return to grazing, as we drive off. We're surrounded by what appears to be farmland, overrun by brown weeds.

I'm carrying two radiation meters with me, one to measure surface radiation and one to track how much my body accumulates. The surface reader begins to climb, as soon as we drive past the entryway, even though I haven't placed it next to a contaminated surface, which residents hope will be decontaminated within a few years. The release of radiation from the plant primarily covered the communities to the north of the plant. Tomioka, in the southern end of the exclusion zone, has a lower level of contamination than towns to the north and northwest of the plant.

But a lower level doesn't mean it's safe to be here long. We stop in a neighborhood to check the radiation. On the pavement, the surface reads a radiation level of 0.042 millisieverts per hour, which is 10 times what you're exposed to in a dental x-ray. Not a significant problem since we're in the exclusion zone for a short visit and wearing protective suits. But living on this street carries possible long-term health risks, especially for children.

※SOBA:赤文字部分は0.042ミリシーベルト/毎時ですよ、念のため。我々が普段使う線量計のμSv/h(マイクロシーベルト/毎時)に換算すると42μSv/hです。これがどれ程凄い線量か、線量計で計測した事のある人なら分かるはず。

At a nearby park, contaminated soil sits under blue tarps. It's the first hopeful sign of progress we've seen, contained in this small park. But the rest of Tomioka sits empty, of people, of progress and an apparent future.

始めに戻る

 

資料3
(以下転載始め)

2011年09月10日
【疑惑の報道】鉢呂発言:日経新聞では「放射能をつけてやろうか」
http://alcyone.seesaa.net/article/225340646.html

ますやま
https://twitter.com/#!/askrec/status/112271360901910529
読売「ほら、放射能」、毎日「つけたぞ」、朝日「つけちゃうぞ」、日経「つけてやろうか」、産経「うつしてやる」、FNN「分けてやるよ」、意図的に間違い続ける伝言ゲームかよ(笑)


☆経産相、進退問題に発展も 放射能発言に与党から批判
(日本経済新聞)

http://goo.gl/RjW5g

http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/353.html

鉢呂吉雄経済産業相が東京電力福島第1原子力発電所周辺を「死の町」と表現したり、記者に「放射能をつけてやろうか」と発言したりしたことに、民主党内でも10日午前、批判が広がった。

《関連記事》

☆〔資料分析〕鉢呂大臣「放射能」発言はやはりウラが取れていないようだ
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/347.html
投稿者 めっちゃホリディ 日時 2011 年 9 月 10 日 18:27

(以上転載終り)

 

資料4
(以下転載始め)

2011年09月14日
鉢呂放射能発言を報じた9月10日の毎日新聞は重要部分をカット
http://alcyone.seesaa.net/article/225890248.html

☆鉢呂経産相:8日夜の報道陣とのやりとり
(毎日新聞。9月10日。東京朝刊)

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110910ddm002010151000c.html

http://www.asyura2.com/11/lunchbreak50/msg/462.html

8日夜の鉢呂経産相と報道陣の主なやりとりは次の通り。

Q (福島第1原発の)視察どうでした?

A やっぱり、ひどいと感じた。(記者に突然、服をなすりつけてきて)放射能をつけたぞ。いろいろ回ったけど、除染をしないと始まらないな。除染をしっかりしないといけないと思った。

Q 予算措置は?

A あす、予備費の2200億の関連で閣議決定する。それでも足りないよね。じゃ、おやすみ。

      

690 名前:名無しさん@12周年[]
投稿日:2011/09/14(水) 13:05:05.83 ID:ejIAo3EY0 [3/3]

このやりとりは何で書いてない?

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19475?page=2
原発周辺では線量計を持っていた。私は一日で85マイクロシーベルトだった。その数字を記者たちに喋ったのは、はっきり覚えている。」

SOBA:↑元記事の→魚拓 

(以上転載終り)

 

資料5
(以下転載始め)

http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/461.html#c2
今回の、
鉢呂発言について、朝日はみずから検証を始めたようです。
私は朝日新聞をやめたので読んでいないので、
江川さんのツイッターから引用すると
amneris84 Shoko Egawa
朝日が鉢呂氏放射能発言報道を検証しているが、最初にフジテレビが報じたことが分かるだけ。なぜあの異常な報道に至ったかは不明。記者がその場にいたと明らかにしているのは、朝日、NHK、毎日、共同のみ。産経、東京、テレ東、時事
ついで、おそらく新聞記者と思われるPinpinkiriさんのツイッターから

pinpinkiri 記者とかしています
こういうことだったのか。社内にいても全容がわからなかった鉢呂氏の放射能発言。朝日を読んでやっと把握できた。8日深夜の問題の言動は現場にいたどの社も報じず。翌日夜、死のまち発言の後、フジテレビが伝聞調で報道、ウェブサイトにも載せたことから共同をはじめ各メディアが報じ始めたという。

上記から判断すると
「放射能発言」の場にいたのは、朝日、NHK、毎日、共同のみで、しかも彼等は、その発言を確認していない。
ネットでの報道がでて、現場にいなかったフジテレビの記者がウエブサイトで報道して、それで、われもわれもという伝言ゲーム的記事になったということらしい。

鉢呂さんの退任のときの記者会見の様子も明らかになりましたが、ある記者が大臣をどなりつける質問が聞こえました。
フリージャーナリストの田中竜作氏が失礼じゃないか、名乗れとたしなめました(あとで田中氏の調査で時事通信の記者ということがわかりました)

結局、「放射能をつけた」発言は、書いた記者の誰もが事実を確認できないまま伝言ゲームのように,報道されたことが大臣の辞任につながりました。

報道のありかたの問題でいうと記者クラブ記者の劣化はこのようにひどいものなのです。
朝日も、星浩氏を筆頭に、小沢氏のことになるとペン先がおかしくなるようで、小沢氏の政治資金規正法違反が20億円というあきらかな誤報をしているのですが、訂正していません。

ただ、今回、朝日はなぜ、放射能発言が伝聞のまま事実のように報道されてしまったか、検証したことは報道の良心が一部は残っていると感じます。
毎日新聞は、一面で扱ったのですから、これは最も説明責任があるでしょう。
系列のTBS及び、みのもんたあたりもきちんと説明すべきでしょう。

伝聞情報を事実として報道したことが、ある意味、一国の大臣を追い落とすことになったのですから。

赤旗もその意味で、読者に事実を伝えるべきなのです。

鉢呂経産相が辞任、原発被害者踏みつけ 暴言繰り返す。
という見出しですが、
鉢呂経産相の辞任は事実として
原発被害者踏みつけは、福島県の現場の方の声は、鉢呂発言について踏みつけられたという人もいますが、実際に、鉢呂氏が現場に入って小学校の放射能被曝の対策に奔走したことを知っている人は、そうは思っていません。一方的に都合のよい読者の声を世論とする商業紙と同様な手法をとっている限り、国民の真の声を読み取ることはできないでしょう。

暴言くり返す、これは明らかな誤りです。
死の町というのは、暴言ではなく、事実でしょう。これを暴言と認識する記者の感覚こそ疑います。
もっとひどいのは、伝聞の放射能発言を暴言の事実と認識して、この場合、関係のない松本龍氏の発言も、鉢呂氏の発言と重ねて暴言をくり返す、としたことです。
違う人の発言を重ねて、同じ人がくり返すという書き方は明らかに誤りです。

(以上転載終り)

 

資料6 その1動画と、その2記事。

その1

鉢呂大臣の辞任は脱原発人事の発動直前だった
videonewscom
https://youtu.be/3F5oLgzX8N8

2011/09/17 にアップロード

概要:
http://www.videonews.com/

ニュース・コメンタリー (2011年09月17日)

鉢呂大臣の辞任は脱原発人事の発動直前だった

インタビュー:長谷川幸洋氏(東京新聞論説委員)

 「死の街」、「放射能をつけちゃうぞ」などの発言の責任を取り、就任9日目の9月11日に辞任した鉢呂吉雄前経産相は、脱原発政策を実行に移すための人事を発表する直前だったことが、東京新聞論説委員の長谷川幸洋氏の取材でわかった。
 長谷川氏は、鉢呂氏が辞任した翌日の12日に鉢呂氏に単独でインタビュー取材した。鉢呂氏はこれからの日本のエネルギー政策を決める総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の委員に多数の脱原発派を送り込むことを決め、既に事務方に指示していたことを明かしたという。 長谷川氏によると、鉢呂氏は現在の委員構成が15人のうち12人が原発推進派で占められていたため、これでは福島後の議論は期待できないと考え、新たに9~10人の反原発・脱原発派の委員を追加任命する意向だった。その委員候補リストまで事務方に渡していたという・・・・・・。

 

その2(以下転載始め)

長谷川幸洋「ニュースの深層」
2011年09月14日(水) 長谷川 幸洋

当事者が初めて語った「放射能失言」の裏側!鉢呂経産大臣は原発村を揺るがす「原発エネルギー政策見直し人事」の発表寸前だった
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19475

Img_56f10bb2731441ec000b52518c725_2 画像
鉢呂大臣は原発村のタブーに触れていた 〔PHOTO〕gettyimages

 鉢呂吉雄経済産業相の辞任問題は、いまも謎の部分が多い。

 鉢呂が記者会見で「死の町」と発言したのは事実である。だが、大臣辞任にまで至ったのは、記者との懇談で「放射能をうつしてやる」と"発言"したという新聞、テレビの報道が批判に拍車をかけた側面が大きい。

 ところが、その発言自体の裏がとれないのだ。高橋洋一さんが9月12日付けのコラムで指摘したように、各社の報道は「放射能をうつしてやる」(東京新聞)から「放射能をつけちゃうぞ」(朝日新聞)、「放射能を分けてやるよ」(FNN)に至るまでまちまちだった。

 鉢呂本人は終始一貫「そういう発言をしたかどうか記憶にない」と言っている。実際の発言がどうだったかどころか、本当にそういう趣旨の発言をしたかどうかさえ、はっきりとした確証がないのである。

 そこで私は13日午後、鉢呂本人に衆院議員会館の自室でインタビューした。鉢呂事務所は「辞任以来、どなたの取材も受けていません」と取材をいったん断ったが、その後、数時間経って「本人がお会いすると言っている」と連絡があり、インタビューが実現した。以下はその主なやりとりである。

■「朝日新聞の記事は間違いだ」

 -いま、どういう心境か。

「『死の町』という言葉は、大変な被災に遭った福島のみなさんに不信の念を抱かせる発言だったと思っている。私は原発から3キロ圏内を視察した。ひとっ子1人いない様子を見て、私にはああいう表現しか思い浮かばなかった。申し訳ないし、反省している」


 -8日夜の記者懇談はどういう状況だったのか。

「あの夜、視察から赤坂の議員宿舎に戻ってくると、記者さんが5,6人待っていた。みんな経済部の記者さんだと思うが、私はそれまで経済部と付き合いがなかったので、顔見知りはだれもいなかった。後ろのほうに政治部の記者さんが2人いたと思う。こちらは知っている」

「原発周辺では線量計を持っていた。私は一日で85マイクロシーベルトだった。その数字を記者たちに喋ったのは、はっきり覚えている。朝日の検証記事(13日付け)で『私が線量計をのぞいて数字を読み上げた』というのは間違いだ。線量計はJビレッジ(原発作業員の基地)に返却してきた」

 -「放射能をうつしてやる」と言ったのは本当か。

「『うつしてやる』とか『分けてやるよ』と言った記憶は本当にないんです。もしかしたら『ほら』という言葉は言ったかもしれないが、それさえ、はっきり覚えていない。『ほら、放射能』という報道もあったが、放射能という言葉を出したかどうか分からない」

「はっきり言えるのは、私が防災服を記者になすりつけるような仕草をしたことはないっていう点です。一歩くらい記者に近づいたことはあったかもしれないが、なすりつけるようなことはしていない。そんなことがあれば覚えています」

 -記者は発言を録音していなかったのか。

「していなかったと思う」

■「第一報を流したフジテレビは現場にいなかった」

 -朝日の検証記事によれば「放射能をうつしてやる」発言の第一報はフジテレビだったとされている。フジの記者は懇談の場にいたか。

「フジテレビはいなかった。フジの記者は○○さん(実名)という女性なので、それは、あの場にいれば分かります」。

 フジは「放射能を分けてやるよ、などと話している姿が目撃されている」と伝聞情報として第一報を伝えている。鉢呂の話でも、フジの記者は現場にいなかったという。ここは大事なポイントである。


 -大臣辞任は自分から野田佳彦首相に言い出したのか。

「そうです。あの日は工場視察に出かけるとき、記者が宿舎にたくさん集まっていた。そのとき、どういう気持ちだったかといえば、これから視察に行くわけですから(辞任の意思はなかった)…。ただ工場視察を終えて、午後7時から総理にお会いするときは腹が決まっていた」

 -首相から辞任を求められたのではないか。

「それはない。私はまず一連の事実経過を説明し、そのまま話を続けて、辞める意志を自分で伝えました」

 -ずばり聞くが「大臣は経済産業省にはめられたのではないか」という説がある。これをどう思うか。

「それは憶測でしょう。私は推測でモノは言いたくない」

 -役所と対立したことはなかったのか。「鉢呂大臣は幹部人事の入れ替えを考えていたらしい」という話も流れている。

「幹部人事をどうするか、だれかと話したことは一度もない」

■「原発反対派を加えて、賛成反対を半々にするつもりだった」

 そして、ここからが重要な部分である。

 -脱原発依存やエネルギー政策はどう考えていたのか。

「政府はエネルギー政策を大臣レベルの『エネルギー・環境会議』と経産省の『総合資源エネルギー調査会』の二段構えで検討する段取りになっていた。前者は法律に基づかないが、後者は法律(注・経産省設置法)に基づく会議だ。調査会は今年中に中間報告を出して、来年、正式に報告を出す方針だった」

「このうち総合資源エネルギー調査会は私が着任する前の6月段階で、すでに委員の顔ぶれが内定していた。全部で15人のうち3人が原発反対派で残りの12人が賛成派だ。私は事故を受けて、せめて賛成派と批判派が半数ずつでないと、国民の理解は得られないと思った。それであと9人から10人は反対派を加えて、反対派を合計12、3人にするつもりだった。委員に定数はないので、そうすれば賛成と反対が12人くらいずつで半々になる」

 -それには役所が抵抗したでしょう。

「役所は『分かりました』という返事だった。私が出した委員候補リストを基に人選を終えて、後は記者発表するばかりのところだった」

 -もう一度聞くが、それで役所と激論にならなかったのか。官僚は面従腹背が得意だ。

「私は最初から強い意思で臨んでいた。私は報告書の内容が必ずしも一本にならず、賛成と反対の両論が記載されてもいいと思っていた。最終的にはエネルギー・環境会議で決めるのだから、役所の報告が両論併記になってもいいでしょう。私のリストは後任の枝野幸男大臣に引き継いだ。後は枝野大臣がどう選んでくれるかだと思う。」

 この話を聞いて、私は「これで鉢呂が虎の尾を踏んだ可能性がある」と思った。鉢呂は大臣レベルの会議が物事を決めると考えている。ところが、官僚にとって重要なのは法律に基づく設置根拠がある調査会のほうなのだ。

 なぜなら、法律に基づかない大臣レベルの会議など、政権が代わってしまえば消えてなくなるかもしれない。消してしまえば、それでおしまいである。ところが、法に基づく会議はそうはいかない。政権が代わっても、政府の正式な報告書が原発賛成と反対の両論を書いたとなれば、エネルギー政策の基本路線に大きな影響を及ぼすのは必至である。官僚が破って捨てるわけにはいかないのだ。

■フジテレビはなぜ報じたのか

 以上の点を踏まえたうえで、フジの第一報に戻ろう。

 もし鉢呂の話が真実だとしたら、フジはなぜ自分が直接取材していないのに、伝聞情報として「放射能を分けてやる」などという話を報じられたのか。

 記者の性分として、自分が取材していない話を報じるのはリスクが高く、普通は二の足を踏む。万が一、事実が違っていた場合、誤報になって責任を問われるからだ。記者仲間で「こんな話があるよ」と聞いた程度では、とても危なくて記事にできないと考えるのが普通である。

 どこかの社が報じた話を後追いで報じるならともかく、自分が第一報となればなおさらだ。


 フジは鉢呂本人に確認したのだろうか。私はインタビューで鉢呂にその点を聞きそこなってしまった。終わった後で、あらためて議員会館に電話したが、だれも出なかった。

 もしも、フジが本人に確認したなら、当然、鉢呂は「そういう記憶はない」と言ったはずだ。それでも報じたなら、伝聞の話に絶対の自信があったということなのだろう。

 経産省は鉢呂が原発エネルギー政策を中立的な立場から見直す考えでいることを承知していた。具体的に調査会の人選もやり直して、発表寸前だった。そういう大臣が失言で失脚するなら当然、歓迎しただろう。

 そして「死の町」に続く決定的な"失言"をテレビが報じたのを機に、新聞と通信各社が後追いし既成事実が積み上がっていった。いまとなっては真実は闇の中である。

■子供のことを考え、1ミリシーベルト以下にするよう首相に頼んだ

 -福島では「鉢呂さんは子供の被曝問題でしっかり仕事をしてくれていた」という声もある。

「それは年間1ミリシーベルトの問題ですね。8月24日に私は福島に行って除染の話を聞いた。『政府は2年間で汚染を6割減らす』などという話が報じられていたが、汚染は割合の話ではない。あくまで絶対値の話だ。しかも1ミリシーベルトは学校を想定していたが、子供は学校だけにいるわけではなく通学路も家庭もある。そこで私は菅総理と細野大臣に電話して、子供の生活全体を考えて絶対値で1ミリシーベルトにしてくれと頼んだ」

「すると菅総理も細野大臣も賛同してくれて、2日後の26日に絶対値で1ミリシーベルト以下にする話が決まった。良かったと思う」


 -辞任記者会見では「何を言って不信の念を抱かせたか説明しろって言ってんだよ!」と暴言を吐いた記者もいた。あの質問をどう思ったか。

「その記者と部長さんが先程、私の事務所に謝罪に来ました。私はなんとも思っていません。部長さんにも部下を責める必要はないと言いました。まあ、仕事ですからね」

 取材とはいえ、ああいう言い方はない。「記者」という仕事の評判を貶めただけだ。まったく残念である。

(文中敬称略)

(以上転載終り)

 

 その他、関連記事。

一生懸命頑張りたい=経産相【時事】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110910-00000047-jij-pol

時事通信 9月10日(土)12時49分配信
 鉢呂吉雄経済産業相は10日、進退問題について記者団に「一生懸命頑張っていきたい」と述べた。「放射能」発言に関しては「記憶が定かでない。記者の皆さんに厳しい状況を伝えたかった」と説明した。

 

一生懸命頑張りたい=経産相【時事】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110910-00000022-jijp-pol.view-000

20110910-00000022-jijp-000-0-view.jpg
時事通信 9月10日(土)13時33分配信
「放射能」発言に関して「記憶が定かでない。記者の皆さんに厳しい状況を伝えたかった」と述べる鉢呂吉雄経済産業相。進退問題については「一生懸命頑張っていきたい」と述べた=10日、東京都港区の衆院議員宿舎

【関連記事】
鉢呂経産相の発言要旨
鉢呂経産相、与党に辞任論=記者に「放射能付けたぞ」-首相、真意確認へ
〔写真特集〕失言の迷宮
〔写真特集〕閣僚辞任
閣僚、議員はどんな人?=時事通信社「政界データブック(アンドロイド用アプリ)」
(時事通信社)

最終更新:9月10日(土)14時51分

 

鉢呂経産相の発言要旨【時事】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011091000184&rel=y&g=pol

 鉢呂吉雄経済産業相が10日午後、都内で記者団に語った発言の要旨は次の通り。
 -「放射能を付けちゃうぞ」と発言したとの報道があるが。
 8日に福島県に視察に行き、夜11時すぎに宿舎に直行して帰ってきた。その際、非公式の、記者との立っての懇談という形で5分ないし10分くらい(話した)。(視察は)朝6時から夜11時までの強行軍だった。
 被災地の原子力事故の状況。現場の皆さんの仕事の状況、あるいは除染活動の状況、また、(佐藤雄平)県知事はじめ市町村の首長と懇談した状況について話をした。今伝えられている報道について、懇談という中で記憶が定かではない。懇談の大半は真剣なやりとりだったし、被ばくの線量の話があったので計数的な話をした際、皆さんにも厳しい状況を伝えたかった。
 こういう形で国民の皆さん、とりわけ福島の被災された皆さんに大変なご迷惑を掛け、不信の念を与えたとすれば、おわびを申し上げたい。大変申し訳なく思っている。
 今後とも、福島の汚染の状況は知っているつもりなので、全力を挙げて原子力事故の収束に向けて頑張っていきたい。
 -発言自体はあったのか。
 発言自体はどういうふうに言ったか、報道でもちょっとニュアンスが違う。(記者に近づく)しぐさはあったかもしれない。言葉については正確にきちっと記憶してない。
 -しぐさはしたということか。
 そういうこと。
 -与党からも進退を問う声が上がっている。
 きょうも円高空洞化対策で現地に行く。(閣僚として)一生懸命頑張っていきたいと思っている。野田(佳彦)首相にも、時間を見て報告したいと思っている。
 -今夜官邸に行くのか。
 それは決まっていない。
 -続投すると首相と相談したのか。
 これから相談したいと思っている。
 -続投したいということか。
 一生懸命頑張っていきたい。(2011/09/10-13:46)

 

鉢呂経産相、与党に辞任論=記者に「放射能付けたぞ」-首相、真意確認へ【時事】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011091000124&rel=y&g=pol

 鉢呂吉雄経済産業相が東京電力福島第1原発の視察を終えて帰京した8日夜、記者に「放射能を付けたぞ」という趣旨の発言をしていたことが10日、分かった。野党は、原発を所管する閣僚として不適切な言動だとして、辞任を要求。鉢呂氏自身は同日、続投に意欲を示したが、与党内からも辞任は不可避との見方が浮上した。野田佳彦首相は、鉢呂氏本人から同日夜にも事情を聴いた上で対応を検討する方針を示した。
 関係者によると、鉢呂氏は8日夜、福島第1原発の視察を終えて都内の衆院議員宿舎に戻った際、取り囲んだ10人ほどの記者のうちの1人に防災服の腕の部分などを近づけ、「放射能を付けたぞ」との趣旨の発言をした。鉢呂氏は9日午前の記者会見では同原発周辺を「死の町」と表現し、同日夕に撤回、陳謝に追い込まれている。
 鉢呂氏は10日午後、都内で記者団に「被災された皆さんに大変なご迷惑をお掛けし、不信の念を与えたとすればおわびしたい」と述べた。8日夜の自身の言動について「(記者に)近づいた」とは認めたものの、発言は「記憶していない」と説明。「続投するのか」との質問には「一生懸命頑張りたい」と答え、辞任を否定した。
 首相は10日昼、視察先の宮城県気仙沼市で記者団に「実際に本人の真意を確かめたいので、まず直接会う機会をなるべく早く取りたい」と表明。自身の任命責任については「まず確認から」と、事実関係の把握を優先する考えを示した。
 民主党の前原誠司政調会長は同日午前、都内で記者団に「(鉢呂氏の発言が)事実とすると大変由々しき問題だ。きょう中にしっかりと真意を説明されることが大事だ」と指摘した。ただ、鉢呂氏の進退については「どういう文脈で話されたのかによって違う」と述べるにとどめた。(2011/09/10-13:32)

 

(以下転載始め)

2011年09月10日
【疑惑の報道】鉢呂発言:フジテレビでは「放射能を分けてやるよ」
http://alcyone.seesaa.net/article/225338667.html

☆「死の町」発言 鉢呂経産相、発言を撤回して陳謝「誤解を与える表現だった」 (フジテレビ系=FNN)

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20110909-00000212-fnn-pol

http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/352.html

一方、鉢呂経産相をめぐっては、福島県内の視察を終えて東京に戻ってきた8日夜、着ていた防災服の袖を取材記者の服になすりつけて、「放射能を分けてやるよ」などと話している姿が目撃されている。


《関連記事》

☆〔資料分析〕鉢呂大臣「放射能」発言はやはりウラが取れていないようだ
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/347.html
投稿者 めっちゃホリディ 日時 2011 年 9 月 10 日 18:27

(以上転載終り)

 

(以下転載始め)

2011年09月11日
【疑惑の報道】東京新聞は伝聞(又聞き)で「鉢呂発言」を報道した?
http://alcyone.seesaa.net/article/225387226.html

〔写真〕東京新聞9月10日朝刊の一面
http://twitpic.com/6ih1t0


江川紹子(ジャーナリスト)
https://twitter.com/#!/amneris84/status/112295703023329280
東京、毎日は、中の政治面、社会面でも大きく扱っています。毎日は社会面トップ!


☆経産相「放射能うつす」 防災服すりつけ発言
(東京新聞。9月10日朝刊)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011091002000048.html

http://www.asyura2.com/11/lunchbreak50/msg/472.html

鉢呂吉雄経済産業相が東京電力福島第一原発の視察を終えた八日夜、都内で報道陣の一人に防災服をすりつけるしぐさをし、「放射能をうつしてやる」という趣旨の発言をしていたことが九日分かった。

               ↓

アルゴス
https://twitter.com/#!/arugos/status/112613963581239296
【東京新聞のアリバイ?】東京新聞は、今日の3面の囲み記事で「囲み取材の場に本誌記者はいなかった」と書いている。そうであれば昨日の1面の大見出しの「経産相「放射能うつす」」は何に基づいて書いたのか。きちんと取材過程を明らかにすべきだろう。

obscureinc_skz
https://twitter.com/#!/untitled_skz/status/112529446040383490
鉢呂大臣はやる気満々だったが、引導を渡したのは野田だろう。しかし、バカゴミの尻馬に乗り、一面に記事を掲載した東京新聞も情けない。唯一まともかと思ったが、とんだ見込み違いだったようだ。


志葉玲(戦場ジャーナリスト) 7月10日
https://twitter.com/#!/reishiva/status/89633343888560128
戦場ジャーナリストとしての経験から言えば、戦時は徹底的な情報操作が行われる。だから、そうしたペテンとたたかうことが重要だ。今、政官財学+御用メディアの原発利権連合による、国民に対する情報戦が仕掛けられている。騙されるだけじゃなくて、被爆させられ、殺される。これは最早、戦争だ。

(以上転載終り)

 

首相 鉢呂氏発言真意確認したい【NHK】
9月10日 13時1分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110910/t10015515211000.html

鉢呂経済産業大臣が福島県の被災地を視察したあと、記者の体に触れるようなしぐさをしながら「放射性物質がうつった」などという趣旨の発言をしたことについて、野田総理大臣は10日、記者団に対し、鉢呂大臣と10日夜にも会って発言の真意を確認したいという考えを示しました。

鉢呂経済産業大臣は8日、福島県の被災地や東京電力福島第一原子力発電所の状況などを視察したあと、東京都内の議員宿舎に戻った際、記者の体に触れるようなしぐさをしながら「放射性物質がうつった」などという趣旨の発言をし、民主党内では、福島の再生を妨げる発言で進退問題になりかねないと懸念する声がある一方で、進退に発展する問題ではないという意見も出ています。これについて野田総理大臣は、視察先の宮城県気仙沼市で記者団に対し「そういう報道があることは承知している。発言の真意を確かめさせてもらいたいので、鉢呂大臣と直接会う機会をなるべく早く取りたい」と述べ、鉢呂大臣と10日夜にも会って、発言の真意を確認したいという考えを示しました。そのうえで、記者団が「任命責任については、どう考えるか」と質問したのに対し、野田総理大臣は「まず、確認からだ。そこが前提だ」と述べました。また、鉢呂大臣は昼すぎ、都内で記者団に対し「おとといの記者団との非公式な懇談は、大半は被災地の状況など真剣な話をしたと記憶している。ただ、国民の皆さん、とりわけ福島の被災者の方々に大変な迷惑をおかけし、心からおわびしたい。今後も円高対策などに一生懸命取り組んでいきたい。野田総理大臣にも、発言の真意などについて報告したい」と述べました。
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・鉢呂経産相 首相に辞表提出
・首相 鉢呂大臣と会談し真意確認へ
・自民党幹事長 首相の任命責任も

 

鉢呂経産相、首相と会談へ 「考えていることを伝える」【朝日】
http://www.asahi.com/politics/update/0910/TKY201109100249.html

 鉢呂吉雄経済産業相は10日午後、「放射能をつけちゃうぞ」と発言していたことについて、神奈川県相模原市の工場視察後、記者団に対し、「(野田佳彦首相に)私の考えていることを伝える」と述べた。鉢呂氏は同日夜にも首相と会談する予定。

 今後、国会運営が厳しくなることが予想されることについては、「基本的に国会で与野党が協議することだ」と語った。

 鉢呂氏は、超円高による空洞化対策のため同省が導入した立地補助金を活用し、リチウムイオン電池を生産する工場を視察。鉢呂氏は「前向きに、こういった経産省のさまざまな事業についてもリーダーシップをとってやってまいりたい」「今日は空洞化対策を広報したかったが、私の発言でこのようになり大変申し訳ない」と話した。

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鉢呂経産相「ほら放射能」…党内に進退論【読売】
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=46943

 鉢呂経済産業相が野田首相とともに福島第一原子力発電所の周辺自治体を視察して帰京した8日夜、着ていた防災服の袖を取材記者にくっつけるしぐさをし、「ほら、放射能」と語りかけていたことが9日、明らかになった。

 原発を担当する閣僚として不適切な言動だとの批判が出るのは必至で、与党内では同日夜、進退問題に発展するとの見方が浮上した。

 発言について、鉢呂氏は9日夜、記者団に「(現場に)親しいマスコミの皆さんが多く、被災地の話をしたというのが真意だ。(放射能をうつすとか)そういう発言はしていないと思う」と説明した。

 この問題で、野田首相周辺と民主党幹部は9日夜、対応を協議した。

 同党幹部の一人は、「参院では鉢呂経産相に対する問責決議案が出るだろう。国会運営はきつくなる」と述べ、鉢呂氏の進退論に言及した。

 鉢呂氏はこれに先立ち、9日午前の記者会見で、福島第一原発周辺について、「人っ子一人いない。まさに死のまち」と表現したことについて、同日午後の記者会見で「被災地の皆さんに誤解を与える表現だったと真摯(しんし)に反省し、表現を撤回し、深く陳謝申し上げる」と謝罪、発言を撤回した。

(2011年9月10日 読売新聞)

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野田首相「報道と本人発言に違い。説明いただきたい」【産経】
2011.9.10 15:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110910/plc11091015120013-n1.htm

 野田佳彦首相は10日午後、鉢呂吉雄経済産業相が「放射能をうつしてやる」などと発言した問題について「報道と(鉢呂氏)本人でおっしゃることに違いがあるので、しっかり説明をいただきたい」と述べた。視察先の岩手県陸前高田市内で記者団の質問に答えた。

被災者「人間失格だ」「知性がない」

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【放射能「うつす」発言】
鉢呂氏「一歩ぐらい近づいた記憶しか…」 釈明詳報【産経】
2011.9.10 16:09 (1/3ページ)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110910/plc11091016120014-n1.htm

記者の質問に答える鉢呂経産相=10日午後、東京都港区

 鉢呂吉雄経済産業相が10日午後、「放射能をうつしてやる」などと発言した問題について「一歩ぐらい近づいた記憶しかない」と釈明した。東京都港区赤阪の衆院議員宿舎で記者団の質問に答えた。鉢呂氏の発言の詳報は以下の通り。

 --「放射能をなすりつける」という発言があったという報道だが真意は。実際にあったのか

 「一昨日8日、福島県に視察へ行き、東京に到着し、夜11時過ぎ、(都内の衆院議員)宿舎に直行して帰ってきたわけだ。その際、非公式の記者との懇談で、私の記憶するところ、5分ないし10分くらいの形だったと思う。その時あった、朝6時から夜11時までの、強行軍だったが、被災地とりわけ発電所の事故の状況、現場の働いている皆さんの、大変重い中での仕事の状況、あるいは除染活動の態勢の増強、また県知事はじめ市町村の首長と懇談した状況について話をしたと考えている」

 「今、伝えられている報道、私の言動についてだが、一つ一つについて正確さを期さなければならないので、必ずしも懇談という中で記憶が定かでない。真意は、その懇談の大半は真剣なやりとりだったと記憶しているし、被災地を訪れた、被曝(ひばく)の線量の話があったので、係数的な話をした際、記者の皆さんにもこの厳しい状況を伝えたかった。こういう形であり、何か無理やりどうこうしたとか、強制的な、一部まあ、だいたい、こういう風に囲まれていたから、一歩ぐらい近づいたっていうような記憶しかないが、そういうことだ。大半は真剣な話をさせていただいた。こういう風に自分では記憶をしておるところだ」

(2/3ページ)

記者の質問に答える鉢呂経産相=10日午後、東京都港区

 「こういう形で大変、国民の皆さん、とりわけ福島の被災されている皆さんに大変なご迷惑をおかけし、不信の念を与えたとすれば心からおわびを申し上げたい。このように考えている。大変申し訳なく思っている。今後とも、私も福島に3回ほど行っているので、福島の汚染の状況などは知っておるつもりだし、全力を挙げてその除去、あるいはまた、発電所事故の収束、早期収束に向けて頑張っていきたい。こう思っている。以上だ」

 --真剣なやりとりだったというが、報道にあった発言はあったのか

 「発言自体はどういう風に言ったか。報道でもちょっとニュアンスが違うし、私自身も本当のところ、どういった言葉がけだったか、行動としてはですね、若干近づいた程度で、何か、腕にどうとかということは一切なかったと。そういうしぐさはあったかもしれないが。言葉については、私の方で正確にきちっと記憶してないというのが実態だ」

 --しぐさはしたと

 「そういうことだ」

 --野党だけでなく、与党内からも進退を考えるべきだという声が出ているが

 「今、今日も円高、空洞化対策ということで現地を訪問することになっているので、一生懸命頑張っていきたい。また、野田(佳彦)首相には時間を見て中身について報告したい。以上だ」

(3/3ページ)

記者の質問に答える鉢呂経産相=10日午後、東京都港区

 --ご自身としてはどうすべきだと考えているか

 「そういう考えで、全力を挙げて今後とも頑張っていきたいと思っている」

 --今夜は官邸に行くか

 「今日は決まっていない」

 --続投について野田首相とすでに相談したか

 「これからその内容について、一昨日の状況について、相談したいと思っている」

 --続投したいということか

 「一生懸命頑張っていきたいと思っている」

 

鉢呂経産相:失言 民主内にも辞任論 首相「真意聞く」【毎日】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110910dde001010015000c.html

 ◇放射能発言「記憶ない」

 鉢呂吉雄経済産業相が東京電力福島第1原発の周辺市町村を「死の町」と表現し、報道陣に「放射能をつけたぞ」という趣旨の発言をした問題を巡り、民主党内で10日、「自発的辞任になるのではないか」などと経産相の辞任論が浮上した。野田佳彦首相は10日昼、鉢呂氏と早急に会談し真意を確かめる考えを表明。鉢呂氏は同日昼、東京都内で記者団に「全力を挙げて原発事故の収束に今後も頑張っていきたい」と述べ、続投する意向を示した。

 野党は鉢呂氏の自発的辞任か首相による罷免を求め、任命責任も追及する構えで、首相はぎりぎりの判断を迫られている。

 首相は10日昼、「放射能をつけたぞ」との発言に関し、「そういう報道があることは承知している。実際に本人によく真意を確かめたいので、直接会う機会をなるべく早く取りたい」と述べた。視察先の宮城県気仙沼市で記者団に語った。首相は10日夜の帰京後にも鉢呂氏に会うとみられる。

 鉢呂氏は「放射能をつけた」とする発言について「一歩ぐらい(記者に)近づいた記憶しかない。しぐさはあったかもしれないが、言葉は記憶にない」と述べた。さらに「福島の被災地の皆さんに不信の念を与えたとすれば、心からおわび申し上げたい」と語った。

 民主党の福山哲郎前官房副長官は10日午前のTBSの番組で「死の町」と発言したことに、「不適切だ。今後いろいろな動きが出てくる」と語り、進退問題に発展するとの認識を示した。一連の言動には与党内でも批判が出ており、閣僚経験者は「福島の被災者の気持ちを逆なでする言動で、きつい。自発的辞任になるのではないか」と語った。

 前原誠司政調会長は10日午前、東京都内で記者団に「事実とすると大変由々しきことだ。今日中にしっかりと真意を説明することが大事だ」と述べ、早急に説明責任を果たすよう求めた。

 一方、自民党の石破茂政調会長は10日午前、「自ら辞任するか、首相が罷免しなければ(国会は)動かない。(鉢呂氏のもとで)審議するのは難しい」と述べ、鉢呂氏が辞任しなければ13日召集の国会審議への影響は避けられないと指摘。「(衆院での)不信任決議や、(参院での)問責決議にも十分に値する」と強調した。

 鉢呂氏は8日、福島第1原発などを視察。帰京後、防災服を着替えないまま議員宿舎に帰り、報道陣の一人に防災服をすりつけるようにし「放射能をつけたぞ」との趣旨の発言をした。9日午前の記者会見では視察に関し「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない、まさに死の町という形でした」と発言。首相が謝罪と訂正を求めたことなどから、9日午後に再び記者会見し発言を撤回し謝罪した。【野口武則、佐藤丈一】

毎日新聞 2011年9月10日 東京夕刊

    鉢呂経産相:福島原発周辺自治体の首長「あきれて…」
    鉢呂経産相:「放射能つけた」発言 党内からも辞任論噴出
    鉢呂経産相:『ゴースト・タウン』…発言は海外でも報道
    鉢呂経産相:「放射能つけた」発言 野田政権に強い打撃
    鉢呂経産相:失言 福島「ふざけるな」「くだらない」の声

 

首相「しっかり説明してもらう」 経産相の放射能発言【日経】
    2011/9/10 14:59
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819481E3E2E2E2848DE3E2E2EBE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;bm=96958A9C93819481E3E2E2E29E8DE3E2E2EBE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

 野田佳彦首相は10日午後、鉢呂吉雄経済産業相の「放射能をつけてやろうか」発言について「なるべく早い段階でご本人の考えと経緯を聞きたい。報道と本人の言っていることが違う部分があるので、しっかり説明してもらいたい」と述べ、本人からの事情聴取を急ぐ考えを示した。記者団に「今日中に会う考えか」と問われても答えなかった。視察先の岩手県陸前高田市で記者団に語った。

    経産相「今日中に総理に会いたい」  (2011/9/10 16:33) [映像あり]
    首相「しっかり説明してもらう」 放射能発言 (2011/9/10 14:59)
    経産相「放射能つけようか」 「死の町」発言撤回 (2011/9/9 23:22更新) [映像あり]
    経産相発言に首相が不快感 「謝罪・訂正を」 (2011/9/9 16:48)
    「原発周辺の町村は死の町」 鉢呂経産相が発言 (2011/9/9 12:41)

 

福島第1原発:周辺市町村 鉢呂経産相「まさに死の町」【毎日】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110909k0000e010089000c.html

鉢呂吉雄経済産業相

 鉢呂吉雄経済産業相は9日の閣議後会見で、野田佳彦首相に同行して8日に東京電力福島第1原発などを視察した際の印象について「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない、まさに死の町という形でした」と述べた。周辺住民は原発事故の影響で避難しており、担当閣僚の発言として配慮を欠くとの批判も出そうだ。

 鉢呂経産相は原発から半径20キロの警戒区域内を視察し、関係する市町村長と意見交換した。会見では、事故現場で収束作業に当たる作業員らについて「予想以上に前向きで明るく、活力を持って取り組んでいる」と印象を語り、放射性物質の除染対策に関しては「政府として全面的にバックアップしたい」とも述べた。【和田憲二】

毎日新聞 2011年9月9日 12時41分(最終更新 9月9日 13時07分)

    【すべてはここから】津波に襲われる福島第1原発
    <福島第1原発>野田首相:東電社員らを激励
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鉢呂経産相:「放射能つけた」発言 辞任やむなしの声も【毎日】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110910k0000m010154000c.html

東京電力福島第1原発を視察した際の鉢呂吉雄経済産業相(左)。中央は野田佳彦首相、右は細野豪志原発事故担当相=福島第1原発の免震重要棟で2011年9月8日、内閣広報室提供

 鉢呂吉雄経済産業相が東京電力福島第1原発の視察を終えた8日夜、東京都内で報道陣の一人に近寄って防災服をすりつける仕草をし、「放射能をつけたぞ」という趣旨の発言をした。鉢呂氏は9日午前の会見でも福島第1原発の周辺市町村を「死の町」と発言し、同日午後にこの発言を撤回して陳謝した。

 原発を所管する担当閣僚として不適切な言動との批判が出るのは必至で、政府・与党内からは「辞めざるを得ないのではないか」との見方が出ている。閣僚の一人は「こういう話が続くと厳しいかもしれない。救いようがないかもしれない」と語った。

 報道陣は、鉢呂氏の福島第1原発視察の見解などを聞くため、8日午後11時過ぎに東京・赤坂の議員宿舎で取材していた。10人程度の記者が鉢呂氏を取り囲み、鉢呂氏はたまたま近くにいた毎日新聞記者に近寄り、防災服をすりつける仕草をした。鉢呂氏はすりつける仕草をした後、報道陣に「除染をしっかりしないといけないと思った」などと語った。

 鉢呂氏は8日、野田佳彦首相に同行して、福島第1原発や原発から半径20キロの警戒区域を視察した。その後、帰京し、防災服を着替えないまま、議員宿舎に戻り、報道陣の取材に応じていた。

 鉢呂氏は9日夜、報道陣に対し、「放射能をつけたぞ」との発言について、「(記者に)近づいて行って触れることもあったかもしれない。そういうこと(放射能をつけたぞ)は言っていないと思う」と釈明した。

 鉢呂氏は9日午前の閣議後会見で、8日に福島第1原発などを視察した際の印象について「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない、まさに死の町という形でした」と発言した。野田首相は9日、訪問先の三重県紀宝町で記者団に「不穏当な発言だ。謝罪して訂正してほしい」と要求。これを受け、鉢呂氏は9日午後、「被災地に誤解を与える表現だった。軽率だった。被災をされている皆さんが戻れるように、除染対策などを強力に進めるということを申し上げたかった」と釈明した。

 藤村修官房長官は9日の会見で、鉢呂氏が佐藤雄平福島県知事に謝罪の電話をしたことを明らかにした。「ただちに(経産相としての)適格性につながるとは思わない」と閣僚を辞任する必要はないとの認識を表明。一川保夫防衛相の「素人だが文民統制」など問題発言が続いていることを踏まえ、近く各閣僚に発言に注意するよう求める考えを示した。

 一方、野党からは鉢呂氏の自発的な辞任や更迭を求める声が相次いだ。自民党の石破茂政調会長は「経産相としてではなく人間として不適格で、間違いなく辞任だ」と批判。公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は「大臣として不適格で自ら辞意を表明すべきだ。首相の任命責任も問われる」と語った。鉢呂氏は衆院北海道4区選出で当選7回。大蔵政務次官や民主党国対委員長などを歴任している。

毎日新聞 2011年9月10日 2時30分(最終更新 9月10日 2時59分)

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鉢呂経産相:失言 福島「ふざけるな」「くだらない」の声【毎日】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110910k0000m010155000c.html

鉢呂吉雄経産相=津村豊和撮影

 「不用意」では済まされない発言が、東京電力福島第1原発を視察したばかりの閣僚から飛び出した。発言の主は原発を所管する鉢呂吉雄経済産業相。今も避難生活を強いられる被災者、原発事故を巡る政府の対応に振り回されてきた自治体の首長らからは「この人には何を言っても届かない」「辞任に値する」との声も上がった。【神保圭作、高橋直純、田中裕之】

 福島県南相馬市の自宅が立ち入り規制中の警戒区域(原発から20キロ圏)内にある主婦、黒沢千恵子さん(41)は、中2と小6の子供と一緒に同市内の警戒区域外にある仮設住宅に身を寄せている。「『死の町』とか『放射能をつける』とか、住民にとっては言ってほしくないこと。子供にもそういう目が向けられていると思うと怖い」と話す。

 第1原発が立地する大熊町から猪苗代町のホテル「リステル猪苗代」に避難している無職、福岡渉一さん(60)は「あそこを見てきたら、まともな街じゃないということは誰でも分かるが、『死の町』とまで言うのなら国はもう住めないと早く宣言してほしい」といらだちを募らせた。

 大熊町から白河市に避難している元畜産農家の池田美喜子さん(52)は原発事故のため廃業に追い込まれた。「肉牛30頭を置いて来ざるを得なかった人の気持ちを全く理解していない。こうした発言が風評被害を拡大させることになるのだろうが、この人には何を言っても届かない」と語った。

 計画的避難区域に指定されている飯舘村の菅野典雄村長は「ふざけるなと言いたい。我々は放射能で何十年も苦しまなければならない状況にある。政治家としてまともに理解しているとは思えない発言で辞任に値する」と怒りをあらわにした。

 原発作業員も憤りを隠さない。大熊町から田村市の仮設住宅に避難中で、第1原発での作業経験がある亀田典夫さん(59)は「原発作業員たちが事故をどうにか収束させようと懸命に働いているのに、開いた口がふさがらない」と話す。現在も福島県外の原発で働いている双葉町出身の男性(24)は「『放射能をつけたぞ』は子供じみていて本当にくだらない。そんな発言をするくらいなら視察に来ないでほしい」とあきれた様子だった。

 ◇民主議員も戸惑い

 鉢呂経産相の発言には民主党議員からも戸惑いの声が上がった。

 福島県出身の山口和之衆院議員(比例東北)は「言葉だけでは判断できない。今、福島は復興に向けて全力で戦わなくてはならない時。揚げ足取りで国会がストップするようなことになってほしくない」と話す。

 古賀一成衆院議員(比例九州)は「責任者として現場に行ってきたことを何か表現したかったのだろうか。こんなことで、もし政権がガタガタするなら日本の政治は世界の笑いものになる」と述べた。【青島顕】

毎日新聞 2011年9月10日 2時30分

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