« 安倍さん知ってるの?「内閣に改憲を提案する権限はない」岸信介に待った掛けた憲法学者の国会答弁(日刊ゲンダイ) | トップページ | 6月25日の主なツイート。 »

2013年6月22日 (土)

Mrシャラップ人権大使上田の動画見るなら海外配信。&「国連・拷問禁止委が代用監獄等日本の人権に不合格」6年前の記事。

 神保哲生さんと宮台真司さんの解説動画も必見です。なお安倍晋三政権は「口頭注意」の大甘処分。

 以下海外配信動画がお勧め。強烈な印象だったようで、56秒の所から音を大きくしてリプレイしてますThe Daily Mail(デイリー・メール※)記事が紹介していて、米国大手のabcや、英国系The Daily Telegraph、またaljazeera24x7など海外で流されました。諸外国がどう見ているかが分かる動画になっています。
※The Daily Mailは1896年創刊のイギリスでもっとも古いタブロイド紙。

 

↓この動画はイギリスdailymailの記事中でも紹介されたもの。動画が消された時に備えて、念の為に録音mp3をアップmp4でも保存

Japanese diplomat tells delegates to  'Shut up!' at UN meeting、1分33秒
skynews365
http://youtu.be/mzItB8blgXg

公開日: 2013/06/13

概要:
YouTube footage of Japanese Ambassador Hideaki Ueda at the U.N. torture committee in Geneva as he tells fellow delegates to shut up when they start giggling while he is speaking

 日本の大手マスコミが、いかに情報を隠したりして、情報操作マスゴミ状態かの証拠記事や、キャプチャは下の方でご紹介

 

 次ぎにエントリー標題で書いた6年前の記事です。これを書いていた22日午前現在、「2007年6月22日 日本の人権に“不合格”」でググっても、この記事は全然出ませんでした。クリップ保存していたのをpdfにしてご紹介しておきます。

代用監獄 長時間取り調べ 相次ぐ冤罪 国連・拷問禁止委で報告書酷評 日本の人権に“不合格” 1年以内の返答要求 突きつけられた勧告 法相は消極姿勢 不適正な難民認定 入管の処遇未整備 無視なら「国際的非難」「常任理事国目指す国が…」←(2007年6月22日東京新聞 こちら特報部)pdfです。(その後、全文テキストが出て来ました)23日夕方確認。雑談日記で書くとグーグルではこう言う事がよくおきます。

Cv_ueda  今回のミスター・シャラップ(Mr.'shut up' Hideaki Ueda)こと人権人道大使上田秀明の恥さらし国辱発言と、6年前の国連・拷問禁止委からのレッドカードと、どちらも偶然安倍内閣時(※)ですが、上記6年前の記事中、国連・拷問禁止委の委員が言った「美しい法律」の所は明らかに安倍晋三の「美しい国」を意識しているはず。

(※)第1次安倍内閣
内閣総理大臣     第90代 安倍晋三
成立年月日     2006年(平成18年)9月26日
終了年月日     2007年(平成19年)8月27日

 

 前段落の前振り部分で紹介した、Mrシャラップこと外務省人権人道大使上田秀明関連記事の以下pdfです(外務省サイトにあった正式名称は「上田秀明外務省人権人道担当大使」)。

国連で 日本政府代表 「笑うな、黙れ」 「日本は人権先進国」に苦笑広がり 「稚拙な国」の失言続く(2013年6月5日東京新聞 ニュースの追跡)←pdf(テキスト起こしはこちら

 

 上記、6月5日東京新聞 ニュースの追跡に遅れること9日、時事で多少まともな記事が出ました。なお「上田秀明」と画像検索しても、正面から撮った写真が出づらく操作されてる感じがします。画像検索をよくする僕の感想です。6月初めに出て保存できたのは上記段落の画像だけでした。外務省自体が隠している感じです。

日本の大使が「シャラップ!」=国連拷問禁止委で暴言(時事)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201306/2013061400905
魚拓2

0130614at71_p 上田秀明 人権人道担当大使

←SOBA:ミスター・シャラップ(Mr.'shut up' Hideaki Ueda)

 ジュネーブで5月に開かれた国連拷問禁止委員会で、日本政府代表として出席した上田秀明人権人道担当大使が「シャラップ(黙れ)!」と発言、各国の出席者をあぜんとさせた映像がインターネットの動画サイトに投稿されている。アフリカの島国モーリシャスの代表の批判に大使が反論した際、会場から苦笑が漏れ、怒りのあまりの暴言だった。
 日弁連代表団の一員として会場にいた小池振一郎弁護士によると、モーリシャス代表は、取り調べ時に弁護士の立ち会いを認めない日本の司法制度を「中世のものだ」と批判。これに対し大使が「この(刑事司法)分野で日本は最も先進的な国の一つだ」と反論したところ、笑い声が起きた。
 「シャラップ」は、公式の場にふさわしくない粗暴な表現。騒ぎを受けた11日の衆院法務委員会で、民主党の階猛氏が質問したのに対し、阿部俊子外務政務官は「発言に関しては必ずしも適切ではないと考えている。大使には口頭で注意した。大使も反省の意を表している」と答弁した。
 拷問禁止委員会は、1984年の国連総会で採択された拷問禁止条約に基づき開かれている。日本は99年に条約に加入。各国に対する審査が数年おきに行われ、2007年に続き2度目となる日本に対する審査が5月21、22の両日開かれた。上田大使の発言は22日に行われた。 (時事)(2013/06/14-19:31)

 

関連動画:神保哲生さんと宮台真司さんの、
「左翼のクソ」に「シャラップ」 ・日本で要人の失言が相次ぐわけ
videonewscom
http://youtu.be/W5p3QE1mzos

 18分40秒からがミスター「シャラップ」・人権人道担当大使上田秀明関連部分。なお驚いた事に安倍晋三内閣は上田を単なる口頭注意の大甘処分

SOBA:大使は天皇陛下からの認証官、こんな恥知らずな国辱大使、戦前なら本物の右翼に殺されてますね(今は、米国ケツなめと言う訳の分からない偽装・自称右翼が跋扈)。

20130615_234532

 以下が流れ、

 「アフリカ・モーリシャス共和国のドマー委員」(元裁判官)が

日本にはまだ死刑制度がある
警察署の代用監獄での被疑者の長期勾留(最長23日)
勾留期間中、弁護士へのアクセスが不充分
いまだに取り調べの録音・録画、つまり可視化がされておらず冤罪が多い。

など列挙した上で、「それらが未だに改善されておらず、まるで中世ではないか」と指摘、それに対し「日本は世界でもっとも人権に関して進んでいる国だ」と人権人道大使上田秀明が反論。当然、会場から笑いが起きたのだが、それに対して上田が「シャラップ( 'shut up' )=テメエら、黙りやがれ」と暴言を吐いたもの。

 

 以下記事中、一点だけ天木直人さんの発言部分「英語が話せず、唯一発した英語が『シャラップ』とは言語道断です。」のところは実際とは違っています。動画を見れば分かりますが、下手くそな英語ですが上田は一応スピーチらしきものをしゃべっていますw。

(以下転載始め)
国連でブチ切れ「人権人道大使」は何者?
2013年6月4日 掲載
http://gendai.net/articles/view/syakai/142708

慰安婦問題の最中に…

 国連の拷問禁止委員会が31日、慰安婦問題に関して「日本の政治家や地方の高官が事実を否定し、被害者を傷つけている」という勧告をまとめたことがニュースになった。日本のマスコミは報じないが、実は、この委員会で信じられない“事件”が起きていた。

 5月21、22日に開かれた委員会の対日本政府報告書審査でのこと。会議の終了間際に、モーリシャスの委員が「日本の刑事司法は拷問に近い」と、こう指摘した。

「取り調べに弁護人の立ち会いがないと、誤った自白が行われるのではないか。自白に頼りすぎる取り調べは中世の名残だ。日本の刑事手続きを国際水準に合わせる必要がある」

 ごもっともな意見だが、日本政府を代表して出席していた上田秀明人権人道大使は、日本語で反論。「『中世だ』と言うが、日本は世界一の人権先進国だ」と言い放った。これに会場から苦笑・失笑が漏れると、なんと上田人権人道大使は逆ギレし、「笑うな。シャラップ!」と叫んだのである。会場はドン引き。水を打ったように静まり返ったという。国の代表が逆ギレしたうえ、「黙れ!」と暴言を吐いたのだから、会場が凍りつくのも当然だ。

 日本の官僚の頭の中は、まさに中世並みだと世界に知らしめ、火に油を注いだ上田人権人道大使。一体どんな人物なのか。

「東大教養学部卒で67年に外務省入省。ロシアンスクール出身で、英語はあまり得意ではない。08年から人権人道担当大使を務めています。このポストは拉致問題や、慰安婦問題で日本の国際的な立場を向上させることが目的で、第1次安倍政権で新設されました」(外務省関係者)

 上田人権人道大使は00年ポーランド大使、04年に駐オーストラリア特命全権大使。経歴だけは立派だ。

 元外交官で評論家の天木直人氏が言う。
「わざわざポストをつくって、無能なOBを天下りさせている外務省の問題でもある。英語が話せず、唯一発した英語が『シャラップ』とは言語道断です。外交官が使う英語としてあり得ないし、国際会議の場で委員に向かって言う言葉でもない。アフリカよりも日本の方が文明大国だという驕(おご)りがあったのではないか。ただでさえ、橋下氏の発言で世界中から奇異の目で見られ、しかも日本が議題になっているところで、考えられない醜態をさらしました。本来なら、外務大臣の監督責任問題に発展してもおかしくありません」

 国連の委員会で、日本は世界一の人権後進国だと証明したようなものだ。
(以上転載終り)

 

 以下、The Daily Mail(デイリー・メール)のWeb記事。

(以下転載始め)
Japanese UN diplomat faces calls to quit after screaming 'Shut up!' at delegates who laughed at him during a hearing
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2341239/Japanese-UN-diplomat-faces-calls-quit-screaming-Shut-delegates-laughed-hearing.html?ito=feeds-newsxml
魚拓2
魚拓3

   ・ Japan's human right's ambassador Hideaki Ueda lost his cool at meeting of U.N torture committee
   ・ Screamed at colleagues and ranted about his country's justice system
   ・ Had been criticised about Japan's controversial practice of not allowing suspects a lawyer during police interrogations

By Sara Smyth

PUBLISHED: 19:24 GMT, 13 June 2013 | UPDATED: 06:48 GMT, 14 June 2013

Japan's human rights ambassador told delegates in Geneva to 'shut up' in an angry outburst that has brought his career into question.

In a meeting of the U.N torture committee, Hideaki Ueda was filmed shouting after a delegate from Mauritius criticised the Japanese justice system.

Video footage shows Mr Ueda responding to questions about Japan's practice of not allowing criminal suspects to have defence lawyers with them during interrogation.

Scroll down for video
Article01a4e8e31000005dc291_634x424
Row: Hideaki Ueda's outburst sparked online debate as to whether he should continue in his post as Japan's human rights ambassador

The clip was posted on YouTube and has been seen by thousands, with commentators saying Mr Ueda should be recalled to Japan, according to Agence France-Presse.

The Ambassador responded to his colleague by saying: 'Certainly Japan is not in the Middle Age(s). We are one of the most advanced countries in this field.'


More...

   ・ The EYEBALL LICKING craze that's sweeping Japan and causing a surge in eye infections
   ・ World's oldest person dies: Former Japanese postman was the last living man to have been born in the 1800s


When this defence was met with soft laughter in the room, Mr Ueda shouted: 'Don’t laugh! Why you are laughing? Shut up! Shut up!'

After an uncomfortable pause the ambassador continues to defend his country.

Article23412391a4ea4d7000005dc384_6
Laughter: Delegates smiled as Japan's human rights ambassador said his country is not 'in the Middle Ages'

Article23412391a4ea52d000005dc617_6
Uncomfortable: The delegates endure an awkward moment after they are shouted at


He said: 'We are one of the most advanced countr(ies) in this field. That is our proud. Of course, there are still shortages, of course, shortcomings.

'Every country has shortages and shortcomings, but we are trying our best to improve our situation.'

Twitter users reacted to the footage saying Mr Ueda should be replaced because of his unprofessional conduct, reports Agence France-Presse.

SOBA:記事最後のこの部分で最初に紹介した動画があります。なお、全体にわたってミスターシャラップがよく見えませんが、「上田秀明外務省人権人道担当大使」の姿が人影の間から映っている部分をキャプチャしておきました。

20130616_94639
(以上転載終り)

 

 以下、台湾・聯合新聞網を引用した新華社の記事です。

(以下転載始め)
日本の人権人道大使が国連で「シャラップ!」、「日本は人権先進国」発言で嘲笑受け—中国メディア
http://www.xinhua.jp/rss/349307/

2013年06月13日

台湾・聯合新聞網の12日付報道によると、国連拷問禁止委員会に出席した上田秀明・外務省人権人道担当大使が、参加者たちを「シャラップ!」と怒鳴りつける場面があった。13日付で環球網が伝えた。

アフリカ・モーリシャス共和国のドマー委員が、日本の司法体制について、被疑者の取り調べに弁護士が立ち会わないことなどと挙げ、「中世的だ」と指摘。これに対し、上田大使は「日本は人権先進国の1つだ」と反論した。

すると、参加者の間から静かな笑い声が広がった。上田大使はすぐさま「笑うな!何を笑っているんだ!シャラップ!シャラップ!」と叫んだという。

この模様は動画共有サイト「YouTube」で公開されており、上田大使に対する批判が噴出、辞職を求める声も上がっている。

(編集翻訳 小豆沢紀子)
(以上転載終り)

 

 上記、台湾・聯合新聞網を引用した新華社の記事も、上で紹介した2013年6月4日日刊ゲンダイの記事も、2013年6月5日東京新聞 ニュースの追跡も、6月14日付け時事の記事も、その他外信で流れた記事も「アフリカ・モーリシャス共和国のドマー委員」の発言についてハッキリ言及しています。ところが日本の大手マスコミは、NHKを始めとして「アフリカ・モーリシャス共和国のドマー委員」についてまったく書いていません。この一事をもってしても大手マスコミが国民に知らせるべき事を知らせず、隠したりして情報操作している事が分かります(朝日はもっと凄くて、この件に関して上田秀明について一切触れず書かずw)以下キャプチャ。

(↓クリックすると拡大します)スクロールして見るなら
__2 ←2013/06/24 9:00に確認。

←出て来るのは、ミスターシャラップの上田秀明ではなく、お医者さんのが1件だけ→「上田秀明(うえだ・ひであき)さん 神奈川県立こども医療センター循環器科医長=横浜市南区 」


20130624_90117 ←2013/06/24 9:01に確認。

念の為に、asahi.comをグーグルのサイト内検索「site:」を使い「site:http://www.asahi.com/ 上田秀明」と調べたのだが、全く出ず。


 以下、伝えるべき事を伝えず情報操作する大手マスコミ。

国連で日本大使「黙れ」発言に波紋、ニュース動画あり(1分16秒)NHK
6月14日 7時25分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130614/k10015292481000.html
魚拓

動画 ←ただし上田がしゃべっているUツベ動画部分は流してません。

先月、スイスのジュネーブで開かれた国連の委員会で、日本の人権人道担当大使が会場から笑い声が起きた際に「黙れ」などと声を上げ、その様子がインターネットの動画投稿サイトに掲載されて波紋を広げています。

これは、ジュネーブで先月22日に開かれた国連の拷問禁止委員会に出席した上田秀明大使が、委員会の終わりのあいさつの中で発言したものです。
委員会では、日本の刑事司法制度についての審査が行われ、出席者によりますと、委員の1人から「逮捕者の大半が有罪となるような日本の刑事司法制度は中世のもののようだ」という発言がなされたということです。
これに対して上田大使が「日本は人権の分野ではもっとも進んだ国の1つだ」と反論したところ会場から笑い声が起き、この際、上田大使が「黙れ、何がおかしい」などと声を上げました。
一連のやりとりはインターネットの動画投稿サイトにも掲載され、波紋を広げています。
委員会に参加した関係者は「このような場で大使レベルの人が『黙れ』などと発言するのは珍しいので驚いた」と話す一方で「会場で笑ったのは傍聴に来ていたNGO関係者で、大使の発言は彼らに向けられたものだったと思う」と指摘していました。

[関連ニュース]
▽ 外相 日本の立場 丁寧に説明を (6月14日 13時40分)

 

上田秀明人道人権大使、シャラップ発言に口頭注意の寛大な措置
オルタナ 6月17日(月)20時19分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130617-00000303-alterna-int
魚拓

国連の拷問禁止委員会でのシャラップ発言が物議を醸していた上田秀明人道人権大使に対して、外務省は17日までに、同大使へ口頭注意の処分を下していたことが分かった。外務省は17日、上田大使の処分について、「現時点ではこれ以上の対応は考えていない」と取材に答えた

騒動のきっかけは5月22日、スイス・ジュネーブで行われた国連の拷問禁止委員会の会見だ。上田大使が自身の発言に対して嘲笑した同委員会のメンバーに向かって、「笑うな、シャラップ、シャラップ」と言い放ったことが国際的に問題となっていた。

上田大使の問題発言が出たのは、日本が残虐な刑罰などを禁じる拷問禁止条約を守れているのか審査を受けているときだ。日本は1999年に同委員会に加入し、審査を受けるのは2回目であった。

アフリカ・モーリシャス共和国のドマー委員から、「日本は自白に頼りすぎ。これは中性(←ママ、酷い誤記、中世でしょう)の名残だ」と指摘されたのを受け、上田大使は、「日本は刑事司法の分野では、最も先進的な国の一つだ」と答えた。この発言に、会場から笑い声が聞こえ、上田大使は「笑うな、シャラップ、シャラップ」と怒鳴った。

動画配信サイトユーチューブでは、会見の模様が収録された動画が話題となり、再生回数は約20万回を記録している。各国の代表が集まる場で、「シャラップ」という言葉はタブーに近いものとされ、上田大使への批判が集まっていた。

外務省は、「上田大使の発言は、その表現ぶりが必ずしも適切ではなかったと考えており、然るべく口頭による注意を行った。上田大使も反省しており、現時点ではこれ以上の対応は考えていない」と述べた。(オルタナS副編集長=池田真隆)

 

外相 日本の立場 丁寧に説明を、動画あり(1分31秒)NHK
6月14日 13時40分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130614/k10015299181000.html

動画

岸田外務大臣は、閣議のあとの記者会見で、国連の委員会で日本の人権人道担当大使が、会場から笑い声が起きた際に「黙れ」などと述べたことについて、国際社会に対し、人権を重視する日本の立場を丁寧に説明していきたいという考えを示しました

人権人道担当大使を務める上田秀明大使は、先月、ジュネーブで開かれた国連の拷問禁止委員会に出席し、「日本は人権の分野では最も進んだ国の1つだ」と発言した際、会場から起きた笑い声に対し、「黙れ、何がおかしい」などと述べました。
その様子は、インターネットの動画投稿サイトに掲載され、NGOからは「あまりにも失礼な発言だ」などという批判が出ています。
これについて、岸田外務大臣は閣議のあとの記者会見で、「21世紀を人権侵害のない世界にするため、日本としても外交努力を続けている。ただ、実際のやり取りの中で、誤解を招くようなことがあったなら、説明責任を果たし、理解を得るため、努力しないといけない」と述べ、国際社会に対し人権を重視する日本の立場を丁寧に説明していきたいという考えを示しました
[関連ニュース]

▽ 国連で日本大使「黙れ」発言に波紋 (6月14日 7時25分)

 

朝日はこの件に関して一切書かず

 

日本の人権大使:国連で「シャラップ」と大声(毎日)
毎日新聞 2013年06月14日 10時18分
http://mainichi.jp/select/news/20130614k0000e030176000c.html

 国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会の対日審査が行われた5月22日、日本の上田秀明・人権人道担当大使が英語で「黙れ」を意味する「シャラップ」と大声で発言していたことが13日までに分かった。「シャラップ」は、公の場では非礼に当たる表現。

 日本の非政府組織(NGO)によると、対日審査では拷問禁止委の委員から「日本の刑事司法制度は自白に頼りすぎており、中世のようだ」との指摘が出た。上田大使は「日本の人権状況は先進的だ。中世のようではない」と反論したところ、場内から笑いが起き、上田大使は「何がおかしい。黙れ」と大声を張り上げたという。(共同)

 

日本の人権大使、国連委員会で苦笑に「黙れ」(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130614-OYT1T01097.htm

 【ジュネーブ=石黒穣】ジュネーブで先月22日に開かれた国連の拷問禁止委員会の日本審査で、上田秀明・人権人道担当大使が英語で「シャラップ(黙れ)」と発言したことが、民間活動団体(NGO)などから批判されている。

 出席者によると、委員の一人が日本の司法制度は自白偏重で「中世のようだ」と指摘。上田大使が「日本は中世などでなく、刑事司法の分野で最も進んだ国の一つだ」と反論した際、日本のNGOメンバーらが座る傍聴席などで苦笑が広がり、大使が「笑うな。なぜ笑うんだ。シャラップ、シャラップ」と声を上げた。大使が、英語で複数形の「ミドル・エイジズ(中世)」とすべきところ、単数形で「ミドル・エイジ(中年)」と発音したために、「日本は中年でない」と言ったと受け取って笑った人もいたとみられる。

 英語のシャラップは乱暴で非礼な表現。外務省の総合外交政策局長が上田大使に対して口頭による注意を行った。
(2013年6月14日22時45分  読売新聞)

 

国連で「シャラップ」 日本の人権大使、対日審査で発言(日経)
    2013/6/14 11:00
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM14011_U3A610C1EB1000/

 【ジュネーブ=共同】国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会の対日審査が行われた5月22日、日本の上田秀明・人権人道担当大使が英語で「黙れ」を意味する「シャラップ」と大声で発言していたことが13日までに分かった。「シャラップ」は、公の場では非礼に当たる表現。

 日本の非政府組織(NGO)によると、対日審査では拷問禁止委の委員から「日本の刑事司法制度は自白に頼りすぎており、中世のようだ」との指摘が出た。上田大使は「日本の人権状況は先進的だ。中世のようではない」と反論したところ、場内から笑いが起き、上田大使は「何がおかしい。黙れ」と大声を張り上げたという。

 

国連で「シャラップ」日本の人権大使、場内の嘲笑に叫ぶ(産経)
2013.6.14 08:14 [外交]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130614/erp13061408180002-n1.htm

 国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会の対日審査が行われた5月22日、日本の上田秀明・人権人道担当大使が英語で「黙れ」を意味する「シャラップ」と大声で発言していたことが13日までに分かった。「シャラップ」は、公の場では非礼に当たる表現。

 日本の非政府組織(NGO)によると、対日審査では拷問禁止委の委員から「日本の刑事司法制度は自白に頼りすぎており、中世のようだ」との指摘が出た。上田大使は「日本の人権状況は先進的だ。中世のようではない」と反論したところ、場内から笑いが起き、上田大使は「何がおかしい。黙れ」と大声を張り上げたという。

 委員会は、警察や国家権力による拷問や非人道的な扱いを禁止する拷問禁止条約に基づき1988年に設置された。国連加盟国の審査を担当し、対日審査は2007年に続き2回目。前回審査でも日本政府側から「(委員は)日本の敵だ」との発言が出たという。(共同)

 

2013.6.14 08:52
国連で「シャラップ」日本人権大使が暴言(サンスポ)
http://www.sanspo.com/geino/news/20130614/pol13061408540002-n1.html

 国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会の対日審査が行われた5月22日、日本の上田秀明・人権人道担当大使が英語で「黙れ」を意味する「シャラップ」と大声で発言していたことが13日までに分かった。「シャラップ」は、公の場では非礼に当たる表現。

 日本の非政府組織(NGO)によると、対日審査では拷問禁止委の委員から「日本の刑事司法制度は自白に頼りすぎており、中世のようだ」との指摘が出た。上田大使は「日本の人権状況は先進的だ。中世のようではない」と反論したところ、場内から笑いが起き、上田大使は「何がおかしい。黙れ」と大声を張り上げたという。

 委員会は、警察や国家権力による拷問や非人道的な扱いを禁止する拷問禁止条約に基づき1988年に設置された。国連加盟国の審査を担当し、対日審査は2007年に続き2回目。前回審査でも日本政府側から「(委員は)日本の敵だ」との発言が出たという。(共同)

 

2013.6.15 05:02
日本人権大使ブチ切れ!国連で暴言「シャラップ」(サンスポ)
http://www.sanspo.com/geino/news/20130615/pol13061505020001-n1.html

 国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会の対日審査が5月22日、スイス・ジュネーブで行われ、日本の上田秀明・人権人道担当大使が英語で「黙れ」を意味する「シャラップ」と大声で発言していたことが14日までに分かった。

 「シャラップ」は公の場では非礼に当たる表現。この様子は動画サイト「You Tube」にも投稿され、インターネット上で批判の的となっている。

 日本の非政府組織(NGO)によると、対日審査では拷問禁止委の委員が「日本の刑事司法制度は自白に頼りすぎており、中世のようだ」と指摘。上田大使は英語で「日本は決して中世のようではない。この(刑事司法の)分野では最も進んだ国の1つだ」と反論したが、会場から笑いがもれたという。

 上田大使は「笑うんじゃない。なんで笑うんだ。黙れ。黙れ。(Don,t laugh.Why you are laughing.Shut up Shut up)」と叫んだ。

 この様子を録画した動画がアップされると、ネットでは「国益を害する官僚は更迭しろ」「外交官と思えない品位の欠片もない」などの批判が噴出した。

 岸田文雄外相は14日、上田大使の「シャラップ」発言に関し「誤解を招くようなことがあったならば、理解を得るべく今後努力しなければいけない」と述べた。

(紙面から)

 

 以下海外配信の動画リンクを5本。日本の英字紙紹介動画よりも強烈です。

Japanese diplomat tells delegates to 'shut up' at UN meeting
abc24x7news
http://youtu.be/9Fxu7n53zsM

Japanese diplomat tells delegates to 'shut up' at UN meeting
skynews365
http://youtu.be/mzItB8blgXg

Japanese diplomat tells delegates to 'shut up' at UN meeting
aljazeera24x7
http://youtu.be/ggOlkHtg7xs

Japanese diplomat tells delegates to 'shut up' at UN meeting
uktelegraph
http://youtu.be/nC64S6NtWLk

Japanese diplomat tells delegates to 'shut up' at UN meeting
itnnews56
http://youtu.be/s36cVCu9ZE0

 

 英字紙をいくつか。まずJapan Timesですが、最初に動画があって、記事中では上田の間違い部分を訂正している所が笑えます。一応、英字紙では「アフリカ・モーリシャス共和国のドマー委員」について書いていますが、紹介動画は繰り返し部分がなく海外配信の強烈さにはかないません。

The Japan Times NEWS(Top Stories)
http://www.japantimes.co.jp/news/2013/06/13/national/japanese-u-n-diplomats-shouts-of-shut-up-to-fellow-delegates-go-viral-inflame/#.Ub0OuYKGrOc
魚拓
魚拓2

国連拷問禁止委員会における上田人権人道大使の発言「シャラップ!」 / Japan's Human rights Ambassador Ueda yells "Shut Up!"
Tomita Yoshihiko
http://youtu.be/hkoQjIBA_3U


Japanese U.N. diplomat’s shouts of ‘shut up’ to fellow delegates go viral, inflame
AFP-JIJI

Article history | Jun 13, 2013

Japan’s human rights envoy to the United Nations faced calls to quit Wednesday over a video that showed him shouting at fellow diplomats to “shut up.”

YouTube footage of the incident at the U.N. torture committee in Geneva provoked a storm of criticism on the Internet, with demands that Ambassador Hideaki Ueda be recalled to Japan.

Blogging Japanese lawyer Shinichiro Koike, who said he was at the session, explained that a representative from Mauritius had criticized Japan’s justice system for not allowing defense lawyers to be present during interrogations of criminal suspects.

Ueda, who appears to be not entirely at ease in English, jumped to his country’s defense.

“Certainly Japan is not in the Middle Age(s),” he says on the video. “We are one of the most advanced countr(ies) in this field.”

Koike wrote that Ueda’s comment provoked giggling, which cannot be heard on the video.

“Don’t laugh! Why you are laughing? Shut up! Shut up!” the ambassador shouted.

“We are one of the most advanced countr(ies) in this field. That is our proud. Of course, there are still shortages, of course, shortcomings.

“Every country has shortages and shortcomings, but we are trying our best to improve our situation.”

Twitter user spad7u59sambaocnne said: “We should replace such an incompetent old man who is only causing harm.”

Minecraftor said: “It is a problem that tax money is being used to feed a diplomat who is audacious and arrogant, who is only feeding his ego, despite his impotence.”

The newspaper Tokyo Shimbun labeled it a “queer incident” in its report, and noted it came after a series of gaffes by high-profile politicians that have upset other countries.

Osaka Mayor Toru Hashimoto said last month Japan’s use of wartime sex slaves served a “necessary” role in keeping battle-stressed soldiers in line. His remarks set off a volley of criticism from areas under Japanese occupation in the 1930s and 1940s as well as from the United States.

Tokyo Gov. Naoki Inose apologized to the Muslim world in April after saying Islamic countries have nothing in common but Allah and “fighting with each other.”

International pressure groups say Japan’s criminal justice system is weighted in favor of prosecutors and relies too heavily on confessions, many of which are extracted under duress.

Critics say the long detentions allowed despite the lack of charges being filed — around three weeks — and the style of questioning contribute to an artificially high conviction rate, of around 99 percent.

 

Calls for Japanese UN human rights envoy Hideaki Ueda to step down after outburst
Thursday, 13 June, 2013, 12:36am
http://www.scmp.com/news/asia/article/1259402/calls-japanese-un-human-rights-envoy-hideaki-ueda-step-down-after-outburst

2013061221_1
Hideaki Ueda. Photo: Wong Sik-chiu

Japan's human rights envoy to the United Nations was yesterday facing calls to quit over a video which showed him shouting at fellow diplomats to "shut up".

YouTube footage of the incident at the UN torture committee in Geneva has provoked a storm of criticism on the Internet, with demands that ambassador Hideaki Ueda be recalled to Japan.

Blogging Japanese lawyer Shinichiro Koike, who said he was at the session, explained that a representative from Mauritius had criticised Japan's justice system that does not allow lawyers to be present at interrogations.

Ueda, who appears to be not entirely at ease in English, jumps to his country's defence.

"Certainly Japan is not in the middle age," he says on the video. "We are one of the most advanced country in this field."

Koike wrote that the comment provoked giggling, which cannot be heard on the video.

"Don't laugh! Why you are laughing? Shut up! Shut up!" the ambassador shouts.

Twitter user spad7u59sambaocnne said: "We should replace such an incompetent old man who is only causing harm."

The Tokyo Shimbun called it a "queer incident" that followed a series of gaffes by high-profile politicians that have upset other countries.

Osaka mayor Toru Hashimoto said last month wartime sex slavery served a "necessary" role keeping battle-stressed soldiers in line, setting off a volley of criticism from countries under Japanese rule in the 1930s and 1940s as well as from the US.
This article appeared in the South China Morning Post print edition as Japanese envoy's outburst causes stir

 

Japan's U.N. envoy under fire for telling other diplomats to shut up
Politics Jun. 13, 2013 - 02:40PM JST
http://www.japantoday.com/category/politics/view/japans-u-n-envoy-under-fire-for-telling-other-diplomats-to-shut-up

Photo_137102671765010
Hideaki Ueda AFP

TOKYO —

Japan’s human rights envoy to the United Nations was facing calls Wednesday to quit over a video which showed him shouting at fellow diplomats to “shut up.”

YouTube footage of the incident at the U.N. torture committee in Geneva has provoked a storm of criticism on the Internet, with demands that ambassador Hideaki Ueda be recalled to Japan.

Blogging Japanese lawyer Shinichiro Koike, who said he was at the session, explained that a representative from Mauritius had criticized Japan’s justice system, which does not allow lawyers to be present during interrogation.

Ueda, who appears to be not entirely at ease in English, jumps to his country’s defense.

“Certainly Japan is not in the middle age,” he says on the video. “We are one of the most advanced country in this field.”

Koike writes that this comment provoked some giggling, which cannot be heard on the video.

“Don’t laugh! Why you are laughing? Shut up! Shut up!” the ambassador shouts.

“We are one of the most advanced country in this field. That is our proud. Of course, there are still shortages of course, shortcomings.

“Every country has shortages and shortcomings, but we are trying our best to improve our situation.”

Twitter user spad7u59sambaocnne said: “We should replace such an incompetent old man who is only causing harm.”

Minecraftor said: “It is a problem that tax money is being used to feed a diplomat who is audacious and arrogant, who is only feeding his ego, despite his impotence.”

The Tokyo Shimbun newspaper labeled it a “strange incident” in its report, and noted that it came after a series of gaffes by high-profile politicians that have upset other countries.

International pressure groups say Japan’s criminal justice system is weighted in favor of prosecutors and relies too heavily on confessions, many of which are extracted under duress.

Campaigners say the long detentions allowed without charge—around three weeks—and the style of questioning contribute to an artificially high conviction rate of around 99%.

© 2013 AFP

国連拷問禁止委員会における上田人権人道大使の発言「シャラップ!」 / Japan's Human rights Ambassador Ueda yells "Shut Up!"
Tomita Yoshihiko
http://youtu.be/hkoQjIBA_3U

始めに戻る


SOBA:トラックバックのブログ仲間だった、「Because It's There 」さんの所の全文テキスト起こしが、ググり結果に出て来ました。もうブログの更新をされていないようで、何時なくなるか分からないので、こちら特報部記事のテキスト部分を採録しておきます。

 なお、元記事中「オーストリア」が「オーストラリア」となっていたり、<国連拷問禁止委員会> 囲み部分中「拷問を防止」が「拷問を禁止」となっていたり、<デスクメモ>中「全面録画」が「前面録画」とそれぞれなっていたのを、全て元の記事通りに戻しておきました。またタイトルが不充分な所も直しました。

 「Because It's There 」さんのリンク先では今は亡き「情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄」さんのエントリー、「国連・拷問禁止委員会が日本政府に代用監獄などを改善するよう勧告~そんなことは隠してしまえホトトギス」へのリンクがあったり、保坂展人議員の国連拷問禁止委員会勧告に関しての質問主意書と、その続きが紹介されていたりします。

 以下、テキスト起こし部分だけ全文採録(リンクは、元のリンクと、Internet  Archive: Wayback Machineのリンクです)

(以下転載始め)
「国連・拷問禁止委で報告書酷評 代用監獄 長時間取り調べ 相次ぐ冤罪 日本の人権に“不合格” 
2007年6月22日
http://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/blog-entry-458.html
Internet Archive

 日本の事件の取り調べや難民認定制度のあり方に、国連の拷問禁止委員会がレッドカードを突きつけた。先月、ジュネーブで日本の報告書を審査した同委員会。「人権を守るという価値観が日本にはないのか」。委員からは、こんなつぶやきも。相次ぐ冤罪(えんざい)、杜撰(ずさん)な難民認定-。委員会は日本に対し改善を求める具体的な勧告を採択し、対応について一年以内に返答するよう求めた。

 「取調べが昼夜続き、そこから真相を引き出そうとするのは、推定無罪の概念が欠けている」「取り調べのために拘禁され、さまざまな自白を強制されている。目の前の人が無罪だということから始めなければならない」―。

 拷問禁止条約の批准国に対し、条約履行状況を審査する拷問禁止委。日本の警察の留置場が拘置所代わりに使われている「代用監獄問題」が取り上げられ、10人の委員全員から厳しい批判が次々と飛び出した。長時間の取り調べに便利な代用監獄に長い日数、拘置するやり方は自白強要、ひいては冤罪を招きやすい―国連の人権委員会も1998年に懸念を示していた。だが改善が見られないとして、今回、同じ問題が再び指摘された。

 拷問禁止委には、満員電車で痴漢に間違えられて逮捕された男性が主人公の映画「それでもボクはやってない」(周防正行監督)を見た委員もおり「痴漢行為で過剰な取り調べを行う一方、同じジェンダー絡みの家庭内暴力など、より重大な事件を放置しているのは理解しがたい。矛盾ではないか」と首をひねった。

 拷問禁止委では「Toyama」「Kagoshima」と日本の地名が飛び交った。最近、富山県と鹿児島県で発覚した冤罪も取り上げられたからだ。富山県では男性が強姦(ごうかん)事件で服役後に無実が判明、鹿児島県議選の公選法違反事件では全被告の無罪が確定している。

◆1年以内の返答要求

 日本は99年に拷問禁止条約を批准。拷問禁止委は、日本政府に2000年7月を期限に報告書を提出するよう求めたが、実際に提出したのは05年12月。その報告書の審査と、日本政府代表団へのヒヤリングを通じて出された勧告にも、厳しい文言が並んだ。

 提出の遅れに遺憾の意を示すことから始まる勧告は「報告書準備のための委員会のガイドラインに十分に沿うものではない」と事実上、報告書を“不合格”と判定した。ある委員は「美しい法律について説明されているけれど…」と皮肉たっぷりにコメント。「具体的な事例や統計を用いた分析がされていない」。法体系の説明に終始した日本の姿勢は、実態から目をそらす戦法と受け取られた。

 代用監獄については、起訴前の拘置期間が逮捕1回につき最大23日間に及ぶことに深刻な懸念が表明された。24時間拘束が国際標準、長くとも48時間という実態から「拘禁できる最長期間の制限」を勧告し、一日当たりの取り調べ時間制限も求めた。

 取り調べにおける、弁護士の立ち会いやビデオ録画といった方法で、体系的に監視される必要性も強調。死刑についても「執行を速やかに停止し、減刑の措置を考慮すべきだ」と勧告した。


突きつけられた勧告 法相は消極姿勢 不適正な難民認定 入管の処遇未整備 無視なら「国際的非難」

 拷問禁止委を傍聴した特定非営利活動法人(NPO法人)「監獄人権センター」の桑山亜也氏は「予想以上に詳細な勧告が出た」と話す。日本の人権問題への国際的関心が高まっていることがその背景にあるようだ。

 人権問題に詳しい海渡雄一弁護士は断言する。「守るのか、守らないか、という勧告。守らないと言えば、国際的ブーイングを浴びる。日本が価値観を共有できるかどうかという大きな問題。黙っていれば切り抜けられると思ったら大間違いだ」

 代用監獄問題と並び、問題視されたのは難民認定制度と入管収容施設における処遇だ。

 拷問禁止条約3条で、拷問の行われている国への送還を禁じているが、日本は国内法でそれを明確にしていない。勧告では条約3条の「国内法での明文化」を要求した。

 さらには、「難民該当性(国連難民条約上の政治難民などに該当するか)なし」として法務省が難民認定しなかった外国人を再審査する機関や、入管施設に収容された外国人の処遇に関する不服申し立ての審査機関を、独立機関として新設すべきとした。特に、入管施設での処遇については「これまでに1件しか虐待として認められているにすぎないこと」を具体例として挙げて、未整備な仕組みに懸念を示した。

 また、入管施設での身柄拘束が無期限となっていることが「国際的人権保障の感覚からすると非常識」と批判され、上限を設けるよう勧告された。

◆「常任理事国目指す国が…」

 日本の難民人定数が、他の先進国より桁(けた)違いに少ないことは、国際的に非難され続けてきたが、今回、拷問禁止委は難民不認定処分の理由書きが杜撰だとも指摘した。欧米各国は「難民不認定」とする場合、何枚もの書類に詳細に記した理由書きを作成するが、日本では、たった一枚ということも。

 理由書きの内容も、相手国の実態を調査しないまま「相手国に信教の自由を認める憲法があるから」といった安易な説明が少なくない。こうした不認定理由に、多くの委員が驚きを示し、ある委員は「大変、残念だ」とつぶやいた。

 勧告は、わざわざ「難民申請および送還手続きにおける適正手続きを保障すべき」とまで書いて、日本の不適正さを強調した。また、精神科の医師が患者に拘禁命令を出していることや、患者からの不服申し立ての仕組みが不十分なことにも懸念を示し、司法的コントロールを勧告した。

 しかし、国連の厳しい勧告にも、日本政府の反応は鈍い。長勢甚遠法相は先月の衆院法務委員会で「日本の考え方というものを十分理解してもらいたいものだと思っている」と述べ、勧告を受け入れない姿勢を示した。

 難民問題に詳しく、拷問禁止委も傍聴した大橋毅弁護士は、同委での日本政府代表団の対応に疑問符をつける。「委員は日本の人権の状況をよくするために対話しようと呼びかけたのに、日本の代表団は対話を拒否してしまった。委員が『データなどを示して実態を教えてほしい』と質問しても、法律の説明をするだけで、屁理屈(へりくつ)を言って逃げた感は否めない」と言う。

 かつて、欧州人権委員会から入管収容施設の劣悪さを批判されたオーストリアが、その後、大幅に改善。「われわれの施設は変わった。見てくれ」と誇らしげに外国視察団を招いていたことがある。

 大橋弁護士はこうした実例を踏まえて日本政府に苦言を呈する。

 「批判に対立したりごまかすのでなく、非は非と認めて応ずるのが“大人”の対応。国連常任理事国入りを目指す国が、人権を守るという共通認識のもと、誇るべき国をつくろうとする意識がないとは、いったい、どういうことですか」

<国連拷問禁止委員会>
 1984年にできた拷問禁止条約に基づき、批准国が実際に拷問を防止する措置を取っているかを監視する委員会。現委員は米ロなど出身の10人。暴力だけでなく心理的、精神的苦痛を与える行動も対象。批准国は定期的に報告書を提出し委員会の審査を受ける。

<デスクメモ>
 英米に共謀罪がある―これが共謀罪を熱望する政府のよりどころ。でも、実は英米など先進各国は、容疑者を長期拘置しない、取り調べを全面録画・録音したり弁護士が立ち会えるなど、容疑者の防御権も尊重している。都合のよい部分だけPRする、わが政府の「つまみ食い体質」。なんとも情けない。  (隆)」(*見出しの文章自体は紙面のままですが、見出しの位置は不明なので裁量で置いています)
(以上転載終り)

 

国連で 日本政府代表 「笑うな、黙れ」(2013年6月5日東京新聞 ニュースの追跡)

 日本政府が従軍慰安婦問題で非難された国連の拷問禁止委員会で先月22日、ある珍事が起きていた。日本政府を代表する外務省の上田秀明・人権人道担当大使が、同委員会の審査会で「笑うな、シャラップ(黙れ)!」と叫び、参加者を凍り付かせたのだ。何があったのか。(出田阿生)

「日本は人権先進国」に苦笑広がり

 「上田大使が怒鳴った後、会場全体がびっくりして、シーンと静まりかえった。すごく居丈高な印象だった。日本政府を代表する人なのに…」

 日本弁護士連合会の代表団の一員として、スイス・ジュネーブで開かれた拷問禁止委員会を傍聴していた小池振一郎弁護士はこう振り返る。

 同委員会は残酷で非人道的な扱い・刑罰を禁ずる国連の「拷問等禁止条約」が守られているかを調べる国際人権期間。十人の委員が数年に一度、各国を審査する。日本は一九九九年に加入し、先月二十一、二十二日の両日、六年ぶり二回目の審査を受けた。

 小池弁護士によると、上田大使の発言の引き金となったのは「(日本の刑事司法が)中世のようだ」としたアフリカ・モーリシャス共和国のドマー委員の発言だった。

 前回審査でも、日本は代用監獄制度などの冤罪を生む温床を改善するよう委員会から勧告されていた。今回も複数の委員から質問が相次ぎ、ドマー委員は「自白に頼り過ぎでは。中世の名残だ。日本の刑事手続きを国際水準にあわせる必要がある」と指摘した。

 この後、あいさつに立った上田大使は「先ほど『中世だ』という発言があったが、日本は世界一の人権先進国だ」と強調。直後に誇張しすぎたと思ったのか「先進国のひとつ」と言い直した。「これを聞いて、会場には静かな苦笑が広がった」(小池弁護士)。すると、上田大使は突然、「なぜ笑うんだ、笑うな、シャラップ、シャラップ!」と叫んだという。

 「日本人のちょっとヘンな英語」などの著書がある英会話学校経営デイビッド・セインさんは「『シャラップ』は主に大人が子どもをしかるときか、幼児が使う。大人は口げんかでもあまり使わない。だから、大使の言葉にみんなびっくりしたのはわかる」と話す。

 セインさんによると、「黙れ!」というより、「てめえ、黙りやがれ!」というような強いニュアンスがあり、「知的な表現とは言えない」。公式の場の発言としては不適切に違いない。

 ちなみに上田大使は元外務省職員で、ポーランドやオーストラリア大使を歴任。「国際社会協力部長時代に人権分野を扱った経歴もあって、二〇〇八年に二代目の人権人道担当大使に任命された」(外務省人権人道課の担当者)という。

「稚拙な国」の失言続く

 「国連の委員会の意義は、各国政府と委員が建設的な対話をすること。日本はその意義も分からない国なのか、と思われたのではないか」と小池弁護士は懸念する。

 「アフリカの国」を意識したとすれば、横浜市内で開催されたアフリカ開発会議で、安倍晋三首相が「援助対象ではなく、対等なパートナー」とアフリカ諸国を持ち上げた言葉もむなしい。

 橋下徹大阪市長、安倍首相、そして「イスラム諸国はけんかばかり」とオリンピック招致に絡んで発言した猪瀬直樹東京都知事…。海外からの「稚拙な国」という印象を確信させかねない発言がまた飛び出した。

始めに戻る


 キャンペーンバナー。

↓「カルト宗教 統一協会のお友だち こんな奴らが改憲?笑わせるな」バナー。

 クリックすると拡大するバナーです。ブログに貼れる370pxのサイズです。微修正の可能性有り、反映させますので直リンクが使用条件です。
「違憲状態選挙で選ばれた安倍が憲法改正を言う馬鹿馬鹿しさ」バナー


 

 「3経済団体代表者によるごり押し圧力と、元々原発推し進めた自民党の僕たちは原発やめないもん」糾弾バナー。

「3経済団体代表者によるごり押し圧力と自民党の僕たちは原発やめないもん」糾弾バナー


 クリックで拡大するバナーのタグを拾うには、範囲選択し、右クリックで「選択した部分のソースを表示」で拾います。ブラウザがFirefoxなら、その取得したタグを「HTMLの編集」画面に貼りつけます。

 

マスゴミの低投票率誘導洗脳大作戦」糾弾バナー。

マスゴミ低投票率誘導洗脳大作戦バナー


始めに戻る

 

雑談日記は良質な情報への中継点
と、人気blogランキングバナー に参戦中。

(↓クリックすると拡大)
自民党は自Endバナー 自民党は自Endバナー の猫ちゃんつながりブログを倭国大乱を記録するブログの数々として見つける毎に適宜追加。但し結構忘れてます(汗)

 ココログ利用で、即行で以下のTBPライブリンクをサイドエリアへはりたければ⇒一輪のバラをクリック。

 以下、登録・スタートさせたトラックバック・ピープルです。
主権者国民連合主権者は私たち国民自民党政治民主党政治社民党や共産党にトラックバックしてます。

 

※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

 

|

« 安倍さん知ってるの?「内閣に改憲を提案する権限はない」岸信介に待った掛けた憲法学者の国会答弁(日刊ゲンダイ) | トップページ | 6月25日の主なツイート。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Mrシャラップ人権大使上田の動画見るなら海外配信。&「国連・拷問禁止委が代用監獄等日本の人権に不合格」6年前の記事。:

» 京都妖怪探訪(289):三井寺『千団子祭』 [小路のヲタク草紙]
[画像]  どうも、こんにちは。  また前回から間が開いてしまいましたが、それでも頑張って更新していきます。  前回に続きました、京都市内を離れて大津市のスポットを訪れます。  今回は本シリーズで何度か取り上げたことのある古刹・三井寺で毎年5月に行われる「千団子祭」の様子をお届けします。  「千団子祭」とは、三井寺の護法善神堂で祀られている訶梨帝母(かりていも)、つまり鬼子母神の祭礼です。 *よろしければ、以下をクリックしてランキングにご協力お願いします。 [画像]  まずは、... [続きを読む]

受信: 2013年7月 9日 (火) 23時33分

« 安倍さん知ってるの?「内閣に改憲を提案する権限はない」岸信介に待った掛けた憲法学者の国会答弁(日刊ゲンダイ) | トップページ | 6月25日の主なツイート。 »