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2013年8月31日 (土)

2013年8月の小出裕章ジャーナルなど。

 毎月、月末に表示するようにしておきます。

前月のは⇒2013年7月の小出裕章ジャーナルなど。

 

↓頁内ジャンプです。
#034#20130830mbs#033#20130823mbs#032#031#030

テキスト資料←頁内ジャンプ)

 

20130831 R/F #034「小出裕章ジャーナル」
tacc77
http://youtu.be/iAZRdFkW26I

公開日: 2013/08/31

小出ジャーナル文字起こし全文はこちら
http://www.rafjp.org/koidejournal/no34/

SOBAメモ:27秒から「原子力村」について。小出さん「最近、原子力村という言い方は正しくないと思うようになりました。むしろ犯罪者集団なので原子力マフィアと呼ぶべきではないかと思います」

番組の頁:第34回放送 平松さんはどう見てはんのん? 大阪市政と大阪都構想

ゲスト/平松邦夫さん(前大阪市長)
パーソナリティ/今西憲之(ジャーナリスト)

 

20130830 報道するラジオ「集団的自衛権と憲法9条」
tacc77
http://youtu.be/yDJ6HP-aIKc

公開日: 2013/08/30

■2013年8月30日【金】 集団的自衛権と憲法9条

今夜の「報道するラジオ」は、再び集団的自衛権をテーマにします。
集団的自衛権行使を認めると、
自衛隊は具体的にどんな行為ができるようになるのでしょうか。
私たち国民にとって、メリットがあるのでしょうか。
素朴な疑問を、ゲストにぶつけます。
ゲストは、安倍首相の私的諮問機関「安保法制懇」のメンバーで
京都大学大学院教授の中西寛さんと、
軍事ジャーナリストの前田哲男さんです。
お二人の見解のちがいを、じっくりお聞きください。

 

20130824 R/F #033「小出裕章ジャーナル」
tacc77
http://youtu.be/xreItDuCSNY

公開日: 2013/08/24

小出ジャーナル文字起こし全文はこちら
http://www.rafjp.org/koidejournal/no33/

SOBAメモ:
番組の頁:第33回放送 東京電力記者会見と原発事故

ゲスト/木野龍逸さん(ジャーナリスト)
パーソナリティ/今西憲之(ジャーナリスト)

 

20130823 報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は・・・」46分
tacc77
http://youtu.be/wQie5ojr2OQ

公開日: 2013/08/23

■2013年8月23日【金】 福島第一原発事故 汚染水の問題は・・・

福島第一原発事故の汚染水問題が深刻です。
タンク1基から過去最大の300トンが漏洩、
さらに別のタンクからも漏れている可能性が出てきました。
そもそも、毎日300トンの汚染水が、
海に流出し続けていると試算されています。
原子力規制委員会も、きょう、現地調査に入りました。
「報ラジ」では、2人の専門家にお話を聞きます。
まずは、京大原子炉実験所助教の小出裕章さん。
福島第一で今、何が起こっているのか、
汚染水をどうすればいいのか、じっくり伺います。
そして、もうお一人は、海産物の放射能汚染の専門家・
東京海洋大学名誉教授の水口憲哉さんです。
海の汚染は、どれほど深刻なのでしょうか。
魚などの海産物を食べてもいいのでしょうか。
ほかの番組ではなかなか聞けない貴重な情報、
ぜひお聞きください

 

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20130817 R/F #032「小出裕章ジャーナル」
tacc77
http://youtu.be/zPhH9QLRM58

公開日: 2013/08/17

小出ジャーナル文字起こし全文はこちら
http://www.rafjp.org/koidejournal/no32/
↑RAFは前半部をカット編集したのを放送しています。リンク先テキストを保存(←頁内ジャンプ)

番組の頁:(アーカイブ公開後リンク追加予定)

SOBAメモ:原子力規制委員会が昨2012年10月に決定した原子力災害対策指針について。

 

20130816 報道するラジオ「集団的自衛権を考える」
tacc77
http://youtu.be/Tev9wUuqHY4

公開日: 2013/08/16

■2013年8月16日【金】 集団的自衛権を考える

安倍政権は、憲法の解釈を変更し、
集団的自衛権行使を認める方向に動き出しています。
今、なぜ憲法解釈を変更する必要があるのか、
尖閣問題や北朝鮮の核・ミサイルなど、
日本を取り巻く安全保障環境が変わる中で、
平和と安全のために最善の道は何なのか、
そもそも「集団的自衛権」という言葉の意味が
よくわからない、という方も多いと思います。
きょうの「報ラジ」は、お二人のゲストに出演していただきます。
安倍首相の諮問機関である有識者会議「安保法制懇」のメンバーで
集団的自衛権行使を認めたほうがいいという立場の
坂元一哉さん(大阪大学大学院教授)、
そして、行使容認に反対の立場の孫崎享さん
(元外務省国際情報局長、元防衛大学校教授)です。
坂元さん、孫崎さんに聞きたいことのある方は
メール・FAXで、どんどん送ってください。
今夜は、集団的自衛権から、日本の平和と安全を考えます。

 

20130810 R/F #031「小出裕章ジャーナル」
tacc77
http://youtu.be/5MRTo-8fbks

公開日: 2013/08/10
小出ジャーナル文字起こし全文はこちら
http://www.rafjp.org/koidejournal/no31/
↑RAFは3箇所カット編集したのを放送しています。リンク先テキストを保存(←頁内ジャンプ)

SOBAメモ:日米原子力協定の話し。1955年11月14日に締結、1968年7月10日旧協定締結、1988年7月17日中曽根内閣の時に現協定締結(有効期間は30年で2018年7月に満期)し、有効期限の6か月前から文書で通告することによって協定を終了させることができるが、この事前通告がなされない限り協定の効力は継続。日米の枠組みの中での協定で、属国日本は米国の思惑枠組みの中で自由に出来ると言う協定。米国は当初反対していたが、了承をとりつけ核兵器の為の再処理を日本は1977年に東海で始めた。核兵器保有国以外に再処理工場を米国が認めたのは日本だけ。米国は原爆製造の為の濃縮ウランが余っていたので、日本に原子炉を売りつけ、濃縮ウランを売りつけて儲けたかった。原子炉自身のパテントを米国が持っているので売れば売るほど米国は儲かる。ただし、米国自身はGEもウェスティングハウスも既に生産ラインを失っているので、日本の生産ラインを動かして、それでまた金儲けをする。危険は日本任せ、利益は米国。

番組の頁:第31回放送 大阪大空襲と大阪ジャーナリズム

ゲスト/矢野宏さん(新聞うずみ火代表、フリージャーナリスト)
パーソナリティ/西谷文和 (ジャーナリスト)

 

20130809 報道するラジオ「平和を考える~沖縄」
tacc77
http://youtu.be/PadMLIflK4Y

公開日: 2013/08/09

■2013年8月 9日【金】 平和を考える~沖縄

きょうは、被爆68年となる長崎原爆の日です。
長崎市の田上市長は平和宣言で、
政府が4月にスイスで核兵器の非人道性を訴える共同声明に賛同しなかったことを
強く批判しました。
6日の平和宣言では広島市の松井市長が
インドに対して原子力技術の移転を進める政府を批判しました。
同じように、平和に向けて政府に対して大きく落胆しているのは沖縄です。
政府は米軍基地移転を迫る中、オスプレイ配備を地元の声を無視して強行しました。
政府が約束した沖縄への負担軽減は逆行していると言えます。
今週月曜日には米軍ヘリが基地内に墜落、
沖縄では民間地に落ちていたらと不安を募らせています。
本土では伝えられていない沖縄の動きと声をきょうは聞きます。
スタジオには琉球朝日放送で取材、番組制作をしながらキャスターをつとめる
三上智恵さんを迎え話を聞きます。

 

20130803 R/F #030「小出裕章ジャーナル」
tacc77
http://youtu.be/T9Ku5zXd_kg

公開日: 2013/08/03

7月12日、国(日本原子力研究開発機構が発注)が発注した除染モデル実証事業で、中堅ゼネコンの日本国土開発(東京)が福島県南相馬市で生じた汚染水三百四十トンを、農業用水に使う川に流していた話し。(記事資料1

番組の頁: 第30回放送 熱狂なきファシズムの到来? 参院選を振り返る

ゲスト/想田和弘さん(映画監督)
パーソナリティ/湯浅誠(社会活動家)

関連記事切り抜き(pdf)⇒
東京文化欄20130502民主主義「崖」への行進 人権を制限する自民改憲案

 

20130802 報道するラジオ「選挙を終えて...今の選挙制度は民意を反映しているのか?」
tacc77
http://youtu.be/nKEnMGgrivw

公開日: 2013/08/02

■2013年8月 2日【金】 選挙を終えて・・・今の選挙制度は民意を反映しているのか?

先月の参院選でも、「一票の格差」は4・77倍となりました。
こうした問題のため、55万の票をとりながら落選した議員がいる一方で、
14万票で当選した議員もいました。
この「一票の格差」、裁判でも「違憲」と判断され、
「選挙無効」にまで踏み込んだ判決も出ました。
そして年内にも最高裁の大法廷で審議され、その結論に注目が集まっています。
それでは、この「一票の格差」によって平等な選挙が行われていないとするなら、
実際どのような選挙に変えなくてはいけないのでしょうか?
田舎部の議員がどんどん減っていき、都市部の議員が増えていくのでしょうか?
選挙制度を見てみると、
小選挙区の衆議院の選挙では死票が多く、去年の衆院選では
自民党は、投票した人の中で35%の票を集めただけにも関わらず
過半数を超える議員の数となりました。
反対に、選挙区を大きくしていくと、小党分立になりやすく、
政局が不安定になるという指摘もあります。
こうした選挙制度によって、私たちの生活には、どのような影響がでるのでしょうか?
また、国民にとって、納得できる選挙制度とは、どのようなものなのでしょうか?
東京新聞・論説委員の桐山桂一さんと考えていきます。

始めに戻る


 以下、テキスト資料を採録。

2013/08/17
ルール無視の原発新規制基準「原子力発電所の再稼働を容認するためのレールの上を走っているという風に私には見えます」~第32回小出裕章ジャーナル
http://www.rafjp.org/koidejournal/no32/

※この記事は時間の関係で放送できなかった部分も含めてお読みいただけます。

SOBA:黒の太字部分が編集で放送からカットされた部分。実際に小出さんが話したのは10分前後だったようです。

聞き手:
今日は新規制基準について伺いたいと思います。田中俊一原子力規制委員長は「世界最高レベルの厳しい新基準」をつくったと言い、すぐに4社10基の原発が再稼働申請をしました。この新基準について小出さんはどうお考えでしょうか?

小出さん:
基本的には、田中俊一さんは原子力ムラの中心人物であったわけで、本来ならば、彼は福島第一原子力発電所の責任を負うべき立場だと思いますけども、はっきりと言えば、刑務所にでも入って欲しいと思うべき人です。
そういう人が、福島の事故が収束しない、或いは原因も分からないという段階で新基準をつくるということをやろうとしているわけですね。私からみると、信じられないことをやろうとしているわけですし、しっかり考えてみると、それらは原子力発電所の再稼働を容認するためのレールの上を走っているという風に私には見えます。

聞き手:
再稼働をする側の電力会社は、その新基準すら満たしていないのに、いずれ作ります、当面は代用施設で我慢します、という形になっていて、これはルール違反じゃないですかね?

小出さん:
まさにその通りですね。新しい基準をつくったのであれば、その基準に合格しない限り、OKを出してはいけないはずですが、そのうちできるだろうから、まぁ、いいだろうということで再稼働を認めようとしているのですね。まぁ、彼らの本心が透けて見えてしまっているように私には見えます。

聞き手:
宇宙物理学者の池内了さんは、「世界一厳しい基準を作ったのだったら、世界一厳しい適応をしろ」とおっしゃっているんですが、小出さんはどう思っていますか?

小出さん:
私はもともと、世界一厳しい基準などと思っていません。

聞き手:
基準自体が緩いところが山のようにあるということですか?

小出さん:
大甘だと思います。

聞き手:
具体的にはどこらへんが大甘なのですか?

小出さん:
例えば、日本で使っている原子力発電所は全て、米国から導入している原子力発電所なのです。米国でもスリーマイル島というところで、大きな事故が起こりましたし、そういうことを経験しながら、米国はどんどん厳しくしています。

特に、米国という国は世界中から嫌われているというか、狙われている国で、テロとかあったらどうしようかと、とてつもなく、気にしているし、脅えているわけですね。原子力発電所をテロからどうやって守るかということで、大変な基準をこと細かく決めて、それを適用しようとしてきたわけですけども、そんなことをしようとすると、原子力発電所は軍隊で守るしかなくなるのです。

ミサイルで攻撃を受けても耐えられるようにしようと思えば、膨大な手続き、或いは具体的な施設というものを準備しなくてはならない、そういうことを米国はひとつひとつやってきているのですけども、そんなことは日本では到底できないし、もともと除外されてしまっています。


聞き手:
原子力規制委員会が昨年10月に決定した原子力災害対策指針がありますが、住民の避難を従来の原発の半径8~10kmを30kmまで拡大したとなっていますが、これについてどう思いますか?

小出さん:
まったくばかげた基準だと思います。もともと、半径8~10kmというそのものが馬鹿げていたわけで、福島第一原子力発電所の事故が起きた時には、政府は一番初めに3km圏内の人たちに万が一のことを考えて避難をしなさい、と指示を出しました。

すぐに10km圏内の人たちに対して万が一のことを考えて避難をしなさい、と指示を出しましたし、また、それからすぐに20km圏内の人たちに対して万が一のことを考えて避難をしなさい、と指示を出したのです。更にそれに続けて、30km圏内の人たちは、自宅に籠っていなさい、とか、あるいは自主的に避難しなさいとか、指示を出したのですけど、実際にはもう、そんなことでは到底、きかないで40km、50km離れたところまで猛烈な汚染を受けてしまいました。

福島県内の飯館村という大変美しい村がありました。「日本一美しい山村」と呼ばれるほどに、自分たちで作り上げた村でしたけれども、何の警告も受けないまま、猛烈な放射能汚染に襲われてしまいまして、全村離村になってしまっているのです。30kmの範囲なんかで事故の被害が留まるはずがない、ということが事実で示されているわけですから新たな原子力災害対策指針もそれも馬鹿げたものだと思います。

聞き手:
これはお釈迦様の言葉なのですが、「小欲知足」を引用して書かれた文章を中島哲演さんが紹介されていたのですが、もし、地球の生命や環境を子や孫たちに引き渡したいのであれば、その道はただひとつ、「小欲知足」しかありません、とおっしゃってるとお聞きしたのですが・・・

小出さん:
そうです。あまりにも今の日本というこの国、あるいはそこで生きている私たちが浅ましくなっていると私は思います。もっと謙虚になって、足ることを知って、またそして、豊かに生きられる道を探すべきだと思います。

聞き手:
仏教の言葉をどこでお知りになられたんですか?

小出さん:
特別、どこということはありませんけれども、もちろん、仏教もあるわけですし、キリスト教もあるわけですし、イスラムもあるわけで、私自身は宗教と全く無関係ですけれども、それぞれの宗教に貴重な教え、私から見ると哲学というか、そういうものがちりばめられているわけですから、私自身も教えてもらいながら生きていきたいと思ってこれまできました。

 

2013/08/10
 日米原子力協定の真相とは?「日本はなんとしても自力で核兵器をつくる力を身につけておきたいと思ったわけです」~第31回小出裕章ジャーナル
http://www.rafjp.org/koidejournal/no31/

SOBA:黒の太字部分が編集で放送からカットされた部分

聞き手:
今日は、ズバリ、「日米原子力協定」についてお伺いします。1955年に結ばれて、68年に旧協定が結ばれて、88年に今の協定が中曽根内閣の時に結ばれました。この協定が今も有効なわけですね?

小出さん:
そうですね。確か、30年だったですかね?

聞き手:
そうです。だから、2018年まで日米原子力協定が今もあるわけですね?

小出さん:
もちろんです。

聞き手:
この協定は、どんな内容でどんな問題点がありますか?

小出さん:
原子力協定だけを特別、歴史の流れから切り離すというのは、もちろん間違いなのであって、日本というこの国がサンフランシスコ講和条約で一応、米軍から解放された時からの流れの中で理解するべきだと思います。

日本には、日米安全保障条約があるわけですし、日米地位協定というものもあるわけですね。そういうものの基本的な枠組みは何かというと、日本というものが米国の属国になっていく、そういうことなのですね。

原子力協定ももちろんその一部をなしているわけで、米国の指導の下というか、米国の思惑の枠組みの中で原子力をやってきた。米国に付き従っている限りは一定の自由を与えてやろう、そういう協定です。

聞き手:
例えば、核燃料サイクルですが、日本はやめたいと思っても、この協定がある限りはやめれないでしょ?

小出さん:
もともとは、米国も日本には核燃料サイクルはやらせたくなかったのです。というのは、核燃料サイクルというのは、いわゆる核兵器製造サイクルというべきものでして、原子炉で出来たプルトニウムを取り出すということが一番の眼目なのですね。

でも、日本はなんとしても自力で核兵器をつくる力、技術的な能力を身につけておきたいと思ったわけで、その中心的な技術である再処理ということをやりたかったわけです。やはり、米国としては、日本にそれをやらせるのはまずいと思ったわけで、日本が再処理に手をつけるということに関しては、米国の中で随分反対があったのです。その反対を押し切って、1977年に東海の再処理工場というのが動き出したわけで、ようやく、日本としては、米国から了承を取り付けて、核燃料サイクルに踏み込むことが出来たということなのです。

それをもちろん、簡単に手放すことが出来ないわけですし、世界で唯一なのですね、核保有国以外に再処理工場を認めたというのは日本だけなのであって、日本が属国である限り、認めておいてやろう、というそういう枠組みの中で原子力協定があるのです。

ですから、歴史の流れの中で考える限りは、日本は自分でも抜けたくないだろうし、米国としても今も枠組みが維持できている限りは、日本はその枠組みで利用したいと思っていると思います。

聞き手:
私は逆に考えてまして、核燃料サイクルというのはアメリカが日本に実験させてそれを見ていると思っていたのですが、日本も核兵器をつくりたいからやりたいのですか?

小出さん:
そうです。

小出裕章ジャーナル

聞き手:
単刀直入にいうと、野田内閣の時に20万人が官邸を取り囲みました。野田さんは「大きな音だね」と言いましたが、野田内閣が再稼働せざるを得なかったのは、日米原子力協定があるからですか?

小出さん:
先ほどから聞いて頂いているように原子力協定も歴史の枠組みの中で考えるべきだと思っていまして、米国という国は日本が属国である限りは、それなりの自由を与えて、原子力あるいは核という世界に留めておこうと思っているわけですね。

ですから、核燃料サイクルというものもそれなりに認めておいてやろうと思っているわけですし、原子力という、そういう世界につなげとめておくことによって、米国は原子力発電所を売りつけたりすることで、利益、つまり、金が自分の懐に入ってくるというために、日本は逃がさないと思っているのだと思います


聞き手:
例えば、日本がアメリカの原子炉を購入することで、ウランやプルトニウムの燃料で儲けていこう、そういう考えもあったんですか?

小出さん:
ウランを売りつける。或いは、原子力発電所というのは、天然のウランでは日本の原子力発電所は動かないわけで、濃縮という大変厄介なことをしなければいけないのですが、米国はウラン濃縮、つまり原爆をつくるためのウラン濃縮工場をたくさん作りすぎてしまって、そこから出てくる濃縮ウランをどこかへ売らなければ儲からないのですね。

聞き手:
アメリカは余ってたんですか?

小出さん:
そうです。山ほど余ってますので、とにかく原子炉を売りつけて、燃料を売りつけることで金儲けをする、そして、原子炉自身も米国がパテント(特許、特許権)を持っているわけですから、売れば売るほど儲かる。ただし、米国自身はゼネラルエレクトリック(GE)もウエスティングハウスも、すでに生産ラインと失ってしまっていますので。

聞き手:
スリーマイルの時からですね?

小出さん:
それより前から1974年から米国は原子力から撤退しているのです。生産ラインがないので・・・

聞き手:
米国の方が賢いのですね?

小出さん:
遥かに賢いです。それで、
日本の生産ラインを動かして、それでまた金儲けをしようと企んでいるのです。

聞き手:
危険は日本任せで、利益はアメリカが取ろうとしているわけですね。

小出さん:
そうです。

聞き手:
日本も原子力ムラはそれで儲けたいし、核兵器をつくりたいという思惑もあるので、日米ムラがお互いいいだろうということでつくったような協定ですよね?

小出さん:
まあ、国家としての思惑、企業としての思惑というのが複雑に絡み合って、もちろん米国は利益を求めるわけですし、日本の企業もすでにつくってしまった生産ラインがあるので、もう抜けることができないことで儲けることに走っているわけです。

聞き手:
日米安保がある限り、沖縄や横須賀に基地があるわけです。だから、沖縄の人が声をあげても基地はなかなか撤去できませんよね?

小出さん:
そうです。

聞き手:
これと同じ構図が原子力にもあって、結局、日本政府も基地ビジネスで儲けたい人がいて、軍産複合体もそれで儲けたい人がいるし、アメリカだって、日米安保条約の中で沖縄に基地を置きたい、という両者の野合みたいなものが安保条約であって、結局、沖縄の人が苦しんでいるわけですよね?

小出さん:
そうです。

聞き手:
今回、再稼働を申請している原発というのはほとんどプルサーマルが出来る能力があるものが多いですよね?

小出さん:
はい。それが多いですね。

聞き手:
日本政府も電力会社も前のめりになっているのは、プルトニウムを回し続けたいという思いがあるのですか?

小出さん:
プルトニウムを回し続けることはもうできません。高速増殖炉が動きませんので。しかし、日本はすでにプルトニウムを分離した形で、45トンも持っていて、それを使うと長崎原爆が4000発も出来てしまうという量なのですね。そんなものを世界が容認してくれるわけはなくて、日本は使い道のないプルトニウムは持たないという国際公約をすでにさせられてしまっているのです。

そうなれば、なんとしても燃やすしかないということで、無理に無理を重ねて、プルサーマルということをやらざるえないところに押し込められてしまっているのです。


聞き手:
この日米原子力協定は2018年に期限が切れます。

小出さん:
これは破棄するべきだと思いますし、原子力協定だけでなく、地位協定だって破棄させるべきですし、日米安保条約だって破棄するべきだと思います。

聞き手:
本当の意味で独立していかなければいけませんね?

小出さん:
そうです。

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 資料として採録。

国の除染 農業用水に汚染水340トン
2013年7月12日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013071202000129.html

Pk2013071202100034_size0  日本原子力研究開発機構が発注した除染モデル実証事業(二〇一一~一二年)で、中堅ゼネコンの日本国土開発(東京)が福島県南相馬市で生じた汚染水三百四十トン(同社推計)を、農業用水に使う川に流していたことが十一日、共同通信の調べで分かった。原子力機構は、川に流すことを知りながら、排水経路に触れていない国土開発の計画書を了承、地元に提出していた。

 南相馬市は「排水の説明はなかった。排水されたことも知らなかった」と反発。福島県も説明は受けていないとしている。放射性物質汚染対処特措法(特措法)は正確な情報伝達を求めており、環境省は調査に乗り出した。

 原子力機構は「地元と合意書は交わしていないが、排水については口頭で説明したはず」と説明。国土開発は「機構が地元に説明をしたと聞いていたので、排水してもいいと理解していた。農業用水に使う川とは知らなかった」としている。

 同社は一一年十二月~一二年二月、大成建設(東京)を中心とする共同企業体に加わり、国の除染特別地域に指定されている南相馬市立金房小学校と周辺を除染した。

Pk2013071202100035_size0

 共同通信が入手した国土開発の内部資料「回収水等の分析データ」と取材回答書によると、作業で出た汚染水六百九トンを回収。このうち、水処理業者が処理するなどした二百六十九トンとは別に、放射性物質を検出した三百四十トンを、一二年一月から二月にかけて側溝を通じ、南相馬市内を流れ水田に水を供給する飯崎川へ排水していた。経費節減が目的とみられる。「分析データ」によると、特措法の施行規則から、原子力機構が排水の目安として設けた放射性セシウムの管理基準(一リットル当たり最大九〇ベクレル以下)を超す一二一~一〇〇ベクレルの六十トンも含まれていた。流された放射性物質の総量は、一六〇〇万ベクレルに上った。だが、下水処理場のような常設施設からの排水ではないため、原子力機構はこの六十トンについては施行規則の対象外としている。

◆こちらに責任ある

<日本国土開発東北支店南相馬工事事務所の陣川幸雄現場代理人の話> 日本原子力研究開発機構が何回も地元に事業説明をしたので、(排水を)もうやっていいかなという理解だった。排水先が農業用水に使う川とは知らなかった。地元が排水を聞いていないというなら、こちらに責(任)がある。

<排水の管理基準> 放射性物質汚染対処特措法の施行規則(2011年12月)は、下水処理場のような常設施設の排水について「1リットル中の放射性セシウム134単独なら60ベクレル、137単独なら90ベクレル、混合の場合は60~90ベクレルの範囲」の各濃度以下と規制した。日本原子力研究開発機構はこれを「管理基準」とし、除染で生じた排水の目安とした。今回の日本国土開発の排水のうち12年1月5日、23日、2月4日の3回分はこの基準を超過したが、機構は、常設施設の排水ではないとして施行規則の対象外としている。

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 気象庁の震央分布図(→頁アーカイブ)、こんな所で原発なんて危険きわまりない(石橋克彦氏、地震学)。汚染水ダダ漏れだからオリンピック開催もふさわしくない。( Japan is situated in a volcanic zone on the Pacific Ring of Fire. It's also located near major tectonic plate boundaries, where's an un-wise place for 54 reactors. and now Osensui is not under control. So Japan and Tokyo is Unworthy of 2020 Olympic Games. )。震央分布図がある新頁

(Epicenter distribution map)
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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章

原子炉時限爆弾 広瀬 隆

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» 京都妖怪探訪(305):清水寺『千日詣り』と不思議スポットめぐり・その3 [小路のヲタク草紙]
[画像]  どうも、こんにちは。  今回も前々回と前回に引き続きまして、京都・清水寺の「千日詣り」に参拝すると共に、境内の不思議スポットを巡る第3回目です。  今回は清水寺奥の院を越えて、「子安の塔」から舞台下のスポットを巡ります。  まずは前回の続きから。  本堂と地主神社を後にして、「奥の院」に向かいます。 [画像] [画像]  しかし残念ながら、「奥の院」はご覧の通り工事中。 [画像]  うーん。本当に残念です。  ここには、清水寺の闇のひとつ「夜叉神堂」がある... [続きを読む]

受信: 2013年9月 6日 (金) 09時35分

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