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2017年7月 1日 (土)

最終日、街宣逃げてた安倍が秋葉原へw。駅前広場はデタラメだらけ嘘だらけ男への激しい野次、怨嗟の声、怒号の渦!!!

 傑作だったのは安倍の街宣車登壇時、石原伸晃の案内。激しい野次、怨嗟の声、怒号の渦に動揺したのか、な、な、なんと「ただいま安倍総理が到着でございます。どうぞ皆さん拍手をもってオマヌケ、オマグメくださ〜い」w。動揺していたにしても普段から陰でこう言うたぐいの悪口を言っていなければこんな言葉は脊髄反射的に出ないw。党内でも安倍が“裸の王様状態”になりつつある徴候かも知れない。以下、ツイートの紹介、最初はその音声から。

https://twitter.com/yzjps/status/881058438444232704

 

都議選:首相、秋葉原で初演説 街頭混乱、籠池氏現れ拍車20170701

都議選:首相、秋葉原で初演説 街頭混乱、籠池氏現... 投稿者 osanpodeonigiri

 

https://twitter.com/BotibotiH/status/880975088501141504

 

https://twitter.com/MarchForTruthJP/status/881047491059228672

 

https://twitter.com/ukigumo1975/status/881055325205315584

 

https://twitter.com/audrey_biralo/status/881046995938426880

 

安倍演説中の凄まじい「帰れ」コール。再生表示がされない場合は以下リンク先でSafariでは再生表示されるも、Firefoxでは再生表示されない現象発生。なおリンク先で音が出ない場合、時間シークバー右横にあるスピーカー×点をクリックする)。もはや「罵声で圧倒する」これ正解。安倍の演説がいかに中身がないかは国会の答弁で何度も何度も何度も何度も何度も聞かされ皆知っている。安倍晋三の街頭演説など聞く価値などない、聞く必要など一切ない

https://twitter.com/tokyonewsroom/status/881058842267631616

 

https://twitter.com/tokyonewsroom/status/881066559665430528

 

https://twitter.com/yatsu_n/status/881090536878129152

 

https://twitter.com/Los_HKO/status/881051584750276608

 

https://twitter.com/kambara7/status/880923933054181376

 

 以下、記事をいくつか資料として採録。

都議選 首相、秋葉原で初演説 街頭混乱、籠池氏現れ拍車
毎日新聞2017年7月1日 20時10分(最終更新 7月1日 21時31分)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170702/k00/00m/010/058000c

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安倍晋三首相の街頭演説に訪れた森友学園の籠池泰典前理事長(中央)=東京都千代田区で2017年7月1日午後4時49分、小川昌宏撮影

 安倍晋三首相は1日夕、東京都のJR秋葉原駅前で、都議選に関連して初めて街頭で自民党候補の応援演説を行った。駅前ロータリーには日の丸の小旗を振る自民党支持者と、「内閣退陣」などの横断幕を掲げる集団が入り乱れ、異様な雰囲気に包まれた。さらに、森友学園の籠池泰典前理事長も姿を見せ、混乱に拍車をかけた。

【動画】籠池夫妻が現れ混乱した秋葉原駅前
<安倍首相の国会答弁>「あまりに下品で不誠実で幼稚」
<読売新聞を自民党機関紙扱いした安倍首相の夜郎自大>
<都議選>安倍首相、演説に苦心 支持率急落に稲田氏失言
<小泉進次郎氏>ポスト安倍質問に「失敗したら潰される」

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都議選候補者への支持を訴える安倍晋三首相=東京都千代田区で2017年7月1日午後5時6分、藤井達也撮影

 ロータリーの一角に陣取った100人以上の集団は、首相の演説前から「9条壊すな」などのプラカードや横断幕を掲げ、「安倍やめろ」などのコールを繰り返した。自民党側も、集団を覆い隠すようにのぼりを密集させて対抗した。

 首相は選挙カーの上で聴衆に手を振りながら演説を始めたが、「帰れ」コールが続くとヒートアップ。「人の主張を訴える場所に来て、演説を邪魔するような行為は自民党は絶対にしない」と怒りをあらわにした。「誹謗(ひぼう)中傷したって何も生まれない。こんな人たちに負けるわけにはいかない」と語気を強めると、聴衆から「そうだ!」と合いの手も入った。演説後、首相は日の丸を振る人たちと握手して回り、批判派の手前で車に乗り込んで会場を後にした。

 籠池氏は報道陣に囲まれながら、日の丸を手に首相の演説を聞いていた。【小田中大】

 

都議選 安倍首相、演説に苦心 支持率急落に稲田氏失言
毎日新聞2017年6月28日 20時58分(最終更新 6月28日 23時49分)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170629/k00/00m/010/101000c

20170629k0000m010121000p_9 都議選候補者の応援に駆けつけ、マイクを握る安倍晋三首相=東京都台東区で2017年6月28日午後6時29分、小川昌宏撮影(画像の一部を加工しています)

 安倍晋三首相は28日、東京都議選に向けた2回目の応援演説を行い、自民党候補への応援を本格化させた。内閣支持率の急落に稲田朋美防衛相の失言が追い打ちをかけ、逆風は強まる。過去の支持率下落の局面では、「経済最優先」をアピールして政権浮揚を図っており、今回も演説で「人づくり革命」などをアピールし、反転の足がかりを築こうと苦心している。【小田中大、遠藤修平】

<稲田防衛相、都議選応援「自衛隊としてお願い」発言 後に撤回>
<首相都議選応援「ヤジが多い街頭はやりづらい」、屋内で演説>
<これまでの議論、自ら否定? 首相「獣医学部どんどん…」>
<安倍首相の国会答弁 あまりに下品で不誠実で幼稚>
<大丈夫?首相の言葉 「そもそも=基本的に」辞書になし>

 「次の国会では働き方改革を進めて、皆さんの人生や生活を豊かにする法案を出していく考えだ」。首相は28日夕、東京都台東区の小学校での演説で、今秋の臨時国会に働き方改革関連法案を提出するとアピールした。

 首相は19日の記者会見で打ち出した人材投資にも言及した。意欲があれば大学や専修学校への進学を保証する仕組み作りなどを「人づくり革命」と銘打ち、「女性活躍」や「1億総活躍」に続く安倍政権の経済政策の看板とした。

 ただ、政府・与党内からも「内容があいまいで、過去の政策との違いが分からない」との批判がある。スローガンで目新しさを演出して、度重なる政権の不祥事から目をそらさせようという思惑も見える。

 この日の応援も前回の26日に続いて屋内で、街頭演説は行わなかった。自民党支持者が中心の集会で政策を訴えて、支持者離れを食い止めようという狙いだ。

 首相は内閣支持率が落ち込むたびに「経済最優先」を前面に出して局面打開を図ってきた。2013年末の特定秘密保護法の成立後は、法人税の減税など成長戦略の加速化を表明。15年の安全保障関連法の成立直後には「1億総活躍社会」を目指すと打ち出した。いずれもその後、支持率は回復した。

 ただ、過去2回は世論を二分する法整備が支持率低下の要因だったのに対し、今回は「共謀罪」法を成立させた強引な国会運営や、首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を巡る決定過程が問題視された側面が大きい。

 岸田文雄外相は28日、東京都内の講演で「何をしたかが批判されるのではなく、国民の最大の疑問や不満はプロセスに対するものが中心だ」と指摘した。

野党、政権批判に勢い

 都議選の街頭演説で加計学園問題を中心に政権批判を展開してきた民進、共産などの野党は、稲田朋美防衛相の発言で勢いづいている。民進党の蓮舫代表は28日、稲田氏が27日に失言した板橋区で街頭に立ち、「昨日からずいぶん板橋は有名になった」と皮肉ったうえで、東日本大震災での自衛隊の活動などを挙げ「政治に対する自由が守られた(自衛隊員の)権利をいとも簡単に選挙の道具として使う発言をした。同じ政治家として絶対に許せない」と訴えた。

 野田佳彦幹事長は世田谷区の街頭演説で、自身の父親が自衛官だったことに触れ「自衛隊の政治的中立性が全く分かっておらず、あんな閣僚がいることが悔しくて仕方がない。4年半続いてきた安倍政権のおごり、ここに極まれりだ」と批判。共産党の志位和夫委員長は文京区の街頭演説で「自衛隊という実力組織が特定の候補者を支援したら恐ろしい社会になる。誰が考えても分かるはずだが、その当たり前のことが分かっていない」と述べ、稲田氏の資質を改めて問題視した。【樋口淳也】

 

アクセス 「鉄壁ガースー」決壊 「怪文書」菅氏の誤算 国民の思い無視
毎日新聞2017年6月18日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20170618/ddm/002/100/100000c

20170618k0000m010045000p_9_2 菅官房長官は追い込まれていった…

 <access>

 「国家の私物化」と批判されている学校法人加計(かけ)学園の問題で、菅義偉官房長官が「怪文書」と断じた「総理のご意向」文書は存在していた。長官在任期間が歴代最長で、鉄壁ともいわれる菅氏の危機管理が最後に破綻したのはなぜか。【福永方人、佐藤丈一】

 閣僚の醜聞や失言への批判も落ち着き払い「指摘は全く当たらない」などと一蹴してきた菅氏。ネット上では「安定のガースー」とも。問題の内部文書が発覚した当初も「意味不明」と取り合わず、確認できないとする文部科学省即日調査で逃げ切ろうとした。

 文科省の前川喜平前事務次官の記者会見で潮目が変わる。前川氏の「出会い系バー」への出入りを巡る読売新聞報道を受け、個人攻撃を展開したが、流れは変わらず追い詰められた。

 危機管理に詳しい「リスク・ヘッジ」の田中辰巳社長は「危機管理どころか、むしろ危機『喚起』だ」と菅氏を評する。「これまで対応がうまくいっていたわけではない。批判に取り合わず問題を先送りしてきただけ」。危機管理の生命線である「展開の予測」ができていない--という。

 今回の問題について「国民は真相究明を求めているのに、やましいのか、調査を拒むという正反対の対応を取った」と分析。「前川氏への人格攻撃も証言の信用性を落とす狙いだったのだろうが、地位を失った人は死ぬ気で向かってくる。危機管理に全くなっていない」とあきれて言う。

 「冷静沈着に見えるが、安倍晋三首相と似て感情が先に立ち、痛いところを突かれると猛反撃する」と語るのは「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)を著したノンフィクション作家の森功さん。「疑惑を抑え込まなければ、との責任感から『怪文書』と言ったのでは。判断を誤り、明らかなうそを押し通そうとした」

 別の見方もある。国際医療福祉大の川上和久教授(政治心理学)は「裏目に出ているようだが一定の計算も感じる」と指摘。「文科省に厳しい姿勢を示し、規制改革推進派を決起させ抵抗勢力を一気に潰す狙いは捨てていない」と言う。

 

特集ワイド 勝負避ける「菅話法」とは そのような指摘は当たらない、全く問題ない
毎日新聞2017年6月15日 東京夕刊
https://mainichi.jp/articles/20170615/dde/012/010/039000c

20170615dde001010002000p_9

 安倍晋三政権の屋台骨を支え、「陰の宰相」とも言われる菅義偉官房長官。表情を変えない落ち着いた応答が、政権の安定ぶりを象徴してきた。ところが、森友、加計両学園問題では、首をひねりたくなる発言が目立つ。疑問符の多い「菅話法」とは--。【庄司哲也】

【加計学園についての質疑で、指を口にあてる安倍首相】
【松野文科相会見を動画で】
<「前川氏の出会い系バー」>不可解な読売報道
<安倍首相の国会答弁>あまりに下品で不誠実で幼稚
<「総理でなく総裁」「妻は私人」>ご都合主義的な立場使い分け

 「そのような指摘は当たらない」「全く問題ない」。記者会見で多用する菅氏の言葉を、映画監督の想田和弘さんは「菅官房長官語」と名付けた。その特徴は「コミュニケーションの遮断」だ。

 「菅氏の言葉は、相手の質問や意見に対して、正面から向き合わないことに特徴があります。『その批判は当たらない』など、木で鼻をくくったような定型句を繰り出すことで、コミュニケーションを遮断する。実質的には何も答えない。したがってボロを出さないので無敵に見えるのです」。つまり、相撲にたとえると「土俵に上がらないから負けない」論法だ。

 想田さんはこの論法を実践してみた。自らのツイッターに寄せられた中傷に対して「そのような批判は全く当たらない。レッテル貼りはやめていただきたい」などと書き込んだ。会話が成立しているとみせかけ、あしらう手段として「菅官房長官語」は効果がある。

 想田さんは解説する。「菅氏の話法は、一応は受け答えしているので、コミュニケーションが成り立っているように見えてしまいます。でも、実は成立していない。問う側が、真摯(しんし)であればあるほど、一方的に遮断されたときの心理的なダメージは大きいはずです」

 加計学園の獣医学部の新設計画を巡り、「総理のご意向」などと記された文書の存在を証言した前川喜平・前文部科学事務次官について、菅氏は5月25日の会見で「地位に恋々としがみついていた。その後、天下り問題に対する世論の極めて厳しい批判等にさらされて、最終的に辞任した方」と攻撃した。なぜ菅氏は、珍しく感情をあらわにしたのか。想田さんは「皮肉なことですが、まともにコミュニケーションをしようとしてしまったのでしょう。『菅官房長官語』にほころびが出て、議論の土俵に自ら乗ってしまった。それで負け始めた」

 <「行政が歪(ゆが)められた」というような事は決してありません。この国の行政は以前から歪んでいたんですから>

 一連の問題で落語家の立川雲水師匠は、ツイッターで次々と皮肉る。菅氏の「恋々と」発言に対しては関西弁で突っ込みを入れた。

 <おっしゃる貴方の大将は「関係があったとしたら私は職を辞しますよ」と言っておきながらどう見ても関係性有無の実証も進退の決断もしてませんやん>

 菅氏は安倍首相の「懐刀」と言われ、官房長官としての在任記録は歴代1位を更新し続けている。閣僚の失言が相次ぐ安倍政権の中で、危機管理能力で政権を支えてきた。

 今村雅弘前復興相の「まだ東北だったからよかった」発言では、安倍首相とともに即座に更迭を決め、菅氏が今村氏に通告した。その落ち着いた言動は、インターネット上で「安定のガースー」という異名もつけられている。しかし、今回は勝手が違うようだ。噺(はなし)のプロの雲水師匠。「菅話法」をどう見ている?

 「気持ちに余裕がないんとちゃいますか? 私ら落語家も稽古(けいこ)ができていないとか、心にやましい気持ちがあると、とちったりしますもん。観客に受けないからって、小手先でかわそうとすると、余計にどつぼにはまり込む。説明にほころびがあるのに認めようとしない。それどころか、『そこも、ここも破れてますやん』と指摘しても、『いや、いや、こういうファッションなんや』と答える。そんな、言い訳のように聞こえますな」

許容せず発言の精査を

 今月8日午前の定例記者会見で、「官邸の最高レベルが言っている」などと記された文書を巡り、菅氏と記者との間にこんな応酬があった。

 菅氏 その存否や内容などの確認の調査を行う必要がない。

 記者 なぜ、そう考えるのかの理由の説明がない。

 菅氏 その存否や内容などの確認の調査を行う必要がない。このように文科省が判断した。

 記者 同じことしかおっしゃっていない。

 このやりとりを、学習院大教授の平野浩さん(政治心理学)はこうみる。「相手に理由を聞かれているのに、正面からは答えずに理由らしく聞こえるように話します。注意深く聞けば、理由になっていないのが分かるのですが」

 そんな「菅話法」を許容してもいいのか。平野さんは「無関心でいると、つい聞き流してしまいそうになります。事実、これまではそうでした。『これって違うよね』と、ちゃんと指摘しない限り、こうした対応は続いていきます。それがまかり通れば、次の政権も『まねればいい』となる。いわゆる『えらい人』がやれば、社会全体もその話法をまねる。そうならないために、政治家の発言内容を精査し続ける必要があるのです」

 平野さんは報道に対しても苦言を呈する。「会見で繰り返されているということは、許容してきたということ。新聞の見出しも<菅氏 『全く問題なし』>などと、菅氏の発言をそのまま見出しにしてしまう報道も見受けられてきました。でも、それではニュースを見る側は『ああ、問題ないのか』と受け取る恐れがある。『菅氏 正面から答えず』など、意図を伝える努力が求められるはずです」

 公明党の漆原良夫中央幹事会会長が同日、「なぜ、再調査しなくて良いのか、官房長官の口から国民に分かるように説明するのが望ましい」と、丁寧な対応の必要性について言及。世論にも押される形で、かたくなに再調査を拒み続けていた安倍政権もついには再調査に転じざるをえなくなった。

 発言をしっかりチェックすれば政権側も向き合わざるを得なくなる。「全く問題ない」。いや、そこにこそ問題はあるのだ。

 

読売新聞を自民党機関紙扱いした安倍首相の夜郎自大
2017年5月22日 山田道子 / 毎日新聞紙面審査委員
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20170519/biz/00m/010/007000c

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参院予算委員会で憲法9条改正に関する質問に答える安倍晋三首相=2017年5月9日、川田雅浩撮影

 「自民党総裁としての考え方は詳しく読売新聞に書いているので、熟読していただければいい」。安倍晋三首相が8日の衆院予算委員会で、民進党の長妻昭氏から憲法改正発言の真意を問われ、こう答えたのには驚いた。

 安倍首相は読売新聞の単独インタビューを受け、憲法改正についていち早く、詳しく語り、3日付の同紙に掲載されたのだ。自民党総裁としての考えを表明するなら党機関紙である自由新報ですればいい。安倍首相は意識してないかもしれないが、読売新聞を自民党あるいは党総裁の機関紙とみなしているわけで、読売新聞は怒ったほうがいいんじゃないか。

20170519biz00m010013000p_8
安倍晋三首相に憲法に対する考えを聞いた読売新聞のインタビュー記事(2017年5月3日付読売新聞朝刊)

 さらに安倍首相は、15日に東京都内で開かれた中曽根康弘元首相の白寿(99歳)を祝う会合に出席し、「『読売新聞を熟読せよ』と言って怒られたことがあるが、(中曽根氏の)著書は熟読させていただきたい」と述べた。

 中曽根氏の盟友でもある渡辺恒雄・読売新聞グループ本社主筆も出席する中で、「読売熟読」発言をウケ狙いのように使ったことに、国会内外の批判をまともに受け止めていないのかと今度は怒りを覚えた。

20170519biz00m010015000p_8
中曽根康弘元首相の白寿を祝う会に出席し、渡辺恒雄・読売新聞グループ本社主筆(左)と言葉を交わす安倍晋三首相=2017年5月15日、竹内紀臣撮影

ドラマ「コペンハーゲン」のセリフ

 こんな時に思い出すセリフがある。好きな海外ドラマの一つ、デンマークの女性首相を主人公にしたドラマ「コペンハーゲン」だ。ドラマの中で女性首相が「私に投票しなかった国民にとっても私は首相なのよ」と言い、政策決定の決断に悩む場面がある。デンマークではこのドラマが続いている最中に初の女性首相が誕生してドラマを現実が追いかけた。

 2015年、訪米した安倍首相はオバマ大統領主催の公式夕食会で米国の人気政治ドラマ「ハウス・オブ・カード」に夢中になっているとあいさつした。このドラマは、野心的な米副大統領が権謀術数を駆使して大統領を辞任に追い込み、後任に納まり、さらに再選を目指すという内容。邪魔になったジャーナリストを地下鉄のホームから突き落とすなどかなりえぐい。目的実現のためには何でもありだ。

 ドラマで描かれた女性首相は清廉潔白ではないが、安倍首相には「コペンハーゲン」も見てほしいと思った記憶がある。

支持しない人にとっても「首相」

 アメリカ、フランス、韓国の大統領選では国家の分断が露呈し、就任した大統領は融和を掲げた。トランプ米大統領は2月28日の上下両院合同会議の議会演説で「小さな思考の時は終わりだ」「ささいな争いは過去のものだ」「我々は夢を共有する勇気を持つ必要がある」と国民に結束を訴えた。

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フランスのマクロン大統領=2017年4月26日、賀有勇撮影

 マクロン仏大統領は当選後の演説で、極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン氏の支持者に対しても「怒り、苦悩、時に強い信念から(ルペン氏に)投票した人々に敬意を示す」と配慮。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は就任宣誓後の国民向けの演説で「保守と革新の争いを終えなければならない。野党も国会運営の同伴者だ」と呼びかけた。

 もちろんきれいごとだけではなく政治的思惑がうごめているのは承知だが、翻って我が首相。国会で民進党の支持率をあげつらい、「読売新聞の熟読を」と発言するのを見ると、自民党に投票しなかったり、安倍内閣を支持しなかったりする国民にとっても「首相」なのだという意識はあるのか尋ねたくなる。

 憲法改正のような課題については、特にその意識は必要だと思うが、「だから私は総理大臣なんですから」というような答えが返ってきそうで怖い。

 <「メディア万華鏡」は、隔週月曜日に掲載します>

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20151125biz00m070036000q_41 山田道子

毎日新聞紙面審査委員

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞入社。浦和支局(現さいたま支局)を経て社会部、政治部、川崎支局長など。2008年に総合週刊誌では日本で一番歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長を経て15年5月から現職。

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