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2017年10月 5日 (木)

立憲民主党の伸びがすごい、各党公式Twitterフォロワー順調査。

 今日午前9時過ぎ(2017年10月5日)121,645 のフォロワーです。その後も伸びは止まっていない⇒立憲民主党 @CDP2017

 最初に枝野幸男氏の初街宣と立憲民主党の設立後記者会見の動画を2本ご紹介してから、次に8党の「Twitterフォロワー数」調査(今日10月5日午前9時過ぎ)結果リスト。

 

 以下動画2本をBBS『主権者は私たち国民』にアップしました

枝野幸男氏 街頭演説&ぶら下がり 「『立憲民主党』設立届け出後、代表による最初の街宣」2017.10.3 @有楽町イトシア前
shusei ch1
https://www.youtube.com/watch?v=e7XAb1BpLpo

2017/10/03 に公開

21分41秒から街頭演説後の記者会見ですが、音が小さくてうまく拾えていない。

 

立憲民主党・枝野氏設立会見(10/2)
東京新聞チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=MgKwkCgjH9w

2017/10/03 に公開

 

 以下、各党の「Twitterフォロワー数」調査(今日10月5日午前9時過ぎ)結果リスト。

1位 立憲民主党 @CDP2017
   121,645 のフォロワー(以下同じ)

2位 自民党 @jimin_koho
   113,095

3位 日本共産党 @jcp_cc
   32,688

4位 自由党 @seikatsu1pr
   27,261

5位 民進党 @MinshintoNews
   23,974

6位 社民党 @SDPJapan
   19,611

7位 日本維新の会 @osaka_ishin
   12,171

8位 希望の党 @kibounotou
   4,150

 

 以下、公式Twitter IDのプロフィール部分をキャプチャ。拡大して見ると今日10月5日午前9時過ぎの各党フォロワー数を確認できます

1位 立憲民主党 @CDP2017
(↓クリックすると拡大)スクロールして見るなら
120171005_9

 

2位 自民党 @jimin_koho
スクロールして見るなら
220171005_9

 

3位 日本共産党 @jcp_cc
スクロールして見るなら
320171005_9

 

4位 自由党 @seikatsu1pr
スクロールして見るなら
420171005_9

 

5位 民進党 @MinshintoNews
スクロールして見るなら
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6位 社民党 @SDPJapan
スクロールして見るなら
620171005_9

 

7位 日本維新の会 @osaka_ishin
スクロールして見るなら
720171005_9

 

8位 希望の党 @kibounotou
スクロールして見るなら
820171005_9

 

 以下、記事を資料として採録。

枝野氏演説に聴衆熱狂 立憲民主党に前原民進代表ビクビク
2017年10月4日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214839/1

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多くの聴衆に囲まれて(C)日刊ゲンダイ

 3日、総務相宛ての設立届を提出した立憲民主党。枝野幸男代表は夕方、東京の有楽町で初の街頭演説を行った。当日の呼びかけだったにもかかわらず、300人ほどの聴衆が集まった。

 すがすがしい表情の枝野代表は、冒頭、立憲主義の重要性を強調。気迫を込めてこう言った。

「数を持っているから勝手に決めていいという上からの民主主義ではなく、草の根の民主主義。強いものをより強くし、いずれあなたのところにしたたり落ちるという上からの経済政策ではなく、暮らしを押し上げて経済を良くする。右か左かではなく、上からか、草の根からかが本当の対立軸だ」

 大きな拍手と歓声が湧き、現場は熱気に包まれた。40代の女性は「小池さんの“踏み絵”のおかげで、個々の政治家の政策や理念が問われた。小池さんと組めない枝野さんが、同じ思いの市民の受け皿をようやくつくってくれた。待ってました、です」と声を弾ませた。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214839/2
ツイッターフォロワーは1日で8万人突破

 立憲民主党は2日にツイッターのアカウントを設けたが、直後からフォロワーがみるみる拡大し、たった1日で8万人を超えた。希望はわずか2500人。ネット上ではその「差」が話題になっている。

「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」のメンバーの山口二郎法政大教授(政治学)はこう言った。

「これまで数多くの新党を見てきましたが、選挙ギリギリの立ち上げなど、最も無謀な新党です。これから、どれだけ支持が広がるかはわかりませんが、市民連合としては全力で支援したい」

 その市民連合はこの日、枝野代表と面会し、安倍政権が進める憲法9条改正反対や安保法、共謀罪の白紙撤回などの要望書を提出。共産党も枝野の選挙区の候補者を自主的に取り下げ、志位和夫委員長は「野党共闘を進める上での連帯のメッセージだ」と秋波を送った。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214839/3
 立憲民主党のこうした上げ潮ムードに、前原民進党代表はビクビクしているようだ。市民連合の山口教授に何度も電話をかけてきて、「希望で民進の従来の政策実現は可能だ」と牽制。引き留め工作らしい。

 3日、新たに19人が立憲民主党からの出馬を表明した。市民の後押しを受け、大化けあるか。

 

希望の党の公認を辞退した篠原孝氏が激白「小池さんのクツは舐めない」
西岡千史 2017.10.4 22:04 dot. #2017解散総選挙
https://dot.asahi.com/dot/2017100400097.html

2017100400097_1 希望の党の公認を辞退した篠原孝氏前衆院議員 (c)朝日新聞社

「排除の論理」を掲げ、希望の党を率いる小池百合子東京都知事が、早くも公認候補者から三行半(みくだりはん)を突きつけられた。

 希望の党からの公認を辞退し、無所属で出馬するために辞退届を4日に提出したのは、長野1区の民進党前職の篠原孝・元農林水産副大臣(69)だ。篠原氏を直撃すると、希望の党の不可解な公認の実態が浮かび上がった。

 篠原氏は民進党きっての農政通として知られ、安保法制反対、反TPP、脱原発を主張してきた。そのため、希望の党が突きつけてきた政策協定書にサインしなかった。

 ところが、希望の党が3日に発表した第1次公認候補で、篠原氏は公認されてしまった。小池都知事は、公認を出す基準について「政策の一致が前提」と語っていたが、実態は異なるようだ。

 篠原氏は言う。

「離党届と政策協定書にサインするよう連絡が来たのが2日の18時で、3日の朝9時までに提出するよう求められました。しかし、政策なんて何もない政党と政策協定書にサインさせるなんて、小池さんの前で土下座して、クツを舐めさせるような行為です。私は、政治家として14年間歩んできた矜持から、サインはしないと伝えました」

 篠原氏には、2日の夜から民進党本部や同党長野県連の議員から政策協定書にサインするよう求める電話が相次いだという。もちろん篠原氏は拒否したが、希望の党は翌日に篠原氏を“強行公認”した。協定書のサインは県連の議員が勝手に代筆したとも報じられている。

「当選回数の多いベテランの民進党議員は、希望の党からほとんど排除されました。だから電話では『新しい党を運営するときに重石になってほしい』と言われました。政策協定書の中身も、穏当なものになったから納得してほしいと。しかし、そもそも民進党の個人の議員と政党が政策協定書を結ぶことがおかしい。小池さんのやり方は尊大です」(篠原氏)

 衆院選では政党に所属すれば、小選挙区で負けても比例区で復活当選できる可能性がある。だが、無所属の場合は比例復活ができず、落選のリスクは高まる。

https://dot.asahi.com/dot/2017100400097.html?page=2
 長野1区は、篠原氏と自民前職の小松裕氏、共産新人の長瀬由希子氏、維新新人の橋本将之氏が出馬予定で、激戦は必至。篠原氏は、比例復活のない背水の陣で選挙戦に挑むことになる。篠原氏は言う。

「比例復活の道を残すために、不本意に政策協定書にサインした民進党の議員はたくさんいると思う。こんなやり方は絶対に許されません。だからこそ、私は泣く泣くサインさせられた人たちの気持ちを代弁していくつもりです」

* * *

 篠原氏のインタビュー要旨は以下のとおり。

■最初の政策協定書には安保法制を「基本的に容認」と記述

──公認を辞退したのはなぜですか。

 そもそも希望の党に公認の申請はしていません。私は、以前から安倍政権に対抗するには野党再編で野党が大きくまとまることが必要だと党内で訴えてきて、小池さんとの連携も前原(誠司・民進党代表)さんに進言してきました。しかし、希望の党への合流は全員が公認されることが前提です。それが、フタを開けたら政策なんて何もない政党から政策協定書にサインをするよう求められました。

 党本部はそれでも「政策協定書の内容は穏当なものになったから、サインしてほしい」と言ってきましたが、そもそも民進党の個人の議員と政党が政策協定書を結ぶことがおかしい。小池さんのやり方は尊大です。

──政策協定書へのサインを求められたのはいつですか。

 2日の18時に連絡がありました。翌日の朝9時までに離党届と政策協定書にサインし、提出するようにとのことでした。その後、党本部や長野県連から電話があり、サインをするよう求められました。

 というのも、今回の民進党で公認を受けた候補者を見たらわかるように、当選回数の多いベテランの民進党議員が排除されています。私は当選5回で、公認を受けた候補者の中ではベテランになります。それで、党本部からは「新しい党を運営するときに重石になってほしい」と言われました。しかし、こんな政策協定書にサインさせることは、小池さんの前で土下座して、クツを舐めさせるような行為です。私は、政治家として14年間歩んできた矜持から、サインはしないと伝えました。ところが、翌日に公認されてしまったのです。

──政策協定書にサインしなかったのはなぜですか。

https://dot.asahi.com/dot/2017100400097.html?page=3
 政策協定書のオリジナル版には「限定的な集団的自衛権の行使を含め安全保障法制を基本的に容認」と書かれています。こんな内容は受け入れるわけにはいけません。ですが、希望の党の公認がなかったら比例復活の道が閉ざされることになる。それで泣く泣くサインした人たちがたくさんいます。私は、そういった人たちの気持ちを代弁していくつもりです。

──公認辞退について後援会の反応は。

 昨日も40人ほどで会議をしましたが、無所属で戦うべきだとの声がほとんどで、公認を受けるべきだと意見したのは2人ほどでした。熱心な支持者ほど、「応援するから無所属で戦ってほしい」と言います。希望の党の人気が高まっていると言いますが、政治に関心の高い人ほど小池さんのやり方には批判的だと感じています。

(AERA dot.編集部・西岡千史)

 

↓ツイ中の「政策協定書」を拡大スクロールして見るなら

https://twitter.com/otakulawyer/status/914768893746413569

↑↓上記ツイート関連記事。

希望の党「政策協定」に滲み出た低すぎる品位 第9項目に「公認が欲しければカネを出せ」
安積 明子 : ジャーナリスト 2017年10月03日
http://toyokeizai.net/articles/-/191422

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9月30日、大阪府知事、愛知県知事との共同会見で「三都物語」を明らかにする小池百合子東京都知事。その小池知事が希望の党の公認希望者に提出を求めた「血判状」とは?(写真:日刊現代/アフロ)

「政策協定書にサインする時、まず10回深呼吸した。そして鼻をつまんで一気に名前を書きあげたんだ」

民進党から希望の党に移る予定の前衆院議員は10月2日、筆者の取材に対して吐き捨てるようにこう言った。前議員がサインしたのは、希望の党に提出する「政策協定書」。民進党は10月1日夜、各都道府県連に連絡し、所属の次期衆院選立候補予定者に、この事実上の血判状の提出を求めた。

送付の締め切りは10月3日午前9時。この政策協定書の提出が、希望の党が午後に発表する公認リストに選ばれるための条件とされる。

政策協定書には、いったい何が書かれているのか。書かれているのは、以下の10項目だ。

■政策協定書の生々しい内容

1.希望の党の綱領を支持し、「寛容な改革保守政党」を目指すこと。

2.現下の厳しい国際情勢に鑑み、現行の安全保障法制については、憲法に則り適切に運用する。その上で不断の見直しを行い、現実的な安全保障政策を支持する。

3.税金の有効活用(ワイズ・スペンディング)を徹底し、国民が納める税の恩恵が全ての国民に行きわたる仕組みを強化すること。

4.憲法改正を支持し、憲法改正論議を幅広く進めること。

5.国民に負担を求める前に国会議員が身を切る改革を断行する必要があること及びいわゆる景気弾力条項の趣旨を踏まえて、2019年10月の消費税10%への引き上げを凍結すること。

→次ページ残る5項目は?
http://toyokeizai.net/articles/-/191422?page=2
6.外国人に対する地方参政権の付与に反対すること。

7.政党支部において企業団体献金を受け取らないこと。

8.希望の党の公約を遵守すること。

9.希望の党の公認候補になるに当たり、党に資金提供をすること

10.選挙期間が終了するまで、希望の党が選挙協力の協定を交わしている政党への批判は一切行わないこと。

■8項目のオリジナル版はもっと露骨だった

これが「政策協定書」だ(筆者撮影)
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ここで奇妙なのは第9項と第10項だ。「党に資金提供をすること」や、「選挙協力協定を交わしている政党への批判を行わないこと」を約束することが果たして政策協定書に含まれるべき事項なのか。

しかも「政策協定書」には、8項目で構成されたオリジナル版(最終版と比べると第5項と第10項に相当する内容が入っていない)があった。そのオリジナル版では、第7項に「本選挙に当たり、党の指示する金額を党に提供すること」と記されていた。「これでは、さすがに表現があまりに露骨で下品」との批判があったことから訂正された経緯があるようだ。

「いったい希望の党は、政党としてきちんと機能するのだろうか」。冒頭で述べた前議員は、今でも希望の党に疑念を持っていると述べる。それでも9月28日に開かれた両院議員総会で希望の党に行くことを決した以上、希望の党に行かざるをえないと溜息をついた。

一方で希望の党に参加しないことを表明した枝野幸男元内閣官房長官は10月2日夕方、新党結成を発表した。枝野氏は同日、民進党へ離党届を提出している。

「私は日本の国民の生活の安心、立憲主義、民主主義、自由な社会、それをしっかりと守っていくために、立憲民主党を結成することを決意いたしました」

ひとことひとこと噛みしめるように、枝野氏は宣言した。

次ページ「立憲民主党」の略称は「民主党」
http://toyokeizai.net/articles/-/191422?page=3
そもそも「立憲民主党」は2016年3月に民主党と維新の党が合流して党名を変える時、最有力候補だった名称。結果的にはネット投票により維新の党側が推薦した「民進党」に決まったが、その決定過程に不満を持つ関係者は多かった。よって国会議員の間でも「民進党」の党名はおおむね不評で、党勢の衰退の一因とする人もいたほどだ。

「立憲民主党」の略称は「民主党」。これは、かつての党名と同じだ。選挙間近の新党結成ゆえ、長年親しまれた名称にしたのだろう。

そして枝野氏には「積み重ねた民進党の理念や政策は、自信を持っている。これを国民のみなさんに訴えて、選挙を戦う」と意気込んだ。つまり、枝野氏には民主党・民進党の正当な後継者との自負がある。2日午前にはさっそく連合の神津里季生(こうづ りきお)会長と面談し支援を求めた。「『是非ご支援をいただきたい』と言い、賛同してもらった。そういうふうに理解している」(枝野氏)。

今回の総選挙の目的は安倍政権を倒すこと。枝野氏は「それをやらないと先に進まない」と断言する。

■続々と立憲民主党に合流

そんな枝野氏の姿を、会見会場の後方で眺める2人のテレビ業界出身の参議院議員がいた。神奈川選挙区の真山勇一参議院議員と長野選挙区の杉尾秀哉参議院議員だ。

真山氏は筆者の電話取材に対し、「立憲民主党に参加するかどうかはまだ決めていない」と答えた。真山議員だけではない。他の多くの参議院議員も、今後はまだ未定とのこと。だがすぐに選挙がない参議院はともかく、選挙が間近に迫る衆議院はそうはいかない。無所属で戦う宣言をしていた逢坂誠二前衆議院議員は、さっそく合流を表明。赤松広隆元農水相や阿部知子前衆議院議員なども参加を表明している。

かたや、野田佳彦元首相や岡田克也元副総理は、次期衆議院選では新党に合流せずに無所属で出馬を宣言。彼らは選挙に強く、独自で勝つ見込みは十分。よって政党の看板に頼る必要はない。選挙後のことは明かされていないが、おそらくは立憲民主党に合流するのではないか。意外と立憲民主党は、大規模なものになるかもしれない。衆議院で希望の党から排除された人たちに参議院のメンバーを加えると、50名以上は集まる可能性がある。

日本共産党の志位和夫委員長は立憲民主党の結党を受けて、「共闘の大義に立つ方々の動きを歓迎します。逆流を乗り越えることができれば、市民と野党の共闘はさらに強く、確かなものになることは間違いありません。ここが正念場です」とツイッターに記している。そもそも野党が奪い合うのは浮動票と反自民党の票で、政府自民党・公明党の固定支持票は始めから野党には投じられることはない。3極となった今、風はどの極に吹くのだろうか。

 

民進の福山氏、離党し立憲民主へ 京都、元官房副長官
10/5(木) 13:50配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171005-00000020-kyt-l26

2017100500000020kyt0005view 福山哲郎氏

 民進党の福山哲郎元官房副長官は5日、同党を離党し、立憲民主党(代表・枝野幸男元官房長官)に参加する方針を固めた。福山氏は、京都新聞の取材に対し「希望の党には行かない。民進党にこれから離党届けを出す」と述べて、同日夕方に会見を開く意向を示した。
 民進党関係者によると、希望の党への合流に伴い、立憲民主入りを目指す参院議員が明らかになるのは初めて。
 福山氏は、前原誠司民進党代表の側近としても知られているが、先の代表選で枝野氏を支援していた。
 1998年に京都選挙区で初当選。当選4回。外務副大臣を経て2010年6月、菅内閣の官房副長官に就任した。11年の東日本大震災時には、当時の枝野官房長官らと対応に当たった。 

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最終更新:10/5(木) 14:57

 

倉重篤郎のサンデー時評 「野党共闘」の大研究 「安倍1強」打倒の方策
2017年9月19日
Texts by サンデー毎日
https://mainichi.jp/sunday/articles/20170918/org/00m/070/001000d

20170731ddm001010013000p_9 穀田恵二・衆院議員(右)の共産党国対委員長在任20年を祝う会に集まった(左から)二階俊博・自民党幹事長、河野洋平・元衆院議長ら=京都市中京区で2017年7月30日、三村政司撮影

▼共産党幹部の祝賀会に与野党重鎮が勢揃い

 山尾問題に、相次ぐ離党者、民進党が揺れている。このままで野党共闘はできるのか? 7月30日に行われた穀田恵二共産党国対委員長のパーティーに、二階俊博自民党幹事長や小沢一郎自由党共同代表ら、与野党重要人物が集ったことの意味を明かしつつ、今後の政局を見透す。

 民進党内が相変わらずガタついている。

 幹事長人事でケチが付いただけではない。離党予備軍がいつ何時出ていくかわからない状況だという。

 もしかしたら選挙が近いかもしれない。そのときに今の民進党では勝てないだろう。むしろ、この局面は、民進党の看板を下ろし、個々に別の新党を立ち上げるか、小池百合子都知事を抱いた国政版・小池新党入りしたほうが得策だ、との考えであろう。

 この2年間、共産党主導で動いてきた左からの野党再編政局に対し、そのリアクションとして右からの動きが出てきたものと見られる。前原誠司新代表率いる民進党がこの二股を裂かれるような試練を乗り越えて、さらなる野党共闘の発展、強化に進めるかどうかが、問われることになる。

 ただ、この政局、なお共産党がカギを握り続ける、というのが私の見立てである。

 理由は簡単だ。自公政権に対抗するためには、現実問題として、それを裏で支える公明党の集票力に(757万票=2016年参院選比例区)対抗できる共産党の規律の高い集票力(602万票=同)に頼るしか道がないからだ。

 実際に2009年衆院選で当時の民主党が大勝、政権交代を可能にしたのは、民主党に対する追い風もあったが、全選挙区の半数ほどしか候補を立てなかった共産票が民主候補に回ってきたおかげともいえるのだ。そのことを民進党議員たちは体で理解している、と私には見える。

 もう一点は、この共産党の構えが、伝家の宝刀である安倍晋三首相の衆院解散権を事実上封じ込めている、と思われるからだ。昨年の参院選とのダブル選を含めて、安倍首相がなぜこの間、解散権を行使できなかったのか。最大の理由は共産票が野党統一候補に回ると、微差で競り勝っていた自民党の若手、中堅たちの議席が最低でも30議席前後失われる公算が高いと読んだからだ。安倍首相としても、議席大幅減とわかっているリスクを取るわけがない。

 その意味で政局の主導権は、なお共産党が持っている。共産党が野党共闘路線を放棄すれば、安倍首相はただちに解散総選挙を行い、共産党抜きの野党共闘を完膚なきまでに壟断(ろうだん)するであろう。そのへんの機微を深く理解しているのが自民党ではなかろうか。ここまで自公を追い込んだ共産党を敵ながらあっぱれ、とする空気があるように感じる。

 そんな私の見立てに沿うような出来事があった。

 共産党の穀田恵二国会対策委員長(70)が7月30日に開いた委員長在任20年を記念するパーティーだ。

 穀田氏の地元・京都で開かれたにもかかわらず、河野洋平、伊吹文明、大島理森氏ら歴代自民党衆院議長が顔を揃(そろ)えたのである。それだけではない。自民党の二階俊博幹事長、浜田靖一衆院予算委員長、民進党の横路孝弘元衆院議長、川端達夫衆院副議長、安住淳元国対委員長、自由党の小沢一郎共同代表ら与野党関係者が一堂に会したのだ。

「日本の政治が全部ここに集まった」

 共産党の国対委員長のお祝いの会合に、しかも地方で開催した会合に、これだけの重鎮が集まるのは異例だ。そこにどんな意味がこめられているのか。こだわってみたい。

 現職衆院議長として発起人の一人だった大島理森氏は次のように言う。

「穀田氏の人徳のたまものではないか。嫌みがないというか、率直だ。主張すべきところは主張するが、戦いの納め時もよくわかっておられる」

 当日の会合ではあいさつで「日本の政治が全部ここに集まったようでびっくりしている」と語っていた。

 共産党の仇敵(きゅうてき)ともいえる公明党はどうか。漆原良夫同党中央幹事会会長は言う。

「やはり人柄かな。共産党にはいないタイプだ。幅広く柔軟だ。教条主義的ではない。二階幹事長ともきちんと話ができる人だ」

 漆原氏も会の賛同呼びかけ人の一人。当日は別件で参加できなかったが、自らが国対委員長時代に穀田氏とは随分と付き合った、という。「よく共産党の控室にお茶を飲みに行きましたよ」と親しみを隠さない。

 皆さん一様に人柄を評価する。共産党らしくない。へんなほめ言葉だが、言わんとするのは、教条的ではなく柔軟性がある、ということだろう。約束をきちんと守るという評もあった。

 穀田氏本人はどう思っているのか、聞いてみた。

「それは国対委員長20年という、長い付き合いがあったということだと思います。その中で議会制民主主義を守る、という私なりの筋の通し方を評価してくれたということではないか」

「議会制民主主義とは何か。私にとってそれは二つある。一つは、それによって憲法前文の精神を生かすことだ。『政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言』する、というくだりだ。二度と戦争を起こさないという政治本来の目的を達成すること。もう一つは、議員に当選した我々は、その時点で必ずしも選挙民からすべてについて白紙委任を受けたわけではない、という自覚だ。多数決に至るまでに、その場その場で(の国会での議論を)常に国民に返していく作業がないといけない。国民に主権がある、と一貫して言ってきた」

 議会制民主主義のあり方についてはその主張を降ろさないが、その場その場での柔軟対応もできる。その硬軟両様のスタイルと、各党と渡り合って20年という時間の蓄積が各党要人との太いパイプを作り上げた。

「共産党は変わったな」

 確かに、きさくな人である。1947年岩手県水沢市に生まれ、県立盛岡一高卒業後、末川博・立命館総長の平和と民主主義の教えにあこがれ、京都にある同大へ入学した。学生運動から入党した筋金入りの活動家だが、そうは見えない。今回のインタビューも議員会館の秘書さんに対し、申し込みがてら名刺を置いていったところ、早速穀田氏本人から電話が返ってきた。話の節々でニコリと笑い、こちらの反論を誘うソフトな態度も悪い気がしない。

 その意味では、穀田氏の仕事ぶりと人柄ならではの集客だったのだろう。ただ、それだけではあるまい。共産党という冠にも大きな意味があったはずである。

 前出・大島理森議長が「今回これだけ人が集まったのは、穀田氏ということもあるが、共産党の変化というものも大きいような気がする」と語る。例えば、共産党が昨年1月の通常国会で、同党として69年ぶりに開会式に出席したのがそのいい例である、と大島氏は指摘する。天皇が開会式でお言葉を読むのは「憲法の天皇の『国事行為』から逸脱する」としていた従来方針から「儀礼的、形式的な発言が慣例として定着した」と転換したケースだった。

 大島氏は、その際に穀田氏を通じて志位和夫同党委員長がわざわざあいさつしてきたことを明らかにし、「その時に、政権をうかがっているんじゃないですか、と冷やかしたが、本音は共産党は変わったな、だった」

「議員で出てくる人たちもずいぶん変わった。昔は学生運動上がりとか、いかにもという人が多かったが、今は若い人、茶髪の人、さまざまだ。登壇して演説する人たちを議長席から眺めていると、その変化が一目瞭然でわかる。議員の中には、現場の生活者の要望、不満を吸い上げる地道な活動をしている人もいる。自民党の若手にもまねしろ、と言いたいくらいだ」

「共産党の変化がますます穀田さんみたいな人を必要としているのではないか。あのパーティー自体が共産党の変化の表れだ」

 元社民党国対委員長として穀田パーティーに出席した民進党の辻元清美幹事長代行も共産党の変化を実感している。特に、昨年の参院選で岡田克也代表の下、役員室長として32の全1人区に野党統一候補を立てる、という実務作業を担った時のことが忘れられない。

「本当に譲るところをきっちり譲ってくるし、政策的にも民進党よりむしろ柔軟との印象だった。それは国会議員レベルだけではない。市議や自治体議員でもそうなっている。変えようという明確な意志を感じる」

 公明党の漆原氏は、共産党の変化について、本音に迫る解説をしてくれた。

「変な話、公明党は結構うまくやったな、という感じがあるのではないか。彼らは300小選挙区に全部候補を立てては落としてきた。これはどうみても不経済だ。逆に、今のようなやり方をしているほうが、政策実現にはプラスになる。それがわかったのではないか」

 55年体制下では公明党もまた野党であった。政府批判はするものの、自らの政策実現にはなかなか至らなかった。それが99年の自自公3党連立政権で与党になって以降は、安全保障から財政経済政策に至るまで重要政策の立案では、公明党の意向が反映されるようになった、との自負がある。

 与党として当然のことではあるが、背景には自民候補に回る公明票がテコの原理となって与党内での影響力を高めていることがある。共産党もまた、その集票力を生かすことを、公明路線から学んだのではないか、との説であった。

 さて、穀田パーティーの盛況ぶり。氏の人柄、共産党の政局プレーヤーとしての地位の変化が大きく影響したところまではわかった。あえて、もう一つ、つけ加えたいことがある。

 それは京都1区という特別の選挙区事情にある。

 京都は歴史的に共産党が強いところである。7期28年間続いた蜷川虎三(にながわとらぞう)革新府政がそれを物語る。共産党員の数も日本一といわれる。

 穀田氏も中選挙区時代の93年には、旧京都1区でトップ当選したことがある。小選挙区制に変わってからは、96年、00年、03年、05年、09年、12年、14年といずれも自民党の伊吹文明氏票を上回ることができず、重複立候補した比例近畿ブロックから連続当選してきた。共産党からすると、喉から手が出るほどに小選挙区単独での勝利が欲しい最重点区ということになる。

 仮に、野党共闘の調整の結果、穀田氏を京都1区統一候補にした場合にどうなるか。過去2回の実績を見ると、14年選挙では伊吹氏7万3684、穀田氏5万3379、維新3万6353、無所属1万7307。12年選挙では、伊吹氏6万9287、維新4万7273、穀田氏4万1349、みんな2万4591、民主2万4129の順だ。つまり、候補を一本化すれば、十分穀田氏に勝機がある、ということになる。

「京都1区」で共闘できるかがカギ

 永田町関係者の多くはそれはあり得ない、という。曰(いわ)く、そもそも民進党の新代表・前原誠司氏は野党共闘で共産党とはむしろ一線を画する構えを見せているし、自らの地元(前原氏は京都2区選出)でそんなことをするわけはない、と。

 どうだろうか。逆もまた真なりだ。野党共闘に対する前原氏のスタンスはまだ最終決定には至っていないように見えるし、地元京都に影響力があるからこそ、できることもある。もし穀田氏一本化に成功すれば、野党共闘のシンボルとして、共産票をフル活用することにもつながるだろう。もちろん、逃げる票も出てくるだろうが、これは前原氏が総合判断することだ。

 穀田パーティーの魅力は、どちらに転ぶかわからないが、ある意味、政局の帰趨(きすう)を決めるかもしれない、この京都1区効果も働いたのではなかろうか。

 いずれにせよ、野党共闘をどうするか、が次期選挙最大の焦点になるだろう。冒頭に戻って、レフトウイング(左翼)=共産党との共闘にウエートを置く=か、ライトウイング(右翼)=国政版・小池新党や維新との連携に重点を置く=か。

 ここからは私見である。15年9月に新安保法制が成立して以来、最も変化した政治勢力は共産党である。中国台頭、米国後退という戦後第三の安保環境の激変に最も敏感に反応した。変化には混乱と責任が伴うが、彼らは静かに確実に変化を遂げている。旧態依然の共産党観は一時棚上げして、その変化への覚悟にはそれなりの敬意を表してもいいのではないか。

 もう一点は、まずは現実に実績をあげた共闘を重視することだ。従来の公党間の約束通り、共産党を含む4野党の協力態勢をまず優先すべきではなかろうか。それには京都1区がシンボリックである。もちろん、ライトウイングもできる限り伸ばすことだ。最終的には国政版・小池新党も抱き込むような形にまで共闘の枠を広げるのも決して不可能ではない。右と左を両方伸ばし切った態勢で、ヤジロベエ型の選挙協力態勢を構築する。前原氏にはその芸当を望みたいところだ。

くらしげ・あつろう

 1953年、東京都生まれ。78年東京大教育学部卒、毎日新聞入社、水戸、青森支局、整理、政治、経済部。2004年政治部長、11年論説委員長、13年専門編集委員

(サンデー毎日10月1日号から)

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