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2019年10月21日 (月)

小林節氏 「神戸の小学校における教員間の集団イジメ事件は、社会の崩壊はここまで来たか……と思わせるほど、悪質で単純明解である」

 Twitter(ツイッター)で日刊ゲンダイのコラム記事を採録。そのツイートの後ろでコラムの文字おこしをしてます。

  

小林節
https://ja.wikipedia.org/wiki/小林節
小林 節(こばやし せつ、1949年3月27日 - )は、日本の法学者、弁護士。専門は憲法学。慶應義塾大学名誉教授。東京都出身[1]。日本公法学会、日米法学会、国際憲法学会、比較憲法学会、全国憲法研究会、国際人権法学会等の学会に所属。

https://twitter.com/Trapelus/status/1186186753943597056?s=20

↑↓以下、日刊ゲンダイのコラムを文字おこし。

小林節が切る! ここがおかしい

 神戸の小学校における教員間の集団イジメ事件は、社会の崩壊はここまで来たか……と思わせるほど、悪質で単純明解である。

 それは、暴行罪を超えて、被害者の心身に傷を残しているのだから傷害罪である。被害者の乗用車に公然と傷を付けたのだから器物損壊罪である。被害者が嫌がる激辛カレーを無理やり食べさせたのだから強要罪である。被害者にとって不名誉な映像を発出した以上、名誉毀損罪である。校内で被害者を公然と罵倒した行為は侮辱罪である。児童たちに被害者教員のクラスの教室崩壊をそそのかした行為は威力業務妨害罪である。いずれ着実に司直の手が及んでくる。

 この被害者は、同僚、校長、教育委員会のどこからも救援を得られず、遂に心を病んでしまった。

 それに対して、首謀者の教員は、文書で「彼が苦しんでいる姿を見ることは、『かわいがってきた』だけに本当につらい」と語った。この人物は、「狂っている」のでなければ、性悪の「嘘つき」である。

 このような教員を「人材」だとして他校から引き抜いてきた前校長の器が知れてしまうが、記者会見の場でなぜ自分がそこにいるのかが理解できていない表情の現校長も全く校長の器ではない。

 それにしても、これだけの事実が公になり当事者から何の反論もない状況の中で、何よりも教育委員会の対応が遅いことが気にかかる。教育委員会の管理責任は免れ難い状況であるにもかかわらず、いかにしたら自分たちには責任が及ばないか? の理屈立てに腐心しているのではあるまいか。この期に及んでバカバカしい。

 今、この間にもその小学校は存在し、たくさんの児童の成長が託されている。

 だから、今すべきことは、まず関係公務員の懲戒手続きの開始である。加えて、何よりも、校長・教頭の入れ替え、教員の補充、担任等の学年編成の組み替えを行い、学校の空気を変えることである。そうすれば、子供たちは意外に適応力が高く、自分のための勉強に戻ることができるはずである。

 これは被害者と児童たちの人権問題である。(随時掲載)

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