2019年6月 6日 (木)

車が猛スピードで逆走し衝突 運転の81歳男性と妻が死亡 福岡

 またまた逆走事故。

  

福岡逆走事故 死亡の男性ドライバー 免許返納を知人に相談
2019年6月5日 12時01分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190605/k10011941331000.html

1分33秒
NHK ニュース
https://www.youtube.com/watch?v=Ut3Ux16uPX0

2019/06/05 に公開

4日夜、福岡市早良区で80代の男性が運転する車が猛スピードで逆走して交差点に突っ込み、男性と同乗していた妻の2人が死亡、7人がけがをした事故で、死亡した男性が先月、運転免許の返納について知人に相談していたことがわかりました。警察は詳しい状況や事故の原因を調べています。

4日夜7時すぎ、福岡市早良区で乗用車が反対車線を猛スピードで逆走したうえ、複数の車と衝突しながら交差点に突っ込み、乗用車を運転していた早良区の小島吉正さん(81)と同乗していた妻の節子(76)さんの2人が死亡し、歩道にいた男性1人を含む男女7人がけがをしました。

警察は5日午前、事故を起こした車や、衝突に巻き込まれるなどした車の損傷した箇所などを詳しく調べて捜査を進めています。

小島さんの知人によりますと先月、本人から東京 池袋で高齢者の運転する車が歩行者などを次々にはねる事故を起こしたことなどを受けて、免許を返納するべきか相談を持ちかけられていたということです。

事故を起こした車は数百メートルにわたって猛スピードで逆走していたということで、警察は詳しい状況や事故の原因を調べています。

相談受けた人「穏やかな運転 体調も悪くなかった」

死亡した小島吉正さんとつきあいのあった77歳の男性は「小島さんは地域の自治会の役員をしていて、毎朝、学校の見守り活動もするなど、温厚で真面目な人だった。亡くなったことが信じられない」と話していました。

小島さんが運転する車に乗ったこともあるということで、「穏やかな運転だった。体の調子も悪くはなかった。ただ、東京 池袋の事故を見て『自分も免許を返納するべきだろうか』という相談を受けていた」と話していました。

ネットでも議論に

ネットでは高齢者の免許返納をめぐる投稿が相次いでいます。

ツイッターには「免許返納を考えていたのなら、なぜ運転してしまったのだろう」という疑問の声や、「不便なのはわかるけど、免許返納を進めていくべき」などという意見が相次いでいます。

そのうえで年齢によっては「免許返納を義務化した方がいい」とか「もはや免許制度の『定年制』も議論する必要があるかもしれない」という声も上がっています。

一方、「車がないと移動がままならない」とか、「自分が一歩も外に出られなくなる恐怖を考えたら 返納なんてできない」という意見も出ていて、ネット上で議論になっています。

また、「うちのおじいちゃんはまだ元気だけど、早急に免許返納するようにお願いしている」とか、「免許を返納させたいが、いい説得方法と理由を誰か教えてください」など高齢者に免許返納をどのように働きかければよいかを尋ねる投稿も見られました。

  

【報ステ】暴走当時の状況は…福岡・9人死傷事故[2019/06/05 23:30]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000156384.html

7分9秒
ANNnewsCH
https://www.youtube.com/watch?v=QdnEaYjbu6k

2019/06/05 に公開

 車6台が絡み、9人が死傷した福岡市の多重事故で、複数のドライブレコーダーや防犯カメラの映像から当時の状況が明らかになってきた。事故現場の交差点から約700メートルの場所で、小島吉正さん(81)が運転する車はまず、走行中の前方車に後ろから接触。このはずみで反対車線へはみ出し、逆走を始めたと警察はみている。その後、軽乗用車やタクシーと衝突しても車は止まらず、速度を上げながら車2台が右折待ちをしていた交差点へ侵入。後ろから衝突された1台は衝撃で横転した。専門家は、交差点から200メートル手前で小島さんの車は時速110キロ以上出ていて、その後、さらに加速した可能性があると分析する。この事故で、小島さんと同乗していた妻の節子さん(76)が死亡した。小島さんは4日前に「自分も高齢になってきたので、免許証の返納を考えなければいけない」と知人に相談していたという。

  

車が猛スピードで逆走し衝突 運転の81歳男性と妻が死亡 福岡
2019年6月5日 8時16分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190605/k10011941021000.html

動画 1分1秒

福岡市早良区で4日夜、80代男性が運転する車が、反対車線を猛スピードで逆走しながら交差点に突っ込み、ほかの車と衝突して歩道に乗り上げました。男性と同乗していた妻の2人が死亡し、歩道にいた1人を含む7人がけがをしました。

K10011941021_1906051211_1906051449_01_04 福岡市早良区百道の早良口交差点で4日午後7時すぎ、反対車線を猛スピードで逆走してきた乗用車が、ほかの複数の車と衝突し、はずみで乗用車と衝突された1台の合わせて2台が歩道に乗り上げ、近くの建物にぶつかるなどして止まりました。

警察によりますと、乗用車を運転していたのは近くに住む小島吉正さん(81)で、小島さんと、同乗していた妻の節子(76)さんの2人が死亡しました。歩道にいた35歳男性を含む、10代から50代の男女7人がけがをしました。

これまでの調べによりますと、男性の車は事故を起こす前、交差点に向かって南から北に走っていましたが、交差点の手前約600メートルのところで同じ方向に走っていた車に追突し、その後、センターラインを越えて対向車線を逆走すると前から来た2台に次々とぶつかり、交差点に入ったということです。

警察は、さらに詳しい状況や事故の原因を調べています。

事故の経緯

K10011941021_1906050413_1906050413_01_02 警察の調べによりますと、80代男性が運転していた乗用車は、早良口交差点に向かって南から北に走っていました。

交差点の手前約600メートルのところで同じ方向に進んでいた車に追突し、その後、対向車線を逆走して、前から来た軽乗用車やタクシーと次々ぶつかりました。

目撃情報などから、乗用車はその後も止まることなく交差点に向かってスピードを落とさずに進んだとみられます。

そして、交差点の中で、右折しようとしていた2台に衝突するなどしたということです。乗用車は歩道に乗り上げて止まり、歩道にいた男性が巻き込まれたということです。

  

福岡逆走事故 ブレーキかけず交差点に突っ込んだか
2019年6月5日 17時10分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190605/k10011941761000.html

K10011941021_1906050413_1906050413_01_02 4日夜、福岡市早良区で80代の男性が運転する車が猛スピードで逆走して交差点に突っ込み、男性と妻の2人が死亡、7人がけがをした事故で、警察は男性の車がブレーキをかけないまま交差点に突っ込んだとみて詳しい状況を調べています。

4日午後7時すぎ、福岡市早良区百道で乗用車が反対車線を猛スピードで逆走して、複数の車と衝突しながら交差点に突っ込み、乗用車を運転していた早良区の小島吉正さん(81)と同乗していた妻の節子(76)さんの2人が死亡し、歩道にいた男性1人を含む、男女7人がけがをしました。

警察は5日、事故を起こした車や衝突に巻き込まれるなどした車の損傷した箇所などを詳しく調べて捜査を進めています。

これまでの警察の調べで、乗用車は交差点に突っ込む直前、少なくともおよそ600メートル手前から対向車線を逆走して3台の車にぶつかっていたことがわかっていますが、現場ではブレーキをかけた時のタイヤのあとが確認できてないということです。

また事故を目撃した人によりますと、車は交差点に向かう途中、加速するように見えたということです。

警察はブレーキをかけないまま交差点に突っ込んだとみて、事故の詳しい状況を調べています。

運転が困難な状態に陥っていたか

事故当時の映像を分析した専門家は事故を起こした車がブレーキやハンドルを操作した様子はうかがえず、運転が困難な状態に陥っていたのではないかと指摘しています。

自動車の安全工学が専門の福岡工業大学の松木裕二教授は事故の瞬間が映った動画や、現場近くの防犯カメラの映像を分析しました。

松木教授は事故を起こした乗用車について、ブレーキランプが点灯していないことや、ほかの車をよけようとせず、ほぼ直線上を走行していることから、ブレーキやハンドルを操作した様子はうかがえず、運転が困難な状態に陥っていたのではないかと指摘しています。

そのうえで周囲の車の速度と比較して、交差点に進入した際は時速80キロから100キロ近いスピードが出ていたのではないかと分析しています。

松木教授は「ドライバーの状態をモニタリングして事故を未然に防ぐシステムの研究も進んでいるが、このような悲惨な事故をどのように減らしていくか、社会全体で考えることが大切だ」と話しています。

時速100キロ前後出ていたか

交通事故の解析に詳しい日本交通事故鑑識研究所の大慈彌拓也代表に、今回事故を起こした車の様子が収められた防犯カメラやドライブレコーダーの映像を解析してもらいました。

その結果、車はおよそ20メートルの道路を0.7秒から0.8秒で通過していることから、時速は100キロ前後出ていたとみられるということです。

そしてカメラに映っている部分だけでも少なくとも200メートルは走行したと大慈彌さんは見ています。

さらに映像からは前方の車両を避けるように対向車線にはみ出していることから、大慈彌さんは「運転手は回避行動を取っているように見えるため、意識のある状態で運転していたのではないか。ブレーキランプも点灯していないことから、アクセルとブレーキを踏み間違えたか、運転手に何らかの身体的な問題が起きて、アクセルを踏み続けてしまったことが暴走した原因と考えられる」と話していました。

「判断能力低下に気付いていない」

高齢者ドライバーは、判断能力の低下に気付いていないケースがあると指摘する専門家もいます。

東京 品川区にある運転技術の診断を行っている団体では2年前から高齢者の運転の様子をドライブレコーダーで撮影して分析しています。

これまでにおよそ100人の高齢者について分析した結果、いずれも視野や視力といった認知する能力や、状況判断する能力、さらに操作技術の3つが低下していたということです。

特に判断力が低下すると、アクセルとブレーキを踏み間違えた際などへの対応がうまくできず、大きな事故につながるおそれがあるということですが、分析結果を伝えるまで、本人が気付いていないケースがほとんどだということです。

そのため実際の運転で、判断力の低下のきざしがみられた時には周囲が本人に伝えることが重要だとしています。

高齢者安全運転診断センターの橘則光さんは「運転能力は少しずつ低下するため本人が自覚できていないことがほとんどだ。周りが声をかけたり専門の診断を受けたりして今の能力を客観的に判断することが大切だ」と話しています。

高齢ドライバーの交通死亡事故 ことしは4月末までに109件

高齢ドライバーによる交通死亡事故は後を絶ちません。

警察庁によりますと、75歳以上のドライバーが起こした交通死亡事故は去年、全国で460件と、前の年より42件増え、車などが第1当事者の死亡事故全体に占める割合も、これまでで最も高い14.8%を占めました。

ことしに入ってからも相次いでいて、4月末までで109件発生し、このうち4月には東京 池袋で87歳のドライバーが運転する乗用車が歩行者を次々にはねて3歳の女の子とその母親が死亡する事故も起きています。

警察庁は認知機能に衰えが見られると判断された高齢ドライバーの対策について、有識者会議などで検討しているほか、認知機能が正常な場合でも身体能力の衰えなどによって深刻な交通事故を起こすケースがあるとして、高齢者に運転免許証の積極的な自主返納を呼びかけています。

警察庁によりますと、去年1年間に免許証を自主返納した75歳以上の人は全国で29万2089人と、前の年を3万8152人上回り、自主返納の制度が始まった平成10年以降で最も多くなっています。

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2019年5月21日 (火)

ビックリ、くちあんぐり⇒国道逆走で逮捕の男釈放 在宅捜査へ「速度違反で罰金を払いたくなくて逃げた」UHB 北海道文化放送

 時計台バス株式会社が提供したドライブレコーダーの映像を見ると、一目瞭然・間一髪で大事故になる所だったのが分かる。遥か右前方からレーンを斜めに横切り逆走車が近づいて来る時のバス運転手の「アーアー」の悲鳴、まさに命が縮む思いとはこの事、死者が出てもおかしくなかった。こんな出鱈目運転をした逆走車の小嶋幸彦は当然免許取り消し(行政処分)、悪質さを考慮するなら懲役刑もだ(刑事罰)。※

※参考:
車両通行帯(←Wikipedia)

交通違反後の免許停止・取り消しと、反則金・罰金処分の流れ

車の免許が取り消しになる理由とは?再取得についても知っておこう

  

国道逆走で逮捕の男釈放 在宅捜査へ「速度違反で罰金を払いたくなくて逃げた」 北海道
5/20(月) 19:10配信  北海道ニュースUHB
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190520-00000011-hokkaibunv-hok

1分
(19/05/20 19:10)
https://www.youtube.com/watch?v=7RI6aGmeSLY

2019/05/20 に公開
UHB 北海道文化放送

 16日、北海道七飯町で軽乗用車が国道を逆走した事件で、警察は20日、道路交通法違反の疑いで逮捕した男を釈放しました。今後は在宅に切り替え、捜査を続ける方針です。

 この事件は16日、道南の七飯町の国道を軽乗用車で約1キロ逆走した50代の男が、道路交通法違反の疑いで18日、逮捕されたものです。

 警察は男から事情を聴いていましたが、20日午後、男を釈放しました。

 警察は一旦、交通違反として処理しましたが、今後も在宅で捜査を続ける方針です。

 男は逮捕後の調べで容疑を認めた上で、「速度違反で罰金を払いたくなくて逃げた」などと話しているということです。

 また、警察が追跡を中止したあと、再びUターンし、函館方面に向かったなどと供述したということです。

UHB 北海道文化放送

  

↑↓関連ツイートTwitter

https://twitter.com/28SOBA/status/1130620996958863361

  

https://twitter.com/28SOBA/status/1130622553427365888

  

 ↓以下、時計台バス株式会社のツイート

https://twitter.com/tokeidai_bus/status/1129328194207617024

  

https://twitter.com/28SOBA/status/1131065294674223105

  

国道逆走 53歳男を逮捕「取締り逃れようと」 北海道
2019年5月19日 4時38分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190519/k10011921241000.html

1分5秒
NHK ニュース
https://www.youtube.com/watch?v=3K2yqMPN1FU

2019/05/19 に公開

↑↓動画をキャプチャ。

45s 45秒の所。逮捕 道路交通法違反の疑い 北海道 鹿部町宮浜 自称・漁師 小嶋幸彦容疑者(53)
 

47s 47秒の所。小嶋容疑者 「取締りから逃れようと思って逆走した」容疑認める
 

今月16日、北海道七飯町の中央分離帯のある国道を、軽乗用車で1キロほど逆走してパトカーの追跡から逃走したとして、53歳の男が道路交通法違反の疑いで逮捕されました。

今月16日、北海道七飯町の国道で、警察の覆面パトカーがスピード違反の取締りのため軽乗用車に停止するよう求めましたが、軽乗用車は中央分離帯の切れ目から反対車線に入ったあと再び元の車線に戻って1キロほど逆走を続け、警察は危険と判断して追跡をやめ、行方を捜査していました。

その結果、車のナンバーなどから、隣接する鹿部町宮浜の自称 漁師、小嶋幸彦容疑者(53)を道路交通法違反の疑いで、18日夜、逮捕しました。

調べに対し「取締りから逃れようと思って逆走した」などと供述し、容疑を認めているということです。

これまでの調べで、軽乗用車は警察が追跡をやめてからも2キロほど逆走を続けていたということで、警察は詳しい経緯を調べています。

  

国道で軽乗用車が逆走 バスのドライブレコーダーに写る
KyodoNews
https://www.youtube.com/watch?v=HegDjukWf5I

2019/05/17 に公開

 ↑↓上記動画の記事。

国道で軽乗用車が逆走、北海道 ネットに動画
2019/5/17 23:12 (JST) ©一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/502120489814262881?c=39546741839462401

502121743340143713_origin_1 観光バスのドライブレコーダーに写る、北海道七飯町の国道を逆走しながらバスの前を横切る軽乗用車=16日(時計台バス提供)

 北海道七飯町の国道で16日に軽乗用車が逆走していたことが17日、北海道警への取材で分かった。別の車から撮影したとみられる動画がインターネット上に投稿され、軽乗用車がトラックや車を避けながら逆走を続ける様子が写っている。すれ違ったバスのドライブレコーダーには、軽乗用車が突然前を横切り、車内で悲鳴が上がる様子が記録されていた。

 軽乗用車は警察車両の追跡を振り切って逃走しており、道警は道交法違反の疑いで運転手の行方を追っている。逆走による事故はなかった。

  

北海道 国道 3km逆走
YARO YARU
https://www.youtube.com/watch?v=CysYIMy6VsA

2019/05/17 に公開

  

↓関連ツイートTwitter。

https://twitter.com/28SOBA/status/1129929340072804353

  

https://twitter.com/28SOBA/status/1129953540879921153

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2019年5月16日 (木)

公園で遊ぶ園児らに車突っ込む 保育士大けが(千葉県市原市五井中央西の梨ノ木公園)

 今回の千葉県市原市五井中央西の梨ノ木公園の砂場で起きた事故は、トヨタのプリウス(PRIUS)が起こした事故。先月4月19日に池袋で起きた「10人はねられ女児ら2人死亡 87歳が運転 池袋事故」と同じく、トヨタのプリウスだ。

  

公園で遊ぶ園児らに車突っ込む 保育士大けが
2019年5月15日 18時22分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190515/k10011916761000.html

動画 2分12秒

15日午前千葉県市原市の公園で、保育園児らが遊んでいる砂場に乗用車が突っ込み、園児をかばおうとした30代の保育士が足の骨を折る大けがをしました。

園児にけがはありませんでした。

警察は乗用車を運転していた65歳の男を過失運転傷害の疑いで逮捕し、事故の原因を調べています。

15日午前10時半前、千葉県市原市五井中央西の梨ノ木公園の砂場で近くの保育園の園児5人と保育士の女性2人が遊んでいたところ、乗用車が突っ込みました。

この際、30代の保育士の女性が近くにいた2歳の園児をかばおうとして車と接触し右足の骨を折る大けがをしました。

園児と別の保育士はいずれもけがはありませんでした。

車は近くのコインパーキングから急発進して公園に突っ込んだとみられ、警察は乗用車を運転していた市原市の泉水卓容疑者(65)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。

調べに対し容疑を認め「コインパーキングを出ようとして、お金を支払うために車の中のパーキングチケットを取ろうとしたところ急発進した。ブレーキペダルを踏んでいたのでなぜ車が急発進したのかわからない」などと供述しているということです。

一方、大けがをした保育士の女性は警察に対し「急に車が来たので園児を守ろうと思い、とっさに突き飛ばした」と話しているということです。

現場の公園は車の進入を防ぐために金属製のチェーンで囲われていましたが、乗用車はチェーンの支柱をなぎ倒して砂場に突っ込んだということで、警察が事故の原因を調べています。

「あわやというところだった」

現場近くの店舗で働いている40代の男性は「ドカンという音がしたので見に行くと、砂場に乗用車が乗り上げていた。すぐそばに園児がいて、あわやというところだった。園児にけがはなかったと聞いているが、保育士は近くにうずくまり、動けないような状態だった。大津市で保育園児が被害に遭った事故から間もないこともあり、身近でこんなことが起きて、驚いている」と話していました。

「保育士が園児をかばったか」

公園で事故を目撃した40代の男性は「公園の目の前にあるコインパーキングから乗用車が出てくるなと思って見ていたら、バーが閉じたままの状態でいきなり発進し、そのまま公園の中の砂場に突っ込んだ。砂場では5、6人の園児が遊んでいたが保育士が園児を押すようにしてかばったように見えた。事故のあと現場は騒然として、園児の中には泣き出した子もいた。車を運転していた人は、事故のあと園児や保育士のところに駆け寄っていた」と話していました。

容疑者は「温厚でしっかりしている人」

乗用車を運転していた泉水卓容疑者(65)について、近くに住む70代の男性は「とても温厚な性格でふだんから落ち着いてしっかりしている人だった。健康状態に不安があるような様子もなく定年後は地区の活動を積極的に行って元気に過ごしていた。どうして事故を起こしてしまったのか全くわからず、ただただ驚いています」と話していました。

↑↓上記記事の動画

公園で遊ぶ園児らに車突っ込む 保育士大けが NHKニュース
NHK ニュース
https://www.youtube.com/watch?v=2_sRof0zS2A

2019/05/15 に公開

Nashinokikouen 千葉県市原市五井中央西の梨ノ木公園。
 

Nashinokikouen_map 梨ノ木公園の地図。
 

  

公園の砂場に車突っ込む 園児かばった保育士けが
子どもの交通事故を防ぐ
2019年5月15日15時23分
https://www.asahi.com/articles/ASM5H4QFNM5HUDCB00D.html

動画 14秒
【動画】公園の砂場に車突っ込む 園児かばった保育士けが=遠藤雅彦撮影

As20190515002442_comm 公園に突っ込んだ乗用車(2019年5月15日午前10時54分、千葉県市原市五井中央西2丁目、近隣住民提供)
 

As20190515002575_comm 乗用車が突っ込んだ公園。砂場(中央)近くのフェンスが倒れていた=2019年5月15日午後3時37分、千葉県市原市五井中央西2丁目、朝日新聞社ヘリから、飯塚悟撮影
 

As20190515002549_comm 乗用車が突っ込んだ公園。砂場(右上)近くのフェンスが倒れていた=2019年5月15日午後3時37分、千葉県市原市五井中央西2丁目、朝日新聞社ヘリから、飯塚悟撮影
 

As20190515002606_comm 乗用車が突っ込んだ公園(上)と駐車場の出入り口(下)=2019年5月15日午後3時35分、千葉県市原市五井中央西2丁目、朝日新聞社ヘリから、飯塚悟撮影
 

 15日午前10時25分ごろ、千葉県市原市五井中央西2丁目の公園で、「車が突っ込んだ」と通行人から119番通報があった。県警によると、乗用車がフェンスをなぎ倒し、近くの保育園児らが遊んでいた砂場に突っ込んだという。引率していた30代の女性保育士が、2歳の女児をかばって右足首の骨が折れるけがをした。園児にけがはなかった。

衝突の2台、スピード大幅超過なしか 大津園児死亡事故

 市原署は、乗用車を運転していた同市の自称無職、泉水卓容疑者(65)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。署が詳しい経緯を調べている。

 逮捕容疑は15日午前10時25分ごろ、公園の駐車場で車を発進させる際、道路を挟んで向かい側にある公園に突っ込み、園内の砂場にいた保育士にけがを負わせたというもの。保育士は突き飛ばすようにして園児の被害を防いだという。

 現場はJR五井駅から北に約200メートルの飲食店などが立ち並ぶ一角。

↑↓上記記事の関連動画を二本。

またも暴走事故 園児かばおうとした女性保育士けが(19/05/15)
ANNnewsCH
https://www.youtube.com/watch?v=_uCnfbNDrJQ

2019/05/15 に公開

  

【報ステ】公園に車突っ込む・・・園児守った保育士重傷(19/05/15)
ANNnewsCH
https://www.youtube.com/watch?v=awk8QQcAGGE

2019/05/15 に公開

  

 プリウスについて言及している関連ツイート。

https://twitter.com/product1954/status/1128564407200444416

  

https://twitter.com/MD_71_766/status/1119213674659323905

  

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2019年5月11日 (土)

愛知県西尾市で母子交通事故 車は手前で右折し対向車線ではねたか はねられ重体の母親死亡、2歳長男は軽傷

 愛知県西尾市平坂吉山(へいさかよしやま)での事故。事故を起こした運転手は塩谷晃由(しおやあきよし)容疑者(29)。

  

東海 NEWS WEB
西尾で母子はねられ母親重体
05月10日 19時48分
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20190510/0004605.html

動画 2分1秒

10日午後、愛知県西尾市で、歩いていた33歳の母親と2歳の長男が乗用車にはねられ、母親が意識不明の重体です。
2人は路地からT字路の交差点に出たところをはねられていて、警察は、乗用車を運転していた29歳の男を逮捕して詳しい状況を調べています。

10日午後2時20分ごろ、愛知県西尾市平坂吉山で道路脇を歩いていた近所に住む33歳の母親と2歳の長男が、乗用車にはねられました。
2人は病院に運ばれ手当てを受けていますが、警察によりますと、母親が意識不明の重体です。
長男のけがの程度は軽いということです。
現場はT字路の交差点で、警察の調べによりますと、2人は路地から通りに出たところをはねられたということです。
また、乗用車はすぐ手前の道路を右折して現場のT字路に入ってきたということです。
警察は、乗用車を運転していた西尾市寺津の無職、塩谷晃由容疑者(29)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
これまでの調べに対し「ドライブをしていた」と供述しているということです。
現場は西尾市立平坂中学校の南側の見通しのいいT字路で、警察が事故の詳しい状況を調べています。

  

母子交通事故 車は手前で右折し対向車線ではねたか 愛知 西尾
2019年5月11日 4時45分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190511/k10011912301000.html
Internet Archive 

動画 1分15秒 Youtubeにアップされてた。

10日、愛知県西尾市の市道で道路脇を歩いていた母親と2歳の長男が乗用車にはねられ、母親が重体になっている事故で、乗用車は、現場の手前の道路を右折する際、本来の位置よりも手前で曲がり、2人をはねたとみられることが、警察への取材で分かりました。

10日午後2時半ごろ、愛知県西尾市平坂吉山の市道で、道路脇を歩いていた近所に住む33歳の母親と2歳の長男が乗用車にはねられ、母親が意識不明の重体になっています。

警察は、乗用車を運転していた西尾市寺津の無職塩谷晃由容疑者(29)を過失運転傷害の疑いで逮捕し、調べています。

母親と長男は、T字の交差点に出たところ、すぐ手前の道路を右折してきた乗用車にはねられましたが、乗用車は、右折する際、本来の位置よりも手前で曲がり、対向車線側で2人をはねたとみられることが、警察への取材で分かりました。

乗用車は右側のサイドミラーとフロントガラスの右半分が壊れていて、塩谷容疑者は調べに対し「ドライブをしていた。人とぶつかったのは間違いない」と供述しているということです。警察が事故の詳しい状況を調べています。

↑↓上記記事の動画

母子交通事故 車は手前で右折し対向車線ではねたか 愛知 西尾 NHKニュー
NHK ニュース
https://www.youtube.com/watch?v=rYxHLwAtbH4

2019/05/10 に公開

201905110m50s  38秒の所からの説明部分。対抗二車線の道路から同じく対抗二車線への右折。右折する際、本来の位置よりも手前で曲がり、対向車線側で2人をはねた。

  

母子が乗用車にはねられ母親重体 運転の男逮捕 愛知 西尾
2019年5月10日 18時22分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190510/k10011911581000.html
Internet Archive 

動画 28秒

10日午後、愛知県西尾市で、道路脇を歩いていた33歳の母親と2歳の長男が乗用車にはねられ、母親が意識不明の重体です。2人はT字路の交差点に出たところをはねられていて、警察は、乗用車を運転していた29歳の男を逮捕して詳しい状況を調べています。

10日午後2時20分ごろ、愛知県西尾市平坂吉山で道路脇を歩いていた、近所に住む33歳の母親と2歳の長男が、乗用車にはねられました。

2人は病院に運ばれ手当てを受けていますが、警察によりますと、母親が意識不明の重体です。
長男のけがの程度は軽いということです。

現場はT字路の交差点で、警察の調べによりますと、2人は交差点に出たところ、すぐ手前の道路を右折してきた乗用車にはねられたということです。

警察は、乗用車を運転していた西尾市寺津の無職、塩谷晃由容疑者(29)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
これまでの調べに対し、「ドライブをしていた。人とぶつかったのは間違いない」と供述しているということです。

現場は西尾市立平坂中学校の南側の見通しのいいT字路で、警察が詳しい状況を調べています。

「ふだんから危ないと思っていた」

近くに住む60代の男性は「ガシャンという音が聞こえたので、しばらくして外に出てみたら、救急車がお母さんと男の子を救助しているところでした。お母さんは顔が血だらけで意識がないような様子で、男の子のほうは意識はあるようでした。ふだんから危ないと思っていましたが、ついに事故が起きてしまいました」と話していました。

また、近所の30代の男性は「事故が起きた道は、それほど広くありませんが、近所の人たちがよく通る道です。それなりに交通量はありますが、これほど大きな事故は初めてです。学校もすぐ近くにあるし、気をつけてほしいと思います」と話していました。

  

はねられ重体の母親死亡、2歳長男は軽傷 愛知・西尾の事故
毎日新聞2019年5月13日 13時22分(最終更新 5月13日 13時37分)
https://mainichi.jp/articles/20190513/k00/00m/040/096000c

 愛知県西尾市の市道交差点で10日、母子が乗用車にはねられた事故で、意識不明の重体となっていた母の清水光紗さん(33)=同市平坂吉山=が死亡していたことが13日、県警西尾署への取材で分かった。

<愛知・西尾市で母子はねられる 容疑で運転手を逮捕>
<衝突から1秒前後で突っ込んだか 園児ら逃げる間なく 大津16人死傷事故>
<交差点で2児はねる 容疑の74歳女逮捕 「太陽がまぶしくて」 信号見落とす?>
<「衝突音で初めて対向車に気付いた」スマホ操作などせず 大津園児死傷事故>

 清水さんは頭を強く打っており、12日夕に死亡が確認されたという。一緒にいた長男(2)は軽傷だった。

 西尾署は車を運転していた塩谷晃由容疑者(29)を自動車運転処罰法違反(過失致傷)容疑で現行犯逮捕、容疑を自動車運転処罰法違反(過失致死)に切り替えて調べる。

 現場は信号の無い丁字路の交差点で、右折した塩谷容疑者の車が母子をはねたとみられる。【高井瞳】

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2019年5月 9日 (木)

「多数の子どもが下敷きに」 園児の列に車突っ込む  保育園児らの列に車突っ込む 園児2人死亡 大津

 以下関連記事を何本か採録。

  

「多数の子どもが下敷きに」 園児の列に車突っ込む
子どもの交通事故を防ぐ
2019年5月8日12時17分
https://www.asahi.com/articles/ASM583T3QM58PTIL00J.html

動画 40秒 「多数の子どもが下敷きに」 園児の列に車突っ込む.mp4

As20190508001538_comm 事故現場のイメージ
 

As20190508001202_comm 事故のあった現場
 

As20190508001183_comm 保育園児らの列に車が突っ込んだ交差点=2019年5月8日午前11時26分、大津市、朝日新聞社ヘリから、小林裕幸撮影
 

 8日午前10時15分ごろ、大津市大萱6丁目の湖岸道路で、「保育園児の列に車が突っ込んだ」と、近所の住民から119番通報があった。

泣き叫ぶ園児、抱きしめた 湖畔の街の惨状「言葉ない」
保育園児1人の意識回復 散歩の列に車、2人が死亡

 事故が起きた交差点付近では、フロント部分が壊れた軽自動車が歩道に完全に乗り上げ、歩道の緑色のフェンスはグシャグシャに壊れていた。車のそばには、子ども用の水筒とみられるものが複数落ちていた。

 現場のそばにあるジムで働いていた男性従業員は、車が歩道に乗り上げ、フェンスに突っ込んでいるのがガラス越しに見えて事故に気づいた。慌てて飛び出すと、子どもたちの泣き叫ぶ声と保育士らしき大人の悲鳴が響き、「大惨事だと思った」。フェンスと車の間に複数の子どもが挟まれ、血を流してぐったりしているのが見えたという。

 「もうすぐ救急車来るから」「大丈夫、頑張って」。救急車が到着するまでの数分間、ぐったりした子どもたちに男性従業員は声をかけ続けたという。

 子どもたちは毎朝同じくらいの時間に、保育士らしき大人と同じ道を通っていたという。「いつも元気な様子で散歩をしていた。まさかこんな事故が起きるなんて」と話した。

 現場近くのホテルの従業員によると、外で作業をしていた別の従業員が、車がぶつかるような大きな音で事故に気づいた。一緒に現場に駆けつけると、車が歩道脇のフェンスに突っ込み、多数の子どもたちが車の下敷きになっており、あわてて119番通報したという。周りには、付き添いの保育士や他の子どもたちがいたが、ぼうぜんとした様子だったという。

 同保育園近くに住む女性(59)は「よく午前中にグループで園児たちが散歩しているのを見かけた。子どもたちはいつも元気でうれしそうだった。現場は交通量の多い道路だが、なんでこんな事故が起きたのか」と園児たちのことを案じていた。

  

保育園児らの列に車突っ込む 園児2人死亡 大津
2019年5月8日 23時10分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190508/k10011908651000.html
Internet Archive 

動画 1分9秒

8日午前、大津市の交差点で、保育園児と引率の保育士合わせて16人の列に車が突っ込み、園児2人が死亡、1人が意識不明の重体、8人が大けがをしました。

K10011908651_1905081501_1905081515_01_04 8日午前10時すぎ、びわ湖に近い大津市の交差点で、近くのレイモンド淡海保育園の園児13人と引率の保育士3人の列に車が突っ込みました。

警察によりますと、この事故で2歳から3歳の園児13人全員が病院に運ばれ、伊藤雅宮くん(2)と原田優衣ちゃん(2)が死亡しました。

また別の2歳の園児1人は一時、意識は回復したものの、再び意識不明の重体となっているほか、園児8人が足の骨を折るなど大けがをし、2人が軽傷を負いました。

保育士3人もけがをして病院で手当てを受けました。

警察や保育園によりますと、園児たちは保育士の引率でびわ湖に向かって散歩をしている途中で、当時、信号待ちをしていたということです。

これまでの調べで、直進してきた軽乗用車が、交差点を右折しようとしていた乗用車に気付いて避けようとしましたが衝突し、軽乗用車はそのはずみで園児の列に突っ込んだということです。

警察はそれぞれの車を運転していた2人をその場で逮捕しましたが、このうち、直進していた軽乗用車を運転していた大津市の62歳の女性を、8日夜、釈放しました。

一方、右折しようとした乗用車を運転していた大津市の新立文子容疑者(52)については引き続き過失運転致死傷の疑いで調べていて、詳しい状況の確認を進めることにしています。

事故の状況は

事故が起きたのは、大津市東部のびわ湖沿いの見通しのよい道路の交差点です。

午前10時すぎ、軽乗用車が交差点を直進していたところ、対向車線の乗用車が右折しようとしてきました。
警察によりますと、交差点の信号は軽乗用車側と乗用車側、いずれも青でした。

これまでの調べでは、この際、軽乗用車はよけようと左にハンドルを切りましたが、前方部分が乗用車とぶつかり、そのはずみで交差点のそばの歩道にいた園児と保育士の列に突っ込んだということです。

事故に巻き込まれたのは、近くにあるレイモンド淡海保育園のうさぎ組の2歳から3歳の園児です。

8日は午前10時ごろに保育園を出発し、すぐ近くのびわ湖の湖畔まで散歩をする予定で、当時は道路の西側に渡ろうと信号待ちをしていたということです。

事故を目撃した男性「バンという音のあと悲鳴が」

車で信号待ちをしていた際に事故を目撃し、消防に通報したという30代の男性は、「バンという音がしたあと悲鳴が聞こえたので、慌てて車から飛び出しました。歩道には園児たちが泣いたり、ぐったりした様子で倒れたりしていて、私も男の子に声をかけるなど救護活動を手伝いました。こんなにたくさんの子どもが大きな事故に遭い、とてもかわいそうで、許せない気持ちです」と話していました。

子どもを迎えに来た女性「ことばになりません」

園児たちが通っていた大津市のレイモンド淡海保育園には、保護者が心配そうな表情で子どもを迎えに来ていました。

4歳の男の子の30代の母親は「本当にことばになりません」と涙を浮かべながら話していました。

また、事故を知った近所の住民たちも集まってきていて、20代の女性は「自分にも11か月と2歳の2人の子どもがいるので、ひと事ではなく本当に心配です。近所でこんな悲惨な事故が起きるとは思いませんでした」と話していました。

亡くなった原田優衣ちゃん “いつも笑顔でニコニコ”

亡くなった原田優衣ちゃんの自宅の近くに住む40代の男性は、自分の1歳の息子が優衣ちゃんとよく遊んでいたということです。

男性は「優衣ちゃんは、いつも笑顔でニコニコしていて、会うと手を振ってくれるよい子でした。自分の息子が優衣ちゃんと同じくらいの年齢なので、亡くなったと聞いてとても心苦しいです。身近でこのようなことが起きるなんて信じられず、びっくりしています」と話していました。

現場に献花台

事故現場の壊れたフェンスの前には、午後8時前に献花台が設けられました。近所の人や、同じ年ごろの子どもがいる人が次々に訪れ、花やジュース、菓子などを供えて静かに手を合わせていました。

保育園の運営法人がコメント

園児たちが通う、レイモンド淡海保育園を運営する社会福祉法人「檸檬会」は、「今回、このような痛ましい事故が発生し、大変な驚きと同時に本当に心を痛めております。お亡くなりになった園児と子どもたちの未来のことを思うと、本当に残念でなりません。保護者およびご親族、ご親類の皆様に心よりお悔やみ申し上げます」というコメントを発表しました。

事故に巻き込まれた園児と保育士の名前

警察によりますと、この事故では2歳から3歳の園児13人と引率の保育士3人の合わせて16人全員が病院に運ばれ、このうち伊藤雅宮くん(2)と原田優衣ちゃん(2)が死亡しました。

また、時瑾潤くん(2)が意識不明の重体となっています。

骨を折るなどの大けがをしたのは、
桐畑瑠奈ちゃん(3)、伊藤正修くん(2)、宮本煌生くん(2)、
土井鈴菜ちゃん(3)、鈴木杏ちゃん(2)、西脇優毅くん(2)、
山下心椛ちゃん(2)、草野希心ちゃん(2)の8人です。

土肥花波ちゃん(2)と、山口椿ちゃん(2)の2人は軽いけがを負いました。

園児を引率していた保育士の永田千尋さん(27)と、近藤絢子さん(33)、それに山口千夏さん(47)の3人も軽いけがをして病院で手当てを受けました。

↑↓上記記事の動画。

保育園児らの列に車突っ込む 園児2人死亡 大津
NHK MEDIA
https://www.youtube.com/watch?v=Q9wVrCt-61w

2019/05/08 に公開

  

園児2人死亡事故 「前をよく見ずに右折」と逮捕の女
2019年5月9日 20時45分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190509/k10011910101000.html
Internet Archive 

K10011910101_1905091728_1905091728_01_028日、大津市で保育園児の列に車が突っ込み2人が死亡した事故で、交差点を右折しようとして事故を起こし逮捕された女が、調べに対し「前をよく見ずに右折した」と供述していることが警察への取材で分かりました。

8日午前、びわ湖沿いの大津市の交差点で、歩道で信号待ちをしていた近くの保育園の園児と保育士、合わせて16人の列に車が突っ込み、いずれも2歳の伊藤雅宮くんと原田優衣ちゃんが死亡しました。

別の園児1人が意識不明の重体になっているほか、合わせて13人が重軽傷を負いました。

警察によりますと、事故は交差点を直進しようとした軽乗用車に、右折しようとした乗用車が衝突し、そのはずみで軽乗用車が歩道に乗り上げたということです。

警察は乗用車を運転していた大津市の新立文子容疑者(52)を逮捕して、過失運転致死傷の疑いで調べています。

これまでの調べで、乗用車は右折専用のレーンから前を走る車に続くようにして右折しようとしていたことが分かっていますが、警察によりますと、新立容疑者は調べに対し、「前をよく見ずに右折した」と供述しているということです。

また、交差点で衝突した2台は、前の部分が壊れたりフロントガラスの一部にひびが入ったりしていますが、損傷の程度が大きくないことから、警察はどの程度の速度が出ていたのかなど、詳しい状況を調べています。

亡くなった2人の遺族がコメント

今回の事故で亡くなった2人の保育園児の遺族は、警察を通じてコメントを出しました。

このうち、原田優衣ちゃん(2)の父親、学さんは用紙3枚に手書きで心情をつづっています。その一部です。

「私どもの娘が今回の不慮の事故に巻き込まれ、わずか2年10か月という短い人生に幕を閉じました。家族5人で苦楽を共にし、ふつうに過ごせると思っておりましたので、驚きを隠せず、現実とは思えませんでした。しかしながら、いま自宅で話をせず、いつも明るくいたずらっぽい笑顔も見せることなく、ずっと寝ている娘を見ていると徐々にではありますが、娘の死を受け入れざるを得ません。1日たつごとに家族としても胸が張り裂けるほどの深い悲しみに包まれております。私どもとしても安らかに娘を旅立たせようと思っております」などとコメントしています。

また、伊藤雅宮くん(2)の遺族も同じように手書きで「私たちは、このたびの突然の事故で大切な家族を失い、深い悲しみを受けています。このような私たちの心情をお察しいただきますようお願い申し上げます」などと記しています。

通学路の安全対策は

小学校の通学路における安全対策については、2012年に京都府亀岡市で、集団登校中の児童の列に車が突っ込んで10人が死傷した事故が起きたあと、文部科学省などが継続的に調査しています。

通学路のなかで安全対策が必要な箇所は、2012年度には全国で7万4400か所ほどありましたが、2017年度末の時点では、ハードの整備やボランティアによる見回りなどが進み、2200か所余りまで減っているということです。

しかし、調査は通学路にかぎられるため、今回事故があったような通学路以外の道路については安全対策はもちろんのこと、実態の把握さえ難しいのが実情だといいます。

文部科学省は各自治体や学校で警察などと協力して、ハードとソフトの両面から対策を検討してほしいとしています。

直進と右折の事故 1年で1万8000件以上

警察庁によりますと、今回の事故のように、交差点で直進の車と右折の車が衝突して起きた人身事故は、去年1年間に全国で1万8712件に上り、このうち130件が死亡事故でした。

交通事故総合分析センターによりますと、右折の車のドライバーが直進の車を見落とす要因には、急ぎの用事があるなどの焦りや、一定の時間、右折のために車を待機させている間に生じる油断、それに前にいる車などによって視界が遮られることなどが挙げられるということです。

警察は右折の際は周りをよく確認するなど、安全確認を徹底するよう呼びかけています。

7年前の事故 遺族「記憶よみがえり苦しい」

7年前、京都府亀岡市で無免許運転の少年の車が小学生の列に突っ込み、10人が死傷した事故の遺族がNHKの取材に応じ「事故で人の命が失われることが当たり前ではいけない」と悔しさをにじませました。

7年前の平成24年4月、京都府亀岡市で、無免許で居眠り運転をしていた当時18歳の少年の車が小学生の列に突っ込み、児童2人と子どもに付き添っていた妊娠中の松村幸姫さん(26)の3人が死亡し、7人が重軽傷を負いました。

大津市での事故を受けて、松村さんの父親の中江美則さんが9日、大阪府内でNHKの取材の応じ、「また小さな子どもや女性が巻き込まれる事故が起きてしまった。過去の記憶がよみがえり、苦しさを感じる。事故で人の命が失われることが当たり前ではいけない」と悔しさをにじませました。

そのうえで、「運転する人は歩行者の近くを通る時は、より慎重に運転してほしい。ガードレールなど人の命を守るための歩行者に寄り添った道路の整備を、通学路だけにこだわらず進めてほしい」と述べて、運転する人に交通安全への自覚を促すとともに、歩行者の安全を守るためのハード面の整備の必要性を訴えました。

  

園児2人死亡事故 前の車に続いて右折しようとしたか
2019年5月9日 12時13分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190509/k10011909671000.html
Internet Archive 

動画 1分48秒 Youtubeにアップされてた。

8日、大津市で保育園児の列に車が突っ込み2人が死亡した事故で、交差点で衝突した乗用車が前の車に続いて右折しようとしていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。捜査関係者は、ドライブレコーダーの映像を解析するなど、詳しい状況を調べています。

8日午前、びわ湖沿いの大津市の交差点で、歩道で信号待ちをしていた近くの保育園の園児と保育士合わせて16人の列に車が突っ込み、いずれも2歳の伊藤雅宮くんと原田優衣ちゃんが死亡しました。

別の園児1人が意識不明の重体になっているほか、合わせて13人が重軽傷を負いました。

警察によりますと、事故は、交差点を直進しようとした軽乗用車に、右折しようとした乗用車が衝突し、そのはずみで軽乗用車が歩道に乗り上げたということです。

警察は、乗用車を運転していた大津市の新立文子容疑者(52)を過失運転致死傷の疑いで逮捕しました。

捜査関係者によりますと、乗用車は、右折専用のレーンを通り、前を走る車に続くようにして、右折しようとしていたということです。

直進していた軽乗用車にはドライブレコーダーが付いていたということで、警察は、記録された映像を解析するなど、詳しい状況を調べています。

現場の交差点に献花台

事故から一夜明けた現場の交差点では、設置された献花台に花を手向けたり、立ち止まって手を合わせたりする人の姿が見られました。

ウォーキングをするために現場の交差点を通るという40代の女性は、「あんな事故が起きるなんて信じられません。気持ちをうまくことばにすることができませんが、二度と事故が起こらないように祈っています」と話していました。

また事故のことを知って献花台に手を合わせに来たという80代の男性は、「たった2年しか生きていない子どもたちが亡くなったことはかわいそうでしかたない。見通しのよいまっすぐな道路でこんな事故が起きるとは信じられない。車のハンドルを握る人には気をつけて運転をしてもらいたい」と話していました。

近所の主婦「かわいそうでことばにならない」

亡くなった伊藤雅宮くん(2)について、近所に住む主婦は「夕方になると家の前で、両親とおもちゃで遊ぶ姿をよく見かけました。雅宮くんは両親が追いかけていくほど元気に走り回り、この連休中は自宅の前でバーベキューをするなど家族仲もとてもいいと感じていました。かわいそうでことばになりません」と話していました。

警察庁長官“歩行者の安全対策を進める”

この事故について、警察庁の栗生俊一長官は、9日の定例の記者会見で、「大変痛ましく残念でならない。国内の交通死亡事故は海外と比べて歩行者が犠牲になる割合が非常に高く、警察としてもドライバーへのさらなる広報啓発や指導、取り締まりを行っていきたい」と述べました。

そのうえで、栗生長官は通園路や通学路のガードレールの整備などの歩行者の安全対策を、関係機関と進めていく考えを示しました。

↑↓上記記事の動画。

園児2人死亡事故 前の車に続いて右折しようとしたか
NHK MEDIA
https://www.youtube.com/watch?v=UCpVJv7-ipc

2019/05/09 に公開

1分7秒(#t=1m7s)から、事故が起きた時間とほぼ同じ午前10時過ぎの現場。北から南方向の撮影で、右折レーンにはたくさんの車が並んでいる

20180361 大津市大萱(おおがや)6丁目交差点。2018年3月撮影のグーグルのストリートビュー。北から南方向の撮影。今回事故の右折レーンが写っており、右折レーンの右側に見えるのは琵琶湖。
 

20180362 グーグル地図。地図真ん中「ロックメイト大津店」とあり、大津店とある所が今回事故現場の大津市大萱(おおがや)6丁目交差点。
 

SOBA:今回の事故は「右直分離の信号」だったら防げていた可能性があります。以下参考記事。

右折事故で奪われた幼い命!矢印信号の落とし穴…“信号ルール”はこれで良いのか?
2019年5月9日 木曜 午後7:56
https://www.fnn.jp/posts/00045105HDK

  

園児の列に車突っ込み2人死亡 保育園が記者会見
FNN.jpプライムオンライン
https://www.youtube.com/watch?v=SsIKI6aqkhY

2019/05/08 にライブ配信

  

関連Twitter ツイート。

https://twitter.com/L_wingsss/status/1126054858987954178

  

https://twitter.com/Hiroki_Komazaki/status/1126281714295197696

  

https://twitter.com/mogumogumongo/status/1126070661007339520

  

https://twitter.com/mogumogumongo/status/1126094647590248448

  

参考動画。

知らないと危険!右折レーン手前のゼブラゾーンの意味とは?ネットで話題、知ってよかった雑学【雑学魂】
雑学魂
https://www.youtube.com/watch?v=8MgQGK2kuEw

2017/10/21 に公開

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2019年5月 4日 (土)

退位礼正殿の儀 安倍総理があいさつで「天皇皇后両陛下には、末永くお健やかであらせられますことを願っていません」

 最初に、安倍総理大臣による国民代表の辞の動画。

  

天皇陛下ご退位 総理大臣による国民代表の辞(19/04/30)
ANNnewsCH
https://www.youtube.com/watch?v=BRHT5mNFHuU

2019/04/30 に公開

1分57秒(#t=1m57s)から、安倍「天皇皇后両陛下には、末永くお健やかであらせられますことを願って、あらせられますことを願っていません」。

  

↑↓上記動画のNHKによるあいさつ全文テキスト起こし。

退位礼正殿の儀 安倍首相のあいさつ全文
2019年4月30日 17時17分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190430/k10011901971000.html

K10011901971_1904301715_1904301718_01_02
 

安倍総理大臣は、天皇陛下の退位の儀式「退位礼正殿の儀」であいさつし、国民代表として感謝の気持ちを表しました。あいさつの全文です。

「退位礼正殿の儀における内閣総理大臣の国民代表の辞」

謹んで申し上げます。天皇陛下におかれましては、皇室典範特例法の定めるところにより、本日をもちまして御退位されます。

平成の三十年、「内平らかに外成る」との思いの下、私たちは天皇陛下と共に歩みを進めてまいりました。この間、天皇陛下は、国の安寧と国民の幸せを願われ、一つ一つの御公務を、心を込めてお務めになり、日本国および日本国民統合の象徴としての責務を果たしてこられました。

我が国は平和と繁栄を享受する一方で、相次ぐ大きな自然災害など、幾多の困難にも直面しました。

そのような時、天皇陛下は、皇后陛下と御一緒に、国民に寄り添い、被災者の身近で励まされ、国民に明日への勇気と希望を与えてくださいました。

本日ここに御退位の日を迎え、これまでの年月を顧み、いかなる時も国民と苦楽をともにされた天皇陛下の御心に思いを致し、深い敬愛と感謝の念を今一度、新たにする次第であります。

私たちは、これまでの天皇陛下の歩みを胸に刻みながら、平和で、希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来を創り上げていくため、更に最善の努力を尽くしてまいります。

天皇皇后両陛下には、末永くお健やかであらせられますことを願ってやみません。ここに、天皇皇后両陛下に心からの感謝を申し上げ、皇室の一層の御繁栄をお祈り申し上げます。

  

以下、Twitterでの反響。

https://twitter.com/88_svx/status/1124604232911351808

https://twitter.com/j1Uqlj50E8OFIkm/status/1124610818929086465

https://twitter.com/KintaGoya/status/1124552425656819712

https://twitter.com/shishinosenzi/status/1124557646067933185

https://twitter.com/nurse845/status/1124676741035773952

https://twitter.com/maro2012/status/1124702234325860352

https://twitter.com/cIHtcCLzQtI7ZPX/status/1124428977064431616

  

 おまけ。

天皇皇后両陛下ご成婚60年 共に歩まれた“軌跡”(19/04/11)
ANNnewsCH
https://www.youtube.com/watch?v=4iZZDnLn4Jk

2019/04/10 に公開

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2019年4月22日 (月)

10人はねられ女児ら2人死亡 87歳が運転 池袋事故

 運転していたのは、飯塚幸三旧通産省工業技術院元院長。

  

10人はねられ女児ら2人死亡 87歳が運転 池袋事故
2019年4月19日16時17分
https://www.asahi.com/articles/ASM4M46VCM4MUTIL014.html

https://www.youtube.com/watch?v=pia9TD3ZVE4

2019/04/19 に公開

【動画】乗用車とごみ収集車が衝突した交差点周辺=熊倉隆広撮影

As20190419001725_comm 事故直後の現場=19日午後0時50分ごろ、東京都豊島区南池袋2丁目、目撃者提供

 19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4丁目の都道の横断歩道2カ所で、高齢男性が運転する乗用車が歩行者らを次々とはねた。警視庁と東京消防庁によると10人が負傷した。このうち自転車に乗っていた30代の女性と、3歳ぐらいの女児が心肺停止で病院に搬送されたが、死亡が確認された。

 目白署によると、乗用車は東京都板橋区の無職男性(87)が運転していた。1カ所目の横断歩道と、約70メートル離れた別の交差点の横断歩道で複数人をはねたという。男性も負傷した。乗用車は2カ所目の現場でごみ収集車と衝突し、ごみ収集車は横転した。

 現場は東京メトロ有楽町線東池袋駅近くの交差点。

     ◇

 (4月19日午後5時45分更新)

 事故発生直後の速報で「ごみ収集車にはねられ約10人けが」と伝えましたが、警視庁のその後の調べで、歩行者や自転車をはねたのはごみ収集車ではなく乗用車であることがわかりました。ごみ収集車は乗用車と衝突して横転しましたが、歩行者らとは接触しなかったとみられています。

↑↓上記以外の写真。

As20190419001750_comm 交差点で横転しているゴミ収集車。周辺では救命活動が行われていた=2019年4月19日午後1時25分、東京都豊島区南池袋2丁目、稲垣千駿撮影
 

As20190419001759_comm 現場の地図
 

As20190419001774_comm 通行人を次々とはねて大破した乗用車(中央)と、交差点で衝突されて横転したごみ収集車(左下)=2019年4月19日午後1時24分、東京都豊島区、朝日新聞社ヘリから、仙波理撮影
 

As20190419001979_comm 事故現場周辺=2019年4月19日午後1時25分、東京都豊島区南池袋2丁目、稲垣千駿撮影
 

As20190419001869_comm 通行人を次々とはね、交差点で衝突して大破した乗用車=2019年4月19日午後1時51分、東京都豊島区東池袋4丁目、西岡臣撮影
 

As20190419001882_comm 交差点で衝突され、横転したごみ収集車=2019年4月19日午後1時50分、東京都豊島区東池袋4丁目、西岡臣撮影
 

As20190419001886_comm 交差点で衝突され、横転したごみ収集車の周辺を調べる捜査員=2019年4月19日午後1時53分、東京都豊島区東池袋4丁目、西岡臣撮影
 

As20190419001941_comm 通行人を次々とはねて大破した乗用車(右)と、交差点で衝突されて横転したごみ収集車。手前は自転車=2019年4月19日午後2時10分、東京都豊島区東池袋4丁目、西岡臣撮影
 

As20190419002023_comm 通行人を次々とはねて大破した乗用車(左)と、交差点で衝突されて横転したごみ収集車の周辺を調べる捜査員=2019年4月19日午後1時23分、東京都豊島区東池袋4丁目、朝日新聞社ヘリから、仙波理撮影
 

As20190419002043_comm 通行人を次々とはねて大破した乗用車(左下)と、交差点で衝突されて横転したごみ収集車(中央)=2019年4月19日午後1時23分、東京都豊島区東池袋4丁目、朝日新聞社ヘリから、仙波理撮影
 

As20190419002041_comm 通行人を次々とはねて大破した乗用車(左下)と、交差点で衝突されて横転したごみ収集車の周辺を調べる捜査員=2019年4月19日午後1時23分、東京都豊島区東池袋4丁目、朝日新聞社ヘリから、仙波理撮影
 

As20190419002155_comm 事故現場には車の破片や帽子などが残されていた=2019年4月19日午後2時24分、東京都豊島区東池袋4丁目、西岡臣撮影
 

As20190419002376_comm 交差点で衝突され、横転したごみ収集車の周辺を調べる捜査員=2019年4月19日午後1時52分、東京都豊島区東池袋4丁目、西岡臣撮影
 

As20190419002426_comm 衝突事故があった交差点から運ばれる壊れた自転車=2019年4月19日午後3時17分、東京都豊島区東池袋4丁目、西岡臣撮影
 

As20190419002686_comm 衝突事故があった交差点=2019年4月19日午後3時43分、東京都豊島区東池袋4丁目、西岡臣撮影
 

  

東京 池袋の母子死亡事故 ハンドル操作なし 運転ミス原因か NHKニュース
NHK ニュース
https://www.youtube.com/watch?v=3pyYOut-BF8

2019/04/22 に公開

1分50秒(#t=1m50s)から、ドライブレコーダーで妻と飯塚幸三(87)の「危ないよ、どうしたの」「どうしたんだろう」のやり取り。

↑↓上記動画の記事

東京 池袋の母子死亡事故 ハンドル操作なし 運転ミス原因か
2019年4月22日 15時31分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190422/k10011892261000.html
Internet Archive 

K10011892261_1904221546_1904221546_01_02

東京 池袋で87歳の高齢者が運転する乗用車が歩行者などを次々にはねて3歳の女の子と母親が死亡した事故で、乗用車は最初に道路脇のガードパイプに接触したあとほぼ一直線に走行して横断歩道に突っ込んでいたことがわかりました。ハンドルやブレーキを操作した様子がなく、警視庁は運転ミスが原因とみて調べています。

今月19日、東京 豊島区東池袋で、乗用車が横断歩道を自転車で渡っていた人を次々にはねたあと、ごみ収集車に衝突しさらに歩行者を巻き込みました。

この事故で自転車に乗っていた31歳の母親と3歳の長女が死亡し、8人が重軽傷を負いました。

乗用車は最初に道路脇のガードパイプに接触していましたが、ドライブレコーダーや防犯カメラの映像などから、その後、ほぼ一直線に走行し横断歩道に突っ込んでいたことが捜査関係者への取材でわかりました。

ハンドルを操作した様子はなくブレーキの痕もなかったということです。警視庁は最初に接触事故を起こしたあと、気が動転して誤ってアクセルを踏み込むなど、運転ミスが原因とみて調べています。

警視庁によりますと、運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)は、大けがをして入院していて、事故直後「アクセルが戻らなくなった」と話していたということです。

遺族「いまだ妻と娘の死に向き合えず」

東京 豊島区で87歳の高齢者が運転する車にはねられて亡くなった松永真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)の家族はコメントを出し、「最愛の妻と娘を同時に失ってからきょうまで、なぜこのようなことになってしまったのか訳が分からず、いまだ妻と娘の死と向き合うことが出来ません。当たり前のように一緒に生きていけると思っていた大切な2人を失い、失意の底にいます。家族で静かにお別れしたいと思います」と今の思いをつづっています。

  

車暴走で母子2人死亡 8人重軽傷、東京・池袋
KyodoNews
https://www.youtube.com/watch?v=43OTTvEpeY4

2019/04/19 に公開

36秒(#t=36s)から、防犯カメラに映る猛スピードで走る車と横断歩道の先にはね飛ばされた自転車。

↑↓上記動画の記事

車暴走で母子2人死亡 8人重軽傷、東京・池袋
2019.4.19 20:55
共同通信
https://www.47news.jp/3487954.html

動画 1分34秒

19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4丁目の都道で暴走した乗用車が通行人を次々にはね、近所に住む松永真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)が死亡したほか、40~90代の男女8人が重軽傷を負った。警視庁の調べに、運転していた男性(87)=板橋区=は「アクセルが戻らなくなった」と説明しており、同庁が自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで、当時の状況を詳しく調べている。

 

東京・池袋で車にはねられ10人けが=2歳女児ら2人死亡
時事通信映像センター
https://www.youtube.com/watch?v=wrYQymnoIW0

2019/04/19 に公開

↑↓上記動画の記事

東京・池袋で車にはねられ10人けが=2歳女児ら2人死亡
2019年04月19日
https://www.jiji.com/jc/movie?p=n001418

動画 1分15秒

 19日午後0時半ごろ、東京都豊島区東池袋の路上で、乗用車が近くにいた複数の歩行者をはね、ごみ収集車に衝突する事故があった。【時事通信映像センター】

  

池袋暴走事故「元院長」に疑問の声も/各社の対応
[2019年4月27日20時6分]
https://www.nikkansports.com/general/news/201904270001002.html

東京・池袋で車が暴走し母子2人が死亡し、10人が負傷した事故で、警視庁は運転していた旧通産省工業技術院、飯塚幸三元院長(87)について、負傷などを理由に逮捕せず、任意で捜査を続けている。

会員制交流サイト(SNS)では捜査の在り方や報道各社が肩書や敬称を付けて報じたことを巡り「社会的地位のある人だからか」と疑問の声も。捜査の経過と、運転者の呼称を巡る各社の対応を検証した。

▽逮捕せず

事故は19日午後0時25分ごろ発生。乗用車が約150メートル暴走、横断歩道にいた通行人をはねるなどし、自転車に乗っていた松永真菜さん(31)と長女莉子ちゃん(3)が死亡した。

警視庁は午後4時半ごろ、運転者の実名と年齢を明らかにし、職業は無職とした。職歴への言及はなかった。<1>事故を起こしたと認めた<2>けがをして搬送され、逃亡の恐れがない<3>車両やドライブレコーダーを押収し証拠隠滅の恐れもない-などの理由で、逮捕せず任意で捜査するとした。

運転者は入院。同庁は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで当時の状況を調べている。

ツイッターなどには、元官僚の経歴などが捜査や報道に影響したのでは、との見方が広がった。

警察は逮捕した容疑者を取り調べ、48時間以内に送検するかどうかを判断する必要がある。元警察官僚の沢井康生弁護士は「逮捕すれば取り調べ時間の制約を受けるため、取り調べができない入院中の逮捕は意味がない」と説明する。ただ、2人を死亡させたことと運転との因果関係が立証されれば実刑判決の可能性もあるなどとし「回復を待って直ちに逮捕すべき事案だ」とも指摘した。

▽肩書か敬称か

朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、NHK、共同通信は現在、実名に「元院長」の肩書付きで報道している。だが発生当初は違いがあった。読売は事故翌日の20日付朝刊から実名で「元院長」と肩書呼称。朝日と毎日は実名報道し「さん」を付けた。その後、朝日、毎日も「元院長」とした。

NHKと共同通信は発生日に匿名だったが、翌日から実名に切り替えた。NHKはその際「元院長」で報道。共同通信は「さん」付けで報じた後、職歴を確認し、呼称を「元院長」にした。

呼称について各社の見解を取材すると、朝日、毎日は、職歴を確認した段階で「元院長」としたとするコメントを出した。読売とNHKは、事故の重大性などを十分検討し、判断したとした。

共同通信は「当初混乱し匿名としたが、事件・事故は実名報道が原則。交通事故で任意捜査の場合は実名とした上で敬称か肩書で報じる」との立場だ。

田島泰彦元上智大教授(メディア法)は「今回は事故の社会的影響を考慮すれば、匿名報道はそぐわない。肩書か敬称かは各社の判断でいいが、読者には丁寧に説明すべきだ」と話している。(共同)

  

池袋事故 87歳運転の車は150m暴走 自転車の母娘死亡
毎日新聞2019年4月19日 19時26分(最終更新 4月20日 02時13分)
https://mainichi.jp/articles/20190419/k00/00m/040/211000c

20190419k0000m040156000p_9事故が発生した現場を調べる警視庁の捜査員ら=東京都豊島区で2019年4月19日午後1時23分、宮間俊樹撮影
 

 19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4の都道で、板橋区の無職、飯塚幸三さん(87)の乗用車が約150メートルにわたって暴走し、歩行者らを次々とはねた。警視庁によると、自転車に乗っていた近くに住む無職、松永真菜さん(31)と長女莉子ちゃん(3)が死亡し、飯塚さんを含む40~90代の男女8人が重軽傷を負った。同庁は飯塚さんが運転操作を誤った可能性があるとみて事故原因を調べている。

【写真】事故現場に落ちた麦わら帽子と子供用ヘルメット
【写真特集】池袋の多重事故 自転車も真っ二つに
<事故の一報>池袋で乗用車とごみ収集車が衝突「若い女性が血だらけに」
【事故現場の空撮】横転した清掃車、前面が破損した乗用車

 同庁や目撃者によると、乗用車は事故直前、歩道と車道を隔てる金属製の柵に接触。約70メートル先の横断歩道を渡っていた自転車の男性をはね、さらに数十メートル先の横断歩道で松永さん母子をはねた。乗用車は交差点に入って来たごみ収集車と衝突し歩行者を巻き込んだという。最後は対向のトラックと衝突して停車した。

 事故時の信号はいずれも乗用車側が赤だったとみられる。現場にブレーキをかけたような跡はなかった。飯塚さんは「アクセルが戻らなくなった」と話しているという。同乗の80代妻も病院に搬送された。同庁は回復を待って飯塚さんから詳しく事情を聴く。

 捜査関係者によると、飯塚さんは2017年の免許更新の際、認知機能検査を受けていた。運転に問題はないと判断されたとみられるが、近所に住む男性は「飯塚さんは最近、右足をひきずりつえをついていた。駐車場への車庫入れに苦労していた」と話した。

 事故の一部始終を目撃した近くの男性(43)は「車は赤信号のまま交差点に突っ込んできた。ごみ収集車に衝突する際にも、よける様子はなかった」と振り返った。現場では通行人らが「子どもがひかれた」「誰か医療関係の人はいませんか」と叫ぶ声が飛び交っていたという。

 現場は東京メトロ東池袋駅近く。豊島区役所やサンシャインシティがあり、事故時は昼休みなどで多くの人が行き来していた。【安藤いく子、土江洋範、五十嵐朋子】

  

池袋事故、87歳元官僚は“上級国民”だから逮捕されない? ネットで批判 高橋裕樹弁護士「実刑あり得る」 (1/2ページ)
2019.4.23
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190423/soc1904230010-n1.html

Soc1904230010p1 白昼の暴走事故で2人の命が奪われた=19日、東京都豊島区

 東京・池袋で19日、乗用車が暴走し、母子2人が死亡、男女8人が重軽傷を負った事故。車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)の身柄を警視庁が拘束していないことについてネット上で批判が出ている。元キャリア官僚という経歴に配慮したもので、「“上級国民”だから逮捕されない」というのだが、本当か。

 ドライブレコーダーの記録には、飯塚元院長が事故直前に「ああどうしたんだろう」と漏らす声が記録されていた。事故後には息子に「アクセルが戻らなくて、人をいっぱいひいた」と電話をかけていたという。飯塚元院長と、同乗の80代の妻はいずれも骨折した。

 飯塚元院長は2017年の免許更新時に受けた認知機能検査で、記憶力や判断力に問題はないと判定されていたという。警視庁は加齢などに伴う運動能力の低下が影響し、運転操作を誤った可能性があるとみて調べている。

 21日に神戸市営バスがJR三ノ宮駅前の横断歩道に突っ込んで2人が死亡し6人が重軽傷を負った事故では、運転手の大野二巳雄容疑者(64)が自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで現行犯逮捕された。

 一方、警視庁は飯塚元院長を逮捕していない。これについてネットでは、飯塚元院長の華やかな経歴から「上級国民」との表現が使われ、「上級国民なら罪に問われないのか」という批判が相次いだ。

(2/2ページ)
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190423/soc1904230010-n2.html

 元警視庁刑事の吉川祐二氏は「前提として、飯塚元院長が容疑者であることに変わりはない。本人が骨折などのけがを負っていることや、精神的なダメージが残っている可能性もあることから、留置場に入れてしまうと予期せぬ事故につながりかねないと判断したのではないか。今後、回復を待って逮捕する可能性はある」と指摘する。

 「逮捕された場合も、勾留はされないのではないか」と話すのは弁護士の高橋裕樹氏。

 18年5月、神奈川県茅ケ崎市で90歳の無職女性が運転する乗用車が交差点で歩行者4人をはね、死傷させた事故では、神奈川県警が自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で女性を逮捕したが、横浜地裁が横浜地検の勾留請求を却下。女性は釈放され、任意の捜査に移行した。

 今回の事件が刑事裁判に発展した場合の展開について、前出の高橋氏は、「飯塚元院長が言うように乗用車に機能的な問題があったのか、もしくは自身の認知機能が低下していると知っていながら運転に踏み切ったのかなど、事故の原因が争点になるだろう。場合によっては高齢者でも実刑判決を受ける可能性はある」と解説する。

 2人の命が奪われた事実は重い。

  

 飯塚幸三(87)旧通産省工業技術院元院長の写真が載っている記事。

池袋暴走 母子死亡事故…なぜ逮捕されない?“上級国民”説の真相 元院長の今後は?
めざましテレビ 2019年4月26日 金曜 午後2:30
https://www.fnn.jp/posts/00044953HDK

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4月19日に東京・池袋で車が暴走し、3歳の女の子と母親が死亡、重軽傷者7人を出した事故。
事故から5日以上経った今でも こちらの献花台に 花を手向けに来られる人が 見られる。

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飯塚元院長が逮捕されないことへの疑問の声

この事故で車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)が、未だに逮捕されないことに疑問の声が上がっている。

30代女性:
逮捕されないことがあるんですかね。

20代女性:
やっぱ疑問は…なんでだろう?っていうのはあります。

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なぜ飯塚元院長は任意の事情聴取にとどまり逮捕されないのだろうか?

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飯塚元院長とはどのような人物なのか

そもそも、飯塚元院長はどのような人物なのか?
飯塚元院長を知る人はこう話す。

飯塚元院長を知る人:
“ボケる”とかそういうことはなく、頭の回転の方は全然 ご立派な方でしたけどね…

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“上級国民”という、あまり聞き慣れないワードがツイッターなどでつぶやかれる理由は、飯塚元院長の経歴に由来するといわれている。

飯塚元院長は、旧通産省工業技術院の院長。さらに日本計量振興協会元会長や大手農機メーカー元副社長、日本工学アカデミー顧問など、数々のポストを歴任している。

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2015年には、秋の叙勲で瑞宝重光章を受章。これは公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた人に与えられる瑞宝章の中で2番目に栄誉がある勲章。

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上級国民だから逮捕されない?

こうした中、事故直後から逮捕の動きが見られないことに、様々な憶測を呼んでいる。
「たった1人の上級国民様を守るために大多数の下級国民を敵に回すよ?」
「上級国民に轢かれても泣き寝入りしないといけないなんて」
その経歴から「上級国民」という造語を用いた批判が相次ぐ事態に。

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飯塚元院長が逮捕されない理由とは

では本当に経歴が、警察の捜査に影響することはあるのか?

フジテレビ社会部デスク 平松秀敏:
逮捕されないのではなく、逮捕できない状況なんです…。飯塚元委員長も今回の事故によって胸を骨折していて
恐らく重傷でしょう。そうするとその治療に専念しなければいけないわけですから警察としても逮捕はできない

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フジテレビ社会部デスク 平松秀敏:
実は入院中に逮捕しても、原則48時間以内に容疑者を送検するか釈放するかを判断する必要があり、十分な捜査を行えないおそれがある。

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また、今回のケースでは、事故直後に事実関係を認めていることや、ドライブレコーダーも提出済みで証拠隠滅を図る恐れは低く、急いで逮捕する必要性はないという。

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今は入院中で逮捕できないという状態…では飯塚院長の今後はどうなるのだろうか?

フジテレビ社会部デスク 平松秀敏:
これぐらいの大事故を起こした容疑者、人物は逮捕されるケースが圧倒的に多いので
(飯塚元院長が)退院後に逮捕される可能性は十分にあると思います。

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フジテレビ社会部デスク 平松秀敏:
逮捕されないケースでも任意捜査後裁判で実刑判決が下され、交通刑務所に入る可能性もある。

00044953hdk22
 

(「めざましテレビ」4月26日放送分より)

  

 飯塚幸三(87)旧通産省工業技術院元院長の写真だけでなく、運転していた車種がトヨタのプリウスと特定して報道している週刊文春の記事。

「人をいっぱい轢いちゃった」 池袋暴走事故、87歳の元通産官僚は「ものすごい先生」だった
「週刊文春」編集部 2019/04/27 source : 週刊文春 2019年5月2・9日号
https://bunshun.jp/articles/-/11782

「物凄い先生ですよ。計量学の権威なんです。何とも言えない毛並みの良さもあって。1カ月前に計量史学会の会議が神楽坂の日本計量会館でありました。その時も飯塚先生だけ車で来ていて、会館に横付けしていた。ただ、歩く時は杖をついていて、会議後、先生に『ちょっと肩押さえてくれ。押さえてくれないとまずいんだ』と言われ、肩を支えて車まで行ったんです。前に『先生、よくこんな細い路地のところを運転できますね』と聞いた時には、『段差のある所は転ぶから嫌で。車を運転した方が楽なんです』と言っていたんだけどね……」(日本計量史学会副会長の黒須茂氏)

◆ ◆ ◆

 旧通産省の飯塚幸三元工業技術院長(87)が自家用車のプリウスで東池袋の大通りを約150メートルにわたって暴走したのは、4月19日正午過ぎ。8人の通行人を引き倒し、自転車で横断歩道を渡ろうとしていた松永真菜さん(31)と長女・莉子ちゃん(3)の死亡が確認された。

Img_4a7529ccab09a88763ac3a4189a6621c3349 プリウスのフロントが大破

「警視庁が押収したドライブレコーダーに同乗していた妻から『危ないよ、どうしたの』と言われ、『あぁ、どうしたんだろう』と答えている飯塚氏の声が残っていました。事故直後、飯塚氏は息子に錯乱状態で電話し、『アクセルが戻らなくなり、人をいっぱい轢いちゃった』と話していたそうです」(社会部記者)

通産省時代の華麗な経歴

 今回の事故を引き起こすまでの飯塚氏の経歴は、それは華麗なものだった。

Img_844d16886365609ada92c4487efda8a71170 飯塚元院長(ブログ「『計量計測データバンク』とその情報」より)

 旧制浦和高校、東京大学工学部を卒業後、1953年に通産省に入省。技術畑を歩み86年、傘下に13の研究所と約3000人の研究者を抱える工業技術院長に上り詰めた。

 通産省時代の同期で田中角栄元首相の秘書官でもあった、小長啓一元通産事務次官が振り返る。

「工業技術院長は技術職としては最高のポスト。飯塚さんは傑出した能力、調整力、リーダーシップを発揮していました。第一次石油危機の際には、再生エネルギーなどの議論を進める『サンシャイン計画』に関わっていたと思います」

https://bunshun.jp/articles/-/11782?page=2
院長時代の給与は、年収2000万円弱

 院長時代の給与は、年収2000万円弱。当時の退職金は3000~4000万円程度だったという。元工業技術院総務部長、大野隆夫氏が証言する。

「飯塚氏は、工業技術院などのOB組織『産工会』の会長も務めていた。毎春、如水会館でパーティを開くのですが、その会を取り仕切っていたのが、博士号も持つドクター飯塚です」

 いわば“通産省技系官僚のドン”だった飯塚氏。89年6月の退官後は一般社団法人機械振興協会副会長を経て、92年、農具最大手のクボタに専務として三顧の礼で迎え入れられた。

Img_07ba25a6accd74859a239f20215a443d3838 現場に設置された献花台

「00年、代表取締役副社長を最後に退任するまで研究開発を舵取りしていました」(クボタ関係者)

 71歳になった飯塚氏は02年3月、板橋区の新築分譲マンションへと引っ越し。価格は約4500万円だったが、通産省やクボタ時代の退職金などを元にキャッシュで購入したと見られる。この地で飯塚氏は同い年で誕生日も9日違いの妻と2人、“セカンドライフ”をスタートさせた――。

  

参考:この4月19日午後0時25分の池袋暴走事故の後、二日後21日に起きた神戸市バスの暴走事故。記事の扱いの差が違い過ぎ。

神戸市バス暴走、乗客「運転手体調悪そうだった」 日曜午後の繁華街騒然
2019.4.21 23:41
https://www.sankei.com/affairs/news/190421/afr1904210032-n1.html

Afr1904210032p1 バスが歩行者をはねる事故が起こり、騒然とするJR三ノ宮駅前の横断歩道周辺=21日午後3時32分、神戸市中央区(須谷友郁撮影)

 「助けて」「大丈夫か」-。大勢の買い物客らが行き交う日曜午後の神戸の繁華街に、悲鳴や怒号が響いた。神戸市中心部のJR三ノ宮駅北側の横断歩道で21日、神戸市営バスが歩行者をはね、男女8人を死傷させた事故。バスは人や自転車を車輪に巻き込みながら暴走した。直前にバスを降りた乗客の男性会社員(43)は、「(運転手は)体調が悪そうだった」と振り返る。バスに何が起こったのか。

 事故直後、道路上には複数の歩行者が倒れ、血を流した若い女性に駆け寄る別の歩行者の姿も。間もなく警察や消防の車両が到着し、人々の悲鳴や怒号はサイレン音にかき消された。

 現場近くの飲食店に勤務する40代男性は「右前輪の下に1人が引きずられ、左前輪には自転車が絡まっていた」と現場の凄惨(せいさん)さを証言。事故を直接目撃した同市の高校3年の男子生徒(17)は「バスは歩行者4~5人をはね、中央分離帯に衝突して止まった。悲鳴が聞こえ女性2人が倒れていた」と述べた。

 神戸市北区の男性会社員はこの日、事故を起こしたバスに乗車し地下鉄三宮駅前で下車。大勢の歩行者とともに、停留所南側の横断歩道を青信号で渡っていると、突然「バーン」という音とともに女性の悲鳴が聞こえ、片側4車線の中央分離帯に車体をこすりながら停車するバスが見えた。

 運転手の大野二巳雄(ふみお)容疑者(64)=自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で現行犯逮捕=とは、下車直前の精算の際に顔を合わせたといい、「体調が悪いのか、しんどそうな様子だった」と話した。

 また、市内の自宅前で取材に応じた妻(53)は大野容疑者について「10年ほど前から糖尿病を患い、毎日薬を使用しているが、何かしらの症状が突然現れたことはない」と説明。この日は普段通り、午前5時ごろに出勤したといい、被害者に対し「大変申し訳ない」と謝罪した。

 今回の事故現場から数十メートル北の歩道では3年前の平成28年5月、60代の男が意識を失った状態で乗用車を運転し、14~51歳の男女5人をはねて重軽傷を負わせる事故が発生。車はボンネットの上に歩行者2人を乗せたまま数十メートルにわたり暴走した。

 当時の事故を知る同市中央区の高校2年の男子生徒(16)は「現場付近は多くの車が行き交い、買い物客らの人通りも多い。現場を通るたびに危険な場所だと思っていた」。同市須磨区のトラック運転手の男性(50)は「人が集まるエリアで特に休日は人が密集する。『またここで事故が起きたか』と信じられない気持ち。改めて安全運転を心がけようと思った」と語った。

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2019年4月11日 (木)

契約時調達額1機140億円の空自最新鋭ステルス戦闘機F35Aがレーダーから消失後に墜落

 今回墜落の通常離着陸型A型機は契約時調達額1機140億円で、105機配備する予定らしい。計1兆4700億円。これプラス短距離離陸・垂直着陸可能なB型を42機配備する予定なので約6000億円程増えるから2兆円を超える出費。防衛予算は4年続けて5兆円を超え、7年連続増で過去最高だ。国民生活はやせ細るばかり

  

最新鋭機とパイロットに何が=「ノック・イット・オフ」、最後の通信-F35墜落事故
2019年04月11日00時31分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019041100020&g=soc

20190410ds41_p 青森県沖の太平洋に墜落した航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35A=航空自衛隊提供

  

 航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが青森県沖の太平洋上に墜落した事故。世界で最初のF35Aの墜落事例となり、国内外に衝撃を与えた。行方不明になった40代の男性パイロット=3等空佐=は4機編隊の1番機で、編隊長(通称4機リーダー)を務めていた。機体の不具合なのか。それとも、操縦上のトラブルや、一時的に上下の感覚を喪失する空間識失調などが原因なのか。自衛隊はパイロットの救出と機体の発見に全力を挙げるとともに、訓練に参加していた僚機のパイロットから当時の状況を詳しく聴いている。

F35A 国内組み立て初号機 写真特集

 ◇ACM訓練で離陸、レーダーロスト
 墜落したF35は9日午後6時59分に三沢基地(青森県)を離陸。この日の訓練は「ACM」と呼ばれる対戦闘機戦訓練だった。4機で行う場合には、一般的には2対2などの組み合わせで敵機役などを決めて行う。

 三沢基地から同基地東方約135キロの現場空域までは10分ほどの距離。離陸から約30分後にレーダーから航跡が消失し、その直前にパイロットが「Knock it off(ノック・イット・オフ=訓練を中止する)」と送信したのを最後に通信は途絶えた。訓練前半か中盤に差し掛かったと頃に、何らかの異常があった可能性がある。座席ごと機外に脱出するベイルアウトしたのかも含め不明だ。

20190410ds47_p 青森県沖の太平洋に墜落した航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35A。機体番号は「79-8705」。国内組み立ての初号機だった=[航空自衛隊提供写真を一部拡大]

  
 空自によると、飛行時間約3200時間のベテランで、F35の飛行時間は約60時間だった。

 ◇有視界外で訓練中か
 F35はレーダー反射を抑え、高度なセンサーを備える機体の特性から、敵より先に探知し、目視できない有視界外から空対空ミサイルで相手を撃退できる。ドッグファイトと呼ばれる近接空中戦は運用上、想定されていない。岩屋毅防衛相は事故当日の記者会見で「夜間の訓練なので難易度が高い訓練だと思う」と語ったが、訓練の詳細は明らかにされていない。

 ただ、岩屋防衛相は翌日の記者会見で、「かなり距離が離れたところで訓練をやっていた。つまり目視できるような距離での訓練ではなかったと承知している」と述べている。

20190410ds43_p 横須賀基地(神奈川県)配備の米海軍イージス艦「ステザム」=米海軍提供

  

 互いに有視界外のかなり離れたポジションに位置し、対戦闘機訓練を実施していた可能性がある。

 ◇機体は厳しい保全措置
 F35は米ロッキード・マーチン社を中心に国際共同開発され、米、英、イタリア、イスラエル、韓国、オーストラリアなども導入・選定。機体の管理や運用情報は厳しい保全措置がなされている。空自のF35は今年3月26日に臨時飛行隊から第302飛行隊に新編されたが、公表されている隊員の氏名は302飛行隊長だけだ。機密性の高い機体と情報を扱うために、その他の隊員は非公表になっている。

 空自によると、機体は水深約1500メートルに沈んでいる。引き揚げは難航が予想され、回収できたとしても、機体の部位によっては保全上、公表されない可能性もある。米軍は三沢基地の哨戒機P8ポセイドンと横須賀基地(神奈川県)配備のイージス艦「ステザム」を現場に派遣し、捜索に協力している。墜落現場付近にロシアや中国の軍用機や艦船が接近しないか警戒する目的もあるとみられる。

 ◇機体は日の丸初号機
 墜落した機体は、三菱重工業が組み立てた国内製造初号機。2017年9月に航空自衛隊が受領し、その後、米国で性能確認試験を実施。翌年5月28日に三沢基地に配備された。機体番号は「79-8705」。契約時の調達額は約140億円だった。(時事通信社編集委員 不動尚史)。

  

 パイロットの名前は細見彰里(ほそみ・あきのり)3等空佐(41)

F35墜落、統幕長が陳謝=パイロット氏名公表、捜索続く-防衛省
2019年04月11日16時26分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019041100894&g=soc

20190411at44s_p 最新鋭ステルス戦闘機F35Aの墜落事故について、定例記者会見で陳謝する山崎幸二統合幕僚長=11日午後、防衛省

  

 航空自衛隊三沢基地(青森県)の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが墜落した事故で、制服組トップの山崎幸二統合幕僚長は11日の定例記者会見で、「地元や国民に不安を与えてしまい、深くおわびする」と陳謝した。空自は同日、墜落機のパイロットの氏名を公表した。

 自衛隊は24時間態勢で、海上保安庁や米軍と共に捜索を継続。秘匿性の高いF35の情報を中国やロシアが収集するとの懸念に対し、山崎統幕長は「常に監視している。引き続き監視態勢を取っていきたい」と話した。これまでに特異な動きは確認されていないという。
 空自によると、安否不明のパイロットは細見彰里3等空佐(41)。空自は家族の了承を得たとして、氏名を公表した。総飛行時間約3200時間のベテランで、F35Aでは約60時間だった。

  

空自最新鋭ステルス戦闘機F35Aレーダーから消失 墜落か
毎日新聞2019年4月9日 21時08分(最終更新 4月10日 00時50分)
https://mainichi.jp/articles/20190409/k00/00m/040/273000c

20190410k0000m040003000p_9 青森県沖で消息を絶ったF35Aステルス戦闘機。国内で組み立てられた初号機として三菱重工業小牧南工場での式典で関係者や報道陣に公開されていた=愛知県豊山町で2017年6月5日、兵藤公治撮影

  

 9日午後7時27分ごろ、航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)所属の最新鋭ステルス戦闘機F35A1機(乗員1人)が同基地の東約135キロの太平洋上を訓練飛行中にレーダーから消え、連絡を絶った。墜落した可能性があり、空自などが救難機などで周辺を捜索している。空自が現在保有する同型機12機は当面、飛行を中止する。

 【写真特集】最新鋭ステルス戦闘機「F35A」とは?
 【写真特集】航空自衛隊の主な装備
 <最新型戦闘機「F35A」は誰のものか?>
 <F35戦闘機を数十機、追加購入へ 航空自衛隊、米に購入促され>
 <ボーイング、装置の誤作動認める 2件の墜落事故で>

 F35を巡っては、昨年9月に短距離離陸・垂直着陸可能なB型が米国で墜落したが、通常離着陸型のA型は、これまで墜落したことがない。日本はA型を計105機、B型を42機取得する方針で、事故の原因次第では今後の取得計画に影響が出る恐れがある。

20190409k0000m040316000p_6 機体がレーダーから消えた地点

  

 空自によると、消息を絶ったF35は40代の男性3等空佐が操縦。午後7時ごろに計4機で三沢基地を離陸し、青森県沖上空で戦闘機同士の戦闘訓練をしていた。岩屋毅防衛相は9日夜、防衛省で報道陣に「原因は不明だが、まずは人命救助に全力を尽くしたい」と語った。

 空自のF35Aは老朽化したF4戦闘機に代わる機体として昨年1月に全国で初めて三沢基地に配備され、先月26日に12機の第302飛行隊が編成されたばかりだった。今回の機体の取得費は約140億円で、これまでに計13機が配備されている

20190409k0000m040311000p_9 航空自衛隊のF35Aステルス戦闘機のレーダー消失について説明する岩屋毅防衛相=防衛省で2019年4月9日午後10時7分、木下訓明撮影

  

 F35は米国のロッキード・マーチン社を中心に開発され、A型は全長15.7メートル、幅10.7メートル。最大速度はマッハ1.6で、レーダーに映りにくいステルス性能や高性能のセンサーなどを持ち、対地・対艦攻撃も可能だ。2016年に米空軍で初期運用能力を獲得し、実戦配備が可能になった。空母用のC型を含めて3種類あり、世界で10カ国以上が取得する方針とされる。【前谷宏】

最近の主な自衛隊機事故

2009年12月 長崎市沖で海上自衛隊の哨戒ヘリが墜落、乗員2人死亡

 12年 4月 青森県の陸奥湾で海自ヘリが護衛艦に接触し墜落、機長が死亡

 15年 2月 宮崎県えびの市の山中に海自ヘリが墜落、乗員3人死亡

 16年 4月 鹿児島県鹿屋市の山中に空自の飛行点検機が墜落、乗員6人死亡

 17年 5月 北海道北斗市の山中に陸自の連絡偵察機が墜落、乗員4人死亡

    8月 山口県岩国市の海自岩国航空基地で海自の輸送ヘリが横転、乗員4人負傷

    8月 青森県沖で海自の哨戒ヘリが墜落、乗員3人のうち2人死亡、1人行方不明

    10月 浜松市沖で空自の救難ヘリが墜落、乗員4人のうち3人死亡、1人行方不明

 18年 2月 佐賀県神埼市で陸自ヘリが墜落。墜落した民家にいた小5の女児が軽傷、乗員2人死亡

 19年 2月 山口県沖で空自のF2戦闘機が墜落、乗員2人負傷

  

青森県沖で浮遊物 不明の空自F35A一部か
毎日新聞2019年4月10日 09時00分(最終更新 4月10日 10時09分)
https://mainichi.jp/articles/20190410/k00/00m/040/024000c

20190409k0000m040276000p_9 最新鋭ステルス戦闘機F35A=空自提供

  

 航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)所属の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが青森県沖の上空で消息を絶った事故で10日朝、現場周辺の海域に複数の浮遊物があるのが見つかった。防衛省関係者が明らかにした。機体の破片の一部とみられ、墜落した可能性が強まった。空自などが回収して特定を進める。

 現場周辺では消息不明となった9日から夜通しで、空自の救難機や海自の艦艇などが操縦士の40代の男性3佐や機体の行方を捜索している。

 消息を絶ったF35Aは9日午後7時ごろ、計4機で三沢基地を離陸。同基地の東約135キロの洋上で夜間の戦闘訓練を実施中にレーダーから機影が消え、無線にも応答しなくなった。異常を知らせるようなやり取りや救難信号は確認されていないという。【前谷宏】

  

F35A最新鋭機116億円 防衛省、単価を初公表
共同通信社 2019/01/08 21:01
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/f35a最新鋭機116億円-防衛省、単価を初公表/ar-BBRXS3I#page=1

Bbrxpcjimg © KYODONEWS F35A最新鋭ステルス戦闘機=2018年1月、青森県の航空自衛隊三沢基地

  

 防衛省は8日、昨年12月に閣議決定された2019~23年度の中期防衛力整備計画(中期防)に盛り込まれた主要な防衛装備の単価を公表した。1機当たり100億円超と見込まれていた最新鋭ステルス戦闘機F35A(27機取得予定)は約116億円と明示した。同省によると、中期防の主要装備の単価を一般向けに公表するのは初めて。防衛装備取得にかかわる予算の膨張懸念に配慮した対応とみられる。

 防衛予算は4年続けて5兆円を超え、7年連続増で過去最高となったことも背景。ただ価格は中期防策定時点での同省の見積もりで、為替レートなどで今後変動する可能性がある。
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© KYODONEWS 防衛省

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2018年10月 4日 (木)

貴ノ岩、日馬富士を提訴 2400万円請求 傷害巡り

 貴ノ岩の日馬富士提訴は至極当然。司法の場で決着をつけた方がいい。片や加害者の日馬富士は9月30日に盛大に引退相撲を行い収入を得た。その一方で、被害者の貴ノ岩は、師匠の貴乃花親方が協会からの退職を余儀なくされ、所属先も千賀ノ浦部屋に替わった。貴ノ岩側弁護士の説明では元日馬富士の代理人との間で損害賠償について協議したが、示談は成立しなかった。そのため、東京簡易裁判所に民事調停の申立を行い、調停委員会の斡旋による解決を目指した。第2回の調停が予定された9月26日当日になって元日馬富士の代理人が突然欠席すると通告したため、調停委は調停を不調として終わらせたという。そのため、今回の提訴にいたったとの事だ。日馬富士の対応を見ていると、反省しているとは到底思えない。こんな男が元横綱とはあきれた話しだ。

 

貴ノ岩が提訴へ 示談金に“誠意なし”千賀ノ浦親方困惑「貴親方と話さないと…」
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/10/04/kiji/20181003s00005000498000c.html

20181004s00005000022000p_view 朝稽古を終え報道陣の取材に答える千賀ノ浦親方(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 幕内・貴ノ岩(28=千賀ノ浦部屋)が、4日にも元横綱・日馬富士を提訴することが分かった。代理人の弁護士が会見を開き説明する。貴ノ岩は昨年の秋巡業で暴行を受け頭部を負傷。昨年11月の九州場所と1月の初場所の休場に追い込まれていた。そのため代理人を立て示談交渉していたが、提示された金額に誠意がみられないとして話し合いを打ち切った。貴乃花親方の退職まで招いた事件は、新たな展開を迎える。

 暴行事件をきっかけにした被害者と加害者の対立は、ついに法廷に持ち込まれることになった。元日馬富士が昨年12月に略式起訴され、今年1月には罰金50万円の略式命令を出されたことを受け、貴ノ岩側は示談交渉をスタート。しかし関係者によれば、これまでの話し合いを通じて提示された金額は不当に低いものだったという。「50万円と聞いている。それでは(調停などの)費用も出ない」と不信感を募らせた

 貴ノ岩自身は元日馬富士からの暴行で頭部を負傷し、九州場所と初場所を休場。3月の春場所から復帰したものの、十分な稽古ができず千秋楽にようやく勝ち越し。だが、その後の春巡業はPTSD(心的外傷後ストレス障害)と左足関節症で休場している。PTSDは強度の精神的傷害が原因で起きることから、元日馬富士による暴行がその引き金になったとみられていた。そうした精神的、肉体的なダメージに加え入院、通院、休場による経済的な損失を考慮しての要求だったにもかかわらず、元日馬富士側の対応は誠意あるものとして、受け入れられるものではなかったようだ

 さらに貴ノ岩側が疑心暗鬼になったのが、示談の話し合いの情報が外部に漏れたこと。関係者は「話が表に出ると向こうが困るだろうと思って注意していたのに」と話す。一部では貴ノ岩側が3000万円を要求していると報じられたが、関係者は「額は違います」と話した

 元日馬富士は9月30日に盛大に引退相撲を行い収入を得た。その一方で、被害者の貴ノ岩は、師匠の貴乃花親方が協会からの退職を余儀なくされ、所属先も千賀ノ浦部屋に替わった。暴行事件が起きて以降、受けたダメージは計り知れない

 この日、新師匠の千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)は旧貴乃花部屋勢の合流後初めての稽古指導を行った。貴ノ岩は不在だったため、慰謝料問題については「今、初めて(聞いた)。全然分からない。それについては貴乃花親方と話し合わないとだめですね」と困惑した表情を浮かべていた。

 ▼横粂勝仁弁護士 一般人だと50万円が示談金の相場だが、収入や立場によっては300万円で示談した例もある。しかし示談が決裂すれば提訴という形で民事裁判を起こし争うことになる。

 今回のようなケースでは、<1>入院費や交通費など実際に費やした額

<2>休業による損害金

<3>精神的慰謝料

の3つを求めることになる。中でも<2>の休業による損害金が一番の論点で、2場所休場して幕内から十両に陥落したことがどれほどの損失なのか。一般のサラリーマンであれば規定はあるが、過去の成績を示して、出ていれば優勝していたとか、昇進していたとかを主張した場合、そこの認定を裁判官がどう判断するか。<3>の精神的慰謝料は、殴られたことによる精神的被害は高くて100万円ぐらい。私の見解だが、被害者側が1000万円を求め、最終的に500万円ぐらいで落ち着くのではないだろうか。

20181004s00005000104000p_view
3月、貴ノ岩関(左)とともに取材に応じる貴乃花親方
Photo By スポニチ

[ 2018年10月4日 05:30 ]

 

貴ノ岩、慰謝料など2413万円 日馬富士関を提訴
[2018年10月4日11時21分]
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201810040000314.html

201810040000358w500_0 貴ノ岩からの訴え提起について

元横綱日馬富士関から昨秋に暴行を受けた前頭貴ノ岩(28=千賀ノ浦)の代理人弁護士は4日、都内で会見し、同日付で東京地方裁判所に損害賠償を求め、民事訴訟を提起したと明らかにした。

説明によると、元日馬富士関の代理人との間で損害賠償について協議したが、示談は成立しなかった。そのため、東京簡易裁判所に民事調停の申立を行い、調停委員会の斡旋による解決を目指した。第2回の調停が予定された9月26日当日になって元日馬富士関の代理人が突然欠席すると通告したため、調停委は調停を不調として終わらせたという。そのため、今回の提訴にいたったと説明した

請求金額は2413万5256円で内訳は次のとおり。

●積極損害

入院治療費等…合計435万9302円

●逸失利益

<1>給与差額…148万1840円

<2>懸賞金の逸失…900万円

<3>巡業手当の逸失…38万円

<4>退職時の幕内養老金等の減…172万円

合計1258万1840円

●慰謝料…500万円

●弁護士費用…219万4114円

 

2018.10.4 10:42
貴ノ岩、元日馬富士に損害賠償求め提訴 慰謝料など約2400万円
https://www.sanspo.com/sports/news/20181004/sum18100410420004-n1.html

特集: 元日馬富士・暴行問題

Sum18100410420004p1 貴ノ岩

 元横綱日馬富士の傷害事件を巡り、被害者の貴ノ岩関は4日、慰謝料など約2400万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。代理人弁護士が記者会見して明らかにした。

 元日馬富士は昨年11月、事件の責任を取って引退。昨年12月に傷害罪で略式起訴され、罰金50万円を納付した。

 起訴内容などによると、秋巡業中の昨年10月26日未明、鳥取市内にあるラウンジの個室で、貴ノ岩関をカラオケのリモコンで殴るなどし、約12日間のけがをさせたとしている。

 代理人弁護士によると、請求の内訳は入院治療費や慰謝料のほか、事件がなければ得られた給与や懸賞金、巡業手当など。昨年暮れに元日馬富士側から示談の申し入れがあり、交渉を進めたが決裂した。今年8月、東京簡裁に民事調停を申し立て、これも不調に終わったため提訴した。

 元日馬富士側は30万円や50万円の支払いを提示したという。

 貴ノ岩関の代理人を務める佐藤歳二弁護士は「貴ノ岩関は当初、引退も考えた。相手側とは根本的に考え方が違った」と話した

 事件を巡っては、内閣府に提出した告発状(後に取り下げ)の内容が事実無根だと認めるよう日本相撲協会の役員から求められたことを理由に、貴ノ岩関の師匠だった元貴乃花親方(元横綱)が今月1日付で協会を退職している

 

貴ノ岩、日馬富士を提訴 2400万円請求 傷害巡り
北沢拓也
2018年10月4日11時43分
https://www.asahi.com/articles/ASLB42V21LB4UTIL002.html

As20181004001314_comm 貴ノ岩

 大相撲の幕内貴ノ岩(28)が4日、元横綱日馬富士(34)から受けた暴行で休場や十両陥落を余儀なくされたなどとして、日馬富士に2413万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 請求額の内訳は、治療費435万円、けがの影響で十両に陥落した間の幕内との差額給与148万円、本来得られたであろう懸賞金900万円、慰謝料500万円など。


As20181004001193_comm 元横綱日馬富士

 貴ノ岩の代理人弁護士によると、日馬富士側から昨年末に示談の申し入れがあり、今年3月に交渉を始めたが決裂した。8月に東京簡裁に民事調停を申し立てたが、9月26日の調停を日馬富士側が欠席して不調に終わったため、提訴に踏み切ったという。

 提訴を受けて日馬富士の代理人は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。

 貴ノ岩は昨年10月、鳥取市内のラウンジで、日馬富士から頭をカラオケのリモコンなどで殴られて負傷。翌11月の九州場所を休場して十両に陥落し、今年1月の初場所も休場した。日馬富士は事件の責任を取って引退し、傷害罪で罰金50万円の略式命令を受けた。(北沢拓也)

関連エントリ:
貴乃花引退会見後に出た記事、ほか関連記事。相撲協会の悪評は広がるばかり。

2018年9月25日貴乃花親方が協会に「引退」を届け出 記者会見で「真実曲げられない」

白鵬はインチキ横綱。それが調べた結論。プロレス相撲はいらない、横綱の資格を剥奪すべきだ。

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2018年10月 3日 (水)

貴乃花引退会見後に出た記事、ほか関連記事。相撲協会の悪評は広がるばかり。

 最初に相撲協会の問題点を指摘、痛烈に批判している記事など。

 次に貴乃花の弟子・床山・世話人、計10人の移籍先の記事なども(相撲好きな人が行きやすいように、移籍先 千賀ノ浦部屋の地図と玄関前の写真等もアップ

 

古賀茂明「貴乃花引退で記者クラブは潰した方がいいと思う理由」
古賀茂明 2018.10.1 07:00 dot. #古賀茂明
https://dot.asahi.com/dot/2018093000021.html

2018093000021_1 古賀茂明(こが・しげあき)/1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。元報道ステーションコメンテーター。最新刊『日本中枢の狂謀』(講談社)、『国家の共謀』(角川新書)。「シナプス 古賀茂明サロン」主催


2018093000021_2 引退を表明した貴乃花親方(c)朝日新聞社

 9月25日、突然の引退会見を開いた貴乃花親方。一般人はもちろん、報道関係者にとっても、それは驚きだったようだ。

【引退を決意した貴乃花親方】

 当日は火曜日。いつものように朝日放送テレビ(ABC)の情報番組「キャスト」に出演するために大阪にいた私も、番組前にテレビ局スタッフからその話を聞いて驚いた。番組中に17時からモニターに映し出された貴乃花親方の会見を冒頭から15分程度リアルタイムで視聴した。その後1時間半近く続いた会見の模様は後でネットで確認したが、この問題が、「日本相撲協会」による貴乃花親方への「パワハラ」事案であることを理解するのには、会見の冒頭15分で十分だった。そして、会見全体を見た後には、これは、協会による周到な貴乃花親方追放の謀略なのではという強い疑念も湧いてきた。

 本件には三つの大きな問題がある。

 中でも最大の問題は、全ての親方は「一門」に属さなければならないと協会が決めたことだ。「一門」とは、一言で言えば相撲の世界でのいわば「派閥」のようなもので、古い伝統はあるものの、公益法人である相撲協会が、全ての親方が、「一門」に属することを強制することを正当化する理屈を見つけるのはかなり困難であろう。

 協会側は、一門には国の補助金の一部が支給されているので、使途の透明化を図り協会全体のガバナンスを向上するために全親方が五つの一門に所属して取り組むという趣旨だと言い訳しているが、この「一門制度」で、自由な意見が言えなくなり、透明な協会運営ができなくなったり、八百長の温床になるという指摘がなされていて、そちらの方がはるかに説得的だ。補助金の使途の透明化なら、部屋ごとに監査法人による監査を義務付けたらどうだろうか。貴ノ岩傷害事件について、第三者検証委員会も設けず、反論の機会を与えないまま中間報告を公表したような協会が、こういう時だけ、とってつけたように「ガバナンス」を口実にすることにも強い違和感を覚える。そもそも、透明化とかガバナンスというなら、まず、一門ルールを決定したのに隠し続けてきたことをどう説明するのか、その一事をもってしても協会の言い分の説得力は全く失われてしまうのではないだろうか。

次のページ 告発状の内容は真実だったのか
https://dot.asahi.com/dot/2018093000021.html?page=2

 二つ目の問題は、貴乃花親方による内閣府の公益認定等委員会への告発状について、8月に「事実無根な理由に基づいてなされたもの」と結論付けられた文書を協会が正式に貴乃花親方に対して手交し、8月末までにこの見解に対する考えを回答しろと要請したということだ。本件は、覚えておられる方も多いと思うが、横綱(当時)日馬富士による貴乃花部屋の力士貴ノ岩に対する傷害事件に関し、貴乃花親方が、内閣府公益認定等委員会に告発状を提出したものだ。傷害事件の真相は不明な点が多いが、その後、貴乃花部屋の力士貴公俊による暴行事件があったことから、貴乃花親方は3月28日付で告発状を取り下げていた。もちろん、二つの事件は全く無関係だが、貴乃花親方が、自分の部屋から不祥事を出したので、他人のことをとやかくは言えないという理由で自主的に取り下げたものだ。事実無根だったということを認めて取り下げたものではない。

 しかし、協会は、外部弁護士の見解を踏まえたとしつつ、貴乃花親方の告発が「事実無根」だったと結論付けたのだ。もちろん、貴乃花親方はこれを認めることなど到底できない。これに対する反論書を提出したところ、9月27日に開かれる年寄総会への呼び出し状とともに、「貴殿自身は一切回答するつもりがないように思われ、協会と直接に対話しようとしない貴殿の姿勢は非常に遺憾です」という内容の回答が協会側からなされた。その後、貴乃花親方によれば、「認めないと親方を廃業せざるを得ないという有形無形の要請を受け続け」たと証言した。

 つまり、協会側は、事実無根説に固執し、貴乃花親方の主張に耳を貸すつもりなど全くなかったに違いない。27日の年寄総会に貴乃花親方が出席すれば、つるし上げ集会のような状況になるのは誰でも予想できた。貴乃花親方の心境を察すれば、これを欠席したのは、やむを得なかったと考えられる。

 第一の問題と第二の問題を同時に突き付けられた場合、貴乃花親方の立場がどうなるのかは、誰にも容易に想像できる。協会の「一門所属義務」を満たすためには、どこかの一門に「入れてください」と頭を下げる必要がある。その際、各一門は、協会の正式見解である「告発状事実無根説」を認めろというだろう。中には、貴乃花親方を救いたいという部屋もあるかもしれないが、事実無根を認めないまま貴乃花親方を受け入れようとすれば、多数派の反貴乃花の親方たちからの強力な締め付けに合うことは確実だ。現にAERAdot.報道でもそうした証言が掲載されている。

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 こうして貴乃花親方は追い詰められ、最後は、自分が路頭に迷うのは仕方ないにしても、弟子たちの居場所がなくなることは避けたいという一心で、弟子たちの所属変更を求める願いを出して、自らは引退する道を選んだ。

 こうした貴乃花親方の動きに対して、協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は、会見を開いて、「告発状が事実無根だと認めるよう有形無形の圧力を受けた」という貴乃花親方の主張に対し「そのような事実は一切ない」「一門に所属して一緒にやろうと何度も説得した。告発状が事実無根だと認めなければ一門に入れないと圧力をかけた事実はない」と反論した(朝日新聞デジタル)。

 この協会側の対応が、本件に関する第三の問題だ。こうした一連の経緯を見れば、明らかなとおり、この事件は、協会と貴乃花親方の間の行き違いなどと言うものではなく、典型的な「パワハラ事件」だ。

 職場における「パワハラ」の定義としては、厚生労働省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ」のものがよく引用される。これによれば、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えるまたは職場環境を悪化させる行為」とされている。

 今回の件を当てはめれば、協会は貴乃花親方に対して優位性がある。また、他の親方も、一門に所属させるかどうかについて影響力を行使できる立場にあるから、明らかに貴乃花親方に対して優位な立場にあると認定できる。

 また、これまで一門に所属しなくても特に問題など起こしていないにもかかわらず、一門に属するように命じるのは協会の正式決定であったとしても、業務の適正な範囲を超えていると考えられるし、告発状が事実無根だと認めろというのは明らかに業務の範囲を超えている。

 そして、信念に反して一門に入ることはもちろん、事実無根説を認めるのは貴乃花親方にとっては、人格を否定されるに等しいことだから、精神的な苦痛を与えるものであることも明白だ。こうしてみると、本件は典型的なパワハラ事案だということになる。

次のページ 問題を報じる大手メディアの問題点
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 もちろん、貴乃花親方の発言がすべて作り話だとすれば、パワハラではない可能性もないとは言えない。

 パワハラ被害者がそれを会見で訴えていて、本人の言うことが事実ならパワハラだと考えられる場合に、協会が真っ先に取るべき行動は何か。
当然のことだが、その主張が真実かどうかを客観的に検証するとともに、訴えた本人を保護することだ。ところが、協会が行ったのは、何の検証もしないまま、会見を開いて貴乃花親方の訴えを完全否定したのである。この一事だけでも、協会の対応には根本的な問題があったと言わなければならない。

 ところが、当初の報道を見る限り、「本件はパワハラだ」という論じ方をしているところは、少なくとも、大手紙や大手テレビ局にはなかった。これほど典型的な事案であるにもかかわらずだ。日本レスリング協会の案件などでは、あれだけ派手にパワハラ問題を報じていたのに比べると対照的ではないか。

 大手マスコミの第一報は、貴乃花親方の主張は一応伝えるものの、協会の主張もそのまま無批判に伝えている。協会が何の調査もしないで貴乃花親方の主張を完全否定したことに対して、批判する質問をした形跡さえない。

「行き違いがあった」とか、「貴乃花親方の行為には批判も多いが、これだけの実績を残した大横綱がこんな形で角界を去るのは惜しい」「もう少し話し合いはできなかったのか」などというトーンで報じるものがほとんどだった。コメンテーターの中には、相撲協会を真正面から批判する人たちもいるが、社として局として、正面から協会を批判するところはない。NHKなどの放送でも、人気があるのであまり酷い貴乃花批判はしないものの、しっかりと協会をフォローする解説を流していた。

 そこで、大きな疑問となるのが、協会が一門所属義務を決定したのが7月なのに、それが公表されず、9月場所半ば過ぎまで貴乃花親方に言い渡されていなかったのはなぜかということだ。公表しないこと自体、うしろめたかったことを如実に表している。これはどう考えてもおかしなことだし、批判されてしかるべきことだ。

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 これに関して、私が注目したのは、一門所属ルール決定に関する貴乃花親方の次の発言だ。

――今場所(9月場所)の後半に直接役員の親方から聞いたのが初めてでありました。それ以前は相撲担当の記者さんに聞かされたといったレベルでしたので、正式な通達があるのかなと思って審判に従事していたわけで、現在に至るという状態です――

 この言葉は大変な驚きだった。なぜなら、協会が決定したことは公表されておらず、貴乃花親方も知らない段階で、「相撲担当の記者さん」はこの情報を知っていたということになるからだ。しかも、決定から2カ月近く、その情報は記事になっていない。

 もちろん、記者は知ったことすべてをすぐに記事にするわけではない。その時点で記事にする価値があるかどうかを判断するのは当然だろう。しかし、当時の状況を考えてみると、やはり、記事にならないのは非常におかしなことだ。貴乃花親方がどの一門にも所属していないことは、相撲担当記者なら誰でも知っている。協会が、一門所属義務化を決めたと聞いたら、これは協会が貴乃花親方を追い出すか屈服させるための手段だということは容易に想像できる。そんな「いじめ」の事実を知ったら、協会を問い詰めたうえで記事にするのが当然だろう。

 ところが、どこの社も記事にしなかった。これは、協会から口止めされていたのか、記者同士が協会の意図を忖度して記事にしないという暗黙の談合をしたとしか考えられない。

 ではどうして、そんなことが起きるのかといえば、相撲記者クラブの存在がある。記者クラブといえば、欧米からは、直ちに廃止しろと言われて久しい日本固有の記者による談合組織である。クラブに所属すれば、何もしなくても、自動的に取材先の官庁や団体からニュースが与えられる。それを右から左にコピペすれば、何もしなくても記事になる。取材先の建物にオフィスを置けるうえに、わからないことなどがあれば、ほぼフリーパスで誰にでも会える。一方、記者クラブに入っていないネットの記者やフリーの記者、外国プレスの記者などは、そもそもニュースが報道されて初めて何が起きているかを知り、そこから電話でアポイントを取って取材をする。なかなか会ってもらえないことも珍しくない。

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 特権を与えられた記者クラブの記者たちは、自然と取材先に依存するようになる。取材先は、その優越的な立場を利用して、自分に都合の悪い記者には、情報を与えずいわゆる特オチ(特ダネを報道できないこと)にさせたり、取材を拒否したりして脅し、言いなりになる記者には特別に情報を与えたりして、思い通りの記事を書かせるようになる。クラブの記者たちは、そういう非常に歪んだ空間に自分たちがいることが当たり前となり、気づいたときには、取材先の意向ばかり気にする「忖度記者」になっていくのだ。

 今回の件も、相撲協会の記者クラブ(東京相撲記者クラブ)の記者たちが、協会の意向を忖度して、貴乃花親方追放が成就するまでの間、理事会決定事項を知っているにもかかわらず、記事にしなかったようだ。なぜなら、あまり早くこの問題が明るみに出ると、ネットなどで協会批判が噴出し、せっかくの策略を撤回しなければならなくなるという協会側の懸念を記者たちが慮って報道自粛をしたのだろう。

 念のため、何社かの大手新聞社やテレビ局、雑誌社の敏腕記者たちに聞いたところ、相撲記者クラブの悪評は際立っている。他のクラブの記者から見ても「彼らは異常」「協会べったり」「相撲担当記者自身が、その異常さを自慢している」などという声を聞くことができた。

 ちなみに、テレビ朝日を見ている人は気づいていると思うが、テレ朝では最近相撲の取り組みに関する映像が流れない。テレ朝関係者によれば、貴ノ岩傷害事件の際に、協会の意向を無視して、貴乃花親方単独インタビューの特番を放送したため、それ以降相撲映像使用が禁止されてしまったのだという(その代わりなのか、アベマテレビでは相撲中継を行っている)。本来は、公益法人が報道の自由に圧力をかけるようなことをしてもいいのかと内閣府に申し立てればよいと思うのだが、テレ朝は、あくまでも事を荒立てず、来年くらいからは映像使用許可を出してくれないかと待っているようにも見える。こうした事情から、明確な「パワハラ」批判は局としてはできないのだろう(ちなみに、同じ系列局の中でも、大阪の朝日放送テレビでは、貴乃花親方の会見当日の番組で、非常に強い調子で協会の「いじめ」を批判していた)。

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 このように考えると、実は、これまでの貴乃花関連の報道は、ずっと協会寄りの報道になっていた可能性が高い。つまり、私たち市民が抱いている貴乃花親方のイメージは協会に有利なように歪んだ形で形成されてきたのではないかという疑いがかかってくるのだ。

 改革に熱心だった貴乃花親方が、新しい挑戦をしては協会に阻まれるたびに、大手メディアは、協会の問題を指摘しつつも、常に、貴乃花親方のやり方が、「性急過ぎる」「もっと丁寧に話し合いをすべきだ」「協会内の支持が集まらない」などと批判的に報じていたが、これは、協会の声を反映したものであったのだろう。

 改革に挑戦するとき、改革者は既得権側の巨大な組織と戦わなければならない。その際、最も頼りになるのは、というよりも、唯一頼れるものといえば、実は、世論、そして、それを形成していく力を持つマスコミである。私自身、官僚時代に改革を進めようとするとき、既得権を守ろうとする省庁や族議員と戦うには、マスコミの援護に頼るしかなかった。逆に言えば、マスコミを味方に付ければ、困難な改革も可能になる。

 貴乃花親方は相撲協会と戦うだけでなく、協会べったりの相撲担当記者たちの忖度報道とも戦わなければならなかった。これでは、到底勝利することはできない。いつも寡黙だったのは、丁寧な説明をなどと言われても、協会寄りのマスコミに話すのは時間の無駄どころか、自分に不利益になると考えたのかもしれない。 

 貴乃花親方は、今回「敗北」を認めた。戦いは終わったかに見える。

 しかし、世の中そんなに甘くはない。今回の周到な貴乃花追放作戦を見れば、協会関係者の貴乃花親方に対する遺恨の強さがわかる。

 貴乃花親方は会見で、今後の弟子たちとの関係について、「迷った時は私のところに来て、土俵の上で体の使い方、足腰の使い方を伝えていければなと思います」と語っているが、協会がこうしたことを許さない可能性がある。また、小学生の指導を行うという報道もあるが、こうした活動についても表立ってではないが、様々な嫌がらせや横やりが入るのではないだろうか。

次のページ 問題の核心は協会の腐敗構造
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 そして、実際にそういうことが起きた時にも、相撲記者クラブの記者たちは、協会側についた報道をするかもしれない。それ以外の記者も取材するかもしれないが、やはり、クラブの記者たちの圧力で思ったような記事を書けない可能性も高い。

 戦いをやめた貴乃花親方だが、戦いは本人の意に反して続くのではないか。

 そう考えると、記者クラブ、とりわけ、相撲記者クラブの罪深さに憤りを感じてしまう。

 もちろん、問題の核心は、相撲協会の腐敗構造である。これまでも、八百長問題で国民の信頼を完全に失い、弟子の暴力死事件や横綱による傷害事件などの殺傷沙汰が続いたが、これらは単なる不祥事ではない、立派な犯罪行為だ。こうした問題を次々と起こしてきた角界を仕切ってきた日本相撲協会の責任は大きい。

 内閣府は、相撲協会の公益法人としての資格をはく奪すべきではないのか。外部の有識者を協会トップに据えて、根本から改革し、しかるべき成果を上げたところで再度公益法人認定を申請させる。あわせて、相撲記者クラブは解体し、フリーの記者たちにも取材を開放する。それくらいの荒療治をしないと、協会は永遠に問題を起こし続けるだろう。

 

2018.10.2
貴乃花親方をあっさり引退させていいのか、惜しまれる「後進育成力」
相沢光一:スポーツライタ
https://diamond.jp/articles/-/180997

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写真:日刊スポーツ/アフロ

貴乃花親方ついに引退 「圧力」有無の解明は今後に

 先週、誰もが驚いたのが、貴乃花親方(46)の突然の引退会見だ。

 昨年10月、弟子の貴ノ岩が日馬富士に暴行を受けたことを告発し大騒動になって以来、貴乃花親方は日本相撲協会幹部から反乱分子と見なされるようになった。その後、弟子の暴行事件があって貴乃花親方も一旦は矛を収めたが、会見での証言によれば、協会の方針に従わせるさまざまな圧力があったという。5つある一門のどこかに所属しなければ部屋は存続できないという規則ができ、一門に入る条件として、告発状は事実無根だと認めろとの要請があったそうだ。

 弟子の暴行事件で告発状を取り下げた後、協会での役職は理事から5階級降格して年寄になった。親方自身も「一兵卒としてやり直す」と語っていたが、告発の内容にまで踏み込まれることは許せず、部屋の存続を断念。引退して大相撲と縁を切ることを決断したようだ。貴乃花部屋に所属する力士は千賀ノ浦部屋に移籍させる考えを示した。

次のページ 大相撲改革者としての横顔も
https://diamond.jp/articles/-/180997?page=2

 これを受けた日本相撲協会は10月1日に臨時理事会を開き、貴乃花親方の退職と所属力士の移籍を承認した。だが、貴乃花親方が引退の決断をするきっかけになった圧力については否定している。

一時代を築いた功労者 大相撲改革者としての横顔も

 今後はこの「圧力」があったかどうかや角界の体質とともに検証されていくだろうが、貴乃花親方をそんなにあっさり辞めさせていいのだろうか。今は反乱分子かもしれないが、現役時代は一時代を築いた名横綱だ。2001年の5月場所で右ヒザ半月板を損傷する大ケガを負いながら横綱武蔵丸との優勝決定戦に勝った一番など数々の記憶に残る名勝負を見せ、人々を感動させた。また、功績顕著ということで一代年寄になった横綱は大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花の4人しかいない(千代の富士は辞退)。そんな功労者に対して、この対応は納得できない。

 親方としても大相撲には必要な存在だ。審判として姿を見せると、場内には力士以上の歓声が上がる。今でもオーラがあり、人気抜群なのだ。そして現役時代の相撲を見て、あるいは相撲を真摯に追究する姿勢に憧れて、力士を志す少年もいる。そんなスター性や求心力を持つ人物が大相撲からいなくなるのは、あまりにも惜しい。

 また、貴乃花親方は大相撲の将来を考えた改革者でもあった。タニマチという古い形の後援者に支えられるのではなく、Jリーグに見られるようなサポーター制、ファンクラブ制を模索。キッズクラブという少年を相撲に親しませる組織も作った。弟子の小結貴景勝はこのキッズクラブ出身だ。大相撲の伝統を重んじる親方衆には、こうした貴乃花親方の新たな取り組みや改革志向が癇に障るのだろうが、大相撲人気を継続させるためにも、貴乃花親方のような人材は欠かせないはずだ。

力士として一人前の「関取」 47すべての部屋にいるわけではない

 そして貴乃花親方は弟子の育成でも手腕を発揮しているといえる。

 大相撲には約650人の力士がいる。その最上位が幕内で定員が42人、この下が十両で定員28人。この十両以上の70人が関取で、以下幕下、三段目、序二段、序ノ口、前相撲に約580人がいる。

 力士として一人前といわれるのが関取になることだ。月給が支給されるようになるし、場所ごとの報奨金や引退時の退職金も増額される。本場所では大銀杏を結い、化粧廻しをして土俵入りも行う。四股名の下に「〇〇関」と関をつけて呼ばれるようになり、付け人がついて身のまわりの世話をしてもらえる。報酬面でも待遇面でも、十両以上の関取はまったく違うのだ。

 力士たちは誰もが、この関取になることを目指して厳しい稽古を積むし、親方も関取をつくろうと指導に熱をいれる。この力士たちはすべて現在47ある部屋に所属している。

 関取が70人で47部屋なら、各部屋に1人ずつくらいは関取がいそうに思えるが、実はそうではない。9月場所の番付で見ると、関取がいる部屋は30。17の部屋は関取がゼロなのだ。

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惜しまれる指導力 貴乃花部屋には3人の関取

Img_36eb0e22bba4df12469eec42a051bb2 ◆大相撲・部屋別関取所属数ランキング(九月場所)

 別表は9月場所の部屋別関取数の上位をランキングにしたものだ。1位は追手風部屋で7人の関取がいる。幕内には遠藤、大翔丸、大栄翔の3人がいて、十両が4人だ。追手風親方は元前頭大翔山だが、育成力はなかなかのものなのだ。

 2位は九重部屋と木瀬部屋が6人で並んでいる。ただし、九重部屋は幕内力士が4人(千代大龍、千代の国、千代丸、千代翔馬)いるのに対し、木瀬部屋は6人全員が十両。九重親方は元大関千代大海、木瀬親方は元前頭肥後ノ海だが、育成実績では九重親方に軍配が上がる。この上位3部屋に次ぐ同数4位が3人の関取がいる9部屋。ここには横綱白鵬が所属する宮城野部屋、大関豪栄道がいる境川部屋、大関栃ノ心がいる春日野部屋など名門が名を連ねているが、このなかに貴乃花部屋も入っているのだ。

 部屋を率いる親方にとって弟子を関取にするのは指導力がある証しだし、関取が生れれば協会から養成奨励金などが支給され、部屋の運営も安定する。だから、有望な少年力士がいれば熱心にスカウトするし、稽古でも自分の持つ技術や知識を総動員して指導する。だが、それでもなかなか関取まで育たないのが実情。部屋を受け継いでから10年以上、関取が生れないところもあるのだ。

 貴乃花親方は2004年、父の二子山親方(元大関貴ノ花)が運営していた部屋を継承し、貴乃花部屋としたが、それから十数年で3人の関取がいる部屋にしたのは優秀といえる。

 そうした力士育成力の点からみても、貴乃花親方が角界を去るのは惜しいのだ。一本気で組織の輪を乱す貴乃花親方を嫌う親方もいるようだが、そんな思惑によって失ってはならない存在。本人が去ると言っても、協会は全力で引き留めるのが筋ではないだろうか。

(スポーツライター 相沢光一)

 

貴乃花親方の"自爆テロ”の勝算と相撲協会の誤算
岸本貞司2018.9.30 16:00週刊朝日
https://dot.asahi.com/wa/2018093000014.html?page=1

2018093000014_1 角界を去る決意を固めた貴乃花親方(c)朝日新聞社

「あれはイジメだよ。相撲界は惜しい人材をなくした。取り返しがつかない」

「いやいや、大人げない行為を繰り返して周囲の反感を買って孤立し、辞めさせられる、と思い詰めた結果だから。説得しようとした親方もいたのに電話に出なかったそうだし、どうしようもない」

【写真】またもやかき乱された八角親方

2018093000014_2 またもやかき乱された八角親方(c)朝日新聞社

 空前絶後の若貴ブームを巻き起こした平成の大横綱・貴乃花親方が日本相撲協会に引退届を提出したことで、角界関係者からは様々な声が漏れ聞こえてくる。

 協会は7月、すべての親方は五つある一門のいずれかに所属するように決めていた。その締め切りは9月27日。消滅した旧貴乃花一門の親方と無所属の親方たちは所属先が決まったが、9月場所が終わっても貴乃花親方だけ所属先が決まっていなかった。

「かつて所属していた二所ノ関一門に千賀ノ浦親方(元・隆三杉)が働きかけ、『2年後には(理事長選に)立ちません』と誓約書を書くと言っても認められなかった。強硬に反対したのは高田川親方(元・安芸乃島)で貴の兄弟子ですが、2人は仲が悪いんです。全親方の一門所属を義務付けたのは公益法人としてのガバナンス強化と協会側は説明していますが、本音は“貴の乱”を再び起こさせないために囲い込もうとしたわけです。9人の親方の合流を認めた二所としては、ひさしを貸して母屋を取られることを恐れたんでしょう」(ベテラン記者A)

 意外だが、騒動の発端で、引退した日馬富士が所属していた伊勢ケ浜一門も貴乃花親方の合流を検討していたという。

「相撲ファンなら、なぜ伊勢ケ浜親方(元・旭富士)が?と思いますよね。次の理事選に向けて1票上乗せしたかったという判断だったようです(笑)。朝日山親方(元・琴錦)が『ウチに来なさい』と声をかけ、本人も同意したそうですが、横綱白鵬を抱える宮城野親方らが強硬に反対し、結論が出なかった。八角理事長(元・北勝海)預かりで高砂一門で面倒を見たら、という話もあったんですが」(ベテラン記者B)

 角界OBはこう語る。

次のページ 貴乃花は正論を口にするが…
https://dot.asahi.com/wa/2018093000014.html?page=2

「亡くなった北の湖理事長から何度も『俺の次はアイツだ』と聞かされました。あんなに早くこの世を去ると思っていなかったでしょうし、長期政権を考え、次を託すのは貴乃花だとね。それぐらい評価してたんです。たとえば相撲協会の健康保険がありますが、そこに呼び出しを入れないことを貴乃花は問題視し、裏方から慕われていましたよ」

 北の湖親方が2度目の理事長になる直前の大相撲は野球賭博と八百長問題の影響で約50億円の赤字を抱えていたという。そこから、貴乃花という希代の人気者をアイコンにして人気復活を図ったのが当時の北の湖理事長だった。

「貴乃花は正論を口にするくせに、やることが子供っぽい。だけど、あれだけの大スターですから、その知名度を生かさない手はない。彼を、うまく使いこなせる人間が今の協会幹部にはいないということですよ」(前出記者B)

(岸本貞司)

※週刊朝日2018年10月12日号

 

2018.9.27
「貴乃花親方の言い分が正しい」と感じさせる、相撲協会“過去の行状”
窪田順生:ノンフィクションライター
https://diamond.jp/articles/-/180641

電撃引退を表明した貴乃花親方vs日本相撲協会のバトルが新たな展開を迎えた。相撲協会が圧力をかけたか否か、真相はまだ明らかになっていないが、相撲協会の過去の行状を振り返ると、硬直的な組織にありがちな「ネガティブ報道や告発はすべて事実無根で押し通す」という悪しきカルチャーを持っているのは事実だ。(ノンフィクションライター 窪田順生)

もはや日本の風物詩「パワハラ論争」がまたも勃発

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3月に内閣府に提出した告発状について、「事実無根」と認めるように日本相撲協会から迫られたと明かした貴乃花親方。相撲協会側は否定しているが、過去の行状を振り返れば、いかにもやりそうな組織ではある 写真:日刊現代/アフロ

 またしても、「圧力を感じた」「いや、そんなつもりはありませんでした」の無限ラリーが繰り広げられるのだろうか。

 25日に電撃引退(退職)を発表した貴乃花親方。引退の理由は、3月に内閣府に提出した告発状について、日本相撲協会から「事実無根」と認めるように執拗に迫られたからだと会見で明かしたところ、相撲協会側が「圧力をかけた事実はない」と否定。今や日本の風物詩ともなった、やったやらないの「パワハラ論争」が、再び勃発しそうなムードなのだ。

 事実についてはこれから明らかになるのかもしれないが、個人的には貴乃花親方の言い分が正しかったとしても、特に驚くような話ではないと思っている。むしろ、相撲協会という組織の性格を考えれば、「ない」という方が不自然である。

 レスリングの伊調馨選手とコーチが内閣府に告発状を提出した時、日本レスリング協会幹部らが事実確認をせず、脊髄反射で「事実無根」と顔を真っ赤にして主張したことからもわかるように、公益財団法人にとって告発状というのは、読むだけで100日寿命が縮まる「恐怖新聞」のような存在なのだ。

 相撲協会もそれは同様で、貴乃花親方の告発状のせいで、幹部の方たちは3月から枕を高くして寝られない状況が続いている。

 貴乃花親方が告発状を取り下げたのは、あくまで弟子の暴力問題があったからであって、告発した内容が間違いだったと認めたからではない。つまり、告発状はいつ爆発するかわからない「不発弾」のような存在となっていたからだ。

「あいつは大量破壊兵器を持っているかも」という恐怖が、大国を戦争へ突っ走らせるように、恐怖は人間を攻撃的にする。貴乃花親方が世間に触れまわる「恐怖新聞」、もとい告発状の悪夢に悩まされ続けてきた相撲協会幹部が、恐怖から解放されるため、なりふり構わず、貴乃花親方に「告発状はデタラメでしたと言え」などと迫るというのは、実は極めて人間らしいアクションなのだ。

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https://diamond.jp/articles/-/180641?page=2
組織によって異なる論破の際の「パワーワード」

 なんてことを言うと、「立派な元力士ばかりの相撲協会が嘘をつくわけないし、相撲取材歴ウン十年の相撲ジャーナリストの皆さんも誤解だと言っている。すべて貴乃花親方の被害妄想だ」という怒りの声が山ほど寄せられそうなのだが、相撲協会が動いていたのではないかと思わせるような材料は他にもある。

 それは、会見で貴乃花親方が幾度となく発したこの表現である。

「告発の内容は事実無根な理由に基づいてなされたものであると認めるようにとの要請を受け続けておりました」

 これを耳にした時、いかにも相撲協会らしいと確信をした。「事実無根」というのは、彼らのパワーワードだからだ。

「はい、論破」ではないが、皆さんの職場にも、いつも同じようなフレーズで相手を説き伏せようとするおじさんがいるのではないだろうか。人間というのは誰しも、「反論」をする際の“決めゼリフ”を持っているものだ。

 実はこれが「法人」にも当てはまるということを、筆者は広報アドバイスの仕事をしているうちに気づいた。マスコミの報道に対して反論をする、抗議文を送るなんて時の表現や言葉のチョイスには、その組織のカルチャーがモロに反映されるのだ。

 例えば、一般消費者に近く、日常的にクレームの嵐に晒されているような組織は、「正確な報道ではなくて残念です」「どうも誤解されているようなので、正しい情報を伝えさせていただきます」なんてニュアンスで、やんわりと怒りや不快感を伝える。

 それに対して、利権を独占して競合もおらず、常日頃からマスコミにチヤホヤされているような組織の場合、「悪質な虚偽報道で大変遺憾である」なんて感じで、かなり頭が高くなることが多い。この後者の典型が、相撲協会である。

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相撲協会が連発してきたマスコミ宛抗議文に見るパターン

 こういう人たちの考える「広報」は、「外部とのコミュニケーション」ではなく、「自分たちの正しさを世間に知らしめる手段」なので、勢いどうしても言葉が強くなる。そのため、まるで法廷闘争のように、“100%ノー”という打ち消しになりがちなのだ。

 例えば、昨年の元横綱日馬富士の暴行を巡って、相撲協会と貴乃花親方がバトルを繰り広げていた際にもさまざまな報道がなされたが、その度に相撲協会は、マスコミ各社に抗議文を送付している。

 その中で使われていた表現をざっと以下に抜き出そう。

「明確な誤り」「完全に事実と異なる」「極めて悪質で、背信的」「全くの事実無根の内容」「報道の名に値しないもの」

 とにかくやたらと相手の非を強調し、自分たちこそ正義だという主張をする「クセ」が強いのである。

 相撲は国技であり、日本人の誇りなんだから、デタラメな放送や報道をされてヘラヘラ笑っていられるかという、相撲ファンのお叱りが飛んできそうだが、筆者は誤報であってもスルーせよなどと言いたいわけではない。

 ただ、日馬富士暴行報道に関しては、相撲協会側の対応にも大きな問題があった。貴乃花親方という希代のスターと情報戦を繰り広げている中で、確たる証拠を出すこともなく、ここまで断定的かつ独善的に物事を言い切ってしまうというのは、あまりにも杜撰である。そこにはやはり、相撲協会という組織カルチャーが大きく関係しているということを申し上げたいのである。

 実際、この傾向は昨日今日始まったものではない。例えば、2007年に「週刊現代」が八百長疑惑を報じた時にも、「事実無根」の一言をゴリゴリ押して提訴。10年に発行元の講談社から賠償金を勝ち取った際には大ハシャギで、これまた「事実無根」を世にふれまわったものの、翌年にはガチンコの八百長問題が発覚して巡業停止にまで追い込まれ、今でいうところの大ブーメラン状態にもなっている。

 いずれにせよ、ロクに事実関係を調査しないまま、「事実無根だと認めよ」とゴリゴリ迫る姿は、これまでの相撲協会という法人のプロファイリングにピタッとマッチするのは事実だ。

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https://diamond.jp/articles/-/180641?page=4
企業のクーデターでもありがちな「非公式の説得」だった可能性も

 仮に「協会」として動いた痕跡がなくとも、裏で非公式に一部役員がプレッシャーをかけていた可能性も十分にありえる。

 企業のクーデターや派閥争いでも、敗れた側の社員たちに、新体制への忠誠心があるのかを「査定」する”お目付役”がつくことは決して珍しい話ではない。彼らは時にファイティングポーズを崩さない者に対して、「意地を張らず、こっちのグループにつけ」と説得工作を行う。

 一般の日本企業でもいまだに見られる、しょうもないパワーゲームが、企業よりも硬直して流動性のない相撲協会で起きないとする理由が見当たらない。それが、厳密に貴乃花親方が言うような「圧力」だったかどうかはさておき、「相撲協会の平和と安定」のため、「告発状を貴乃花親方に嘘でしたと認めさせる」という特命を帯びて動いた人々がいても、なんら不思議ではないのだ。

 そう考えると、今回の貴乃花親方の電撃引退というのは、そんな「特命係」による「あの告発状はデタラメでしたって一言言ってくれれば、弟子のためにもなるし、一門みんな丸く収まるんだから、な、な」という説得工作の失敗かもしれないのだ。

 もちろん、一部の方が指摘するように、これが全て貴乃花親方の脳内で繰り広げられている妄想であるという可能性も、現段階では否めない。

 果たして、角界を揺るがす大一番の行方はどうなるのか。今後、どんな情報戦が繰り広げられ、事実が暴露されるのか、注目したい。

 

八角理事長、会見で「~するつもりだった」連呼 貴乃花退職決まってからの発言に疑問の声
2018年10月1日 19時56分 J-CASTニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/15384871/

2cc3e_80_f4632169_d62d585d 9月25日に会見した貴乃花親方

日本相撲協会が2018年10月1日に会見を開き、この日の臨時理事会で決定した貴乃花親方の退職について説明した。

会見で八角理事長は、貴乃花親方への対応に関して「~するつもりだった」と考えていたことを連呼。これにインターネット上では、「つもりってことは心の中で思っていただけ」などと疑問の声が漏れた。

「決まるまで待つつもりでいました」
退職の一因となったのは5つある一門いずれかへの所属義務。貴乃花親方は9月25日の会見で、「所属一門を決めなければ部屋を持つことができない旨の決定が7月の理事会でなされた」としていたが、八角理事長は「理事会で決めることだからと(無所属の親方を)締め出すようなことは当然できません」として否定。また、

「私たち協会本部は、貴乃花親方と直接面会して話をしたいと思いました。一門所属の件も直接会って説明したいと思いました」
「(期限の)9月27日の理事会までに所属一門が決まらなくても、決まるまで待つつもりでいましたし、決まらなければ、貴乃花親方を高砂一門(編注:八角理事長が所属)で引き受けることを一門のみんなで話すつもりでした。すべての一門が引き受けることを協議しようと考えていたと思います」

と、自身にも考えがあったことを明かした。

同席した尾車事業部長も「9月27日までに決まらなくても師匠を辞めなくてはいけないなんてことは、まったくありません。理事長が言ったように待つつもりでした。私の一門でも要請があれば受け入れていました」と八角理事長の言葉を繰り返している。

八角理事長は、高砂一門で受け入れる用意があることを、協会の顧問弁護士を通じて貴乃花親方の代理人弁護士に伝えていたという。だがその後、親方本人からは結局連絡がないまま今日を迎えた。八角理事長は「色々ありましたが、いつか協会を一緒に引っ張っていくと思っていただけに残念でなりません」と心境を明かした。

「相手に伝わっていなければ意味がない」
しかし、退職決定後に「つもりだった」「したいと思った」と繰り返した八角理事長。「後出し」で腹案を明かした形となり、協会トップでありながら自己弁護のような態度をとったことに、ツイッター上では、

「つもりってことは心の中で思っていただけ。何とでも言えるよね」
「つもりだった! はじめから言えばいいのに便利な言葉だね」
「八角親方の会見。『つもり』『つもり』ばかりの発言! そう思ってたって事でしょう? 言い訳ばかりの内容でした」
「八角理事長の『つもりでした』は小学生の言い訳にしか聞こえない」
「『つもりだった』内容はこの話が各親方に伝わったつもりだった時、貴乃花親方に伝わっていたのでしょうか。きちんと相手に伝わっていなければ意味がないです」

と疑問の声が相次いでいた。

今回の問題では、貴乃花親方と協会側との認識の食い違いがいくつも浮き彫りになった。八角理事長は引退届の提出を発表した貴乃花親方の会見を見た時、「なんで辞めるんだろうと最初に思いました」という。

 

貴乃花親方追い込んだ相撲協会の裏指令「まるで追い出し部屋」
記事投稿日:2018/10/02 00:00 最終更新日:2018/10/02 00:00
https://jisin.jp/sport/1669180/

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日本相撲協会に引退届を提出したと発表した貴乃花親方(46)。9月25日に会見を開き、「真実を曲げて『告発は事実無根である』と認めることは、私にはできません」と告白。平成の大横綱とまで呼ばれた親方は、無念を押し殺すかのように何度も「真実」という言葉を繰り返していた。

「発端は、昨年10月に起きた元横綱・日馬富士関(34)の暴行事件でした。弟子の貴ノ岩関(28)を傷つけられた親方は、不祥事に対する日本相撲協会の対応を問題視。今年3月、内閣府に告発状を提出しました。いわば協会に反旗を翻したかたちです。このことがきっかけとなり、彼を角界から排除しようと考える派閥が生まれました。理事たちは『お前のせいで公益団体じゃなくなったらどうするんだ!俺たちが飯を食えなくなるだろ!』と貴乃花親方を罵っていたそうです」(相撲関係者)

日馬富士の暴行騒動で理事を解任させられた貴乃花親方は、弟子の貴公俊(21)による殴打事件が発覚したことで告発状を取り下げることに。そして、平年寄まで降格させられることとなった。この時点で、貴乃花親方は“白旗”を上げたも同然。だが、協会はそれでも手を緩めなかった。7月、相撲協会は『どの部屋も5つある一門に所属しなければいけない』という新ルールを決定。8月には貴乃花親方へ『告発状の主張は事実無根の理由に基づいてなされた』とする書面を届けた。

「貴乃花親方は『一門に入るための条件として、告発内容は事実無根であったと認めるようにとの要請を受け続けてきました』と主張。これに対して相撲協会は『要請する表現は一切ない』と反論しています。しかしこれはまるで“追い出し部屋”と同じ。やめろと直接的な表現こそしていませんが、間接的には辞めざるを得ないようになっていたのです。相撲協会は彼が認めることのできない要求をあえて送ったのでしょう。なぜなら、5つの一門は相撲協会の意に反する行動がとれないから。貴乃花親方が協会からの要求をのまない場合、5つの一門も彼を受け入れられないというわけです。つまり文書には5つの一門へ『貴乃花親方は協会に逆らった』と伝える“裏指令”も込められていたのです」(後援会関係者)

元大相撲関脇の貴闘力忠茂氏(50)は26日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)に出演。そこでこんな爆弾発言をしていた。

「クビになるとき、理事全員いる前で『協会に不利益になること言ったら子供が相撲取りになるんだから。お前ちゃんと静かにしとけよ』と言われて……。それで今までずっと我慢していたんです」

実際、貴乃花親方も会見で「苦渋の決断ではありますが、何より弟子たちの将来を見据えて断腸の思いです」と語っている。前出の後援会関係者はこう続ける。

「残される弟子たちの未来は、相撲協会次第。いわば人質です。貴乃花親方もそう考えていたようで、悩み続けていました。弟子たちがどの一門に入るのかは、9月27日までに決めなければなりませんでした。もし決められなければ、彼らはバラバラに配置させられる可能性があったのです。貴乃花親方は、それだけは避けたかった。だから引退することで、弟子全員を千賀ノ浦部屋に受け入れてもらおうとしたのです」

すべてを失った貴乃花親方。現在は妻・景子さん(53)とともに失意のうちにあるという。

「景子さんは貴乃花親方の決断に無言で頷いたそうですが、やはり断腸の思いだったでしょう。会見後、彼女はすっかり憔悴しきっていました。そして貴乃花親方も『もう静かに暮らしたい』と……。あまりにも無念です。それでも親方は部屋の土俵を残すと言っていました。それに『ちびっこ相撲は続けていきたい』とも言っていました。相撲協会から離れ、純粋な気持ちで相撲と向き合っていきたいのではないでしょうか」(前出・相撲関係者)

 

阿武松審判部長 貴乃花親方の退職に「本心で言えば無念です」 かつて貴乃花一門に所属
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/10/01/kiji/20181001s00005000400000c.html

20181001s00005000398000p_view 阿武松審判部長 Photo By スポニチ

 かつて貴乃花一門に属した元関脇・益荒雄の阿武松審判部長は1日、両国国技館で取材に応じ、「本心で言えば無念です」と貴乃花親方の退職に視線を落とした。

 この日、日本相撲協会が配布した臨時理事会の概要によると、「一門への所属」という新規則を決めた7月26日の理事会で、阿武松親方を無所属の親方衆への伝達役に決めたという。阿武松親方は8月上旬になって貴乃花親方に説明。これに対して貴乃花親方は、一門に所属しなければ廃業になると認識。協会による「圧力」と捉えたもようだ。

 協会が設定した期限は7月の理事会から約2カ月後。阿武松親方は9月の秋場所後半になり東京都江東区の貴乃花部屋を訪れたことを明かし、「私はもう精いっぱいの説得をした。私の力不足です。残ってほしかった、本当に」と肩を落とした。

 協会が報道陣に配った資料には「無所属の親方たちの所属先は、だんだん決まっていって、最後に、貴乃花親方が残りました。しかし、9月の理事会までに決まらなくても、それで師匠をやめなくてはいけないなどということは、まったくありませんでした。決まるまで待つつもりでした」とある。

 貴乃花親方が会見した25日の後、八角理事長は貴乃花親方の顧問弁護士らに各一門が門戸を開いていると伝えたという。ただ、ある親方は「(貴乃花親方を受け入れることになった場合は)俺が出る」と断固拒否。アレルギーのある親方もおり、実際は全ての一門が受け入れられる状態ではなかった。

 最も大事なのは大相撲を支えるファンの思い。審判として館内に姿を見せると、人気のある関取と同じぐらいの大きな歓声が送られていた。阿武松親方が説得した時の言葉に「9月の理事会までに決まらなくても、それで師匠をやめなくてはいけないなどない。決まるまで待つ」とあれば、現役を引退しても絶大な人気を誇る大スターが角界から去るような異常事態にはならなかったように思う。

[ 2018年10月1日 21:18 ]

 

貴乃花親方の手元には相撲協会の暗部をえぐる爆弾がある
2018年10月2日 7時0分 NEWSポストセブン
http://news.livedoor.com/article/detail/15386387/

Ecd3f_759_5ea81f4c_052aa342 弟子の貴ノ岩は何を思う(共同通信社)

 9月25日に引退会見をおこなった貴乃花親方と、元々は“シンパ”とされてきた親方衆の間には、距離ができてしまっていた。若手親方の一人はこういう。

「阿武松グループと協会執行部側の接近を取り持ったキーマンは、今年2月の理事選を前に時津風一門を離脱し、“貴シンパ”として知られた錣山(しころやま)親方(元関脇・寺尾)だったようだ。阿武松親方(元関脇・益荒男)と錣山親方、そして八角理事長(元横綱・北勝海)は1979年初土俵の同期。相撲教習所でも一緒だった。日馬富士の事件以来の混乱を収束させようと、『同期3人で手打ちがあったのではないか』──貴乃花親方はそう不信感を抱いていたようだ」

 協会執行部との対立の末、春場所中に弟子の貴公俊が暴力問題を起こし、貴乃花親方はヒラ年寄まで降格される屈辱を味わった。

 3月に3期目の八角理事長体制がスタートして以降は、「場所中も審判部の控室で壁の方を向いたまま、誰とも話そうとしない」(講演会関係者)という状態が続いていた。盟友といわれた玉ノ井親方(元大関・栃東)や浅香山親方(元大関・魁皇)、湊親方(元前頭・湊富士)らとも必要最小限の会話しかしていなかったという。

「周りには一切、相談をしないからか、部屋の中も混乱してギクシャクしていた。8月の夏巡業中には、四股の指導をされていた弟子の一人が反抗的な態度をとったことで、かなり険悪な雰囲気になったこともあったという。引退会見にしても、妻・景子さんに何の相談もなく一人で決めたことだった」(ベテラン記者)

 協会内で孤立が進んだことが、電撃引退会見の背景にあるのは間違いない。ただ、この急展開に焦ったのは貴乃花親方だけではなく、協会執行部サイドも同じだった。

 7月の理事会での「一門への所属」を求める決定は、6月に一門を解消したばかりの貴乃花親方と阿武松グループを分断する強烈な“張り手”に見えるが、「引退は協会にとって計算違いだった」(元親方)とみられている。

「執行部としては、貴乃花親方の首に鈴を付けて、一門の枠組みに押し込めたいという意図だったと思う。しかし、追い出すつもりまではなかった。9月27日の理事会では、新たに一門に所属する親方衆の申し出を承認したうえで、無所属のままの親方の行き先を調整するつもりだったはず。“即引退”という玉砕に打って出るとは思っていなかった」(同前)

 協会側が“貴乃花追放”まで考えていなかったのは、単に世論の反発を恐れたからではない。貴乃花親方の手元には、協会の暗部をえぐる“爆弾”があるとみられているからだ。

◆陰のスポンサー

「貴乃花部屋は、協会スキャンダルの“ネタ元”になる元職員を複数、囲っている。体制が変わったときに確執が生じて協会から放逐された金庫番といわれた元幹部職員や“女帝”と恐れられた女性職員などを雇い入れてきた。それにより、協会の機密文書の内容やカネの動きなどの裏事情をほとんど把握している。

 国技館の改修工事業者の決定をはじめ、メインバンク選び、自動販売機の設置から売店の納入業者の選定まで、細かなものも含めて協会周辺には“利権”になり得るものが数多ある。新たな告発のネタには事欠かないはずだ」(同前)

 さらに貴乃花親方は、故・北の湖理事長の懐刀で、現執行部と激しく対立する元協会危機管理顧問とも関係が深いとされる。そのことにも、協会側は疑心暗鬼を深めている。

 貴乃花親方の引退会見が、「六本木の弁護士事務所」で行なわれると聞いた執行部サイドでは“泥沼の法廷闘争に持ち込むつもりでは”という観測も流れた。

 引退会見で貴乃花親方は、「協会と争うつもりはない」と強調したが、「その言葉を額面通りには受け取る関係者はいない」(前出の若手親方)というのだ。

 協会が書類上の不備を理由に貴乃花親方の引退届を受理しないことについても、「無断欠勤扱いにして、ペナルティとして退職金をカットするつもりでは」(スポーツ紙デスク)という見方がある一方、貴乃花親方を野に放つことを危惧して、混乱があるようにも見える。

※週刊ポスト2018年10月12・19日号

 

相撲協会の「パワハラ」に耐え抜く貴乃花親方の男気
小林信也(作家、スポーツライター)
https://ironna.jp/article/9305

 元日馬富士による傷害事件以降、日本相撲協会との対立が続いていた貴乃花親方の「独り相撲」が終わった。弟子の十両、貴公俊が付け人を暴行した問題が発覚したことで、これまでの姿勢を一変させ、日本相撲協会の処分後には「弟子の育成と大相撲の発展のためにゼロからスタートしてまいります」という談話まで発表した。

 その真摯(しんし)な反省ぶりは当然とも言えるが、なかなかできることではない。とはいえ、貴乃花親方にとって愛弟子の暴行問題はまさに青天の霹靂(へきれき)であり、最もあってはならない出来事だった。この件については言い訳をせず、逃げ道も探さなかった。報道陣に向かって真っすぐ謝り、責任をすべて自分に向けた姿勢を世間はどう受け止めただろうか。

 貴公俊の暴行が発覚するまで、貴乃花親方と相撲協会の確執は一層深まり、春場所中には無断欠勤や奇行ぶりなど勤務態度がたびたび問題視され、協会だけでなくメディアからも厳しく非難された。頑(かたく)なに対決姿勢を貫いていたことを思えば、貴乃花親方の「軟化」は驚くべき変化である。

 貴公俊に最悪の処分が下ることを案じた親方なりの精一杯の思いとも理解できるが、これまで日本相撲協会に「角界改革」を突きつけて戦ってきただけに、心中を察するには余りある。

 ところが、これまでの報道をみる限り、メディアは貴乃花親方へのバッシングをどんどん強め、まるで「鬼の首を取った」かのような論調を展開した。貴乃花親方の謝罪で図に乗る親方衆、相撲評論家らの傍若無人(ぼうじゃくぶじん)ぶりは見るに堪えない。3月28日付スポーツ報知は、次のように報じている。

 日本相撲協会の役員以外の親方で構成される年寄会が28日に臨時年寄総会を開き、その後、貴乃花親方(45)=元横綱=へ「降格」以上の厳罰を求める意見書を執行部に提出する動きがあることが27日、分かった。年寄会は、春場所中に無断欠勤を重ね、8日目(18日)に弟子の十両・貴公俊(たかよしとし、20)の暴行が発覚するなどした同親方を問題視。臨時総会では降格のほか、「解雇」に相当する「契約解除」など厳しい処分を求める声が上がる見込み。

 一読して、疑問符ばかりが浮かぶ。あれだけ頑なだった態度を一変させ、誠心誠意謝罪に努める貴乃花親方に対して、ここまで言うのか。メディアも、どんな意図と根拠を持って、このような報道で煽(あお)るのか。

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2018年3月、京都市内のホテルで行われた貴乃花部屋の千秋楽パーティーに出席し、報道陣の質問に耳を傾ける貴乃花親方

 このように人の心の機微が理解できない、人間関係の思いやりを持たない「イジメっ子」たちが、今の角界には溢(あふ)れている。このことが相撲界を揺るがす深刻な問題の温床だと、いみじくも露呈している。

次のページ 貴乃花親方への「パワハラ」?
https://ironna.jp/article/9305?p=2

 貴公俊の暴行問題が起こる直前、日本相撲協会と貴乃花の関係は冷え切った状態だった。例えば、3月14日付スポーツ報知は次のように伝えている。

 春場所の欠勤を初日から続けている大相撲の貴乃花親方(45)=元横綱=に、出勤要請を出したことを14日、日本相撲協会の春日野広報部長(元関脇・栃乃和歌)が明かした。
 協会によると、2日目の12日に貴乃花親方から連絡が入り、元横綱・日馬富士関の暴行事件で被害者となった弟子の貴ノ岩に関して、医師と連絡を取る必要があり、役員待遇委員として役員室に常時滞在することは極めて難しい旨が伝えられたという。だがその主張を「出勤しない理由にはならない」と協会側は同親方に連絡。3日目の13日夜に再度、協会への返答があったが「体育館(エディオンアリーナ大阪)で柔軟に対応する」という趣旨で、役員室へ常駐する意思は示されていなかったという。
 これを受けて協会側は欠勤を認められないと判断。「今後出勤するように理事長名で指示します」(春日野部長)とした。また貴乃花親方とは12日の段階から電話がつながらず、FAXでの文書のやり取りで連絡をとっているという。同親方は1月に初の理事解任処分となった際に、協会からの電話に出ることも求められていた。

 貴乃花親方が春場所直前、内閣府に「告発状」を提出したことも、協会が態度を硬化させた背景にある。3月18日付デイリースポーツによれば、

 職務放棄が問題となっている貴乃花親方(45)=元横綱=が17日、役員室に3日連続で入り、最短25秒で退室し、会場を後にした。15日は数分、16日は1分未満の役員室滞在だったが“記録”を更新。3日連続の“超速早退”に協会側はついに最後通告となる文書を突き付けた。

 女子レスリングのパワハラ騒動に関して、筆者は「両者を公平に扱ってはいけない」と指摘した。「パワハラを受けた」と感じている側の言い分をまず存分に聞くべきであって、パワハラをしていると告発された側は一方的に否定したり、被害者の気持ちを踏みにじる言動、行動があってはならない。ところが、貴乃花親方の場合、親方の訴えは全く受け入れられることなく、全否定され、むしろ断罪され続けていたのである。

F944eee4ba8260b2542c4dcde2ca7b08 2018年3月、日本相撲協会の危機管理委による事情聴取を終え、会場のホテルを出る貴公俊関(左)。右は貴乃花親方

 貴乃花親方をめぐる一連の騒動を「日本相撲協会」対「貴乃花」の正義をかけた戦い、次の理事長選も見据えた「勢力争い」のように見る向きが多かった。それだけ貴乃花親方は孤高の存在感であり、横綱としての実績も大きかった。世間もメディアも、いや筆者自身も勘違いしていたが、実は一連の騒動が「日本相撲協会による貴乃花へのパワハラだったのではないか?」と今は思っている。

 「貴乃花親方は立場ある人間だからパワハラとは言えない」「協会の人間として大相撲の発展に努めるのは当然」という声も聞こえてきそうだが、貴公俊の暴行問題が起きるまでの貴乃花親方の表情や心理状態を察すると、まさに孤立無権であり、組織の権力によってどんどん追い込まれ、自らの主張を一切封じられた状況ではなかったか。そして、ついには理事という立場まで奪われたのである。まさに日本相撲協会による「パワハラの構図」だったと言えないだろうか。

次のページ 正論を権力に踏みつぶされる現実
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 日本相撲協会という強大な組織を相手に、貴乃花親方と言えども、たった一人で戦えるはずがない。権力側が自らの権力を行使すれば、一人の情熱や正論など蹴散らされ、踏みつぶされる現実をこの数カ月で私たちは見せつけられてきた。

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2018年3月、大相撲春場所を直前に控え、朝稽古に励む十両貴ノ岩

 何より貴乃花親方は、大切な弟子を酒席とはいえ現役の横綱に凶器を持って殴打され、重傷を負わされた被害者である。その被害者がいつしか「極悪人」のように扱われ、理事を解任された。それだけを切り取っても単純におかしい。貴乃花親方は事件を知ってすぐ警察に届けたが、協会に対しては協力しなかった。その初動対応を協会側は根に持ち、貴乃花親方への反発を強め、相撲評論家たちまでも一丸となって「親方のやり方はまずかった」と口をそろえたのである。しかし、現に相撲協会は、日馬富士の暴行を知りながら公表せず、日馬富士を土俵に上げて九州場所を開催した。その責任はなぜかうやむやになり、協会批判を繰り返した貴乃花親方だけが重い処分を科せられたのである。

 本来は第三者的な組織で、理事会側と貴乃花親方の双方から話を聞いて判断すべきだったが、裁定したのは理事会の上位組織である評議員会だった。協会の意向に沿って処分を承認したことは想像に難くない。これもおかしな話である。「パワハラ」という認識があろうとなかろうと、評議員会は本来、理事会側の言い分だけを鵜呑(うの)みにするのではなく、貴乃花親方の訴えや気持ちを存分に聞くべき立場である。それもしていない。貴乃花親方は、苦しみを訴えれば訴えるほど、否定され、非難されたのである。

 パワハラの観点から見れば、相撲協会と貴乃花は「パワハラをする側とされる側の関係」が成り立っている。規則を盾にすれば権力側はいくらでも要求し、支配し、冷遇し、心身ともに追い込むことができる。前述した新聞記事を改めて読み直せば分かると思うが、パワハラにもがき苦しむ貴乃花親方の哀切を思いやる気持ちなど、そこには一切うかがえない。メディアの多くも、日本相撲協会の片棒を担ぎ、パワハラに加担したのである。

 自業自得とばかりに、相撲協会は上から目線の通告を繰り返した。パワハラの空気が充満する役員室に足を踏み入れることが、貴乃花親方にとっては苦痛そのものだったに違いない。それなのに、そうした心情や、権力者側によって作られたハラスメントの状態が容認される。こうした認識の鈍さ、配慮のなさが、日本社会に根強くはびこるパワハラの温床だと、私たちは気づき、学ぶべきではないのだろうか。

 むろん、貴乃花親方自身は「パワハラ」という言葉を一切使っていない。それは自分の尊厳でもあり、相撲協会への思いの表れかもしれない。だが、貴乃花親方が終始訴えていたのは、権力側の不当な「パワハラ」に通じる。

次のページ 問題は終わっていない
https://ironna.jp/article/9305?p=4

 貴乃花親方は貴公俊の暴力問題が発覚して、素直に謝罪し、これまでの姿勢を改めた。ある相撲リポーターは「やっとツキモノが取れた」と表現した。相撲界の改革を求め、確信を持って問いかけ続けてきた貴乃花親方に対して、あまりに失礼な言葉である。貴乃花親方の訴え方に一考の余地はあっても、一貫して主張した内容は理に適っている。むしろ、日本相撲協会が猛省し、改めるべきことが山ほどある。だが、協会は数の力でこれを退け、自分たちこそ正論、正道との態度を変えていない。そんな愚かな現実が放置され、何か発展はあるのだろうか。

 「一兵卒としてやり直す」とまで語り、先の記者会見でも「頑(かたく)なな姿勢を取ってしまった」と貴乃花親方は反省の言葉を繰り返した。貴乃花が態度を改めたことで、一連の騒動は結末を迎えた格好だが、相撲協会は「完全勝利」をアピールする一方、貴乃花の「独り相撲だった」というシナリオで幕を閉じるつもりだろう。

 だが、この問題は決して終わってなどいない。貴乃花親方一人の問題ではなく、間違いなく協会全体の問題である。貴乃花という「仮想敵」がいなくなった今こそ、相撲協会の根本的な体質が問われるべき段階に入ったと言える。

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2018年3月26日、日本相撲協会の理事長に3選され、記者会見する八角理事長

 幸い、3月28日の年寄会では、「貴乃花親方の契約解除を求める決議」までは出なかった。安堵(あんど)するというより、そんな理に合わない怒りをあらわにする次元が悲しすぎる。「大相撲を発展させたい」「角界を変えたい」と声を上げた人間を、たとえ「意見が合わない」「その改革が実施されると自分の権益が失われる」といった不利益があったにせよ、寄ってたかって攻撃する構図は、旧態依然とした相撲協会の「縄張り意識」が根底にあったと言えよう。

 一連の騒動を振り返って、貴乃花親方の信念が封殺される状況を歓迎してはならない、とつくづく思う。貴乃花自身の「完敗宣言」に乗じて、まるで「自分たちが正しかった」と図に乗るような輩がのさばる世の中に未来などない。

 

2017.12.28
貴乃花親方バッシングに見る相撲協会とマスコミの「狂気」
窪田順生:ノンフィクションライター
https://diamond.jp/articles/-/154602

マスコミが連日垂れ流す貴乃花親方バッシング。まるで集団リンチのような暴行事件そのものよりも、貴乃花親方の言動の方がはるかに問題だ、とでもいうような風潮が出来上がってしまっている。ここには、日本社会が蝕まれている重大な「病」が潜んでいる。(ノンフィクションライター 窪田順生)

何も語らぬ貴乃花親方に向けた バッシングが止まらない

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冷静に考えてみれば、横綱も同席した場で起きた、まるで「集団リンチ」のような事件よりも、貴乃花親方の言動ばかりが問題視される風潮は、狂っているとさえ言える。この狂気は、日本社会が長らく蝕まれてきた「病」で、非常に厄介なものだ 写真:日刊スポーツ/アフロ

 日本型組織の「制度疲労」から来る不正や不祥事が連発した2017年もようやく終わりを迎えようかという年末、最後の最後に日本型組織のクレイジーさを象徴するような「騒動」が起きてしまった。

 今日、日本相撲協会から重い処分が言い渡される貴乃花親方に対し、連日のように行われている「バッシング」である。

 貴乃花親方が何も語らぬのをいいことに、「協会関係者」なる人物たちが好き勝手に貴乃花親方をディスり、それをマスコミがノンフィルターで右から左へ垂れ流すという、見ていてあまり気持ちよくない「印象操作」が続いているのだ。

 わかりやすいのは、貴乃花親方の聴取が行われた翌日、マスコミが報じた「協会関係者」なる人物の主張だろう。「警察から協会に事情を伝えた方が正確だ」という趣旨のことを親方が主張していることに対して、こんな調子で一蹴した。

《「そんな話は世の中に通じないだろう」と述べ、巡業部長としての責任を果たしていないとの認識を示した。》(日テレNEWS24 12月26日)

 翌日になると、この聴取で貴乃花親方が、「自分は間違っていない」とダダッ子のように主張したという情報が相撲協会からリークされ、再び「協会関係者」が登場。誰も頼んでいないのに、ワイドショーのコメンテーターばりに「論点整理」を行っている。

「協会の執行部が事態を把握したあと理事会にすぐに報告しなかった方が問題だ」(日テレNEWS24 12月27日)

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https://diamond.jp/articles/-/154602?page=2
貴ノ岩の主張が正しいならば事件は「集団リンチ」である

 こういう報道ばかりが世に溢れると、素直でピュアな日本人は、なにやらこの騒動の元凶は、非常識で、組織人失格の貴乃花親方にあるような気がしてしまう。事実、ワイドショーに出ている相撲記者歴ウン十年みたいなロマンスグレーのおじさま方や、評論家のおじさんたちは、「こんなワガママは組織人として許されませんよ!」とか声を張り上げている。

 だが、筆者に言わせると、これは完全に相撲協会側の「印象操作」がもたらしたミスリードだ。

 今回の騒動で本当に「問題」なのは、貴乃花親方による報告がなかった云々ではない。

 白鵬という、この世界の絶対的権力者が、日馬富士が貴ノ岩をボコボコに殴っていた間も、ずっとそれを見ていたということ。さらに、現場にいた力士たちと、被害者である貴ノ岩の主張が完全に食い違っているということだ。

 もし貴ノ岩の主張が正しければ、これは日馬富士による単なる暴行事件ではなく、大横綱・白鵬の「この生意気な奴に体で分からせてやれ」という思いを「忖度」した、横綱や力士たちによる「密室の集団リンチ」である。

 このような組織内の絶対権力者が関与した犯罪を、組織内で断罪することが困難を極めるというのは、さまざまな事例が証明している。たとえば、シリコンバレー発の最先端企業Uberでも、「ハイパフォーマー」と呼ばれる超エリート社員にセクハラされた女性が人事部に訴えたところ、「キミのことを切ろうと思えばいつでも簡単に切れる」と逆に脅され、この女性はクビに追いやられた。

 もし貴ノ岩と貴乃花親方が暴行発覚後に協会にすべてを打ち明けても、彼らの主張はネグられ、日馬富士と白鵬という「ハイパフォーマー」を擁護するような対応が行われた可能性が高いのだ。

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マスコミはなぜ相撲協会の思惑に乗るのか?

 なぜ「殴られる理由がない」と主張する貴ノ岩がボコボコにされる間、白鵬はカラオケのリモコンという凶器が登場するまで止めなかったのか。「問題」の根っこはここにあるのではないか。

 今年1月、貴ノ岩は白鵬から初金星を挙げた。そのおかげで、白鵬は優勝を逃している。そのようにメキメキと頭角をあらわしてきた後輩を、説教の末、密室で「かわいがり」を行えば、かねてから囁かれる「モンゴル勢の星の回し合い」が疑われても仕方がない。

 このあたりを追及するために、マスコミが白鵬を連日追いかけ回すのなら分かるが、現実には、マスコミは貴ノ花親方を追いかけ回して、やれ「非常識だ」「態度が悪い」「ここまでくると異常だ」と大騒ぎをしている。

 要するに、大横綱がからむ「集団リンチ」の真相究明ではなく、「組織への報告がない」ことの方が「問題」だというのだ。

 完全に狂っている。では、なぜ狂ってしまうのか。

 相撲協会は興行のドル箱である白鵬や鶴竜という横綱にこれ以上、ネガティブイメージを付けたくないという思惑があるが、マスコミまでが、なぜかその思惑に丸乗りし、貴ノ花親方バッシングに加担をしている。

 バカなのか。いや、バカではない。実は相撲協会とマスコミはある一点で非常によく似ている。それは「極度に閉鎖的なムラ社会」だということだ。「ムラ社会」というのは基本的に、貴ノ花親方のようなタイプの人間は大っ嫌いである。「ムラ」の秩序を乱す者は、組織の総力を挙げて潰さなくてはいけない。

 その逆に、少しくらいの不正、少しくらいの暴行などを行っても、それが「組織のため」という大義名分があれば、「ムラの功労者」として表彰される。後輩をボコボコに殴った日馬富士が「礼儀を教えるため」だと述べたことに対して、「男らしくて立派だ!」「引退なんてしなくていい!」ということをおっしゃる方がいるのが、その証左だ。

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https://diamond.jp/articles/-/154602?page=4
ムラの論理という「病」に蝕まれている日本人

 この「ムラの正義」は日本の伝統みたいなもので、たとえば、古くはロッキード事件の時の大企業が分かりやすい。事件が摘発され、某大手商社の総務課長と、秘書課長が逮捕された。2人は事件への関与が疑われた同社の会長や専務の自動車行動表などを破り捨て、「証拠隠滅」を図ったという容疑だった。2週間近く拘置されて釈放された2人は、会社のあちこちから「ごくろうさま」と声をかけられ、「英雄」として祝福された。若い社員が当時、「朝日新聞」の取材にこう述べている。

「企業防衛のために、トップの指示に従った社員が逮捕されるなんて……。僕がその立場だったら、同じことをしていた」(朝日新聞1981年1月5日)

「ムラ社会」では、「ムラ」を守る人は常に清く正しい。その逆に「ムラ」を裏切る人間は、私利私欲にまみれて汚れているとされる。業界の不正や悪習を「内部告発」した人間が総じて激しいバッシングに遭うのは、この「ムラの論理」があるためである。

 こういう考えは閉鎖的な業界であればあるほど強い。相撲協会はその典型だが、実はマスコミも負けていない。記者クラブ制度に代表されるように、この世界では、「ムラ」に入らないと情報にアクセスすらできない。

 つまり、貴ノ花親方へのバッシングというのは、相撲協会とマスコミという2つの「ムラ社会」が、「ムラの秩序を乱す者への憎悪」をこじらせた結果なのだ。

 なんてことを言うと、マスコミや相撲協会を特殊な社会だと言っているように思うかもしれないが、そんなことはない。「ムラの論理」というのは、何もこれらの業界だけではなく、日本社会全体が長い歴史の中で侵されてしまっている「病」のようなものだからだ。

 1921年、「タイムマシン」「宇宙戦争」などで知られる作家H.G.ウェルズが、「増子」と「野口」という2人の日本人と会って、教育について議論をした。その際にこの2人の日本人は自国の教育について、このように述べたという。

「日本人が子供を育てる方法は欧米の夫れと全く正反対である。日本人はその子供を本来の性質とまったく異なった方向に向けて了ふ。日本人の中心思想は従順と奉公である。我々のあらゆる感情や詩歌、数世紀に亙る伝統は忠誠――盲目的な没批判な忠誠、妻は夫に、下僕は主人に、そしてすべての臣民は君主に対して忠誠でなければならぬと教えるのである。此の忠誠は全く宗教的である」(朝日新聞1921年11月30日)

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https://diamond.jp/articles/-/154602?page=5
大正時代から今に至るまで日本人の根本は変化していない

 マスコミや相撲協会が、目の前で放置されている白鵬が関わる「問題」よりも、貴ノ花親方の立ち居振る舞いを「問題」だと大騒ぎするのは、すべてはこの100年以上前から続く「宗教」のせいなのだ。

 働き方改革を謳っても過労死やパワハラがなくならいのも、多様性が大事だと謳ってもセクハラや差別がなくならないのも、「組織に対する盲目的な忠誠」というものが、宗教のように我々の心に刷り込まれているからではないか。

「従順と奉公」が正義とされる社会では、「上」に逆らうものにはどんな手を使ってでもこの正義を分からせなくてはいけない。では、どう分からせるかというと、罵詈雑言を浴びせたり、白鵬のような説教をしたりして精神的に追いつめて従わせるか、力づくで従わせるしかない。これが日本社会に蔓延するパワハラや「いじめ」の正体だ。

 そんなのはお前の妄想だという声が聞こえてきそうだが、先ほどご紹介した、H.G.ウェルズと議論した2人の日本人も、「従順と奉公」が我々日本人にとって、自分の力だけではなかなか克服できない「病」のようなものだと認めている。彼らは欧米では、自由思想を養い、おかしなことは目上の者であっても批判するという文化があるとして、以下のように述べている。

「恐らく此の方法は結局に於て優れたものであり、力強いものであらう。然し乍ら日本人にはそれが正常なものではない危険なものだと言う風に思われるのである」(同上)

 おかしなことを「おかしい」と指摘して行動を起こした者は「異常」であり、「危険」な存在とされる。大正時代の人々が気づいた日本人の「病」を、平成の世に生きる我々は、まだ克服できていない。

 

2017.11.27 # 週刊現代 # 不正・事件・犯罪
貴乃花はモンゴルグループのなにがそんなに許せなかったのか 覚悟を決めた可能性も
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53604

世の中でパワハラが社会問題になっても、角界は変わらない。外国人力士は増えたが、国際化するどころか、ますます閉ざされた世界になっている。貴乃花親方はそこに一石を投じようとしているのか。

■誰も止められなかった

また繰り返された角界の暴行事件。渦中にいるのは加害者の横綱・日馬富士、被害者の平幕・貴ノ岩、そして貴ノ岩の師匠・貴乃花親方である。

「事件が発生してスポーツ紙が報じるまでの間、11月2日に元横綱の親方と現役横綱が一堂に会する親睦会『横綱会』が福岡市内で開催されました。

八角理事長(元横綱・北勝海)も参加したこの会に、貴乃花親方だけが欠席したんです。このときすでに相撲協会と事を構えるつもりだったんでしょうね」(貴乃花部屋関係者)

貴乃花親方と懇意といわれるスポーツニッポンが暴行事件をスクープしたことも偶然ではない、というのも相撲協会関係者の一致した見方だ。

事の起こりは、10月25日深夜、巡業が行われた鳥取市内での宴会。繁華街のラウンジには、日馬富士、貴ノ岩のほか、横綱・白鵬、横綱・鶴竜、関脇・照ノ富士らモンゴル人力士や付け人ら十数人が杯を重ねていた。

ここで貴ノ岩が酒の勢いもあって「これからは自分たちの時代ですかね」と軽口を叩いた。これに日馬富士が激怒して説教する。

さらに、その際中に貴ノ岩のスマホが鳴り、操作を始めた。日馬富士の怒りのタガは外れ、ビール瓶を手にとり、貴ノ岩の頭部を殴打。倒れたところを素手で20発以上殴った。

一部報道によれば灰皿、カラオケ機器、アイスピックまで振り上げたという。一歩間違えば、貴ノ岩の生命が危険にさらされていた。

「力士の喧嘩はお互いが頑丈なので、つい道具を手にしてしまうんですが、明らかにやりすぎですよね。日馬富士は、ふだんは温和で紳士的なのですが、酒グセが悪い。

かつて朝青龍が健在だったころは、日馬富士は弟分でいじられ放題だった。だから酒を飲んでも、朝青龍がいたから、暴力をふるうことはなかった。

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ところがいま、モンゴルの同胞グループ内には彼を止められる人がいないんです。先輩横綱である白鵬より日馬富士のほうが年上。若い時分は二人でよく飲んでいましたが、いまは横綱同士でお互いに気を遣って、酒席が一緒になることは珍しい。

白鵬は日本人女性と結婚したこともあり、モンゴル人グループ内でも孤高の存在で、日馬富士ともやや距離があります。後輩の鶴竜は日馬富士に逆らうことはできない」(相撲協会関係者)

モンゴル人力士の飲み会は元小結の旭鷲山が関取になった'95年ごろから開催されるようになった。最初は3人ほどの集まりだったが、徐々に人数が増えていく。いまモンゴル出身の力士は関取だけでも12人。大所帯の「派閥」になった。

徹底抗戦の姿勢を取った
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53604?page=2

■同胞とはつるむな

「異郷で暮らす寂しさからか、モンゴル出身の力士は地方巡業のときだけでなく、都内のモンゴル料理屋などで年に何度も懇親会をします。メンバーはみな酒が強く、酔うと荒っぽくなる。

しかし、日馬富士は結婚し3人の子宝に恵まれて、横綱にもなったので、だいぶおとなしくなったとも聞いていました。ただ、後輩の挨拶や礼儀には厳しいですよ」(スポーツ紙相撲担当記者)

貴ノ岩はそういうモンゴル派閥とは距離を置いており、今回珍しく宴席に出席したのは、母校である鳥取城北高校の恩師が参加していたからだろう。ふだんはモンゴル人の飲み会にも参加しなければ、つるむこともない。

たとえば他の相撲部屋所属でも先輩力士が同じ店で食事をしているとわかれば、後輩が挨拶に出向くのが、角界のルールである。ところが、貴ノ岩はそうしたことを一切しないのだという。

「これは力士同士の馴れ合いを嫌う貴乃花部屋の方針によるところが大きい。

部屋を作ったときに、『外国人力士は入れない』と公言していた貴乃花が、貴ノ岩の才能に惚れこんで弟子にした。貴ノ岩も父親のように貴乃花親方に心酔して、師匠の方針に従っているんです。

日馬富士にしてみれば、モンゴル出身の先輩に対して挨拶ぐらいちゃんとしろよ、と以前から貴ノ岩に不満を持っていた。それがヒートアップして暴力をふるってしまった。

最終的には二人はその場で和解して、酒席は解散したそうです。周囲も大したケガはしていないと思っていたのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

貴ノ岩も当初は貴乃花親方に「転んだ」と報告し、翌日の巡業にも参加している。

だが、暴行から4日後の10月29日、貴乃花親方は巡業先の広島県福山市から鳥取県に舞い戻り、鳥取県警に被害届を出した。

後日体調不良を訴えた貴ノ岩から、すべてを聞いてそうした行動に出たのだろう。貴ノ岩は「脳震とう、左前頭部裂傷、右中頭蓋底骨折」など全治2週間だった。

11月3日、警察からの問い合わせでトラブルを知った相撲協会担当者から事情を聞かれた貴乃花親方は、「わからない」と回答をした。その真意もまた誰にもわからない。

だが、巡業部長という立場でありながら、事前に協会に相談することなく、被害届を出した。これは覚悟を持ってのことだろう。協会に明かせば、話し合いで示談となり、事件は公にならないと考えたに違いない。

先輩横綱にあたる伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)が、日馬富士とともに謝罪のために部屋を訪れた際、貴乃花親方はちょうど車で出かけてしまい、すれ違いとなった。

だが、車内から二人の姿は見えていたはずなのに、車を止めずに走り去った。横綱が袴を着てくることだけでも、よほどのこと。それを無視したのである。宣戦布告ともとれる。

「かわいがり」を一掃できるのか
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53604?page=3

■貴乃花の強すぎる使命感

「モンゴル人力士の集まりについては、あまり良く思っていない親方や女将さんはいるんですよ。その一人が貴乃花親方なんです。

所属する部屋や年齢、番付が異なる力士が集まってグループを作れば、内部でトラブルが起こることもありえる。彼らはモンゴル語でよく携帯でも話していますから、そのことで、八百長が疑われるようなことにもつながりかねません。

次々とモンゴル出身の横綱が誕生し、メンバーの態度が大きくなっていったという面もありますね」(前出・相撲協会関係者)

日馬富士は今年の秋場所において、最低ラインとも言える11勝4敗で優勝を果たした。その日馬富士から愛弟子が一方的に暴行を受けたのだ。

優勝すれば後輩に暴力をふるってもいいのか。正義感あふれるガチンコ力士として横綱に上りつめ、いまは相撲協会の改革を訴える貴乃花親方が、激しい憤りを覚えるのは当然かもしれない。

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「貴乃花親方は相撲界を自分が導くという強すぎる使命感を持っています。来年1月には2年に1度の協会の理事・理事長選挙が開催されます。

前回の理事長選で貴乃花親方は八角理事長に完敗して、『もう出ない』と言っていました。ですが、今回の事件により、結果的に八角理事長の責任問題は避けられません。

しかも次は伊勢ヶ濱親方と見る向きもありましたが、その目も無くなってしまいました。そうなれば、次の理事長選では消去法で貴乃花親方となってもおかしくありません」(前出・スポーツ紙記者)

貴乃花親方は理事長となり、今回の事件を契機に、角界から「かわいがり」を一掃する覚悟を固めたのか。

'07年6月、時津風部屋の力士・時太山(斉藤俊さん・享年17)は兄弟子からビール瓶やバットで殴られるなど集団リンチを受けて亡くなった。父親の斉藤正人氏が言う。

「角界は変わっていない。いや、もっと悪い。加害者が横綱で、他の部屋の力士を殴っているんだから。隠蔽体質も変わってない。

あれから相撲協会も、時津風部屋も、兄弟子たちも、『墓前にお参りしたい』と言っていたのに、一切連絡がないですよ。今回の件も昔なら『酒の席のことだから』で済んだかもしれないですが、いまはそういう時代ではないでしょう」

鳥取県警は傷害罪で日馬富士に対する捜査を開始した。起訴される可能性も高い。貴乃花親方が理事長として、協会の襟を正す日はくるのか。

「週刊現代」2017年12月2日号より

 

 その他の記事。相撲好きな人が行きやすいように、Twitterの下で移籍先 千賀ノ浦部屋の地図もアップ。

https://twitter.com/kazumi118/status/1045928532059119616

↓貴乃花の弟子たち移転先、千賀ノ浦部屋(東京都台東区橋場1丁目16−5)

右側に正面玄関(スクロールして見るなら
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地図上の位置(スクロールして見るなら
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航空写真で千賀ノ浦部屋(スクロールして見るなら
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貴景勝「心の中では貴乃花親方の考え方を忘れず」
[2018年9月30日15時40分]
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201809300000528.html

201809300000532w500_0 貴景勝(17年12月撮影)

部屋が消滅する貴乃花部屋の部屋頭で小結の貴景勝(22)が30日、初めて公の場で師匠の退職問題について語った。元横綱日馬富士関の引退断髪披露大相撲がこの日、東京・両国国技館で行われ、幕内取組に臨む貴景勝も、両国国技館を訪れた。

師匠の決断には「自分は22年しか生きていない。その知識の中で口出しするのは軽はずみだと思う」と控えめに話したが、今後への切り替えは「いろいろ考えましたけど、自分らには相撲を頑張ることしか出来ない」と何とか踏ん切りはつけた様子。新しい師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は、部屋継承前は貴乃花部屋付きの親方であったこともあり「昔、指導していただいたので不安とか怖さもない。向こうの部屋の方針にも柔軟に対応したい」と話した。

とはいえ「貴乃花部屋」の消滅には、小学生の頃から師匠と親交があっただけに、惜別の念は隠せない。「小さい頃から子供ながらに親方に付いて行こうと思ってこの世界に入った。それは自分の心で思っておけばいい。心の中では貴乃花親方の根本的な考え方を忘れず、しっかり自分の幹にたたき込んで行こうと思う」と言葉を選ぶように話していた。

 

貴乃花部屋 涙の引っ越し 貴公俊が号泣…師匠と“わが家”に別れ 千賀ノ浦部屋へ
10/3(水) 6:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181003-00000030-dal-fight

2018100300000030dal000view 車に乗り込み号泣する貴公俊(撮影・出月俊成)

 1日に部屋が消滅した大相撲の旧貴乃花部屋の力士らが2日、東京都江東区の同部屋から台東区にある移籍先の千賀ノ浦部屋に引っ越した。1日付で元貴乃花親方(元横綱)が日本相撲協会を退職。貴乃花部屋の力士8人、世話人、床山の各1人の計10人は千賀ノ浦部屋への移籍が決まった。移動する前には幕下貴公俊が号泣するなど涙の別れ。旧貴乃花部屋力士が加わった“新生・千賀ノ浦部屋”は3日から稽古を行い始動する。

【写真】景子夫人も思わず口を押えて…貴乃花親方が退職で弟子引っ越し

 さまざまな感情が湧き上がったのだろう、貴公俊の涙は止まらなかった。3月の春場所で付け人への暴行問題を起こし、師匠だった元貴乃花親方は平年寄に降格。それから半年、自身の行為が原因ではないものの、部屋が消滅した。入門6年、師匠と“わが家”に別れを告げることになった。

 約50人の報道陣が大挙して詰めかけた中、力士らは静かに引っ越し作業を行った。午前11時半過ぎ、ワンボックスカーに布団や衣類ケースなどが5分程度で運び込まれた。荷出しを終えると、若い衆5人と世話人の嵐望が車で出発した。

 新天地の千賀ノ浦部屋には12時13分に到着した。引っ越す前は泣き腫らした目をした貴公俊も、新たな仲間らと笑顔であいさつ。近隣住民からは「頑張れー」「負けるな」とエールも飛んだ。新たに師匠となった千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)からは「これから一緒に頑張ってやっていこう」と歓迎された。

 再出発のこの日、協会の公式サイトも変更。旧貴乃花部屋の力士8人ら計10人が千賀ノ浦部屋所属に移され、貴乃花部屋が削除された。旧貴乃花部屋のホームページは2日までに“閉鎖”された。

 秋巡業が東京で始まる3日から、『新生・千賀ノ浦』も部屋での稽古を開始する。千賀ノ浦親方は「部屋の方針でやってもらう。和気あいあいとやっていく」と、約倍増となる17人の弟子を抱える師匠として“所信表明”した。

最終更新:10/3(水) 7:29

 

親方への思い変わらず…貴公俊 しこ名はそのまま「貴乃花の貴は外さない」
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/10/03/kiji/20181003s00005000262000c.html

20181003s00005000260000p_view <千賀ノ浦部屋朝稽古>四股を踏む貴公俊(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 「貴」はそのままに――。大相撲の元貴乃花親方が1日付で日本相撲協会を退職したことに伴い、2日に移籍先の千賀ノ浦部屋に引っ越した旧貴乃花部屋の力士が3日、新たな拠点での稽古を開始。貴乃花部屋が消滅した中、幕下・貴公俊(21)が稽古後に取材に応じ、自身のしこ名について「貴乃花の貴は外さない。自分自身、変えたくない。(千賀ノ浦)親方も分かってくれていると思う。変えたとしても貴はつけて、その下は何かにする」と力強く語った。

 この日の稽古でも元貴乃花親方の教えを守り、テーピングを使うことはない。「もし使っても補強程度。稽古する姿勢も、(貴乃花)親方の言葉を思い出しながらやっていきたい。親方の教えを土俵の上で出せればいいなと思います」。例え離れても、育ての親への気持ちはこの先も変わることはない。

 稽古が終了してしばらくすると、2日の引っ越し時は姿のなかった十両・貴源治も千賀ノ浦部屋に到着。「やるしかないです」と覚悟の言葉を残し、部屋に上がった。

[ 2018年10月3日 16:55 ]

 

貴親方の“引退”悔しい…貴公俊、貴源治は変わらぬ師弟愛吐露
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/29/kiji/20180929s00005000074000c.html

20180928s00005000444000p_view レポーターらに囲まれながら外出する貴乃花親方(撮影・三島 英忠)
Photo By スポニチ

 大相撲の貴乃花親方(元横綱)が28日、東京都江東区の貴乃花部屋前で取材に応じ、再提出が必要となった書類を既に用意していると明かした。同親方は会見を開いた25日、日本相撲協会に「引退届」を提出。ところが「退職届」と明記する必要があり受理されなかった。27日に再提出した「所属先変更願」も受け入れ先に決まった千賀ノ浦部屋の千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)がコピーに署名、押印していたため、再提出を求められている。

 貴ノ花親方は不備のあった書類を訂正して出し直すのかを聞かれ「はい、そうです」と即答。提出日の問いには「もう準備しています」といつでも提出可能な状態であると明かした。相撲協会は10月1日の臨時理事会で貴乃花部屋の力士ら10人の移籍について審議する。協会関係者によると移籍が確定すれば貴乃花部屋は消滅し、所属先を失う貴乃花親方の退職が正式に決まる情勢となっている。

 この日は幕下・貴公俊が「寂しい」「悔しい」と無念さをにじませ、十両・貴源治も「部屋が替わっても師匠は師匠」と話すなど、弟子たちが変わらぬ“師弟愛”を口にした。また、小結・貴景勝、幕内・貴ノ岩も部屋に集結し、部屋関係者で夕食をともにした。

 

貴乃花光司のスーツセンスに「相撲協会から抜けて正解」 ドン小西が太鼓判
2018.10.3 11:30 週刊朝日
https://dot.asahi.com/wa/2018100200047.html

2018100200047_1 貴乃花光司(元横綱)/1972年、東京都生まれ。90年新入幕。兄の若乃花とともに活躍し、相撲界に若貴ブームが沸き起こった。94年に横綱昇進、2003年の引退後は一代年寄貴乃花となり、貴乃花部屋の師匠に=9月25日、元横綱日馬富士の傷害事件で今春提出した告発状を巡り、日本相撲協会に退職届を提出した後、会見 (c)朝日新聞社

 9月25日、元横綱日馬富士の傷害事件で今春提出した告発状を巡り、日本相撲協会に退職届を提出した後、会見した元横綱の貴乃花光司。ファッションデザイナーのドン小西氏がファッションチェックした。

*  *  *
 このスーツ姿を見て、わかったこと。この人は相撲協会から抜けるのが正解ってことだよ。八角理事長も芝田山親方もそうだけど、元お相撲さんのスーツって、前のボタンが留まればそれでよしっていうレベルだろ。肩幅がやたら広くて、袖もズボンもダボダボ。とても見られたもんじゃないよね。

【写真】貴乃花といえば、このスリーピースの着こなしも印象的だが…
↑↓リンク先画像
貴乃花一門「無言の圧で解任決めた八角理事長は姑息」と反撃 訴訟なら泥沼化 1/2
2017122900009_1 貴乃花親方 (c)朝日新聞社

 ところがこの人はぜんぜん違う。首に吸い付くようなワイシャツの首回り、上着の袖口からチラッとのぞかせた白いカフス、そして大きな体にフィットしたシルエットと、すみずみまで気配りが利いてるもんな。まさしくスーツがわかっている人の着こなし。あのダボダボスーツのおじさんたちとは、話が合うわけないんだって。

 おまけにこの日は、言い訳しない男の美学がスーツににじみ出て、いつも以上にセクシーでクール。ハードボイルド映画のシーンかと思うほど、かっこよさに磨きがかかってたよ。ま、義理人情もすっ飛ばして、いきなり告発したりする現代っ子ぶりも、この趣味ならさもありなん。どっちが正しいかは別として、永遠に平行線だよね。はい、おつかれさまでした!

(構成/福光恵)

※週刊朝日  2018年10月12日号

 

貴乃花親方、退職金&功労金で約1000万円 芸能活動など「貴乃花」の使用は可能
10/2(火) 6:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181002-00000017-dal-fight

2018100200000017dal000view 退職が決定した貴乃花親方

 日本相撲協会は1日、貴乃花親方(46)=本名花田光司、元横綱=が退職すると発表した。この日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、貴乃花部屋の力士ら全10人の千賀ノ浦部屋移籍を承認し、貴乃花部屋は消滅。貴乃花親方の退職届も受理された。八角理事長(55)=元横綱北勝海=は会見で、所属先の決まらぬ同親方を自身の高砂一門で引き受ける意向だったことを明かし、最後まで直接会談できなかったことを残念がった。同親方はこの日午前、自身応援会のHPを更新し相撲への愛などをつづった。

 協会を退職した貴乃花親方には約1000万円の退職金+功労金が支払われる。また今後、芸能活動などで「貴乃花」の名前の使用は可能。会見で八角理事長が「大丈夫と思う」と見解を示した。貴乃花親方は88年春場所で貴花田の名で初土俵。大関昇進で父と同じ貴ノ花、横綱昇進で貴乃花に改めた。引退後は特別な功績を残した力士に許される一代年寄として「貴乃花」を名乗っていた。

最終更新:10/2(火) 7:12

 

示談できていなかった「日馬富士」と「貴ノ岩」 親方引退「貴乃花」の次なる手は…
10/2(火) 16:59配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181002-00549611-shincho-fight

2018100200549611shincho000view 貴乃花親方の次なる手は…

 9月25日に引退を表明した貴乃花親方(46)と、その5日後に断髪式を行った元横綱・日馬富士(34)。昨年10月に起きた“貴ノ岩暴行事件”の当事者がそろって節目を迎えた形だが、まだ事件は“決着”していなかった――。

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 白鵬(33)から説教を受けている最中にスマートフォンを操作したことで、貴ノ岩(28)は日馬富士の怒りを買ったとされる。その前段として“ガチンコ”か否かをめぐるモンゴル力士間のトラブルがあった旨を週刊新潮では報じてきた。この事件によって、穏便に解決したい相撲協会と徹底解明を求める貴乃花親方とは、対立する構図となったのだ。

 今年3月には内閣府に告発状を提出した貴乃花親方だったが、その後取り下げている。引退会見で“告発状の内容を事実無根と認めるよう、圧力を受けていた”と貴乃花親方が明かしたのは、すでに報じられたとおりである。

 一方、こうした動きの裏で、“加害者”である日馬富士と“被害者”貴ノ岩サイドとの間で示談交渉が行われていたことは、全く報じられていない。

「貴ノ岩の代理人弁護士は慰謝料などの名目で3000万円の支払いを求めています」

 と明かすのは、相撲協会関係者だ。貴ノ岩の代理人が所属するのは、貴乃花親方が会見を開いた「TMI総合法律事務所」。今年に入って2度、話し合いの席が設けられたが、示談成立には至らなかったと代理人弁護士本人が明かす。

「マスコミの皆さんは示談がすでに成立していると勘違いしているのかもしれませんが、実際には、貴ノ岩は慰謝料どころか入院費などの実費も見舞金ももらっておらず、一銭も賠償されていない」

 今後は法廷闘争となるが、そこには貴乃花親方も出廷する見込みだ。その親方には、現在、“参院選出馬説”が囁かれている。永田町関係者は周囲で広まる噂について、

「親方は議員になったあかつきには、パワハラ問題が続発するスポーツ界全般の改革を担う、とされており、いやに具体的なのが気になるところです」

 貴乃花親方による相撲協会の“大そうじ”――。10月3日発売の週刊新潮では、政治家転身説を追うと共に、不調に終わった示談交渉の詳細について報じる。

「週刊新潮」2018年10月11日号 掲載

 

関連エントリ:
2018年9月25日貴乃花親方が協会に「引退」を届け出 記者会見で「真実曲げられない」

白鵬はインチキ横綱。それが調べた結論。プロレス相撲はいらない、横綱の資格を剥奪すべきだ。

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